JPH05298468A - 画像パターンにおける外周直線の検出方法 - Google Patents

画像パターンにおける外周直線の検出方法

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JPH05298468A
JPH05298468A JP4126732A JP12673292A JPH05298468A JP H05298468 A JPH05298468 A JP H05298468A JP 4126732 A JP4126732 A JP 4126732A JP 12673292 A JP12673292 A JP 12673292A JP H05298468 A JPH05298468 A JP H05298468A
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JP
Japan
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image pattern
straight line
picture pattern
outer peripheral
points
Prior art date
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Pending
Application number
JP4126732A
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English (en)
Inventor
Hideki Mizuochi
秀樹 水落
Shinichi Kato
真一 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05298468A publication Critical patent/JPH05298468A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像パターンを正確に読み取ることができる
かどうか、画像パターンの外周直線を検出して判別す
る。 【構成】 画像パターンを読み取るCCDカメラ2、こ
のCCDカメラ2から送出される信号をA/D変換する
A/D変換器3、入力した画像パターンを2値化変換し
て格納し、格納された画像パターンを走査し、走査する
ことによって得られた2値化情報の直交座標軸成分から
画像パターンの外周直線を含む2点を検出し、その2点
を含む直線の勾配を算出するCPU6,ROM4,RA
M5より成るマイコン10によって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品の表面に印刷さ
れたバーコードやカルラコードなどを自動的に読み取る
装置における画像パターンの外周直線の検出方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般にバーコードやカルラコードは直線
で構成された規則性のある画像パターンである。この画
像パターンを光学的手段等によって読み取り、デコード
処理を行って画像パターンによって表現された情報を解
読していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、物品の表面に印
刷されたバーコードやカルラコードの読み取りは、画像
パターンを正確に読み取れるように人為的操作を行って
いた。即ち、画像パターン読み取り装置を画像パターン
の印刷面上の適当な位置にセットしてやるか、または、
画像パターンの印刷面が読み取り装置に正確に向くよう
に物品の位置を人為的に操作していた。しかし乍ら、F
A(Factory Automation)等を構成する搬送装置に設け
られている画像パターン読み取り装置においては、上述
したような人為的操作は極力省略しなくてはならないの
で、画像パターン読み取り装置における光学的照射エリ
アと画像パターンを印刷した物品の表面におけるラベル
面とを常に適正な相対位置に保持させることが必要であ
る。即ち、前記光学的照射エリアに画像パターン・ラベ
ルが完全に入らなかったり、または、画像パターン・ラ
ベルの向きが正常でなかったりすると、画像パターンか
ら読み取った情報にエラーが発生する恐れがあるので、
画像パターンが許容できる状態において読み取られてい
るかどうかを検出する必要がある。
【0004】直線で構成された規則性ある画像パターン
であるバーコードやカルラコードの外周直線を検出する
ためには Hough変換などが適用できるが、計算時間が長
くなって高速画像処理に適した方法ではない。この発明
は、上述した問題点を解決するためになされたものであ
って、予め設定した走査手段によって取り出された各画
素の2値化情報から画像パターンの外周直線を検出しよ
うとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、この発明による画像パターンにおける外周直
線の検出方法は、規則性を備えた複数の直線によって構
成された画像パターンを光学的手段により読み取って光
電変換し、さらに、2値化変換してメモリの格納領域に
格納しておき、前記格納領域に格納されている画像パタ
ーンを予め設定してある走査手段によって走査して直交
座標上における画像パターンを構成する各画素の2値化
情報を検出し、予め設けたしきい値よりも多く連続して
同じ2値化情報が検出されたときは、前記一連の同一2
値化情報が検出される前後2点における各画素の直交座
標軸成分を含む直線を表わす連立1次方程式から前記2
