JPH0530343A - 階調表現を行う画像処理装置 - Google Patents

階調表現を行う画像処理装置

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JPH0530343A
JPH0530343A JP3208631A JP20863191A JPH0530343A JP H0530343 A JPH0530343 A JP H0530343A JP 3208631 A JP3208631 A JP 3208631A JP 20863191 A JP20863191 A JP 20863191A JP H0530343 A JPH0530343 A JP H0530343A
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JP
Japan
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filled
matrix
dot
dots
image processing
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JP3208631A
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English (en)
Inventor
Hiroto Yamada
浩人 山田
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 隣接するドット同士が互いに重なり合って印
字されるドット式プリンタ、レーザービームプリンタ、
静電記録装置等において、ディザ法の手法を用い、且
つ、ドットにより実際に塗り潰される面積変化を考慮し
て、入力画像に忠実な階調表現を行わせる。 【構成】 画像入力装置1から入力された画像データを
ディザ処理するに当り、ドットマトリクス内で塗り潰す
ドットの位置及び数を決めるためのしきい値マトリクス
を、ドットの重なりを考慮した実際の塗り潰し面積の変
化に対して直線的に変化するしきい値で構成し、これ
を、しきい値マトリクス記憶手段4に記憶させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットのような塗り潰
し手段によって画像を形成させるための画像処理装置に
関し、例えば、ドット式プリンタ、レーザービームプリ
ンタ、静電記録装置等に用いる画像処理装置に適用して
好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ドット式プリンタ等における従来の階調
処理の方法は、例えば、写真工業出版社から出版されて
いる雑誌「写真工業」の別冊「イメージング PART
1」(昭和63年1月20日発行)の30〜43頁に
記載されているように、ドットが矩形の形状をなすとの
前提で階調表現を行っている。即ち、各ドットマトリク
スは、その全体の矩形領域を複数の矩形(「小矩形」と
言う。)で分割し、この小矩形のドットに対して夫々異
なるスレッショルドレベル(しきい値)を設定し、表現
しようとする階調に応じて、そのスレッショルドレベル
を超えるドットを発色(印字)させ、これにより、矩形
領域全体として見た場合に、目的の階調となるようにし
ている。
【0003】例えば、図7(a)に示すように、4×4
の16個の正方形状の小矩形からなるドットマトリクス
に、図7(b)に示すように、t1 〜t16のスレッショ
ルドレベルを図示の如く割り当てる。このスレッショル
ドレベルt1 〜t16は、等間隔で順次大きくなっていく
ように設定されている。例えば、本例において表現する
階調は0〜16の17階調であるので、t1 =0.5、
2 =1.5、t3=2.5、…、t16=15.5とい
うように設定される。そして、このドットマトリクスが
表現する階調nが、t1 ≦n<t2 の時には、図7
(a)のドット1のみを塗り潰し、t2 ≦n<t3 の時
には、ドット1とドット2を塗り潰し、t3 ≦n<t4
の時には、ドット1〜ドット3を塗り潰し、以下同様に
して、t16≦nの時には、全てのドットを塗り潰して、
図7(c)に示すように、ドットマトリクス全体が表現
する階調を変化させる。このようなマトリクスを用いた
方法をディザ法と呼び、マトリクス内で塗り潰されるド
ットの順番が図7のようなものを Bayer型と言う。
【0004】また、特開昭61−245671号公報に
は、記録系の歪みから生じる影響を考慮してしきい値パ
ターンを変える画像処理装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】階調表現を行う従来の
画像処理では、上述したように、各ドットが矩形、例え
