JPH0530247A - フアクシミリ装置およびハンデイ・スキヤナ - Google Patents
フアクシミリ装置およびハンデイ・スキヤナInfo
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- JPH0530247A JPH0530247A JP3205712A JP20571291A JPH0530247A JP H0530247 A JPH0530247 A JP H0530247A JP 3205712 A JP3205712 A JP 3205712A JP 20571291 A JP20571291 A JP 20571291A JP H0530247 A JPH0530247 A JP H0530247A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ファクシミリ装置本体で、端末として複数の
ハンディ・スキャナを識別して管理できるようにする。 【構成】 指示情報設定部21には端末1の識別コード
が設定される。このコードは、操作パネル8から入力さ
れた本体に対する処理の指示情報および画情報と共に発
光部4から光信号で出力される。本体2の受光部13で
受信された前記光信号のうち画情報はバッファ32に格
納され、指示情報は記憶部23に格納される。識別コー
ド検出部24は指示情報の中の識別コードを判別部17
で予定のコードと比較し、それらが一致したときに一致
信号s1を出力する。この信号により、画情報はバッフ
ァ32から読出されて回線に送出されたりプリンタ14
に出力されたりする。前記コードが不一致の場合は指示
情報による処理は行わない。
ハンディ・スキャナを識別して管理できるようにする。 【構成】 指示情報設定部21には端末1の識別コード
が設定される。このコードは、操作パネル8から入力さ
れた本体に対する処理の指示情報および画情報と共に発
光部4から光信号で出力される。本体2の受光部13で
受信された前記光信号のうち画情報はバッファ32に格
納され、指示情報は記憶部23に格納される。識別コー
ド検出部24は指示情報の中の識別コードを判別部17
で予定のコードと比較し、それらが一致したときに一致
信号s1を出力する。この信号により、画情報はバッフ
ァ32から読出されて回線に送出されたりプリンタ14
に出力されたりする。前記コードが不一致の場合は指示
情報による処理は行わない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置および
ハンディ・スキャナに関するものであり、特に、読取っ
た画情報を光信号でファクシミリ装置に送信するハンデ
ィ・スキャナ、および前記ハンディ・スキャナから入力
された画情報を送信するホスト・マシンとしてのファク
シミリ装置に関する。
ハンディ・スキャナに関するものであり、特に、読取っ
た画情報を光信号でファクシミリ装置に送信するハンデ
ィ・スキャナ、および前記ハンディ・スキャナから入力
された画情報を送信するホスト・マシンとしてのファク
シミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置において、図面
や新聞などの大きい原稿の一部、あるいは厚い書籍の一
部をファクシミリ装置で送信する場合のために、これら
原稿の画情報を読取るハンディ・スキャナを装備したも
のが知られている。ハンディ・スキャナは、例えば密着
型のイメージセンサとこのイメージセンサを原稿上で摺
動させるためのローラやガイドからなる。このハンディ
・スキャナを、原稿の上で摺動させて光学的に画情報を
読取り、これを電気的信号に変換した後、信号線を介し
てホスト・マシンつまりファクシミリ装置本体(以下、
単に本体という)に送信する。ハンディ・スキャナから
画情報を受信した本体は、これを回線に送出して他のフ
ァクシミリ装置に送信する。
や新聞などの大きい原稿の一部、あるいは厚い書籍の一
部をファクシミリ装置で送信する場合のために、これら
原稿の画情報を読取るハンディ・スキャナを装備したも
のが知られている。ハンディ・スキャナは、例えば密着
型のイメージセンサとこのイメージセンサを原稿上で摺
動させるためのローラやガイドからなる。このハンディ
・スキャナを、原稿の上で摺動させて光学的に画情報を
読取り、これを電気的信号に変換した後、信号線を介し
てホスト・マシンつまりファクシミリ装置本体(以下、
単に本体という)に送信する。ハンディ・スキャナから
画情報を受信した本体は、これを回線に送出して他のフ
ァクシミリ装置に送信する。
【0003】ところで、このような従来のファクシミリ
装置では、ハンディ・スキャナと本体とがケーブルでつ
ながれていて、本体からの電力の供給およびハンディ・
スキャナからの信号の送信は、このケーブルによって行
われていた。そのために、このケーブルの処理が面倒
で、使い勝手が良くないという不具合があった。
装置では、ハンディ・スキャナと本体とがケーブルでつ