点を結ぶ直線の勾配を表わす常数を算出し、画像パター
ンの外周直線の勾配が検出される。
【0006】
【作用】格納領域内の画像パターン情報を走査して、画
像パターン外周直線を含む2点の直交座標軸成分を検出
し、この2点を結ぶ直線の勾配を連立方程式の常数を算
出することによって求める。この勾配が画像パターンの
外周直線の勾配となるので、画像パターンが置かれてい
る位置とその状態が判明する。
【0007】
【実施例】以下、この発明による実施例を図面を参照し
ながら説明する。
【0008】図1はこの発明による画像パターンにおけ
る外周直線の検出方法の実施例を説明するためのブロッ
ク図である。図1において、1は物品の表面に印刷され
た画像パターン、2は光学的手段によって画像パターン
を読み取るCCDカメラ、このCCDカメラ2において
光電変換された画像パターンはA/D変換器3を介して
マイコン10を構成するCPU6に送出される。CPU
6は入力した画像パターンを2値化処理したうえでRA
M1の画像データ格納領域に格納する。
【0009】図2は前記画像データ格納領域を走査する
走査手段の実施例を示すものであり、直交座標軸成分の
X軸成分とY軸成分がそれぞれ50である点を起点Aと
し、図示の矢印に従って順次走査していく。先ず、走査
の起点AからX軸方向に走査を開始し、B1 点で走査方
向を90度転換してY軸方向に変え、さらに、B2 点で
走査方向を90度転換して再びX軸方向に変え、C1
でも再びY軸方向に走査を転換する。即ち、走査方向は
左まわりであって、転換点ごとに走査方向を90度転換
させ、X軸方向への走査とY軸方向への走査を交互に行
い、かつ、転換点相互間の距離も一定の割合で逐次増加
する。なお、上述した走査手段は同一手順を繰り返して
行うものであるから、この手順をプログラムとしてRO
M4に格納しておく。
【0010】図3は、RAM1の画像データ格納領域に
おける2値化処理した画像パターンを、判り易いよう
に、2値化情報の0は白、1は黒として表現したもので
ある。直交座標上におけるこの画像パターンを所定の走
査手段によって走査し、各画素ごとの2値化情報をRA
M2に格納する。図3から明らかなように、直交座標H
1 (X),H1 (Y)からH2 (X),H2 (Y)の間
における2値化情報は白(0)であり、この一連の2値
化情報の連続数が予め設定したしきい値Tよりも大きい
ものとすると、前記2つの座標H1 (X),H1 (Y)
とH2 (X),H2 (Y)を含む直線の方程式は次の通
りである。 H1 (Y)=aH1 (X)+b H2 (Y)=aH2 (X)+b なお、しきい値Tの決定方法としては、同一事象が連続
して発生する回数の平均をDとし、安全率をβとする
と、 T≡β×D によって決定できる。前記連立1次方程式の常数aは次
式によって求められる。 a=〔H2 (Y)−H1 (Y)〕/〔H2 (X)−H1
(X)〕 この常数aは前記連立1次方程式によって表現された直
線の勾配を示すものであるから、画像パターンにおける
外周直線の勾配が判明する。従って、バーコード等によ
って構成された画像パターンが正しく読み取れる状態に
あるかどうか、容易に判別することが可能となる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による画
像パターンにおける外周直線の検出方法は、規則性のあ
る複数の直線によって構成した画像パターンを読み取っ
て2値化変換したうえでメモリの格納領域に格納してお
き、予め設定した走査手段によって格納されている画像
パターンの2値化情報を検出して同一の2値化情報がし
きい値以上連続して検出される最初と最後の2点の直交
座標軸成分を求め、この2点を含む直線の勾配を算出す
ることによって画像パターンにおける外周直線成分の勾
配を検出する。従って、バーコード等によって構成され
た画像パターンが正しく読み取ることができる状態にあ
るかどうか容易に判別することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】画像パターン走査手段の実施例。
【図3】画像データ格納領域内における画像パターン。
【符号の説明】
1 画像パターン 2 CCDカメラ 3 A/D変換器 4 ROM 5 RAM 6 CPU 10 マイコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規則性のある複数の直線によって構成し
    た画像パターンを光学的手段によって読み取って光電変
    換し、光電変換された画像パターンをA/D変換したう
    えでマイコンのCPUに入力させ、2値化変換した前記
    画像パターンを前記マイコンのメモリの格納領域に格納
    しておき、 予め設定してある走査手段により前記メモリの格納領域
    を順次走査して直交座標上における画像パターンを構成
    する各画素の2値化情報を検出して記録し、予め設定し
    たしきい値よりも多く連続して検出される同一2値化情
    報列の前後2点における各画素の直交座標軸成分を求
    め、 前記2点の直交座標軸成分を含む直線を表す連立方程式
    から2点を結ぶ直線の勾配を算出し、画像パターンにお
    ける外周直線の勾配を検出することを特徴とする画像パ
    ターンにおける外周直線の検出方法。
JP4126732A 1992-04-20 1992-04-20 画像パターンにおける外周直線の検出方法 Pending JPH05298468A (ja)

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