JPH05307115A - 光ファイバーケーブルの端面加工方法及び装置 - Google Patents

光ファイバーケーブルの端面加工方法及び装置

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JPH05307115A
JPH05307115A JP4137867A JP13786792A JPH05307115A JP H05307115 A JPH05307115 A JP H05307115A JP 4137867 A JP4137867 A JP 4137867A JP 13786792 A JP13786792 A JP 13786792A JP H05307115 A JPH05307115 A JP H05307115A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber cable
polishing plate
cable
fixing device
Prior art date
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Pending
Application number
JP4137867A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiteru Hayasaka
坂 俊 輝 早
Ayatoshi Dentani
谷 彩 利 傳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
Priority to JP4137867A priority Critical patent/JPH05307115A/ja
Publication of JPH05307115A publication Critical patent/JPH05307115A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 光ファイバーケーブル端面の熱研磨加工能率
を向上してなる光ファイバーケーブルの端面加工方法お
よび装置を得る。 【構成】 ステンレス板等の研磨プレート10aを備え
た加工台10と、この研磨プレート10aの下面に熱風
及び冷風を選択的に送風する送風ダクト9と、光ファイ
バーケーブル1の端部を研磨プレート10aの上方に垂
直に固定するケーブル固定装置11と、上記ケーブル固
定装置11を垂直状態に調整する垂直調整装置12と、
このケーブル固定装置11を上下動させるシリンダ13
とにより構成し、送風ダクト9からの熱風により加熱し
た熱研磨プレート10aに光ファイバーケーブル1のコ
ア部を押し当てて溶解すると共に、送風ダクト9からの
冷風により冷却した熱研磨プレート10aよりコア部を
引き離して直角な平坦面を加工するようにしたことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光通信に用いられる光
ファイバーケーブルの端面加工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光ファイバーケーブルを接続す
る場合には、光ファイバーケーブルの両端面を直角な平
坦面に熱研磨加工した後に、光ファイバーケーブルの両
端面が密着するように接続して光損失を低減するように
している。
【0003】従来、上記光ファイバーケーブルの端面を
熱研磨加工するには、図6に示すように、平坦なステン
レス板からなるプレート21の下面にヒータ等の発熱部
22が設置されており、このプレート21を発熱部22
により光ファイバーケーブル20のコア部20aが溶解
する所定温度に加熱し、光ファイバーケーブル20のコ
ア部20aを保護したモールド部20bを治具等で保持
しながら、コア部20aを加熱されたプレート21の上
面に直角に押し当てて溶かし、コア部20aが溶けたの
を確認した後に発熱部22を矢印の方向に回転させてプ
レート21より引き離し、プレート21を自然冷却させ
た後に、光ファイバーケーブル20のコア部20aをプ
レート21より離すことによりコア部20aの端面が直
角に熱研磨加工される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の光ファイバーケーブルの端面加工方法及び装置で
は、加熱されたプレートの上面に押し当てて溶かしたコ
ア部をプレートより引き離す前に、プレートを十分に冷
却しなければならず、プレートの下面より発熱部を引き
離してもプレートの自然冷却を待たねばならないので、
プレート面の冷却に時間がかかり作業能率が著しく低下
するという問題があった。
【0005】本発明の目的は、上記従来の課題を解決す
るためになされたもので、光ファイバーケーブルの端面
