JPH0529830A - ユニツト分離型マイクロ波通信機 - Google Patents
ユニツト分離型マイクロ波通信機Info
- Publication number
- JPH0529830A JPH0529830A JP20616191A JP20616191A JPH0529830A JP H0529830 A JPH0529830 A JP H0529830A JP 20616191 A JP20616191 A JP 20616191A JP 20616191 A JP20616191 A JP 20616191A JP H0529830 A JPH0529830 A JP H0529830A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- antenna
- arm
- connection line
- microwave communication
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ＲＦユニットとＩＦベースバンドユニットが
分離されたアンテナの設置を容易に行うとともに、外観
上の美観を損なうことを防止する。 【構成】 ＲＦユニット２をＩＦベースバンドユニット
に接続するための接続線路４を、このＲＦユニットをア
ンテナ１に固定支持するためのアーム３の中を通し、か
つこの接続線路をアンテナの固定部５に設けたコネクタ
６に接続する。このコネクタには、アンテナ設置時にＩ
Ｆレベルチェッカーを接続し、受信レベルの最大方向を
確認することができる。
分離されたアンテナの設置を容易に行うとともに、外観
上の美観を損なうことを防止する。 【構成】 ＲＦユニット２をＩＦベースバンドユニット
に接続するための接続線路４を、このＲＦユニットをア
ンテナ１に固定支持するためのアーム３の中を通し、か
つこの接続線路をアンテナの固定部５に設けたコネクタ
６に接続する。このコネクタには、アンテナ設置時にＩ
Ｆレベルチェッカーを接続し、受信レベルの最大方向を
確認することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はマイクロ波通信機に関
し、特にアンテナに設けられるＲＦユニットとＩＦベー
スバンドユニットとが分離されたマイクロ波通信機に関
する。
し、特にアンテナに設けられるＲＦユニットとＩＦベー
スバンドユニットとが分離されたマイクロ波通信機に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、オフセットパラボラアンテナを用
い、ＲＦユニットとＩＦベースバンドユニットが分離さ
れた構成のマイクロ波通信機として、図４に外観図に示
す構成のものがある。ここで、ＲＦユニット２はアーム
３によってオフセットパラボラアンテナ１の固定部５に
支持されており、これらは屋外で使用される。又、ＩＦ
ベースバンドユニット７はＲＦユニット２に接続線路
（通常は同軸ケーブル）４で接続されて信号及び電源の
供給が行われ、これは通常屋内で使用される。
い、ＲＦユニットとＩＦベースバンドユニットが分離さ
れた構成のマイクロ波通信機として、図４に外観図に示
す構成のものがある。ここで、ＲＦユニット２はアーム
３によってオフセットパラボラアンテナ１の固定部５に
支持されており、これらは屋外で使用される。又、ＩＦ
ベースバンドユニット７はＲＦユニット２に接続線路
（通常は同軸ケーブル）４で接続されて信号及び電源の
供給が行われ、これは通常屋内で使用される。
【０００３】ところで、この種のアンテナシステムを設
置する場合、アンテナの方向調整を行う必要がある。例
えば、ＤＢＳ（直接放送衛星受信システム）受信アンテ
ナの場合には、アンテナの方向を変化させて衛星からの
到来電波が最大レベルとなる方向にアンテナ方向を調整
する。又、ＶＳＡＴ（Very Small Aparture Terminal）
のように衛星を使用する場合も同様である。地上放送に
おいても、送信機と受信機の方向を正しく対向させる方
向調整が必要となる。そして、このようなアンテナの方
向調整に際しては、アンテナを最適方向に向けるために
は受信レベルを確認する必要があり、このために通常で
はＲＦユニット２の端子部、或いはＲＦユニット２に接
続された同軸ケーブル４にＩＦレベルチェッカーを接続
し、このチェッカーを利用して受信レベルの最大方向を
見い出している。
置する場合、アンテナの方向調整を行う必要がある。例
えば、ＤＢＳ（直接放送衛星受信システム）受信アンテ
ナの場合には、アンテナの方向を変化させて衛星からの
