JPH05305092A - 人工器官を患者の器官内に配置する装置とその方法 - Google Patents

人工器官を患者の器官内に配置する装置とその方法

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JPH05305092A
JPH05305092A JP4311404A JP31140492A JPH05305092A JP H05305092 A JPH05305092 A JP H05305092A JP 4311404 A JP4311404 A JP 4311404A JP 31140492 A JP31140492 A JP 31140492A JP H05305092 A JPH05305092 A JP H05305092A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 動脈瘤内に挿入が容易で、挿入後も安定的に
配置されるグラフト(人工器官)を提供することであ
る。 【構成】 本発明の装置は、スプリング組立体12、3
1に関連するグラフト1を有し、プロテーゼ組立体が所
定の位置にある時、前記プロテーゼ組立体を包囲する導
入シース4と、導入シース4が除去される間、前記前記
プロテーゼ組立体を所定位置に保持する手段36、2
1、26とを有し、、前記保持手段は、前記プロテーゼ
組立体から離間した場所で、前記組立体に一時的に接続
される接続装置36に接続さることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の管状器官内に経
皮的にグラフト(接ぎ木)を配置する方法とその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】腹部動脈は、腎臓動脈と腸骨動脈の間で
動脈瘤が出来易い。そして、この動脈瘤は、極めて致命
的な現象である。従来、この動脈瘤の手術には、外科的
に、これを取り除き、その部分に人工器官を埋め込む方
法で行われていた。しかし、この外科手術は、極めて危
険で、手術中に動脈瘤が破裂してしまうこともあった。
【0003】このような外科手術を施さずに、動脈瘤を
手術する方法が米国特許第4512338号、第414
0126号、第4787899号に開示されている。ま
た、テキサス大学エム.ディ.アンダーソン癌センター
の診療放射線医学雑誌の1989年発行の1033ー3
7ページに記載されている。これらの文献に開示された
グラフト(人工器官)は、それを人体に挿入するのが難
しいという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、動脈
瘤(かならずしもこれに限らないが)を手術する際に、
挿入が容易で、挿入後も安定的に配置されるグラフト
(人工器官)を提供することである。また、このグラフ
トを患者の体内に容易に挿入する装置および方法を提供
することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の装置(グラフ
ト)と、その挿入方法は、特許請求の範囲に記載したと
うりである。
【0006】
【実施例】図1のグラフト1は、細長チューブの形状を
しており、複数の折曲部3を有している。この折曲部3
は、グラフト1の直径5が拡張したり、収縮したりする
為のものである。このグラフト1を形成する素材の織る
方向を変えたり、折曲部3の方向を変える(例:斜めに
する)ことにより、斜めにも弾力性をもたせることがで
きる。このグラフト1の素材としては、ポリエステル製
の織った多数フィラメントからなり、人体に無害で、生
物学的に安全で、適度な強度を有するものが好ましい。
【0007】グラフト1は、軸方向に所定の長さを有
し、軸方向は、半径方向に比較して柔らかくないものが
好ましい。このグラフト1の長さは種々のものがある。
例えば、2個の筒状片をスライド可能に組み立てて、長
さを変化させてもよい。
【0008】図2のスプリング組立体6は、アーム15
を有し、折り曲げてエルボ7を形成する。先端13を有
する突起10がアーム15に接着され、エルボ7から突
出している。図3に、それぞれ6個のエルボ7と突起1
0とが図示されている。また、図4にスプリング組立体
6のエルボ7から伸びた12個のアーム15が図示され
ている。スプリング組立体6は、細いステンレス製のワ
イヤである。このスプリング組立体6は、開くとと、複
数のエルボ7を有するジクザク形状をしている。図5に
おいて、このスプリング組立体6は、単純なエルボ7、
反曲アーチ42、開口50を有する開口輪60の形状を
している。
【0009】このエルボ7の形状の利点は、スプリング
組立体6がグラフト1の軸方向の開口をより均一に拡張
できることにある。この反曲アーチ42の形状の利点
は、それが簡単につぶれるがより強固な点である。開口
輪60がフレキシブルスプリング整合圧縮抵抗部材49
のの組立に使用されている。折り曲げられた2個の端部
が、端部同士で接続され、環状構造を形成する(図2、
3、4)
【0010】図6に、スプリング組立体6のアーム15
に突起10が接続されている状態が図示されている。こ
のスプリング組立体6は、グラフト1に糸36で縫合さ
れている。このスプリング組立体6は、チタン、プラス
チック等の人体に無害の材質で形成されている。このス
プリング組立体6は、その拡張時は、上からみると、環
状をしている。そして、その直径は、解放時には、挿入
されるべき患者の器官の直径の約2倍である。このスプ
リング組立体6は、グラフト1の先端部または両端で、
その内壁に糸36で縫合される。スプリング組立体6の
大部分がグラフト1によりカバーされるように、糸36
は、スプリング組立体6に接続される。別の実施例で
は、スプリング組立体6をグラフト1の外側に接続方法
もあるが、この場合、その内壁は、スムーズになり、血
の流れが良くなる利点があるが、患者の器官に旨く適合
できない不利な点がある。
【0011】グラフト1の先端部のスプリング組立体6
は、スプリング組立体6に固着された小さな突起10を
有する。グラフト1の根元部のスプリング組立体6も、
突起10を有する。突起10のグラフト1または、スプ
リング組立体6への接続は、溶接などの永久的なもので
人体に無害な方法で行うのがよい。突起10は、グラフ
ト1の軸方向から半径方向に伸び、スプリング組立体6
が患者の器官内で開いた時に、先端13は、患者の血管
の壁と接触係合する。この先端13は、スプリング組立
体6の力とグラフト1内を流れる血流の圧力により、血
管壁内に埋め込まれる。この先端13は、鋭く、グラフ
ト1の方向に若干曲がっており、血流の方向にアンカー
を形成する。突起10の配置は、それがスプリング組立
体12のエルボ7よりも血流の上流にあり、先端13が
血管内に埋め込まれた時に、血管が破裂しないようなサ
イズである。突起10をスプリング組立体6に接続する
には、スプリング組立体6のエルボ7から伸びる2個の
アーム15の1つの中央部で、スプリング組立体6に固
着されたエルボ7を介して行われ、これにより、スプリ
ング組立体6が導入シース4内に搭載できるように、圧
縮された時、少し、引っ込むか回転できるようになる。
【0012】スプリング組立体6は、グラフト1の端部
のみに縫合されているが、スプリング組立体6のいくつ
かを強度増加の為、互いに接合してもよい。これが必要
なのは、導入シース4から除去される間に、グラフト1
が圧縮に耐える必要があるプロテーゼの場合である。隣
接する60の分離が可能なよう(しかし、オーバラップ
や不整合のないよう)に、スプリング組立体6を互いに
結合することにより、有る程度のフレキシビリティが得
られる。
【0013】図7にフレキシブルスプリング整合圧縮抵
抗部材49を図示する。同図において、第1スプリング
アーム50と第2スプリングアーム52とが保持バー5
4を介して、結合されている。保持バー54は、細いワ
イヤで形成され、先端に突出部56を有している。図8
において、変形した開口輪60は、保持バー54を収納
する開口58を有する。保持バー54は、隣接する第一
スプリングアーム50と第2スプリングアーム52と開
口輪60にある開口58を介してスライドする。保持バ
ー54の剛性により、プロテーゼを圧縮して搭載する
間、オーバーラップするのを防止し、一方、突出部56
は、グラフト1が湾曲している間、これにより、第1ス
プリングアーム50と第2スプリングアーム52との鎖
を破壊することがあり、このジョイントの分離を阻止す
る。保持バー54のロッド部62の直径は、開口58の
直径より若干小さく、逆に、突出部56の直径は、開口
58のそれより若干大きい。保持バー54により、第2
スプリングアーム52と第1スプリングアーム50が分
離でき、また、それらが重ならないようにする。
【0014】スプリング組立体6の間のジョイントは、
グラフト1の挿入の間は、フレキシブルで、一旦それが
挿入されると、高い剛性を有するようになる。図9にお
いて、このジョイントは、スプリング組立体64とスプ
リング組立体66とが圧縮されている間(挿入時)は、
