JPH05296792A - 位相補正機能を備えた位置検出器 - Google Patents

位相補正機能を備えた位置検出器

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JPH05296792A
JPH05296792A JP8635692A JP8635692A JPH05296792A JP H05296792 A JPH05296792 A JP H05296792A JP 8635692 A JP8635692 A JP 8635692A JP 8635692 A JP8635692 A JP 8635692A JP H05296792 A JPH05296792 A JP H05296792A
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JP
Japan
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signal
phase
amplitude
signals
position detector
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JP8635692A
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Shinji Shibata
伸二 柴田
Atsushi Yashiro
淳 家城
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Okuma Corp
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Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 位置検出器において、変位信号検出部のスケ
ール部が姿勢変動しても内挿精度が低下しないようにす
る。 【構成】 変位信号検出部から得られた位相が異なる4
つの信号a1,a2,b1,b2を入力し、信号a2の
位相が信号b1より90°進むように、振幅調整器9A
によって信号b1をある割合だけ信号a2に混合するこ
とにより位相補正を行なう。そして、信号b2の位相が
信号a1より90°遅れるように、振幅調整器9Bによ
って信号a1をある割合だけ信号b2に混合することに
より位相補正を行なう。更にオフセット調整と振幅調整
器を行なった信号に基づいて内挿回路14が内挿し、位
置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、位置検出器に関し、特
に、各々の検出部の信号の位相を調整することにより内
挿精度の向上が可能な位置検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】図8は一般的な光学式の直線位置検出器
の変位信号検出部の一例を示す斜視図であり、図3はそ
の信号処理回路の従来例を示すブロック図である。工作
機械等の移動軸の位置検出では、矢印Z方向に相対移動
する2つの部材の一方に、周期的な主格子4を形成した
第1スケール3が固定され、他方の部材に、主格子4に
対応する周期的な4つの副格子5A,5B,5C,5D
を田の字型に形成した光透過性の第2スケール6と、光
源1及びコリメータレンズ2から構成される発光手段
と、4つの副格子に対応した4つの受光素子7A,7
B,7C,7Dから構成される光電変換手段とを有する
スライダが固定されている。そして、第1スケール3と
第2スケール6との相対移動によって生ずる光量変化が
受光素子7A,7B,7C,7Dによって光電変換され
た後、増幅器8A,8B,8C,8Dによってそれぞれ
増幅され、周期が同一で位相が異なる4つの信号a1,
b1,a2,b2が得られるようになっている。
【0003】図8の例では、第2スケール6の田の字型
に配置された4つの副格子5A,5B,5C,5Dに対
応した受光素子7A,7B,7C,7Dにおいて、下側
にある2つの受光素子7B,7Cから得られる信号を信
号b1と信号a2とし、上側にある2つの受光素子7
A,7Dから得られる信号を信号a1と信号b2として
いる。一般にこれらの信号の位相関係は、信号a1の位
相を0°とすると信号a2の位相は180°、信号b1
の位相は90°そして信号b2の位相は270°となっ
