JPH0530127Y2 - - Google Patents

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JPH0530127Y2
JPH0530127Y2 JP19955387U JP19955387U JPH0530127Y2 JP H0530127 Y2 JPH0530127 Y2 JP H0530127Y2 JP 19955387 U JP19955387 U JP 19955387U JP 19955387 U JP19955387 U JP 19955387U JP H0530127 Y2 JPH0530127 Y2 JP H0530127Y2
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optical waveguide
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、光パルス試験器に係り、特に第1の
光導波路と第2の光導波路の間隔を光検出器側の
端面で1〜2mmとし、第2の光導波路を結合部よ
り光検出器側の端面の方で実効屈折率が大きくな
るよう形成して、消光比を向上させかつ2つの光
導波路のクロストークを低下させた導波路型光ス
イツチを用いた光パルス試験器に関するものであ
る。
[従来の技術] 第6図に従来の光パルス試験器の基本構成を示
す。電気光学効果を有する導波路基板2上に、1
端面において光源であるLD(レーザーダイオー
ド)22および入射光フアイバー側へ接続されそ
れと対向するもう1つの端面において被検査フア
イバー23側へ接続される直線状の第1の光導波
路3と、第1の光導波路3に沿つて設けられ、導
波路基板2中央の結合部より導波路基板の少なく
とも光検出器24側の端面で第1の光導波路3と
の間隔を広くした第2の光導波路4とが形成され
ている。また、前記結合部に第1の光導波路と第
2の光導波路とを各々覆つて電極5が設けられて
いる。LD22より入射した直線偏光のレーザパ
ルスは、入射光フアイバーである偏波面保存フア
イバー7および第1の光導波路3を通じて、偏波
面保存フアイバー9、定偏波ユニツト8を透過し
て被検査フアイバー23へ入射される。被検査フ
アイバー23へ入射されたレーザパルスは、フア
イバーの破断箇所、接続箇所等でフレネル反射を
起こしたり、フアイバーの構成物質によつて後方
散乱を起こす。これらのフレネル反射光や後方散
乱光の1部は被検査フアイバー23中を逆戻り
し、円偏光や楕円偏光の光として出射し、定偏波
ユニツト8と偏波面保存フアイバー9により入射
光と同じ偏波面の直線偏光の光のみ光導波路3へ
入射する。光導波路3へ入射した戻り光は、光導
波路4との結合部に設けられる電極5の長さおよ
び電極5に印加される電圧を適宜調整することに
より、光導波路4との結合長が最適に調整され、
光導波路4から出射し、受光フアイバーである通
常のシングルモードフアイバー25を通じて光検
出器24へ達する。
従来の導波路型光スイツチを用いた光パルス試
験器は、TEあるいはTMのシングルモードで動
作させるため、光導波路3,4は全長にわたつて
シングルモードであり、光導波路3は、LD22
側の入射光フアイバーおよび被検査フアイバー2
3側のフアイバーに偏波面保存フアイバー7,9
が所定の偏波面に合わせて接続されていた。光検
出器24側の受光フアイバーは、その光量のみが
問題となるため通常のシングルモードフアイバー
25が用いられていた。又、各フアイバーはシリ
コン基板等に形成されたV溝によつてアライメン
トおよび支持された接着剤等で固定していた。
[考案が解決しようとする問題点] 光導波路を伝播する光の1部は、端面からの入
射時および伝播中に散乱され、光導波路から洩れ
て放射モードとなり、導波路基板中をそのまま伝
播してしまう。たとえば、被検査フアイバーから
の後方散乱光も光導波路伝播中に散乱され放射モ
ードとなつていた。従来の導波路型光スイツチ
は、2つの光導波路の間隔は結合部において3〜
6μmで、LDおよび光検出器側の端面において100
〜200μmであり、前記散乱光がスイツチング動
作と無関係に、入射光の入射時にLD側から光検
出器側の光導波路に、又被検査フアイバーからの
戻り光の受光時に光検出器側の光導波路へ移行し
た光がLD側の光導波路に洩れ出て、それぞれの
光導波路の消光比の低下およびクロストークの増
大を招いていた。
また、2つの光導波路間隔の狭さは、それぞれ
のフアイバーを1本ずつ最適にアライメントして