ば正方形状であって互いに重なって印字されないという
前提に立っているが、通常のドットマトリクスプリンタ
やレーザービームプリンタでは、ドット間に隙間が生
じ、例えば、全面を黒塗り潰しした場合に、間に白斑点
が生じて、全体が完全な黒にならないことを防止するた
め、隣接するドットが少しずつ重なって印字されるよう
に各ドットの大きさ及び形状を構成している。また、静
電記録装置においては、静電ヘッドの電極の断面形状
は、通常、丸形状であり、この電極によって形成される
静電潜像は電極の直径よりも大きくなって、隣接するド
ット同士が互いに重なり合う。
【0006】このように隣接するドット同士が互いに重
なり合う場合に、上述したディザ法を用いて階調表現を
行わせるようにすると、各ドットが小矩形(画素)をは
み出して印字される結果、塗り潰される小矩形の数と矩
形領域全体で塗り潰される面積との関係が変わってしま
う。即ち、図4に四角の点で示すように、正方形ドット
の場合には、塗り潰される小矩形の数と塗り潰される面
積との関係は直線的になり、従って、入力画像に忠実な
階調表現を行うことができる。ところが、同図に白丸で
示す如く、隣接するドット同士が重なり合うように構成
した円形ドットを用いた場合には、正方形ドットの場合
と比較して、実際に塗り潰される面積が大きくなり、し
かも、非直線的に変化する。このため、このような円形
ドットの場合に、上述した従来のディザ法を用いて階調
表現を行わせようとすると、入力画像に忠実な階調表現
ができなくなるという問題があった。
【0007】そこで、本発明の目的は、隣接するドット
同士が互いに重なり合うように構成されたドット式プリ
ンタ等のように、画素よりも大きな塗り潰し手段によっ
て画素を塗り潰すように構成した場合でも、入力画像に
忠実な階調表現を行うことができる改良されたディザ法
による画像処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明では、マトリクス状に配列した所定数の
画素からなる単位マトリクス毎に階調表現を行う画像処
理装置であって、前記単位マトリクスが表現する階調に
応じて前記単位マトリクス内で塗り潰される画素の数が
変わるように、前記単位マトリクスを構成する各画素に
対応して異なるしきい値を記憶したしきい値マトリクス
記憶手段を有する画像処理装置において、各画素が、画
素よりも大きな塗り潰し手段によって塗り潰されるよう
に構成され、前記しきい値マトリクス記憶手段が、前記
単位マトリクス内で実際に塗り潰される面積の変化を考
慮した全体として不等間隔で増大するしきい値を記憶し
ている。
【0009】その場合、前記単位マトリクスが表現する
階調の高濃度域での前記しきい値の変化間隔は、低濃度
域での前記しきい値の変化間隔よりも小さく設定される
のが好ましい。
【0010】また、ドットマトリクス内での塗り潰しド
ットの数を変えることにより階調表現を行う本発明によ
る濃度パターン法の画像処理装置は、隣接するドットが
互いに重なって印字されるように構成されるとともに、
各ドットの重なりを考慮した実際の塗り潰し面積の変化
に応じて前記塗り潰しドットの数を変えるように、前記
ドットマトリクス内の各ドットに対応して全体として不
等間隔で増大するしきい値を記憶したしきい値マトリク
ス記憶手段を有する。
【0011】更に、本発明の別の態様では、ドットマト
リクス内での塗り潰しドットの数を変えることにより階
調表現を行う濃度パターン法の画像処理装置であって、
前記ドットマトリクスが表現する階調に応じた塗り潰し
ドットパターンを記憶した塗り潰しドットパターン記憶
手段を有する画像処理装置は、隣接するドットが互いに
重なって印字されるように構成されるとともに、各ドッ
トの重なりを考慮した実際の塗り潰し面積の変化に応じ
て前記塗り潰しドットの数を変えるように、前記塗り潰
しドットパターン記憶手段から読み出される塗り潰しド
ットパターンを補正する塗り潰しドットパターン補正手
段を有している。
【0012】
【作用】本発明においては、例えばドットマトリクス等
の単位マトリクス内の塗り潰し画素数と、各画素をはみ
出して塗り潰される実際の塗り潰し面積との関係を考慮
して設定された全体として不等間隔で増大するしきい値
をしきい値マトリクス記憶手段に記憶させている。従っ
て、各画素を、ドット等の画素よりも大きな塗り潰し手
段によって塗り潰すように構成した場合でも、入力画像
に忠実な階調表現を行わせることができる。
【0013】また、単位マトリクスが表現する階調の高
濃度域でのしきい値の変化間隔を、低濃度域でのしきい
値の変化間隔よりも小さく設定することにより、しきい
値と実際に塗り潰される面積との関係をほぼ直線的にす
ることができる。
【0014】更に、ドットマトリクス内での塗り潰しド
ット数を変えるために、各ドットに対応して異なるしき
