JPH05297918A - ロボット装置 - Google Patents

ロボット装置

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JPH05297918A
JPH05297918A JP10659592A JP10659592A JPH05297918A JP H05297918 A JPH05297918 A JP H05297918A JP 10659592 A JP10659592 A JP 10659592A JP 10659592 A JP10659592 A JP 10659592A JP H05297918 A JPH05297918 A JP H05297918A
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JP
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hand
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force
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JP10659592A
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English (en)
Inventor
Mitsuru Shiraishi
満 白石
Yasuyuki Nakada
康之 中田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 連動する複数の指により被作業物を把持する
ロボット装置に関し、被作業物に外力が作用してもこれ
を安定に把持する。 【構成】 アクチュエータ13により指14,15を連動
して駆動し被作業物34を把持する。指14,15に外部
より作用する力は第1の検出手段16,17で検出され
る。アーム11は駆動信号hdに応じ第1の制御部22
に制御されてハンド12を駆動する。比較部20は指1
4,15の第1の検出手段16,17よりの第1の検出信号
1,h2 を比較して第1の検出信号h1,h2 のうちの最
小値検出信号hmin を選択出力する。第2の制御部21
は最小値検出信号hmin が外部より指令される値ho と
なるようアクチュエータ13を駆動制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロボット装置に係り、特
に、連動する複数の指により被作業物を把持するよう構
成されたロボット装置に関する。
【0002】例えば情報機器の分野においては、近年、
製品の小型軽量化を図るために薄肉構造のプラスチック
製品が多く使用され、より厳しい寸法条件のもとで設計
がなされるようになってきている。このような状況にお
いて、薄肉構造の部品の信頼性の評価を行うためには、
充分な疲労試験が必要となる。例えば蓋等の疲労試験
は、従来、作業者の手作業により行われる場合が多かっ
た。しかし、同一の動作を繰り返し実施する疲労試験は
作業者にとって肉体的、精神的な負担が大きいため、そ
の自動化が強く要求されている。そこで、本発明装置に
よりこれらの疲労試験を自動的に行おうとするものであ
る。
【0003】
【従来の技術】従来、ロボット装置による部品(被作業
物)の疲労試験は、被作業物に過大な力が加わって損傷
することのないようにその材料、形状に応じて予め設定
される一定の把持力をロボット装置の複数の指に付与し
て被作業物を把持することにより行われていた。しか
し、薄肉化されたプラスチック製品の場合は特に変形し
易く、把持力の設定が困難であった。
【0004】図6は、ハンドの把持力を制御するための
従来のロボット装置10をモデル的に示したものであ
る。
【0005】図6において、ロボットアーム1(以下、
アームと称する)の先端にはハンド2が配設されてい
る。アーム1は、ロボットハンド2(以下、ハンドと称
する)をX,Y,Z3方向への直線移動とZ軸の回りの
回転動作を自在に行えるよう構成された、所謂、直交座
標型ロボットのアームである。
【0006】ハンド2の下方には、モータ3に駆動さ
れ、図中水平に相反する方向に連動して被作業物8を把
持するよう構成された棒状の指4,5が配設されてい
る。指4には把持力を検出する把持力センサ6が装着さ
れ、把持力センサ6の検出信号hはハンド制御部7に出
力される。
【0007】一方、ハンド制御部7には外部より所望の
把持力指令値hO が入力されている。ハンド制御部7
は、検出信号hに応じて指4,5による把持力を把持力
指令値hO で指令される力とするようモータ3に流す駆
動電流Id を制御する。
【0008】上記のように構成したロボット装置10に
より、指4,5による把持力を常に外部より指令した所
