JPH05300046A - 携帯無線機 - Google Patents

携帯無線機

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JPH05300046A
JPH05300046A JP4102667A JP10266792A JPH05300046A JP H05300046 A JPH05300046 A JP H05300046A JP 4102667 A JP4102667 A JP 4102667A JP 10266792 A JP10266792 A JP 10266792A JP H05300046 A JPH05300046 A JP H05300046A
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淳 武者
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 外部アンテナ2を引き出し又は収納するとき
にアンテナに加わる力を等しく、また、外部アンテナ2
と内部アンテナ7を切換えるアンテナ切換手段の構成を
小さくして切換動作を大きくすることが可能な携帯無線
機を得る。 【構成】 外部アンテナ2の出入れ方向に対して垂直に
動作するスライダ19を設け、外部アンテナの出入れに応
じて往復移動するスライダの動作を回転運動に変換する
ロータ20と、このロータに設けられた変換レバー20aに
よりアクチュエータ10を作動させ、内部アンテナと外部
アンテナ2のどちらか一方に送受信接続するアンテナ切
換スイッチ9を切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、本体内外にそれぞれ
アンテナを有し、使用状況に応じていずれか一方のアン
テナに送受信を切換える携帯無線機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近持ち運びが可能で使用場所に関係な
く自由に通信できる携帯無線機の利用が拡大化してい
る。このような携帯無線機は良好な送受信のため、一般
に外部アンテナと内部アンテナの2つの送受信アンテナ
を有し、使用状況による送受信状態に応じてアンテナが
切換えられる構成となっている。従来、このようなアン
テナの切換えは操作を簡略とするため外部アンテナの出
入れにより切換える方法が行われている。以下にその例
を示す。図10は例えば従来の携帯無線機のアンテナ切換
装置の構成を示す組立図である。図10において、1は携
帯無線機本体、2は外部アンテナであり、アンテナ剛体
部3、本体からの抜け止めを防止する抜止め金具4、安
全上フレキシブルなエレメント部5、引き出しを容易に
するため上端に設けられた頭部キャップ部6とを有す
る。7は内部アンテナを形成している板金、8はプリン
ト基板、9はアンテナ切換スイッチ、10はアンテナ切換
スイッチ9に付属され、アンテナ切換スイッチ9本体と
接触又は非接触となることにより使用アンテナを切換え
るアクチュエータ、11は外部アンテナ2を保持するため
のホルダで、11aはアクチュエータ10がアンテナ切換ス
イッチ9本体と接続したときプリント基板8に設けられ
た端子板12を介して外部アンテナ2に図示しない信号源
から電力を供給する金属部、13は無線機本体1に回転可
能に固定されたロータで、13aはロータ13に設けられロ
ータ13の回転により外部アンテナ2と内部アンテナ7と
の切換えを行う変換レバーである。13bは後述するねじ
りコイルばね15の一端を固定する引掛けリブ、14はロー
タ13に固定され外部アンテナ2の出入れに応じてロータ
13と共に回転するカム、14aはロータ13との嵌合部、15
はカム14に時計方向の回転力を附勢するねじりコイルば
ね、16はロータ13、カム14、ねじりコイルばね15を結合
ねじ17により回転自由に固定支持するカム回定穴、18は
外部アンテナ2を無線機本体に収納する収納ガイド穴、
18aはカム14が外部アンテナ2と接触するべく切欠いた
収納ガイド穴18の切欠部である。
【0003】次に動作について図11及び図12を用いて説
明する。図11は外部アンテナ2が無線機本体1から最大
に引き出された状態を示す構成図であり、図12は外部ア
ンテナ2が無線機本体1に収納された状態を示す構成図
である。図11において、外部アンテナ2は本体収納状態
から頭部キャップ部6により本体外へ引き出される。そ
の際カム14はねじりコイルばね15により時計方向へ附勢
されアンテナ剛体部3と接触している。外部アンテナ2
が引き出されると、カム14と外部アンテナとの接触位置
