JPH05299077A - 複極式電極板 - Google Patents
複極式電極板Info
- Publication number
- JPH05299077A JPH05299077A JP4106785A JP10678592A JPH05299077A JP H05299077 A JPH05299077 A JP H05299077A JP 4106785 A JP4106785 A JP 4106785A JP 10678592 A JP10678592 A JP 10678592A JP H05299077 A JPH05299077 A JP H05299077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- hole
- grid
- porous
- carbon
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構造が簡単で軽量であり、かつ大型化の容易な
複極式電極板を提供する。 【構成】貫通孔を有する樹脂板と、該樹脂板の貫通孔を
貫通し、該貫通孔で折曲して樹脂板の両表面に積層した
多孔金属シートまたは金属格子と、該多孔金属シートま
たは金属格子のそれぞれに積み重ねた炭素繊維布または
多孔質炭素板と、上記貫通孔をシールするシール材とか
らなることを特徴とする複極式電極板。 【効果】構造が簡単で導電性に優れ、かつ軽量であり、
しかも大型の電極板の製造が容易であるため、大型で取
扱性に優れた電池を容易に製造することができる。
複極式電極板を提供する。 【構成】貫通孔を有する樹脂板と、該樹脂板の貫通孔を
貫通し、該貫通孔で折曲して樹脂板の両表面に積層した
多孔金属シートまたは金属格子と、該多孔金属シートま
たは金属格子のそれぞれに積み重ねた炭素繊維布または
多孔質炭素板と、上記貫通孔をシールするシール材とか
らなることを特徴とする複極式電極板。 【効果】構造が簡単で導電性に優れ、かつ軽量であり、
しかも大型の電極板の製造が容易であるため、大型で取
扱性に優れた電池を容易に製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複極式電極板に関し、さ
らに詳しくは軽量で大型化が容易な複極式電極板に関す
る。
らに詳しくは軽量で大型化が容易な複極式電極板に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、複極式電極板として、樹脂板に貫
通孔を設けて電極材を貫通して導通させた電極が知られ
ている。しかし、電極材として炭素繊維布を用いた場合
には導電性が不足して良好な性能が得られず、一方、電
極材として金属繊維布などを用いると導電性は良好とな
るが、重量が大となり電極の大型化に限界があった。
通孔を設けて電極材を貫通して導通させた電極が知られ
ている。しかし、電極材として炭素繊維布を用いた場合
には導電性が不足して良好な性能が得られず、一方、電
極材として金属繊維布などを用いると導電性は良好とな
るが、重量が大となり電極の大型化に限界があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来技術の問題を解決し、構造が簡単で軽量であり、か
つ大型化の容易な複極式電極板を提供することにある。
従来技術の問題を解決し、構造が簡単で軽量であり、か
つ大型化の容易な複極式電極板を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、貫通孔を有す
る樹脂板と、該樹脂板の貫通孔を貫通し、該貫通孔で折
曲して樹脂板の両表面に積層した多孔金属シートまたは
金属格子と、該多孔金属シートまたは金属格子のそれぞ
れに積み重ねた炭素繊維布または多孔質炭素板と、上記
貫通孔をシールするシール材とからなることを特徴とす
る複極式電極板に関する。
る樹脂板と、該樹脂板の貫通孔を貫通し、該貫通孔で折
曲して樹脂板の両表面に積層した多孔金属シートまたは
金属格子と、該多孔金属シートまたは金属格子のそれぞ
れに積み重ねた炭素繊維布または多孔質炭素板と、上記
貫通孔をシールするシール材とからなることを特徴とす
る複極式電極板に関する。
【0005】以下、本発明を図面により説明する。図1
は、本発明の一実施例を示す複極式電極板の説明図であ
り、(a)には複極式電極板の構成説明図、(b)には
複極式電極板の断面図を示した。図において、複極式電
極板1は、貫通孔3を有する樹脂板2と、貫通孔3を貫
通し、該貫通孔3で折曲して上記樹脂板2の両表面に積
層される多孔金属シートまたは金属格子4と、該シート
または格子4のそれぞれに積み重ねられる炭素繊維布ま
たは多孔質炭素板5と、上記貫通孔3をシールするシー
ル材6とからなる。
は、本発明の一実施例を示す複極式電極板の説明図であ
り、(a)には複極式電極板の構成説明図、(b)には
複極式電極板の断面図を示した。図において、複極式電
極板1は、貫通孔3を有する樹脂板2と、貫通孔3を貫
通し、該貫通孔3で折曲して上記樹脂板2の両表面に積
層される多孔金属シートまたは金属格子4と、該シート
または格子4のそれぞれに積み重ねられる炭素繊維布ま
たは多孔質炭素板5と、上記貫通孔3をシールするシー
ル材6とからなる。
【0006】樹脂板2としては、例えば塩化ビニル樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂など
のプラスチックシートが用いられ、その厚さは通常0.
