JPH0530759Y2 - - Google Patents

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JPH0530759Y2
JPH0530759Y2 JP4822087U JP4822087U JPH0530759Y2 JP H0530759 Y2 JPH0530759 Y2 JP H0530759Y2 JP 4822087 U JP4822087 U JP 4822087U JP 4822087 U JP4822087 U JP 4822087U JP H0530759 Y2 JPH0530759 Y2 JP H0530759Y2
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column
transport vehicle
lever
recess
protrusion
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、テーブルトツプ分離式手術台のテ
ーブルトツプ分離のための搬送車とコラムとの結
合状態を感知するための装置に関する。
〔従来の技術〕
手術台は第5図に示すように、通常テーブルト
ツプAとコラムBとは分離式となつているが、テ
ーブルトツプAを分離したり、結合するに際して
は、第6図に示すようにコラムBを搬送車Cに載
せた状態でテーブルトツプAを分離したり、結合
するようになつている。このように搬送車にコラ
ムを載せる場合、コラムB内部にはスイツチ(図
示せず)が設けてあり、スイツチに連結されたレ
バー(図示せず)が搬送車Cと結合レール部(図
示せず)に出ており搬送車が接触することにより
結合状態を感知するようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来、搬送車とコラムとが結合状態となつた時
この結合を感知するようにスイツチを設ける場
合、完全結合状態となる少し前の状態で結合を感
知すようにしておく必要があつた。即ち、スイツ
チの作動を確実にするためには少し不完全な結合
状態でも完全結合と感知せざるを得ないのであ
る。しかし少し不完全な結合状態でテーブルトツ
プの分離・結合をすれば不確実な動きとなり、事
故や故障の原因となる。本来このようなスイツチ
は確実な結合を感知するために設けたものである
が、従来のものでは完全結合以外でも結合と感知
する不確実なものであつた。
この考案は上記する問題点に鑑みてなされたも
のでありその目的とするところは、従来の如く完
全結合以外でも結合と感知する不確実なスイツチ
を改良し、完全結合以外は感知しない確実なスイ
ツチを提供し事故や故障の原因を除去することに
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち、この考案は上記する問題点を解決するた
めに、搬送車にコラムを載置して分離、結合させ
る手術台の結合装置において、前記コラムまた
は前記搬送車の一方には凹部を、他方には該凹
部に嵌脱自在に作動する手段を有する突起を設け
ると共に、前記凹部には前記突起が嵌入された
時にのみ作動するスイツチを配置して成ることを
特徴とする。
〔作用〕 コラムまたは搬送車に設けられた突起は作動手
段によつて突出、後退が可能であり、また突起部
は物体が当接しても後退可能である。そしてコラ
ムと搬送車とを結合させるため搬送車にコラムを
載せると、突起部に凹部以外の部分が当たつてい
る間は突起は後退しているが、コラムまたは搬送
車に設けた凹部の所に来ると突起は飛び出して凹
部に嵌入する。この時、凹部に配置されたスイツ
チが作動して完全結合したことを識別させる。
〔実施例〕
以下この考案の具体的実施例について図面を参
照して説明する。
第1図はこの考案にかかる手術台の結合装置を
備えた搬送車の平面図であり、第2図は側面図で
ある。これらの図で、1は搬送車のフレームであ
つて四隅に車輪2を有している。3はコラムの内
部に嵌挿される支柱であり、この支柱3の上部3
Aはテーブルトツプを受ける受け台であり、コラ
ムを介してテーブルトツプが載置される。5はハ
ンドル4に装着された握り、6は一端を該握り5
に固定したワイヤである。7はレバーであり、前
記ワイヤ6端部が連結される。即ち、前記レバー
7は前記握り5とワイヤ6によつて連結される。
8は後述するコラムの凹部に嵌入させるための
突起レバーである。
第3図は第1図のP部拡大図であり、突起を嵌
脱自在に作動させる手段の一例である。第3図の
1は平面図、2は正面図、3は側面図である。こ
れらの図で9は軸、10と11はスリーブであつ
て該軸9に嵌挿されている。そして前記レバー7
はスリーブ10の外側に回動可能に枢着され、前
記突起レバー8はスリーブ11の外側に回動可能
に枢着されている。12はコイルバネであり、前
記レバー7と前記突起レバー8とを結合してい
る。また、前記レバー7にはピン13が植設さ
れ、該ピン13の先端部は前記突起レバー8に穿
設された長穴14内で移動可能に嵌入されてい
る。即ち、ワイヤ6を引つ張りレバー7を回転さ
せると、コイルバネ12の付勢力によつて突起レ
バー8も軸12廻りに回転するし、突起レバー8
自体を矢印のように押すとレバー7は不動のまま
回転させることも出来るように構成されている。
15は前記ワイヤ6の端部を固定するためのワイ
ヤ固定ピンである。
第4図は搬送車にコラムを結合する場合の様子