望の値に制御して被作業物を把持する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のロボット装置によれば、疲労試験の作業内容によって
は被作業物を安定に把持できない場合がある。
【0010】図7は、図6に示したロボット装置10の
問題点を説明するための図である。図7において、アー
ム1が被作業物8を把持した状態でX1 方向に駆動され
ていて、たとえば装置の固定台9に被作業物8が衝突し
た場合を考える。
【0011】一点鎖線で示す位置で被作業物8が固定台
9に衝突して被作業物8のX1 方向への移動が固定台9
により規制されると、指4はハンド2とともにX1 方向
に駆動されているため把持力センサ6に被作業物8から
図中左向きの外力fが加わる。このとき把持力センサ6
には指令値hO で指令した把持力f0 と外力fが加わる
ので、ハンド制御装置7 は駆動電流Id を減少させてこ
れらの合力を指令された把持力f0 とするよう制御す
る。
【0012】この結果、指4,5はハンド2のX1 方向
への移動とともに実線で示すように開かれ、指4は被作
業物8に当接するが他方の指5は被作業物8に当接しな
くなる。このように、被作業物8が他の部材に接触して
外力が作用すると、被作業物8の把持位置が不安定にな
ったり、被作業物8を把持できずに落下させてしまい、
試験を安定に遂行できなくなる問題があった。
【0013】上記の点に鑑み本発明では、把持した被作
業物に外力が作用してもこれを安定に把持することので
きるロボット装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の問題は以下のとお
り構成することにより解決される。
【0015】すなわち、請求項1の発明では図1の原理
構成図のとおり、外部より作用する力を検出する第1の
検出手段16,17を有する複数の指14,15と複数
の指14,15により被作業物34を把持するよう複数
の指14,15を連動して駆動するアクチュエータ13
とが配設されたハンド12と、ハンド12を少なくとも
複数の指14,15の開閉方向と平行方向に駆動可能に
配設されたアーム11と、外部よりの駆動信号hdに応
じた方向にハンド12を駆動するようアーム11を駆動
制御する第1の制御部22と、複数の指14,15夫々
の第1の検出手段16,17よりの複数の第1の検出信
号h1 、h2 を比較して複数の第1の検出信号h1 、h
2 のうちの最小値検出信号hmin を選択出力する比較部
20と、比較部20よりの最小値検出信号hmin が外部
より指令される値ho となるようアクチュエータ13を
駆動制御する第2の制御部21とによりロボット装置3
1を構成した。
【0016】また請求項2の発明では、複数の指夫々の
第1の検出手段よりの複数の第1の検出信号から所定の
演算によって得た演算値を第1の制御部に出力する演算
部を具備し、複数の指により被作業物を破損させること
なく把持すべく演算値が第1の制御部の外部より指令さ
れた値となるように第1の制御部によりアームを介して
ハンドを移動制御するよう構成した。
【0017】また請求項3の発明では、ハンドに対して
外部から作用する力を検出する第2の検出手段を具備
し、複数の指により被作業物を破損させることなく把持
すべく第2の検出手段よりの第2の検出信号が第1の制
御部の外部より指令された値となるように第1の制御部
によりアームを介してハンドを移動制御するよう構成し
た。
【0018】
【作用】上記請求項1の構成によれば、連動する複数の
指14,15により被作業物34を把持したアーム11
を第1の制御部22によって駆動信号hdに応じた方向
に駆動して被作業物34がたとえば装置の固定台等に衝
突した時に複数の指14,15に作用する力が第1の検
出手段16,17により第1の検出信号h1 、h 2 とし
て検出される。h1 、h2 は比較部20において大小を
比較され、最も小さい検出信号が最小値検出信号hmin
として選択出力される。
【0019】第2の制御部21には最小値検出信号hmi
n と外部より指令される値ho とが入力されてhmin が
ho に追従するよう制御され、複数の指14,15に作
用する力のうち最小値が外部より指令される値ho とさ
れるよう作用する。
【0020】また請求項2の構成によれば、演算部にお
いて第1の検出信号から所定の演算によって得られた演
算値が外部より指令された値となるよう第1の制御部に
よりハンドが移動制御されるよう作用する。
【0021】すなわち、被作業物を把持したハンドを第
1の制御部によって駆動して被作業物が装置の固定台等
に衝突して複数の指に作用する力が不均一となった時
に、複数の指により被作業物を破損させることなく把持
すべく、たとえば複数の第1の検出信号のうち最大値か