2〜2mm程度とされる。樹脂板2は、多孔金属シートま
たは金属格子4を貫通させる貫通孔3を有する。該貫通
孔3は上記シートまたは格子4が貫通できる幅および長
さを有すればよく、また樹脂板に2つ以上設けられてい
てもよい。多孔金属シートまたは金属格子4としては、
例えば鉛二次電池に用いる場合には多孔鉛シートまたは
鉛格子が用いられる。該シートまたは格子の厚さは、電
極板の強度および軽量化の点から0.1〜1mm程度とす
るのが好ましい。
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂、
フェノール樹脂、エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂など
のプラスチックシートが用いられ、その厚さは通常0.
2〜2mm程度とされる。樹脂板2は、多孔金属シートま
たは金属格子4を貫通させる貫通孔3を有する。該貫通
孔3は上記シートまたは格子4が貫通できる幅および長
さを有すればよく、また樹脂板に2つ以上設けられてい
てもよい。多孔金属シートまたは金属格子4としては、
例えば鉛二次電池に用いる場合には多孔鉛シートまたは
鉛格子が用いられる。該シートまたは格子の厚さは、電
極板の強度および軽量化の点から0.1〜1mm程度とす
るのが好ましい。
【0007】多孔金属シートまたは金属格子4は、上記
樹脂板2の貫通孔3を貫通し、該貫通孔3で折曲して樹
脂板2の両表面に積層される。樹脂板2に貫通孔が2つ
以上ある場合には、図2(a)に示すように、シートま
たは格子を2つの貫通孔に巻きこんでもよく、また図2
(b)に示すように、シートまたは格子をそれぞれの貫
通孔3に貫通させて積層してもよい。このような構成と
すれば、電極板の大型化がさらに容易となる。上記多孔
金属シートまたは金属格子4が貫通した貫通孔3は、シ
リコーン樹脂等のシール材6によりシールされる。
樹脂板2の貫通孔3を貫通し、該貫通孔3で折曲して樹
脂板2の両表面に積層される。樹脂板2に貫通孔が2つ
以上ある場合には、図2(a)に示すように、シートま
たは格子を2つの貫通孔に巻きこんでもよく、また図2
(b)に示すように、シートまたは格子をそれぞれの貫
通孔3に貫通させて積層してもよい。このような構成と
すれば、電極板の大型化がさらに容易となる。上記多孔
金属シートまたは金属格子4が貫通した貫通孔3は、シ
リコーン樹脂等のシール材6によりシールされる。
【0008】炭素繊維布または多孔質炭素板5として
は、カーボンクロス、カーボンフェルト、炭素繊維と金
属繊維の混合集合体等が用いられる。これらには予め電
池活物質を担持させて用いることができる。本発明の複
極式電極板は、樹脂板とこれの両側に配される炭素繊維
布との間に、貫通孔を介して導電性に優れた多孔金属シ
ート等を設置して樹脂板表面を導通させることができる
ため、導電性が良好で、かつ軽量化および大型化が容易
であり、例えば数mの電極板の製造が可能である。
は、カーボンクロス、カーボンフェルト、炭素繊維と金
属繊維の混合集合体等が用いられる。これらには予め電
池活物質を担持させて用いることができる。本発明の複
極式電極板は、樹脂板とこれの両側に配される炭素繊維
布との間に、貫通孔を介して導電性に優れた多孔金属シ
ート等を設置して樹脂板表面を導通させることができる
ため、導電性が良好で、かつ軽量化および大型化が容易
であり、例えば数mの電極板の製造が可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 実施例1、2および比較例1、2 炭素繊維布として活物質を担持したカーボンスロス(2
0cm×20cm)、シール材としてシリコーン樹脂、およ
び表1に示す樹脂板および多孔金属シートまたは金属格
子を用いて図1に示す複極式電極板を作製し、さらにこ
れを用いて鉛二次電池を作製し、充放電を行って電池性
能および取扱性を調べた。その結果を表1に示した。
る。 実施例1、2および比較例1、2 炭素繊維布として活物質を担持したカーボンスロス(2
0cm×20cm)、シール材としてシリコーン樹脂、およ
び表1に示す樹脂板および多孔金属シートまたは金属格
子を用いて図1に示す複極式電極板を作製し、さらにこ
れを用いて鉛二次電池を作製し、充放電を行って電池性
能および取扱性を調べた。その結果を表1に示した。
【0010】
【表1】 表1から、本発明の電極板は強度に優れ、これを用いて
作製した鉛二次電池の性能も良好で、かつ軽量で取扱性
に優れることがわかる。
作製した鉛二次電池の性能も良好で、かつ軽量で取扱性
に優れることがわかる。
【0011】
【発明の効果】本発明の複極式電極板によれば、構造が
簡単で導電性に優れ、かつ軽量であり、しかも大型の電
極板の製造が容易であるため、大型で取扱性に優れた電
池を容易に製造することができる。
簡単で導電性に優れ、かつ軽量であり、しかも大型の電
極板の製造が容易であるため、大型で取扱性に優れた電
池を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す複極式電極板の説明
図。
図。
【図2】本発明の他の実施例の複極式電極板の多孔金属
シートの積層状態を示す図。
シートの積層状態を示す図。
1…複極式電極板、2…樹脂板、3…貫通孔、4…多孔
金属シートまたは金属格子、5…炭素繊維布または多孔
質炭素板、6…シール材。
金属シートまたは金属格子、5…炭素繊維布または多孔
質炭素板、6…シール材。
Claims (1)
