JPH05299503A - 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ - Google Patents

半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ

Info

Publication number
JPH05299503A
JPH05299503A JP9800592A JP9800592A JPH05299503A JP H05299503 A JPH05299503 A JP H05299503A JP 9800592 A JP9800592 A JP 9800592A JP 9800592 A JP9800592 A JP 9800592A JP H05299503 A JPH05299503 A JP H05299503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wafer
tape
dicing
semiconductor wafer
reaction layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9800592A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kudo
治 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Original Assignee
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Miyagi Electronics Ltd filed Critical Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Priority to JP9800592A priority Critical patent/JPH05299503A/ja
Publication of JPH05299503A publication Critical patent/JPH05299503A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体製造における半導体ウェハのダイシン
グを行う工程を含む半導体装置の製造方法に関し、ダイ
ンシング工程での処理を確認して不良発生を防止するこ
とを目的とする。 【構成】 フレーム36に固着した半導体ウェハ37を
炭酸ガスが注入された純水を噴射させながらダイシング
する際に、ウェハテープ31の接着層34を介して反応
層33まで切断溝38を形成する。そして、切断溝38
を介して純水が反応層33まで達して反応し、色変化の
目視表示をさせてダイシング確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造における半
導体ウェハのダイシングを行う工程を含む半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】近年、半導体装置の集積度が急激に増大し
てきており、半導体製造における微小な塵埃が存在して
も回路を破壊することから、半導体ウェハのダイシング
工程は、いわゆるハーフカット方法からフルカット方法
へと移行してきている。そのため、このダイシング工程
での不良発生を確実に防止する必要がある。
【0003】
【従来の技術】近年、半導体製造における半導体ウェハ
のダイシング工程では、いわゆるハーフカットで行われ
ていた。
【0004】図7に、従来のハーフカット方法を説明す
るための図を示す。図7において、ダイシングを行う半
導体ウェハ1をテーブル12上に真空吸着により固定
し、該半導体ウェハ11のスクライビングの後にスピン
ドル13により回転されるブレード14で溝15を入れ
る(図7(A))。
【0005】この場合、ノズル16より純水を吐出しな
がら行う。これは、切削によって出されるシリコン屑を
除去する際に、半導体ウェハ11を汚染することなく行
うためである。
【0006】そして、半導体ウェハ11に格子状の溝1
5を形成する(図7(B9),(C))。
【0007】そこで、半導体ウェハ11の表面上にフィ
ルム17を載置し、テーブル12上より分離する。そし
て、フィルム17でローラ18を回動させることにより
(図7(D))、半導体ウェハ11を座屈させてチップ
11aごとに分離するものである(図7(E))。
【0008】ところで、上述のようなハーフカットでは
チップ11aの分離の際、折る部分で欠けによりシリコ
ン片12が発生する。そのため、図7(E)に示すよう
に、フィルム17を剥がすときにシリコン片12がチッ
プ11a上に舞い上り、チップ11a上の回路を破壊す
る事態が生じる。そこで、いわゆるフルカット(テープ
カットともいう)によるダイシングが行われるようにな
ってきている。
【0009】図8に、従来のフルカット方法を説明する
ための図を示す。図8(A)において、搬送等のための
フレーム21に厚さ約90μmの粘着テープ22が取り
付けられており、その粘着テープ22にダイシングされ
る半導体ウェハ11が固着される。粘着テープ22は、
例えば紫外線(UV)テープであり、紫外線を照射する
と接着剤が硬化して剥れ易くなる特性を有するものであ
る。
【0010】次に、図8(B)において、半導体ウェハ
11を厚さ約20μmのブレード(図示せず)で切断し
てチップ11a状にする。切断は、半導体ウェハ11を
完全にカットし、粘着テープ22の一部のみをカットし
て溝23を形成するフルカットで行われる。
【0011】そして、図8(C)に示すように、粘着テ
ープ22の裏面より紫外線を照射することにより、粘着
テープ22をチップ11aとの粘着力が弱められ、該粘
