JPH05300047A - 無線機 - Google Patents
無線機Info
- Publication number
- JPH05300047A JPH05300047A JP4130148A JP13014892A JPH05300047A JP H05300047 A JPH05300047 A JP H05300047A JP 4130148 A JP4130148 A JP 4130148A JP 13014892 A JP13014892 A JP 13014892A JP H05300047 A JPH05300047 A JP H05300047A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- channel
- station
- signal
- call
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 無線チャネルの設定制御を各局がそれぞれ行
なう分散制御方式でかつ制御専用チャネルを持つＭＣＡ
方式の無線機において，発呼時に複数の通話チャネルの
内どれが空チャネルであるかを確実に認識できるように
する。 【構成】 送受信機，モデム，μコンピュータ，一般メ
モリにより構成する無線機において他局の使用チャネル
情報を格納するメモリを備え，発呼時このメモリ内容を
参照し，記憶されている使用チャネルを避けてキャリア
センスを行なうようにした。
なう分散制御方式でかつ制御専用チャネルを持つＭＣＡ
方式の無線機において，発呼時に複数の通話チャネルの
内どれが空チャネルであるかを確実に認識できるように
する。 【構成】 送受信機，モデム，μコンピュータ，一般メ
モリにより構成する無線機において他局の使用チャネル
情報を格納するメモリを備え，発呼時このメモリ内容を
参照し，記憶されている使用チャネルを避けてキャリア
センスを行なうようにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はＭＣＡ方式の無線機に関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の分散制御方式で制御専用チャネル
を持つＭＣＡ方式の無線機（例，パーソナル無線機やマ
ルチチャネルコードレス電話機）では待受時に他局の使
用状態を常時把握するような機能は無く，自局が発呼す
る時，発呼直前にキャリアセンスを行なうことで使用チ
ャネルを検出方式をとっている。
を持つＭＣＡ方式の無線機（例，パーソナル無線機やマ
ルチチャネルコードレス電話機）では待受時に他局の使
用状態を常時把握するような機能は無く，自局が発呼す
る時，発呼直前にキャリアセンスを行なうことで使用チ
ャネルを検出方式をとっている。
【０００３】図３に従来の発呼方式のタイミングチャー
トを示す。チャネルは制御専用チャネル１０と通話チャ
ネル（ｎチャネル）１１があるものとする。Ａ局が発呼
動作１２をすると，Ａ局の無線機はキャリアセンス１３
を開始し各チャネルにキャリアがあるかどうかを順次チ
ェックしキャリアの無いチャネルを捜す。本図ではｍチ
ャネルがキャリアが検出されないチャネルであったとす
るとＡ局は呼出相手局の番号情報と空チャネル情報ｍを
含む発呼信号１４を制御専用チャネルにて送出する。こ
れを受信したＢ局は了解の意味でＡＣＫ信号１５を返送
してくると接続が成立し，発呼信号にて通告した通話チ
ャネルへ移って通話を開始する。通話は単信方式の場
合，Ｂ局送信１６とＡ局送信１７の交互を繰返し行うが
交互の送信に間隔がある時第三者のＣ局がＤ局を呼出そ
うとして発呼動作１８をし，Ｃ局のキャリアセンス１９
のタイミングが１６と１７の送信と送信のあい間に当っ
たときこのｍチャネルは空チャネルと誤認され発呼信号
２０の通話チャネル情報として使用される。
トを示す。チャネルは制御専用チャネル１０と通話チャ
ネル（ｎチャネル）１１があるものとする。Ａ局が発呼
動作１２をすると，Ａ局の無線機はキャリアセンス１３
を開始し各チャネルにキャリアがあるかどうかを順次チ
ェックしキャリアの無いチャネルを捜す。本図ではｍチ
ャネルがキャリアが検出されないチャネルであったとす
るとＡ局は呼出相手局の番号情報と空チャネル情報ｍを
含む発呼信号１４を制御専用チャネルにて送出する。こ
れを受信したＢ局は了解の意味でＡＣＫ信号１５を返送
してくると接続が成立し，発呼信号にて通告した通話チ
ャネルへ移って通話を開始する。通話は単信方式の場
合，Ｂ局送信１６とＡ局送信１７の交互を繰返し行うが
交互の送信に間隔がある時第三者のＣ局がＤ局を呼出そ
うとして発呼動作１８をし，Ｃ局のキャリアセンス１９
のタイミングが１６と１７の送信と送信のあい間に当っ
たときこのｍチャネルは空チャネルと誤認され発呼信号
２０の通話チャネル情報として使用される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術によれば，