ながれていて、本体からの電力の供給およびハンディ・
スキャナからの信号の送信は、このケーブルによって行
われていた。そのために、このケーブルの処理が面倒
で、使い勝手が良くないという不具合があった。
【0004】この不具合を解消するための工夫がなされ
た装置が、特開昭63−193658号公報に記載され
ている。この装置では、ハンディ・スキャナにバッテリ
を内蔵するようにして電源ケーブルを排除すると共に、
信号の授受はハンディ・スキャナに設けられた発信手段
としての赤外線発光手段と、本体に設けられた受信手段
としての受光手段とで行うようにしている。
た装置が、特開昭63−193658号公報に記載され
ている。この装置では、ハンディ・スキャナにバッテリ
を内蔵するようにして電源ケーブルを排除すると共に、
信号の授受はハンディ・スキャナに設けられた発信手段
としての赤外線発光手段と、本体に設けられた受信手段
としての受光手段とで行うようにしている。
【0005】また、ハンディ・スキャナのように原稿を
読取ることはしないが、リモート・コントローラから発
する特定周波数の電波によって本体の動作を操作するよ
うにしたファクシミリ装置も提案されている(実開平2
−49264号公報)。
読取ることはしないが、リモート・コントローラから発
する特定周波数の電波によって本体の動作を操作するよ
うにしたファクシミリ装置も提案されている(実開平2
−49264号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置には次
のような問題点があった。上記の装置は、例えば、本体
が職場の所定位置に設置されていて、そこから見通せる
複数の離れた場所に、ハンディ・スキャナが置かれて使
用されることがある。すなわち、複数のハンディ・スキ
ャナをそれぞれ個人または少数の人員で使用管理(いわ
ゆるパーソナルユーズ)し、ホストマシンとなる本体を
経由して画情報を送信するような使用形態がある。
のような問題点があった。上記の装置は、例えば、本体
が職場の所定位置に設置されていて、そこから見通せる
複数の離れた場所に、ハンディ・スキャナが置かれて使
用されることがある。すなわち、複数のハンディ・スキ
ャナをそれぞれ個人または少数の人員で使用管理(いわ
ゆるパーソナルユーズ)し、ホストマシンとなる本体を
経由して画情報を送信するような使用形態がある。
【0007】さらに、このような使用形態において、例
えば同一室内に複数の本体およびこれら複数の本体のそ
れぞれと組合わせて使用する複数のハンディ・スキャナ
が配置され、それぞれをグループで管理する状態が考え
られる。このようなとき、従来のファクシミリ装置で
は、端末であるハンディ・スキャナを識別したり、個々
のハンディ・スキャナの管理をしたりすることができな
いため、本体に設けられた受光手段は、複数のハンディ
・スキャナから送出された光信号が、予定された自己の
グループ外からの光信号であっても受光してしまうおそ
れがある。
えば同一室内に複数の本体およびこれら複数の本体のそ
れぞれと組合わせて使用する複数のハンディ・スキャナ
が配置され、それぞれをグループで管理する状態が考え
られる。このようなとき、従来のファクシミリ装置で
は、端末であるハンディ・スキャナを識別したり、個々
のハンディ・スキャナの管理をしたりすることができな
いため、本体に設けられた受光手段は、複数のハンディ
・スキャナから送出された光信号が、予定された自己の
グループ外からの光信号であっても受光してしまうおそ
れがある。
【0008】そうすると、特定のグループ内での管理が
困難となり、ハンディ・スキャナの利用者が自分の席の
近くに1つの本体があるにもかかわらず、そこから遠く
離れた他の本体を利用することになったり、使用頻度が
偏ったりするという問題点が予想される。
困難となり、ハンディ・スキャナの利用者が自分の席の
近くに1つの本体があるにもかかわらず、そこから遠く
離れた他の本体を利用することになったり、使用頻度が
偏ったりするという問題点が予想される。
【0009】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
1台の本体と組合わせて利用される複数のハンディ・ス
キャナを個々に管理することができるファクシミリ装置
および画情報入力のためのハンディ・スキャナを提供す
ることにある。
1台の本体と組合わせて利用される複数のハンディ・ス
キャナを個々に管理することができるファクシミリ装置
および画情報入力のためのハンディ・スキャナを提供す
ることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、画情報および指示情報な
らびに自己の識別コードを光信号で本体に送出するため
の発光手段を端末に設ける一方で、本体には、端末から
送出された光信号を検出する受光手段と、この受光手段
で検出された光信号から端末の識別コードを検出する手
段と、前記識別コードが検出され、かつその識別コード