ら最小値を減ずるよう設定した演算値が外部より指令さ
れた値零となるようハンドが制御されると複数の指に作
用する力が均一となるよう作用する。
【0022】また請求項3の構成によれば、第2の検出
手段により第2の検出信号として検出された外部よりハ
ンドに作用する力が外部より指令された値となるよう第
1の制御部によりハンドが移動制御されるよう作用す
る。
【0023】すなわち、被作業物を把持したハンドを第
1の制御部によって駆動して被作業物が装置の固定台等
に衝突してハンドに外力が作用した時に、複数の指によ
り被作業物を破損させることなく把持すべく、ハンド作
用する外力がたとえば外部より指令された値零となるよ
うハンドが制御されるよう作用する。
【0024】
【実施例】図2は本発明の一実施例の構成図、図3は本
発明の一実施例におけるハンドの構成を具体的に示す二
面図、図4は本発明の一実施例による作業の一例を示す
図である。各図において、図1と同一構成部分には同一
符号を付し、以下図2乃至図4とともに本発明の一実施
例について説明する。
【0025】初めに、ハンドの構成について説明する
に、図3において(A)は正面図、(B)は側面図であ
り、両図において本発明に直接関係のない部分は説明の
都合上一部簡略化して示してある。
【0026】図中、ハウジング40の右側には、回転位
置検出用のエンコーダを有するモータ13(アクチュエ
ータ)が配設されている。モータ13の回転運動は、中
間部44の左右に同軸上に互いに逆方向に螺刻されたネ
ジ42、43に歯車49、50を介して伝達される。ネ
ジ42には指14の一端に配設されたナット45が、ネ
ジ43には指15の一端に配設されたナット46が夫々
螺合している。
【0027】モータ13が回転してネジ42、43が一
方に回転すると指14がX1 方向、指15がX2 方向に
移動する。以下、この状態を指14,15が閉じるとい
う。また、ネジ42、43が他方に回転すると指14が
2 方向、指15がX1 方向に移動する。以下、この状
態を指14,15が開くという。
【0028】ハウジング40にネジ止めされたガイド部
材47,48の内部にはスライドベアリング(図示せ
ず)が装着され、指14,15が開閉する時にCW,CCW方
向に回転しないように、ナット45,46はX1 −X2
方向に直線的に案内される。
【0029】遮光板71は指14とともにX1 −X2
向に移動し、指14がX2 方向に移動してナット45が
左側のストッパ73に当接する位置の近くになるとフォ
トセンサ70の光信号を遮断する。これにより指14の
原点位置を検出するよう構成されている。なおこの時、
指15に装着されたナット46は右側のストッパ74に
当接する位置の近くとされている。
【0030】指14と指15は図示のとおり左右対称の
構成であり,以下、指15について説明する。指15
(14)はその中央の一部に「コ」の字状の切り欠き6
2(52)を有し、肉厚の薄い部分は平行バネを構成す
るべく板バネ63(53)、64(54)を形成してい
る。これにより、指15(14)にX1 −X2 方向の力
が加わった時に板バネ63(53)、64(54)が撓
み、指15(14)の先端部はネジ43(42)に対し
て平行に移動する。
【0031】板バネ63(53)にはひずみゲージ65
(55)、66(56)が配設されている。指15(1
4)が被作業物を把持した時に指15(14)に作用す
る把持力とひずみゲージ65(55)、66(56)で
検出する板バネ63(53)のひずみ量とは比例するこ
とが知られている。
【0032】したがって、予めひずみ量と把持力との関
係を求めておけばひずみ量から指15(14)に加わる
力を検出することが出来る。このように、板バネ63
(53)、64(54)とひずみゲージ65(55)、
66(56)とにより第1の検出手段である把持力セン
サ16(17)を構成している。
【0033】なお、ひずみゲージ65(55)、66
(56)からの図示しないリード線は中継端子67(5
7)に中継されてコネクタ72より出力される。また、
68(58)は被作業物を柔軟に把持するためのたとえ
ばゴム製の接触部材である。
【0034】つづいて図2に戻って装置の構成について
説明するに、同図において、ロボット装置32には、ア
ーム11とハンド12との間に第2の検出手段である6
軸力センサ18が設けられている。
【0035】6軸力センサ18はX,Y,Z方向に作用
する力を検出可能なセンサであるが、本実施例ではハン
ド12に対して指14、15の開閉方向と同一方向に作
用する力fh(以下、この方向の力を水平力とする)を
第2の検出信号h3 として検出して第1の制御部24に
出力するよう構成されている。
【0036】第1の制御部24には前述のとおりアーム
11を駆動するための駆動信号hdが入力されるととも
に、6軸力センサ18で検出する水平力fhを外部より
