JPH05300917A - 靭帯等の端部固定具 - Google Patents
靭帯等の端部固定具Info
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- JPH05300917A JPH05300917A JP24640392A JP24640392A JPH05300917A JP H05300917 A JPH05300917 A JP H05300917A JP 24640392 A JP24640392 A JP 24640392A JP 24640392 A JP24640392 A JP 24640392A JP H05300917 A JPH05300917 A JP H05300917A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】十字靭帯などの代用靭帯として人工靭帯などを
自由に選択して用いることができ、また側副靭帯などを
骨の表面上への出っ張り物なしに強固に固定することが
できる靭帯等の端部固定具を提供することを目的とす
る。 【構成】先端から軸方向にすり割り11が形成された筒
状体であって外周面には被接触体との間の滑りを防止す
るための凹凸12が形成された生体親和性の高い材料か
らなる外筒10と、生体親和性の高い材料によって形成
されて上記外筒10内に配置され、基端部側に形成され
た工具係合部22に工具を係合させて回転させることに
より上記外筒10を上記すり割り11が形成された部分
において径方向に押し広げる外筒径拡大手段20とを設
けた。
自由に選択して用いることができ、また側副靭帯などを
骨の表面上への出っ張り物なしに強固に固定することが
できる靭帯等の端部固定具を提供することを目的とす
る。 【構成】先端から軸方向にすり割り11が形成された筒
状体であって外周面には被接触体との間の滑りを防止す
るための凹凸12が形成された生体親和性の高い材料か
らなる外筒10と、生体親和性の高い材料によって形成
されて上記外筒10内に配置され、基端部側に形成され
た工具係合部22に工具を係合させて回転させることに
より上記外筒10を上記すり割り11が形成された部分
において径方向に押し広げる外筒径拡大手段20とを設
けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、人体の他の部分から
切り取った靭帯又は腱や人工的に製造した靭帯又は腱等
(以下「代用靭帯等」という)の端部を骨に固定するた
めの靭帯等の端部固定具に関する。
切り取った靭帯又は腱や人工的に製造した靭帯又は腱等
(以下「代用靭帯等」という)の端部を骨に固定するた
めの靭帯等の端部固定具に関する。
【0002】靭帯や腱などが切れてしまった場合などに
は、医学的な手術によって新しく代用靭帯等が取り付け
られるが、その際に、代用靭帯等の端部を骨に強固に固
定する必要がある。
は、医学的な手術によって新しく代用靭帯等が取り付け
られるが、その際に、代用靭帯等の端部を骨に強固に固
定する必要がある。
【0003】
【従来の技術】そこで従来は、例えば膝関節内にある十
字靭帯の代用靭帯を骨に固定する場合には、図4に示さ
れるように、骨51に穿設した貫通孔52内に代用靭帯
53を配置した状態で、貫通孔52内にテーパ状のねじ
棒54をねじ込んでいた。それによって、代用靭帯53
の端部が螺合部に挟み込まれて固定されていた。
字靭帯の代用靭帯を骨に固定する場合には、図4に示さ
れるように、骨51に穿設した貫通孔52内に代用靭帯
53を配置した状態で、貫通孔52内にテーパ状のねじ
棒54をねじ込んでいた。それによって、代用靭帯53
の端部が螺合部に挟み込まれて固定されていた。
【0004】また、膝関節の側部にある側副靭帯の代用
靭帯を骨に固定するような場合には、図5に示されるよ
うに、代用靭帯63の端部をステープル状の金具64で
骨61の表面に押さえ付けて固定していた。ただし、こ
の場合には固定が不充分になり易いので、代用靭帯63
を一度金具64で固定した後、代用靭帯63の端部を折