を示す。即ち、ハンドル4に設けた握り5を手で
握ればワイヤ6を介してレバー7が揺動し突起レ
バー8は強制的に引つ込む。搬送車にコラムを結
合させる場合、コラムの側壁等に突起レバー8が
当接しているときは突起レバー8はコラム側壁に
よつて押し込まれた状態であるが、完全結合状態
となる位置にあるコラム側の凹部16に来た時、
突起レバー8は該凹部16に飛び込み結合位置を
保持する。そして、コラム側の凹部16には突起
レバー8の突起が入つてきたことを感知するスイ
ツチ17が設けてあり、このスイツチ17が作動
した時搬送車とコラムとが結合されたと判別す
る。このようにこの考案では、搬送車とコラムと
の結合を固定すると同時にその結合が完全である
ことを識別するものである。尚、結合を外すとき
は握り5を握れば突起レバー8は引つ込み搬送車
を引き出すことが出来る。
この考案の詳細は以上のようであるが、この考
案の技術的範囲は図示例の場合に限定されない。
例えば、搬送車側に設けた突起は突起レバー8
によつたがプツシユロツドによつてもよい。ま
た、突起レバー8を引つ込める機構はワイヤとレ
バーを用いたが、電磁ソレノイド等他の手段であ
つても良い。そしてまたコラム側の凹部は床固定
式手術台の場合はコラムに設けなくても床に設け
ても良いし、突起レバーや凹部は搬送車、コラム
のいずれに設けても良い。
〔考案の効果〕
以上詳述したようにこの考案は、テーブルトツ
プ分離・結合用の搬送車とコラムとを結合させる
手術台の結合装置において、コラムと搬送車の一
方には凹部を他方には嵌脱自在に作動する手段を
持つ突起を設けると共に、凹部には突起が嵌入し
た時にのみ作動するスイツチを配置して成ること
を特徴とする手術台の結合装置としたので、コラ
ムと搬送車とは完全結合位置で固定保持すること
が出来るし、完全結合か否かを識別することが出
来る。また、コラムと搬送車の不完全結合時に行
う分離・結合による事故や故障を防ぐことが出来
る。更に、コラムと搬送車との完全結合を識別出
来るため、テーブルトツプの移し替えを自動化す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる手術台の結合装置を
備えた搬送車の平面図であり、第2図は側面図で
ある。第3図は第1図のP部拡大図であつて、1
は平面図、2は正面図、3は側面図である。第4
図は搬送車にコラムを結合する場合の様子を示す
図である。第5図はコラムにテーブルトツプを結
合した状態の図であり、第6図は搬送車にコラム
を結合する場合の斜視図である。 5……握り、6……ワイヤ、7……レバー、8
……突起レバー、9……コイルバネ、10,11
……スリーブ、12……軸、13……ピン、14
……長穴、16……凹部、17……スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 搬送車にコラムを載置して分離、結合させる手
    術台の結合装置において、前記コラムまたは前記
    搬送車の一方には凹部を他方には該凹部に嵌脱自
    在に作動する手段を有する突起を設けると共に、
    前記凹部には前記突起が嵌入された時にのみ作動
    するスイツチを配置して成ることを特徴とする手
    術台の結合装置。
JP4822087U 1987-03-31 1987-03-31 Expired - Lifetime JPH0530759Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4822087U JPH0530759Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JP4822087U JPH0530759Y2 (ja) 1987-03-31 1987-03-31

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JPS63154027U JPS63154027U (ja) 1988-10-11
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012110755A1 (de) * 2012-11-09 2014-05-15 MAQUET GmbH Transportwagen zum Transport einer Patientenlagerfläche und/oder einer Operationstischsäule eines Operationstischs
DE102012110756A1 (de) * 2012-11-09 2014-06-12 MAQUET GmbH Transportwagen zum Transport einer Patientenlagerfläche und/oder einer Operationstischsäule eines Operationstischs
DE102013105825B4 (de) 2013-06-06 2017-02-09 MAQUET GmbH Operationstischsystem

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JPS63154027U (ja) 1988-10-11

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