JPH0530673A - 車両の充電装置 - Google Patents

車両の充電装置

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JPH0530673A
JPH0530673A JP20349291A JP20349291A JPH0530673A JP H0530673 A JPH0530673 A JP H0530673A JP 20349291 A JP20349291 A JP 20349291A JP 20349291 A JP20349291 A JP 20349291A JP H0530673 A JPH0530673 A JP H0530673A
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JP
Japan
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sub
engine
alternator
main
battery
Prior art date
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JP20349291A
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English (en)
Inventor
Keiichi Kitazawa
沢 啓 一 北
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サブエンジンを備えたエアコン装置が装備さ
れるバス等の車両において、そのサブエンジンを補助発
電にも利用して、常にバッテリ電源を充分に確保する。 【構成】 サブエンジン11にサブオルタネータ22を
駆動可能に装着し、このサブオルタネータ22を制御ユ
ニット24でメインオルタネータ21に並列接続して、
両オルタネータ21,22により共にバッテリ25に充
電することが可能に接続する。そして、サブエンジン1
1を運転してエアコン使用する場合において、メインオ
ルタネータ21の発電によるバッテリ充電が不足する
と、サブオルタネータ22により更に充電をバックアッ
プし、メインエンジン4の停止で客待ちする際は、サブ
オルタネータ22により補助的にバッテリ充電し、車両
負荷29の電力消費に対して常にバッテリ電圧を高く確
保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サブエンジンを備えた
エアコン装置が装備されるバス等の車両において、オル
タネータによりバッテリに適宜充電する充電装置に関
し、詳しくは、サブエンジンを利用した補助充電システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来一般に車両においては、エンジンに
オルタネータが装着され、エンジン運転時にその動力に
よりオルタネータを駆動して発電し、バッテリにその過
放電を防止するように充電している。また、エアコン装
着車両においては、エンジンにコンプレッサが連結さ
れ、エンジン運転時にその動力によりコンプレッサ駆動
して冷媒を流し、これにより室内を冷房するようになっ
ている。ここで、バス等のように電力消費量が多く、車
室の広い車両においては、充電装置として2台のオルタ
ネータを装着し、電力消費に応じて並列運転する装置が
提案されている。また、エアコン装置として走行用メイ
ンエンジン以外にサブエンジンを搭載し、このサブエン
ジンによりコンプレッサを専用に駆動する装置が提案さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
オルタネータを2台装着した充電装置においては、2台
のオルタネータを同時に駆動する際に負荷が大きくなる
ため、動力性能に対して影響することがある。また、エ
ンジン停止時には充電することができず、このとき電気
負荷が大きい場合はバッテリの過放電のおそれがある。
また、サブエンジンを備えたエアコン装置においては、
観光地の公害防止等によりメインエンジン停止時で客待
ちするような場合にも、サブエンジンを駆動して冷房す
ることが可能になるが、このときエアコン用及びそれ以
外の電気負荷を使用するので、バッテリが過放電するお
それがある。
【0004】本発明は、この点に鑑みてなされたもの
で、サブエンジンを備えたエアコン装置が装備されるバ
ス等の車両において、そのサブエンジンを補助発電にも
利用して、常にバッテリ電源を充分に確保することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、メインエンジンと、エアコン用サブエン
ジンが搭載される車両において、サブエンジンにサブオ
ルタネータを駆動可能に装着し、このサブオルタネータ
を制御ユニットでメインオルタネータに並列接続して、
両オルタネータにより共にバッテリに充電することが可
能に接続するものである。
【0006】
【作用】上記構成に基づき、サブエンジンを運転してエ
アコン使用する場合には、そのサブエンジンの動力でサ
ブオルタネータも駆動して発電することが可能になる。
そして、メインエンジンの運転時にメインオルタネータ
の発電によるバッテリ充電が不足すると、サブオルタネ
ータにより更に充電がバックアップされ、メインエンジ
ンの停止の際は、サブオルタネータにより補助的にバッ
テリ充電されるようになり、こうして車両負荷の電力消
費に対して常にバッテリ電圧を高く確保する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1において、バス車両の充電装置、エアコン装
