JPH0530767Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0530767Y2 JPH0530767Y2 JP1988089301U JP8930188U JPH0530767Y2 JP H0530767 Y2 JPH0530767 Y2 JP H0530767Y2 JP 1988089301 U JP1988089301 U JP 1988089301U JP 8930188 U JP8930188 U JP 8930188U JP H0530767 Y2 JPH0530767 Y2 JP H0530767Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drip
- infusion
- prevention member
- tube
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は輸液制御装着に装着して使用される点
滴筒の改良に関する。
滴筒の改良に関する。
［従来技術および従来技術の課題］
第４図は、現在使用されている点滴筒１１の該
略図を示す。点滴筒１１は筒状本体１２の上部に
点滴芯１３が装着され下部に液体導出口１４が形
成されている。
略図を示す。点滴筒１１は筒状本体１２の上部に
点滴芯１３が装着され下部に液体導出口１４が形
成されている。
点滴筒１１は第５図に示すように輸液セツト２
１の一部品を構成し、該輸液セツト２１は、輸液
制御装置２２に装着して使用される。
１の一部品を構成し、該輸液セツト２１は、輸液
制御装置２２に装着して使用される。
使用に際しては薬液容器２３から、輸液針２
４、可撓性チユーブ２５を経て点滴筒１１、可撓
性チユーブ２６内に所定量の薬液を充填した後、
制御装置２２の可動クレンメ２７と固定クレンメ
２８間の可撓性チユーブ２６の閉塞量を調整し、
点滴芯１３から薬液の滴下を誘起し、液滴センサ
ー３０より点滴筒１１内を滴下する液滴の数を検
出する。しかしながら、該当滴筒１１では、点滴
筒本体１２内壁面の丁度光路に飛沫が付着すると
光センサー３０の発光部から発光され受光部に検
出される受光量が減少するため実際には滴下があ
つたにもかかわらず、付着飛沫のためあたかも滴
下がないように判断していた。飛沫は次のように
生成する。
４、可撓性チユーブ２５を経て点滴筒１１、可撓
性チユーブ２６内に所定量の薬液を充填した後、
制御装置２２の可動クレンメ２７と固定クレンメ
２８間の可撓性チユーブ２６の閉塞量を調整し、
点滴芯１３から薬液の滴下を誘起し、液滴センサ
ー３０より点滴筒１１内を滴下する液滴の数を検
出する。しかしながら、該当滴筒１１では、点滴
筒本体１２内壁面の丁度光路に飛沫が付着すると
光センサー３０の発光部から発光され受光部に検
出される受光量が減少するため実際には滴下があ
つたにもかかわらず、付着飛沫のためあたかも滴
下がないように判断していた。飛沫は次のように
生成する。
すなわち、点滴芯１３から滴下される液滴が点
滴筒本体１２内に充填された薬液に落下すると、
薬液は部分的に凹状となり、次の瞬間に凸状に回
復するが、この凸状に回復する瞬間に、次の液筒
が落下すると衝突して飛沫となり、点滴筒本体内
壁面にそのはね返りが付着するものである。
滴筒本体１２内に充填された薬液に落下すると、
薬液は部分的に凹状となり、次の瞬間に凸状に回
復するが、この凸状に回復する瞬間に、次の液筒
が落下すると衝突して飛沫となり、点滴筒本体内
壁面にそのはね返りが付着するものである。
また液体の滴下の際に液体の飛沫が点滴筒本体
の内壁面に付着しないようにしたものが実公昭58
−26658号公報に記載されているが、これは点滴
管の液体流出口に近接して膨出部、盤状体、傘を
形成しているのでこれらが液滴の滴下を妨げるた
め輸液制御装置に装着して使用することができな
かつた。
の内壁面に付着しないようにしたものが実公昭58
−26658号公報に記載されているが、これは点滴
管の液体流出口に近接して膨出部、盤状体、傘を
形成しているのでこれらが液滴の滴下を妨げるた
め輸液制御装置に装着して使用することができな
かつた。
そこで本考案者は、以上のような飛沫の発生を
防ぎ正確な液滴の検出を行なうことができる点滴
筒を提供するため鋭意検討を重ねた結果、次の考
案に到達した。
防ぎ正確な液滴の検出を行なうことができる点滴
筒を提供するため鋭意検討を重ねた結果、次の考
案に到達した。
［課題を解決するための手段］
本考案は輸液制御装置に装着して使用される点
滴筒であつて、筒状本体の上部に点滴芯を装着し
かつ該筒状本体の下部に液体の導出口を形成し、
筒状本体の内部に液体より比重の軽い可撓性シー
ト状物または可撓性スポンジ状物を装填した点滴
筒を提供する。
滴筒であつて、筒状本体の上部に点滴芯を装着し
かつ該筒状本体の下部に液体の導出口を形成し、
筒状本体の内部に液体より比重の軽い可撓性シー
ト状物または可撓性スポンジ状物を装填した点滴
筒を提供する。
［作用］
点滴芯３から、滴下された液体は、液体面の上
に浮遊した可撓性シート状物５ａまたは可撓性ス
ポンジ状物５ｂからなる飛沫防止部材５に衝突す
るが、この時の衝撃は該飛沫防止部材５に吸収さ
れ、本体２内壁面への飛沫の付着は発生しない。
に浮遊した可撓性シート状物５ａまたは可撓性ス
ポンジ状物５ｂからなる飛沫防止部材５に衝突す
るが、この時の衝撃は該飛沫防止部材５に吸収さ
れ、本体２内壁面への飛沫の付着は発生しない。
［実施例］
第１図は本考案の点滴筒１の該略図である。点
滴筒１は透明で円筒状に形成された本体２の上部
に点滴芯３が装着され、他方下部には液体の導出
口４が形成され、本体２の内部には飛沫防止部材
５が装填されている。
滴筒１は透明で円筒状に形成された本体２の上部
に点滴芯３が装着され、他方下部には液体の導出
口４が形成され、本体２の内部には飛沫防止部材
５が装填されている。