はアンテナ剛体部3、エレメント部5、抜止め金具4と
順に移動し、アンテナ剛体部3からエレメント部5へ移
るとき、さらに抜止め金具4を通過した時点で附勢され
たカム14が時計方向へ回転する。変換レバー13aはカム
14の回転に対応して回転するロータ13に設けられてお
り、カム14と外部アンテナ2の接触位置がアンテナ剛体
部3からエレメント部5に移ったとき内蔵アンテナの送
受信接続を切り、さらに抜止め金具4を通過した時点で
外部アンテナ2を送受信接続すべく時計方向へ回転して
アクチュエータ10を切換スイッチ9の本体に接触するま
で押さえる。アクチュエータ10が切換スイッチ9本体に
接触するまで押さえつけられたとき高周波電力が端子板
12を介して外部アンテナ2へ供給される構成となってい
る。
【0004】次に外部アンテナ2の収納状態を説明す
る。図12において、外部アンテナは本体外に引き出され
た状態から頭部キャップ6がホルダ11に接触する位置ま
で収納される。このとき、カム14は収納ガイド穴18の切
欠穴18aでエレメント部5さらにアンテナ剛体部3と順
に接触して押し戻されロータ13と共に反時計方向へ回転
する。変換レバー13aはカム14の動作と対応して反時計
方向へ回転し、アクチュエータ10を切換スイッチ9の本
体から非接触とする。カム14と外部アンテナ2との接触
位置が抜止め金具4を通過した時点で外部アンテナ2と
の送受信接続を切り、アンテナ剛体部3まで移動したと
き高周波電力を内部アンテナ7に供給する回路構成であ
る。
【0005】図13はカム14の長さlと変換レバー13aが
回転する角度φとの関係を示す説明図である。図13にお
いて、Ηはロータ13及びカム14の回転中心Aから外部ア
ンテナ2の側面までの距離、l1 またはl2 (l1 <l
2 )はカム14の長さ、すなわちA点から外部アンテナ2
と接触する接触点B(またはB´)C(またはC´)ま
での距離、φ1 又はφ2 は外部アンテナ2の出入れによ
り動作するカム14の回転角である。図13に示されている
とおり、回転角φはカム14の長さlが短くなる程大きく
なる。つまりロータ14に設けられ、アンテナの切換動作
を行う変換レバー13aの切換動作はカム14の長さlが短
くなる程大きくすることができる。
【0006】図14は外部アンテナ2を本体に出入れする
場合のカム14と外部アンテナ2とに生じる力関係を示し
た説明図である。図14において、F1 は外部アンテナ2
を引き出すときに働く力、F2 は外部アンテナ2を収納
するときに働く力であり、Pはねじりコイルばね15によ
りカム14が外部アンテナ2の側面部を押さえる力、P
は外部アンテナの出入れ方向に働くPの分力、P2
はこれと垂直方向に働くPの垂直方向分力である。θは
AB間を結ぶ直線と外部アンテナ2の側面に生じる角度
であり、PはAB間を結ぶ直線に対して垂直方向に働い
ている。これにより外部アンテナ2側面に加えられる力
Pとその分力P1 及びP2 との関係は P1 =Psin θ ……(イ) P2 =Pcos θ ……(ロ) 次に、外部アンテナ2を差動させる力F1 、F2 は、外
部アンテナ2とカム14の摩擦係数をμとすると、次式の
様に与えられる。 F1 =μP2 −P1 ……(ハ) F2 =μP2 +P1 ……(ニ) この式は、式イ、ロより、次の様になる。 F1 =μPcos θ−Psin θ ……(ホ) F2 =μPcos θ+Psin θ ……(ヘ) 上式(ホ)、(ヘ)の関係からアンテナ2を引き出す力
1 と押し込む力F2 に差がある。この差は、次式の様
にあたえられる。式(ホ)−(ヘ)より |F1 −F2 |=2Psin θ ……(ト) となる。つまり外部アンテナ2を引き出すときと収納す
るときに加える力F及びF2 は角度θの大きさによって
異なる。この力の差|F−F2 |を小さくするためには
外部アンテナ2に生じる力Pの分力P1 及びP2 の力の
大きさを等しくすればよく、そのような角度θは図14に
示される構成からθ=0〔°〕である。
【0007】よって、外部アンテナ2の出入れによりア
ンテナの切換えを行う交換レバー13aの動作を大きくす
るためにはカムの長さlを短くしなければならず、外部
アンテナ2の引き出し又は収納時に生じる力の差を小さ
くするためにはθ=0、すなわちl=∞にしなければな
らない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の携帯無線機は以
上のように構成されているので、外部アンテナを引き出
す場合と収納する場合とでは外部アンテナ2に加わる力