ている。しかし、第2スケール6の副格子5A,5B,
5C,5Dの精度や光軸のずれなどの原因により上記の
ような位相関係になることはまれであり、例えば図4に
示すように位相関係が正しくない信号となってしまう。
【0004】そのため、図3の信号処理回路では、先ず
信号a1の振幅を信号a2の振幅と等しくするため、信
号a1が振幅調整器10Aによって振幅調整される。そ
して、振幅調整された信号a1から信号a2とオフセッ
ト値aofsを減算し、その信号を振幅調整器12によ
って振幅調整することにより、オフセットがなく振幅誤
差がない信号Aとする。一方、信号b1の振幅を信号b
2の振幅と等しくするため、信号b1が振幅調整器10
Bによって振幅調整される。そして、振幅調整された信
号b1から信号b2とオフセット値bofsを減算し、
その信号と、信号Aを振幅調整器13により振幅調整し
た信号とを加算することによって位相を調整し、オフセ
ットがなく信号Aに対して位相が90°進んだ信号Bと
する。ここで、振幅調整された信号Aと信号Bの関係を
図示すると図5のようになる。以上の処理を数式で表す
と下記の数1,数2のようになる。
【0005】
【数1】 A=(a1・Ga−a2−aofs)・Ga2
【数2】B=(b1・Gb−b2−bofs)+Gpb
2・(a1・Ga−a2−aofs) そして、内挿回路14では、信号Aと信号Bより以下の
数3〜数11の演算をして位置POを出力する。
【0006】
【数3】θ=tan−1(A/B) 但し、A≧0かつB>0かつA<Bのとき
【数4】θ=π/2−tan−1(B/A) 但し、A>0かつB>0かつA≧Bのとき
【数5】θ=π/2+tan−1(−B/A) 但し、A>0かつB≦0かつA>−Bのとき
【数6】θ=π−tan−1(A/−B) 但し、A>0かつB<0かつA≦−Bのとき
【数7】θ=π+tan−1(−A/−B) 但し、A≦0かつB<0かつ−A<−Bのとき
【0007】
【数8】θ=3π/2−tan−1(−B/−A) 但し、A<0かつB<0かつ−A≧−Bのとき
【数9】θ=3π/2+tan−1(B/−A) 但し、A<0かつB≧0かつ−A>Bのとき
【数10】θ=2π−tan−1(−A/B) 但し、A<0かつB>0かつ−A≦Bのとき
【数11】PO=P・θ/(2π) 但し、Pは主格子4の周期である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した位置検出器
は、第1スケール3と第2スケール6との相対移動が所
望の姿勢のままで行われる場合は内挿精度に問題は無
い。しかし、図4に示すように信号a1と信号b2、信
号a2と信号b1の位相差が90°ではない場合は、図
8の第2スケール6の部分の点線に示されるような、第
2スケール6のスケール面に垂直な線部を軸とした回転
方向についての姿勢変動(以下、第2スケールの面内回
転と呼ぶ)を伴う、図6に示すように信号a1と信号b
2に対する、信号a2と信号b1の位相がシフトし、数
1,数2によって算出される信号Aと信号Bが図7のよ
うになり、信号Aと信号Bの振幅の比率が等しくなくな
るため、第2スケールの面内回転の回転量と共に内挿精
度が悪化してしまうとう問題があった。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、目盛りトラッ
クが設けられ長手方向に移動する第1スケールと、前記
第1スケールの目盛りトラックに対向した位置にあり第
1スケールとの相対移動に応じて得られる位相がそれぞ
れ90°異なる第1,第2,第3及び第4の信号を出力
する4つの検出部を有し、前記第1から第4の信号に基
づいて位置を検出する位置検出器に関するものであり、
本発明の上記目的は、前記第2の信号を所定の割合で前
記第3の信号に混合することにより前記第3の信号の位
相を調節する第1位相調整手段と、前記第1位相調整手
段によって位相調整された信号と前記第1の信号との差
動信号を出力する第1減算手段と、前記第1の信号を所
定の割合で前記第4の信号に混合することにより前記第
4の信号の位相を調整するようにした第2位相調整手段
と、前記第2位相調整手段によって位相調整された信号
と前記第2の信号との差動信号を出力する第2減算手段
とを備えることにより達成される。
【0010】また、前記4つの検出部を、それぞれが田
の字型に配置することにより達成される。そして、前記