り返してさらに2重に金具64で固定するのが一般的で
あった。
靭帯を骨に固定するような場合には、図5に示されるよ
うに、代用靭帯63の端部をステープル状の金具64で
骨61の表面に押さえ付けて固定していた。ただし、こ
の場合には固定が不充分になり易いので、代用靭帯63
を一度金具64で固定した後、代用靭帯63の端部を折
り返してさらに2重に金具64で固定するのが一般的で
あった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図4に示され
るように骨51に穿設した貫通孔52にテーパ状のねじ
棒54をねじ込むと、螺合部に代用靭帯53が強く挟み
込まれた状態で捩じられる。
るように骨51に穿設した貫通孔52にテーパ状のねじ
棒54をねじ込むと、螺合部に代用靭帯53が強く挟み
込まれた状態で捩じられる。
【0006】そのため、人体の他の部分から取った靭帯
や人工靭帯などをそこに直接挟み込むと切断されてしま
い、使用することができない。したがって、そのような
部分に用いる代用靭帯としては、端部に微細な骨片を付
けた状態で人体の他の部分から切り取った靭帯を用い
て、骨片がねじ棒54と貫通孔52との間に挟み込まれ
るようにしていた。
や人工靭帯などをそこに直接挟み込むと切断されてしま
い、使用することができない。したがって、そのような
部分に用いる代用靭帯としては、端部に微細な骨片を付
けた状態で人体の他の部分から切り取った靭帯を用い
て、骨片がねじ棒54と貫通孔52との間に挟み込まれ
るようにしていた。
【0007】したがって、十字靭帯の代用靭帯としては
人工靭帯をそのままで用いることができないことをはじ
め、使用できる代用靭帯の選択の余地が大幅に制約され
てしまう不都合があった。
人工靭帯をそのままで用いることができないことをはじ
め、使用できる代用靭帯の選択の余地が大幅に制約され
てしまう不都合があった。
【0008】また、図5に示されるように、骨61の表
面に金具64で代用靭帯63を固定すると、金具64が
皮の下で骨の表面から出っ張るので、そこを何かにぶつ
けると非常な痛みが生じる等の欠点があった。
面に金具64で代用靭帯63を固定すると、金具64が
皮の下で骨の表面から出っ張るので、そこを何かにぶつ
けると非常な痛みが生じる等の欠点があった。
【0009】そこでこの発明は、十字靭帯などの代用靭
帯として人工靭帯などを自由に選択して用いることがで
き、また側副靭帯などを骨の表面上への出っ張り物なし
に強固に固定することができる靭帯等の端部固定具を提
供することを目的とする。
帯として人工靭帯などを自由に選択して用いることがで
き、また側副靭帯などを骨の表面上への出っ張り物なし
に強固に固定することができる靭帯等の端部固定具を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の靭帯等の端部固定具は、代用靭帯等の端部
を骨に固定するための靭帯等の端部固定具であって、先
端から軸方向にすり割りが形成された筒状体であって外
周面には被接触体との間の滑りを防止するための凹凸が
形成された生体親和性の高い材料からなる外筒と、生体
親和性の高い材料によって形成されて上記外筒内に配置
され、基端部側に形成された工具係合部に工具を係合さ
せて回転させることにより上記外筒を上記すり割りが形
成された部分において径方向に押し広げる外筒径拡大手
段とを設けたことを特徴とする。
め、本発明の靭帯等の端部固定具は、代用靭帯等の端部
を骨に固定するための靭帯等の端部固定具であって、先
端から軸方向にすり割りが形成された筒状体であって外
周面には被接触体との間の滑りを防止するための凹凸が
形成された生体親和性の高い材料からなる外筒と、生体
親和性の高い材料によって形成されて上記外筒内に配置
され、基端部側に形成された工具係合部に工具を係合さ
せて回転させることにより上記外筒を上記すり割りが形
成された部分において径方向に押し広げる外筒径拡大手
段とを設けたことを特徴とする。
