JPH0529583B2 - - Google Patents

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JPH0529583B2
JPH0529583B2 JP58088353A JP8835383A JPH0529583B2 JP H0529583 B2 JPH0529583 B2 JP H0529583B2 JP 58088353 A JP58088353 A JP 58088353A JP 8835383 A JP8835383 A JP 8835383A JP H0529583 B2 JPH0529583 B2 JP H0529583B2
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JP
Japan
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steering
pump
fluid
motor
conduit
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JP58088353A
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English (en)
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JPS5926362A (ja
Inventor
Rii Rau Jimu
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Northrop Grumman Space and Mission Systems Corp
Original Assignee
TRW Inc
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Publication date
Application filed by TRW Inc filed Critical TRW Inc
Publication of JPS5926362A publication Critical patent/JPS5926362A/ja
Publication of JPH0529583B2 publication Critical patent/JPH0529583B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/06Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle
    • B62D5/08Power-assisted or power-driven steering fluid, i.e. using a pressurised fluid for most or all the force required for steering a vehicle characterised by type of steering valve used
    • B62D5/083Rotary valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規且つ改良されたステアリング制御
装置に関し、更に詳細にはポンプの吐出量がステ
アリング作動の開始時に増大されるステアリング
制御装置に関する。
要求される流体量の変化に応答してポンプの吐
出量を変える公知の装置は弁手段即ち流量制御弁
を有している。この弁手段は中間位置から2つの
起動位置のいずれかに作動してポンプの吐出量を
増大したり減少したりするようにステアリングモ
ータ(例えば油圧シリンダ)を作動させる。ポン
プの吐出量が要求される流体量に達したとき弁手
段は中間位置になつてポンプの吐出量が一定に保
持される。要求された流体が多いか又は少ない場
合、弁手段はポンプの吐出量を変えるように起動
される。この従来のシステムでは弁手段はポンプ
の吐出量が増大する前に起動されなければならな
い。
操舵可能な車輪を旋回するようにステアリング
モータ(油圧シリンダ)の作動を制御する公知の
装置は米国特許第4665695号に開示されている。
この米国特許はポンプからステアリングモータへ