第1減算手段が、前記第1位相調整手段からの信号の振
幅と前記第1の信号の振幅とを等しくする第1振幅調整
手段を備え、前記第2の減算手段が、前記第2位相調整
手段からの信号の振幅と前記第2の信号の振幅とを等し
くする第2振幅調整手段を備えることにより達成され
る。或いは、前記第1減算手段が、前記第2位相調整手
段からの信号の振幅と前記第1の信号の振幅とを等しく
する第1振幅調整手段を備え、前記第2減算手段が、前
記第1位相調整手段からの信号の振幅と前記第2の信号
の振幅とを等しくする第2振幅調整手段を備えることに
より達成される。
【0011】また、前記第1減算手段と前記第2減算手
段の出力信号からこれらの信号のオフセット値をそれぞ
れ減算する第3の減算手段を備えることにより達成され
る。さらに、前記第1から第4の信号からこれらの信号
のオフセット値をそれぞれ減算する第3の減算手段を備
えることにより達成される。また、前記第1から第4の
信号をデジタル値に変換してこれらの振幅,オフセット
及び位相を求め、それらを基に、前記第1,第2位相調
整手段での位相の調整量の決定,前記第1,第2減算手
段での振幅の調整量の決定及び前記第3減算手段でのオ
フセット値の決定を行なうプロセッサを備えることによ
り達成される。
【0012】
【作用】変位信号検出部から得られる位相が異なる4つ
の信号a1,a2,b1,b2に対し、信号b1を所定
の割合だけ信号a2に混合することにより信号b1の位
相に対して信号a2の位相が90°進んだ位相に調整
し、信号a1を所定の割合だけ信号b2に混合すること
により信号a1の位相に対して信号b2の位相が90°
遅れた位相となるように位相を調整するので、変位信号
検出部の信号の位相が変化しても正しい位相差の信号の
基に内挿することが可能となり、内挿精度の低下を回避
できる。
【0013】また、内挿される前の2つの信号の振幅が
等しくなるように振幅を調整するので、検出信号の振幅
の変動による内挿精度の悪化がなくなる。さらに、検出
信号及び位相調整後の差動信号に対してオフセット値を
基に補正するので、オフセットの変化による内挿精度の
悪化がなくなる。また、検出信号をデジタル値に変換
し、デジタル値に基づいて補正パラメータを決定するこ
とにより、経年変化などによる各信号の振幅,オフセッ
ト及び位相の変化があっても内挿情報は悪化しない。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の位相補正機能を備えた位置
検出器の信号処理回路の一例を図3に対応させて示すブ
ロック図である。位置検出器の変位信号検出部は従来技
術と同様のため説明を省略する。図8の受光素子7B,
7Cから得られる図4のような信号b1と信号a2とが
90°位相差となるように、信号a2は、図1の振幅調
整器9Aによって信号b1が振幅調整された信号と加算
され、図2に示される信号a2′となる。そして、信号
a2′の振幅と信号a1の振幅を等しくするため、信号
a1は振幅調整器10Aによって振幅調整され、図2に
示される信号a1′となる。次に、信号a1′から信号
a2′とオフセット値aofsを減算し、その信号を振
幅調整器12によって振幅調整することにより、オフセ
ットがなく振幅誤差がない信号A′とする。
【0015】一方、受光素子7A,7Dから得られる図
4に示す信号a1と信号b2とが90°位相差となるよ
うに、信号b2は、振幅調整器9Bによって振幅調整さ
れた信号a1と加算され図2に示される信号b2′とな
る。信号b1の振幅を信号b2′の振幅と等しくするた
め、信号b1は振幅調整器10Bによって振幅調整され
図2に示される信号b1′となる。そして、信号b1′
は信号b2′とオフセット値bofsを減算され、オフ
セットがなく振幅誤差がない、信号A′に対して位相が
90°進んだ信号B′となる。以上の処理を数式で表す
と下記の数12,数13のようになる。
【0016】
【数12】A′=(a1・Ga−(a2+b1・Gp
a)−aofs)・Ga2
【数13】B′=(b1・Gb−(b2+a1・Gp
b)−bofs) そして、内挿回路14では、信号A′と信号B′より数
3〜数11の演算をして位置POを出力する。ここで、
信号a1,信号a2,信号b1,信号b2の振幅をそれ
ぞれA1,A2,B1,B2とし、オフセットをそれぞ
れOa1,Oa2,Ob1,Ob2とし、信号a1に対
