JPH05296749A - 高炉炉内観測カメラ装置 - Google Patents
高炉炉内観測カメラ装置Info
- Publication number
- JPH05296749A JPH05296749A JP10682192A JP10682192A JPH05296749A JP H05296749 A JPH05296749 A JP H05296749A JP 10682192 A JP10682192 A JP 10682192A JP 10682192 A JP10682192 A JP 10682192A JP H05296749 A JPH05296749 A JP H05296749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bell
- blast furnace
- pile
- cylindrical shaft
- observation camera
- Prior art date
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- Pending
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- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Blast Furnaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 炉内装入物を真上から撮影することのできる
高炉炉内観測カメラ装置を提供する。 【構成】 大ベル取付け用円筒軸４ａの中をケーブル１
１を介して吊り下げ円筒軸４ａの下端に位置させた装入
物表面２を観測する観測カメラ１０と、画像処理装置１
２と、画像処理結果を表示する表示装置とからなる高炉
炉内観測カメラ装置。 【効果】 １台の炉内観測テレビカメラで炉内装入物表
面の全面積を撮影することができ、粒度および面積の歪
みが少ない正確な情報を得ることができる。
高炉炉内観測カメラ装置を提供する。 【構成】 大ベル取付け用円筒軸４ａの中をケーブル１
１を介して吊り下げ円筒軸４ａの下端に位置させた装入
物表面２を観測する観測カメラ１０と、画像処理装置１
２と、画像処理結果を表示する表示装置とからなる高炉
炉内観測カメラ装置。 【効果】 １台の炉内観測テレビカメラで炉内装入物表
面の全面積を撮影することができ、粒度および面積の歪
みが少ない正確な情報を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の装入物表面を観
測する高炉炉内観測カメラ装置に関するものである。
測する高炉炉内観測カメラ装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】高炉炉頂から装入される鉄鉱石、焼結鉱
およびコークス等の装入物の粒度分布や装入物表面の温
度分布を把握することは、高炉の炉況を良好な状態に制
御する上で重要なことである。このため、特開昭５７−
２３０１４号公報に示されているように、炉頂側壁に赤
外線テレビカメラや暗視テレビカメラを取付け、装入物
表面を斜め上方から撮影して装入物の粒度分布や温度分
布を測定している。
およびコークス等の装入物の粒度分布や装入物表面の温
度分布を把握することは、高炉の炉況を良好な状態に制
御する上で重要なことである。このため、特開昭５７−
２３０１４号公報に示されているように、炉頂側壁に赤
外線テレビカメラや暗視テレビカメラを取付け、装入物
表面を斜め上方から撮影して装入物の粒度分布や温度分
布を測定している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
高炉炉内観測カメラ装置では、図２に示すように、テレ
ビカメラ３で装入物表面２を斜め上方から撮影するとき
大ベル４が視野の障害となり、視野が制限される。この
ため、装入物の全表面積を撮影するために、２台以上の
カメラを取付けなければならない。また、粒度および面
積が歪んで撮影されるため、正確な情報が得にくいとい
う問題点があった。
高炉炉内観測カメラ装置では、図２に示すように、テレ
ビカメラ３で装入物表面２を斜め上方から撮影するとき
大ベル４が視野の障害となり、視野が制限される。この
ため、装入物の全表面積を撮影するために、２台以上の
カメラを取付けなければならない。また、粒度および面
積が歪んで撮影されるため、正確な情報が得にくいとい
う問題点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような問
題点を解決しようとするもので、大ベル取付け用円筒軸
の中をケーブルを介して吊り下げ円筒軸の下端に位置さ
せた装入物表面を観測する観測カメラと、画像処理装置
と、画像処理結果を表示する表示装置とからなる高炉炉