【0011】なお、上記凹凸は頂部に鋭角の角部がない
形状に形成するのがよく、上記凹凸が雄ねじであっても
よい。そして、上記外筒の内周面には雌ねじを形成し、
上記外筒径拡大手段を、上記雌ねじと螺合する雄ねじが
形成されたねじ棒によって形成してもよく、上記雌ねじ
部を先端側へ漸次細くなるテーパ状に形成してもよい。
形状に形成するのがよく、上記凹凸が雄ねじであっても
よい。そして、上記外筒の内周面には雌ねじを形成し、
上記外筒径拡大手段を、上記雌ねじと螺合する雄ねじが
形成されたねじ棒によって形成してもよく、上記雌ねじ
部を先端側へ漸次細くなるテーパ状に形成してもよい。
【0012】また、上記ねじ棒の先端には、上記外筒内
に上記外筒の先端側から引き込まれることによって上記
外筒の径を押し拡げる太径部を形成してもよく、或い
は、上記外筒径拡大手段を、上記外筒内に上記外筒の基
端側から差し込まれたねじ棒と、上記外筒の先端におい
て上記ねじ棒と螺合して上記ねじ棒を回転させることに
より上記外筒内方向に引きよせられて上記外筒の径を押
し拡げる径拡大部材とからなるように構成してもよい。
に上記外筒の先端側から引き込まれることによって上記
外筒の径を押し拡げる太径部を形成してもよく、或い
は、上記外筒径拡大手段を、上記外筒内に上記外筒の基
端側から差し込まれたねじ棒と、上記外筒の先端におい
て上記ねじ棒と螺合して上記ねじ棒を回転させることに
より上記外筒内方向に引きよせられて上記外筒の径を押
し拡げる径拡大部材とからなるように構成してもよい。
【0013】
【作用】骨に穿設した貫通孔内に代用靭帯の端部を配置
した状態で、貫通孔内に外筒を嵌め込み、外筒径拡大手
段基端部の工具係合部に工具を係合させて外筒径拡大手
段を回転させると、すり割りが穿設された部分において
外筒が径方向に押し拡げられ、外筒の外周面と骨との間
に代用靭帯が強く挟み付けられて固定される。
した状態で、貫通孔内に外筒を嵌め込み、外筒径拡大手
段基端部の工具係合部に工具を係合させて外筒径拡大手
段を回転させると、すり割りが穿設された部分において
外筒が径方向に押し拡げられ、外筒の外周面と骨との間
に代用靭帯が強く挟み付けられて固定される。
【0014】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図1は本
発明の第1の実施例を示しており、1は人体の関節部分
の骨であり、そこに穿設された例えば直径7〜8ミリメ
ートルの貫通孔2内に、人工靭帯3の端部が挿通されて
いる。
発明の第1の実施例を示しており、1は人体の関節部分
の骨であり、そこに穿設された例えば直径7〜8ミリメ
ートルの貫通孔2内に、人工靭帯3の端部が挿通されて
いる。
【0015】10は、先端側から基端部近傍までの間に
軸方向にすり割り11が穿設された円筒状の外筒であ
り、その外周面には丸味のある断面形状のねじ山によっ
て雄ねじ12が形成されている。この雄ねじ12は、丸
味がなくても、台形ねじその他頂部に鋭角の角部を有し
ない形状のねじ山で形成すれば、人工靭帯3を傷付ける
おそれが小さくて都合がよい。
軸方向にすり割り11が穿設された円筒状の外筒であ
り、その外周面には丸味のある断面形状のねじ山によっ
て雄ねじ12が形成されている。この雄ねじ12は、丸
味がなくても、台形ねじその他頂部に鋭角の角部を有し
ない形状のねじ山で形成すれば、人工靭帯3を傷付ける
おそれが小さくて都合がよい。
【0016】なお、すり割り11は例えば90度間隔で
十字状に形成されている。また、先端側の角部13は、
丸く面取りされた形状に形成されている。外筒10の内
周面は、基端側から先端まで先細りのテーパ状に雌ねじ
14が形成されている。この雌ねじ14は、外周面の雄
ねじ12と同ピッチである必要はないが、ねじの回転方
向は同じである。即ち、雄ねじ12が右ねじの場合は雌
ねじ14も右ねじに形成される。
十字状に形成されている。また、先端側の角部13は、
丸く面取りされた形状に形成されている。外筒10の内
周面は、基端側から先端まで先細りのテーパ状に雌ねじ