しての位相をそれぞれα2+180°,β1+90°,
β2−90°として、それぞれの信号を以下の数14〜
数17のように表す。
【0017】
【数14】a1=A1・sin(θ)+Oa1
【数15】 a2=A2・sin(θ+α2+180°)+Oa2
【数16】 b1=B1・sin(θ+β1+90°)+Ob1
【数17】 b2=B2・sin(θ+β2−90°)+Ob2 ここで、第1スケールの長手方向への移動距離をZとす
ると、θ=Z/P・360°で表される。そうすると数
12,数13及び図1の補正パラメータGpa,Gp
b,Ga,Gb,Ga2,aofs,bofsは、以下
の数18〜数24で表される。
【0018】
【数18】 Gpa=A2/B1・sin(α2−β1)
【数19】Gpb=B2/A1・sin(−β2)
【数20】Ga=A2/A1・cos(β1−α2)
【数21】Gb=B2/B1・cos(−β2)
【数22】Ga2=B1・Gb/(A1・Ga)
【数23】 aofs=Oa1・Ga−(Oa2+Ob1・Gpa)
【数24】 bofs=Ob1・Gb−(Ob2+Oa1・Gpb)
【0019】また、図1の信号処理回路において、振幅
調整器12を無くし、振幅調整器10Aは、「第2スケ
ールの田の字型に配置された4つの受光素子の上側2つ
の受光素子7A,7Dから得られる信号a1と信号b2
の振幅が等しくなるように、信号a1を振幅調整して信
号a1′とする振幅調整器」とし、振幅調整器10B
は、「第2スケールの田の字型に配置された4つの受光
素子の下側2つの受光素子7B,7Cから出力される信
号b1と信号a2の振幅が等しくなるように、信号b1
を振幅調整して信号b1′とする振幅調整器」としても
同様の効果が得られる。この場合の補正パラメータGp
a′,Gpb′,Ga′,Gb′,aofs′,bof
s′は、以下の数25〜数30で表される。
【0020】
【数25】 Gpa′=A2/B1・sin(α2−β1)
【数26】Gpb′=B2/A1・sin(−β2)
【数27】Ga′=B2/A1・cos(−β2)
【数28】 Gb′=A2/B1・COS(β1−α2)
【数29】aofs′=Oa1・Ga−(Oa2+Ob
1・Gpa)
【数30】bofs′=Ob1・Gb−(Ob2+Ob
1・Gpb)
【0021】また、信号a1,a2,b1,b2をデジ
タル値に変換してからプロセッサに入力して、一般に用
いられる方法(例えば、最大値,最小値から算出する方
法やフーリエ変換によって求められる方法)によって各
信号の振幅A1,A2,B1,B2やオフセットOa
1,Oa2,Ob1,Ob2そして位相α2,β1,β
2を求め、それらを基に補正パラメータである数18〜
数24を決定することにより、経年変化などによる各信
号の振幅,オフセット及び位相の変動から生じる内挿精
度の悪化を回避できる。
【0022】
【発明の効果】変位信号検出部から得られる位相が異な
る4つの信号a1,a2,b1,b2に対し、信号b1
をある割合だけ信号a2に混合することにより信号b1
の位相に対して信号a2の位相が90°進んだ位相とな
るように位相を調整し、信号a1をある割合だけ信号b
2に混合することにより信号a1の位相に対して信号b
2の位相が90°遅れた位相となるように位相を調整
し、信号a1と信号a2の差動信号である信号A′と、
信号b1と信号b2の差動信号である信号B′との振幅
が等しくなるように振幅を調整しているので、第2スケ
ールが面内回転しても信号A′と信号B′との振幅はつ
ねに等しく位相も変化しなくなる。
【0023】したがって、変位信号検出部の第2スケー
ルが面内回転しても内挿精度が低下しない高精度の位置
検出が可能となる。また、信号a1,a2,b1,b2
をデジタル値に変換してからプロセッサに入力して、各
信号の振幅、オフセットそして位相を求め、それらを基
に補正パラメータを決定して補正を行なうので、経年変
化などで各信号の振幅,オフセット及び位相が変化して
も内挿精度が悪化することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の位相補正機能を備えた位置検出器の信
号処理回路の一例を示すブロック図である。
【図2】図4の信号を図1の信号処理回路により位相調
整したときの信号を示す図である。
【図3】従来の位置検出器の信号処理回路の一例を示す
ブロック図である。