置等の全体の概略について説明する。符号1はバス用車
体、2は前輪、3は後輪であり、車体1の後部にメイン
エンジン4が搭載されている。メインエンジン4はクラ
ッチ5を介して変速機6に連結され、変速機6の出力軸
7がリヤ差動装置8に連結される。そして、リヤ差動装
置8の左右に出力するリヤアクスル9が後輪3に連結さ
れて、RR方式により車両走行するように構成され、こ
のような車体に更にエアコン装置10、充電装置20が
装備されている。
【0008】エアコン装置10は車体1の所定の箇所に
各別に搭載されるサブエンジン11を有し、このサブエ
ンジン11の駆動軸12にコンプレッサ13が連結され
る。そして、コンプレッサ13からの冷媒の通路14が
コンデンサ、エバポレータ等を有するエアコンユニット
15に連通され、エアコンユニット15からのクーラダ
クト16が車体1の各部に配管され、サブエンジン11
の駆動により車室内を冷房するように構成されている。
【0009】充電装置20はメインエンジン4に対して
メインオルタネータ21が、サブエンジン11に対して
サブオルタネータ22がそれぞれ設けられ、これら両者
がプーリとベルトの伝達手段23により連結して発電す
ることが可能になっている。これらのオルタネータ2
1,22は制御ユニット24を介してバッテリ25に電
気的に接続されている。また、メインエンジン4とサブ
エンジン11には、それぞれ運転の有無を検知するメイ
ン油圧スイッチ26とサブ油圧スイッチ27が取付けら
れ、この油圧スイッチ26,27の信号も制御ユニット
24に入力するようになっている。
【0010】図2において、充電装置20の電気回路に
ついて詳細に説明する。先ず、バッテリ25がバッテリ
スイッチ28を介して車両負荷(エアコン用電装品も含
む)29に接続され、更にイグニッションスイッチ30
を介してメインオルタネータ21とサブオルタネータ2
2の出力側に並列に接続される。リレーユニット31に
おいては、メインリレー32のコイル32a とメイン油
圧スイッチ26が直列接続され、このメインリレー32
のコイル32a によりONまたはOFFする接点32b
,32c を有する。また、サブリレー33のコイル3
3a とサブ油圧スイッチ27が直列接続され、このサブ
リレー33のコイル33a によりONまたはOFFする
接点33b ,33c を有する。メイン油圧スイッチ26
はエンジン運転時にOFFし、このときリレーコイル3
2a の非通電でON接点32b に切換えるものであり、
サブ油圧スイッチ27の側でも同様になっている。
【0011】一方、メインオルタネータ21では励磁コ
イル21a が、電圧調整するレギュレータ34に接続す
ると共に、メインリレー32のON接点32b を介して
オルタネータ出力側に接続される。ここで、レギュレー
タ34の設定電圧V1 が例えば28Vより若干大きい2
8.5Vに設定され、メインエンジン4の運転時にバッ
テリ電圧Vb がこの設定電圧V1 以下に低下すると、レ
ギュレータ34により励磁コイル21a に通電して発電
し、設定電圧V1 を越えるとレギュレータ34により励
磁コイル21a を非通電して休止する。また、サブオル
タネータ22でも励磁コイル22a が、レギュレータ3
5とサブリレー33のON接点33b を介してオルタネ
ータ出力側に接続される。この場合のレギュレータ35
の設定電圧V2 は上述より低い28Vに設定され、サブ
エンジン11の運転時に同様に発電または休止作用し、
サブオルタネータ22の出力電圧をメインオルタネータ
21より低い電圧に保って補助発電するようになってい
る。
【0012】次に、この実施例の動作について説明す
る。先ず、メインエンジン4の運転時にその動力が変速
機6、リヤ差動装置8、リヤアクスル9等を介して後輪
3に伝達することで、車両走行する。このとき、メイン
エンジン4により伝達手段23を介してメインオルタネ
ータ21が駆動する。また、制御ユニット24のリレー
ユニット31ではメイン油圧スイッチ26がOFFする
ことで、メインリレー32がコイル32a の非通電でO
N接点32b に切換わり、メインオルタネータ21が発
電可能になる。そこで、車両負荷29の電力消費に応じ
てバッテリ電圧Vb がレギュレータ34の設定電圧V1
以下になると、その都度メインオルタネータ21で発電
して、従来と同様にバッテリ25に充電される。
【0013】一方、サブエンジン11を運転すると、コ
ンプレッサ13が駆動してエアコンユニット15が作動
することにより、室内が冷房される。このとき、サブエ
ンジン11により伝達手段23を介してサブオルタネー
タ22が駆動し、制御ユニット24のリレーユニット3
1では同様にサブ油圧スイッチ27がOFFすること
で、サブリレー33がコイル33a の非通電でON接点
33b に切換わり、サブオルタネータ22が発電可能に
なる。
【0014】そこで、上述のようにメインエンジン4と
サブエンジン11が共に運転されている場合は、メイン
オルタネータ21の設定電圧V1 が高く、サブオルタネ
ータ22の設定電圧V2 が低く設定されているので、車
両負荷29の電力消費に応じバッテリ電圧Vb が低下す
る際に、先ずメインオルタネータ21が発電して優先的
にバッテリ25に充電される。そして、車両負荷29の
電力消費がメインオルタネータ21による充電より多い
過負荷状態になって、バッテリ電圧Vb が更に低下する
と、サブオルタネータ22も発電しこのサブオルタネー
タ22によってもバッテリ25に充電され、バッテリ2
5が所定の定格電圧を保つように充分にバックアップさ
れる。
【0015】また、観光地での客待ち等でメインエンジ