14が形成されている。この雌ねじ14は、外周面の雄
ねじ12と同ピッチである必要はないが、ねじの回転方
向は同じである。即ち、雄ねじ12が右ねじの場合は雌
ねじ14も右ねじに形成される。
【0017】外筒10の基端部には、外筒10を軸中心
に回転させて貫通孔2内にねじ込む工具(図示せず)の
先端を係合させるための工具係合部15が形成されてい
る。本実施例では工具係合部15はスリット状である
が、突起その他の形状であってもよい。
に回転させて貫通孔2内にねじ込む工具(図示せず)の
先端を係合させるための工具係合部15が形成されてい
る。本実施例では工具係合部15はスリット状である
が、突起その他の形状であってもよい。
【0018】このような形状に形成された外筒10は、
生体親和性の高い材料によって形成するのが好ましく、
例えばチタン合金その他金属又は非金属を問わず、生体
親和性が高くて必要な強度を得られる材料であればどの
ような材料を用いてもよい。
生体親和性の高い材料によって形成するのが好ましく、
例えばチタン合金その他金属又は非金属を問わず、生体
親和性が高くて必要な強度を得られる材料であればどの
ような材料を用いてもよい。
【0019】20は、外筒10の雌ねじ14に螺合する
雄ねじ21が外周面に形成されたねじ棒(外筒径拡大手
段)であり、その基端部には、ねじ棒20を軸中心に回
転させて外筒10内にねじ込むための工具(図示せず)
の先端を係合させるための工具係合部22が形成されて
いる。この工具係合部22は六角穴状に形成されている
が、スリット状その他の形状であってもよい。
雄ねじ21が外周面に形成されたねじ棒(外筒径拡大手
段)であり、その基端部には、ねじ棒20を軸中心に回
転させて外筒10内にねじ込むための工具(図示せず)
の先端を係合させるための工具係合部22が形成されて
いる。この工具係合部22は六角穴状に形成されている
が、スリット状その他の形状であってもよい。
【0020】ねじ棒20は、先端部分だけが先細りのテ
ーパ状に形成されていて、他の部分は均一な直径、又は
外筒10の雌ねじ14部分よりも緩やかな角度の先細り
のテーパ状に形成されている。したがって、ねじ棒20
を外筒10の雌ねじ14部分にねじ込んでいくと、外筒
10は、すり割り11が形成された部分において径方向
に押し拡げられる。
ーパ状に形成されていて、他の部分は均一な直径、又は
外筒10の雌ねじ14部分よりも緩やかな角度の先細り
のテーパ状に形成されている。したがって、ねじ棒20
を外筒10の雌ねじ14部分にねじ込んでいくと、外筒
10は、すり割り11が形成された部分において径方向
に押し拡げられる。
【0021】このように形成されたねじ棒20は、必ず
しも外筒10と同じ材料である必要はないが、外筒10
と同様に生体親和性が高く、外筒10との間で電位差を
生じない材料で形成することが望ましい。
しも外筒10と同じ材料である必要はないが、外筒10
と同様に生体親和性が高く、外筒10との間で電位差を
生じない材料で形成することが望ましい。
【0022】次に上記実施例の固定具の使用について説
明する。まず、骨1に穿設された貫通孔2内に人工靭帯
3の端部を挿通しておき、その貫通孔2の空間部分に外
方から外筒10をねじ込む。このときに外筒10が空間
部分に比較的軽くねじ込まれる寸法関係になるように、
貫通孔2の直径、人工靭帯3の太さ及び外筒10の外径
等を選定しておく。
明する。まず、骨1に穿設された貫通孔2内に人工靭帯
3の端部を挿通しておき、その貫通孔2の空間部分に外
方から外筒10をねじ込む。このときに外筒10が空間
部分に比較的軽くねじ込まれる寸法関係になるように、
貫通孔2の直径、人工靭帯3の太さ及び外筒10の外径
等を選定しておく。
【0023】これによって、外筒10の外周面の雄ねじ
12が骨1と人工靭帯3とに軽く食い込みながら貫通孔
2内にねじ込まれるが、外筒10の先端角部13は丸く
面取りされ、また雄ねじ12のねじ山は丸味のある断面
形状に形成されているので、人工靭帯3を傷つけたり切
断してしまうようなことがない。したがって、人工靭帯