が予定のコードと一致した場合に前記光信号に含まれる
指示情報に基づく処理を実行する手段とを設けた点に特
徴がある。
的を達成するための本発明は、画情報および指示情報な
らびに自己の識別コードを光信号で本体に送出するため
の発光手段を端末に設ける一方で、本体には、端末から
送出された光信号を検出する受光手段と、この受光手段
で検出された光信号から端末の識別コードを検出する手
段と、前記識別コードが検出され、かつその識別コード
が予定のコードと一致した場合に前記光信号に含まれる
指示情報に基づく処理を実行する手段とを設けた点に特
徴がある。
【0011】
【作用】上記の特徴を有する本発明によれば、本体で
は、端末の発光手段から送出された識別コードに基づい
て複数の端末を識別でき、この識別の結果、予定の端末
であることが確認された場合のみ、端末からの指示どお
りの処理を実行する。
は、端末の発光手段から送出された識別コードに基づい
て複数の端末を識別でき、この識別の結果、予定の端末
であることが確認された場合のみ、端末からの指示どお
りの処理を実行する。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を詳細に説明す
る。図2は本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。同図において、端
末としてのハンディ・スキャナ1は、画像読取部6、符
号化部7、画情報メモリ10、発光部4、ならびに送信
情報などを入力する操作パネル8を有する。これらの各
構成部は、あらかじめROM11に格納されたプログラ
ムに従い、マイクロコンピュータからなる中央処理部
(CPU)5によって制御される。
る。図2は本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。同図において、端
末としてのハンディ・スキャナ1は、画像読取部6、符
号化部7、画情報メモリ10、発光部4、ならびに送信
情報などを入力する操作パネル8を有する。これらの各
構成部は、あらかじめROM11に格納されたプログラ
ムに従い、マイクロコンピュータからなる中央処理部
(CPU)5によって制御される。
【0013】さらに、前記発光部4は、発光ダイオード
40およびこの発光ダイオード40に所定の電流を供給
して光を発生させる発光ダイオード駆動部41、ならび
にこの発光ダイオード駆動部41で発光ダイオード40
を付勢するタイミングを制御する発光同期制御部42か
らなる。発光ダイオード40で発生された光はレンズ3
0を通して外部に投射される。
40およびこの発光ダイオード40に所定の電流を供給
して光を発生させる発光ダイオード駆動部41、ならび
にこの発光ダイオード駆動部41で発光ダイオード40
を付勢するタイミングを制御する発光同期制御部42か
らなる。発光ダイオード40で発生された光はレンズ3
0を通して外部に投射される。
【0014】一方、本体2は、画情報メモリ15、符号
化/復号化部18、回線制御部16、受光部13、RA
M20、操作パネル9、プリンタ14および各構成部を
制御するための中央処理部(CPU)12を有する。ま
た、CPU12による制御のためのプログラムおよび制
御情報を格納するROM19が設けられている。前記受
光部13は、端末1の発光部4を出てレンズ3を通して
入射した光信号を電気信号に変換する高速PINフォト
ディテクタ31、およびこの高速PINフォトディテク
タ31の出力信号を蓄積するバッファ32、ならびに高
速PINフォトディテクタ31からバッファ32に信号
を取込むタイミングを制御する受光同期制御部33を有
する。
化/復号化部18、回線制御部16、受光部13、RA
M20、操作パネル9、プリンタ14および各構成部を
制御するための中央処理部(CPU)12を有する。ま
た、CPU12による制御のためのプログラムおよび制
御情報を格納するROM19が設けられている。前記受
光部13は、端末1の発光部4を出てレンズ3を通して
入射した光信号を電気信号に変換する高速PINフォト
ディテクタ31、およびこの高速PINフォトディテク
タ31の出力信号を蓄積するバッファ32、ならびに高
速PINフォトディテクタ31からバッファ32に信号
を取込むタイミングを制御する受光同期制御部33を有
する。
【0015】以上のように構成されたファクシミリ装置
は、互いに見通しのよい位置に配置して使用される。そ
してハンディ・スキャナ1から本体2への画情報の送信
動作は次のように行われる。ハンディ・スキャナ1を原
稿の上で摺動させることによって画像読取部6で読取ら
れた原稿の画情報は、符号化部3で圧縮されて画情報メ
モリ10に蓄積される。画情報の読取りが終了すると、
画情報メモリ10に蓄積された画情報は操作パネル8か
ら入力される指示に従って発光ダイオード駆動部41に
転送される。発光ダイオード駆動部41は、画情報メモ
リ10から供給された画情報に基づき、これに対応する
オン・オフ信号を出力して発光ダイオード40を付勢さ