の流体を制御するステアリングコントローラ即ち
ステアリング流制御手段による必要な流体の変化
に応答する優先弁を開示している。ステアリング
作動の開始時にはパイロツト流体流が制限、即ち
絞られる。このパイロツト流体流の制限はパイロ
ツト流体ラインにおいて背圧を生じさせる。この
背圧は、優先弁のスプールに作用してこのスプー
ルをステアリング流制御手段に増大した流体流を
向けるように移動する。上述の米国特許に示され
たステアリングシステムは作動モードが全体的に
満足であり且つパワーステアリングシステムに必
要な流体の変化に迅速に応答することができる
が、優先弁が流体量を満足する前に起動されなけ
ればならなかつた。吐出量が可変なポンプがパワ
ーステアリングシステムに用いられたとき、この
ポンプの吐出量は、ステアリング作動の開始時パ
ワーステアリング流体量を満足するために迅速に
増大されなけれならなかつた。もし、ポンプの吐
出量を増大することが、弁手段を起動した後迄遅
れると、ポンプはステアリング作動の開始におい
て必要なパワーステアリング流体量を満足するこ
とができない。
本発明の目的は上述の如き従来技術の課題を解
決し、応答性が良好なステアリング制御装置を提
供することにある。かかる目的を達成するため
に、第一の発明、即ち特許請求の範囲第1項記載
の発明は、操舵し得る車輪を回転するようにステ
アリングモータの作動を行うステアリング制御装
置であつて、吐出量が可変なポンプ20と、前記
ポンプに接続され前記ステアリングモータに供給
される流体圧の変化に応じて前記ポンプの吐出量
を変えるモータ手段24と、該モータ手段に連通
状態に接続されステアリング作動中に前記モータ
手段に供給される流体圧を変化して前記ポンプの
吐出量を変化させるように作動し得る弁手段36
と、ステアリング流制御手段48と、導管手段と
を備え、該ステアリング流制御手段は前記ステア
リングモータの作動を制御し且つ前記ポンプの排
出を増大するためステアリング作動の開始時、前
記弁手段の作動から独立して前記モータ手段への
流体を制御し、前記モータ手段が可変容積室を含
み、前記導管手段はパイロツト流体を前記可変容
積室から前記ステアリング流制御手段に導き、前
記ステアリング流制御手段は、ステアリング作動
の開始時に応答してポンプの排出を増大させるた
めに前記可変容積室の流体圧を増大するようにス
テアリング作動の開始時に可変容積室からのパイ
ロツト流体流を制限する制限手段を備えているこ
とを特徴とする。
第二の発明、即ち特許請求の範囲第7項記載の
発明は、操舵し得る車輪を回転するようにステア
リングモタータの作動を行うステアリング制御装
置であつて、吐出量が可変なポンプ20と、流体
圧の増大に応じてポンプの吐出量を増大する第一
の起動手段28および流体圧の増大に応じてポン
プの吐出量を減少する第二の起動手段32を含む
モータ手段24と、前記ポンプおよびステアリン
グモータに連通状態に接続されステアリング作動
中ステアリングモータに流体を向けるステアリン
グ流制御手段48と、前記第一および第二の起動
手段に連通状態で接続されてステアリングモータ
の必要な流体流量の変化の関数として変化する流
体圧を供給する第一の導管54,58,60,5
8aと、前記第一の起動手段とステアリング流制
御手段とに連通状態で接続され前記第一の起動手
段からステアリング流制御手段にパイロツト流体
流を供給して第一の起動手段の流体圧を減少させ
る第二の導管81とを備え、前記ステアリング流
制御手段は、ステアリング作動の開始時にパイロ
ツト流体流を制限して第一の起動手段の流体圧を
増大し且つポンプの吐出量を増大するように第一
の起動手段の作動を開始する制限手段106を含
み、前記第一の導管にはチエツク弁138が接続
され該チエツク弁は、前記ステアリング流制御手
段によつてパイロツト流体流を制限するとき前記
第一の起動手段の流体圧の上昇が前記第二の起動
手段に伝達するのを遮断するステアリング制御装
置を特徴とする。
第三の発明、即ち特許請求の範囲第9項記載の
発明は、吐出量が可変なポンプ20と、該ポンプ
に接続されたモータ手段24と、車輪を回動する
ステアリングモータの作動を制御するステアリン
グ流制御手段48とを備え、前記モータ手段がこ
れに導かれる流体圧の変化に応答してポンプの吐