を押し当てて溶かすプレートの下面に、熱風及び冷風を
タイマ−のスイッチの切替え動作により選択的に送風で
きるようにした装置により、光ファイバーケーブル端面
の熱研磨加工能率を向上してなる光ファイバーケーブル
の端面加工方法および装置を得るにある。
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明によれば、ステンレス板等の研磨プレ
ートを備えた加工台と、この研磨プレートの下面に熱風
及び冷風を選択的に送風する送風ダクトと、光ファイバ
ーケーブルの端部を研磨プレートの上方に垂直に固定す
るケーブル固定装置と、上記ケーブル固定装置を垂直状
態に調整する垂直調整装置と、このケーブル固定装置を
上下動させるシリンダとにより構成したことを特徴とす
るものである。
【0007】また、上記したように構成された装置によ
り、送風ダクトからの熱風により加熱した熱研磨プレー
トに光ファイバーケーブルのコア部を押し当てて溶解す
ると共に、送風ダクトからの冷風により冷却した熱研磨
プレートよりコア部を引き離して直角な平坦面を加工す
るようにしたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明の加工装置により、光ファ
イバーケーブルの端面を直角な平坦面に熱研磨加工する
場合は、光ファイバーケーブルを加工装置にセットし、
設定温度に加熱された熱研磨プレート上に光ファイバー
ケーブルのコア部を押し当てて溶解させた後に、熱研磨
プレートを強制冷却してコア部を引き離すことにより、
コア部の端面を直角な平坦面に熱研磨加工することがで
きるので、加工精度及び加工能率を向上することができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0010】図1は本発明の実施例である光ファイバー
ケーブルの端面加工装置を示す側面図、図2は図1の正
面図である。図において加工装置2はメインスイッチ
3、図示しない油圧機器やヒータ及びクーラ等を備えた
装置本体4と、ヒータまたはクーラの電源をオン・オフ
するスイッチ5及びヒータまたはクーラより送られる送
風温度を調節する温度調整ツマミ6を備えたコントロー
ルボックス7と、装置本体4の前方に設置され後述する
ケーブル固定装置11を昇降するスイッチ8と、熱風ま
たは冷風を送風する送風ダクト9と、ステンレス板等の
研磨プレート10aを備えた加工台10と、端面の加工
を施す光ファイバーケーブル1の端部を研磨プレート1
0aの上方に垂直に固定するケーブル固定装置11と、
上記ケーブル固定装置11を垂直状態に調整する垂直調
整装置12と、上記ケーブル固定装置11を上下動させ
るシリンダ13とにより構成されている。
【0011】上記装置本体4内のヒータにより加熱され
た熱風、あるいはクーラにより冷却された冷風は温度調
整ツマミ6により所定の送風温度に調整され、送風ダク
ト9を介して加工台10の研磨プレート10a下面に送
風されて加熱または冷却するようになっている。
【0012】上記ケーブル固定装置11は、図1及び図
2に示すように、装置本体4に上下動自在に装着された
摺動基盤15の前面に、緊締・弛緩可能な支軸ボルト1
6を介して左右に揺動自在に枢支されている。そして、
上記支軸ボルト16を緩めることにより垂直調整装置1
2によってケーブル固定装置11に保持された光ファイ
バーケーブル1の端部加工面が研磨プレート10aに平
行に接するように微調整される。また、上記ケーブル固
定装置11は装置本体4に設置されたシリンダ13のピ
ストンロッド13aに固定されており、装置本体4内の
油圧機器より圧送される圧油によって上下動するように
なっている。
【0013】また、上記ケーブル固定装置11には、図
3に示すように、前面より光ファイバーケーブル1のコ
ア部1aが挿入される凹溝11aと、光ファイバーケー
ブル1の端部を保護しているコネクタ1bが嵌着される
凹嵌部11bとが形成されており、上記ケーブル固定装
置11の前方には凹溝11a及び凹嵌部11bに保持さ
れた光ファイバーケーブル1を挟持する押え板17が図
示しない蝶番を介して開閉自在に設けられている。
【0014】次いで、上記のように構成された本発明の
実施例により、光ファイバーケーブル1の端面を直角な
平坦面に熱研磨加工する場合について説明する。まず光
ファイバーケーブル1の外周端部はコネクタ1bによっ
て保護されており、このコネクタ1bの端部には、図4
に示すようにコア部1aの溶かし代である凹部1cが形
成されている。そこで、ケーブル固定装置11の押え板
17を前方に開き、凹溝11a及び凹嵌部11bに光フ
ァイバーケーブル1のコア部1a及びコネクタ1bを嵌
め込むと共に、押さ板17を閉じて挟持する。そして、
ケーブル固定装置11を固定している支軸ボルト16を
