JPH0529897A - 発振停止検出回路 - Google Patents

発振停止検出回路

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JPH0529897A
JPH0529897A JP18069291A JP18069291A JPH0529897A JP H0529897 A JPH0529897 A JP H0529897A JP 18069291 A JP18069291 A JP 18069291A JP 18069291 A JP18069291 A JP 18069291A JP H0529897 A JPH0529897 A JP H0529897A
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capacitor
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oscillation
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Kazuyuki Tanaka
和幸 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路的に簡単で、動作が安定的であり、かつ
消費電力が少ない発振停止検出回路を実現することであ
る。 【構成】 PチャネルMOSFETとNチャネルMOS
FETの組を2組と1つのコンデンサを接続し、発振回
路のクロック信号が周期的に入力する場合には、交互に
コンデンサの両端に所定電位を接続し、発振回路が停止
してクロック信号がハイレベルまたはロ−レベルのまま
の状態を継続した場合には、コンデンサと抵抗の時定数
曲線により電位を下降させ、閾値電位以下になったとき
に発振停止検出信号を出力させるようにしている。これ
により、簡単な回路構成で、コスト的にも安価であり、
低消費電力化が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発振のクロック信号に
より動作し、発振が停止した時にこれを検出することが
できる発振停止検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子時計等の分野では発振が
停止すると電子時計も停止してしまうため、即時に発振
停止を検出して対策を施こす必要があった。また、電子
装置の中には、クロック信号の有無を検出する必要があ
る装置も存在する。例えば、特公昭63−45124号
公報に記載された技術では、発振信号のレベル変化(信
号の立上り/立下り)を検出することにより、そのレベ
ル変化が継続しているか否かで発振が停止しているか否
かを判別する発振停止検出回路が開示されている。図3
は、上記従来技術による発振停止検出回路の構成図であ
る。図3の回路において、(A)は発振器の出力クロッ
クであって、クロックが入力すると、インバ−タ11の
出力がコンデンサ12のために立ち上り、立ち下がりは
なまる。この出力をインバ−タ13で波形整形して、入
力(C)としてエクスクル−シブオア(EOR)ゲ−ト
14に入力する。このEORゲ−ト14に入力する出力
(C)はクロック(A)に比べて一定時間の遅れを持っ
ている。従って、EORゲ−ト14の出力(D)は、ク
ロック(A)が立ち上りおよび立ち下り変化がある時に
パルス信号となり、変化のないとき、つまり発振が停止
している時にはパルス信号が出力しない。その結果、発
振しているときには、MOSFET15をONにするこ
とにより、コンデンサ19はMOSFET15を通して
放電され、一方、発振が停止しているときには、MOS
FET15がOFFのため、電源VSSからの電流によ
りコンデンサ19は充電される。従って、信号(D)が
定常的に到来する場合、つまり発振信号のレベル変化が
あり、発振が継続している場合には、信号(G)は所定
電位に達することなく、検出信号(H)は出力されな
い。しかし、信号(D)が到達しなくなった場合には、
抵抗16によりコンデンサ19は充電され続けるため、
ある時点で信号(G)が所定電位に達し、検出信号
(H)が出力される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図3の回路において
は、信号(D)によりコンデンサ19の電荷を放電しな
ければならないが、この信号(D)のパルス幅は極めて
細いため、コンデンサ19の電荷を十分に放電しようと
すると、コンデンサ19の大きさを小さくする必要があ
る。しかしながら、コンデンサ19を小さくすると充電
時間が短くなってしまうために、抵抗16の値をより大
きくしなければならないという回路調整上の不便さがあ
