JPH0529606Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0529606Y2 JPH0529606Y2 JP1986178786U JP17878686U JPH0529606Y2 JP H0529606 Y2 JPH0529606 Y2 JP H0529606Y2 JP 1986178786 U JP1986178786 U JP 1986178786U JP 17878686 U JP17878686 U JP 17878686U JP H0529606 Y2 JPH0529606 Y2 JP H0529606Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- band
- watch
- watch case
- mounting
- split pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 23
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 23
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 10
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 4
- 229910001347 Stellite Inorganic materials 0.000 description 2
- AHICWQREWHDHHF-UHFFFAOYSA-N chromium;cobalt;iron;manganese;methane;molybdenum;nickel;silicon;tungsten Chemical compound C.[Si].[Cr].[Mn].[Fe].[Co].[Ni].[Mo].[W] AHICWQREWHDHHF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N tungsten carbide Chemical compound [W+]#[C-] UONOETXJSWQNOL-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
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- Clamps And Clips (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は超硬材で作られた時計ケースに、時
計バンドを密着して取付ける取付構造に関する。
計バンドを密着して取付ける取付構造に関する。
従来の時計バンドの取付構造として、第4図
(実開昭48−108662号公報)の一部切欠き平面図
に示すようなものがある。
(実開昭48−108662号公報)の一部切欠き平面図
に示すようなものがある。
この取付構造は、時計ケース1の櫛歯1aに先
が円錐上になつている取付ネジ5を螺着する雌ネ
ジを設け、この雌ネジと連通し、かつ中心を上記
雌ネジの中心よりわずかにずらして、取付ネジ5
の挿入用孔を、時計バンド4の櫛目4aに設け、
上記雌ネジと挿入用孔3の中心が同一線上になる
ように取付ネジ5で、時計バンド4を時計ケース
1に締め付け接合するようにしたものである。
が円錐上になつている取付ネジ5を螺着する雌ネ
ジを設け、この雌ネジと連通し、かつ中心を上記
雌ネジの中心よりわずかにずらして、取付ネジ5
の挿入用孔を、時計バンド4の櫛目4aに設け、
上記雌ネジと挿入用孔3の中心が同一線上になる
ように取付ネジ5で、時計バンド4を時計ケース
1に締め付け接合するようにしたものである。
この従来のバンド取付構造においては、時計ケ
ースを超硬材(タングステンカーバイト又はステ
ライト)にした場合、雌ネジを設けるのが困難で
あり、不可能に近い。
ースを超硬材(タングステンカーバイト又はステ
ライト)にした場合、雌ネジを設けるのが困難で
あり、不可能に近い。
一方、超硬材に雌ネジを設けるのが困難である
ことから、超硬材からなる時計ケースとステンレ
ス製の時計バンドの取付構造を、上記従来例と反
対にし、ステンレス製の時計バンドに雌ネジを設
け、超硬材の時計ケースに挿入用孔を設けること
が考えられる。
ことから、超硬材からなる時計ケースとステンレ
ス製の時計バンドの取付構造を、上記従来例と反
対にし、ステンレス製の時計バンドに雌ネジを設
け、超硬材の時計ケースに挿入用孔を設けること
が考えられる。
しかし、この構造では、超硬材は堅いが,脆い
ため、取付ネジを締め付けたとき、取付ネジと接
する部分が欠けてしまう。
ため、取付ネジを締め付けたとき、取付ネジと接
する部分が欠けてしまう。
このように、時計ケースに超硬材を用いた場合
は、先が円錐のネジで時計ケースとバンドを取付
ける構造は採用できなかつた。
は、先が円錐のネジで時計ケースとバンドを取付
ける構造は採用できなかつた。
この考案は、時計ケースに超硬材を使つた場合
でも、先が円錐形のネジを用いて、時計ケースに
時計バンドを密着して取り付けることのできる取
付け構造を得ようとするものである。
でも、先が円錐形のネジを用いて、時計ケースに
時計バンドを密着して取り付けることのできる取
付け構造を得ようとするものである。
この考案は、超硬材からなる時計ケース11に
突出したバンド取付部11aを設け、前記バンド
取付部11aの左右の側壁はそれぞれ挿入用孔1
1bを有し、また、時計バンド14の先端の左右
に前記バンド取付部11aの側壁と接する取付部
14a,14bを設け、前記取付部14a,14
bの側壁には貫通した雌ネジ部14c,14dを