が異なる。この加わる力を等しくするためには切換手段
の構成を大きくする必要がある。しかし、切換手段の構
成が大きくなるとこの切換手段による切換動作が小さく
なり、外部アンテナの出入れによるアンテナの切換えが
確実にできないという問題があった。
【0009】この発明は、以上のような問題点を解消す
るためになされたもので、外部アンテナを引き出し又は
収納するときに加える力が等しく、またアンテナ切換手
段の構成を小さくして切換動作を大きくすることが可能
な携帯無線機を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る携帯無線
機は、本体に収納可能な外部アンテナと本体に内蔵され
た内部アンテナを有し、上記外部アンテナの引き出し又
は収納方向に対して垂直方向に移動可能に外部アンテナ
と接触すべく附勢されたスライダを設け、このスライダ
の動作に応動し、外部アンテナが上記スライダと非接触
状態まで本体外に引き出されたときは外部アンテナに、
外部アンテナ上部が上記スライダと接触するまで本体内
に収納されたときは内部アンテナに接続を切換えるアン
テナ切換手段を設けたものである。
【0011】
【作用】この発明における携帯無線機は、外部アンテナ
の出入れ方向に対して垂直方向に移動可能に設けられた
スライダが、外部アンテナが引き出されたときは、外部
アンテナ側へ附勢され、収納されたときは反対側へ押し
戻され、上記スライダの動作に応じてアンテナ切換手段
が外部アンテナと内部アンテナとの接続を切換える。
【0012】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例につい
て図1、図2を用いて説明する。なお、図中従来技術を
示す図10と同一符号は同一又は相当部分を示す。図1は
この発明の一実施例を説明するための携帯無線機のアン
テナ切換装置の構成を示す構成図である。図1におい
て、19は外部アンテナ2の出入れ動作に対応して外部ア
ンテナ出入れ方向に対して垂直方向に往復移動するスラ
イダ、19bはスライダ19に設けられ、スライダ19の動作
を伝える伝達部、20はスライダ19の動作に応じて回転す
るロータで、伝達部19bと接続されてスライダ19の往復
動作を回転運動に変換する接続片20bと、ロータ20の腕
として切換スイッチ9のアクチュエータ10を動作せしめ
る変換レバー20aが設けられている。21は一端がスライ
ダ19の引掛足19aに引掛けられたねじりコイルばね、22
はフレームで、22aはねじりコイルばね19の他端を引掛
けるフレームの突起部、22bはスライダ19を保持しスラ
イダ19の動作をスムーズにするフレーム22に設けられた
ガイド部、22cはスライダ19が往復移動するレール、22
dは外部アンテナ2の収納ガイド穴である。23はロータ
20とねじりコイルばね21をキャップ24により嵌合してフ
レーム22に回転可能に固定する結合ねじである。なお上
記ロータ20はアンテナ切換スイッチ9およびアクチュエ
ータ10と共にアンテナ切換手段を構成している。
【0013】図2はこの発明の一実施例を示す携帯無線
機におけるアンテナ切換ユニットの取り付け構成を示す
組立図である。図2において、1aは無線機本体1に設
けられたリブ、1bはアンテナ切換ユニットの固定用リ
ブ、1cは本体底部切欠き、1dは取り付け壁、11は外
部アンテナ2の動作を保持するホルダで11aはホルダに
設けられた金属露出部である。アンテナ切換ユニット25
はスライダ19、ロータ20、ねじりコイルばね21、フレー
ム22、結合ねじ23、キャップ24から成りアンテナ切換ユ
ニット取付位置26に固定される。
【0014】次に動作について説明する。図3は外部ア
ンテナ2が無線機本体1から最大に引き出された状態を
示す構成図であり、図4は外部アンテナ2が無線機本体
1に設けられた収納ガイド穴22dに完全に収納された状
態を示す構成図である。図3において、外部アンテナ2
は外部アンテナ収納状態、すなわち内部アンテナ7の使
用状態から頭部キャップ部6により引き出されている。
その際スライダ19は先ず、アンテナ剛体部3との接触状
態からフレキシブルなエレメント部5との接触となる。
図5は外部アンテナ2とスライダ19との接触状態がアン
テナ剛体部3からエレメント部5へ移る状態を示した説
明図である。なお外部アンテナ2が収納される場合にお
いては、外部アンテナ2とスライダ19との接触がエレメ
ント部5からアンテナ剛体部3に移ることを示す。図5
に示されるようにスライダ19は外部アンテナ2との接触
状態がアンテナ剛体部3からエレメント部5に移ること