到来電波が最大レベルとなる方向にアンテナ方向を調整
する。又、ＶＳＡＴ（Very Small Aparture Terminal）
のように衛星を使用する場合も同様である。地上放送に
おいても、送信機と受信機の方向を正しく対向させる方
向調整が必要となる。そして、このようなアンテナの方
向調整に際しては、アンテナを最適方向に向けるために
は受信レベルを確認する必要があり、このために通常で
はＲＦユニット２の端子部、或いはＲＦユニット２に接
続された同軸ケーブル４にＩＦレベルチェッカーを接続
し、このチェッカーを利用して受信レベルの最大方向を
見い出している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
アンテナシステムを設置する場合には、アンテナは通常
屋外に設置され、しかもベランダの手すり等のように安
全性に問題のある高所に設置されることが多い。このよ
うな場合にはＲＦユニットが方向調整者から離れて届か
なくなるため、ＩＦレベルチェッカーをＲＦユニットに
接続することができなくなる。したがって、従来ではＩ
Ｆベースバンドユニット７に別のケーブルを接続し、こ
のケーブルにＩＦレベルチェッカーを接続して受信レベ
ルを確認しており、この配線接続を行うためにアンテナ
設置作業が面倒になるとともに、必要とされる部品が多
くなるという問題がある。又、従来の構成では、ＲＦユ
ニット２とＩＦベースバンドユニット７を接続する同軸
ケーブル４がアーム３から垂れ下がり、アンテナの外観
上の美観を損なうという問題もある。本発明の目的は、
アンテナの設置を容易に行うとともに、外観上の美観を
損なうことのないマイクロ波通信機を提供することにあ
る。
アンテナシステムを設置する場合には、アンテナは通常
屋外に設置され、しかもベランダの手すり等のように安
全性に問題のある高所に設置されることが多い。このよ
うな場合にはＲＦユニットが方向調整者から離れて届か
なくなるため、ＩＦレベルチェッカーをＲＦユニットに
接続することができなくなる。したがって、従来ではＩ
Ｆベースバンドユニット７に別のケーブルを接続し、こ
のケーブルにＩＦレベルチェッカーを接続して受信レベ
ルを確認しており、この配線接続を行うためにアンテナ
設置作業が面倒になるとともに、必要とされる部品が多
くなるという問題がある。又、従来の構成では、ＲＦユ
ニット２とＩＦベースバンドユニット７を接続する同軸
ケーブル４がアーム３から垂れ下がり、アンテナの外観
上の美観を損なうという問題もある。本発明の目的は、
アンテナの設置を容易に行うとともに、外観上の美観を
損なうことのないマイクロ波通信機を提供することにあ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のマイクロ波通信
機は、ＲＦユニットに接続される接続線路をアームの中
を通し、かつこの接続線路をアンテナの固定部に設けた
コネクタに接続している。接続線路は同軸線路又はトリ
プレート線路として構成し、アーム内に一体的に設ける
ことができる。
機は、ＲＦユニットに接続される接続線路をアームの中
を通し、かつこの接続線路をアンテナの固定部に設けた
コネクタに接続している。接続線路は同軸線路又はトリ
プレート線路として構成し、アーム内に一体的に設ける
ことができる。
【０００６】
【作用】本発明によれば、アンテナの設置に際して必要
とされる受信レベルは、ＩＦレベルチェッカーをアンテ
ナ固定部に設けたコネクタに接続して行うことができ
る。又、ＲＦユニットに接続される接続線路をアームで
覆い、接続線路の露出が防止される。
とされる受信レベルは、ＩＦレベルチェッカーをアンテ
ナ固定部に設けたコネクタに接続して行うことができ
る。又、ＲＦユニットに接続される接続線路をアームで
覆い、接続線路の露出が防止される。
【０００７】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の実施例を示す概略図である。同図に
おいて、ＲＦユニット２はオフセットパラボラアンテナ
１にアーム３で固定支持されている。又、ＲＦユニット
２に接続される接続線路４はＲＦユニット２からアーム
３の中を通り、アーム３をオフセットパラボラアンテナ
１に固定させるアンテナの固定部５に配設した同軸コネ
クタ６に接続している。そしてＲＦユニット２への信号
の入出力及び電源供給は、この同軸コネクタ６に接続さ
れる図外の同軸ケーブルによって行われ、この同軸ケー
ブルを介して図外のＩＦベースバンドユニットに接続さ
れる。
る。図１は本発明の実施例を示す概略図である。同図に
おいて、ＲＦユニット２はオフセットパラボラアンテナ