せる。このオン・オフ信号は、発光同期制御部42から
供給される同期信号に従って発光ダイオード40に出力
される。
は、互いに見通しのよい位置に配置して使用される。そ
してハンディ・スキャナ1から本体2への画情報の送信
動作は次のように行われる。ハンディ・スキャナ1を原
稿の上で摺動させることによって画像読取部6で読取ら
れた原稿の画情報は、符号化部3で圧縮されて画情報メ
モリ10に蓄積される。画情報の読取りが終了すると、
画情報メモリ10に蓄積された画情報は操作パネル8か
ら入力される指示に従って発光ダイオード駆動部41に
転送される。発光ダイオード駆動部41は、画情報メモ
リ10から供給された画情報に基づき、これに対応する
オン・オフ信号を出力して発光ダイオード40を付勢さ
せる。このオン・オフ信号は、発光同期制御部42から
供給される同期信号に従って発光ダイオード40に出力
される。
【0016】なお、画情報をハンディ・スキャナ1から
本体2に送信するときには、操作パネル8から入力され
る送信指示情報も本体2に送信される。この送信指示情
報は、画情報と同様、発光部4から光信号として本体2
に照射される。このとき、発光ダイオード40で発生し
た光信号を受光部13に照射できるように、ハンディ・
スキャナ1を本体2の方向に指向させる。
本体2に送信するときには、操作パネル8から入力され
る送信指示情報も本体2に送信される。この送信指示情
報は、画情報と同様、発光部4から光信号として本体2
に照射される。このとき、発光ダイオード40で発生し
た光信号を受光部13に照射できるように、ハンディ・
スキャナ1を本体2の方向に指向させる。
【0017】本体2では、受光部13によってハンディ
・スキャナ1から受信した画情報は一旦画情報メモリ1
5に蓄積される。そして、複数のハンディ・スキャナか
ら複数の画情報を受信している場合には、画情報と共に
受信した送信指示情報の受付け順に画情報メモリ15か
ら画情報が読出され、回線制御部16を介して回線に送
出される。
・スキャナ1から受信した画情報は一旦画情報メモリ1
5に蓄積される。そして、複数のハンディ・スキャナか
ら複数の画情報を受信している場合には、画情報と共に
受信した送信指示情報の受付け順に画情報メモリ15か
ら画情報が読出され、回線制御部16を介して回線に送
出される。
【0018】ハンディ・スキャナ1で読取った画情報
は、他のファクシミリ装置に送信するだけでなく、前記
プリンタ14を使用して自局の本体2で印字出力させる
こともある。このような場合には、ハンディ・スキャナ
1から本体2に画情報を送信するとき、操作パネル8か
ら入力したプリント指示情報も一緒に送信する。
は、他のファクシミリ装置に送信するだけでなく、前記
プリンタ14を使用して自局の本体2で印字出力させる
こともある。このような場合には、ハンディ・スキャナ
1から本体2に画情報を送信するとき、操作パネル8か
ら入力したプリント指示情報も一緒に送信する。
【0019】本実施例では、上記の送信指示情報または
プリント指示情報を受けた本体2は、これら指示情報が
予定の端末から受信した場合にのみ、指示情報に従って
処理を実行するようにしている。そのために、当該本体
2と組合わされて1つのグループを形成し、本体2によ
って管理される複数のハンディ・スキャナ1にはそれぞ
れ異なる識別コードが与えられている。
プリント指示情報を受けた本体2は、これら指示情報が
予定の端末から受信した場合にのみ、指示情報に従って
処理を実行するようにしている。そのために、当該本体
2と組合わされて1つのグループを形成し、本体2によ
って管理される複数のハンディ・スキャナ1にはそれぞ
れ異なる識別コードが与えられている。
【0020】これに対して本体2には、前記ハンディ・
スキャナ1に付与された複数の識別コードが対照テーブ
ルとして記憶されている。この対照テーブルは操作パネ
ル9からの入力に従ってRAM20に格納される。した
がって、当該本体2で管理される同一グループ内のハン
ディ・スキャナ1の個数が変更されたときには、操作パ
ネル9からの入力によって前記対照テーブルのデータを
削除したり追加したりすることができる。
スキャナ1に付与された複数の識別コードが対照テーブ
ルとして記憶されている。この対照テーブルは操作パネ
ル9からの入力に従ってRAM20に格納される。した
がって、当該本体2で管理される同一グループ内のハン
ディ・スキャナ1の個数が変更されたときには、操作パ
ネル9からの入力によって前記対照テーブルのデータを
削除したり追加したりすることができる。
【0021】次に、ハンディ・スキャナ1からの指示を
判別して行われる本体2の動作の一例を図3のフローチ
ャートを参照して説明する。同図において、ステップS
1では、ハンディ・スキャナ1から指示情報が入力され
たか否かを判断する。指示情報があれば、ステップS2
に進んでその指示情報から識別コードを検出する。ステ
ップS3では、検出された識別コードを前記対照テーブ