い値を設定するのではなく、そのドットマトリクスが表
現する階調に応じて予め記憶された塗り潰しドットパタ
ーンを用いる場合には、各ドットの重なりを考慮した実
際の塗り潰し面積の変化に応じてその塗り潰しドットパ
ターンを補正する塗り潰しドットパターン補正手段を設
けることにより、印字されるドットの大きさに応じて、
出力画像を入力画像に忠実な階調表現に補正することが
できる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図6を参照し
て説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施例による画像処理
装置の基本構成を示すブロック図である。同図におい
て、1は画像入力装置、2はアナログ/ディジタル変換
器、3はディザ処理回路、4はしきい値マトリクスメモ
リ、5は印字装置である。
【0017】印字装置5においては、図3に示すよう
に、円形をなす各ドットの印字面積が、隣接するドット
の領域にまではみ出すような大きさに構成され、例え
ば、隣接してドットを発生させた場合には、両ドットが
互いに重なり合うように構成されている。そして、例え
ば全面にドットを印字した時に、ドット間に隙間ができ
て白斑点が生じないように構成されている。この印字装
置5の例としては、ドットマトリクスプリンタ、静電記
録装置、レーザービームプリンタ等が挙げられる。
【0018】ディザ処理回路3においては、既述した従
来のディザ法と同様の方法によって階調処理を行う。即
ち、隣接するドットの中心点間の距離Lを一辺の長さと
し、各ドットの中心点を中心とする正方形状の画素(図
3に破線で示す。)を考え、図2(a)に示すように、
この画素を4×4のマトリクス状に配列した単位マトリ
クス(ディザ)を規定する。印字装置5が、例えばドッ
トマトリクスプリンタの場合には、この単位マトリクス
が1つのドットマトリクスに対応する。そして、各画素
位置に印字される半径rのドットは、その画素を完全に
包含する面積を有している。即ち、r2 ≧L2 /2であ
る。これにより、全画素位置にドットを発生させた時
に、ドット間に隙間ができて、画像内に白斑点が生じる
ことが防止される。
【0019】しきい値マトリクスメモリ4には、図2
(b)に示すように、上述した単位マトリクス中の画素
位置に対応して16個のしきい値T1 〜T16が記憶され
ている。これらのしきい値T1 〜T16は、この順番で増
大する値に構成され、既述した従来の Bayer型と同じ配
置になっている。但し、既述した従来のディザ法では、
各画素と同じ大きさの正方形ドットにより各画素を塗り
潰すようにしていたので、各画素位置に対応して設定さ
れたしきい値(スレッショルドレベル)t1 〜t16は、
等間隔で増大するように構成されていた。これにより、
図4に四角の点で示すように、単位マトリクス中で印字
されるドット数と塗り潰し面積との関係が直線的にな
り、入力画像に忠実な階調表現を行うことが可能であっ
た。しかしながら、本実施例の装置では、各画素よりも
大きな円形ドットによって各画素を塗り潰すように構成
しているので、従来と同じしきい値t1 〜t16を用いる
と、図4に白丸で示すように、実際に塗り潰される面積
が大きくなり、しかも、非直線的に変化する。
【0020】そこで、本実施例においては、以下に説明
する方法で補正されたしきい値T1 〜T16を用いて階調
処理を行っている。この補正されたしきい値Tと、単位
マトリクス中で実際に塗り潰される面積との関係を図5
に示す。同図に黒丸で示すように、本実施例で用いるし
きい値T1 〜T16は、全体として不等間隔で変化するよ
うに設定され、単位マトリクスが表現しようとする階調
が高い高濃度域で小さく、階調が低い低濃度域で大きく
変化するように構成されている。これは、階調が高くな
るほど、1つのドットを新たに発生させた場合の塗り潰
し面積の増加量が小さくなるために、同じ階調変化量を
実現するためには、高濃度域で、より多くのドットを発
生させなければならないことを意味している。このよう
に構成することにより、しきい値と塗り潰し面積との関
係をほぼ直線的にすることができ、従って、入力画像の
階調変化に忠実な階調表現を行わせることができる。
【0021】次に、図2(b)に示す補正されたしきい
値マトリクスの求め方について説明する。
【0022】ドットの半径rと画素の一辺の長さLとの
関係が、
【0023】
【数1】
【0024】の場合、ドットが画素からはみ出す部分の
面積は、図3に示すa〜cの3つのパターンを用いて求
めることができる。また、rとLの関係が、L<r≦3
L/2の場合には、これらに、新たにd〜hのパターン
が加わる。各パターンa〜hの面積は、次式により求め
ることができる。
【0025】