１にアーム３で固定支持されている。又、ＲＦユニット
２に接続される接続線路４はＲＦユニット２からアーム
３の中を通り、アーム３をオフセットパラボラアンテナ
１に固定させるアンテナの固定部５に配設した同軸コネ
クタ６に接続している。そしてＲＦユニット２への信号
の入出力及び電源供給は、この同軸コネクタ６に接続さ
れる図外の同軸ケーブルによって行われ、この同軸ケー
ブルを介して図外のＩＦベースバンドユニットに接続さ
れる。
【０００８】この構成においては、アンテナの方向調整
を行う際には、ＩＦレベルチェッカーを同軸コネクタ６
に接続することにより容易に行うことができる。したが
って、ＩＦレベルチェッカーをＲＦユニット２に接続す
る必要はなく、高所等におけるアンテナの設置を容易に
しかも安全に行うことができる。又、ＩＦレベルチェッ
カーを別の線路を用いてＩＦベースバンドユニットに接
続する必要もない。しかも、この構成ではＲＦユニット
２と同軸コネクタ６を接続する接続線路４をアーム３の
中を通したので、接続線路４が露出されて外観の見栄え
が損なわれたり、風等によって断線され、或いは被覆が
損傷されるようなこともない。
を行う際には、ＩＦレベルチェッカーを同軸コネクタ６
に接続することにより容易に行うことができる。したが
って、ＩＦレベルチェッカーをＲＦユニット２に接続す
る必要はなく、高所等におけるアンテナの設置を容易に
しかも安全に行うことができる。又、ＩＦレベルチェッ
カーを別の線路を用いてＩＦベースバンドユニットに接
続する必要もない。しかも、この構成ではＲＦユニット
２と同軸コネクタ６を接続する接続線路４をアーム３の
中を通したので、接続線路４が露出されて外観の見栄え
が損なわれたり、風等によって断線され、或いは被覆が
損傷されるようなこともない。
【０００９】図２は本発明の他の実施例の概略図であ
る。ここでは、アーム３ＡはＲＦユニット２とアンテナ
１の固定部５に樹脂で一体に成形されている。そして、
このアーム３Ａの内部に接続線路４Ａを一体に成形して
いる。この接続線路４Ａはトリプレート線路として構成
される。トリプレート線路は、図３に断面図を示すよう
に、信号伝送ライン１１を薄い誘電体１２を介してグラ
ンドライン１３により上下を挟み、周囲を樹脂１４で一
体化させた構造をしている。グランドライン１３で信号
伝送ライン１１の上下を挟むために、外部からの雑音の
影響を受け難く、しかも構造が平面的で簡単な事から、
安価に製造することが可能である。
る。ここでは、アーム３ＡはＲＦユニット２とアンテナ
１の固定部５に樹脂で一体に成形されている。そして、
このアーム３Ａの内部に接続線路４Ａを一体に成形して
いる。この接続線路４Ａはトリプレート線路として構成
される。トリプレート線路は、図３に断面図を示すよう
に、信号伝送ライン１１を薄い誘電体１２を介してグラ
ンドライン１３により上下を挟み、周囲を樹脂１４で一
体化させた構造をしている。グランドライン１３で信号
伝送ライン１１の上下を挟むために、外部からの雑音の
影響を受け難く、しかも構造が平面的で簡単な事から、
安価に製造することが可能である。
【００１０】このように構成すれば、アーム３Ａを樹脂
化するとともに接続線路４Ａを一体的にモールドしてい
るので、構成部品点数を低減させ、省資源化，低価格化
が図れ、量産性に富むという効果を得ることができる。
又、信号線路４Ａをアーム３Ａに一体化したことで、図
１の実施例と同様に、外観上の美観を損なうことがない
とともに、アンテナの方向調整を容易に行うことができ
ることは言うまでもない。
化するとともに接続線路４Ａを一体的にモールドしてい
るので、構成部品点数を低減させ、省資源化，低価格化
が図れ、量産性に富むという効果を得ることができる。
又、信号線路４Ａをアーム３Ａに一体化したことで、図
１の実施例と同様に、外観上の美観を損なうことがない
とともに、アンテナの方向調整を容易に行うことができ
ることは言うまでもない。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように本発明はＲＦユニッ
トに接続される接続線路を、ＲＦユニットをアンテナに
支持するためのアームの中を通し、このアームの固定部
に設けたコネクタに接続しているので、コネクタにＩＦ
チェッカーを接続することでアンテナの方向調整を容易
にしかも安全に行うことができるとともに、接続線路が
アームの外部に露出されることがなく、アンテナの外観
上の美観を改善することができる効果がある。又、アー
ムを樹脂化するとともに、アーム内に接続線路を一体的
にモールドすることにより、部品点数を低減して省資源