出量を変化させるものから成り、且つ該モータ手
段が流体圧の増加に応答して容積を増加する可変
容積室を形成する第一の起動手段28と前記可変
容積室の容積の増加に応答してポンプの吐出量を
変えるように前記第一の起動手段の作動を前記ポ
ンプに連結する連結手段22,30とを有するス
テアリング制御装置において、前記可変容積室か
らステアリング流制御手段に流体を導く第二の導
管81が設けられ、前記ステアリング流制御手段
はステアリング作動の開始時に前記可変容積室の
容積を増加するように前記可変容積室からの流体
を制限する制限手段106を含んでいるステアリ
ング制御装置を特徴とする。
上述の第一、第二および第三の発明のいずれに
おいてもステアリング作動の開始時、モータ手段
からのパイロツト流体流がステアリング流制御手
段48の制限手段106によつて直ちに遮断され
るのでポンプの吐出量が迅速に増大して必要な流
量を供給することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
第1図および第2図には操舵し得る車輪14,
16を補助するステアリングモータ、例えば油圧
シリンダ12の作動を制御する本発明に係るステ
アリング制御装置10が示されている。このステ
アリング制御装置10は吐出量が可変なポンプ2
0と、このポンプの吐出量を変えるためのモータ
手段24と弁手段36とステアリング流制御手段
48とを備えている。ポンプ20は連結手段を備
え、この連結手段は制御アーム22(第1図)を
有し、この制御アームにはピン30が取付けられ
ている。モータ手段24が弁手段36やステアリ
ング流制御手段48からの流体圧によつて移動さ
れてポンプ20の吐出量を変えるように構成され
ている。即ち、このモータ手段24は第一の起動
手段即ち上行程起動アセンブリ28を備え、この
起動アセンブリは制御アーム22に接続されたピ
ン30を第1図で見て上方向に移動してポンプ2
0の吐出量を増大するようになつている。又、こ
のモータ手段は、第二の起動手段即ち下行程起動
アセンブリ32を備え、この起動アセンブリはピ
ン30を第1図で見て下方向に移動してポンプ2
0の吐出量を減少するようになつている。
弁手段36はモータ手段24の作動を制御して
ステアリング動作中に必要なステアリング流体量
の関数としてポンプ20の吐出量を変える如き流
量制御弁から成つている。この弁手段36は弁ス
プール38を備え、この弁スプールは一方向、即
ち第1図で見て左方向に向つて移動して上行程起
動アセンブリ28に流体圧力を向ける。このよう
にして流体圧を増大すると、モータ手段24がポ
ンプ20の吐出量を増大するように作動される。
弁スプール38は反対方向、即ち第1図で見て右
方向に移動可能であり、上行程起動アセンブリ2
8をリザーバ42と導管44を介して接続するよ
うに構成されている。このように流体圧を低くす
ると、モータ手段24がポンプ20の吐出量を減
少するように作動される。
ステアリング流制御手段48はモータ手段2
4、弁手段36およびステアリングモータ12と
流通状態に接続されている。ステアリングホイー
ル50を回転すると、ステアリング流制御手段4
8が流体をステアリングモータ12に向けて車輪
14,16を周知のように操舵するために旋回す
る。ステアリング流制御手段48は種々の態様で
構成されるが、米国特許第4665695号に開示され
たものと同様に構成されると好ましい。
本発明の一つの特徴によれば、ステアリング流
制御手段48がポンプ20の吐出量をステアリン
グ作動の開始時に弁手段36から独立して増大す
るようにモータ手段24の作動を行うことであ
る。
ポンプ20の吐出量が弁手段36の作動から独
立して増大されるのでポンプの吐出量は弁手段の
起動を待つことなくステアリング作動の開始時に
直ちに増大される。これは、必要なステアリング
流体量を満足するためにステアリング作動の最初
の間にポンプ20の吐出量を迅速に増大するとい
う特徴を有することになる。
ステアリング作動の開始時にステアリング流制
御手段48は第1図および第2図に示された状態
にある。この時点ではエンジン駆動のモータ20
から主供給導管54へ流れる流体のパイロツト流
体流がある。主供給導管54からステアリングモ
ータ12への流体流はステアリング流制御手段4