内観測カメラ装置である。
題点を解決しようとするもので、大ベル取付け用円筒軸
の中をケーブルを介して吊り下げ円筒軸の下端に位置さ
せた装入物表面を観測する観測カメラと、画像処理装置
と、画像処理結果を表示する表示装置とからなる高炉炉
内観測カメラ装置である。
【０００５】
【作用】本発明では、炉内観測カメラを大ベル取付け用
円筒軸の下端に位置させてあるから、装入物表面を炉中
心で且つ真上から撮影することができる。従って、撮影
視野が広くなり、装入物表面の全面積を撮影することが
できる。また、粒度および面積の歪みが少なく、より正
確な情報が得られる。
円筒軸の下端に位置させてあるから、装入物表面を炉中
心で且つ真上から撮影することができる。従って、撮影
視野が広くなり、装入物表面の全面積を撮影することが
できる。また、粒度および面積の歪みが少なく、より正
確な情報が得られる。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例を以下に図面に基づいて説明
する。図２は高炉のベル式装入装置の説明図である。図
２において、１は高炉々体、２は装入物表面である。大
ベル４は、円筒軸４ａにより吊り下げられ、大ベル開閉
装置４ｃにより上下動するようになっている。そして、
大ベル４は、その上下動により大ベルホッパー４ｂの下
の開口部を開閉する。中ベル５は、円筒軸５ａにより吊
り下げられ、中ベル開閉装置５ｃにより上下動するよう
になっている。中ベル用円筒軸５ａは、大ベル用円筒軸
４ａよりも大径であり、大ベル用円筒軸４ａの外側に嵌
合している。
する。図２は高炉のベル式装入装置の説明図である。図
２において、１は高炉々体、２は装入物表面である。大
ベル４は、円筒軸４ａにより吊り下げられ、大ベル開閉
装置４ｃにより上下動するようになっている。そして、
大ベル４は、その上下動により大ベルホッパー４ｂの下
の開口部を開閉する。中ベル５は、円筒軸５ａにより吊
り下げられ、中ベル開閉装置５ｃにより上下動するよう
になっている。中ベル用円筒軸５ａは、大ベル用円筒軸
４ａよりも大径であり、大ベル用円筒軸４ａの外側に嵌
合している。
【０００７】そして、中ベル５は、その上下動により中
ベルホッパー５ｂの下の開口部を開閉する。小ベル６
は、円筒軸６ａにより吊り下げられ、小ベル開閉装置６
ｃにより上下動するようになっている。小ベル用円筒軸
６ａは、中ベル用円筒軸５ａよりも大径であり、中ベル
用円筒軸５ａの外側に嵌合している。そして、小ベル６
は、その上下動により小ベルホッパー６ｂの下の開口部
を開閉する。旋回ベル７は、円筒軸７ａにより吊り下げ
られ、旋回ベル開閉装置７ｃにより上下動するようにな
っている。旋回ベル用円筒軸７ａは、小ベル用円筒軸６
ａよりも大径であり、小ベル用円筒軸の外側に嵌合して
いる。
ベルホッパー５ｂの下の開口部を開閉する。小ベル６
は、円筒軸６ａにより吊り下げられ、小ベル開閉装置６
ｃにより上下動するようになっている。小ベル用円筒軸
６ａは、中ベル用円筒軸５ａよりも大径であり、中ベル
用円筒軸５ａの外側に嵌合している。そして、小ベル６
は、その上下動により小ベルホッパー６ｂの下の開口部
を開閉する。旋回ベル７は、円筒軸７ａにより吊り下げ
られ、旋回ベル開閉装置７ｃにより上下動するようにな
っている。旋回ベル用円筒軸７ａは、小ベル用円筒軸６
ａよりも大径であり、小ベル用円筒軸の外側に嵌合して
いる。
【０００８】本発明では、上記のように構成されたベル
式装入装置の大ベル用円筒軸４ａの下端に小型の赤外線
カメラまたは暗視カメラを設けて、炉内の装入物の表面
を撮影するものである。
式装入装置の大ベル用円筒軸４ａの下端に小型の赤外線
カメラまたは暗視カメラを設けて、炉内の装入物の表面
を撮影するものである。
【０００９】本発明の炉内観測カメラ装置を図１によ
り、次に説明する。赤外線テレビカメラまたは暗視テレ
ビカメラとしての炉内観測カメラ１０を、大ベル用円筒
軸４ａの上部からその内部に挿入し、ケーブル１１によ
って大ベル用円筒軸４ａの内部を吊り下ろし、大ベル用
円筒軸４ａの下端に位置させる。大ベル用円筒軸４ａの
下端は、大ベル４の内側空洞部に臨んでいるから、炉内
の装入物表面２をその真上から撮影することができる。
炉内観測カメラ１０は、高温とダストの多い環境に曝さ
れるので、水冷装置とカメラレンズの掃除用のダストワ
イパーを備えている。
り、次に説明する。赤外線テレビカメラまたは暗視テレ
ビカメラとしての炉内観測カメラ１０を、大ベル用円筒
軸４ａの上部からその内部に挿入し、ケーブル１１によ
って大ベル用円筒軸４ａの内部を吊り下ろし、大ベル用
円筒軸４ａの下端に位置させる。大ベル用円筒軸４ａの
下端は、大ベル４の内側空洞部に臨んでいるから、炉内
の装入物表面２をその真上から撮影することができる。
炉内観測カメラ１０は、高温とダストの多い環境に曝さ
