JPH0529856Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529856Y2 JPH0529856Y2 JP1987164786U JP16478687U JPH0529856Y2 JP H0529856 Y2 JPH0529856 Y2 JP H0529856Y2 JP 1987164786 U JP1987164786 U JP 1987164786U JP 16478687 U JP16478687 U JP 16478687U JP H0529856 Y2 JPH0529856 Y2 JP H0529856Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable platen
- nut
- housing
- screw shaft
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 6
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、射出成形機の電動式エジエクタ装置
に関する。
に関する。
従来、電動式エジエクタ装置として、エジエク
タピンと一体にねじ軸を連設すると共に、可動プ
ラテンに装着した取付部材にスリーブを回転可能
に設け、該スリーブに嵌入させた前記ねじ軸にナ
ツトを螺合し、かつ、該ねじ軸の一端にガイドプ
レートを装着すると共に、該ガイドプレートを、
ガイドピン取付部材を介して可動プラテンに突設
したガイドピンに摺動可能に係合させ、ねじ軸を
直線運動のみ可能とし、かつ、前記ナツトを回転
可能なプーリに嵌合し、該ナツトを電動モータに
より伝動機構を介して回転のみ可能とした電動式
エジエクタ装置(特開昭62−80016号公報参照)
が開発されているが、ねじ軸の回止め機構が複雑
で、かつ、取付部材の外部に位置する大掛かりの
ものであるため、装置の外形寸法が大きくなると
共に、ねじ軸回止め機構が装着時の邪魔になると
いう不都合を免れなかつた。
タピンと一体にねじ軸を連設すると共に、可動プ
ラテンに装着した取付部材にスリーブを回転可能
に設け、該スリーブに嵌入させた前記ねじ軸にナ
ツトを螺合し、かつ、該ねじ軸の一端にガイドプ
レートを装着すると共に、該ガイドプレートを、
ガイドピン取付部材を介して可動プラテンに突設
したガイドピンに摺動可能に係合させ、ねじ軸を
直線運動のみ可能とし、かつ、前記ナツトを回転
可能なプーリに嵌合し、該ナツトを電動モータに
より伝動機構を介して回転のみ可能とした電動式
エジエクタ装置(特開昭62−80016号公報参照)
が開発されているが、ねじ軸の回止め機構が複雑
で、かつ、取付部材の外部に位置する大掛かりの
ものであるため、装置の外形寸法が大きくなると
共に、ねじ軸回止め機構が装着時の邪魔になると
いう不都合を免れなかつた。
本考案は、前記従来の問題点を解決するために
なしたもので、装置をコンパクトにし、かつ、可
動プラテンへ装着し易くすることを目的とする。
なしたもので、装置をコンパクトにし、かつ、可
動プラテンへ装着し易くすることを目的とする。
本考案に係る射出成形機の電動式エジエクタ装
置は、可動プラテン1に装着したハウジング2
に、軸受5,6を介して電動モータ14及び伝動
機構7,15,16により回転可能で軸方向の移
動を拘束したナツトユニツト3を設け、該ナツト
ユニツト3にねじ軸10を螺合させ、該ねじ軸1
0と一体に連設されたエジエクタピン11を前記
ハウジング2に回止め機構13を介して直線運動
のみ可能に係合させてなる射出成形機の電動式エ
ジエクタ装置であつて、前記ハウジングはエゼク
タピンとねじ軸を支持すると共に可動プラテン内
に収納される前部ハウジングと、可動プラテンに
設置した前記電動モータと伝動機構で接続された
ナツトユニツトを支持すると共に可動プラテンに
取付け可能なフランジを有する後部ハウジングか
らなることを特徴とする。
置は、可動プラテン1に装着したハウジング2
に、軸受5,6を介して電動モータ14及び伝動
機構7,15,16により回転可能で軸方向の移
動を拘束したナツトユニツト3を設け、該ナツト
ユニツト3にねじ軸10を螺合させ、該ねじ軸1
0と一体に連設されたエジエクタピン11を前記
ハウジング2に回止め機構13を介して直線運動
のみ可能に係合させてなる射出成形機の電動式エ
ジエクタ装置であつて、前記ハウジングはエゼク
タピンとねじ軸を支持すると共に可動プラテン内
に収納される前部ハウジングと、可動プラテンに
設置した前記電動モータと伝動機構で接続された
ナツトユニツトを支持すると共に可動プラテンに
取付け可能なフランジを有する後部ハウジングか
らなることを特徴とする。
以下本考案の一実施例を図面にて説明する。
図中1は図示しない金型が装着された可動プラ
テンで、該可動プラテン1の反金型側にはハウジ
ング2が固着されている。
テンで、該可動プラテン1の反金型側にはハウジ
ング2が固着されている。