よりフレキシブルで、スプリング組立体64とスプリン
グ組立体66とが圧縮されていない間(挿入完了時)は
より剛性が高い。スプリング組立体64とスプリング組
立体66とが、フレキシブルスプリング整合圧縮抵抗部
材49により、接続されている。図9の(A)は、スプ
リング組立体64とスプリング組立体66とが圧縮状態
を図示し、図9の(B)は、スプリング組立体64とス
プリング組立体66とが非圧縮状態を図示する。角度α
は、スプリング組立体64とスプリング組立体66とが
圧縮された状態の最大角で、角度βは、スプリング組立
体64とスプリング組立体66とが非圧縮の状態の最大
角である。かくして、スプリング組立体64とスプリン
グ組立体66との間の角度は、スプリング組立体64と
スプリング組立体66の横断直径が増加するにつれて、
減少する。屈曲の角度は、スプリング組立体64とスプ
リング組立体66とが圧縮された状態で最大であり(直
径d1)、スプリング組立体64とスプリング組立体6
6とが圧縮されていない状態で最小である(直径
2)。角度αは、角度βより大きいので、プロテーゼ
は、その直径が増加するに従って、より剛性が高くな
る。搭載時、グラフト1は、導入シース4の中に閉じ込
められ、小さく、フレキシブルである。導入シース4か
ら取り出された後、グラフト1は、拡張して、より剛性
が高くなる。
【0015】図10において、保持バー54は、スプリ
ング拡張組立体51の一端にスライドしないよう固着さ
れている。
【0016】図11において、管状キャリア21は、そ
の先端部(上流)に拡張ヘッド22を有する。この拡張
ヘッド22は、上部円錐部75と筒状部74とを有す
る。この拡張ヘッド22は、その先端部から突出した軟
質先端のワイヤガイド68を有する。拡張ヘッド22の
筒状部74は、導入シース4の内径と等しい直径dを有
する。
【0017】図12は、「マズル搭載」装置を示し、こ
の装置は、先端部に拡張ヘッド22を有する管状キャリ
ア21と、拡張ヘッドリップ27と、導入シース4と、
管状キャリア21にかぶさるグラフト1と、スプリング
組立体12と、スプリング組立体31と、スプリング組
立体21と、スプリング組立体21内に挿入される中央
制御手段26と、グラフト1の先端部8と、グラフト1
の9と、スプリング組立体12とスプリング組立体31
とをグラフト1に永久接続する糸36とが図示されてい
る。管状キャリア21の外径が導入シース4の内径と等
しいと、その間の血液のリークは、最小になる。あるい
は、導入シース4が根元部でゴムシール70でシールさ
れる(図13)。このゴムシール70は、管状キャリア
21を収納する開口72を有する。
【0018】この「マズル搭載」装置は、導入シース4
を患者の器官に挿入する前に、管状キャリア21に搭載
されたグラフト1を導入シース4の先端部に挿入する。
これに対し、「ブリーチ搭載」装置は、導入シース4が
患者の所定場所に配置された後、グラフト1を導入シー
ス4の根元部(下流)から導入シース4内に挿入する。
【0019】この「マズル搭載」装置の第1の利点は、
「ブリーチ搭載」装置に比較して、出血の可能性が少な
い点である。「ブリーチ搭載」装置では、グラフト1が
挿入される前に拡張ヘッド22を除去する必要がある。
導入シース4の効率的なシールは、これが、第2シース
内で行われない限り、グラフト1の挿入を妨げる(これ
は、サイズが大きくなる)。出血を制御する別の方法
は、導入シース4を外部でクランプすることであるが、
このクランプは、完全には閉塞的ではなく、また、導入
シース4を損傷することもある。そして、このクランプ
は、グラフト1を除去する時、取り除く必要がある。
【0020】この「マズル搭載」装置の第2の利点は、
単一の導入シース4が「ブリーチ搭載」装置に使用され
ると、グラフト1は、手術時に導入シース4内に配置し
ておく必要がある。これは、導入シース4の外部端部が
血流を出しているときは、特に難しい。
【0021】図14には、大腿動脈30と、導入シース
4の根元部19と、管状キャリア21と、腸骨動脈34
と、大動脈2と、大動脈瘤20と、拡張ヘッド22と、
中央制御手段26とが図示されている。
【0022】図15において、グラフト1は、大動脈瘤
20の大動脈2内に挿入されている。
【0023】「マズル搭載」装置において、グラフト1
は、導入シース4の先端部に挿入される。この導入シー
ス4は、スムーズでフレキシブルな無菌性の管状チュー
ブで形成されている。管状キャリア21が、導入シース
4の内壁にフィットしている。導入シース4と管状キャ
リア21とのサイズが近似していることにより、導入シ
ース4内の管状キャリア21の座屈が回避でき、また、
導入シース4と管状キャリア21との間に血液の浸透を
防止できる。管状キャリア21は、その先端部に拡張ヘ
ッド22を有し、この拡張ヘッド22は、上部円錐部7
5を有し、体内への挿入を容易にする。拡張ヘッド22
は、その根元部に筒状部74を具備し、この根元部は、
導入シース4と適合する。
【0024】導入シース4は、拡張ヘッド22の筒状部
74の上に適合する。拡張ヘッド22の筒状部74と上
部円錐部75との接合点の拡張ヘッドリップ27は、導
入シース4と重なり、装置の導入の間、外部には突起は
出ない。これにより、血管の損傷を最小化にし、血栓が
血管内に出るのを防ぐ。
【0025】中央制御手段26は、カテーテルの形状を
しており、このカテーテルは、その全体が拡張ヘッド2
2の先端部まで伸び、既に配置されているガイドワイヤ
の上に沿って配置される糸でもある。或いは、中央制御
手段26は、拡張ヘッド22を貫通し、導入シース4内
を前後するガイドワイヤそのものとして、機能すること
もできる。
【0026】「ブリーチ搭載」装置においては、導入シ
ース4は、均一な直径を有する管状構造で、「マズル搭
載」装置の導入シース4と同一材料で形成される。ここ
では、管状キャリア21は、拡張ヘッド22を具備せ
ず、それは、導入シース4が標準の拡張機周囲に配置さ
れ、グラフト1でもって、管状キャリア21の挿入前に
取り除かれるからである。
【0027】図16には、管状キャリア21と、係留ル
ープ(縫合糸)39と、中央制御ワイヤ115と、開口
29、29’と、開口101、101’とが図示されて
いる。
【0028】図17には、管状キャリア21と、係留ル
ープ39、39’と、開口29、29’と、開口10
1、101’と中央制御スレッド25とが図示されてい
る。
【0029】「ブリーチ搭載」装置(ある種の「マズル
搭載」装置でも)は、中央制御手段26を使用する。こ
の中央制御手段26は、管状キャリア21の中央部に位
置し、そこにスプリング組立体6が係止し、導入シース
4の除去の間、グラフト1の軸方向の位置を保持するの
に使用される。この中央制御手段26は、種々の形状を
とりうる。例えば、図16のワイヤ115、図17の中
央制御スレッド25(係留ループ39、39’を介して
管状キャリア21の中心を通過し、そして、管状キャリ
ア21の中心を介して、最初の点に戻ってくる)のよう
なものである。係留ループ39、39’が存在しない場
合、中央制御スレッド25は、開口(29、29’10
1、101’)内に存在し、スプリング組立体6のエル
ボ7を貫通して、スプリング組立体6の反対のエルボ7
の開口に出て、開口を介して、管状キャリア21の器官
内に戻り、そして、管状キャリア21の根元部に戻る。
係留ループ39、39’の解放は、管状キャリア21か
らワイヤ115を引き抜くことにより、行われる。また
は、中央制御スレッド25の一端を解放し、その後、そ
れは、管状キャリア21から取り出される。
【0030】グラフト1の各端が、制御可能で、他端と
独立して、配置されるならば、ワイヤ115は、部分的
に、係留ループ39と39’との2セットの間の点まで
部分的に引き戻される。中央制御手段26が中央制御ス
レッド25である場合には、複数の中央制御スレッド2
5が使用され、そのうちの1つは、係留ループ39と3
9’の各セット用である。
【0031】「ブリーチ搭載」装置は、拡張ヘッドを有
していないので、「ブリーチ搭載」装置のキャリアは、
グラフト1を導入シース4の先端部に移送する必要はな
い。そのかわり、導入シース4から引き抜かれるよりも
押し込むようグラフト1の先端部で終端する。グラフト
1に付属物は必要ない。しかし、グラフト1は、より剛
性が高い、そして、その位置は、あまり正確には制御で
きない。
【0032】「マズル搭載」方法について、述べる。挿
入前に装置を組み立てる為に、中央制御手段26は、管
状キャリア21の全長に挿入され、そして、この管状キ
ャリア21が次に、導入シース4の全長に挿入される。
管状キャリア21の端部と導入シース4の先端から突出
した中央制御手段26でもって、グラフト1は、拡張ヘ
ッド22の上をスライドし、管状キャリア21の外側を
管状キャリア21の拡張ヘッド22の下まで下がる。
【0033】図16において、グラフト1の先端部を、
その後、中央制御手段26の周囲にスプリング組立体6
に係合する係留ループ39でもって、係止する。あるい
は、グラフト1に縫合する。係留ループ39は、管状キ
ャリア21内に開口29、29’を介して挿入されて、