着テープ22よりチップ11aを分離するものである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図8に示すよ
うなフルカット方法は、厚さ20μmのブレードでダイ
シングすることから、半導体ウェハ11側より目視で簡
単に、切断済か否かを、確認することが困難である。そ
のため、未切断の半導体ウェハ11を、次工程の紫外線
照射に送ってしまうと、紫外線照射されたウェハは、接
着強度が落ちている為、もう一度切断工程に戻しても、
切断する際のブレードの回転力に半導体ウェハ11と粘
着テープ22の接着強度が負けて半導体ウェハ11を破
損するという問題がある。
【0013】一方、紫外線の照射済か否かは、粘着テー
プ22の表面を触れないと判別できず、未照射のまま、
次工程のダイス・ボンディング工程へ送られると、粘着
テープ22とチップ11aの接着強度が高い為に、チッ
プが剥離しなくなる。また、未照射のまま切断後から長
時間が経過すると、紫外線照射を後から行っても、接着
強度が僅かに落ちるだけで、ダイス・ボンディング可能
な程度迄は戻らず、不良品なるという問題がある。
【0014】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、ダイシング工程での処理を確認して不良発生を
防止する半導体装置の製造方法を提供することを目的と
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題は、半導体ウェ
ハの所定処理後、該半導体ウェハを、反応層を有するウ
ェハテープ上に固着し、該半導体ウェハの全部及び該ウ
ェハテープの一部を、液状部材を噴射させつつチップ状
にダイシングし、該ダイシングによる該ウェハテープの
切断溝を介して該液状部材により前記反応層を反応させ
て目視表示させ、ダイシング工程のダイシング確認を行
うことにより解決される。また、前記半導体ウェハのチ
ップ状へのダイシング後に、前記ウェハテープに加熱
し、該ウェハテープの該熱による反応により目視表示さ
せ、ダイシング工程の加熱確認を行うことにより解決さ
れる。
【0016】
【作用】上述のように、反応層を有するウェハテープに
固着された半導体ウェハを、液状部材を噴射させつつ、
半導体ウェハの全部及びウェハテープの一部をダイシン
グする。この際、ダイシングによるウェハテープの切断
溝を介して液状部材により反応層を反応させて、該ウェ
ハテープ上で目視表示させることにより、ダイシング工
程のダイシング確認を容易に目視することが可能とな
る。
【0017】また、ウェハテープに、熱による反応によ
り目視表示させることにより、ダイシング工程の加熱確
認を容易に目視することが可能となる。
【0018】従って、ダイシングや加熱されずに次工程
に移行されることが回避され、不良発生を防止して生産
性を向上することが可能となる。
【0019】
【実施例】図1に、本発明の第1の実施例の構成図を示
す。図1(A)は本発明のウェハテープの一部断面図で
あり、図1(B)はダイシング時を示した概略断面図で
ある。
【0020】図1(A)において、ウェハテープ31
は、ポリオレフィン等のフィルムベース32上に反応層
33が形成される。反応層33は、例えばリトマス溶液
等が混入されたもので、液状部材である炭酸ガスが注入
された純水と反応し、目視表示として色(例えば青から
赤)が変化する。
【0021】この反応層33上には接着層34が形成さ
れる。接着層34は、例えば熱硬化性フェノール樹脂系
ワニスにカルビノール系溶剤等が混入された半導体ウェ
ハを固着させるためのものであって、かつ、紫外線を照
射して加熱することにより硬化して接着力が弱められる
ものである。
【0022】なお、接着層34上には、ウェハテープ3
1を搬送時に保護するための保護テープ35が取り付け
られる。この保護テープ35は、例えば離型処理された
ポリエステル等のフィルムで形成される。
【0023】このようなウェハテープ31は、図1
(B)に示すように、保護テープ35が剥がされ、接着
層34を上面にしてリング状のフレーム36に取り付け
られる。また、接着層34上には、ソース領域やドレイ
ン領域の形成等所定の処理がされた半導体ウェハ37が
固着される。
【0024】そして、図8に示すように、ブレードによ
り半導体ウェハ37をスクライブラインに沿ってチップ
状に切断する。切断は、フルカット方法が採用され、半
導体ウェハ37の全部及びウェハテープ31の一部(反
応層33まで)切断される。即ち、ウェハテープ31に
は切断溝38が形成される。
【0025】また、ダイシング時には、削り屑を除去す
るために炭酸ガスが注入された純水を噴射しながら行わ
れる。炭酸ガスを注入するのは、純水は比抵抗17MΩ
以上の絶縁体であり、静電気により内部回路の破壊や塵
埃付着の原因となることから、炭酸ガスを注入して比抵
抗を低下させるためである。
【0026】従って、炭酸ガスにより純水は酸性(pH
4.5以下)となり、ウェハテープ31の切断溝38か
ら反応層33と反応し、目視表示として薄い青から赤に
色変化を生じさせる。
【0027】これにより、ダイシングが行われたか否か
を容易に確認することができ、処理工程の順番違いによ
る不良発生を防止して生産性を向上することができるも
のである。
【0028】次に、図2に本発明の第2の実施例の構成
図を示す。図2(A)はウェハテープの一部断面図であ
り、図2(B)はダイシング時を示した概略断面図であ
る。図2(A)において、ウェハテープ41は、上述の
フィルムベース32上に、上述の接着層34が形成され
る。また、接着層34は、部分的(模様状)に反応層3
3が形成される。この場合、反応層33は、第1及び第
2発泡ウレタン層42,43が水溶性のフィルム層4が
介在されて形成される。なお、接着層34上には保護テ
ープ35が取り付けられる。
【0029】このようなウェハテープ41は、図2