ルに記憶されている識別コードと突合わせ、ステップS
2で検出された識別コードが予定の識別コードと一致し
ているか否かを判断する。
判別して行われる本体2の動作の一例を図3のフローチ
ャートを参照して説明する。同図において、ステップS
1では、ハンディ・スキャナ1から指示情報が入力され
たか否かを判断する。指示情報があれば、ステップS2
に進んでその指示情報から識別コードを検出する。ステ
ップS3では、検出された識別コードを前記対照テーブ
ルに記憶されている識別コードと突合わせ、ステップS
2で検出された識別コードが予定の識別コードと一致し
ているか否かを判断する。
【0022】ステップS3が肯定のとき、つまり当該指
示情報が予定のハンディ・スキャナから供給されたもの
と判断された場合は、ステップS4に進み、ハンディ・
スキャナ1から供給された画情報を画情報メモリ15に
格納する。
示情報が予定のハンディ・スキャナから供給されたもの
と判断された場合は、ステップS4に進み、ハンディ・
スキャナ1から供給された画情報を画情報メモリ15に
格納する。
【0023】ステップS5では、指示情報による指示の
種類を判別する。指示の種類が画情報の送信であるとき
にはステップS6に進んで画情報送信を実行する。ま
た、指示の種類がハンディ・スキャナ1で読取られた画
情報のプリントである場合は、ステップS7に進んでプ
リンタ14によるプリント動作を実行する。
種類を判別する。指示の種類が画情報の送信であるとき
にはステップS6に進んで画情報送信を実行する。ま
た、指示の種類がハンディ・スキャナ1で読取られた画
情報のプリントである場合は、ステップS7に進んでプ
リンタ14によるプリント動作を実行する。
【0024】前記画情報送信動作、およびプリント動作
は、従来のファクシミリ装置における画情報送信および
プリント動作と同様なので、詳細なフローチャートの図
示および説明は省略する。
は、従来のファクシミリ装置における画情報送信および
プリント動作と同様なので、詳細なフローチャートの図
示および説明は省略する。
【0025】次に、上記の動作を行わせるためのCPU
5,12の機能を説明する。図1は本実施例の要部機能
を示すブロック図である。同図において、操作パネル8
から入力される指示情報は指示情報設定部21に設定さ
れる。指示の内容が画情報送信の場合は相手局のダイヤ
ル数字や送信時刻などが指示情報であり、指示内容がプ
リントの場合はプリント枚数や縮小/拡大率などの設定
条件が指示情報である。なお、指示情報設定部21に
は、ハンディ・スキャナ1に固有の識別コードがあらか
じめ設定されている。画情報メモリ10には、画像読取
部6で読取られた画情報が記憶されている。
5,12の機能を説明する。図1は本実施例の要部機能
を示すブロック図である。同図において、操作パネル8
から入力される指示情報は指示情報設定部21に設定さ
れる。指示の内容が画情報送信の場合は相手局のダイヤ
ル数字や送信時刻などが指示情報であり、指示内容がプ
リントの場合はプリント枚数や縮小/拡大率などの設定
条件が指示情報である。なお、指示情報設定部21に
は、ハンディ・スキャナ1に固有の識別コードがあらか
じめ設定されている。画情報メモリ10には、画像読取
部6で読取られた画情報が記憶されている。
【0026】そして、操作パネル8から入力される送信
指令またはプリント指令に応答し、画情報メモリ10か
らは画情報が読出され、指示情報設定部21からは送信
指示情報またはプリント指示情報、ならびに識別コード
が読出されて発光部4に供給される。発光部4は、供給
された画情報、送信指示情報またはプリント指示情報、
ならびに識別コードを光信号に変換して出力する。
指令またはプリント指令に応答し、画情報メモリ10か
らは画情報が読出され、指示情報設定部21からは送信
指示情報またはプリント指示情報、ならびに識別コード
が読出されて発光部4に供給される。発光部4は、供給
された画情報、送信指示情報またはプリント指示情報、
ならびに識別コードを光信号に変換して出力する。
【0027】本体2の受光部13では、前記ハンディ・
スキャナ1の発光部4から出力された光信号を受光し、
その光信号のうち、画情報は一旦バッファ32に格納さ
れる。一方、送信指示情報またはプリント指示情報、お
よび識別コードは指示情報記憶部23に格納される。識
別コード検出部24では、指示情報から前記識別コード
を検出する。検出された識別コードは判別部17に供給
され、予定の識別コードとの一致が判別される。
スキャナ1の発光部4から出力された光信号を受光し、
その光信号のうち、画情報は一旦バッファ32に格納さ
れる。一方、送信指示情報またはプリント指示情報、お
よび識別コードは指示情報記憶部23に格納される。識
別コード検出部24では、指示情報から前記識別コード
を検出する。検出された識別コードは判別部17に供給
され、予定の識別コードとの一致が判別される。
【0028】検出された識別コードが予定の識別コード
と一致した場合には、一致信号s1がバッファ32およ