係留ループ39を形成し、この係留ループ39は、中央
制御手段26に係合し、その結果、係留ループ39は、
管状キャリア21から出ることがなく、また、この中央
制御手段26は、管状キャリア21の軸方向の開口を占
有する。この係留ループ39は、グラフト1が配置され
た後は、グラフト1またはスプリング組立体6に接合さ
れた状態である。係留ループ39の材質は、低トロンボ
ゲンの単一フィラメント材料で形成されるのが好まし
い。中央制御手段26が引き抜かれると、糸36は、自
由に管状キャリア21から出ることができる。グラフト
1の根元部(下流側)は、管状キャリア21内の第2セ
ットの開口101、101’を通過する第2セットの係
留ループ39’を介して固定される。それにより、グラ
フト1の2個の端部の独立した配置が可能になる。一
旦、グラフト1が圧縮されると、導入シース4は、管状
キャリア21の上を滑り、導入シース4の端部が、拡張
ヘッド22の拡張ヘッドリップ27に的確にフィットす
る。スプリング組立体12の上の突起10は、完全に導
入シース4で被われる。それで、この装置の挿入の準備
が完了する。
【0034】図18には、他の実施例が図示されてい
る。同図には、片持フック100と、外部キャリア(カ
テーテル)102と、内部カテーテル104と、拡張ヘ
ッド22とが図示されている。この実施例において、一
対の同軸カテーテルは、先端部で接合され、内部カテー
テル104が本体の外側から根元方向に引かれた時、外
部キャリア102は膨張する。グラフト1は、外側の外
部キャリア102のある場所に、外部キャリア102に
外部表面の接合している片持フック100により保持さ
れる。この片持フック100は、挿入の間、グラフト1
のスプリング組立体6に係合し、導入シース4が引き抜
かれる間、グラフト1がその軸方向位置を変えるのを阻
止する。外部キャリア102が引き抜かれた時、グラフ
ト1は片持フック100から解放される。
【0035】選択的解放の為に、グラフト1をキャリア
102に固定するこれらの方法が必要なのは、シースに
対し、グラフト1が外側に拡張することにより、グラフ
ト1を引き抜く為に、打ち勝つ必要のある摩擦力を生成
するからである。このような機構がないと、グラフト1
は、シースと共に移動してしまい。引き抜きが不正確に
なる。引き抜く際の力を最小限にするため、このシース
の材料は、低摩擦材料で形成し、あるいは、その表面を
コートするのがよい。
【0036】挿入プロセスが、外科手術かガイドワイヤ
を使用して、行われる。外科手術において、大腿動脈3
0を開腹手術で露出させる。完全な装置をこの大腿動脈
30内に挿入する。そして、大腿動脈30と腸骨動脈3
4とを介して大動脈2内に挿入する。グラフト1は、大
動脈瘤20の全長を被うように、配置される。この配置
は、蛍光透視、放射透視で確認できる。適正な配置が確
認できると、導入シース4は引き抜かれて、スプリング
組立体12とグラフト1の一部を露出する。このスプリ
ンク組立体12は拡張して、大動脈2の壁内に先端13
を押し込む。グラフト1が導入シース4から引き抜かれ
ると、中央制御手段26も引き抜かれる。中央制御手段
26が引き抜かれる際に、グラフト1が中央制御手段2
6に係留ループ39を介して係合している点を通過する
と、この係留ループ39は、中央制御手段26の端部を
通過し、管状キャリア21の開口29と29’を通過し
て自由になる。大動脈2内の血流がグラフト1の折曲部
3を広げるのに役立つ。この配置は、2つの段階で行わ
れる。まず、導入シース4が引き抜かれて、拡張し、大
動脈2の壁に付着するグラフト1の半分の先端部8が露
出する。その後、中央制御手段26が、管状キャリア2
1内の開口29、29’と開口101、101’との間
の点まで、引き抜かれ、グラフト1の根元部のみを管状
キャリア21に接触させて置く。グラフト1の根元部9
は、その後、独立して、グラフト1の先端部8に配置さ
れる。導入シース4は、その後、スプリング組立体31
から引き抜かれる。グラフト1の根元部が露出すると、
それも、スプリング組立体31の動作のもとで、拡張
し、突起10を大動脈2の壁内に押し込む。その後、中
央制御手段26が引き抜かれ、中央制御手段26が係留
ループ39’の第2セットに係合する点を通過すると、
グラフト1を完全に解放する。スプリング組立体31が
解放された後、管状キャリア21、中央制御手段26、
導入シース4が患者の身体から取り除かれる。大腿動脈
30は、その後、治療され、傷口は回復する。
【0037】図19は、閉塞アンブレラ80の軸方向断
面図である。グラフト82は、根元部は開いているが、
先端部は閉じて、反転ピケット86を形成し、この反転
ピケット86は、先端拡張機90により、カバーされて
いる。スプリング組立体88のあご部92は、グラフト
82の解放端部を拡張している。軸方向のボアを有する
110は、先端拡張機90の内側に接続され、閉塞アン
ブレラ80を介して伸びている。押し込みカテーテル9
5は、アンブレラカテーテル110に当接し、軸方向開
口111と軸方向開口112とは、整合している。中央
押し込みワイヤ93は、押し込みカテーテル95の軸方
向開口112を介して、挿入され、更に、アンブレラカ
テーテル110の軸方向開口111を介して、中央押し
込みワイヤ93が押し込みカテーテル95に当たるま
で、挿入される。
【0038】図20は、大動脈2から腸骨動脈34に伸
びる大動脈瘤20を図示している。グラフト1が挿入さ
れ、それにより、大動脈2から腸骨動脈34への導管を
形成している。従来の大腿動脈バイパスグラフト94
は、グラフトの根元部から他のリムへの動脈血流を収納
するサイドから血流を運ぶ為に、使用されていた。この
閉塞アンブレラ80は、動脈血流(腸骨動脈34に大腿
動脈バイパスグラフト94を介して入る)が、グラフト
1と大動脈瘤20との間にはいる「バッキングアップ」
するのを防止する。
【0039】挿入前に、閉塞アンブレラ80は、導入シ
ース4の先端部に、導入シース4が先端拡張機90に係
合し、アンブレラカテーテル110が、押し込みカテー
テル95に出会うまで、こじ入れられる。アンブレラカ
テーテル110と押し込みカテーテル95とは、軸方向
開口111と軸方向開口112を介して挿入された中央
押し込みワイヤ93により、整合される。この装置が大
腿動脈30内に挿入さり、更に、腸骨動脈34内に挿入
される。押し込みカテーテル95が導入シース4内を貫
通する。閉塞アンブレラ80は、導入シース4から、押
し込みカテーテル95と中央押し込みワイヤ93とに力
をかけることにより、押し出され、導入シース4の上に
引き抜かれる。スプリング組立体88とあご部92とが
導入シース4から外れると、それらは、閉塞アンブレラ
80を確保する動脈壁に伸びる。押し込みカテーテル9
5と、中央押し込みワイヤ93と、導入シース4とがそ
の後、動脈切開により、大腿動脈30から引き抜かれ
る。その後、この動脈切開は、大腿動脈バイパスグラフ
ト94の先端部に接着される。
【0040】「ブリーチ搭載」導入シースを使用する場
合は、このシースは、まず、動脈を介して、動脈瘤の根
元部に挿入される。その後、拡張機が挿入されて、シー
スはクランプされて、グラフトが挿入される。
【0041】一般的に、プロテーゼ(人工器官)は、グ
ラフトとステントとから構成される。このステントは、
グラフトオリフィスの器官内に配置され、グラフトを拡
張し、その位置に固定する。
【0042】全てのステントは、好ましくは、自己拡張
タイプで、そのセグメント201が図21に図示されて
いる。1本のワイヤループが、折り曲げられて、直線リ
ム203の間に反曲点202を形成している。リムの数
と長さは、その材質、グラフトが挿入される血管のサイ
ズ、導入システムのサイズ条件に応じて決まる。しか
し、ステントの直径は、常に、グラフトが挿入される血
管の直径より大きい。頭部ステントは、グラフトに固着
される。ステントの曲げ、突起、他の表面形状は、付属
物204の点として使用される。突起は、ワイヤのカテ
ーテルの形状をとり、ステントにハンダ付けされたり、
接着されたりする。頭部ステントは、あご205を有す
る。このあご205は、ステントの表面から外部に突出
している。このあご部は、頭部または尾部に、あるい
は、両方に形成される。それらは、ステントにどの場所
でも接着しうる。頭部ステントは、突起があっても無く
てもよい。
【0043】図22に、尾部オリフイス208と209
と頭部オリフイス207とを有する二又グラフト206
が図示されている。この二又グラフト206は、本体2
50と、尾部リム210と尾部リム213とを有する。
本体250は、本体ボア251と頭部オリフイス207
とを有する。尾部リム210は、本体ボア251と連通
するボア252と尾部オリフイス209とを有する。尾
部リム213は、本体ボア251と連通するボア253
と尾部オリフイス208とを有する。
【0044】一般的5,グラフトは、ポリエステルのよ
うな耐久性のヤーンで形成され、縫い目はない。また、
ヤーン自身の有する柔軟性、あるいは後処理による適度
な柔軟性を有している。グラフトの大きさは、種々の物
