JPH0529857B2 - - Google Patents
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- JPH0529857B2 JPH0529857B2 JP63269117A JP26911788A JPH0529857B2 JP H0529857 B2 JPH0529857 B2 JP H0529857B2 JP 63269117 A JP63269117 A JP 63269117A JP 26911788 A JP26911788 A JP 26911788A JP H0529857 B2 JPH0529857 B2 JP H0529857B2
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
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Description
[産業上の利用分野]
本発明は、ある場所、特に生体表面で一定期間
に受光した光量の累計及びその時間変化を算出す
る受光量計測装置に関するものである。 [従来の技術] 光、特に太陽光が生体に大きな影響を及ぼすこ
とはよく知られている。例えば、太陽光不足がビ
タミンD欠乏の原因になることが古くから知られ
ている。最近では、高緯度地方における冬期うつ
病が注目されている。これは、日照時間の少ない
冬期に、生体が受光する太陽光の量が減少して生
体リズムの同調が弱まり、生体の体温リズムと睡
眠覚醒のリズムとの間の位相関係が崩れてしまう
ことが原因であると考えられている。また、24時
間周期の環境変化に生体リズムが同調せずに睡眠
覚醒のリズムが乱れるという症状も、リズムの同
調因子である光の受光が不充分であるか、光の受
容機能に障害があるかいずれかの原因であること
が多いということも知られるようになつた。 これらの生体リズム障害や冬期うつ病に対して
は、現在のところ2500x以上の高照度の人工光
を照射する光治療が行われれている。このような
光治療の効果を確認したりするために、生体があ
る期間、例えば、1日とか午前中とかという間に
受光した光の量を計測することが重要になるので
ある。 ところで、ある地点のある時刻における光の照
度を計測する技術としては、CdSなどの光導電セ
ルやシリコン・フオトセルを用いた照度計が実用
化されている。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の照度計だけでは、一定期間
の受光量累計や受光量の時間変化を計測すること
ができない。さらに、生体の受ける光量を計測す
るためには、受光センサ部分を生体表面付近で外
気と接している部分に無理なく装着すると共に、
受光量計測部分を携帯可能とする必要があるが、
従来の照度計ではこれらの条件を満足できないと
いう問題点があつた。 本発明は、上述の問題点を解決することを目的
とするものであつて、時々刻々の照度を計測する
だけでなく、一定期間内の総受光量や受光量の時
間変化も計測でき、また、センサ装着によつて生
体に生じる負担を軽減し、計測装置自体の携帯も
可能な受光量計測装置を提供しようとするもので
ある。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る受光量計測装置は、第1図に示す
ように、フオトセンサ(図示せず)が受光した光
の照度を電圧信号に変換する受光照度−電圧変換
部1と、変換された電圧信号を平滑化する低減通
過フイルタ2と、平滑化された信号を単位時間毎
に離散データに変換するアナログ・デジタル
(A/D)変換部3及び離散データ時系列を記憶
するデータ記憶部4を具備したデータ入力記憶部
5と、該データ入力記憶部5より読み出したデー
タを照度に換算するデータ−照度換算部6、照度
データを設定閾値と比較して大きい値を弁別する
照度比較部7及び設定値より大きい照度データ時
系列から一定期間内の受光量累計や受光量の時間
変化などを算出する受光量算出部8を具備したデ
ータ処理部9と、算出された受光量などを表示す
る表示部10を具備したデータ出力部11とで構
成したものである。 [作用] 上記構成によれば、受光照度−電圧変換部1で
フオトセンサ(図示せず)の受光した光量に応じ
て電圧信号が発生し、その信号を低域通過フイル
タ2で平滑した後、データ入力記憶部5に入力す
る。データ入力記憶部5では、まず、A/D変換
部3で単位時間(例えば1分)毎に離散データに
変換した後、データ記憶部4に受光量データ時系
列が蓄積される。一定期間(例えば1日)のデー
タを蓄積した後、これをデータ処理部9に読み出
して受光量などを算出する。ここで、まず、受光
照度−電圧変換部1のフオトセンサの非線形特性