ハウジング2は前部ハウジングと後部ハウジン
グから構成され、後部ハウジングに形成したフラ
ンジにより可動プラテン1に取付け固着されてい
る。
グから構成され、後部ハウジングに形成したフラ
ンジにより可動プラテン1に取付け固着されてい
る。
3はナツトユニツトで、ナツト4aと該ナツト
4aを固定保持するナツト保持体4bとにより構
成されており、ナツトユニツト3は前部ハウジン
グ内に収納され、ナツト4aの後端部が後部ハウ
ジング内に突出してナツト保持体に螺挿されてい
る。かつ、前記ハウジング2内に軸受5,6を介
して回転可能に支持されている。そして、軸受
5,6間のナツト保持体4bの周面にはプーリ7
が設けられている。ナツト4aは、ナツト保持体
4b内に嵌入されてキー8によつて回止めされ、
かつ、止金具9によつて外止めされている。
4aを固定保持するナツト保持体4bとにより構
成されており、ナツトユニツト3は前部ハウジン
グ内に収納され、ナツト4aの後端部が後部ハウ
ジング内に突出してナツト保持体に螺挿されてい
る。かつ、前記ハウジング2内に軸受5,6を介
して回転可能に支持されている。そして、軸受
5,6間のナツト保持体4bの周面にはプーリ7
が設けられている。ナツト4aは、ナツト保持体
4b内に嵌入されてキー8によつて回止めされ、
かつ、止金具9によつて外止めされている。
10は前記ナツト4aに螺合させたねじ軸で、
エジエクタピン11の一端に同芯かつ一体に連設
されている。エジエクタピン11には、ねじ軸1
0より大径に形成した鍔部12が設けられてお
り、エジエクタピン11はこの鍔部12の外周部
に装着されたすべりキー13により軸方向に移動
のみ可能に前記ハウジング2と係合している。
尚、ねじ軸10及びエジエクタピン11の回止め
機構としてすべりキー機構を示したが、スプライ
ン機構等であつても良いことは言うまでもない。
エジエクタピン11の一端に同芯かつ一体に連設
されている。エジエクタピン11には、ねじ軸1
0より大径に形成した鍔部12が設けられてお
り、エジエクタピン11はこの鍔部12の外周部
に装着されたすべりキー13により軸方向に移動
のみ可能に前記ハウジング2と係合している。
尚、ねじ軸10及びエジエクタピン11の回止め
機構としてすべりキー機構を示したが、スプライ
ン機構等であつても良いことは言うまでもない。
14は可動プラテン1に設置した電動モータ
で、その出力軸に装着したプーリ15と前記プー
リ7間にベルト16を掛回してなる伝動機構を介
して前記ナツト保持体14bを回転させる。尚、
ナツトユニツト3はナツト保持体4bを介してナ
ツト4aを回転させる例について説明したが、ナ
ツト4a及びナツト保持体4bを一体にした形の
ナツトとし、これを直接回転させても良いことは
言うまでもない。また、伝動機構はベルトによる
ものに限らず、歯車によるものであつても良いこ
とは言うまでもない。
で、その出力軸に装着したプーリ15と前記プー
リ7間にベルト16を掛回してなる伝動機構を介
して前記ナツト保持体14bを回転させる。尚、
ナツトユニツト3はナツト保持体4bを介してナ
ツト4aを回転させる例について説明したが、ナ
ツト4a及びナツト保持体4bを一体にした形の
ナツトとし、これを直接回転させても良いことは
言うまでもない。また、伝動機構はベルトによる
ものに限らず、歯車によるものであつても良いこ
とは言うまでもない。
電動モータ14により伝動機構を介してナツト
保持体4bを回転すると、ナツト4aはナツト保
持体4b内に固定保持されているため、ナツトユ
ニツト3は一体になつて回転するが、軸受5,6
によつて軸方向に移動することはない。一方、エ
ジエクタピン11の回止め機構によつてねじ軸1
0は軸方向に移動できるが、回転しない。従つ
て、ねじ軸10はナツト4aの回転によつて金型
側に移動し、エジエクタピン11が金型の成形面
より突出すから、その成形面に付着している成形
品はエジエクタピン11により離型される。
保持体4bを回転すると、ナツト4aはナツト保
持体4b内に固定保持されているため、ナツトユ
ニツト3は一体になつて回転するが、軸受5,6
によつて軸方向に移動することはない。一方、エ
ジエクタピン11の回止め機構によつてねじ軸1
0は軸方向に移動できるが、回転しない。従つ
て、ねじ軸10はナツト4aの回転によつて金型
側に移動し、エジエクタピン11が金型の成形面
より突出すから、その成形面に付着している成形
品はエジエクタピン11により離型される。
以上の通り、本考案は、ねじ軸及びその回止め
機構を可動プラテンに収納された前部ハウジング
と可能プラテンに取付け可能な後部ハウジングと
に支持するようにしたから、、装置全体がコンパ
クトになる。また、可動プラテンへの脱着を容易
かつ迅速にでき、射出成形機の製造及びメンテナ
ンスが容易となる。
機構を可動プラテンに収納された前部ハウジング
と可能プラテンに取付け可能な後部ハウジングと
に支持するようにしたから、、装置全体がコンパ
クトになる。また、可動プラテンへの脱着を容易