緩め、垂直調整装置12により光ファイバーケーブル1
のコア部1aの端面が加工台10の研磨プレート10a
面に水平になるようにケーブル固定装置11を左右に動
かして調整する。
【0015】上記のように光ファイバーケーブル1を加
工装置2にセットした後、メインスイッチ3、ヒータス
イッチ等をオンし、温度調整ツマミ6により加工台10
の熱研磨プレート10aの加熱温度を設定する。そし
て、送風ダクト9より熱風を送って熱研磨プレート10
aを設定温度に加熱した後に、スイッチ8によりケーブ
ル固定装置11を下降させ、光ファイバーケーブル1の
コア部1aを熱研磨プレート10aに押し当てて溶解さ
せる。次ぎに、上記の動作により光ファイバーケーブル
1のコア部1aが溶解してコネクタ1bの凹部1cに充
填されたのを確認した後、タイマ−の自動切替えにより
ヒータスイッチをオフにすると共にクーラスイッチをオ
ンにし、送風ダクト9より冷風を熱研磨プレート10a
に送って速やかに冷却し、スイッチ8によりケーブル固
定装置11を上昇させ、光ファイバーケブル1のコア部
1aを熱研磨プレート10aより引き離し、図5に示す
ようにコア部1aの端面を直角な平坦面に熱研磨加工す
ることができる。
【0016】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る光ファイバーケーブルの端面加工装置は、ステンレス
板等の研磨プレートを備えた加工台と、この研磨プレー
トの下面に熱風及び冷風を選択的に送風する送風ダクト
と、光ファイバーケーブルの端部を研磨プレートの上方
に垂直に固定するケーブル固定装置と、上記ケーブル固
定装置を垂直状態に調整する垂直調整装置と、このケー
ブル固定装置を上下動させるシリンダとにより構成した
ものであり、光ファイバーケーブルの端面を直角な平坦
面に熱研磨加工する場合は、光ファイバーケーブルを加
工装置にセットし、設定温度に加熱された熱研磨プレー
ト上に光ファイバーケーブルのコア部を押し当てて溶解
させた後に、熱研磨プレートを強制冷却してコア部を引
き離すことにより、コア部の端面を直角な平坦面に熱研
磨加工することができるので、加工精度及び加工能率を
向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である光ファイバーケーブルの
端面加工装置を示す側面図
【図2】図1の正面図
【図3】本発明による光ファイバーケーブルの端面加工
装置の要部を示す断面図
【図4】図3の光ファイバーケーブルのコア部の溶し代
を示す断面図
【図5】光ファイバーケーブルのコア部を熱研磨加工し
た状態を示す断面図
【図6】従来装置の要部を示す斜視図
【符号の説明】
1 光ファイバーケーブル 1a コア部 9 送風ダクト 10 加工台 10a 熱研磨プレート 11 ケーブル固定台 12 垂直調整装置 13 シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ステンレス板等の研磨プレートを備えた
    加工台と、この研磨プレートの下面に熱風及び冷風を選
    択的に送風する送風ダクトと、光ファイバーケーブルの
    端部を研磨プレートの上方に垂直に固定するケーブル固
    定装置と、上記ケーブル固定装置を垂直状態に調整する
    垂直調整装置と、このケーブル固定装置を上下動させる
    シリンダとにより構成し、上記送風ダクトからの熱風に
    より加熱した熱研磨プレートに光ファイバーケーブルの
    コア部を押し当てて溶解すると共に、送風ダクトからの
    冷風により冷却した熱研磨プレートよりコア部を引き離
    して直角な平坦面を加工するようにしたことを特徴とす
    る光ファイバーケーブルの端面加工方法。
  2. 【請求項2】 ステンレス板等の研磨プレートを備えた
    加工台と、この研磨プレートの下面に熱風及び冷風を選
    択的に送風する送風ダクトと、光ファイバーケーブルの
    端部を研磨プレートの上方に垂直に固定するケーブル固
    定装置と、上記ケーブル固定装置を垂直状態に調整する
    垂直調整装置と、このケーブル固定装置を上下動させる
    シリンダとにより構成したことを特徴とする光ファイバ
    ーケーブルの端面加工装置。
JP4137867A 1992-04-30 1992-04-30 光ファイバーケーブルの端面加工方法及び装置 Pending JPH05307115A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100934927B1 (ko) * 2008-01-03 2010-02-04 (주)케이엔씨 에이비에스 케이블 그라인딩 장치

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