などを考慮して、データ−照度換算部6によつて
電圧信号の読み取り値をセンサの受光した照度に
換算した後、照度比較部7によつて設定閾値より
大きい照度であるかどうかを弁別し、高照度のデ
ータのみを後の解析に利用する。これは、特に生
体の受光量を計測する際に、太陽光(10000x
〜)やそれに準ずる強い人工光(2000x〜)の
みが生体へ大きな影響を及ぼすことが知られてい
るので、生体への影響の少ない弱い光をデータ時
系列から除去するためである。なお、照度比較部
7の設定閾値は可変であるので、照度の弁別を要
しない時は、閾値を低く設定すればよいことにな
る。次に、受光量算出部8でデータ時系列の累計
をとれば、一定期間内の受光総量を算出すること
ができる。また、受光量算出部8で時系列を小区
間に分割して解析すれば、どの時間帯にどの位の
光量を受けたかということを知ることもできる。
最後に、これらのデータ処理結果をデータ表示部
10に表示する。 [実施例] 第2図及び第3図はそれぞれ上記受光照度−電
圧変換部1の実施例を示すもので、第2図に示す
ものはフオトセンサとしてシリコン・フオトセル
12を用いた例、第3図に示すものはCdS光導電
セル15を用いた例である。まず、第2図に示す
例では、光が可視補正フイルタ13を通過した
後、シリコン・フオトセル12に達する。ここで
シリコン・フオトセル12には起電力が生じ、電
流が電流−電圧変換部14に流入するので、電流
−電圧変換部14によつて受光量は電圧信号に変
換される。この例では、太陽光程度の強い照度を
計測できればよいので、可視補正フイルタ13を
入れてシリコン・フオトセル12への入力光を調
節してフオトセル12の特性の線形に近い部分を
利用することができる。次に、第3図に示す例で
は、光が光導電セル15に達すると該光導電セル
15の電気抵抗が低下する。それによつて定電圧
源16を光導電セル15と基準抵抗17とで分割
される電圧信号が上昇する。これを高入力抵抗非
反転バツフア回路18を通すと受光量に対応した
電圧信号を得ることができる。 第4図a〜eはそれぞれ上記受光照度−電圧変
換部1のフオトセンサ部分20及び計測装置21
の装着例を示すもので、フオトセンサ部分20を
除く計測装置21は、上記受光照度−電圧変換部
1(但し、フオトセンサ部分20を除く)、低域
通過フイルタ2、データ入力記憶部5、データ処
理部9及びデータ出力部11を含んだものである
が、これはマイクロプロセツサを中心とする一体
のシステムで構成でき、手帳、時計、ペンシル程
度の大きさに実装することが可能である。同図a
に示す例では、手帳上部にフオトセンサ部分20
を、手帳下部に計測装置21を実装し、ポケツト
22に収納可能としている。同図bに示す例は、
腕時計型に計測装置21を実装し、バンドの周囲
にセンサ部分20を装着したものであり、同図c
に示す例は、耳にセンサ部分20を装着してリー
ド線23で信号を計測装置21に送る例、同図d
に示す例は、ペンシル24の上部にセンサ部分2
0を、下部に計測装置21を実装してポケツト2
2に装着した例、同図eに示す例は、眼鏡25に
センサ部分20を装着してリード線23で信号を
計測装置21に送る例である。ここで、上記cや
eに示す例では、計測装置21自体は手帳やペン
シル型を使用すればよい。 次に、第5図はマイクロプロセツサを用いて計
測装置21を構成する例を示すものである。受光
照度−電圧変換部1で電圧信号に変換され、低域
通過フイルタ2で平滑されたデータは、単位時間
毎にサンプルホールド回路30及びA/D変換回
路31によつて離散データとなる。ここで、照度
は256段階に分割すれば充分であるから、8bitの
A/D変換回路であればよい。この信号をパラレ
ルI/Oコントローラ(PIO)32を介して8bit
のマイクロプロセツサ(CPU)33に取り込み、
RAM34へ転送する。ここで、RAM34は
4Kbyte程度の大きさで充分1日のデータを蓄え
ることができる。なお、サンプルホールド回路3
0、A/D変換回路31、PIO32、CPU33及
びRAM34が第1図に示すデータ入力記憶部5
に相当する。次に、一定期間データが記憶される
と、RAM34からCPU33へデータが読み出さ
れ、データ−照度換算部6、照度比較部7及び受
光量算出部8が実行される。これらはROM35
に設定されたプログラムによつて実行可能であ
り、条件設定スイツチ36と割込コントローラ3
7によつて処理条件を外部で選択することもでき
る。なお、これらの部分が第1図に示すデータ処
理部9に相当する。8bitの加減算、条件ジヤン
プ、割込サブルーチンジヤンプなどが可能であれ
ばよいので、Z80相当の8bitのCPUと2Kbyte程度
のROMがあればよい。さらに、CPU33から液
晶などのデイスプレイ装置38にデータを表示す
