JPH0530630A - センサー内蔵プレハブ型接続部 - Google Patents

センサー内蔵プレハブ型接続部

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JPH0530630A
JPH0530630A JP3201205A JP20120591A JPH0530630A JP H0530630 A JPH0530630 A JP H0530630A JP 3201205 A JP3201205 A JP 3201205A JP 20120591 A JP20120591 A JP 20120591A JP H0530630 A JPH0530630 A JP H0530630A
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JP
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cable
sensor
stress cone
epoxy unit
spring
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JP3201205A
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Masayuki Yamaguchi
正幸 山口
Shiro Tanno
史朗 丹野
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 センサー内蔵のCVケーブル用プレハブ型接
続部により、プレハブ型接続部の界面圧着力を常時もし
くは定期的に監視できるようにする。 【構成】 ゴムモールド成形体によるストレスコーンと
エポキシ樹脂によるユニットを組み合わせ、スプリング
機能を有する押圧装置により圧着されるプレハブ型接続
部において、押圧装置のスプリング単体の1個もしくは
複数個に小型ロードセルを装着し、スプリングシャフト
に測定板を設置してレーザ変位計と対抗させた監視セン
サーを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCVケーブル用プレハ
ブ型接続部に関する。
【0002】
【従来の技術】プレハブ型接続部はゴムモールドストレ
スコーンとエポキシユニットおよび押圧装置で構成さ
れ、これらを組み立てて形成するものであるから施工時
間が短いという特徴がある。これまでの超高圧CVケー
ブル用接続部はテープ巻モールドあるいは押出モールド
が適用されているが、これらはいずれもモールド工程に
よる加熱冷却を行うことから施工時間がプレハブ型のも
のに比べて長く掛かり、大都市などの制限された時間内
で接続部を施工するような場合には問題点としてクロー
ズアップされている。そこでプレハブ型接続部が高圧ケ
ーブルの接続部にも適用すべく開発されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このプレハ
ブ型接続部はゴムモールドストレスコーンとエポキシユ
ニットおよびCVケーブル絶縁体との界面に対して圧着
させることにより絶縁を保持するように構成されてい
る。このため、プレハブ型接続部の組立が良好に行わ
れ、圧着部が確実に接触状態を保っているのかどうかを
外部から判定することが不可能になっていた。
【0004】この発明はこのような点に鑑みてなされた
もので、センサー内蔵のCVケーブル用プレハブ型接続
部によりプレハブ型接続部の界面圧着力を常時もしくは
定期的に監視することが可能にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、ゴムモール
ド成形体によるストレスコーンとエポキシ樹脂によるユ
ニットを組み合せ、スプリング機能を有する押圧装置に
より圧着されるプレハブ型接続部において、上記押圧装
置のスプリング単体の1個もしくは複数個に小型ロード
セルを装着し、スプリングシャフトに測定板を設置して
レーザ変位計と対向させた監視センサーを有するセンサ
ー内蔵プレハブ型接続部である。
【0006】
【作用】押圧装置のスプリングの押圧力をロードセルの
センサーで測定し、かつ、このスプリングの変位量をレ
ーザ変位計によるセンサーで測定することにより、組立
型接続部のエポキシユニットとゴムモールドストレスコ
ーンおよびケーブル絶縁体との間の界面圧力を確実に監
視することが可能になる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は電力用CVケーブルのプレハブ接続部の
構成を示す右側上半部分の断面図である。即ち、接続す
るCVケーブル1の端部は段剥ぎ処理され、先端のケー
ブル導体1aは接続リング3により他の接続するケーブ
ル導体と圧接接続される。この接続リング3外周上には
埋込金属4を一体成形したエポキシユニット5が嵌合さ
れる。このエポキシユニット5の両側の内周側にはそれ
ぞれテーパー面5aが形成されており、CVケーブル1
の絶縁体1bおよび外部半導電層1cと上記エポキシユ
ニット5の内周のテーパー面5aとの間に後部を導電層
6aとした先端円錐形状のゴムモールドストレスコーン
6を挿し込んで絶縁する。このとき、ゴムモールドスト
レスコーン6の後部の導電層6aの後端をエポキシユニ
ット5の外周に設けられる保護銅管7の端部に設けられ
た押圧装置8のコイル状スプリング9により作動する押
圧板10により押圧することにより、ゴムモールドスト
レスコーン6の先端の円錐形状部はエポキシユニット5
のテーパー面5aと圧接され、またゴムモールドストレ
スコーン6の底面はCVケーブル1の絶縁体1bおよび
外部導電層1cとそれぞれ圧接して絶縁するようになっ
ている。
【0008】荷重センサー(ロードセル)11は押圧装
置8のスプリング9の一端に設置され、変位センサー
(レーザ変位計)12は、測定板13を押圧装置8のス
プリングシャフト14に取り付けておき、保護銅管7に
固定した端銅管15に設置される。この詳細な拡大図を
図2(A),(B)および図3(A),(B)それぞれ
に示す。即ち、荷重センサー(ロードセル)11は押圧
装置8のスプリング9の一端の位置に取り付ける。この
とき、荷重センサー11の固定としてスプリングシャフ
トフランジ16をねじ17等を介して取り付ける。従っ
て、荷重センサー11が故障時にはこのスプリングシャ
フトフランジ16を外して容易に交換することができ
る。
【0009】変位センサー12はスプリングシャフト1
6の一端に測定板13をボルト18で取り付け、レーザ
変位計12を端銅管15に固定しておき、レーザ変位計
12と測定板13との間隙寸法をレーザで測定するよう
に構成されている。なお、19は、レーザ変位計12と