(B)に示すように、保護テープ35が剥がされ、接着
層34を上面にしてリング状のフレーム36に取り付け
られ、該接着層34に半導体ウェハ37が固着される。
【0030】そして、上述と同様にブレードで純水を噴
射しつつ半導体ウェハ37をチップ状に切断するに際
し、反応層33にブレードを入れて上層の第2の発泡ウ
レタン層43から水溶性のフィルム層44まで切断溝4
5を形成する。
【0031】これにより、純水が切断溝45を通ってフ
ィルム層44を溶解させると、第1及び第2の発泡ウレ
タン層42,43が接触する。このとき、第1及び第2
の発泡ウレタン層42,43が反応して膨脹し、あたか
も模様が浮き出たように目視表示する。
【0032】従って、ダンシングが行われたか否かを容
易に確認することができ、処理工程の順番違いによる不
良発生を防止して生産性を向上することができるもので
ある。
【0033】次に、図3に、本発明の第3の実施例の構
成図を示す。図3(A)はウェハテープの一断面図であ
り、図3(B)は紫外線照射時の概略断面図である。
【0034】図3(A)において、ウェハテープ51
は、フィルムベース32上に接着層を兼ねる熱反応層5
2を形成し、該熱反応層52上に保護テープ35を取り
付けたものである。熱反応層52は、半導体ウェハ37
を固着させるUVテープであり、例えば熱硬化性フェノ
ール樹脂系ワニスに、着色顔料、カルビノール系溶剤等
を混入させたものである。この熱反応層52は、紫外線
が照射されたときに生じる熱により、発色すると共に、
硬化して固着した半導体ウェハ37との接着力を弱める
役割を果たす。
【0035】また、図3(B)において、上述のウェハ
テープ51が保護テープ35を剥がされてリング状のフ
レーム36に取り付けられ、ウェハテープ51上に半導
体ウェハ37が固着される。そして、半導体ウェハ37
がチップ37a状にダイシングされた後、ウェハテープ
51の裏面より紫外線を照射して加熱する。
【0036】紫外線照射、すなわち加熱により熱反応層
52が硬化して半導体ウェハ37(チップ37a)との
接着力が弱められると共に、硬化により反応して、例え
ば熱反応層52の白色であって樹脂が透明に変化し、着
色顔料の黄色が鮮明となる。すなわち、熱反応層52が
色変化により目視表示するものである。
【0037】これにより、半導体ウェハのダイシング工
程における紫外線照射、すなわち加熱確認を容易に行う
ことができ、処理工程の順番違いによる不良発生を防止
して生産性を向上することができるものである。
【0038】なお、図3では、ウェハテープ51に熱反
応層52のみを形成した場合を示しているが、図1及び
図2に示すダイシング確認をも併せて行う場合には、当
該熱反応素子52を、フィルムベース32と反応層33
との間に介在させればよい。以下、図4〜図6において
も同様である。
【0039】次に、図4に、本発明の第4の実施例の構
成図を示す。図4(A)はウェハテープの一部断面図で
あり、図4(B)は紫外線照射時の概略断面図である。
【0040】図4(A)において、ウェハテープ61
は、フィルムベース32上に接着層34が形成され、接
着層34の一部分に模様状に熱反応層52が形成された
ものである。熱反応層52は第1及び第2の発泡ウレタ
ン層42,43が熱溶解性のフィルム層62を介在され
て形成される。そして、接着層34上には保護テープ3
5が取り付けられる。
【0041】このようなウェハテープ61は、図4
(B)に示すように、保護テープが剥がされ、接着層3
4を上面にしてリング状のフレーム36に取り付けられ
る。そして、接着層34に半導体ウェハ37を固着し
て、チップ37a状にダイシングされる。
【0042】そこで、ウェハテープ61の裏面より紫外
線を照射して加熱すると、接着層34が硬化して半導体
ウェハ37(チップ37a)との接着力が弱められると
共に、熱反応層52のフィルム層62が溶解して第1及
び第2の発泡ウレタン層42,43が接触する。このと
き、第1及び第2の発泡ウレタン層42,43が反応し
て膨脹し、あたかも模様が浮き出たように目視表示す
る。
【0043】これにより、紫外線照射による加熱が行わ
れたか否かを容易に確認することができ、処理工程の順
番違いによる不良発生を防止して生産性を向上すること
ができるものである。
【0044】次に、図5に、本発明の第5の実施例の構
成図を示す。図5(A)はウェハテープの一部断面図、
図5(B)は紫外線照射時の概略断面図、図5(C)は
他の適用例を示した概念図である。
【0045】図5(A)において、ウェハテープ71
は、フィルムベース32上に接着層を兼ねた熱反応層5
2を形成し、該熱反応層52上に保護テープ35を取り
付けたものである。
【0046】この熱反応層52は、例えば3分割されて
第1〜第3の熱反応層72〜74で構成される。この第
1〜第3の熱反応層72〜74は、例えばそれぞれ熱硬
化性フェノール樹脂系ワニス及び着色顔料の含有量を異
ならせたものである。すなわち、熱硬化性フェノール樹
脂系ワニスの含有量が多いと高温でなければ変色せず、
また少なくすると低温で変色するようになり、温度変化
を色変化で目視表示せるものである。これにより、温度
管理、すなわち紫外線照射量の管理を行うことができ
る。なお、図5(A)では、3分割した場合を示してい
るが、管理範囲で適宜設定することができる。
【0047】また、図5(B)において、上述のウェハ
テープ71がリング状のフレーム36に取り付けられ、
ウェハテープ71上に半導体ウェハ37が固着される。
そして、半導体ウェハ37がチップ37a状にダイシン
グされた後、ウェハテープ71の裏面より紫外線を照射
して加熱する。
【0048】ここで、例えば熱硬化性フェノール樹脂系
ワニス及び着色顔料の含有量を、第1〜第3の熱反応層
72〜74の順番で少なくしたものとする。従って、紫
外線による熱が達すると、上記ワニス量の少ない第3の