通信方式が単信方式の場合，通話チャネルにて通信をし
ている局相互の送信と送信間に無送信時間が発生する。
第三者の局が発呼操作をした時通話チャネルのキャリア
センスを行なうがたまたま使用チャネルであっても前述
の無送信時間中にキャリアセンスを行なうとこのチャネ
ルは空チャネルと誤認することになる。そして，第三者
の局とその呼出局がこのチャネルへ移って通話を始めよ
うとするため，正常な通信が妨げられる。また，単信方
式でなくとも電波伝搬条件により第三者の局に到達する
電波がとぎれるような状況下では同様のことが発生す
る。
通信方式が単信方式の場合，通話チャネルにて通信をし
ている局相互の送信と送信間に無送信時間が発生する。
第三者の局が発呼操作をした時通話チャネルのキャリア
センスを行なうがたまたま使用チャネルであっても前述
の無送信時間中にキャリアセンスを行なうとこのチャネ
ルは空チャネルと誤認することになる。そして，第三者
の局とその呼出局がこのチャネルへ移って通話を始めよ
うとするため，正常な通信が妨げられる。また，単信方
式でなくとも電波伝搬条件により第三者の局に到達する
電波がとぎれるような状況下では同様のことが発生す
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するために無線機の中に制御信号を生成送出するた
めのμコンピュータのメモリに他局の使用チャネルを記
憶するためのメモリエリアを設ける。無線機が待受時に
受信した他局の発呼信号の中の通話チャネルの情報を記
憶しておき自局が発呼する時まずこのメモリを参照して
他局の使用チャネルを認識し，次にこの使用チャネルを
避けて，その他の通話チャネルについてキャリアセンス
しようとするものである。
解決するために無線機の中に制御信号を生成送出するた
めのμコンピュータのメモリに他局の使用チャネルを記
憶するためのメモリエリアを設ける。無線機が待受時に
受信した他局の発呼信号の中の通話チャネルの情報を記
憶しておき自局が発呼する時まずこのメモリを参照して
他局の使用チャネルを認識し，次にこの使用チャネルを
避けて，その他の通話チャネルについてキャリアセンス
しようとするものである。
【０００６】
【作用】この様に，他局の使用チャネルを記憶しておく
ためのメモリを設け，記憶されている他局の使用チャネ
ルを避けてキャリアセンスすることにより，通話チャネ
ルが空チャネルであるか，使用チャネルであるかを判定
する上でキャリアセンス方式による誤認を防ぐことがで
きる。
ためのメモリを設け，記憶されている他局の使用チャネ
ルを避けてキャリアセンスすることにより，通話チャネ
ルが空チャネルであるか，使用チャネルであるかを判定
する上でキャリアセンス方式による誤認を防ぐことがで
きる。
【０００７】
【実施例】図１に本発明の実施例のブロック図を示す。
アンテナ１，受信機２，送信機３，モデム４，μコンピ
ュータ５，μコンピュータ用一般メモリ６をもつＭＣＡ
用の無線機において，他局の使用チャネルを記憶する使
用チャネルメモリ７を設けた。μコンピュータ５が受信
機２および送信機３の通信周波数設定制御を行なうと同
時にモデム４を介して受信する制御信号の解読や送出す
る制御信号の生成を行なうものとする。
アンテナ１，受信機２，送信機３，モデム４，μコンピ
ュータ５，μコンピュータ用一般メモリ６をもつＭＣＡ
用の無線機において，他局の使用チャネルを記憶する使
用チャネルメモリ７を設けた。μコンピュータ５が受信
機２および送信機３の通信周波数設定制御を行なうと同
時にモデム４を介して受信する制御信号の解読や送出す
る制御信号の生成を行なうものとする。
【０００８】無線機が待受の時はμコンピュータ５が受
信機２及び送信機３の通信周波数を制御専用チャネルの
周波数に合わせアンテナ１，受信機２，モデム４を経由
してくる制御信号の内自局を呼出す信号か，他局を呼出
す信号かを判別し自局を呼出す信号ならば通信状態に移
り，他局を呼出す信号であればその信号の中のチャネル
情報を使用チャネルメモリ７に格納しておく。使用チャ
ネルメモリ７の個数はシステムに合わせ適宜に選択し，
書込方式も順次更新方式または一定時間保持方式でも良
いものとする。
信機２及び送信機３の通信周波数を制御専用チャネルの
周波数に合わせアンテナ１，受信機２，モデム４を経由
してくる制御信号の内自局を呼出す信号か，他局を呼出
す信号かを判別し自局を呼出す信号ならば通信状態に移
り，他局を呼出す信号であればその信号の中のチャネル
情報を使用チャネルメモリ７に格納しておく。使用チャ
ネルメモリ７の個数はシステムに合わせ適宜に選択し，
書込方式も順次更新方式または一定時間保持方式でも良
いものとする。
【０００９】自局が発呼動作を行う時，まず使用チャネ
ルメモリ７を参照し，次にμコンピュータ５がこの使用
チャネルを避けて受信機の周波数制御を行ない複数の通
話チャネルを順次キャリアセンスし，空チャネルを検出
するようにする。図２は本実施例による無線機の動作フ