有し、先が円錐部16になつている取付ネジ15
を前記雌ネジ部14c,14dに螺着することに
より、前記円錐部16が挿入用孔11bを時計ケ
ース11の中心より外側に押しつけることによ
り、時計ケース11と時計バンド14を密着して
取り付ける取付構造において、時計ケース11は
超硬材からできており、また、挿入用孔11bに
挿入した割パイプ17のスリツトは前記時計ケー
ス11の中心方向を向くように配置されており、
さらに、前記取付ネジ15の前記円錐部16は、
先端より順に挿入部16cと、中心軸に対し傾斜
角が5度〜10度のテーパ面を持つ締付部16b
と、円柱状のストレート部16aとからなり、前
記取付ネジ15を回転させることにより、まず、
前記挿入部16cが前記割パイプ17の内側に入
り、更に前記取付ネジ15を回転させることによ
り、前記割パイプ17のスリツトとは反対側の部
分を前記締付部16bが押しつけるようにしたも
のである。
突出したバンド取付部11aを設け、前記バンド
取付部11aの左右の側壁はそれぞれ挿入用孔1
1bを有し、また、時計バンド14の先端の左右
に前記バンド取付部11aの側壁と接する取付部
14a,14bを設け、前記取付部14a,14
bの側壁には貫通した雌ネジ部14c,14dを
有し、先が円錐部16になつている取付ネジ15
を前記雌ネジ部14c,14dに螺着することに
より、前記円錐部16が挿入用孔11bを時計ケ
ース11の中心より外側に押しつけることによ
り、時計ケース11と時計バンド14を密着して
取り付ける取付構造において、時計ケース11は
超硬材からできており、また、挿入用孔11bに
挿入した割パイプ17のスリツトは前記時計ケー
ス11の中心方向を向くように配置されており、
さらに、前記取付ネジ15の前記円錐部16は、
先端より順に挿入部16cと、中心軸に対し傾斜
角が5度〜10度のテーパ面を持つ締付部16b
と、円柱状のストレート部16aとからなり、前
記取付ネジ15を回転させることにより、まず、
前記挿入部16cが前記割パイプ17の内側に入
り、更に前記取付ネジ15を回転させることによ
り、前記割パイプ17のスリツトとは反対側の部
分を前記締付部16bが押しつけるようにしたも
のである。
以下、図面にもとづいて、この考案を説明す
る。第1図から第3図までは、この考案の一実施
例を示し、第1図は時計ケース11と、時計バン
ド14の取付状態を示す、一部切欠き平面図、第
2図はバンド取付部の側面図、第3図は取付ネジ
の拡大側面図である。
る。第1図から第3図までは、この考案の一実施
例を示し、第1図は時計ケース11と、時計バン
ド14の取付状態を示す、一部切欠き平面図、第
2図はバンド取付部の側面図、第3図は取付ネジ
の拡大側面図である。
時計ケース11は超硬材(タングステンカーバ
イト又はステライト等)から成り、硬質である
が、非常に脆い欠点を有する。
イト又はステライト等)から成り、硬質である
が、非常に脆い欠点を有する。
11aはバンド取付部で、左右の側壁にそれぞ
れ挿入用孔11bを有する。
れ挿入用孔11bを有する。
一方、ステンレス材からなる時計バンド14の
先端の左右には、前記バンド取付部11aの側壁
と接する取付部14a,14bを有し、前記取付
部14a,14bの側壁には貫通した雌ネジ部1
4c,14dが設けてある。
先端の左右には、前記バンド取付部11aの側壁
と接する取付部14a,14bを有し、前記取付
部14a,14bの側壁には貫通した雌ネジ部1
4c,14dが設けてある。
15は、外周にネジ部15a、端部に溝15e
を有する取付ネジで、その先端は円錐部16を有
する。
を有する取付ネジで、その先端は円錐部16を有
する。
円錐部16は先より、挿入部16cと、中心軸
に対し5°〜10°のテーパ面を持つ締付部16bと、
円柱状のストレート部16aとからなる。
に対し5°〜10°のテーパ面を持つ締付部16bと、
円柱状のストレート部16aとからなる。
17はステンレス等から出来ている割パイプ
で、バンド取付部11aの挿入用孔11bに圧入
して取付けるものである。
で、バンド取付部11aの挿入用孔11bに圧入
して取付けるものである。
なお、割パイプ17の取付けに際しては、その
スリツトが時計ケース11の中心方向を向くよう
に取付ける。
スリツトが時計ケース11の中心方向を向くよう
に取付ける。
次に、時計ケース11と時計バンドの取付け方
法について説明する。
法について説明する。
まず、挿入用孔11bに割パイプ17を圧入
し、時計ケース11のバンド取付部11aの側壁
と接するように時計バンド14の先端の取付部1
4a,14bを配置する。
し、時計ケース11のバンド取付部11aの側壁
と接するように時計バンド14の先端の取付部1
4a,14bを配置する。
次に、取付ネジ15を雌ネジ部14c,14d
に螺着して、挿入部16cを割パイプ17の中に
挿入する。
に螺着して、挿入部16cを割パイプ17の中に
挿入する。
取付ネジ15を更に締めつけることにより、締
付部16b、ストレート部16aが割パイプ17
を押し付け、時計バンド14を時計ケースに密着
して取付けることができる。
付部16b、ストレート部16aが割パイプ17
を押し付け、時計バンド14を時計ケースに密着
して取付けることができる。
以上説明したように、これまでは、時計ケース
に超硬材を用いた場合は、先が円錐のネジで、時
計ケースとバンドを取付ける構造は採用できなか
つた。
に超硬材を用いた場合は、先が円錐のネジで、時
計ケースとバンドを取付ける構造は採用できなか
つた。
しかし、この考案のように、超硬材からなる時
計ケースの挿入用孔に、割パイプを挿入しておく
ことにより、ネジの円錐部分と超硬材が接するこ
とがないため、取付ネジを捩じ込んだとき、超硬