があり、挿入される場所により、異なる。いずれにして
も、グラフトの直径は、患者の血管の直径より大きいも
のが選択される。多くの場合、グラフトの長さは、尾部
オリフイス208、尾部オリフイス209が器官内に入
るよう決定される。このグラフト頭部リムの材質は、多
孔質のもので、血液のリークの浸透が可能な物でなけれ
ばならない。
【0045】挿入サイドの反対側のサイドの尾部リム2
10は、放射線不透過ライン211と放射線不透過ライ
ン212とでマークされている。これらのマークは、X
線、CT、MRI等の装置で、透視可能である。尾部リ
ム213は、尾部オリフイス208に、少なくとも、2
個の放射線不透過ライン214、215とを有する。図
23において、プロテーゼ注入システム180は、中央
キャリア216とそれと同軸の同軸導入シース217と
を有する。この同軸導入シース217は、一定の直径と
一定の肉厚を有する。同軸導入シース217の内径は、
2カ所の領域に沿った中央キャリア216の外径に対応
する。そのうち1つの領域は、キャリアシフト218の
尾部に位置し、他の領域は、キャリアヘッド219の頭
部に位置する。これらの2つ領域の間により狭いキャリ
ア軸領域220が存在する。
【0046】同軸導入シース217は、フレキシブルな
人体に無害な材質の薄い壁でできており座屈に耐え、ま
たその表面の摩擦係数も低い。この同軸導入シース21
7は、先端部223以外の場所で一定の直径と一定の肉
厚を有する。この先端部223の場所は、同軸導入シー
ス217の表面221は、テーパ状に形成され、キャリ
アヘッド219の外部表面222に適合する(図24、
25)。図26において、止血シール225は、キャリ
アシフト218の外部表面226と係合する。この止血
シール225は、外部表面226を把持する公知のロッ
ク227を有する。同軸導入シース217の長さは、中
央キャリア216の長さに依存する。この同軸導入シー
ス217は、キャリア軸全体より長く、キャリアヘッド
219とキャリアシフト218の一部を被う。
【0047】図26、27において、中央キャリア21
6は、内部カテーテル229と、それと同軸の外部カテ
ーテル230を有する。この内部カテーテル229は、
一定の直径と肉厚を有する。内部カテーテル229の尾
部231は、注入ポート232を有する。内部ルーメン
233は、内部カテーテル229の外径にマッチする
が、外部カテーテル230の外径は、変化する。先端で
は、この外径は、導入シースの内径に対応する(図2
4)。外部カテーテル230のこのセグメントは、キャ
リアヘッド219である。
【0048】図25において、別の小拡大部234は、
先端では、同軸導入シース217の端部である。更に、
キャリアヘッド219から同軸導入シース217へスム
ーズに移行する。
【0049】尾部周囲の導入シースの内径は、キャリア
シャフト218の尾部セグメントの外径にマッチする。
キャリアヘッド219とキャリアシャフト218との間
の中央キャリア216のより狭いセグメントは、キャリ
ア軸領域220である。挿入時、プロテーゼ組立体22
8とその関連カテーテルシステムは、同軸導入シース2
17とキャリア軸領域220との間の空間に圧縮挿入さ
れる。
【0050】図23において、2対の穴235と穴23
6とは、キャリア軸の外部カテーテルを横断し、1対
は、プロテーゼ組立体228の端部を横断する。
【0051】図27において、縫合糸ループ237、縫
合糸ループ238がこの点で、内部カテーテル229の
周囲に巻回され、外部カテーテル230の器官内に孔を
介して入る。これにの縫合糸は縫合糸ループ239、2
40と同様に、プロテーゼ組立体228のある部分を横
断する。それにより、プロテーゼの両端を中央カテーテ
ルに縫合する。縫合糸ループ237ー240(とプロテ
ーゼ)は、内部カテーテル229を取り除くことによ
り、解放される。各セットのループは、クロスしてはな
らない。さもないと、内部カテーテル229を取り除い
た後でも、中央キャリアを解放できなくなる。
【0052】図26において、内部カテーテル229と
外部カテーテル230の尾部241は、短くフレキシブ
ルな拡張部を有する。その大きさと構造は、キャリア軸
領域220に類似している。内部カテーテル229と外
部カテーテル230とは、それぞれ、その拡張部の尾部
で、注入ポート232と押圧部242とを有する。この
232と押圧部242とは、保持部243でロックさ
れ、内部カテーテルが抜けるのを防止する。
【0053】図23において、キャリアシヤフト(また
は、キャリア軸領域220の尾端部)の頭部244は、
カテーテルと縫合糸の接続の為に、管状溝245を有す
る。
【0054】キャリアシフト219とキャリアシャフト
218の直径は、同軸導入シース217の直径により決
定される。そして、この同軸導入シース217は、プロ
テーゼの容積により、決定される。キャリア軸領域22
0の最短長さは、動脈瘤の根元部から皮膚までの距離で
ある。また、キャリア軸領域220の最大長さは、導入
シースの長さである。それ故、中央キャリア216は、
腸骨動脈と動脈瘤の合計の長さの2倍に等しい。
【0055】尾部の制御メカニズムに付いて、以下に記
述する。尾部リム制御メカニズムが、二又グラフト20
6の尾部リム210と213の尾端部から皮膚まで伸び
る。この尾部リム制御メカニズムは、図28、29に図
示されるように、グラフトの管状拡張部246、247
の形状をしている。あるいは、図32ー35に図示する
ような、カテーテルと縫合糸の組み合わせである。
【0056】図28において、管状拡張部246と24
7とは、二又グラフト206の尾部リム213と210
にロッド部248と249でもって縫合されている。こ
のロッド部248と249は、280と281とで係止
されている。
【0057】図29には、別の制御メカニズムが図示さ
れている。同図には、ボア252と253のループが、
それぞれ、管状拡張部246と247の壁に沿って二又
グラフト206と接合している。
【0058】図30において、縫合糸254の単一ルー
プは、尾部リム210の一端に対する牽引手段として、
使用される。図31に、尾部リム210の端部の複数の
点に接続する状態が図示されている。縫合糸254の一
側面が切断されると、他の端部の牽引が、グラフト内の
縫合糸の端部引きつけ,本体から引き出す。縫合糸をカ
テーテル255内に閉じ込めることにより、モツレを少
なくする。
【0059】図32と33において、カテーテル255
の側面穴256と、カテーテル255の複数の257、
側面穴258とは、尾部リム210の壁に近かずかず
に、グラフトの複数の点の引きを可能にする。結び目2
59により、ループの両端を分割することにより、縫合
糸254がカテーテル255から出てくることが可能に
なる。このカテーテルと縫合糸の組み合わせは、複数の
機能を提供できる。引きは、図34に図示する如く、最
短の縫合糸260を介してのみ伝達されるからである。
カテーテル255の引きは、縫合糸260が切断される
まで、縫合糸261を緊張させない。
【0060】図35に、尾部リム210のカテーテル2
55が図示されている。262は、カテーテル255と
263とを有する。図36において、210の尾部ルー
メンは、縫合糸264により提供され、こ縫合糸の26
4は、縫合糸ループ237と238とがプロテーゼに係
止したように、中央キャリアに係止されている。反対リ
ムアクセスガイドシステム265は、引きが外部端部に
かかると、緊張し、フレキシブルでなくなる。緊張する
と、それは、図39に図示するように、カテーテル14
0のルーメン内のワイヤガイドのように機能する。内部
カテーテル229が取り除かれると、反対リムアクセス
ガイドシステム265は、中央キャリア216から解放
される。係留ループ266は、カテーテルの端部に係合
するか、そのルーメン内を貫通し、尾部にまで伸びる。
そこで、縫合糸の結び目が引き抜かれるのを阻止する。
カテーテル内で側面穴267を貫通して結ばれた縫合糸
は、緊張がかかると、引き抜かれる傾向にある。ただ
し、図37に示すように、引きをより均等に分配するよ
う、カテーテルを囲む場合、この限りではない。
【0061】図38において、尾部リム213のルーメ
ンのアクセスは、ワイヤガイドによりガイドされる。ス
テントの挿入の間、引きが維持されるならば、縫合糸2
54は、また、尾部リム213に必要である。尾部リム
213のカテーテルへの方向は、一定でなければなせな
い。どのゆうなネジレも2個の先端リムの相対的方向付
けに際し、再生されるからである。キャリア軸領域22
0の場所は、挿入システムの外側にマークされる。
【0062】図39において、カテーテル140は、ス
テント押し込み装置271と、外部シース268とを有
する。尾部ステント挿入装置の構造と機能は、プローゼ
注入システム180のそれとほぼ同様である。
【0063】外部シース268は、一定の直径と肉厚を
有している。ただし、シースの外部表面がターパ状にな
り、押し込みヘッド270とスムーズに接合する頭部オ
リフィス269の部分を除く。このシースは、フレキシ