により外部アンテナ2側つまり矢印方向へねじりコイル
ばね21により附勢され移動する。これによりロータ20は
スライダ19の動作に応じて時計方向に回転し、ロータ20
に設けられた変換レバー20aにより切換スイッチ9に設
けられたアクチュエータ10を押さえ内部アンテナ7との
接続を切る。さらに、外部アンテナ2が引き出されスラ
イダ19の接触がエレメント部5から外部アンテナ下端に
設けた抜止め金具4に移り、非接触状態まで引き出され
るとスライダ19はさらに外部アンテナ2側へ附勢され
る。ロータ20は、このスライダ19の動作に応じてさらに
時計方向に回転し、変換レバー20aにより切換スイッチ
9のアクチュエータ10を切換スイッチ本体に接触する位
置まで押さえつける。このようにアクチュエータ10が切
換スイッチ9本体と接触することにより外部アンテナ2
が送受信接続され高周波電力が端子板12を介して外部ア
ンテナ2に供給される。
【0015】次に外部アンテナ2の収納動作について説
明する。図4において、外部アンテナ2は外部アンテナ
引き出し状態すなわち外部アンテナ2の使用状態からア
ンテナ収納ガイド穴22dに押し込まれ収納されている。
その際、スライダ19は先ず、外部アンテナ2と非接触状
態から抜止め金具4と接触し、さらにフレキシブルなエ
レメント部5そしてアンテナ剛体部3へと接触状態が移
動していく。これによりスライダ19は外部アンテナ2に
より逆方向へ順に押し戻される。変換レバー20aはこの
スライダ19の動作に応じて反時計方向に回転し、変換レ
バー20aに押えられていたアクチュエータ10も切換スイ
ッチ9と非接触状態になる。これにより、先ず内部アン
テナ7への送受信接続が切られる。そして外部アンテナ
2のアンテナ剛体部3がスライダと接触する位置まで収
納されたとき、高周波電力が内部アンテナ7へ供給され
る回路構成となっている。
【0016】図6は外部アンテナ2を引き出し又は収納
する場合に外部アンテナ2に生じる力の関係を示した説
明図である。図6において、19cは外部アンテナの頭部
キャップ部6側に形成されたスライダ19の切欠部、19d
はこれと反対側に形成されたスライダ19の円弧部であ
り、これによりスライダ19は外部アンテナ2のエレメン
ト部5と点接触している。ここで、Pはスライダ19がね
じりコイルばね21により附勢されて外部アンテナ2に加
える力、Fは外部アンテナ2を作動させる引き出し又は
収納方向の力、M1 は外部アンテナ2を引き出すときに
外部アンテナ2とスライダ19との接点に生じる摩擦力、
2 は逆に外部アンテナ2を収納するときに生じる摩擦
力である。スライダ19フレキシブルなエレメント部5と
点接触している状態では、外部アンテナ2を引き出すと
きも収納するときも常にPの力をエレメント部5に加え
ており、摩擦力M1 及びM2 は外部アンテナ2動作中常
に等しい。
【0017】図7はこのアンテナ切換ユニットを構成す
るスライダ19と接続片20bの長さS及びLと変換レバー
20aの切換動作量、すなわち変換レバー20aの回転量ψ
との関係を示す説明図である。図7において、スライダ
19の移動量はスライダ19の長さSに関係なく一定であ
る。つまり、接続片20bの長さLを一定にした場合、変
換レバー20aの回転量ψはスライダ19の長さS1 及びS
2 で同じであり任意の長さに設定することができる。逆
にスライダ19の長さSを任意に設定した場合、変換レバ
ー20aの回転量ψは接続片20bの長さLが短かくなる程
(L1 <L2 )大きくすることができる。よって、変換
レバー20aの回転角ψを大きくするためにはスライダ19
の長さS及び接続片20bの長さLを短くすればよく、ア
ンテナ切換ユニットの構成を小さくする程変換レバー20
aの回転角ψを大きくすることができる。
【0018】図8はスライダ19の一端が外部アンテナ2
と接触していない状態から外部アンテナ2の下端に設け
られた抜止め金具4と接触し、さらにその接触位置がエ
レメント部5まで移動した状態を示す説明図である。外
部アンテナ2を引き出し又は収納する場合、スライダ19
は先端に形成した切欠部19d及び円弧部19dにより、抜
止め金具4と接触しても無理なく往復移動を行う。
【0019】図9は携帯無線機の形状を示す斜視図であ
る。図9において、25は無線機本体上部に取り付けられ
たアンテナ切換ユニット部、27は無線機本体背面に設け
られたバッテリーパックであり、このバッテリーパック
27から図示しない送受信機に電力が供給され接続された
内外いずれかのアンテナにより送受信を行なう。