ローチャートであり従来の無線機の動作に対して他局の
使用チャネルを記憶する動作８および使用チャネルメモ
リ以外のチャネルをキャリアセンスする動作９が本実施
例の特徴である。
ルメモリ７を参照し，次にμコンピュータ５がこの使用
チャネルを避けて受信機の周波数制御を行ない複数の通
話チャネルを順次キャリアセンスし，空チャネルを検出
するようにする。図２は本実施例による無線機の動作フ
ローチャートであり従来の無線機の動作に対して他局の
使用チャネルを記憶する動作８および使用チャネルメモ
リ以外のチャネルをキャリアセンスする動作９が本実施
例の特徴である。
【００１０】
【発明の効果】本発明によればキャリアセンス方式のみ
の空チャネル認識手段しかもたない従来のＭＣＡ用無線
機の欠点である空チャネルの誤認を確実に防止すること
ができる。
の空チャネル認識手段しかもたない従来のＭＣＡ用無線
機の欠点である空チャネルの誤認を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図２】本発明の実施例による無線機の動作フローチャ
ートである。
ートである。
【図３】従来の発呼方式のタイミングチャートである。
１ アンテナ ２ 受信機 ３ 送信機 ４ モデム ５ μコンピュータ ６ 一般メモリ ７ 使用チャネルメモリ ８ 他局の使用チャネルを記憶する動作 ９ 使用チャネルメモリ以外のチャネルをキャリアセン
スする動作 １０ 制御専用チャネル １１ 通話チャネル １２ Ａ局発呼動作 １３ Ａ局キャリアセンス １４ Ａ局発呼信号 １５ Ｂ局ＡＣＫ信号 １６ Ｂ局送信 １７ Ａ局送信 １８ Ｃ局発呼動作 １９ Ｃ局キャリアセンス ２０ Ｃ局発呼信号
スする動作 １０ 制御専用チャネル １１ 通話チャネル １２ Ａ局発呼動作 １３ Ａ局キャリアセンス １４ Ａ局発呼信号 １５ Ｂ局ＡＣＫ信号 １６ Ｂ局送信 １７ Ａ局送信 １８ Ｃ局発呼動作 １９ Ｃ局キャリアセンス ２０ Ｃ局発呼信号
Claims (1)
- 【請求項１】 無線チャネルの設定制御を各局がそれぞ
れ行なう分散制御方式でかつ制御専用チャネルを持つＭ
ＣＡ方式の無線機において，他局の使用チャネルを記憶
するメモリを有し，発呼時このメモリに記憶されたチャ
ネルを除いてキャリヤセンスを行なうようにしたことを
特徴とする無線機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130148A JPH05300047A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4130148A JPH05300047A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 無線機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05300047A true JPH05300047A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=15027127
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4130148A Pending JPH05300047A (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 無線機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05300047A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006295875A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線システム |
-
1992
- 1992-04-23 JP JP4130148A patent/JPH05300047A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006295875A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-10-26 | Hitachi Kokusai Electric Inc | 無線システム |
| US7583239B2 (en) | 2005-03-14 | 2009-09-01 | Hitachi Kokusai Electric Inc. | Wireless communications device |
| JP4500237B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-07-14 | 株式会社日立国際電気 | 通信システムに用いる無線機 |
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