ブルな材料で、その表面は、低摩擦係数である。ステン
ト押し込み装置271の頭端部に押し込みヘッド270
が配置されており、この押し込みヘッド270は、導入
シースの内径とマッチする外径を有する。また、この押
し込みヘッド270は、導入シースの直径とも合う。こ
の2つの間は、狭い押し込み軸273であり、この押し
込み軸273は、尾部ステント275を貫通する。
【0064】図40において、カテーテル130が二又
グラフト206の尾部リム210の位置を方向付ける。
二又のグラフトの反対リムを配置するとネジレが生成さ
れる。カテーテル130が先端リム制御システムの上に
かぶせられ、ネジレを除去する。カテーテル130に
は、頭部274に魚口形状のスプリットが設けられてい
る。端末のスプリットは、その装置の長軸を含む面を占
有する。引きが縫合糸254に加えられると、この縫合
糸254は、グラフトの2個の壁にそうカテーテル内に
引き込まれる。その後、平面化した反対側面リムは、カ
テール130内のスロット内にスライドする。
【0065】図41において、管状拡張部246と24
7と共に使用されるカテーテル131が図示されてい
る。このカテーテル131は、先端部133に軟質球形
チップと拡張部132とを有する拡張機である。この拡
張機が管状部に挿入され、この管状部は、尾部を引くこ
とにより、緊張状態におかれる。きっちり適合すること
により、管状部の表面の摩擦力により、ネジレ力がグラ
フトに伝達される。グラフトの拡張部が存在しない場
合、カテーテル131が反対リムアクセスガイドシステ
ム265の上に進行する。その後、拡張機が尾部分オリ
フイス209の内面と係合する。あるいは、拡張機が尾
部リム210内ぶ膨らまされたバルーン(風船)である
場合は、カテーテル131が如何なる形状をとるとも、
動脈瘤から尾部リムの端部に到達するに十分長い。
【0066】図42は、ダブルルーメンカテーテル12
0の部分断面図である。このカテーテルは、貫通穴12
1と122とを有する。一方は、動脈カテーテルが挿入
され、他方には、造影用カテーテル(または、ワイヤ)
が挿入される。先端部123は、挿入しやすいように、
若干テーパ状で形成されている。このカテーテルは、ネ
ジレに強いので、2このルーメンは、その形状が維持さ
れる。このカテーテルは、2個のカテーテルが分かれる
所まで、挿入され、一方のカテーテルは、動脈の根元部
に、他方のそれは、腸骨動脈に挿入される。
【0067】以下にプロテーゼ装置とその使用方法につ
いて、説明する。患者は、手術台の上に仰向けに寝る。
動脈の分岐点まで、動脈血管を手術することにより、ア
クセスする。あるいは、導入シースを用いて、プロテー
ゼ装置が挿入される。サイラスティク(登録商標)バン
ドで動脈の根元部を、クランプで先端部を止血する。ま
た、患者をヘパリン(凝血剤)で凝血する。
【0068】この挿入は、蛍光線器具でガイドされる。
特に、有効な装置は、デジタルサブストラクションであ
る。これは、リアルタイムの蛍光イメージと、静的なイ
メージ組み合わせて、挿入装置を適切にガイドしようと
するものである。
【0068】まず、最初の血管造影を行い、ガイドが挿
入される基準点を規定する。その後、挿入されたカテー
テルを除去し、ガイドワイヤを基準位置に残す。
【0069】ワイヤ、縫合糸、カテーテル、テープ等が
挿入される。ある方法では、このカテーテルやガイドワ
イヤをドルミエバスケットを用いて、動脈に縫いつけ
る。別の方法では、蛍光線ガイド装置により実行する方
法である。
【0070】交差動脈系に血管造影カテーテルを巻き付
けないよう、注意しなければならない。この為には、1
20を用いるとよい。
【0071】導入システムは、ワイヤガイドに巻き付け
て、使用する。プロテーゼの位置は、中央カテーテルを
操作することにより、制御される。導入システムが引き
抜かれた後、ステントは拡張し、グラフトを開き、所定
の位置に固定する。同軸導入シース217をさらに引き
抜くと、頭部リム制御機構と中央キャリア216が出て
くる。この頭部リム制御機構、縫合糸ループ237、2
38や、他のカテーテル、管状グラフト拡張機が、縫合
糸や、テープ、クリップ等を用いて、動脈に接着され
る。
【0072】尾部リム210は、動脈内に挿入後、捻れ
るみとがある。このネジレは、放射線不透過ライン21
1と212とを観察することにより、確認できる。縫合
糸ループ237、238のような反対側リム制御機構を
用いて、尾部リム210を引き、それをカテーテル13
0、131の上に引く。尾部リム210のネジレを取る
ことにより、動脈の脈と血流の流れが良くなる。
【0073】ステントは、尾部リム210と211の周
囲の血が動脈瘤内に逆流するのを阻止しなければならな
い。ステント挿入装置は、管状拡張部247を貫通す
る。あるいは、この装置は、ワイヤガイドまたは反対リ
ムアクセスガイドシステム265の上にかぶせられる。
いずれにしても、尾部リムを尾部リム制御機構を用い
て、引きつけて置く必要がある。
【0074】プロテーゼ組立体228は、内部カテーテ
ル229を除去することにより、中央キャリア216か
ら解放される。搭載装置を取り除く前に、内部カテーテ
ルを置き換えて、中央ルーメンを介してワイヤガイドを
前進させることが必要であるが、それは、ワイヤガイド
は、尾部リム213のルーメン内にステントの挿入をガ
イドする必要があるからである。ステントの挿入後、ワ
イヤガイドは、カテーテルの挿入をガイドするのに、必
要である。手術の完了後、カテーテルは、引き抜かれ、
動脈の治療は終了し、傷口は閉じられる。
【0075】図43において、器官移動装置350は、
プロテーゼ組立体228を二又ルーメン内の所定位置に
配置する。図48と49に示すように、二又ルーメン2
84は、腸骨動脈34と35で大動脈2内に配置され
る。大動脈瘤20は、腸骨動脈34、35の根元部に配
置される。動脈ルーメン285は、メインルーメンを形
成し、腸ルーメン286、287とは、この動脈ルーメ
ン285と連通する。
【0076】図43のプロテーゼ組立体228は、ステ
ントブート304、305内に、二又グラフト206、
主スプリング組立体301、リムスプリング組立体30
2、303(図示せず)を有する。主スプリング組立体
301とプロテーゼ組立体228とは、同軸導入シース
217内に配置され、この同軸導入シース217は、ポ
リテトラフルオロエチレン製である。二又グラフト20
6は、本体250を有し、この本体250に尾部リム2
13と210とが付属し、それらは、ステントブート3
04と305との上部に部分的にかぶさる。
【0077】本体250は、頭部オリフィス207と本
体ボア251とを有する。ボア252と253とは、本
体ボア251と連通し、それぞれ、尾部リム210と2
13内に伸びる。尾部リム210は、尾部オリフイス2
09を有し、尾部リム213は、尾部オリフイス208
を有する。主スプリング組立体301は、頭部オリフィ
ス207を貫通して、本体250の本体ボア251内に
配置され、本体250が動脈ルーメン285の内壁と適
合する。プロテーゼ組立対が二又ルーメン284内に配
置され、同軸導入シース217から解放されると、主ス
プリング組立体301は、その圧縮状態から拡張する
(図43)。
【0078】器官移植装置350は、圧縮状態の主スプ
リング組立体301を保持する為に、同軸導入シース2
17を有し、圧縮状態のスプリング組立体を保持する為
に、ステントブート304を有し、圧縮状態のスプリン
グ組立体を保持する為に、ステントブート305を有
し、プロテーゼ組立体228を二又ルーメン284内に
保持する為に、ボア252と253内に配置された保持
組立体351を有する。一方、外部シースは、プロテー
ゼ組立体228から引き抜かれ、主スプリング組立体3
01を圧縮状態から解放する。
【0079】中央キャリア216と同様に、メイン保持
組立体は、その先端部に拡張ヘッド353を有する細長
部材352を有する。拡張ヘッドは、器官移植装置を二
又ルーメン内に貫通するよう、機能し、出血を最小化す
る。細長部材352は、中間キャリア軸領域を有し、こ
の領域は、外部カテーテル318と、コネクタスリーブ
354と、その中に形成された側面開口355、356
と、この細長部材内を軸方向に伸びる内部カテーテル3
19と、この細長部材は、外部カテーテルとコネクタス
リーブ354とを有する。このコネクタスリーブ354
は、外部カテーテル318のセグメントを接続し、接続
縫合糸357、358が側面開口355、356を介し
て、内部カテーテル319に接続することを容易にす
る。接続縫合糸357と358の一端は、外部カテーテ
ル318の外表面に結合され、他端は、内部カテーテル
319の外表面に結合される。接続縫合糸357と35
8とは、主スプリング組立体301の対向端を貫通し
て、ループが形成され、プロテーゼ組立体228を二又
ルーメン284内に保持する。一方、同軸導入シース2
17は、プロテーゼ組立体228から引き抜かれ、主ス
プリング組立体301を圧縮状態から解放する。外部シ
ースは、空間359を有し、その中には、プロテーゼ組