ることができる。なお、これらの部分が第1図に
示すデータ出力部11に相当する。
に受光した光量の累計及びその時間変化を算出す
る受光量計測装置に関するものである。 [従来の技術] 光、特に太陽光が生体に大きな影響を及ぼすこ
とはよく知られている。例えば、太陽光不足がビ
タミンD欠乏の原因になることが古くから知られ
ている。最近では、高緯度地方における冬期うつ
病が注目されている。これは、日照時間の少ない
冬期に、生体が受光する太陽光の量が減少して生
体リズムの同調が弱まり、生体の体温リズムと睡
眠覚醒のリズムとの間の位相関係が崩れてしまう
ことが原因であると考えられている。また、24時
間周期の環境変化に生体リズムが同調せずに睡眠
覚醒のリズムが乱れるという症状も、リズムの同
調因子である光の受光が不充分であるか、光の受
容機能に障害があるかいずれかの原因であること
が多いということも知られるようになつた。 これらの生体リズム障害や冬期うつ病に対して
は、現在のところ2500x以上の高照度の人工光
を照射する光治療が行われれている。このような
光治療の効果を確認したりするために、生体があ
る期間、例えば、1日とか午前中とかという間に
受光した光の量を計測することが重要になるので
ある。 ところで、ある地点のある時刻における光の照
度を計測する技術としては、CdSなどの光導電セ
ルやシリコン・フオトセルを用いた照度計が実用
化されている。 [発明が解決しようとする課題] しかしながら上述の照度計だけでは、一定期間
の受光量累計や受光量の時間変化を計測すること
ができない。さらに、生体の受ける光量を計測す
るためには、受光センサ部分を生体表面付近で外
気と接している部分に無理なく装着すると共に、
受光量計測部分を携帯可能とする必要があるが、
従来の照度計ではこれらの条件を満足できないと
いう問題点があつた。 本発明は、上述の問題点を解決することを目的
とするものであつて、時々刻々の照度を計測する
だけでなく、一定期間内の総受光量や受光量の時
間変化も計測でき、また、センサ装着によつて生
体に生じる負担を軽減し、計測装置自体の携帯も
可能な受光量計測装置を提供しようとするもので
ある。 [課題を解決するための手段] 本発明に係る受光量計測装置は、第1図に示す
ように、フオトセンサ(図示せず)が受光した光
の照度を電圧信号に変換する受光照度−電圧変換
部1と、変換された電圧信号を平滑化する低減通
過フイルタ2と、平滑化された信号を単位時間毎
に離散データに変換するアナログ・デジタル
(A/D)変換部3及び離散データ時系列を記憶
するデータ記憶部4を具備したデータ入力記憶部
5と、該データ入力記憶部5より読み出したデー
タを照度に換算するデータ−照度換算部6、照度
データを設定閾値と比較して大きい値を弁別する
照度比較部7及び設定値より大きい照度データ時
系列から一定期間内の受光量累計や受光量の時間
変化などを算出する受光量算出部8を具備したデ
ータ処理部9と、算出された受光量などを表示す
る表示部10を具備したデータ出力部11とで構
成したものである。 [作用] 上記構成によれば、受光照度−電圧変換部1で
フオトセンサ(図示せず)の受光した光量に応じ
て電圧信号が発生し、その信号を低域通過フイル
タ2で平滑した後、データ入力記憶部5に入力す
る。データ入力記憶部5では、まず、A/D変換
部3で単位時間(例えば1分)毎に離散データに
変換した後、データ記憶部4に受光量データ時系
列が蓄積される。一定期間(例えば1日)のデー
タを蓄積した後、これをデータ処理部9に読み出
して受光量などを算出する。ここで、まず、受光
照度−電圧変換部1のフオトセンサの非線形特性
などを考慮して、データ−照度換算部6によつて
電圧信号の読み取り値をセンサの受光した照度に
換算した後、照度比較部7によつて設定閾値より
大きい照度であるかどうかを弁別し、高照度のデ
ータのみを後の解析に利用する。これは、特に生
体の受光量を計測する際に、太陽光(10000x
〜)やそれに準ずる強い人工光(2000x〜)の
みが生体へ大きな影響を及ぼすことが知られてい
るので、生体への影響の少ない弱い光をデータ時
系列から除去するためである。なお、照度比較部
7の設定閾値は可変であるので、照度の弁別を要
しない時は、閾値を低く設定すればよいことにな
る。次に、受光量算出部8でデータ時系列の累計
をとれば、一定期間内の受光総量を算出すること
ができる。また、受光量算出部8で時系列を小区
間に分割して解析すれば、どの時間帯にどの位の
光量を受けたかということを知ることもできる。
最後に、これらのデータ処理結果をデータ表示部
10に表示する。 [実施例] 第2図及び第3図はそれぞれ上記受光照度−電
圧変換部1の実施例を示すもので、第2図に示す