熱反応層74より硬化が始まり、次に第2の熱反応層7
3が硬化し、さらに紫外線照射を続けることにより第1
の熱反応層72が硬化する。
【0049】例えば、第1の熱反応層73の硬化温度が
最も良好状態に成分を設定すると、第2及び第3の熱反
応層73,74が変色し、第1の熱反応層72が変色し
ない状態に紫外線照射量を調整すればよいことになる。
逆に第3の熱反応層74のみが変色したり、全部が変色
すれば調整が不十分であることを示すものである。
【0050】このように、色変化で紫外線照射量の管理
(温度管理)を行うことができ、前述の処理工程の順番
違いによる不良発生を防止することができる共とに、温
度管理でさらに不良発生を防止して生産性を向上するこ
とができる。
【0051】また、図5(C)に他の適用例を示すと、
フレーム36に取り付けられたウェハテープ31の接着
層34(反応層33)上に半導体ウェハ37が固着さ
れ、該接着層34上の所定部分に、例えば4分割された
熱反応層751 〜754 が形成された温度表示部75が
形成されたものである。
【0052】例えば熱反応層751 〜754 を、それぞ
れ50℃,60℃,70℃,80℃で色変化するよう
に、前述の熱硬化性フェノール樹脂系ワニス及び着色顔
料の量を変えて設定することで10℃単位で温度管理を
行うことができるものである。また、ウェハテープ31
により図1及び図2に説明したようにダイシングの確認
をも行うものである。
【0053】次に、図6に、図3及び図5の他の実施例
の構成図を示す。図6において、フレーム37に取り付
けられたウェハテープ31の接着層34(反応層33)
上に半導体ウェハ37が固着され、該フレーム36上に
温度表示部81又は82を取り付けたものである。
【0054】温度表示部81は図3に示すウェハテープ
51の一部の単一構成であり、温度表示部82は図5
(C)に示すような例えば4分割された熱反応層を異な
る温度設定で構成したものである。すなわち、紫外線照
射にする加熱は、フレーム36上においても行うことが
できるものである。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ウェハテ
ープでダイシング工程のダイシング及び加熱を目視表示
させることにより、ダイシング及び加熱の処理の確認を
容易に行うことができ、自動化を図って生産性を向上さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3の実施例の構成図である。
【図4】本発明の第4の実施例の構成図である。
【図5】本発明の第5の実施例の構成図である。
【図6】図3及び図5の他の実施例の構成図である。
【図7】従来のハーフカット方法を説明するための図で
ある。
【図8】従来のフルカット方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
31,41,51,61,71 ウェハテープ 32 フィルムベース 33 反応層 34 接着層 35 保護テープ 46 フレーム 37 半導体ウェハ 38,456 切断溝 42 第1の発泡ウレタン層 43 第2の発泡ウレタン層 44,62 フィルム層 52 熱反応層 72 第1の熱反応層 73 第2の熱反応層 74 第3の熱反応層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウェハ(37)の所定処理後に、
    該半導体ウェハ(37)を、反応層(33)を有するウ
    ェハテープ(31,41)に固着する工程と、 該半導体ウェハ(37)の全部及び該ウェハテープ(3
    1)の一部を、液状部材を噴射させつつチップ状にダイ
    シングする工程と、 該ダイシングによる該ウェハテープ(31,41)の切
    断溝(38,45)を介して該液状部材と前記反応層
    (33)を反応させて目視表示させ、ダイシング工程の
    ダイシング確認を行う工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体ウェハ(37)のチップ状へ
    のダイシング後に、前記ウェハテープ(51,61,7
    1)に加熱する工程と、 該ウェハテープ(51,61,71)の該熱による反応
    により目視表示させ、ダイシング工程の加熱確認を行う
    工程と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 半導体ウェハ(37)の所定処理後、液
    状部材を噴射させつつチップ状にダイシングするため
    に、半導体ウェハ(37)をフレーム(36)に固着さ
    せるウェハテープ(31,41)において、 ダイシング時に形成される切断溝(38,45)を介し
    て前記液状部材により反応して目視表示を行う反応層
    (33)と、 該反応層(31)を含み、前記半導体ウェハ(37)を
    固着させる接着層(34)と、 を含むことを特徴とするウェハテープ。
  4. 【請求項4】 前記接着層(34)は、前記半導体ウェ
    ハ(37)のチップ状へのダイシング後の加熱により反
    応して目視表示する熱反応層(52)を含むことを特徴
    とする請求項3記載のウェハテープ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の熱反応層(51)を有す
    る一部が、前記フレーム(36)上に取着されることを
    特徴とする請求項3記載のウェハテープ。