から光導波路端面に接着することを非常に困難に
し、その容易さからV溝によるアライメントが行
われているが、実際に2本の光導波路とフアイバ
ーの接続を同時に行うことは難しく、アライメン
トは不十分で、結合損失を増大させるという問題
点を有していた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前述の問題点を解決すべくなされた
ものであり、電気光学効果を有する導波路基板上
に、1端面において光源側へ接続されそれと対向
するもう1つの端面において被検査フアイバー側
へ接続される直線状の第1の光導波路と、第1の
光導波路に沿つて設けられ導波路基板中央の結合
部より導波路基板の少なくとも光検出器側の端面
で第1の光導波路との間隔を広くした第2の光導
波路とを形成し、前記結合部に第1の光導波路と
第2の光導波路とを各々覆つて電極を設けた導波
路型光スイツチと、被検査フアイバへパルス光を
第1の光導波路を通じて入射する光源と、被検査
フアイバーからの戻り光を第2の光導波路から受
光する光検出器を備えた光パルス試験器におい
て、第2の光導波路を結合部より光検出器側の端
面の方で実効屈折率が大きくなるよう形成したこ
とを特徴とする光パルス試験器用導波路型光スイ
ツチを提供するものである。
第1図は本考案による光パルス試験器の基本構
成を示す平面図である。
導波路型光スイツチ1は、電気光学効果を有す
る導波路基板2上に光方向性結合器型の光導波路
3,4を設けたものであり、光導波路3,4は全
長にわたつてシングルモードである。また、光導
波路4の光検出器側の端面と光導波路3のLD側
端面との間隔は1〜2mmとしてあり、光導波路4
の結合部6から光検出器側の端面までの部分は、
曲がりなどによる損失を最小限に抑えるため、導
波路基板との屈折率差Δnを大きくしてあり、従
つて他の所よりも実効屈折率を大きくあるいは
徐々に増大するよう形成される。上記の効果を得
るように、光導波路4の結合部6から光検出器側
の端面までの部分は、リツジ型曲り導波路や屈曲
テーパ状導波路、反射型導波路とすることが好ま
しい。電極5は結合部にて電気光学効果を介して
スイツチグ作用を起こさせる。偏波面保存フアイ
バー7は、LD光のTEあるいはTMモードと同方
向に偏波面を合わせて接続され、偏波面保存フア
イバー9は偏波面保存フアイバー7と同方向に偏
波面を合わせた偏光子を内蔵する定偏波ユニツト
8をもう1端に備えており、他の1端が光導波路
3に接続される。光導波路4に接続される受光フ
アイバーとしてマルチモードフアイバー10を使
用し光検出器へ接続される。各々のフアイバーは
対応した導波路端面に、精密微動台の上で光軸調
整した後、直接接着剤で固定したもので、一般に
は紫外線硬化型接着剤等が用いられる。
[作用] 2つの光導波路の間隔を、光検出器側の端面で
広くとることによつて、2つの光導波路間で放射
光が混入しにくくなり、消光比が向上しクロスト
ークが低減する。また、両光導波路の中央に金属
装荷、基板掘込み等の放射光吸収作用をもつ手段
を付加することが容易になり、さらに大きなクロ
ストークの低減および消光比の向上が見込まれ
る。
また、フアイバーを1本ずつ個々に微動台上で
アライメント後接着することが可能であるため、
導波路型光スイツチの挿入損失が低下するという
効果も生ずる。
[実施例] 第5図は、本考案の1実施例を示す。Z-cut
LiNbO3基板16の表面に、Tiを熱拡散すること
によつてシングルモードの光導波路17,18を
光方向性結合器型の配置で形成している。光導波
路17は直線状であるが、光導波路18の両端付
近は光導波路17と2mmの間隔をもつように正弦
カーブ状となつている。さらに、結合部19より
も光検出器24側では、伝播光を曲げるため、光
導波路18にリツジ型加工部20を形成してあ
る。そのため周囲21は3μm程度の深さで削ら
れており、さらに、表面に散乱光吸収体として
Al層が蒸着されている。また、第1図と同様に
偏波面保存フアイバー7,9、マルチモードフア
イバー10および定偏波ユニツト8が取りつけら
れている。定偏波ユニツト8と被検査フアイバー
23間の光フアイバーは、被検査フアイバー23
と同じシングルモードフアイバーあるいはマルチ
モードフアイバーを用いる。
本実施例では、偏波面保存フアイバー7より入
射したTMモードのLD22光が、光導波路17
中を直進し、偏波面保存フアイバー9および定偏
波ユニツト8を通つて、被検査フアイバー23中
へ入射する。そして、被検査フアイバー23から