化、低価格化を図り、かつ量産性をも改善することがで
きる効果がある。
トに接続される接続線路を、ＲＦユニットをアンテナに
支持するためのアームの中を通し、このアームの固定部
に設けたコネクタに接続しているので、コネクタにＩＦ
チェッカーを接続することでアンテナの方向調整を容易
にしかも安全に行うことができるとともに、接続線路が
アームの外部に露出されることがなく、アンテナの外観
上の美観を改善することができる効果がある。又、アー
ムを樹脂化するとともに、アーム内に接続線路を一体的
にモールドすることにより、部品点数を低減して省資源
化、低価格化を図り、かつ量産性をも改善することがで
きる効果がある。
【図１】本発明のマイクロ波通信機の一実施例の概略斜
視図である。
視図である。
【図２】本発明の他の実施例の概略斜視図である。
【図３】図２のアームの断面図である。
【図４】従来のマイクロ波通信機の概略斜視図である。
１ アンテナ
２ ＲＦユニット
３，３Ａ アーム
４，４Ａ 接続線路
５ アンテナ固定部
６ コネクタ
Claims (2)
- 【請求項１】 アンテナに設けるＲＦユニットとＩＦベ
ースバンドユニットが分離されたマイクロ波通信機にお
いて、前記ＲＦユニットに接続される接続線路を、ＲＦ
ユニットをアンテナに固定支持するためのアームの中を
通し、かつこの接続線路をアンテナの固定部に設けたコ
ネクタに接続したことを特徴とするユニット分離型マイ
クロ波通信機。 - 【請求項２】 接続線路は同軸線路又はトリプレート線
路であり、前記アーム内に一体的に設けられてなる請求
項１のユニット分離型マイクロ波通信機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20616191A JPH0529830A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ユニツト分離型マイクロ波通信機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20616191A JPH0529830A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ユニツト分離型マイクロ波通信機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0529830A true JPH0529830A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16518816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20616191A Pending JPH0529830A (ja) | 1991-07-24 | 1991-07-24 | ユニツト分離型マイクロ波通信機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0529830A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0758543A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Nec Corp | アンテナ装置 |
| US5448254A (en) * | 1994-03-31 | 1995-09-05 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Mechanism for mounting a receiving/transmitting horn in a satellite dish |
-
1991
- 1991-07-24 JP JP20616191A patent/JPH0529830A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0758543A (ja) * | 1993-08-13 | 1995-03-03 | Nec Corp | アンテナ装置 |
| US5448254A (en) * | 1994-03-31 | 1995-09-05 | Thomson Consumer Electronics, Inc. | Mechanism for mounting a receiving/transmitting horn in a satellite dish |
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