立体228がその挿入中配置されている。接続縫合糸3
57と358とは、プロテーゼ組立体228が同軸導入
シース217内に配置された時、主スプリング組立体3
01を一時的に圧縮状態にするような反転装置を形成す
る。外部シースの先端部は、拡張ヘッド353の根元部
近傍に配置され、搭載装置の二又ルーメン内への挿入を
容易にする。
【0080】細長部材352は、キャリアシャフト21
8と同様なキャリアシャフト領域360を有し、このキ
ャリアシャフト218内にキャリアシャフト管状リセス
309が形成されている。
【0081】図44において、リムスプリング組立体3
02が圧縮状態の部分断面図である。このリムスプリン
グ組立体302は、縫合糸315、316を介して、尾
部リム213の内側に接続され、ステントブート304
内に包含される。プロテーゼ組立体228が大動脈瘤2
0内に適切に配置されると、リムスプリング組立体30
2は、圧縮状態から解放され、尾部リム213を拡張
し、リムを腸骨動脈34の内壁に適合させる。ステント
ブート304は、圧縮状態のリムスプリング組立体30
2を収納する容器である。縫合糸314は、一時的に、
リムスプリング組立体302に接続され、プロテーゼ組
立体228を二又ルーメン284内に配置する間、リム
スプリング302をステントブート304に保持する。
縫合糸314は、プロテーゼ組立体228が二又ルーメ
ン284内にある時、特に、尾部リム213が腸骨動脈
34内に適切に配置された時、リムスプリング組立体3
02を解放する解放機構を形成する。縫合糸314が、
リムスプリング組立体302から離れると、ステントブ
ート304は、リムスプリング組立体302から引き込
まれ、それ圧縮状態から解放する。リムスプリング組立
体302が、圧縮状態から解放されると、リムスプリン
グ組立体302は、尾部リム213を拡張し、リムを腸
ルーメン286の内壁に適合させる。
【0082】ステントブート304は、ポリテトラフル
オロエチレン製のチューブで、リムスプリング組立体3
02を圧縮状態で保持する。リムスプリング組立体30
2は、ボア253内の尾部リム213に、縫合糸31
5、316でもって接続される。縫合糸315、316
とは、尾部オリフィス208から頭部部分に配置され、
グラフトリムの尾部がステントブート304の上部の上
に伸びる。縫合糸314、317とは、一時的にリムス
プリング組立体302に接続され、リムスプリング組立
体302をステントブート304内に保持する。縫合糸
314と317の一端は、外部カテーテル318の周囲
に結ばれ、一方他端は、コネクタスリーブ322の開口
320と321を貫通した内部カテーテル319の周囲
に結ばれる。内部カテーテル319は、リムスプリング
組立体302に一時的に接続され、314、317を解
放する解放機構の一部を形成する。縫合糸314、31
7、内部カテーテル319とは、ステントブート304
内にリムスプリング組立体302を保持する保持機構を
形成する。コネクタスリーブ322は、開口320と内
部カテーテル319とを有するチューブである。コネク
タスリーブ322は、外部カテーテル318の外径に合
う内径を有する。外部カテーテル318が切断され、コ
ネクタスリーブ322の対向端部内に挿入され、医療用
接着剤を用いて、接合される。内部カテーテル319
は、コネクタスリーブ322と外部カテーテルの通路を
通過し、スリーブ内の側面開口を貫通した接続縫合糸を
保持する。
【0083】図45において、ステントブート304
は、尾部リム210の内部に接続され、ステントブート
305内に含まれる。カテーテル255は、ステントブ
ート305に接続され、306を貫通して伸びる縫合糸
254を有する。この縫合糸254は、リムスプリング
組立体303に一時的に接続され、このリムスプリング
組立体303をステントブート305内に、プロテーゼ
組立体228をルーメン284内に配置する間保持す
る。縫合糸254は、プロテーゼ組立体228が二又ル
ーメン284内に配置された時、特に、尾部リム210
がリムスプリング組立体35内に配置された時、リムス
プリング組立体303を解放する解放機構を構成する。
縫合糸254がリムスプリング組立体303から離れる
と、ステントブート305は、リムスプリング組立体3
03から引き抜かれ、それを圧縮状態から解放する。リ
ムスプリング組立体303が圧縮状態から解放される
と、リムスプリング組立体303は、尾部リム210を
拡張し、リムを腸ルーメン287の内壁に適合させる。
【0084】カテーテル255は、市販のコポリマー製
のチューブで、それに、ステントブート305が医療用
接着剤で一体化される。ステントブート305は、圧縮
状態のリムスプリング組立体303を収納するポリテト
ラフルオロエチレン製のチューブである。リムスプリン
グ組立体303は、カテーテル255の内側の尾部リム
210に縫合糸307、308で接続される。縫合糸3
07、308は、尾部オリフィス209の頭部に配置さ
れ、尾部リム213の尾部がステントブート305上に
伸びるようにする。リムスプリング組立体303は、血
管内に食い込む鈎を有し、プロテーゼ組立体228を固
定する。しかし、リムスプリング組立体303は、この
鈎があってもなくてもよい。縫合糸254は、一時的に
キャリアシャフト管状リセス309に縫合糸310を介
して、接続される。
【0085】図46において、ステントブート305
は、カテーテル255に接続され、このカテーテル25
5は、カテーテル130の軸方向ルーメン311内に配
置される。複数のスプライン312は、ステントブート
305の根元部に形成され、軸方向ルーメン311の先
端部の周囲に配置される複数の313に適合する。この
スプライン313は、互いに係合し、ステントブート3
05と尾部リム210とを回転し、腸骨動脈35内に適
切に配置するようにする。尾部リム213に放射線不透
過のマーカが付けられている。
【0086】図47において、プロテーゼ組立体228
は、大動脈2の二又ルーメン284と腸骨動脈34、3
5内に配置される。主スプリング組立体301は、圧縮
状態から解放され、本体250を拡張し、本体250を
動脈ルーメン285の内壁に適合させる。同様に、30
2も、圧縮状態から解放され、細長部材352と尾部リ
ム213は、腸骨動脈34の腸ルーメン286の内壁に
尾部リム213を適合させる。リムスプリング組立体3
03が圧縮状態から解放されると、尾部リム210を拡
張し、腸骨動腸脈35の腸ルーメン287の内壁に尾部
リム210を適合させる。カテーテル255とステント
ブート305は、リムスプリング組立体303から引き
抜かれると、尾部リム210を拡張する。
【0087】次に、プロテーゼ組立プ体228を二又ル
ーメン284内の適切な点に配置する方法について述べ
る。まず、開口283と開口361を介して腸骨動脈3
4、35内の腸ルーメン286、287内に配置する。
ガイドが283と361との間に配置される。器官移植
装置350は、保持組立体351、細長部材352を有
し、それに付属されたプロテーゼ組立体228が、二又
ルーメン284内に配置される。同軸導入シース217
がプロテーゼ組立体228から引き抜かれると、カテー
テル255は、尾部リム210を腸骨動脈35の腸ルー
メン287内にガイドして入れる。縫合糸314が、プ
ロテーゼ組立体228を二又ルーメン284内に配置し
ている主スプリング組立体301、リムスプリング30
2、303から解放される。ステントブート304と3
05とは、細長部材352とカテーテル255を引き抜
く間に、それぞれのスプリング組立体から取り除かれ
る。
【0088】変形例として、ステントブート304と3
05は、外部カテーテルに固定するか、スライド可能に
固定する。同様に、ステントブート304は、カテール
の端部に接着剤を用いるか、スライド可能に固定する。
同軸導入シース217は、半剛性のポリテトラフルオロ
エチレン製で、プロテーゼ組立体228を収容可能であ
る。スプリング組立体まてはステントは、それが引き抜
かれたとき、自動的に拡張するものであれば、如何なる
形状のものでもよい。
【0089】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のグラフトは、
大きな外科手術を施さずにグラフトを動脈瘤内に配置し
て治療ができる。更に、本発明のプロテーゼ挿入装置
は、このようなグラフトを安全確実に患者の体内に配置
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の管状グラフトの斜視図であ
る。
【図2】本発明の一実施例のスプリング拡張組立体の斜
視図である。
【図3】図2の線A−Aに沿った断面図である。
【図4】図2の線B−Bに沿った断面図である。
【図5】本発明の他の実施例のスプリング拡張組立体の
斜視図である。
【図6】グラフトに縫合したスプリング拡張組立体を斜
視図である。
【図7】フレクシブルなスプリング整合と圧縮抵抗組立
体の斜視図である。
【図8】フレキシブルなスプリング整合と圧縮抵抗組立
体のエルボウと保持バーを表す図である。
