JPH05308545A - 同期信号分離器 - Google Patents

同期信号分離器

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JPH05308545A
JPH05308545A JP13451392A JP13451392A JPH05308545A JP H05308545 A JPH05308545 A JP H05308545A JP 13451392 A JP13451392 A JP 13451392A JP 13451392 A JP13451392 A JP 13451392A JP H05308545 A JPH05308545 A JP H05308545A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
sync signal
pulse
gate circuit
horizontal
Prior art date
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Pending
Application number
JP13451392A
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English (en)
Inventor
Toru Hoshina
徹 保科
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単発的に発生する同期信号のみだれ追従する
ことなく安定な同期信号の分離を可能にした同期信号分
離器を得る。 【構成】 電圧比較部1と、水平同期信号分離器2と、
PLLクロック発生器3と、水平同期信号の周期のHカ
ウンタ5と、単発現象かどうかを弁別するための時間を
設定するリトリガ型モノマルチバイブレータ7と、その
他の組み合わせ論理回路4,8,9,10等で構成さ
れ、同期信号の乱れが単発現象がどうかを判定し、単発
現象には追従しない同期信号分離を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオ信号から水平同期
信号を分離するための分離器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の同期信号分離器は図3に示すよう
な複合同期信号分離器1と水平同期信号分離器2を備え
ている。即ち、複合同期信号分離器1では、電圧比較器
12によりビデオ信号VINを基準電圧源11の一定の
基準電圧と比較することによってビデオ信号から複合同
期信号を分離し、更に水平同期信号分離器2によって複
合同期信号から水平同期信号を分離している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の同期
信号分離器では、図4のAの部分のようにノイズのある
場合、又、Bの部分のようにビデオ信号VINの同期信
号の振幅が基準電圧より小さくなった場合等に同期信号
分離が乱れてしまうという問題がある。本発明の目的
は、このように単発的に発生する同期信号の乱れに対し
ても安定な同期分離を可能にした同期信号分離器を提供
することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビデオ信号か
ら複合同期信号を分離する複合同期信号分離器と、複合
同期信号から水平同期信号を分離する水平同期信号分離
器と、水平同期信号の周期に同期されるクロックを発生
するクロック発生器と、水平同期信号の立ち下がりエッ
ジを取出すエッジ検出器と、前記クロックに基づいて1
水平同期期間に1回のパルスを出力するHカウンタと、
そのパルスと上記水平同期信号の立下がりエッジの位相
が一致した時のみ、そのパルスをリセットパルスとして
通過させるゲート回路と、そのパルスをトリガ入力と
し、出力パルス幅が水平走査周期以上に設定されたリト
リガ型モノマルチバイブレータと、これらリセットパル
ス,セットパルスによって動作するRSフリップフロッ
プと、このRSフリップフロップの出力によって同期信
号の立下がりエッジの通過を制御するゲート回路と、ゲ
ート回路の出力と前記Hカウントの出力パルスのいずれ
かをHカウンタのリセットとして入力するためのORゲ
ートとを備える。
【0005】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例のブロック回路図である。同
図において、1は入力ビデオ信号を基準電圧と比較して
複合同期信号を分離する複合同期信号分離器、2はこの
複合同期信号から水平同期信号を分離する水平同期信号
分離器、3は水平同期信号の周期に同期する周波数、こ
こではNTSCビデオ信号の色副搬送波に同期してその
4倍の周波数のクロックを発生するPLLクロック発生
器である。又、4は水平同期信号の立ち下がりエッジを
検出するエッジ検出器、5はPLLクロック発生器3か
らのクロックに基づいて1水平同期期間に1回のパルス
を出力するHカウンタである。6はHカウンタ5のパル
スとエッジ検出器4の検出エッジが一致したときのみそ
のパルスをリセットパルスとして通過させるゲート回
路、7はこのゲート回路6のパルスをトリガ入力として
出力パルス幅がFSEC (>水平走査周期)に設定された
リトリガ型モノマルチバイブレータである。
【0006】更に、8は前記リセットパルスとセットパ
ルスによって動作するRSフリップフロップ、9はフリ
ップフロップ8の出力によって同期信号の立ち下がりエ
ッジの通過を制御するゲート回路、10はゲート回路9
の出力とHカウンタ5の出力パルスのいずれかをHカウ
ンタ5のリセットとして入力させるためのORゲートで
ある。前記複合同期信号分離器1は、基準電圧源11と
電圧比較器12とで構成される。
【0007】この構成の動作を図2のタイミングチャー
トを参照して説明する。複合同期信号分離器1では、電
圧比較器12によって入力ビデオ信号VINと基準電圧
源11の基準電圧とを比較してビデオ信号から複合同期
信号を分離し、更に水平同期信号分離器2によって複合
同期信号から水平同期信号HPを分離する。更に、エッ
ジ検出器4によりHPの立下がりエッジHPEを抽出す
る。この時、Hカウンタ5の出力HCとHPEの位相が
図2のaの区間のように一致していれば、ゲート回路6
から出力信号Rが出力される。
【0008】この出力Rによりリトリガ型モノマルチバ
イブレータ7は常時リトリガされているため、その出力
は常にHighであり、RSフリップフロップ8はセットさ
れない。又、RSフリップフロップ8は出力Rによって
リセットされるため出力QはHighとなる。したがって、
ゲート回路9のゲートは閉じたままとなりゲート回路9
の出力は出力されず、Hカウンタ5の出力がORゲート
10によりORゲート10の出力としてHカウンタ5に
入力される。エッジ検出器4,Hカウンタ5のクロック