8によつて遮断される。
パイロツト流体流は主供給導管54から弁手段
36へ導管58を通して導かれる。更に、パイロ
ツト流体流の圧力は導管60を通してモータ手段
の第二の駆動手段即ち下行程起動アセンブリ32
へ伝達される。尚、図中、導管54,58,6
0,58aを第一の導管とし、後述する導管81
を第二の導管とする。これはパイロツト流体流が
一方では第一の導管を通してステアリング流制御
手段48に流れ、他方では第二の導管を通してス
テアリング流制御手段48に流れるためである。
弁手段36の所でパイロツト流体流の圧力は複数
の流路に分割される。これら流路の一つは第1図
で見て弁の左端で圧力室64に接続されている。
他の流路は第1図で見て弁の右端で圧力室66に
接続されている。更に他の流路はモータ手段24
に接続されている。
第1図に示された本発明の特定の実施例におい
て、パイロツト流体流の圧力は、導管58から弁
スプール38の半径方向通路68と軸方向通路7
0とを通して圧力室64に伝達される。通路70
は弁スプール38の中央を貫通して圧力室64
迄、延びている。この圧力室内のパイロツト流体
流の圧力は弁スプールを第1図で見て右方に押圧
する。
このパイロツト流体流の圧力は、又、弁スプー
ル38の右端(第1図で見て)で圧力室66に導
かれる。従つて、パイロツト流体流は導管58か
ら弁スプール38の環状凹部84(第1図)を通
して導管88に設けられたパイロツトオリフイス
86に導かれる。導管88は圧力室66と流通し
ている。パイロツト流体流は圧力室66から導管
92、オリフイス94、導管93を通してステア
リング流制御手段48に導かれる。このオリフイ
ス94は又補助液圧装置からの任意のパイロツト
信号のシステムブリードとして働く。ステアリン
グ流制御手段内で可変寸法(即ち面積が可変)の
絞り手段206がパイロツト流体流を弁手段から
リザーバ42に逃がす。
ステアリングパイロツト流体導管93又は補助
パイロツト流体導管93aのいずれのものからの
導管92のパイロツト流体流の圧力は流体圧応答
起動手段ないしは偏倚アセンブリ90の圧力室6
6(第1図)内の流体圧を維持せしめてピストン
100を第1図で見て左方向に押圧する。これは
圧力制御リリーフばね102により弁スプール3
8に可変偏倚力を加えることになる。ある偏倚力
が、又、第二の即ち、流量制御ばね104によつ
て弁スプール38に加えられる。このばね104
はばね102と同心である。
更に、パイロツト流体流の一部が弁スプール3
8のランド76を通して軸方向に形成されたオリ
フイス74(第1図および第6図参照)により導
かれる。このオリフイス74から流体の一部が第
二のオリフイス80(第1図)を通して弁スプー
ル38から離れるように流れる。第二のオリフイ
ス80は上行程起動アセンブリ28と流通状態で
接続されている。上行程起動アセンブリ28から
流体のパイロツト流体流が導管81を通してステ
アリング流制御手段48に導かれる。ステアリン
グ流制御手段48が第1図および第2図に示され
た中立位置にあるとき導管81内の流体のパイロ
ツト流体流はステアリング流制御手段48の開口
可変寸法の制限手段例えばオリフイス106を通
してリザーバに接続している導管108に導かれ
る。パイロツト流体流の一部に加えてオリフイス
74を通つた流体が弁スプール38の第二のラン
ド83を通して軸方向に形成されたたオリフイス
82(第1図および第6図)を通つてリザーバ、
即ち、ドレインに導かれる。
ポンプ20の吐出量は必要なステアリング流体
量又は補助流体量に予備パイロツト流体量を加え
たものに等しい。もしポンプ20の吐出量が必要
な流量および圧力よりも小さい場合には弁スプー
ル38は第1図の不作動位置から左方に移動して
オリフイス74を通ることなく上行程起動アセン
ブリ28にパイロツト流体流を向ける。同様に、
もし、ポンプ20の吐出量が必要な流体流量およ
び圧力より大きい場合には、弁スプール38は、
第1図の不作動位置から右方に移動してオリフイ
ス82を通ることなく上行程起動アセンブリをリ
ザーバ42と接続するようにする。
ポンプ20の吐出量が必要な流量に合致してい
るとき、弁スプール38は第1図に示された不作
動位置にある。この時点で圧力室64内のパイロ