の後方散乱光が偏波面保存フアイバー9に入射
し、定偏波ユニツト8でTM波のみ取り出して、
光導波路17へ入射する。電極5に印加された電
圧Vにより、伝播光は光導波路18中へ移行し、
マルチモードフアイバー10を通して、光検出器
24で検出される。
第2図はリツジ型曲り導波路11を示し、リツ
ジ型曲り導波路11の周囲12は光導波路部より
深く掘り込まれており、散乱光吸収体としてAl
層6が基板表面まで蒸着されている。
第3図は屈曲型テーパ状導波路13を示し、導
波路基板の出射端面に近づくにつれ光導波路の幅
を広くして、光の洩れを小さくするよう形成す
る。
第2図と第3図において、光導波路4の形状は
光検出器側の端面のみにてリツジ型曲り導波路あ
るいは屈折型テーパ状導波路として、反対側の端
面では同様に光導波路を形成するか又は光導波路
を形成せずに結合部から光導波路を形成しても良
い。
第4図は反射型導波路14を示し、結合部から
光検出器側の端面へ向つて光導波路を段階状に形
成し、屈折した部分に、光が反射して光導波路内
を光が伝播するよう溝を形成する。光検出器側の
端面と反対側の端面において、光導波路を形成せ
ずに結合部から形成しても良い。
第2図〜第4図に示す導波路型光スイツチにお
いて、光検出器側の端面で2つの光導波路間に溝
を形成したり、Alを蒸着したり、あるいは溝を
形成してAlを蒸着しても良い。
[考案の効果] 本考案は、LD側および光検出器側の光導波路
間隔を広くすることにより、両者の消光比を向上
させクロストークを低減させることができるとい
う効果を有する。また、光フアイバー1本ずつの
精密な光軸調整が可能なことから、光フアイバー
と光導波路の結合損失、さらには導波路型光スイ
ツチの挿入損失を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図は本考案による光パルス試験器の基本構成の平
面図であり、第2図a,bはリツジ型曲り導波路
の平面図と側面図であり、第3図a,bは屈曲型
テーパ状導波路の平面図と断面図であり、第4図
は反射型導波路の平面図であり、第5図はリツジ
型曲り導波路を用いた導波路型光スイツチを備え
た光パルス試験器の基本構成の平面図であり、第
6図は従来の光パルス試験器の基本構成の平面図
である。 1……導波路型光スイツチ、2……導波路基
板、3,4……光導波路、5……電極、6……結
合部、7,9……偏波面保存フアイバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 電気光学効果を有する導波路基板上に、1端
    面において光源側へ接続されそれと対向するも
    う1つの端面において被検査フアイバー側へ接
    続される直線状の第1の光導波路と、第1の光
    導波路に沿つて設けられ導波路基板中央の結合
    部より導波路基板の少なくとも光検出器側の端
    面で第1の光導波路との間隔を広くした第2の
    光導波路とを形成し、前記結合部に第1の光導
    波路と第2の光導波路とを各々覆つて電極を設
    けた導波路型光スイツチと、被検査フアイバー
    へパルス光を第1の光導波路を通じて入射する
    光源と、被検査フアイバーからの戻り光を第2
    の光導波路から受光する光検出器を備えた光パ
    ルス試験器において、第2の光導波路を結合部
    より光検出器側の端面の方で実効屈折率が大き
    くなるよう形成した導波路型光スイツチを用い
    ることを特徴とする光パルス試験器。 (2) 第2の光導波路を結合部から光検出器側の端
    面へ向つてリツジ型曲り導波路として形成した
    導波路型光スイツチを用いる実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の光パルス試験器。 (3) 第2の光導波路を結合部から光検出器側の端
    面へ向つて屈曲型テーパ状導波路として形成し
    た導波路型光スイツチを用いる実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の光パルス試験器。 (4) 第2の光導波路を結合部から光検出器側の端
    面へ向つて反射型導波路として形成した導波路
    型光スイツチを用いる実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の光パルス試験器。
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