測定板13を収納するカバーである。
【0010】エポキシユニット5とゴムモールドストレ
スコーン6ならびゴムモールドストレスコーン6とケー
ブル絶縁体1bとの界面圧力は、予めスプリング9の押
し荷重と校正しておく。そして、荷重センサー11によ
りスプリング9の押し荷重を測定して界面圧力が換算す
ることを行うのである。
【0011】即ち、図4に示すように押圧装置8をテン
ション(荷重測定装置)により押し荷重とスプリング9
の圧縮力L1 の特性を把握する。押し荷重(kg)はテ
ンションでの荷重(基準値)とする。この荷重とロード
セル11の荷重を測定し、ロードセル11の測定荷重が
分かれば押圧装置8の押し荷重が明らかになるようにす
るのである。〔図5(A),(B)参照〕
【0012】レーザ変位計12は測定板13との間の寸
法を測定することができるので、図5(B)に示すよう
に押圧装置8の押し荷重とスプリング圧縮量L1 の関係
が明らかになっていれば寸法変化量(L1 に相当)から
逆に押し荷重を読み出すことができる。
【0013】問題は、荷重センサー11およびレーザ変
位計12で測定された押し荷重がプレハブ型接続部の界
面圧力として評価できるのかどうかである。そこでこの
発明では、図6に示されるようにエポキシユニット5の
テーパー面5aの界面の面圧Qは、ゴムモールドストレ
スコーン6への荷重をP(kg/cm2 )とし、ポアソ
ン比をμとすると、
【0014】 Q=P・〔Sinθ+(μ/1−μ)・Cos2 θ〕
【0015】の式から評価するのである。
【0016】例えば、154kV,1000mm2 用終
端接続部の面圧Qは、ゴムモールドストレスコーン6の
断面積Sが、ケーブル絶縁体1bの直径をD1 ,ゴムモ
ールドストレスコーン6の直径をD2 とすると、S=π
/4・(D2 2−D2 2)=127.9cm2 ,押圧装置8
の押圧板10の押し荷重WがW=700kgで、テーパ
ー面5aの角度θを10度とすると、Qは4.51(k
g/cm2 )となる。この考え方からすると、初期にお
いて押し荷重Wのときに界面圧力が分かるので、それ以
後は押し荷重Wと面圧Qとが直線的に変化するものと仮
定すれば、押し荷重Wが常時測定されていればエポキシ
ユニット5の界面圧力Qがどのように変化しているのか
を監視することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明のセンサ
ー内蔵プレハブ型接続部は、プレハブ接続部の運転状態
における界面圧力を常時監視することが可能となる。ま
た、荷重センサーと変位センサーを内蔵させて監視する
ことにより、状態の把握が確実にできる。そして、セン
サーを信号として、センサーを直接押圧装置に取り付け
ているので、雑音などの外乱に影響されることがなく精
度よく検出することができる。その上、作業性,取扱性
が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例のセンサー内蔵プレハブ型接
続部の構成を示す断面図、
【図2】(A),(B)は荷重センサーの取り付け状態
を示す側面図および正面図、
【図3】(A),(B)は変位センサーの取り付け状態
を示す側面図および正面図、
【図4】押圧装置による較正方法を説明するための説明
図、
【図5】(A),(B)は押圧装置による較正方法を説
明するためのグラフ、
【図6】界面圧力の評価を説明するための接続部の断面
図である。
【符号の説明】
1 CVケーブル 5 エポキシユニット 6 ゴムモールドストレスコーン 7 保護銅管 8 押圧装置 9 スプリング 10 押圧板 11 荷重センサ 12 変位センサ 13 測定板 14 スプリングシャフト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ゴムモールド成形体によるストレスコー
    ンとエポキシ樹脂によるユニットを組み合せ、スプリン
    グ機能を有する押圧装置により圧着されるプレハブ型接
    続部において、上記圧着装置のスプリング単体の1個も
    しくは複数個に小型ロードセルを装着し、スプリングシ
    ャフトに測定板を設置してレーザ変位計と対向させた監
    視センサーを有するセンサー内蔵プレハブ型接続部。
JP3201205A 1991-07-17 1991-07-17 センサ―内蔵プレハブ型接続部 Expired - Lifetime JP2531319B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JPH0530630A true JPH0530630A (ja) 1993-02-05
JP2531319B2 JP2531319B2 (ja) 1996-09-04

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ID=16437094

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA010472B1 (ru) * 2006-08-24 2008-10-30 Общество С Ограниченной Ответственностью "Пассат" Кабельный переход
RU192775U1 (ru) * 2019-05-08 2019-10-01 Общество С Ограниченной Ответственностью Научно-Производственное Предприятие "Томская Электронная Компания" Взрывозащищенный кабельный ввод

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EA010472B1 (ru) * 2006-08-24 2008-10-30 Общество С Ограниченной Ответственностью "Пассат" Кабельный переход
RU192775U1 (ru) * 2019-05-08 2019-10-01 Общество С Ограниченной Ответственностью Научно-Производственное Предприятие "Томская Электронная Компания" Взрывозащищенный кабельный ввод

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JP2531319B2 (ja) 1996-09-04

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