ツト流体流の圧力によつて弁スプール38の左端
(第1図で見て)に加えられた偏倚力は偏倚ばね
102,104によつて弁スプールの右端(第1
図で見て)に加えられた偏倚力によつて平衡され
る。このように偏倚力が平衡すると、弁スプール
38が第1図に示された中間、即ち、不作動位置
に保持されることになる。
ポンプ20の吐出量が必要なパイロツト流体流
の量に合致されているので上行程起動アセンブリ
28と下行程起動アセンブリ32によつてピン3
0(第1図参照)に及ぼされる力は等しい。しか
し、上行程起動アセンブリ28は比較的大きい径
の可変容積室即ちシリンダ室110を有し、この
シリンダ室内でピストン112が比較的強いコイ
ルばね114によつてピン30に向つて上方に偏
倚される。下行程起動アセンブリ32は比較的小
さい径のピストン118を有し、このピストンは
比較的弱いコイルばね120によつてピン30に
向つて押圧される。ばね113(第2図)は、ば
ね120,114の正味の力と概略的に等しく、
ポンプスタート付勢を与える。
上行程起動アセンブリ28の大径ピストン11
2と強いばね114とを偏倚させるために、この
上行程起動アセンブリに導かれたパイロツト流体
圧は下行程起動アセンブリ32に導かれたパイロ
ツト流体流の圧力より小さい。下行程起動アセン
ブリ32のピストン118は主導管54から導管
60を通して、直接伝達されるポンプ出力圧の作
用を受ける。上行程起動アセンブリ28の大径ピ
ストン112はオリフイス74,80,82によ
り実質的に減圧された流体圧の作用を受ける。上
行程起動アセンブリ28のピストン112とばね
114とに加えられた減圧流体圧力は、ポンプ2
0の吐出量が必要な流体量に合致しているときに
は下行程起動アセンブリ32のピストン118と
ばね120とに加えられた流体圧にちようど平衡
することができる。
ステアリング作動の開始時、ステアリング流制
御手段48は第2図に示された中立位置から第3
図に示された移行状態を通して第4図に示された
起動状態に作動される。従つて、ステアリングホ
イール50の最初の回転の増大に応答してステア
リング流制御手段48は第2図の中立位置から第
3図に示された移行状態に作動される。ステアリ
ング流制御手段48が移行状態にあるときこのス
テアリング流制御手段を通る流体流は制限され、
即ち遮断される。
導管81(第1図および第2図)を通るパイロ
ツト流体流を遮断すると、上行程起動アセンブリ
28内の流体圧を直ちに増大する。これは、ステ
アリングホイール50の最初の回転が上行程起動
アセンブリ28のシリンダ室110(第1図)か
らの流体流を遮断するようにステアリング流制御
手段48を起動するからである。この増大した圧
力はオリフイス80が室110からの逆流を妨げ
るのでピストン112に加えられる。モータ手段
24の応答性を更に高めるためにチエツク弁13
8がパイロツト流導管58aを下行程起動アセン
ブリ32に連通して接続された導管58,60か
ら隔離する。従つて、下行程起動アセンブリ32
は上行程起動アセンブリの作動を妨げない。次い
で、このピストン112は制御アーム22を移動
してポンプ20の吐出量を増大する。
導管124,126(第1図)を通してステア
リングモータ12への流体流を遮断すると、ステ
アリング流制御手段48がモータ12へ流体流を
向ける前に上行程起動アセンブリ28がポンプ2
0の吐出量を増大し始めるようにする。ポンプ2
0の吐出量はステアリング流制御手段48の最初
の起動時に増大されてポンプモータ12に必要な
流体量を満足させるようにする。
ステアリング流制御手段48が第3図の移行状
態から第4図の起動状態に作動されたとき、導管
81を通るパイロツト流体流は遮断されたままで
ある。従つて、上行程起動アセンブリ28の室1
10の流体圧は、ポンプ20からの流体がステア
リング流制御手段48によつて導管124又は導
管126を通してステアリングモータ12に供給
されるに従つて増大し続ける。
ステアリング流制御手段48が移行状態(第3
図)に作動すると、弁手段36の起動が開始す
る。従つて、ステアリング流制御手段48が第3
図の移行状態に作動すると、導管92を通る流体
流を絞り手段206により遮断する。この絞り手
段は制御手段106と同様の構成を有する可変オ
リフイスから成つている。これによつて生ずる背
