JPH05298560A - 静電容量式着座センサ - Google Patents

静電容量式着座センサ

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Publication number
JPH05298560A
JPH05298560A JP10335892A JP10335892A JPH05298560A JP H05298560 A JPH05298560 A JP H05298560A JP 10335892 A JP10335892 A JP 10335892A JP 10335892 A JP10335892 A JP 10335892A JP H05298560 A JPH05298560 A JP H05298560A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
human body
capacitance
detection
circuit
seat
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10335892A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yajima
孝志 矢島
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人体と検出電極との間の静電容量の変化によ
り座席に着座したことを検出する場合に、その座席に人
体以外のものが接近して誤動作してしまうことを防止す
る。 【構成】 二つの電極α,βは人体Aとの距離が夫々異
なっているので、人体Xに対する静電容量の値C,C′
は異なり、この異なる静電容量の差を考慮した検出値を
設定するのである。そして検出回路aにより一定値以上
の静電容量Cを検出し、同時に検出回路bにより一定範
囲内の静電容量C′を検出したときだけAND回路cか
ら出力dを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体と検出電極との間
に有する静電容量を利用して温熱ヒータを入切したり、
照明を点滅したりする等の作動に使用されるもので、例
えば、暖房便座,自動車,飛行機,劇場等の座席に装着
して着座状態の有無を検出する静電容量式着座センサに
関する。
【0002】
【従来の技術】静電容量式着座センサは、或る値以上の
静電容量ロを持つ物体イ(例えば人体)の接近の有無
を、座席ニ内の検出電極ハにより検出して、例えば、温
熱ヒータを入切したり、照明を点滅したりする等の作動
を行なわせるものである。図6はこのような従来の静電
容量式センサを、暖房便座に設置した場合の例を示す略
図的正面図である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の静電
容量式着座センサを、例えば、暖房便座,自動車,飛行
機,劇場等の座席に設置した場合に、人体の静電容量に
相当する静電容量を持つ物体、例えば濡れ雑巾等を座席
に置くと、センサがこの状態を検出して装置が誤動作し
てしまうという問題点がある。
【0004】本発明に係る静電容量式着座センサはこの
ような問題点に鑑み、その目的とするところは、人体と
検出電極との間の静電容量の変化により、人が座席に着
座していることを検出する場合に、その座席に人体以外
のものが接近又は直接触れて装置が誤動作することを防
止しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係る静電容量式着座センサは、座席内に
於いて、人体が最も近接する位置と人体に対して前記位
置よりも稍々遠い位置に夫々電極を設置して、前記両電
極と人体との間の静電容量を検出するための検出回路の
結合部にAND回路を接続し、そのAND回路からの出
力により負荷を作動させることを特徴とするものであ
る。
【0006】
【作用】本発明に係る静電容量式着座センサの作用につ
いて述べる。人体が最も近接する位置に設置されている
電極と人体との間の静電容量の検出と、人体に対して前
記位置よりも稍々遠い位置に設置されている電極と人体
との間の静電容量の検出とを同時に満足したときに得ら
れるAND回路からの出力により、負荷を作動させるの
である。
【0007】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明に係る静電容
量式センサの実施例を具体的に説明する。図1は本発明
に係る静電容量式着座センサを暖房便座に設置した状態
の例を示す略図的正面図、図2は静電容量式着座センサ
を暖房便座に設置した場合の便座の平面図、図3は図2
の一部の拡大断面図、図4は暖房便座の外観斜視図、図
5は本発明に係る静電容量式センサの動作回路ブロック
図である。
【0008】便座1に腰掛けて人体Xが最も近接する位
置Aに、電極αを設置すると共に、人体Xに対して前記
位置Aよりも稍々遠い位置Bに、電極βを設置するので
あるが、夫々の電極α,βには人体Xとの間に存在する
静電容量C,C′により検出回路a,bが形成されるこ
とになり、その検出回路a,bの結合部にAND回路c
を接続し、そのAND回路cからの出力dを温熱ヒータ
2の電源とする。
【0009】なお、人体Xが最も近接する位置Aに設置
する電極αは、一か所だけに限ることなく、複数か所に
設置することが望ましい。そして、検出回路aは一定値
以上の静電容量C(人体に対して絶対に有していると仮
定される静電容量)を検出し、又検出回路bは一定範囲
内の静電容量C′(人体であれば絶対に検出される範囲
内の静電容量)を検出するのである。
【0010】次に、本発明に係る静電容量式センサの動
作状態を図5を参照しながら説明する。二つの電極α,
βは人体Aとの距離が夫々異なっているので、人体Xに
対する静電容量C,C′は相異なる値を有しており、こ
の異なる静電容量の差を考慮した検出値を設定する。そ
して検出回路aにより一定値以上の静電容量Cを検出
し、検出回路bにより一定範囲内の静電容量C′を検出
して両方の検出状態を同時に満足したときだけAND回
路cからの出力dを得て、この出力dにより便座1の温
熱ヒータ2に通電するのである。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る静電容量式着座センサは前
記のように構成して成るもので以下のような効果を奏す
る。即ち、人体が接近してその人体が最も近接する位置
に設置された電極による静電容量による検出と、人体に
対して前記位置よりも稍々遠い位置に設置された電極に
よる静電容量による検出とを同時に満足したときだけA
ND回路が動作して出力するので、異物による誤動作を
起こすことがなく、人体だけを検出することになり、動
作が確実且つ安全で、例えば暖房便座,自動車,飛行
機,劇場等の座席に設置してまことに好適である特長が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る静電容量式着座センサを暖房便座
に設置した状態の例を示す略図的正面図。
【図2】静電容量式着座センサ装置を暖房便座に設置し
た場合の便座の平面図。
【図3】図2の一部の拡大断面図。
【図4】暖房便座の外観斜視図。
【図5】本発明に係る静電容量式着座センサの動作回路
ブロック図。
【図6】従来の静電容量式センサを暖房便座に設置した
場合の例を示す略図的正面図。
【符号の説明】
1 便座 α,β 電極 C,C′静電容量 X 人体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 座席内に於いて、人体が最も近接する位
    置と人体に対して前記位置よりも稍々遠い位置に夫々電
    極を設置して、前記両電極と人体との間の静電容量を検
    出するための検出回路の結合部にAND回路を接続し、
    そのAND回路からの出力により負荷を作動させること
    を特徴とする静電容量式着座センサ。
JP10335892A 1992-04-23 1992-04-23 静電容量式着座センサ Withdrawn JPH05298560A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335892A JPH05298560A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 静電容量式着座センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10335892A JPH05298560A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 静電容量式着座センサ

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Publication Number Publication Date
JPH05298560A true JPH05298560A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14351912

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10335892A Withdrawn JPH05298560A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 静電容量式着座センサ

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JP (1) JPH05298560A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706