JPH0530669Y2 - - Google Patents

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JPH0530669Y2
JPH0530669Y2 JP14539884U JP14539884U JPH0530669Y2 JP H0530669 Y2 JPH0530669 Y2 JP H0530669Y2 JP 14539884 U JP14539884 U JP 14539884U JP 14539884 U JP14539884 U JP 14539884U JP H0530669 Y2 JPH0530669 Y2 JP H0530669Y2
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JP
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hot water
water supply
cooking
section
tank
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  • Details Of Fluid Heaters (AREA)
  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、湯を使用する調理装置に関するもの
であり、特に、ゆでめん機等に適した調理装置に
関するものである。
従来技術 営業用のゆでめん機等においては、ゆで鍋へ新
しい湯を供給することがひんぱんに必要であり、
このため、従来では、ゆでめん機のゆで鍋の上方
へ貯湯槽を配置して、必要に応じてこの貯湯槽か
ら新しい湯を静水圧を利用してゆで鍋へ供給した
り、または、別に設けた湯沸し器から新しい湯を
ゆで鍋へ供給したりしていた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のゆで鍋の上方へ貯湯槽を
配置するようなものでは、貯湯槽を配置するため
のかなり大きなスペースが必要となり作業の邪魔
となつたり厨房のスペースの利用性が悪くなつた
りしていた。その上、ある場合には、その貯湯槽
へ湯を送るためのポンプ等の特別な装置も必要と
なり不経済であつた。また、従来の別の湯沸し器
から湯を供給するのでは、ゆで鍋のための熱源と
は全く別の熱源にて湯を沸していることになるの
で、熱の利用性が悪く不経済であつた。
従つて、本考案の目的は、非常に簡単な構成で
スペースをあまりとらず且つ経済的であり、特
に、ゆでめん機等に使用するのに適した湯を使用
する調理装置を提供することである。
問題点を解決するための手段及び作用 本考案の湯を使用する調理装置は、調理に使用
するための湯を収容する調理器具を配置するため
の調理器具配置部と、該調理器具配置部に配置さ
れた前記調理器具に対する加熱を行なうための加
熱源と、内部に水を貯蔵し且つ前記加熱源の近傍
に配置されていてその加熱源からの余熱により内
部の水が加熱されうるようになつた余熱タンク
と、前記調理器具配置部に配置された前記調理器
具内へ湯を供給するための湯供給口と、該余熱タ
ンクの上方に配置され、圧力給水源に接続され且
つ前記余熱タンクに水を供給するシスタンクと、
前記余熱タンクの内部に通ずる貯湯部と、該貯湯
部内に配置され圧力給水部に接続するノズル部
と、前記貯湯部内において前記ノズル部に対向し
て配置され前記湯供給口に接続するベンチユリ部
とを備えており、前記ノズル部を介して前記ベン
チユリ部へと圧力給水することにより前記貯湯部
の湯が前記ベンチユリ部を通して前記湯供給口へ
と吸引流出せしめられるようにしている。
実施例 次に、添付図面に基づいて本考案の実施例につ
いて本考案をより詳細に説明する。
第1図は、本考案の湯を使用する調理装置の一
実施例としてのゆでめん機の全体を概略的に斜視
図にて示しており、第2図は第1図のゆでめん機
の一部破断側面図である。
第1図及び第2図に示されるように、このゆで
めん機は、中心部にゆで鍋1及び電気、ガス、重
油、灯油等による加熱源2を配置するための開口
部3を有した環状の余熱タンク4を備えている。
この実施例では、余熱タンク4は、第2図によく
示されているように、調理に使用するための湯を
収容する調理器具であるゆで鍋1を、調理に際し
て配置するための調理器具配置部をも構成してい
る。
更に、余熱タンク4の上方には、ボールタツプ
5を有するシスタンク6が設けられており、この
シスタンク6内へは、圧力給水源に接続する配管
7及び8を介して水が供給されるようになつてお
り、このシスタンク6の底部から余熱タンク4内
へ配管9を介して水が供給されるようになつてい
る。更に、余熱タンク4の上部には、ゆで鍋1内
へ湯を注入するための湯供給蛇口10が設けられ
ている。この湯供給蛇口10へは、湯供給部20
によつて湯が供給されるようになつている。この
湯供給部20は、配管11を介して湯供給蛇口1
0へ接続され、また、配管12及び水道栓13を
介して圧力給水源への配管7に接続され、更にま
た余熱タンク4へも接続されている。
次に、この湯供給部20の詳細について、第3
図を参照して説明する。第3図は、湯供給部20
と余熱タンク4の部分の拡大断面図である。第3
図に示されるように、湯供給部20は、余熱タン
ク4の内部に通ずる貯湯部21Aを形成する主ハ
ウジング21と、貯湯部21A内に配置されたノ
ズル部22と、貯湯部21A内においてノズル部
22に対向して配置されたベンチユリ部23とを
備えている。ノズル部22の他端は、配管12に
接続され、従つて、水道栓13を介して配管7へ
接続され、結局、圧力給水部に接続される。ベン
チユリ部23の他端は、配管11に接続され、従
つて、湯供給口としての蛇口10に接続される。
次に、このゆでめん機の全体の動作について説
明すると、余熱タンク4内へはシスタンク6から