材の一部が欠けたり反対に、超硬材により取付ネ
ジが削り取られることがなくなつた。
計ケースの挿入用孔に、割パイプを挿入しておく
ことにより、ネジの円錐部分と超硬材が接するこ
とがないため、取付ネジを捩じ込んだとき、超硬
材の一部が欠けたり反対に、超硬材により取付ネ
ジが削り取られることがなくなつた。
また、取付時には、割パイプを挿入孔に入れて
から、時計バンドを取付けるが、割パイプは径を
変えることは容易であるから、割パイプを少々開
き加減にして挿入することにより、挿入孔より抜
け落ちることはない。
から、時計バンドを取付けるが、割パイプは径を
変えることは容易であるから、割パイプを少々開
き加減にして挿入することにより、挿入孔より抜
け落ちることはない。
さらに、割パイプのスリツトの位置を時計ケー
スの中心方向を向くように配置しておくことによ
り、取付ネジを捩じ込んだとき、円錐部分と割パ
イプのスリツトが触れることはない。
スの中心方向を向くように配置しておくことによ
り、取付ネジを捩じ込んだとき、円錐部分と割パ
イプのスリツトが触れることはない。
しかも取付ネジの円錐部は先端より順に挿入
部、締付部、ストレート部から構成されているた
め、割パイプの中に入りやすく、締付けたときに
は強い力で取付ネジの締付部が割パイプの内側を
押しつけるため、時計ケースと時計バンドとを密
着して取付けることができる。
部、締付部、ストレート部から構成されているた
め、割パイプの中に入りやすく、締付けたときに
は強い力で取付ネジの締付部が割パイプの内側を
押しつけるため、時計ケースと時計バンドとを密
着して取付けることができる。
第1図から第3図まではこの考案の一実施例を
示し、第1図は取付構造を示す一部切欠き平面
図、第2図はバンド取付部の側面図、第3図は取
付ネジの拡大側面図、第4図は従来例の取付講造
を示す断面図である。 11……時計ケース、11a……バンド取付
部、11b……挿入用孔、14……時計バンド、
14a,14b……取付部、15……取付ネジ、
15a……ネジ部、16……円錐部、17……割
パイプ。
示し、第1図は取付構造を示す一部切欠き平面
図、第2図はバンド取付部の側面図、第3図は取
付ネジの拡大側面図、第4図は従来例の取付講造
を示す断面図である。 11……時計ケース、11a……バンド取付
部、11b……挿入用孔、14……時計バンド、
14a,14b……取付部、15……取付ネジ、
15a……ネジ部、16……円錐部、17……割
パイプ。
Claims (1)
- 時計ケース11に突出したバンド取付部11a
を設け、前記バンド取付部11aの左右の側壁は
それぞれ挿入用孔11bを有し、また、時計バン
ド14の先端の左右に前記バンド取付部11aの
側壁と接する取付部14a,14bを設け、前記
取付部14a,14bの側壁には貫通した雌ネジ
部14c,14dを設け、先が円錐部16になつ
ている取付ネジ15を前記雌ネジ部14c,14
dに螺着し、前記時計ケース11と、前記時計バ
ンド14が密着するように、前記円錐部16で、
前記挿入用孔11bを押しつける取付構造におい
て、前記時計ケース11は超硬材からなりまた挿
入用孔11bに挿入した割パイプ17のスリツト
は前記時計ケース11の中心方向を向くように配
置されており、さらに、前記取付ネジ15の前記
円錐部16は、先端より順に中心軸に対し傾斜角
が大きい挿入部16cと、中心軸に対し傾斜角が
5度〜10度のテーパ面を持つ締付部16bと、円
柱状のストレート部16aとからなり、前記取付
ネジ15を回転させることにより、まず、前記挿
入部16cが前記割パイプ17の内側に入り、更
に前記取付ネジ15を回転させることにより、前
記割パイプ17のスリツトとは反対側の部分を前
記締付部16bが押しつけるようにしたことを特
徴とする時計バンドの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178786U JPH0529606Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986178786U JPH0529606Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6383018U JPS6383018U (ja) | 1988-05-31 |
JPH0529606Y2 true JPH0529606Y2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=31121244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986178786U Expired - Lifetime JPH0529606Y2 (ja) | 1986-11-20 | 1986-11-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529606Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512975U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-10 | ||
JPS6127455Y2 (ja) * | 1981-03-14 | 1986-08-15 |
-
1986
- 1986-11-20 JP JP1986178786U patent/JPH0529606Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6383018U (ja) | 1988-05-31 |
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