【0020】実施例2.なお、上記実施例2では、外部
アンテナと内部アンテナの切換えを行う際、外部アンテ
ナ2に径の大きいアンテナ剛体部3と径の小さいフレキ
シブルなエレメント部5とを設けて切換えを行うように
したが、外部アンテナの径については特にこだわること
なく、同一径のものであってもよい。その時切換えはス
ライダ19が外部アンテナ2の任意の部分に接触した時点
と、非接触した時点とで切換えられるようにする。
【0021】実施例3.上記実施例1および実施例とも
スライダ19が外部アンテナ2に接触した時と非接触の時
でアンテナを切換えるようにしたが、外部アンテナ2に
径の異なる段差を設け、スライダ19が外部アンテナ2に
常に接触した状態でアンテナを切換えるようにしてもよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、外部
アンテナの出入れによる外部アンテナと内部アンテナの
切換えを、上記外部アンテナの出入れ方向に対して垂直
方向に外部アンテナの出入れ動作と対応して移動するス
ライダを介して行うようにしたので、アンテナ切換ユニ
ットの構成を小さくする程この切換ユニットの切換動作
を大きくすることができ、切換ユニットの大きさに関係
なく、アンテナ切換時に外部アンテナに加える力を等し
くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による携帯無線機のアンテ
ナ切換手段の構成を示す図。
【図2】この発明の一実施例による携帯無線機のアンテ
ナ切換ユニット組立図。
【図3】この発明の一実施例による携帯無線機の外部ア
ンテナ引き出し状態を示す図。
【図4】この発明の一実施例による携帯無線機の外部ア
ンテナ収納状態を示す図。
【図5】この発明の一実施例による外部アンテナとスラ
イダの動作関係を示す説明図。
【図6】この発明の一実施例による外部アンテナ側面と
スライダ先端に作する力の関係を示す説明図。
【図7】この発明の一実施例による切換動作量とアンテ
ナ切換ユニットの構成の大きさの関係を示す説明図。
【図8】この発明の一実施例による外部アンテナのスラ
イダとの動作関係を示す説明図。
【図9】この発明の一実施例による携帯無線機の斜視
図。。
【図10】従来の携帯無線機のアンテナ切換装置を示す
斜視図。
【図11】従来の携帯無線機の外部アンテナ引き出し状
態を示す図。
【図12】従来の携帯無線機の外部アンテナ収納状態を
示す図。
【図13】従来の携帯無線機の切換動作量とカムの長さ
との関係を示す説明図。
【図14】従来の携帯無線機の外部アンテナ出入時に生
じる力の関係を示す説明図。
【符号の説明】
2 外部アンテナ 7 内部アンテナ 9 切換スイッチ 10 アクチュエータ 19 スライダ 20 ロータ 21 ねじりコイルばね 22 フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部アンテナと内部アンテナを有して送受
    信をする携帯無線機であって、無線機本体内に収納可能
    な外部アンテナと、無線機本体に内蔵された内部アンテ
    ナと、上記外部アンテナの引き出し又は収納方向に対し
    て垂直方向に移動可能に設けられ、上記外部アンテナと
    接触すべく附勢されたスライダと、上記外部アンテナが
    無線機本体外に上記スライダと接触しない位置まで引き
    出されたときは外部アンテナに、無線機本体に収納され
    たときは内部アンテナに接続すべく上記スライダの動作
    に応じて接続を切換えるアンテナ切換手段とを備えたこ
    とを特徴とする携帯無線機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003012918A1 (fr) * 2001-07-30 2003-02-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Commutateur d'antennes et appareil portable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003012918A1 (fr) * 2001-07-30 2003-02-13 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Commutateur d'antennes et appareil portable

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