かつ迅速にでき、射出成形機の製造及びメンテナ
ンスが容易となる。
図面は本考案の一実施例を示す断面図である。
1……可動プラテン、2……ハウジング、3…
…ナツトユニツト、4a……ナツト、4b……ナ
ツト保持体、5,6……軸受、7……プーリ、8
……キー、9……止金具、10……ねじ軸、11
……エジエクタピン、12……鍔部、13……す
べりキー、14……電動モータ、15……プー
リ、16……ベルト。
…ナツトユニツト、4a……ナツト、4b……ナ
ツト保持体、5,6……軸受、7……プーリ、8
……キー、9……止金具、10……ねじ軸、11
……エジエクタピン、12……鍔部、13……す
べりキー、14……電動モータ、15……プー
リ、16……ベルト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 可動プラテンに装着したハウジングに、軸受を
介して電動モータ及び伝動機構により回転可能で
軸方向の移動を拘束したナツトユニツトを設け、
該ナツトユニツトにねじ軸を螺合させ、該ねじ軸
と一体に連設されたエジエクタピンを前記ハウジ
ングに回止め機構を介して直線運動のみ可能に係
合させてなる射出成形機の電動式エジエクタ装置
であつて、 前記ハウジングはエジエクタピンとねじ軸を支
持すると共に可動プラテン内に収納される前部ハ
ウジングと、可動プラテンに設置した前記電動モ
ータと伝動機構で接続されたナツトユニツトを支
持すると共に可動プラテンに取付け可能なフラン
ジを有する後部ハウジングとからなることを特徴
とする射出成形機の電動式エジエクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987164786U JPH0529856Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987164786U JPH0529856Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0168816U JPH0168816U (ja) | 1989-05-08 |
JPH0529856Y2 true JPH0529856Y2 (ja) | 1993-07-30 |
Family
ID=31450688
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987164786U Expired - Lifetime JPH0529856Y2 (ja) | 1987-10-28 | 1987-10-28 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529856Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03278929A (ja) * | 1990-03-29 | 1991-12-10 | Fanuc Ltd | 射出成形機のイジェクタ機構 |
JP2649098B2 (ja) * | 1990-06-16 | 1997-09-03 | ファナック株式会社 | コア駆動装置内蔵射出成形機 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58167143A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-03 | Nissei Plastics Ind Co | 成形品突出し装置 |
JPS6110825B2 (ja) * | 1976-06-30 | 1986-03-31 | Minolta Camera Kk | |
JPS6280016A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Fanuc Ltd | 射出成形機における製品突出し機構 |
-
1987
- 1987-10-28 JP JP1987164786U patent/JPH0529856Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6110825B2 (ja) * | 1976-06-30 | 1986-03-31 | Minolta Camera Kk | |
JPS58167143A (ja) * | 1982-03-30 | 1983-10-03 | Nissei Plastics Ind Co | 成形品突出し装置 |
JPS6280016A (ja) * | 1985-10-03 | 1987-04-13 | Fanuc Ltd | 射出成形機における製品突出し機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0168816U (ja) | 1989-05-08 |
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