【図4】図8の変位信号検出部から出力される信号の一
例を示す図である。
【図5】図4の信号を図3の信号処理回路により処理し
たときの信号を示す図である。
【図6】図8の第2スケールの面内回転が発生した場合
の出力信号の一例を示す図である。
【図7】図6の信号を図3の信号処理回路により処理し
たときの信号を示す図である。
【図8】一般的な光学式の直線位置検出器の変位信号検
出部の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
9A,9B 振幅調整器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目盛りトラックが設けられ長手方向に移
    動する第1スケールと、前記第1スケールの目盛りトラ
    ックに対向した位置にあり第1スケールとの相対移動に
    応じて得られる位相がそれぞれ90°異なる第1,第
    2,第3及び第4の信号を出力する4つの検出部を有
    し、前記第1から第4の信号に基づいて位置を検出する
    位置検出器において、前記第2の信号を所定の割合で前
    記第3の信号に混合することにより前記第3の信号の位
    相を調節する第1位相調整手段と、前記第1位相調整手
    段によって位相調整された信号と前記第1の信号との差
    動信号を出力する第1減算手段と、前記第1の信号を所
    定の割合で前記第4の信号に混合することにより前記第
    4の信号の位相を調整するようにした第2位相調整手段
    と、前記第2位相調整手段によって位相調整された信号
    と前記第2の信号との差動信号を出力する第2減算手段
    とを具備したことを特徴とする位相補正機能を備えた位
    置検出器。
  2. 【請求項2】 前記4つの検出部を、それぞれが田の字
    型に配置するようにした請求項1に記載の位相補正機能
    を備えた位置検出機。
  3. 【請求項3】 前記第1減算手段が、前記第1位相調整
    手段からの信号の振幅と前記第1の信号の振幅とを等し
    くする第1振幅調整手段を備え、前記第2の減算手段
    が、前記第2位相調整手段からの信号の振幅と前記第2
    の信号の振幅とを等しくする第2振幅調整手段を備える
    ようにした請求項1又は2に記載の位相補正機能を備え
    た位置検出器。
  4. 【請求項4】 前記第1減算手段が、前記第2位相調整
    手段からの信号の振幅と前記第1の信号の振幅とを等し
    くする第1振幅調整手段を備え、前記第2減算手段が、
    前記第1位相調整手段からの信号の振幅と前記第2の信
    号の振幅とを等しくする第2振幅調整手段を備えるよう
    にした請求項1又は2に記載の位相補正機能を備えた位
    置検出器。
  5. 【請求項5】 前記第1減算手段と前記第2減算手段の
    出力信号からこれらの信号のオフセット値をそれぞれ減
    算する第3の減算手段を備えるようにした請求項1,
    2,3又は4に記載の位相補正機能を備えた位置検出
    器。
  6. 【請求項6】 前記第1から第4の信号からこれらの信
    号のオフセット値をそれぞれ減算する第3の減算手段を
    備えるようにした請求項1,2,3又は4に記載の位相
    補正機能を備えた位置検出器。
  7. 【請求項7】 前記第1から第4の信号をデジタル値に
    変換してこれらの振幅,オフセット及び位相を求め、そ
    れらを基に、前記第1,第2位相調整手段での位相の調
    整量の決定,前記第1,第2減算手段での振幅の調整量
    の決定及び前記第3減算手段でのオフセット値の決定を
    行なうプロセッサを備えるようにした請求項5又は6に
    記載の位相補正機能を備えた位置検出器。
JP8635692A 1992-03-10 1992-03-10 位相補正機能を備えた位置検出器 Pending JPH05296792A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009099054A1 (ja) * 2008-02-07 2009-08-13 Hitachi Metals, Ltd. 回転角度検出装置、回転機及び回転角度検出方法
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