【数2】
【0026】図2に示すような Bayer型の配置をとった
時に、塗り潰される画素位置と増加面積との関係を次表
に示す。
【0027】
【表1】
【0028】この〔表1〕では、簡単のために、上述し
た〔数1〕の場合のみを示したが、L<rの場合には、
1ドット以上離れたドットとの重なりも生じるので、上
述したa〜hの全てのパターンを用いて〔表1〕と同様
の計算を行う。但し、ドットの大きさは、通常、塗り残
し部分が生じない範囲で、できるだけ画素に近い大きさ
に設定されるので、通常は、〔表1〕の補正だけで充分
である。
【0029】また、〔表1〕では、4×4の単位マトリ
クス外へのはみ出し部分をも含めて計算を行っている
が、実際に、本実施例では、この単位マトリクス外への
はみ出し部分をも含めて計算した結果を用いてしきい値
の補正を行っている。但し、この場合には、単位マトリ
クス外へはみ出した部分の塗り潰し面積により誤差が生
じるが、この誤差の問題は、単位マトリクス間で誤差分
散を行うことにより解決している。また、この誤差は、
単位マトリクスとして、4×4よりも大きなマトリク
ス、例えば16×16のようなマトリクスを用いること
により軽減することもできる。これは、4×4のマトリ
クスでは、マトリクスからはみ出すことの影響は、16
ドット中の12ドットに及ぶが、16×16のマトリク
スでは、256ドット中の60ドットにしか及ばないか
らである。なお、〔表1〕に、4×4の単位マトリクス
内のみで計算した増加面積も示したが、こちらを用いて
しきい値の補正を行っても良い。
【0030】本実施例においては、図1のしきい値マト
リクスメモリ4に記憶させるしきい値T1 〜T16を、
〔表1〕から計算される実際の塗り潰し面積の変化を考
慮して設定している。例えば、画素1に対応するしきい
値T1 は、この画素1による増加面積と総面積との比
(L2+4a+4b)/(L2 ×16+4a+16b)
を計算し、本実施例の場合の最高階調である16にこの
比を掛け、得られた値の1/2の値若しくはその近似値
をT1 として設定する。また、画素2に対応するしきい
値T2 は、画素1と画素2による増加面積の和を求め、
その和の面積と総面積との比(L2 ×2+8a+8b)
/(L2 ×16+4a+16b)に16を掛け、得られ
た値とT1 との丁度真ん中の値若しくはその近似値をT
2 として設定する。以下同様にして、T3 〜T16を設定
する。このようにしてしきい値T1 〜T16を設定するこ
とにより、図5に黒丸で示すように、しきい値と実際の
塗り潰し面積との関係がほぼ直線的になり、入力画像の
階調nをこれらのしきい値T1 〜T16と比較してディザ
処理を行うことにより、入力画像の階調変化を忠実に反
映した出力画像を得ることができる。
【0031】なお、上述した実施例においては、しきい
値T1 〜T16を用いてディザ処理を行うように構成した
が、例えば、図7(c)に示すような塗り潰しドットパ
ターンを予めメモリに記憶させておき、単位マトリクス
が表現しようとする階調に応じた塗り潰しドットパター
ンをそのメモリから読み出してディザ処理を行うように
構成された画像処理装置に本発明を適用する場合には、
図6に示すように、塗り潰しドットパターンを記憶した
塗り潰しドットパターンメモリ6の他に、塗り潰しドッ
トパターン補正手段7を設け、この塗り潰しドットパタ
ーン補正手段7により、塗り潰しドットパターンメモリ
6から読み出される塗り潰しドットパターンを補正する
ようにすれば良い。例えば、この塗り潰しドットパター
ン補正手段7は、印字装置5におけるドットの大きさに
応じ、〔表1〕で示した増加面積の関係を用いて、実際
に塗り潰される面積を計算し、その結果に応じて、塗り
潰しドットパターンメモリ6から所定の塗り潰しドット
パターンが読み出されるタイミング(即ち、その塗り潰
しドットパターンを読み出すための入力画像の階調nの
値)を調整する。
【0032】以上、本発明を実施例につき説明したが、
本発明は、上述した実施例に限定されるものではない。
例えば、上述した実施例では、いわゆる Bayer型の配置
を用いたが、本発明はこの配置に限定されるものではな
い。また、本発明は、ドットマトリクスのように単位マ
トリクス毎に順次印字を行っていくような装置に限られ
ず、例えば1列単位でドットを印字していくような装置
にも適用が可能である。更に、本発明は、いわゆるドッ
トにより画素を塗り潰す装置に適用が限定されるもので
はない。
【0033】
【発明の効果】本発明の画像処理装置によれば、各画素
を、ドットのような画素よりも大きな塗り潰し手段で塗
り潰すように構成した場合でも、改良されたディザ法を
用いて、入力画像に忠実な階調表現を行わせることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による画像処理装置の基本構