【図9】2個の圧縮状態のスプリング拡張組立体と2個
の非圧縮状態のスプリング拡張組立体整合の軸方向断面
図を表し、それらがフレクシブルなスプリング整合と圧
縮抵抗組立体図7により結合された状態を表す図であ
る。
【図10】フレキシブルなスプリング整合と圧縮抵抗組
立体を表し、保持バーがスプリング拡張組立体の1つに
固定されている状態を表す図である。
【図11】先端部に配置された拡張ヘッドを有する管状
キャリアの軸方向断面図である。
【図12】「マズル挿入」装置の軸方向断面図である。
【図13】導入シースの根元端部の軸方向断面図であ
る。
【図14】拡張ヘッドと導入シースと管状キャリアと中
央制御手段とが挿入された大動脈瘤と腸骨動脈と大腿動
脈の縦断面図である。
【図15】グラフトが挿入された大動脈瘤と腸骨動脈と
大腿動脈の縦断面図である。
【図16】係合ループと中央制御手段とが挿入された管
状キャリアの縦断面図である。
【図17】係合ループと中央制御手段とが挿入された管
状キャリアの縦断面図である。
【図18】他のグラフト接着手段の縦断面図である。
【図19】閉塞アンブレラの縦断面図である。
【図20】閉塞アンブレラとグラフトとが挿入された大
動脈瘤と腸骨動脈と大腿動脈の縦断面図である。
【図21】自己拡張ステントのセグメントを表す図であ
る。
【図22】二又のグラフトを表す図である。
【図23】管状キャリアを表す図である。
【図24】テーパ状の頭端部を有する導入シースの一実
施例を表す図である。
【図25】テーパ状の頭端部を有する導入シースの他の
実施例を表す図である。
【図26】管状キャリアの一実施例を表す図である。
【図27】管状キャリアの他の実施例を表す図である。
【図28】二又のグラフトに縫合された管状拡張部の一
実施例を表す図である。
【図29】管状拡張部をグラフトに縫合する別のの方法
を表す図である。
【図30】尾端部のリムを牽引する縫合糸の単一ループ
を表す図である。
【図31】尾端部のリムにある複数の穴を介して牽引す
る縫合糸のループを表す図である。
【図32】カテーテルの側面穴と尾端部のリムにある複
数の穴を介して牽引する縫合糸のループを表す図であ
る。
【図33】カテーテルの側面穴と尾端部のリムにある複
数の穴を介して牽引する縫合糸のループを表す図であ
る。
【図34】縫合糸を介して、カテーテルを引き上げる状
態を表す図である。
【図35】尾端部リム制御システムの尾端部リム制御カ
テーテルを表す図である。
【図36】尾端部リム制御システムの尾端部リム制御カ
テーテルを表す図である。
【図37】反対ルーメンアクセスガイドシステムのカテ
ーテルを包囲する縫合糸を表す図である。
【図38】挿入ワイヤにより同側のリムルーメンにアク
セスする状態を表す図である。
【図39】本発明の先端ステントの側面図である。
【図40】グラフトを真っ直ぐにする反対リムを表す図
である。
【図41】グラフトを真っ直ぐにする反対リムの別の実
施例を表す図である。
【図42】ネジレ防止用ダブルルーメンカテーテルの断
面図である。
【図43】プロテーゼを所定位置に配置する本発明の人
工器官移植装置部分の部分断面図である。
【図44】図43のプロテーゼ組立体の同側リムスプリ
ング組立体と人工器官移植装置のステントブートの部分
断面図である。
【図45】図43のプロテーゼ組立体の反側スプリング
組立体と制御リム挿入カテーテルの部分断面図である。
【図46】図45の制御リム挿入カテーテルに仮に接続
された反対側面ステントブートの部分断面図である。
【図47】本発明のプロテーゼ組立体が、動脈瘤と動脈
と腸骨動脈に挿入された状態を表す図である。
【図48】動脈と腸骨動脈に挿入されたワイヤガイドで
縫合糸を制御する方法を示す図である。
【図49】動脈と腸骨動脈に挿入されたワイヤガイドで
縫合糸を制御する方法を示す図である。
【符号の説明】
1 グラフト(接ぎ木) 2 大動脈 3 折曲部 4 導入シース 5 直径 6 スプリング組立体 7 エルボ 8 先端部 10 突起 12 スプリング組立体 13 先端 15 アーム 19 根元部 20 大動脈瘤 21 管状キャリア 22 拡張ヘッド 25 中央制御スレッド 26 中央制御手段 27 拡張ヘッドリップ 29、29’開口 30 大腿動脈 31 スプリング組立体 34、35 腸骨動脈 36 糸 39、39’ 係留ループ 42 反曲アーチ 49 フレキシブルスプリング整合圧縮抵抗部材 50 第1スプリングアーム 51 スプリング拡張組立体 52 第2スプリングアーム 54 保持バー 56 突出部 58 開口 60 開口輪 62 ロッド部 64、66 スプリング組立体 68 ワイヤガイド 70 ゴムシール 72 開口 74 筒状部 75 上部円錐部 80 閉塞アンブレラ 82 グラフト 86 反転ピケット 88 スプリング組立体 90 先端拡張機 92 あご部 93 中央押し込みワイヤ 95 押し込みカテーテル 94 大腿動脈バイパスグラフト 96 大腿動脈 100 片持フック 101、101’開口 102 外部キャリア 104 内部カテーテル 110 アンブレラカテーテル 111、112 軸方向開口 180 プロテーゼ注入システム 201 セグメント 202 反曲点 203 直線リム 204 付属物 205 あご 206 二又グラフト(接ぎ木) 207 頭部オリフィス 208、209 尾部オリフイス 210、213 尾部リム 211、212 放射線不透過ライン 214、215 放射線不透過マーカ 216 中央キャリア 217 同軸導入シース 218 キャリアシャフト 219 キャリアヘッド 220 キャリア軸領域 222 外部表面 223 224 尾部 225 止血シール 226 外部表面 227 ロック 228 プロテーゼ組立体 229 内部カテーテル 230 外部カテーテル 231 尾部 232 注入ポート 233 内部ルーメン 234 小拡大部 235、236 穴 237、238、239、240 縫合糸ループ 241 尾部 242 押圧部 243 保持部 244 頭部 245 管状溝 246、247 管状拡張部 248、249 ロッド部 250 本体 251 本体ボア 252、253 ボア 254 縫合糸 255 カテーテル 256、258 側面穴 259 結び目 260、261、263 縫合糸 265 反対リムアクセスガイドシステム 266 係留ループ 267 側面穴 268 外部シース 269 頭部オリフィス 270 押し込みヘッド 271 ステント押し込み装置 272 押し込みシャフト 273 押し込み軸 274 頭部 275 尾部ステント 284 二又ルーメン 285 動脈ルーメン 286、287 腸ルーメン 301 主スプリング組立体 302、303 リムスプリング組立体 304、305 ステントブート 306 307、308 縫合糸 309 キャリアシャフト管状リセス 310 縫合糸 311 軸方向ルーメン 312、313 スプライン 314、315、316 縫合糸 318 外部カテーテル 319 内部カテーテル 320、321 開口 322 コネクタスリーブ 350 器官移植装置 351 保持組立体 352 細長部材 353 拡張ヘッド 354 コネクタスリーブ 355、356 側面開口 357、358 接続縫合糸 360 キャリアシヤフト領域 380、381 ロック鈎 382、383 ロック鈎 388、389 係合部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定形状とサイズの人工器官(プロテー
    ゼ)組立体(1、12、31)を患者の器官の内壁(2
    0)に配置する装置において、 前記プロテーゼ組立体は、スプリング組立体(12、3
    1)に関連するグラフト(1)を有し、 前記装置は、 前記プロテーゼ組立体が所定の位置にある時、前記プロ
    テーゼ組立体を包囲する導入シース(4)と、 導入シース(4)が除去される間、前記前記プロテーゼ
    組立体を所定位置に保持する手段(36、21、26)
    と、を有し、 前記保持手段は、前記プロテーゼ組立体から離間した場
    所で、前記組立体に一時的に接続される接続装置(3
    6)に接続さることを特徴とする人工器官を患者の器官
    内に配置する装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は、前記組立体内に伸びる
    細長部材(21)を有し、 前記接続装置(36)は、前記細長部材(21)とプロ
    テーゼ組立体との間に前記所定の離間した場所に伸びる
    ことを特徴とする請求項1の装置。
  3. 【請求項3】 前記細長部材(21)は、管状でその先
    端部に拡張ヘッド(22)を有し、 前記拡張ヘッドは、前記器官内への前記接続装置(3
    6)の挿入を容易にすることを特徴とする請求項2の装
    置。
  4. 【請求項4】 前記プロテーゼ組立体が前記シース内に
    ある時、前記プロテーゼ組立体を圧縮状態になるよう、
    一時的に引きつける収縮装置(36、21)と、 前記シースの除去の間あるいは除去後、前記プロテーゼ