適当量の水が供給されており、ゆで鍋1が開口部
3の上部に配設され、このゆで鍋1内の水は加熱
源2によつて加熱され沸騰している。加熱源2の
余熱により余熱タンク4内の水は、ある程度の高
い温度まで加熱される。いま、ゆで鍋1内でめん
をゆでて、ゆで鍋1内の湯がよごれてきたので新
しい湯をゆで鍋1内へ注入したい場合には、水道
栓13をひねつて、圧力給水部から配管7及び1
2を通してノズル部22からベンチユリ部23へ
と噴流水が流れるようにすればよい。この点、第
3図を参照して詳述するに、ノズル部22から矢
印P1で示すような噴流水が生ずると、ベンチユ
リ部23によるベンチユリ効果により貯湯部21
A内の湯が矢印P2で示す如くベンチユリ部23
内へ吸引され、噴流水と共に、配管11を介して
蛇口10からゆで鍋1へ供給される。貯湯部21
Aへは余熱タンク4から余熱で加熱された湯が送
られ、余熱タンク4内の湯の減少した分だけ、シ
スタンク6から水が余熱タンク4へと供給され
る。
ベンチユリ部23は、第3図に示すように、給
水路の一部を絞つたスロート部を有している。ノ
ズル部22から矢印P1で示すようにベンチユリ
部23へ供給される噴水流は高速度を有する。ベ
ルヌーイの定理によれば、静圧と動圧の総和は一
定なので動圧の大きな領域では静圧が低下する。
したがつて、高速度噴水流路P1では動圧が大き
いので静圧が小さくなる。特にベンチユリ部のス
ロート部においては、流量連続の法則に基づいて
流速がさらに大きくなるので、静圧はさらに小さ
くなる。このようにベンチユリ部23にはノズル
部22からの噴水流にともなつて低圧領域が生じ
るので、貯湯部21A内の湯は、矢印P2で示す
ようにベンチユリ部23へ吸い込まれることにな
る。
この場合、貯湯部21A内の湯に加わる水頭圧
はシスタンク6内の水位により定まり、この水位
が高い程すなわち水頭圧が高い程、ベンチユリ部
23に生じる低圧とこの水頭圧の差が大きくなる
ので、貯湯部21Aから吸い込まれる場合の割合
は大きくなる。
尚、前述した実施例では、本考案の調理装置を
ゆでめん機に適用した場合であつたが、本考案の
調理装置は、このような適用例に限らず、湯を使
用する種々な調理設備に適用しうるものである。
考案の効果 本考案による湯を使用する調理装置は、前述し
たように、調理に使用するための湯を収容する調
理器具に対する加熱を行なうための加熱源による
余熱によつて加熱された余熱タンク内の湯を、圧
力給水部からの噴流水を利用するだけで、湯給水
口を通して調理器具内へと供給することができる
ので、非常に簡単でスペースをとらないものとさ
れ且つ経済的なものとされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の湯を使用する調理装置の一
実施例としてのゆでめん機の全体を示す概略斜視
図、第2図は第1図のゆでめん機の一部破断側面
図、第3図は第1図のゆでめん機の湯供給部の部
分の拡大断面図である。 1……ゆで鍋、2……加熱源、3……開口部、
4……余熱タンク、6……シスタンク、10……
湯供給蛇口、13……水道栓、20……湯供給
部、21……主ハウジング、21A……貯湯部、
22……ノズル部、23……ベンチユリ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 調理に使用するための湯を収容する調理器具を
    配置するための調理器具配置部と、該調理器具配
    置部に配置された前記調理器具に対する加熱を行
    なうための加熱源と、内部に水を貯蔵し且つ前記
    加熱源の近傍に配置されていてその加熱源からの
    余熱により内部の水が加熱されうるようになつた
    余熱タンクと、前記調理器具配置部に配置された
    前記調理器具内へ湯を供給するための湯供給口
    と、該余熱タンクの上方に配置され、圧力給水源
    に接続され且つ前記余熱タンクに水を供給するシ
    スタンクと、前記余熱タンクの内部に通ずる貯湯
    部と、該貯湯部内に配置され圧力給水部に接続す
    るノズル部と、前記貯湯部内において前記ノズル
    部に対向して配置され前記湯供給口に接続するベ
    ンチユリ部とを備えており、前記ノズル部を介し
    て前記ベンチユリ部へと圧力給水することにより
    前記貯湯部の湯が前記ベンチユリ部を通して前記
    湯供給口へと吸引流出せしめられるようにしたこ
    とを特徴とする、湯を使用する調理装置。
JP14539884U 1984-09-26 1984-09-26 Expired - Lifetime JPH0530669Y2 (ja)

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JP14539884U JPH0530669Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JP14539884U JPH0530669Y2 (ja) 1984-09-26 1984-09-26

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JPS6161920U JPS6161920U (ja) 1986-04-25
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0641088Y2 (ja) * 1986-06-30 1994-10-26 細山熱器株式会社 開放型湯沸器に使用する湯水混合装置

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Publication number Publication date
JPS6161920U (ja) 1986-04-25

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