る。また、信号(D)のパルス幅がばらつくと考えられ
るので、動作的に安定させるための面倒さがある。さら
に、レベル変化を検出する回路が必要であるために、回
路が複雑となってしまい、回路規模が大きくなってコス
トアップを招くことになる。さらに、信号(D)の出力
中に、抵抗16とMOSFET15を通して電流が流れ
るため、消費電流が増加する等の問題もある。本発明の
目的は、これら従来の課題を解決し、回路的に簡単で、
かつ安定動作が可能であり、また消費電力が少ない発振
停止検出回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の発振停止検出回路は、コンデンサ(図1の
4)の両端を、発振回路で生成されたクロック信号
(A)により、交互に所定電位に接続する手段(1,
5)と、コンデンサ(4)に蓄えられた電荷を放電させ
る手段(2,6)と、接続手段(1,5)によりコンデ
ンサ(4)の一端が所定電位に接続されたとき、コンデ
ンサ(4)の他端を放電手段(2,6)に接続する手段
(3)と、コンデンサ(4)の各端子の電位が放電のた
めに下降して予め定められた閾値電位以下に達したと
き、発振停止検出信号(F)を発生する手段(8)とを
具備することに特徴がある。
【0005】
【作用】本発明においては、発振回路のクロック信号が
一定周期でハイレベルとロ−レベルの電位を繰り返して
出力しているので、繰り返しが継続する限り、コンデン
サの両端に交互に所定電位を接続した後、その電荷を放
電させる。発振回路の動作が停止したときには、クロッ
ク信号がハイレベルまたはロ−レベルの電位に保持され
るので、コンデンサの放電電位がコンデンサと抵抗の時
定数曲線に従って下降し、予め定めた閾値電位以下にな
ったとき発振停止検出出力を供給する。これにより、回
路的に簡単で、かつ動作が安定的であり、しかも消費電
力の少ない発振停止検出回路が実現できる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す発振停止検
出回路の構成図である。図1において、Aは発振による
クロック信号であり、このクロック信号Aはインバ−タ
3とPチャネルMOSFET(PMOS)1のゲ−トと
NチャネルMOSFET(NMOS)2のゲ−トに、そ
れぞれ入力される。インバ−タ3の出力、つまり信号E
は他の組であるPチャネルMOSFET(PMOS)5
のゲ−トとNチャネルMOSFET(NMOS)6のゲ
−トに入力される。PMOS1およびPMOS5のソ−
スは、いずれもGNDに接続されている。これにより、
一方のPMOS1とNMOS2の組に対して、他方のP
MOS5とNMOS6の組は一方がONならば他方がO
FFとなり、他方がONになれば一方がOFFになるよ
うな反対の動作を行う。回路接点Bにおいて、PMOS
1のドレインとNMOS2のドレインとコンデンサ4の
一端が接続され、これらの合成された出力がNORゲ−
ト8に入力される。また、回路接点Cにおいては、PM
OS5のドレインとNMOS6のドレインとコンデンサ
4の他端が接続され、これらの合成された出力が同じよ
うにNORゲ−ト8に入力される。NMOS2とNMO
S6のもう一方のドレインは、回路接点Dにおいて接続
され、さらに抵抗7の一端とも接続される。抵抗7の他
端は、電源端子VSS(ここでは、負電位)に接続され
ている。また、回路接点BおよびCには、PMOS1お
よびPMOS5のドレインによる寄生ダイオ−ド9,1
0が、図1に示すように仮想的に接続される。本発明
は、このような回路構成を具備するものであって、コン
デンサ4の一方と他方を交互にPMOS1とNMOS2
のドレインまたはPMOS5とNMOS6のドレインに
接続して、所定電位に接続する。一方が所定電位に接続
されると、他方は放電回路に接続することにより、この
コンデンサ4の各端子の電位が所定閾値電位に達したと
きには検出信号を発生するようにしている。
【0007】図2は、図1の回路における各信号のタイ
ミングチャ−トである。図1および図2により、本発明
の動作を詳述する。信号Aがロ−レベル(L)のときに
は、PMOS1とNMOS6がONで、PMOS5とN
MOS2がOFFとなるため、電流はGNDからPMO
S1、コンデンサ4、およびNMOS6を通して(−)
電源端子VSSに流れる。そのとき、図2のBに示すよ
うに、回路接点BはGND電位となり、同じようにコン
デンサ4の一端もGND電位となる。一方、Cの電位
は、図2のCに示すように、コンデンサ4の電位により
一旦GNDより若干高い電位に引き上げられる。この電
位は、寄生ダイオ−ド9の順方向電圧である約0.5〜
0.6Vである。しかし、その後はコンデンサ4の電荷
がNMOS6を通って抵抗7により放電されるため、C