飛沫防止部材５は、点滴筒本体２内に装填され
る薬液より比重の軽い可撓性の合成樹脂、合成繊
維よりなり可撓性のシート状５ａ又はスポンジ状
５ｂに形成されている。
る薬液より比重の軽い可撓性の合成樹脂、合成繊
維よりなり可撓性のシート状５ａ又はスポンジ状
５ｂに形成されている。
シート状の飛沫防止部材５ａは必要に応じて例
えば第３図に示すように、１個又は複数の液滴の
通孔６を形成しても良い。このように飛沫防止部
材５を本体２の内部に装填することにより、飛沫
防止部材５は、本体２内に充填された薬液の表面
を覆うことになり、点滴芯３から滴下される薬液
は、薬液の表面に接触することが少なくなり前述
したように薬液の表面に飛沫の発生原因となる凸
状と衝突する機会がなくなり、本体２の内壁面に
飛沫が付着することはない。
えば第３図に示すように、１個又は複数の液滴の
通孔６を形成しても良い。このように飛沫防止部
材５を本体２の内部に装填することにより、飛沫
防止部材５は、本体２内に充填された薬液の表面
を覆うことになり、点滴芯３から滴下される薬液
は、薬液の表面に接触することが少なくなり前述
したように薬液の表面に飛沫の発生原因となる凸
状と衝突する機会がなくなり、本体２の内壁面に
飛沫が付着することはない。
すなわち点滴芯３から滴下される薬液は、飛沫
防止部材５に衝突するが、この衝撃は飛沫防止部
材５により吸収緩和され外方向に飛び散ることが
ないので、本体２の内壁面に付着することがな
い。
防止部材５に衝突するが、この衝撃は飛沫防止部
材５により吸収緩和され外方向に飛び散ることが
ないので、本体２の内壁面に付着することがな
い。
このように飛沫防止部材５に衝突した薬液は逐
次飛沫処理部材５の外周をつたつて（第３図参照
に示す通孔６を形成した飛沫防止部材５ａ，５ｂ
の場合は通孔６を経て）薬液の表面に到達する。
次飛沫処理部材５の外周をつたつて（第３図参照
に示す通孔６を形成した飛沫防止部材５ａ，５ｂ
の場合は通孔６を経て）薬液の表面に到達する。
［考案の効果］
以上説明したように、本考案では飛沫防止部材
５は、本体２内に充填された薬液の表面を覆うこ
とになり、点滴芯３から滴下される薬液は、飛沫
防止部材５に衝突するが、この衝撃は飛沫防止部
材５により吸収緩和され外方向に飛び散ることが
ないので、点滴筒２内壁面への液滴の飛沫付着が
なくなる。このため光学的な滴下監視装置に装着
して使用する際には、検知ミスを皆無にすること
ができる。
５は、本体２内に充填された薬液の表面を覆うこ
とになり、点滴芯３から滴下される薬液は、飛沫
防止部材５に衝突するが、この衝撃は飛沫防止部
材５により吸収緩和され外方向に飛び散ることが
ないので、点滴筒２内壁面への液滴の飛沫付着が
なくなる。このため光学的な滴下監視装置に装着
して使用する際には、検知ミスを皆無にすること
ができる。
第１図は、本考案の点滴筒を示す概略図、第２
図及び第３図は、飛沫防止部材の実施例を示す該
略図、第４図は、従来の点滴筒を示す該略図、第
５図は、第４図の使用状態を示す該略図。 図中、１は点滴筒、２は本体、３は点滴芯、４
は液体の導出口、５は飛沫防止部材を示す。
図及び第３図は、飛沫防止部材の実施例を示す該
略図、第４図は、従来の点滴筒を示す該略図、第
５図は、第４図の使用状態を示す該略図。 図中、１は点滴筒、２は本体、３は点滴芯、４
は液体の導出口、５は飛沫防止部材を示す。
Claims (1)
- 輸液制御装置に装着して使用される点滴筒であ
つて、筒状本体の上部に点滴芯を装着しかつ該筒
状本体の下部に液体の導出口を形成し、筒状本体
の内部に液体より比重の軽い可撓性シート状物ま
たは可撓性スポンジ状物を装填したことを特徴と
する点滴筒。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988089301U JPH0530767Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988089301U JPH0530767Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0210854U JPH0210854U (ja) | 1990-01-24 |
| JPH0530767Y2 true JPH0530767Y2 (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=31313853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988089301U Expired - Lifetime JPH0530767Y2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0530767Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63226366A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | 株式会社 ニツシヨ− | 点滴筒 |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP1988089301U patent/JPH0530767Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63226366A (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-21 | 株式会社 ニツシヨ− | 点滴筒 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0210854U (ja) | 1990-01-24 |
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