れるので、水冷装置とカメラレンズの掃除用のダストワ
イパーを備えている。
【００１０】炉内観測テレビカメラ１０で撮影した装入
物表面２の撮影画像信号は、画像処理装置１２で目的の
画像処理が行われ、制御室に置かれたＣＲＴデスプレー
等の表示器１３に表示される。炉内観測テレビカメラ１
０が故障したときは、ケーブル１１によって吊り上げ、
炉外に取り出すことができる。
物表面２の撮影画像信号は、画像処理装置１２で目的の
画像処理が行われ、制御室に置かれたＣＲＴデスプレー
等の表示器１３に表示される。炉内観測テレビカメラ１
０が故障したときは、ケーブル１１によって吊り上げ、
炉外に取り出すことができる。
【００１１】なお、炉内観測カメラ１０に替えて、グラ
スファイバーを大ベル用円筒軸４ａ内部を吊り下ろし、
グラスファイバーの先端を大ベル用円筒軸４ａの先端に
位置させ、炉外にグラスファイバー用カメラを設けるこ
とにより、炉内の装入物表面２を観測するようにしても
よい。
スファイバーを大ベル用円筒軸４ａ内部を吊り下ろし、
グラスファイバーの先端を大ベル用円筒軸４ａの先端に
位置させ、炉外にグラスファイバー用カメラを設けるこ
とにより、炉内の装入物表面２を観測するようにしても
よい。
【００１２】
【発明の効果】本発明は上記のように構成されているか
ら、１台の炉内観測テレビカメラで炉内装入物表面の全
面積を撮影することができ、粒度および面積の歪みが少
なく、従来装置に比べてより正確な情報を得ることがで
きる。
ら、１台の炉内観測テレビカメラで炉内装入物表面の全
面積を撮影することができ、粒度および面積の歪みが少
なく、従来装置に比べてより正確な情報を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の高炉々内観測テレビカメラ装置の説明
図である。
図である。
【図２】高炉のベル装入装置の説明図である。
２ 装入物表面 ４ 大ベル ４ａ 大ベル用円筒軸 ５ 中ベル ５ａ 中ベル用円筒軸 １０ 炉内観測テレビカメラ １１ ケーブル １２ 画像処理装置 １３ 表示器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 純幸 東京都千代田区丸の内１丁目１番２号 日 本鋼管株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 大ベル取付け用円筒軸の中をケーブルを
介して吊り下げ円筒軸の下端に位置させた装入物表面を
観測する観測カメラと、画像処理装置と、画像処理結果
を表示する表示装置とからなる高炉炉内観測カメラ装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10682192A JPH05296749A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 高炉炉内観測カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10682192A JPH05296749A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 高炉炉内観測カメラ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05296749A true JPH05296749A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14443464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10682192A Pending JPH05296749A (ja) | 1992-04-24 | 1992-04-24 | 高炉炉内観測カメラ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05296749A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012047613A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Kajima Corp | 発破ズリの粒径計測方法及びシステム |
-
1992
- 1992-04-24 JP JP10682192A patent/JPH05296749A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012047613A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Kajima Corp | 発破ズリの粒径計測方法及びシステム |
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