成を示すブロック図である。
【図2】(a)及び(b)は、本発明による単位マトリ
クス及びしきい値マトリクスを夫々示す概念図である。
【図3】画素からはみ出すドット部分のパターンを示す
概念図である。
【図4】正方形ドットと円形ドットの塗り潰し面積の違
いを示すグラフである。
【図5】本発明によるしきい値の補正を示すグラフであ
る。
【図6】本発明の別の実施例による画像処理装置の基本
構成を示すブロック図である。
【図7】(a)〜(c)は、従来のディザ法による単位
マトリクス、しきい値マトリクス及びその塗り潰しパタ
ーンを夫々示す概念図である。
【符号の説明】
1 画像入力装置 2 A/D変換器 3 ディザ処理回路 4 しきい値マトリクスメモリ 5 印字装置 6 塗り潰しドットパターンメモリ 7 塗り潰しドットパターン補正手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリクス状に配列した所定数の画素か
    らなる単位マトリクス毎に階調表現を行う画像処理装置
    であって、前記単位マトリクスが表現する階調に応じて
    前記単位マトリクス内で塗り潰される画素の数が変わる
    ように、前記単位マトリクスを構成する各画素に対応し
    て異なるしきい値を記憶したしきい値マトリクス記憶手
    段を有する画像処理装置において、 各画素が、画素よりも大きな塗り潰し手段によって塗り
    潰されるように構成され、 前記しきい値マトリクス記憶手段が、前記単位マトリク
    ス内で実際に塗り潰される面積の変化を考慮した全体と
    して不等間隔で増大するしきい値を記憶していることを
    特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記単位マトリクスが表現する階調の高
    濃度域での前記しきい値の変化間隔が、低濃度域での前
    記しきい値の変化間隔よりも小さく設定されていること
    を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 ドットマトリクス内での塗り潰しドット
    の数を変えることにより階調表現を行う濃度パターン法
    の画像処理装置において、 隣接するドットが互いに重なって印字されるように構成
    されるとともに、 各ドットの重なりを考慮した実際の塗り潰し面積の変化
    に応じて前記塗り潰しドットの数を変えるように、前記
    ドットマトリクス内の各ドットに対応して全体として不
    等間隔で増大するしきい値を記憶したしきい値マトリク
    ス記憶手段を有することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 ドットマトリクス内での塗り潰しドット
    の数を変えることにより階調表現を行う濃度パターン法
    の画像処理装置であって、前記ドットマトリクスが表現
    する階調に応じた塗り潰しドットパターンを記憶した塗
    り潰しドットパターン記憶手段を有する画像処理装置に
    おいて、 隣接するドットが互いに重なって印字されるように構成
    されるとともに、 各ドットの重なりを考慮した実際の塗り潰し面積の変化
    に応じて前記塗り潰しドットの数を変えるように、前記
    塗り潰しドットパターン記憶手段から読み出される塗り
    潰しドットパターンを補正する塗り潰しドットパターン
    補正手段を有することを特徴とする画像処理装置。
JP3208631A 1991-07-25 1991-07-25 階調表現を行う画像処理装置 Pending JPH0530343A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5748715A (en) * 1994-09-22 1998-05-05 Hitachi, Ltd. Method of communications between telephone and facsimile apparatus and facsimile apparatus capable of communications with telephone
WO2008018491A1 (fr) * 2006-08-08 2008-02-14 Kimoto Co., Ltd. Dispositif et procédé de tramage
JP2020115625A (ja) * 2019-01-18 2020-07-30 株式会社ミマキエンジニアリング 印刷システム、画像処理装置、及び印刷方法

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