圧はチエツク弁132を通して偏倚アセンブリ9
0の圧力室66(第1図)に伝達れる。圧力室6
6の流体圧の上昇はピストン100を第1図で見
て左方に押圧して上行程起動アセンブリ28の作
動と同時に、弁手段36の起動を開始する。
弁起動アセンブリ90の圧力室66の圧力が上
昇するにつれて、弁スプール38のランド76は
左方に向つて移動する。オリフイス74が第1図
で見て左方に向つて十分な距離移動したとき、流
体は導管58から直接オリフイス80を通つて上
行程起動アセンブリ28に流れることができる。
この流体流量は、上行程起動アセンブリ28が制
御アーム22を移動してポンプ20の吐出量を増
大するようにされているのでこの上行程起動アセ
ンブリの流体圧を維持するために必要とされる。
第2図に示された中間即ち中立位置から第4図
に示された起動状態への弁手段36の作動は、上
行程起動アセンブリ28の作動の開始と同時に開
始される。これは、ステアリング流制御手段48
が第2図に示された中立位置から第3図に示され
た移行状態に起動された後に生ずる。従つて、上
行程起動アセンブリ28は、弁手段36が第4図
に示された起動状態に達する前にポンプ20の吐
出量を増大し始める。
ステアリング流制御手段48が第2図の中立状
態から第3図の移行状態に作動されたとき、ステ
アリング流制御手段によるパイロツト流体流の遮
断は偏倚アセンブリ90の室66の流体圧と共に
導管88,58aの流体圧を上昇する傾向があ
る。導管58のチエツク弁138はこの導管内の
流体圧の増加が下行程起動アセンブリ32および
ポンプ20に伝わるのを防止する。このチエツク
弁138は弁手段36と下行程起動アセンブリ3
2およびポンプ20に導く導管60,54との間
に配置されている。もしこのチエツク弁が省略さ
れたならパイロツト流体流の圧力の上昇が下行程
起動アセンブリ32に伝達されて上行程起動アセ
ンブリ28の作動を妨害する。これは、ポンプ2
0の吐出量が増大することを妨げる。更にチエツ
ク弁138がないと、パイロツト流体圧の上昇を
ポンプに伝達してポンプで少なくとも部分的に消
失させることが起り得る。
ステアリング作動が開始してステアリング流制
御手段48が第2図の中立位置から第3図の移行
状態を通して第4図の起動状態に起動した後、ポ
ンプからの流体流は主導管54からステアリング
モータ12へ向けられる。車輪14,16が回転
する方向に応じて高圧流体が導管124又は12
6の一つに向けられる。他の導管126又は12
4はステアリング流制御手段48によつてリザー
バ42に接続されている。第4図に示された回転
位置において、ポンプ20からの高圧流体はステ
アリング流制御手段48によつてモータ12の室
142(第1図)に導管124を通して向けら
れ、モータの室144は導管126を通してリザ
ーバ42に排出される。
ステアリング作動の大部分においてステアリン
グホイール50の回転率の変化のためステアリン
グモータ12に必要な流体の変化は弁手段36の
影響によりポンプ20の吐出量を変えることによ
つて満足される。従つて、ポンプ20の吐出量が
ステアリングモータ12の瞬間的な流体要求を満
足するのに十分であるとき弁手段36は第2図に
示された最初の状態即ち中間位置に戻る。圧力室
64の流体圧力は次いで偏倚力アセンブリ90の
流体圧とばね102,104との結合力により平
衡される。
ステアリング作動中、ステアリング流制御手段
48が起動され(第4図)て、必要な流体量の要
求が満足され、この結果、弁手段36が中間位置
(第2図)にあるとき偏倚アセンブリ90から導
管92、オリフイス94およびステアリング流制
御手段48を通してステアリングモータ12(第
4図参照)に導く導管124にある量の流体が流
れる。更に、パイロツト流体流が弁手段36のオ
リフイス74,82(第2図)を通り次いで導管
44を通してリザーバ42に導かれる(第2図参
照)。しかし、導管81を通るパイロツト流体流
は第4図に示すように起動状態にあるステアリン
グ流制御手段によつて遮断される。ステアリング
ホイール50の回転割合がステアリング作動中に
増加されたならステアリング流制御手段48のオ
リフイス148の寸法(第4図)は、当業者には
知られているステアリング流制御手段の調量ユニ