- 【請求項1】 貫通孔を有する樹脂板と、該樹脂板の貫
通孔を貫通し、該貫通孔で折曲して樹脂板の両表面に積
層した多孔金属シートまたは金属格子と、該多孔金属シ
ートまたは金属格子のそれぞれに積み重ねた炭素繊維布
または多孔質炭素板と、上記貫通孔をシールするシール
材とからなることを特徴とする複極式電極板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106785A JPH05299077A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 複極式電極板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106785A JPH05299077A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 複極式電極板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05299077A true JPH05299077A (ja) | 1993-11-12 |
Family
ID=14442561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106785A Withdrawn JPH05299077A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 複極式電極板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05299077A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1312794C (zh) * | 2004-05-17 | 2007-04-25 | 许锷铭 | 水平式双极型铅酸蓄电池及其双极板 |
JP2010257712A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Nissan Motor Co Ltd | 双極型電池用集電体 |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP4106785A patent/JPH05299077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN1312794C (zh) * | 2004-05-17 | 2007-04-25 | 许锷铭 | 水平式双极型铅酸蓄电池及其双极板 |
JP2010257712A (ja) * | 2009-04-23 | 2010-11-11 | Nissan Motor Co Ltd | 双極型電池用集電体 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
BR8803364A (pt) | Catodo a ar,material em folha e processo para a fabricacao de um catodo a ar | |
US9425460B2 (en) | Fiber mat for battery plate reinforcement | |
JPH05471A (ja) | 積層材用芯材及びその製造方法 | |
JPS63254669A (ja) | 燃料電池用電極基材 | |
JPH05299077A (ja) | 複極式電極板 | |
EP0949705A3 (en) | Battery with encapsulated electrode plates | |
SU1056927A3 (ru) | Электрод дл электрического аккумул тора | |
CN207475855U (zh) | 碳纤维音膜结构及喇叭 | |
JPH05121091A (ja) | 複極仕切板および複極式積層電池 | |
JPH05135774A (ja) | 炭素繊維多孔質電極 | |
JPH0218550B2 (ja) | ||
JPS60211764A (ja) | 密閉形鉛蓄電池 | |
JPH0795501B2 (ja) | 電解コンデンサ | |
JPH0734398Y2 (ja) | X線整波用グリッド | |
JPH02226659A (ja) | 燃料電池の電極構造 | |
JPWO2022195926A5 (ja) | ||
JPH09231999A (ja) | 高分子固体電解質電池及びその製造方法 | |
JPH07130373A (ja) | 燃料電池用電極におけるカ−ボンペ−パ−の撥水化処理法 | |
JPH03187158A (ja) | 金属ハロゲン電池用正極材 | |
JPS59114753A (ja) | 蓄電池用貼り合わせ隔離板の製造方法 | |
JPS63138657A (ja) | ガス拡散電極 | |
JPS59194709A (ja) | カ−ペツト置敷施工方法 | |
JPS6487343A (en) | Metallic base laminated sheet | |
JPS6081771A (ja) | 燃料電池 | |
RU2004631C1 (ru) | Катод дл электрохимической чейки |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990706 |