ものはフオトセンサとしてシリコン・フオトセル
12を用いた例、第3図に示すものはCdS光導電
セル15を用いた例である。まず、第2図に示す
例では、光が可視補正フイルタ13を通過した
後、シリコン・フオトセル12に達する。ここで
シリコン・フオトセル12には起電力が生じ、電
流が電流−電圧変換部14に流入するので、電流
−電圧変換部14によつて受光量は電圧信号に変
換される。この例では、太陽光程度の強い照度を
計測できればよいので、可視補正フイルタ13を
入れてシリコン・フオトセル12への入力光を調
節してフオトセル12の特性の線形に近い部分を
利用することができる。次に、第3図に示す例で
は、光が光導電セル15に達すると該光導電セル
15の電気抵抗が低下する。それによつて定電圧
源16を光導電セル15と基準抵抗17とで分割
される電圧信号が上昇する。これを高入力抵抗非
反転バツフア回路18を通すと受光量に対応した
電圧信号を得ることができる。 第4図a〜eはそれぞれ上記受光照度−電圧変
換部1のフオトセンサ部分20及び計測装置21
の装着例を示すもので、フオトセンサ部分20を
除く計測装置21は、上記受光照度−電圧変換部
1(但し、フオトセンサ部分20を除く)、低域
通過フイルタ2、データ入力記憶部5、データ処
理部9及びデータ出力部11を含んだものである
が、これはマイクロプロセツサを中心とする一体
のシステムで構成でき、手帳、時計、ペンシル程
度の大きさに実装することが可能である。同図a
に示す例では、手帳上部にフオトセンサ部分20
を、手帳下部に計測装置21を実装し、ポケツト
22に収納可能としている。同図bに示す例は、
腕時計型に計測装置21を実装し、バンドの周囲
にセンサ部分20を装着したものであり、同図c
に示す例は、耳にセンサ部分20を装着してリー
ド線23で信号を計測装置21に送る例、同図d
に示す例は、ペンシル24の上部にセンサ部分2
0を、下部に計測装置21を実装してポケツト2
2に装着した例、同図eに示す例は、眼鏡25に
センサ部分20を装着してリード線23で信号を
計測装置21に送る例である。ここで、上記cや
eに示す例では、計測装置21自体は手帳やペン
シル型を使用すればよい。 次に、第5図はマイクロプロセツサを用いて計
測装置21を構成する例を示すものである。受光
照度−電圧変換部1で電圧信号に変換され、低域
通過フイルタ2で平滑されたデータは、単位時間
毎にサンプルホールド回路30及びA/D変換回
路31によつて離散データとなる。ここで、照度
は256段階に分割すれば充分であるから、8bitの
A/D変換回路であればよい。この信号をパラレ
ルI/Oコントローラ(PIO)32を介して8bit
のマイクロプロセツサ(CPU)33に取り込み、
RAM34へ転送する。ここで、RAM34は
4Kbyte程度の大きさで充分1日のデータを蓄え
ることができる。なお、サンプルホールド回路3
0、A/D変換回路31、PIO32、CPU33及
びRAM34が第1図に示すデータ入力記憶部5
に相当する。次に、一定期間データが記憶される
と、RAM34からCPU33へデータが読み出さ
れ、データ−照度換算部6、照度比較部7及び受
光量算出部8が実行される。これらはROM35
に設定されたプログラムによつて実行可能であ
り、条件設定スイツチ36と割込コントローラ3
7によつて処理条件を外部で選択することもでき
る。なお、これらの部分が第1図に示すデータ処
理部9に相当する。8bitの加減算、条件ジヤン
プ、割込サブルーチンジヤンプなどが可能であれ
ばよいので、Z80相当の8bitのCPUと2Kbyte程度
のROMがあればよい。さらに、CPU33から液
晶などのデイスプレイ装置38にデータを表示す
ることができる。なお、これらの部分が第1図に
示すデータ出力部11に相当する。
本発明は上記のように、受光照度−電圧変換部
と低域通過フイルタを通つた信号をデータ入力記
憶部に蓄積した後、データ処理部で読み出して処
理し、データ出力部で結果を表示するという構成
をとることによつて、時々刻々の照度を計測する
のみならず、一定期間内の総受光量や受光量の時
間変化も計測できる。また、データ入力記憶部、
データ処理部及びデータ出力部をマイクロプロセ
ツサによつて制御される一体システムとして構成
できるので、計測装着の小型化が図れ、その携帯
が可能となる。 従つて、本発明を前記[従来の技術]の項で述
べた光治療の効果を確認するための装置として利
用すれば、生体がある一定の期間、例えば、1日
とか午前中とかという間に受光した光の総量を、
また、受光量の時間変化を極めて容易に、しかも
正確に計測できるため、極めて効果的である。
と低域通過フイルタを通つた信号をデータ入力記
憶部に蓄積した後、データ処理部で読み出して処