指令する水平力信号Fhが入力されている。そして、水
平力fhが水平力信号Fhで指令される値となるようア
ーム11が第1の制御部24により制御される。
【0037】一方、第2の制御部21は比較部20より
の最小値検出信号hmin が外部より指令される把持力指
令値ho に追従するようにモータ13に流す駆動電流I
dを可変制御する。
【0038】以上の構成のロボット装置31により、薄
肉化されたプラスチック製品等の被作業物34を指1
4、15により把持して疲労試験等の繰り返し作業を円
滑に行うことが可能となる。
【0039】すなわち、図4に示すとおり、テーブル3
6に固着された固定治具35により被作業物本体33を
固定して被作業物本体33に被作業物であるプラスチッ
ク製の蓋34を繰り返し着脱する疲労試験において、本
実施例を適用することが考えられる。
【0040】上記の疲労試験においては、蓋34を一定
の把持力で把持しつつ着脱動作をするよう指14,15
の開閉(X1 −X2 の移動)及びアーム11のZ1 −Z
2 方向の移動が制御される。指14、15の把持力は通
常は指令値ho に追従するよう制御されている。
【0041】しかし、誤って他の部材が蓋34に衝突
し、たとえば図2に示すとおり蓋34に水平力fhが作
用すると、把持力センサ16には指令した把持力指令値
ho に応じた力fo と外部からの水平力fhが加わり、
一方、把持力センサ17に作用する力は弱まる。そし
て、比較部20は把持センサ17よりの弱まった検出信
号h2 を最小値検出信号hmin として選択出力する。
【0042】そして、第2の制御部21は前記のとおり
最小値検出信号hmin が外部より指令される把持力指令
値ho に追従するように制御し、指14、15をさらに
閉じる方向に駆動電流Idを可変制御する。したがっ
て、蓋34はしっかりと把持されて落下することがな
い。
【0043】ところで一方、6軸力センサ18は蓋34
の衝突による外部からの水平力を第2の検出信号h3
して検出する。また第1の制御部24は、前述のとおり
6軸力センサ18で検出する水平力fhが外部より水平
力信号Fhで指令される値となるようアーム11を移動
制御する。
【0044】たとえば、水平力fhが零となるような水
平力信号Fhを与えておくと、6軸力センサ18の検出
出力が零となり指14への外力が零となるようアーム1
1が移動制御される。すなわち、アーム11がX2 方向
へ移動制御されて指14には外部からの水平力が作用し
なくなる。
【0045】この結果、指14,15に作用する力は等
しく指自身による把持力だけとなる。すなわち、蓋34
への把持力は弱められ、把持力指令値ho で指令される
力となる。
【0046】このように、蓋34の衝突等により指14
または15に外部より水平力が作用すると、蓋34を一
旦強く把持した後に速やかに材質に応じて予め指令され
た適当な把持力fo で把持するよう、モータ13及びア
ーム11が制御される。よって、蓋34を落下させるこ
とがなく、また傷付けることもなく円滑に蓋34の疲労
試験を行うことができる。
【0047】図5は本発明の他の実施例の構成図であ
り、本実施例も図4に示した作業を行うことができる。
図5において、図1及び図2と同一構成部分には同一符
号を付した。
【0048】図5に示すロボット装置33には演算部2
3が設けられ、水平力を検出する6軸力センサは設けら
れていない。演算部23は把持力センサ16,17より
の検出信号h1,h2 の差hopを演算し、第1の制御部2
4へ出力する。第1の制御部24は演算値hopに応じて
前記の一実施例と同様にアーム11を制御し、同様の効
果が得られる。
【0049】前記の6軸力センサはハンド12の慣性力
や質量の影響を受けることがあるのに対し、本実施例で
はそのようなことがないので、水平力を高速で精度良く
制御することができ、作業を高速化することが可能にな
る。
【0050】尚、図4の作業例では蓋34を図中Z1
2 方向に上下させて着脱したが、作業の動作方向とし
てはX方向、Y方向あるいはZ軸回りの回転動作も可能
となるようアーム11を制御できる。また、指14,1
5により被作業物34を直接把持して作業しなくとも、
作業に応じた治具を把持して上記の動作をさせることに
より種々の製品についての様々な作業をロボット装置に
より反復継続して行うことができる。
【0051】したがって、たとえば携帯型パーソナル・
コンピュータやワードプロセッサ等の人手により操作さ
れる様々な機構部品の信頼性評価も自動化することが可
能であり、評価作業を人手によらず行えるのでひいては
製品の開発効率を高めることができる。
【0052】なお、上記の各実施例では一対の指により
被作業物を把持する構成としたが、指の数はこれに限る
ものでなく、3本以上の連動する指に把持力センサを夫
々設けて構成しても良い。