3の端部が、傷付けられることなく貫通孔2内に軽く固
定される。図1はこの時の状態を示している。
12が骨1と人工靭帯3とに軽く食い込みながら貫通孔
2内にねじ込まれるが、外筒10の先端角部13は丸く
面取りされ、また雄ねじ12のねじ山は丸味のある断面
形状に形成されているので、人工靭帯3を傷つけたり切
断してしまうようなことがない。したがって、人工靭帯
3の端部が、傷付けられることなく貫通孔2内に軽く固
定される。図1はこの時の状態を示している。
【0024】次に、ねじ棒20を、外方から外筒10の
雌ねじ14部分にねじ込む。すると、外筒10は、図1
に矢印で示されるように、径が拡がる方向に強く押し拡
げられて、外筒10の外面に接触している貫通孔2の内
面及び人工靭帯3を内側から側方に強く押圧する。
雌ねじ14部分にねじ込む。すると、外筒10は、図1
に矢印で示されるように、径が拡がる方向に強く押し拡
げられて、外筒10の外面に接触している貫通孔2の内
面及び人工靭帯3を内側から側方に強く押圧する。
【0025】このとき、例えば外筒10の工具係合部1
5に筒状の工具(図示せず)の先端を係合させて、外筒
10の回転を規制した状態で、その工具内にねじ棒20
を回転させるための工具(図示せず)を挿通すれば、外
筒10は回転しないので、人工靭帯3は傷つかない。
5に筒状の工具(図示せず)の先端を係合させて、外筒
10の回転を規制した状態で、その工具内にねじ棒20
を回転させるための工具(図示せず)を挿通すれば、外
筒10は回転しないので、人工靭帯3は傷つかない。
【0026】また仮に外筒10が少々回転したとして
も、その外周面の雄ねじ12のねじ山は丸味があるの
で、人工靭帯3は傷つかない。なお、ねじ棒20は、骨
1の表面から出っ張らないところまで外筒10にねじ込
む。このようにして、人工靭帯3の端部が、傷付けられ
ることなく貫通孔2内に強固に固定される。
も、その外周面の雄ねじ12のねじ山は丸味があるの
で、人工靭帯3は傷つかない。なお、ねじ棒20は、骨
1の表面から出っ張らないところまで外筒10にねじ込
む。このようにして、人工靭帯3の端部が、傷付けられ
ることなく貫通孔2内に強固に固定される。
【0027】このようにして、十字靭帯のように関節内
部に固定する場合及び側副靭帯のように関節外部に固定
する場合のいずれであっても、表面への出っ張り物がな
い状態での固定を行うことができる。
部に固定する場合及び側副靭帯のように関節外部に固定
する場合のいずれであっても、表面への出っ張り物がな
い状態での固定を行うことができる。
【0028】図2は本発明の第2の実施例を示してお
り、外筒10の内側には基端部側の部分にだけ雌ねじ3
1を形成し、その雌ねじ31と螺合するねじ棒(外筒径
拡大手段)33は、外筒10に対して外筒10の先端側
から差し込まれている。
り、外筒10の内側には基端部側の部分にだけ雌ねじ3
1を形成し、その雌ねじ31と螺合するねじ棒(外筒径
拡大手段)33は、外筒10に対して外筒10の先端側
から差し込まれている。
【0029】そして、ねじ棒33の先端には、ねじ棒3
3の外径より太い先の尖った球状体33aが一体的に形
成されており、外筒10の先端部分には、この球状体3
3aの球面部と接する円錐状の凹部10aが形成されて
いる。
3の外径より太い先の尖った球状体33aが一体的に形
成されており、外筒10の先端部分には、この球状体3
3aの球面部と接する円錐状の凹部10aが形成されて
いる。
【0030】したがって、ねじ棒33の基端部に形成さ
れた六角穴状の工具係合部22に工具を係合させてねじ
棒33を回転させると、ねじ棒33全体が外筒10の基
端側に移動して、球状体33aが外筒10の先端側から
外筒10内方向に引きよせられ、それによって外筒10
は、すり割り11が形成された部分において径方向に押
し拡げられる。
れた六角穴状の工具係合部22に工具を係合させてねじ
棒33を回転させると、ねじ棒33全体が外筒10の基
端側に移動して、球状体33aが外筒10の先端側から
外筒10内方向に引きよせられ、それによって外筒10