理し、データ出力部で結果を表示するという構成
をとることによつて、時々刻々の照度を計測する
のみならず、一定期間内の総受光量や受光量の時
間変化も計測できる。また、データ入力記憶部、
データ処理部及びデータ出力部をマイクロプロセ
ツサによつて制御される一体システムとして構成
できるので、計測装着の小型化が図れ、その携帯
が可能となる。 従つて、本発明を前記[従来の技術]の項で述
べた光治療の効果を確認するための装置として利
用すれば、生体がある一定の期間、例えば、1日
とか午前中とかという間に受光した光の総量を、
また、受光量の時間変化を極めて容易に、しかも
正確に計測できるため、極めて効果的である。
第1図は本発明のクレーム対応図、第2図及び
第3図はそれぞれ本発明に係る受光照度−電圧変
換部の実施例を示す回路図、第4図a〜eはそれ
ぞれ本発明に係る受光照度−電圧変換部のフオト
センサ部分及び計測装置の装着例を示す簡略図、
第5図は本発明に係る計測装置をマイクロプロセ
ツサ及びその周辺装置を用いたシステムで構成す
る場合の例を示すブロツク図である。 1……受光照度−電圧変換部、2……低域通過
フイルタ、3……A/D変換部、4……データ記
憶部、5……データ入力記憶部、6……データ−
照度換算部、7……照度比較部、8……受光量算
出部、9……データ処理部、10……表示部、1
1……データ出力部。
第3図はそれぞれ本発明に係る受光照度−電圧変
換部の実施例を示す回路図、第4図a〜eはそれ
ぞれ本発明に係る受光照度−電圧変換部のフオト
センサ部分及び計測装置の装着例を示す簡略図、
第5図は本発明に係る計測装置をマイクロプロセ
ツサ及びその周辺装置を用いたシステムで構成す
る場合の例を示すブロツク図である。 1……受光照度−電圧変換部、2……低域通過
フイルタ、3……A/D変換部、4……データ記
憶部、5……データ入力記憶部、6……データ−
照度換算部、7……照度比較部、8……受光量算
出部、9……データ処理部、10……表示部、1
1……データ出力部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 フオトセンサが受光した光の照度を電圧信号
に変換する受光照度−電圧変換部と、 変換された電圧信号を平滑化する低域通過フイ
ルタと、 平滑化された信号を単位時間毎に離散データに
変換するA/D変換部及び離散データ時系列を記
憶するデータ記憶部を具備したデータ入力記憶部
と、 前記データ入力記憶部より読み出したデータを
照度に換算するデータ−照度換算部、照度データ
を設定閾値と比較して大きい値を弁別する照度比
較部及び設定値より大きい照度データ時系列から
一定期間内の受光量累計や受光量の時間変化など
を算出する受光量算出部を具備したデータ処理部
と、 算出された受光量などを表示する表示部を具備
したデータ出力部と で構成される受光量計測装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911788A JPH02115726A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 受光量計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26911788A JPH02115726A (ja) | 1988-10-25 | 1988-10-25 | 受光量計測装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02115726A JPH02115726A (ja) | 1990-04-27 |
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JPS5937446A (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | Yoichi Minematsu | 耐光性試験機用放射照度モニタ−装置 |
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1988
- 1988-10-25 JP JP26911788A patent/JPH02115726A/ja active Granted
Patent Citations (1)
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JPS5937446A (ja) * | 1982-08-26 | 1984-02-29 | Yoichi Minematsu | 耐光性試験機用放射照度モニタ−装置 |
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