の電位はコンデンサ4と抵抗7による放電の時定数曲線
で徐々に下ってくる。次に、信号Aがハイレベル(H)
のときには、前述のLのときとほぼ同じ動作となるが、
接続点BとCは逆の電位となり、接続点CがGND電位
となるのに対して、Bの電位は一旦GNDより若干高い
電位(寄生ダイオ−ド10の順方向電圧分)に引き上げ
られるが、その後、放電時定数曲線で徐々に下ってくる
(図2参照)。このように、信号AがHのときは接続点
Bが徐々に(−)VSS電位に向って下降し、信号Aが
Lのときは接続点Cが徐々に(−)VSS電位に向って
下降する。
【0008】図2に示すように、発振が持続していると
きには、信号AがHとLの状態をある周期で繰り返す。
その場合、回路接点BまたはCの電位はそれぞれ交互に
コンデンサ4と抵抗7の時定数曲線に従って徐々に下降
するが、NORゲ−ト8の所定検出電圧(図2参照)に
達する前にGND電位に戻る。これは、信号Aの周期よ
りもコンデンサ4と抵抗7の時定数の方が十分に長くと
ってあるためである。従って、NORゲ−ト8の出力F
は、図2に示すように、Lのままの状態を継続し、発振
停止検出信号は出力されない。次に、信号Aのクロック
が停止して、HまたはLの状態を長く継続した場合に
は、図2に示すように、回路接点BまたはCの電位がコ
ンデンサ4と抵抗7の時定数曲線で放電し続けるため、
ある時間経過すると、NORゲ−ト8の所定検出電圧に
達する。これにより、NORゲ−ト8の検出出力FがH
となるので、発振が停止したことを判別できる。
【0009】本発明においては、(イ)発振停止を検出
するためのコンデンサと抵抗による時定数が、クロック
の周期と所定検出電圧に達するまでの時間により決まる
ため、動作的に安定している。また、(ロ)放電開始電
圧が寄生ダイオ−ドの順方向電圧分だけ高い所から開始
しているため、コンデンサと抵抗の時定数を見掛上大き
くする効果があり、時定数を小さくすることもできる。
さらに、(ハ)本発明の回路は、回路構成が簡単であっ
て、コスト的にも有利である。また、(ニ)回路内にお
いて、スイッチング時に定常的に電流が流れる経路がな
いため、消費電力を少なくできる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回路的に簡単で、かつ安定的であり、しかも消費電力が
少ない発振停止検出回路を実現することができる。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す発振停止検出回路の構
成図である。
【図2】図1における各部信号のタイミングチャ−トで
ある。
【図3】従来における発振停止検出回路の一例を示す構
成図である。
【符号の説明】
1,5 PチャネルMOSFET 2,6 NチャネルMOSFET 3 インバ−タ 4 コンデンサ 7 抵抗 8 NORゲ−ト 9,10 寄生ダイオ−ド A 発振クロック信号 B,C NORゲ−ト入力接続点 D NMOSドレイン接続点 F 発振停止検出出力 VSS (−)電源端子 GND グランド端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 コンデンサの両端を、発振回路で生成さ
    れたクロック信号により、交互に所定電位に接続する手
    段と、該コンデンサに蓄えられた電荷を放電させる手段
    と、上記接続手段により該コンデンサの一端が所定電位
    に接続されたとき、該コンデンサの他端を上記放電手段
    に接続する手段と、該コンデンサの各端子の電位が放電
    のために下降して予め定められた閾値電位以下に達した
    とき、発振停止検出信号を発生する手段とを具備するこ
    とを特徴とする発振停止検出回路。
JP03180692A 1991-07-22 1991-07-22 発振停止検出回路 Expired - Fee Related JP3129767B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100598088B1 (ko) * 1999-06-03 2006-07-07 삼성전자주식회사 반도체 장치의 발진 검출 회로
CN109412581A (zh) * 2017-08-18 2019-03-01 杭州晶华微电子有限公司 一种时钟停振检测电路

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KR100598088B1 (ko) * 1999-06-03 2006-07-07 삼성전자주식회사 반도체 장치의 발진 검출 회로
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