は、すり割り11が形成された部分において径方向に押
し拡げられる。
【0031】なお、図2に示されるように、ねじ棒33
の基端部は外筒10から出っ張らないようになってお
り、このようにして、第1の実施例と同様に、人工靭帯
3等の端部が骨1に形成された貫通孔2内に固定され
る。
の基端部は外筒10から出っ張らないようになってお
り、このようにして、第1の実施例と同様に、人工靭帯
3等の端部が骨1に形成された貫通孔2内に固定され
る。
【0032】図3は本発明の第3の実施例を示してお
り、外筒10の内側には雌ねじは形成されておらず、外
筒10を軸方向に貫通する孔41が形成されている。ね
じ棒42は細長い単純な六角穴付きボルト状に形成され
ており、そのねじ部42aは外筒10の孔41より細く
て孔41を通過するが、頭部42bは孔41より太くて
孔41内に入らないようになっている。
り、外筒10の内側には雌ねじは形成されておらず、外
筒10を軸方向に貫通する孔41が形成されている。ね
じ棒42は細長い単純な六角穴付きボルト状に形成され
ており、そのねじ部42aは外筒10の孔41より細く
て孔41を通過するが、頭部42bは孔41より太くて
孔41内に入らないようになっている。
【0033】そして、生体親和性の高い材料によって独
立して形成された球状体(径拡大部材)43に貫通形成
されたねじ孔に、ねじ棒42の先端が螺合している。そ
して外筒10の先端部分には、第2の実施例と同じよう
に、球状体43の球面部と接する円錐状の凹部10aが
形成されている。
立して形成された球状体(径拡大部材)43に貫通形成
されたねじ孔に、ねじ棒42の先端が螺合している。そ
して外筒10の先端部分には、第2の実施例と同じよう
に、球状体43の球面部と接する円錐状の凹部10aが
形成されている。
【0034】したがって、ねじ棒42を外筒10の基端
側から外筒10の孔41内に挿通し、ねじ棒42の基端
部に形成された六角穴状の工具係合部22に工具を係合
させてねじ棒42を回転させると、球状体43が外筒1
0の先端側から外筒10内方向に引きよせられ、それに
よって外筒10は、すり割り11が形成された部分にお
いて径方向に押し拡げられる。
側から外筒10の孔41内に挿通し、ねじ棒42の基端
部に形成された六角穴状の工具係合部22に工具を係合
させてねじ棒42を回転させると、球状体43が外筒1
0の先端側から外筒10内方向に引きよせられ、それに
よって外筒10は、すり割り11が形成された部分にお
いて径方向に押し拡げられる。
【0035】このときに球状体43がねじ棒42と共に
回転してしまわないように、球状体43と外筒10との
間に、相対的な回転を阻止するための回転止めを形成し
ておくとよい。
回転してしまわないように、球状体43と外筒10との
間に、相対的な回転を阻止するための回転止めを形成し
ておくとよい。
【0036】なお、図3に示されるように、外筒10の
基端部側には、ねじ棒42の頭部42bが完全に潜る深
さの座ぐり穴45が形成されており、ねじ棒42の頭は
外筒10から出っ張らない。このようにして、第1及び
第2の実施例と同様に、人工靭帯3等の端部が骨1に形
成された貫通孔2内に固定される。
基端部側には、ねじ棒42の頭部42bが完全に潜る深
さの座ぐり穴45が形成されており、ねじ棒42の頭は
外筒10から出っ張らない。このようにして、第1及び
第2の実施例と同様に、人工靭帯3等の端部が骨1に形
成された貫通孔2内に固定される。
【0037】なお、本発明は上記各実施例に限定される
ものではなく、外筒10の外周面には必ずしも雄ねじを
形成する必要はなく、貫通孔2の内面及び人工靭帯3な
ど被接触体との間の滑りを防止するための凹凸が形成さ
れていればよい。
ものではなく、外筒10の外周面には必ずしも雄ねじを
形成する必要はなく、貫通孔2の内面及び人工靭帯3な
ど被接触体との間の滑りを防止するための凹凸が形成さ
れていればよい。
【0038】また、外筒10は、筒状体であればその外
形形状は必ずしも円筒状である必要はなく、第2及び第