び指示情報記憶部23に出力される。この一致信号s1
に応答してバッファ32からは画情報が画情報メモリ1
5に転送され、指示情報記憶部23からは指示情報が出
力される。指示情報のうち送信指示情報は送信実行部2
2に出力され、プリント指示情報はプリント実行部25
に出力される。
と一致した場合には、一致信号s1がバッファ32およ
び指示情報記憶部23に出力される。この一致信号s1
に応答してバッファ32からは画情報が画情報メモリ1
5に転送され、指示情報記憶部23からは指示情報が出
力される。指示情報のうち送信指示情報は送信実行部2
2に出力され、プリント指示情報はプリント実行部25
に出力される。
【0029】送信実行部22からの指令は画情報メモリ
15および回線制御部16に供給され、前記指令に従っ
て画情報が回線制御部16に転送される。回線制御部1
6は送信指示情報に従って相手局を呼出し、画情報を送
出する。プリント実行部25からの指令はプリンタ14
に供給され、プリンタ14はプリント指示情報に従って
所定の画情報を印字出力する。
15および回線制御部16に供給され、前記指令に従っ
て画情報が回線制御部16に転送される。回線制御部1
6は送信指示情報に従って相手局を呼出し、画情報を送
出する。プリント実行部25からの指令はプリンタ14
に供給され、プリンタ14はプリント指示情報に従って
所定の画情報を印字出力する。
【0030】前記判別部17において、識別コードが不
一致と判断されたときには、不一致信号s2がバッファ
32に対して出力され、バッファ32に格納された画情
報はこの不一致信号s2に応答してクリアされる。
一致と判断されたときには、不一致信号s2がバッファ
32に対して出力され、バッファ32に格納された画情
報はこの不一致信号s2に応答してクリアされる。
【0031】以上のように、本実施例では複数のハンデ
ィ・スキャナ1のそれぞれに固有の識別コードに基づい
て本体2でハンディ・スキャナ1を識別できるようにし
た。そして、本体2はハンディ・スキャナ1が特定され
た場合にのみ、そのハンディ・スキャナからの指示に従
って処理を実行するようにした。
ィ・スキャナ1のそれぞれに固有の識別コードに基づい
て本体2でハンディ・スキャナ1を識別できるようにし
た。そして、本体2はハンディ・スキャナ1が特定され
た場合にのみ、そのハンディ・スキャナからの指示に従
って処理を実行するようにした。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、本体側において複数のハンディ・スキャナを
識別して管理でき、予定のハンディ・スキャナ以外から
の指示は受付けないようにできる。その結果、1台の本
体に対し、ハンディ・スキャナによって指示を出す利用
者を特定でき、管理が容易になるほか、複数の本体を設
置したときにはそれぞれの本体を効率的に運用すること
ができる。
によれば、本体側において複数のハンディ・スキャナを
識別して管理でき、予定のハンディ・スキャナ以外から
の指示は受付けないようにできる。その結果、1台の本
体に対し、ハンディ・スキャナによって指示を出す利用
者を特定でき、管理が容易になるほか、複数の本体を設
置したときにはそれぞれの本体を効率的に運用すること
ができる。
【図1】 実施例の要部機能を示すブロック図である。
【図2】 ファクシミリ装置のハード構成を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】 本体による送信動作を示すフローチャートで
ある。
ある。
1…ハンディ・スキャナ、 2…本体、 4…発光部、
8,9…操作パネル、10,15…画情報メモリ、
13…受光部、 14…プリンタ、 17…判別部、
21…指示情報設定部、 22…送信実行部、 23…
指示情報記憶部、24…識別コード検出部、 25…プ
リント実行部
8,9…操作パネル、10,15…画情報メモリ、
13…受光部、 14…プリンタ、 17…判別部、
21…指示情報設定部、 22…送信実行部、 23…
指示情報記憶部、24…識別コード検出部、 25…プ
リント実行部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中川 敏孝
埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ
ロツクス株式会社岩槻事業所内
(72)発明者 上原 豊
埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ
ロツクス株式会社岩槻事業所内
Claims (3)
- 【請求項1】 端末と本体とからなり、端末で読取られ
た画情報を光信号に変換して本体に送信し、そこから前
記画情報を他のファクシミリ装置に送信するように構成
されたファクシミリ装置において、 前記端末には、 画情報および本体での処理内容を指示する指示情報なら
びに自己の識別コードを光信号で本体に送出するための