は、PLLクロック発生器3によって生成された色副搬
送波の4倍の周波数であり、 910クロックで1水平同期
信号の周期に一致する。Hカウンタ5はORゲート10
の出力が入力されてから 910クロック後に出力するた
め、このようにHカウンタ5の出力をORゲート10の
出力とすれば1Hを周期とするカウンタとなる。
【0009】この時、図2のbの区間のようにビデオ信
号VINの同期信号の振幅が低下あるいはノイズがあっ
た場合、HPEとHCは一致せずゲート回路6のゲート
が閉じているため、リトリガ型モノマルチバイブレータ
7とRSフリップフロップ8にリセットパルスRが入力
されない。リトリガ型モノマルチバイブレータ7の出力
Sは信号Rが入力されなければ、最後に信号Rが入力さ
れてからその出力パルス幅Fsec (>水平走査線周期)
後に Lowとなる。したがって、それまではRSフリップ
フロップ8はセットされず、出力QはHighのままなので
ゲート回路9ゲートは開かず、ORゲート10の出力は
HCのみが入力される。このFsec の期間中に図2のb
の区間のように乱れた水平同期信号が入力されてもゲー
ト回路6,ゲート回路9によって無視される。
【0010】一般的には、同期信号の振幅低下,ノイズ
等の現象は長期間続くものではなく、非常に短時間だけ
単発的に発生(例えば1画面(1フィールド)に1回)
するものであり、この単発的な発生時間よりも長い時間
となるようにリトリガ型モノマルチバイブレータ7の出
力パルス幅Fsec を設定しておけば、これらの影響を受
けない回路とすることができる。このような同期信号の
変化が長時間連続した場合、特に周期がそれまでとは異
なったり図2のcの区間のように同期信号の位相がそれ
までとは異なったりした状態がFsec を越えるほど長時
間連続した場合、これは一般的には新たにそのようなビ
デオ信号が入力されたと考えられ、その信号に改めて追
従する必要がある。
【0011】その場合、リトリガ型モノマルチバイブレ
ータ7のトリガパルスが設定された時間Fsec 以上に渡
ってゲート回路6から入力されないため、最後のトリガ
Rが入力されてからFsec 後にリトリガ型モルマルチバ
イブレータ7のパルス出力が終了し、Sは Lowとなり、
RSフリップフロップ8はリセットパルスRがないため
そのSによってセットされ、出力Qはここで Lowとな
る。すると、ゲート回路9のゲートが開き、ビデオ信号
から同期分離されたHPEがゲート回路9の出力GHP
E,ORゲート10の出力CLRとしてHカウンタ5に
入力される。Hカウンタ5はこのCLRによってリセッ
トされ、図2のdの区間のように改めてビデオ信号に同
期した動作を行なうことになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明は長時間にわ
たる連続した同期信号の変化、特に周期がそれまでとは
異なったり、同期信号の位相がそれまでとは異なったり
した状態がモノマルチバイブレータの設定時間以上連続
した場合に、これは一般的には新たにそのようなビデオ
信号が入力されたと考えられ、その場合のみ新たな同期
信号に追従し、単発的に発生する同期信号の変化(乱
れ)には追従しない安定な同期分離器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の動作を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図3】従来の同期信号分離器のブロック図である。
【図4】従来の同期信号分離器における問題を説明する
ためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 電圧比較部 2 水平同期信号分離器 3 PLLクロック発生器 4 エッジ検出器 5 Hカウンタ 7 リトリガ型モノマルチバイブレータ 8 RSフリップフロップ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオ信号から複合同期信号を分離する
    複合同期信号分離器と、複合同期信号から水平同期信号
    を分離する水平同期信号分離器と、水平同期信号の周期
    に同期されるクロックを発生するクロック発生器と、水
    平同期信号の立ち下がりエッジを取出すエッジ検出器
    と、前記クロックに基づいて1水平同期期間に1回のパ
    ルスを出力するHカウンタと、そのパルスと上記水平同
    期信号の立下がりエッジの位相が一致した時のみ、その
    パルスをリセットパルスとして通過させるゲート回路
    と、そのパルスをトリガ入力とし、出力パルス幅が水平
    走査周期以上に設定されたリトリガ型モノマルチバイブ
    レータと、これらリセットパルス,セットパルスによっ
    て動作するRSフリップフロップと、このRSフリップ
    フロップの出力によって同期信号の立下がりエッジの通
    過を制御するゲート回路と、ゲート回路の出力と前記H
    カウントの出力パルスのいずれかをHカウンタのリセッ
    トとして入力するためのORゲートとを備えることを特
    徴とする同期信号分離器。
  2. 【請求項2】 クロック発生器は、色副搬送波の4倍の
    周波数を出力するPLLクロック発生器である請求項1
    の同期信号分離器。
JP13451392A 1992-04-28 1992-04-28 同期信号分離器 Pending JPH05308545A (ja)

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JP13451392A JPH05308545A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 同期信号分離器

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JP13451392A JPH05308545A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 同期信号分離器

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JPH05308545A true JPH05308545A (ja) 1993-11-19

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ID=15130087

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JP13451392A Pending JPH05308545A (ja) 1992-04-28 1992-04-28 同期信号分離器

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