3の実施例における球状体33a,43は、必ずしも球
状でなくても円錐状、多角錐状その他の形状であっても
よい。
形形状は必ずしも円筒状である必要はなく、第2及び第
3の実施例における球状体33a,43は、必ずしも球
状でなくても円錐状、多角錐状その他の形状であっても
よい。
【0039】また、本発明を使用する対象としては、人
工靭帯に代えて、人体の他の部分から取った靭帯等どの
ような代用靭帯を用いることもでき、また、代用腱の端
部を骨に固定する場合にも全く同様に適用することがで
きる。
工靭帯に代えて、人体の他の部分から取った靭帯等どの
ような代用靭帯を用いることもでき、また、代用腱の端
部を骨に固定する場合にも全く同様に適用することがで
きる。
【0040】
【発明の効果】本発明の靭帯等の端部固定具によれば、
人工靭帯あるいは人体の他の部分から取った靭帯等どの
ような代用靭帯又はどのような代用腱であっても、その
端部を傷つけることなく、しかも骨の表面上に出っ張り
物がないように簡単かつ強固に固定することができる優
れた効果を有する。
人工靭帯あるいは人体の他の部分から取った靭帯等どの
ような代用靭帯又はどのような代用腱であっても、その
端部を傷つけることなく、しかも骨の表面上に出っ張り
物がないように簡単かつ強固に固定することができる優
れた効果を有する。
【図1】第1の実施例の構成を示す縦断面図である。
【図2】第2の実施例の構成を示す縦断面図である。
【図3】第3の実施例の構成を示す縦断面図である。
【図4】従来例の縦断面図である。
【図5】他の従来例の縦断面図である。
3 代用靭帯 10 外筒 11 すり割り 12 雄ねじ(凹凸) 20 ねじ棒(外筒径拡大手段) 22 工具係合部
Claims (7)
- 【請求項1】代用靭帯等の端部を骨に固定するための靭
帯等の端部固定具であって、 先端から軸方向にすり割りが形成された筒状体であって
外周面には被接触体との間の滑りを防止するための凹凸
が形成された生体親和性の高い材料からなる外筒と、 生体親和性の高い材料によって形成されて上記外筒内に
配置され、基端部側に形成された工具係合部に工具を係
合させて回転させることにより上記外筒を上記すり割り
が形成された部分において径方向に押し広げる外筒径拡
大手段とを設けたことを特徴とする靭帯等の端部固定
具。 - 【請求項2】上記凹凸は頂部に鋭角の角部がない形状に
形成されている請求項1記載の靭帯等の端部固定具。 - 【請求項3】上記凹凸が雄ねじである請求項1又は2記
載の靭帯等の端部固定具。 - 【請求項4】上記外筒の内周面には雌ねじが形成されて
おり、上記外筒径拡大手段は、上記雌ねじと螺合する雄
ねじが形成されたねじ棒である請求項1、2又は3記載
の靭帯等の端部固定具。 - 【請求項5】上記雌ねじ部が先端側へ漸次細くなるテー
パ状に形成されている請求項4記載の靭帯等の端部固定
具。 - 【請求項6】上記ねじ棒の先端には、上記外筒内に上記
外筒の先端側から引き込まれることによって上記外筒の
径を押し拡げる太径部が形成されている請求項4記載の
靭帯等の端部固定具。 - 【請求項7】上記外筒径拡大手段は、上記外筒内に上記
外筒の基端側から差し込まれたねじ棒と、上記外筒の先
端において上記ねじ棒と螺合して上記ねじ棒を回転させ
ることにより上記外筒内方向に引きよせられて上記外筒
の径を押し拡げる径拡大部材とからなる請求項1、2又
は3記載の靭帯等の端部固定具。
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JP3-241256 | 1992-02-24 | ||
JP3614992 | 1992-02-24 | ||
JP4-36149 | 1992-02-24 |
Publications (1)
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ID=26375199
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