発光手段を設け、 前記本体には、 端末から送出された光信号を検出する受光手段と、 この受光手段で検出された光信号から端末の識別コード
を検出する手段と、 前記識別コードが検出され、かつその識別コードが予定
のコードと一致した場合に、前記光信号に含まれる指示
情報に基づく処理を実行する手段とを設けたことを特徴
とするファクシミリ装置。 - 【請求項2】 端末から供給される画情報を送信するフ
ァクシミリ装置において、 端末から送出された光信号を検出する受光手段と、 この受光手段で検出された光信号から端末の識別コード
を検出する手段と、 前記識別コードが検出され、かつその識別コードが予定
のコードと一致した場合に、前記光信号に含まれる指示
情報に基づく処理を実行する手段とを具備したことを特
徴とするファクシミリ装置。 - 【請求項3】 画情報および送信情報を光信号で本体に
送信するハンディ・スキャナにおいて、 画情報および本体での処理内容を指示する指示情報なら
びに自己の識別コードを光信号で本体に送出するための
発光手段を具備したことを特徴とするハンディ・スキャ
ナ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205712A JPH0530247A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | フアクシミリ装置およびハンデイ・スキヤナ |
US07/913,615 US5870207A (en) | 1991-07-17 | 1992-07-16 | Facsimile system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205712A JPH0530247A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | フアクシミリ装置およびハンデイ・スキヤナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530247A true JPH0530247A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16511454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205712A Pending JPH0530247A (ja) | 1991-07-17 | 1991-07-23 | フアクシミリ装置およびハンデイ・スキヤナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530247A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0889635A2 (en) * | 1997-06-30 | 1999-01-07 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic camera having picture data output function |
EP1008953A3 (en) * | 1998-12-09 | 2002-04-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3205712A patent/JPH0530247A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0889635A2 (en) * | 1997-06-30 | 1999-01-07 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic camera having picture data output function |
EP0889635A3 (en) * | 1997-06-30 | 2001-01-10 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic camera having picture data output function |
EP1008953A3 (en) * | 1998-12-09 | 2002-04-03 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
US6927870B1 (en) | 1998-12-09 | 2005-08-09 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus using image data and identification information in relation to an arbitrary image output apparatus |
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