JP9800592A 1992-04-17 1992-04-17 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ Pending JPH05299503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9800592A JPH05299503A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9800592A JPH05299503A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05299503A true JPH05299503A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14207605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9800592A Pending JPH05299503A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05299503A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300555A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Disco Abrasive Syst Ltd ダイシング用フレームユニット
JP2020113678A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社ディスコ 被加工物ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008300555A (ja) * 2007-05-30 2008-12-11 Disco Abrasive Syst Ltd ダイシング用フレームユニット
JP2020113678A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社ディスコ 被加工物ユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7179723B2 (en) Wafer processing method
US6946366B2 (en) Method and device for protecting micro electromechanical systems structures during dicing of a wafer
US5972154A (en) Methods of dicing flat workpieces
US5863813A (en) Method of processing semiconductive material wafers and method of forming flip chips and semiconductor chips
US7005650B2 (en) Apparatus for fabricating a semiconductor device
US6245593B1 (en) Semiconductor device with flat protective adhesive sheet and method of manufacturing the same
US8288284B2 (en) Substrate processing method, semiconductor chip manufacturing method, and resin-adhesive-layer-backed semiconductor chip manufacturing method
US6777310B2 (en) Method of fabricating semiconductor devices on a semiconductor wafer using a carrier plate during grinding and dicing steps
US20050101108A1 (en) Semiconductor wafer dividing method
JP2002118081A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH11204551A (ja) 半導体装置の製造方法
JP4284911B2 (ja) 素子の転写方法
US8293652B2 (en) Substrate processing method, semiconductor chip manufacturing method, and resin-adhesive-layer-backed semiconductor chip manufacturing method
US5972234A (en) Debris-free wafer marking method
US5516430A (en) Planarization of air bearing slider surfaces for reactive ion etching or ion milling
TW201501222A (zh) 半導體晶片之製造方法
JPH05299503A (ja) 半導体装置の製造方法及びこれに使用するウェハテープ
JPH04297056A (ja) 半導体装置の製造方法
KR20040060731A (ko) 기판 가공 방법 및 기판 가공 장치
JP5549403B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH076982A (ja) 薄層半導体基板の分割方法
JP2002118055A (ja) アライメントマーク、半導体装置および半導体装置の製造方法
JP4480701B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JPH04336448A (ja) 半導体装置の製造方法
JPS60149151A (ja) 半導体ウエハのダイシング方法