    組立体を拡張しながら解放する不能化装置(26)とを
    更に有することを特徴とする請求項3の装置。
  5. 【請求項5】 前記収縮装置(36、21)と、不能化
    装置(26)とは、前記接続装置(36)の一部を形成
    し、 前記一部は、細長部材内に配置され、そこから制御され
    ることを特徴とする請求項3の装置。
  6. 【請求項6】 前記接続装置(36)は、一端は、前記
    プロテーゼ組立体に接続され、他端は、細長部材の内側
    に開口(29、101)を介して、接続された糸(3
    6)であるコネクタを含み、 前記不能化装置は、前記糸を細長部材の内部から解放す
    ることを特徴とする請求項5の装置。
  7. 【請求項7】 前記グラフトを収納する器官が二又形状
    であり、 前記グラフトは、共通本体(250)と2個の二又部分
    (213、210)とを有し、 前記スプリング組立体は、前記グラフトの共通本体と二
    又部分の一方(213)に関係し、 他のスプリング組立体は、前記二又部分の他方(21
    0)内に配置されることを特徴とする請求項1ないし6
    の装置。
  8. 【請求項8】 識別マーカ(211、212)が、少な
    くとも前記二又部分の他方(210)に施されているこ
    とを特徴とする請求項7の装置。
  9. 【請求項9】 前記二又部分の他方(210)は、それ
    ぞれの器官内の位置に引かれるような装置を有すること
    を特徴とする請求項7または8の装置。
  10. 【請求項10】 前記スプリング組立体またはグラフト
    は、その先端部にあご部を有することを特徴とする請求
    項1ないし9の装置。
  11. 【請求項11】 前記グラフトの一端は、シール(8
    0)されることを特徴とする請求項1ないし6の装置。
  12. 【請求項12】 共通本体(250)とそこから伸びる
    第1と第2のリム(213、210)とを有する二又グ
    ラフト(206)を有し、 前記共通本体(250)は、メインボアと頭部オリフィ
    ス(207)とを有し、 前記第1のリム(213)は、前記メインボアと連通す
    る第1ボア(253)と第1の尾部オリフィス(20
    8)とを有し、 前記第2のリム(210)は、前記メインボアと連通す
    る第2ボア(252)と第2の尾部オリフィス(20
    9)とを有し、 放射線不透過マーカ手段(211、212)が前記第1
    リムに沿って伸びることを特徴とする人工器官。
  13. 【請求項13】 人工器官(プロテーゼ)配置システム
    を利用して、二又形状の人工器官を患者動脈瘤内に挿入
    する方法において、 動脈の間の第1ガイドでもって、前記動脈瘤にアクセス
    通路を形成するステップと、 第2ガイドでもって、前記動脈瘤の器官にアクセス通路
    を形成するステップと、 前記動脈瘤内に人工器官を、前記動脈の一方内にリム
    を、前記人工器官(プロテーゼ)配置システムと前記第
    2ガイドでもって配置するステップと、 前記動脈の他方内に、前記人工器官の他のリムを、前記
    第1ガイドでもって配置するステップと、 前記人工器官が動脈瘤内に配置された時、前記人工器官
    (プロテーゼ)配置システムから人工器官を解放するス
    テップとからなることを特徴とする人工器官を患者動脈
    瘤内に挿入する方法。
  14. 【請求項14】 患者の器官の内壁の特定位置に人工器
    官を配置する方法において、 患者の器官にアクセス通路を形成するステップと、 グラフトと圧縮状態のスプリング組立体を有する人工器
    官を導入シース内に配置するステップと、 前記スプリング組立体は、前記グラフトを拡張させ、 前記導入シースは、前記人工器官から引き抜かれ、そし
    て、前記スプリング組立体を圧縮状態から解放し、 前記グラフト内に配置され、前記人工器官を所定位置に
    配置する手段を提供するステップと、 前記アクセス通路を介して、患者の器官内の所定位置に
    導入シースを配置するステップと、 前記導入シースを、所定位置に配置された前記人工器官
    から引き抜くステップとからなることを特徴とする人工
    器官を患者の器官内に挿入する方法。
  15. 【請求項15】 プロテーゼ組立体を二又ルーメン内の
    所定位置配置する器官移植装置において、 前記二又ルーメンは、主ルーメンと、前記主ルーメンか
    ら分岐し連通する第1と第2のルーメンを有し、 前記プロテーゼ組立体は、主体とそこから伸びる第1と
    第2のリムとを有する二又グラフトを有し、 前記主体は、その中を軸方向に伸び、頭部オリフィスを
    有する主ボアを有し、 前記第1リムは、その中を軸方向に伸び、前記主ボアと
    連通し、第1尾部オリフィスを有し、 前記第2リムは、その中を軸方向に伸び、前記主ボアと
    連通し、第2尾部オリフィスを有し、 前記プロテーゼ組立体は、圧縮状態を有する主スプリン
    グ組立体と第1スプリング組立体とを有し、 前記主スプリング組立体は、前記プロテーゼ組立体が二
    又ルーメン内の所定位置に配置され、前記主スプリング
    組立体が圧縮状態から解放された時、前記主体を半径方
    向に拡張して前記主体を主ルーメンの内壁に適合させ、 前記第1スプリング組立体は、前記プロテーゼ組立体が
    二又ルーメン内の所定位置に配置され、前記第1スプリ
    ング組立体が圧縮状態から解放された時、前記第1リム
    を半径方向に拡張して前記第1リムを主ルーメンの内壁
    に適合させ、前記器移植装置は、 圧縮状態の前記主スプリング組立体を収納する主コンテ
    ナ手段と、 圧縮状態の前記第1スプリング組立体を収納する第1コ
    ンテナ手段と、 前記グラフトの主ボアと第1ボア内に配置された、二又
    ルーメンの所定位置に前記プロテーゼ組立体を保持する
    保持手段と、を有し、 この主コンテナ手段は、前記プロテーゼ組立体から引く
    抜かれると、前記スプリング組立体を圧縮状態から解放
    することを特徴とする器官移植装置。
  16. 【請求項16】 プロテーゼ組立体を二又ルーメン内の
    所定位置配置する器官移植装置において、 前記二又ルーメンは、主ルーメンと、前記主ルーメンか
    ら分岐し連通する第1と第2のルーメンを有し、 前記プロテーゼ組立体は、主体とそこから伸びる第1と
    第2のリムとを有する二又グラフトを有し、 前記主体は、その中を軸方向に伸び、頭部オリフィスを
    有する主ボアを有し、 前記第1リムは、その中を軸方向に伸び、前記主ボアと
    連通し、第1尾部オリフィスを有し、 前記第2リムは、その中を軸方向に伸び、前記主ボアと
    連通し、第2尾部オリフィスを有し、 前記プロテーゼ組立体は、圧縮状態を有する主スプリン
    グ組立体と第1スプリング組立体と第2スプリング組立
    体とを有し、 前記主スプリング組立体は、前記プロテーゼ組立体が二
    又ルーメン内の所定位置に配置され、前記主スプリング
    組立体が圧縮状態から解放された時、前記主体を半径方
    向に拡張して前記主体を主ルーメンの内壁に適合させ、 前記第1スプリング組立体は、前記プロテーゼ組立体が
    二又ルーメン内の所定位置に配置され、前記第1スプリ
    ング組立体が圧縮状態から解放された時、前記第1リム
    を半径方向に拡張して前記第1リムを主ルーメンの内壁
    に適合させ、 前記第2スプリング組立体は、前記プロテーゼ組立体が
    二又ルーメン内の所定位置に配置され、前記第2スプリ
    ング組立体が圧縮状態から解放された時、前記第2リム
    を半径方向に拡張して前記第2リムを主ルーメンの内壁
    に適合させ、前記器移植装置は、 圧縮状態の前記主スプリング組立体を収納する主コンテ
    ナ手段と、 圧縮状態の前記第1スプリング組立体を収納する第1コ
    ンテナ手段と、 圧縮状態の前記第2スプリング組立体を収納する第2コ
    ンテナ手段と、 前記グラフトの主ボアと第1ボア内に配置された、二又
    ルーメンの所定位置に前記プロテーゼ組立体を保持する
    主保持手段と、 前記第1スプリング組立体に一時的に接続された、前記
    第1スプリング組立体を前記第1コンテナ手段内に保持
    する第1保持手段と、 前記第2スプリング組立体に一時的に接続された、前記
    第2スプリング組立体を前記第2コンテナ手段内に保持
    する第2保持手段と、を有し、 前記主コンテナ手段は、前記プロテーゼ組立体から引く
    抜かれると、前記スプリング組立体を圧縮状態から解放
    することを特徴とする器官移植装置。
JP31140492A 1992-04-15 1992-10-26 人工器官を患者の器官内に配置する装置及び器官移植装置 Expired - Lifetime JP3324707B2 (ja)

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