ン4を停止して停車する場合において、エアコン用電装
品その他の車両負荷29で電力消費されて、バッテリ電
圧Vb がレギュレータ35の設定電圧V2 以下に低下す
ると、サブオルタネータ22で発電する。このため、こ
のメインエンジン停止状態でもサブオルタネータ22に
よりバッテリ25に補助的に充電されて、バッテリ電圧
Vb が高いレベルに確保される。
【0016】以上、本発明の実施例について説明した
が、これのみに限定されない。例えば、サブエンジンの
駆動軸に電磁クラッチを設けてサブエンジンのみを単独
で運転可能に構成すると、エアコン不使用の冬期におい
ても、サブエンジンの運転により同様に補助発電してバ
ッテリ充電をバックアップすることができ、利用範囲が
拡大する。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
サブエンジンを備えたエアコン装置が装備されるバス等
の車両において、サブエンジンを利用して補助的に発電
してバッテリ充電することが可能に構成されるので、常
にバッテリ電源を充分に確保することができて、バッテ
リの過放電を確実に防止することができる。特に、観光
地でメインエンジンを停止して客待ちするような場合に
もサブエンジンによりバッテリ充電することができるの
で、このときエアコン電装品等の電力消費に対してバッ
テリ電源を確保することができて、効果が非常に大き
い。サブエンジンは小型であるので、燃料の節約のメリ
ットもある。メインエンジンのメインオルタネータがサ
ブエンジンのサブオルタネータに対して優先的に充電す
るように回路構成されているので、不具合を生じること
がなく、メインオルタネータによる充電不足の場合にサ
ブオルタネータにより適確に充電をバックアップするこ
とができる。メインオルタネータとサブオルタネータの
発電を、運転状態に応じたリレーユニットの動作と、レ
ギュレータの設定電圧で制御する構成であるから、回路
が簡単で、動作も確実である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両の充電装置の実施例を示す全
体の構成図である。
【図2】充電装置の電気回路を詳細に示す回路図であ
る。
【符号の説明】
1 バス用車体 4 メインエンジン 10 エアコン装置 11 サブエンジン 20 充電装置 21 メインオルタネータ 22 サブオルタネータ 23 伝達手段 24 制御ユニット 25 バッテリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メインエンジンと、エアコン用サブエン
    ジンが搭載される車両において、サブエンジンにサブオ
    ルタネータを駆動可能に装着し、このサブオルタネータ
    を制御ユニットでメインオルタネータに並列接続して、
    両オルタネータにより共にバッテリに充電することが可
    能に接続することを特徴とする車両の充電装置。
  2. 【請求項2】 上記制御ユニットは、メインエンジンの
    運転時にメインオルタネータを、サブエンジンの運転時
    にサブオルタネータをそれぞれ発電可能に切換えるリレ
    ーユニットと、メインオルタネータの設定電圧を高く、
    サブオルタネータの設定電圧を低く設定するレギュレー
    タとを有することを特徴とする請求項1記載の車両の充
    電装置。
  3. 【請求項3】 上記制御ユニットは、メインエンジンと
    サブエンジンの運転の有無を検知する油圧スイッチによ
    り、メインオルタネータとサブオルタネータの励磁コイ
    ルとレギュレータの回路中のリレーを、それぞれ各別に
    ON、OFFするように回路構成されることを特徴とす
    る請求項1記載の車両の充電装置。
  4. 【請求項4】 上記サブエンジンの駆動軸には、エアコ
    ン装置のコンプレッサを直接連結し、または電磁クラッ
    チを介して連結することを特徴とする請求項1記載の車
    両の充電装置。
JP20349291A 1991-07-19 1991-07-19 車両の充電装置 Pending JPH0530673A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02270685A (ja) * 1990-03-28 1990-11-05 Bridgestone Corp 弾性無端軌道帯用芯金の構造
KR100435775B1 (ko) * 2001-12-17 2004-06-10 기아자동차주식회사 차량의 배터리 보조 충전장치
KR100458910B1 (ko) * 2001-04-20 2004-12-03 세이코 엡슨 가부시키가이샤 다수의 에너지원을 이용한 전력충전장치

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02270685A (ja) * 1990-03-28 1990-11-05 Bridgestone Corp 弾性無端軌道帯用芯金の構造
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KR100458910B1 (ko) * 2001-04-20 2004-12-03 세이코 엡슨 가부시키가이샤 다수의 에너지원을 이용한 전력충전장치
KR100435775B1 (ko) * 2001-12-17 2004-06-10 기아자동차주식회사 차량의 배터리 보조 충전장치

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