【0053】さらに、作業を反復継続しているときに、
把持センサの検出信号、6軸力センサの検出信号、演算
部による演算値を記録して定量的なデータを蓄積するよ
う構成すれば、測定データを比較分析して各種部品の信
頼性向上を図ることも可能である。
【0054】
【発明の効果】上述の如く請求項1の発明によれば、被
作業物を把持した複数の指に作用する力のうち最小のも
のが最小値検出信号として選択出力されて外部より指令
される値に追従するよう制御されるので、被作業物に外
力が作用するとこの最小値は外部より指令される値に追
従し、他の指に作用する力は外力に応じて外部より指令
される値より大となるので被作業物を把持する力が強ま
り被作業物を落下させることなく確実に把持できる。
【0055】また請求項2又は請求項3の発明によれ
ば、所定の演算によって得られた演算値又は第2の検出
信号が外部より指令された値となるようハンドが移動制
御されるため、これらの値を複数の指により被作業物を
破損させることなく把持すべく設定して被作業物を破損
せず安定的に把持することができる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の一実施例の構成図である。
【図3】本発明の一実施例におけるハンドの構成図であ
る。
【図4】本発明の一実施例による作業の一例を示す図で
ある。
【図5】本発明の他の実施例の構成図である。
【図6】ロボット装置の一例の構成図である。
【図7】図6のロボット装置の問題点を説明するための
図である。
【符号の説明】
11 アーム 12 ハンド 13 アクチュエータ 14,15 指 16,17 把持力センサ(第1の検出手段) 18 6軸力センサ(第2の検出手段) 20 比較部 23 演算部 21 第2の制御部 22,24 第1の制御部 34 被作業物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々が外部より作用する力を検出する第1
    の検出手段(16,17)を有する複数の指(14,1
    5)と該複数の指(14,15)により被作業物(3
    4)を把持するよう該複数の指(14,15)を連動し
    て駆動するアクチュエータ(13)とが配設されたハン
    ド(12)と、 該ハンド(12)を少なくとも該複数の指(14,1
    5)の開閉方向と平行方向に駆動可能に配設されたアー
    ム(11)と、 外部よりの駆動信号(hd)に応じた方向に該ハンド
    (12)を移動するよう該アーム(11)を駆動制御す
    る第1の制御部(22,24)と、 該複数の指(14,15)夫々の第1の検出手段(1
    6,17)よりの複数の第1の検出信号(h1 、h2
    を比較して該複数の第1の検出信号(h1 、h2)のう
    ちの最小値検出信号(hmin )を選択出力する比較部
    (20)と、 該比較部(20)よりの最小値検出信号(hmin)が外部
    より指令される値(ho )となるよう該アクチュエータ
    (13)を駆動制御する第2の制御部(21)とを具備
    したことを特徴とするロボット装置。
  2. 【請求項2】前記複数の指夫々の第1の検出手段(1
    6,17)よりの複数の第1の検出信号(h1 、h2
    から所定の演算によって得た演算値(hop)を前記第1
    の制御部(24)に出力する演算部(23)を具備し、 前記複数の指(14,15)により前記被作業物(3
    4)を破損させることなく把持すべく該演算値(hop)
    が前記第1の制御部(24)の外部より指令された値
    (Fh)となるよう、前記第1の制御部(24)により
    前記アーム(11)を介して前記ハンド(12)を移動
    制御することを特徴とする請求項1記載のロボット装
    置。
  3. 【請求項3】前記ハンド(12)に対して外部から作用
    する力を検出する第2の検出手段(18)を具備し、 前記複数の指(14,15)により前記被作業物(3
    4)を破損させることなく把持すべく該第2の検出手段
    (18)よりの第2の検出信号(h3 )が前記第1の制
    御部(24)の外部より指令された値(Fh)となるよ
    う、前記第1の制御部(24)により前記アーム(1
    1)を介して前記ハンド(12)を移動制御することを
    特徴とする請求項1記載のロボット装置。
JP10659592A 1992-04-24 1992-04-24 ロボット装置 Withdrawn JPH05297918A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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