ツト(図示せず)の要求に従つて増大される。こ
のことはオリフイス148を横切る圧力降下の減
少をもたらす。従つて、導管54の流体圧力は減
圧され、オリフイス148から下流の流体圧が上
昇する。これら2つの流体圧の変化は、弁手段3
6とモータ手段24とが必要なステアリング流体
量に応答してポンプ20の吐出量を増大するよう
に迅速に応答するよう用いられる。
必要な流体の増大に応答する導管54の流体圧
の減少とオリフイス148の寸法の増加とがチエ
ツク弁138を閉じるようにする。次いで圧力室
64の流体圧は第2図に示された中間状態にある
弁手段36のオリフイス74,82を通してリザ
ーバ42へ流れる流体のために減圧される。
オリフイス148の下流の流体圧の上昇はチエ
ツク弁132を通して伝達され、このチエツク弁
は補助ブリードオリフイス94と偏倚アセンブリ
90への導管92(第4図参照)とをバイパスし
て圧力室66の流体圧を上昇する(第1図参照)。
圧力室66の流体圧を上昇すると、ピストン10
0が弁スプール38に向つて移動して弁部材を第
1図で見て左方に押圧する。
圧力室64の流体圧を減少し且つ圧力室66の
圧力を上昇すると弁手段36が第2図に示された
中間位置から第4図に示された起動状態に作動さ
れることになる。弁手段36が第4図に示された
起動状態にあるとき高圧流体が導管58からオリ
フイス80を通して上行程起動アセンブリ28に
供給される。このことは必要なステアリング流体
の増加に応じてポンプ20の吐出量を増大するこ
とになる。
ポンプ20の吐出量が必要なステアリング流体
量を満足するように十分増大したとときステアリ
ング流制御手段48のオリフイス148の上流側
の圧力は上昇する(第4図)。これは圧力室64
の圧力を上昇して弁手段36を第2図に示された
中間状態に戻す。
ステアリング作動中、必要な流体がステアリン
グホイール50の回転割合の減少のために減少さ
れたときオリフイス148の寸法は減少する。こ
のようにオリフイス148の寸法が減少すると、
このオリフイスの上流側の流体圧を上昇し、オリ
フイスの下流側の流体圧を減少することになる。
従つて、導管54内の流体圧は上昇し導管92内
の流体圧は減少する。
導管54,92の流体圧を共に変化すると、弁
手段36が第2図に示された中間状態から第5図
に示された起動状態に起動せしめられる。特に、
導管54の流体圧の上昇はチエツク弁138を通
して圧力室64に伝達される。圧力室64の流体
圧が上昇すると、弁手段が第2図に示された中間
状態から第5図に示された起動状態に向つて押圧
される。更に、導管92の流体圧が減少すると、
これはオリフイス94を通して弁偏倚アセンブリ
90に伝達される。偏倚アセンブリ90の流体圧
が減少すると、弁手段36の弁スプール38の第
2図に示された中間状態から第5図に示された起
動状態への移動を助長する。
弁手段36が第5図に示された起動状態にある
とき上行程起動アセンブリ28はオリフイス80
および導管44を通してリザーバ42に接続され
る。更に、下行程起動アセンブリ32の圧力が上
昇する。特に、ステアリング流制御手段48のオ
リフイス148の寸法が減少すると、導管54の
流体圧が上昇する。この導管54の流体圧は導管
60を通して下行程起動アセンブリ32に伝達さ
れる。上行程起動アセンブリ28の圧力が減少し
且つ下行程起動アセンブリ32の圧力が上昇する
と、モータ手段24がポンプ20の吐出量を減少
するようにする。
ステアリング作動の終りに、オリフイス148
は第2図に示された態様のステアリング流制御手
段48を通る流体流を遮断するように閉じられ
る。同時に、パイロツト流導管81はステアリン
グ流制御手段48の制御手段即ち可変寸法オリフ
イス106を通してリザーバ42に接続される。
更に、パイロツト流導管92はステアリング流制
御手段48(第2図)によつてリザーバと接続さ
れる。必要な流体がステアリングホイール50の
回転終了によつて減少されるので弁手段36はス
テアリング作動の終了前に直ちに第5図に示され
た起動状態になる。これは、ポンプ20がパイロ
ツト流を供給できるぎりぎりのところまでモータ
手段24がポンプの吐出量を減少する。室64と
偏倚アセンブリ90との偏倚力は、次いで、弁手
段36を第2図に示された中間状態に移動せしめ
る。
車輌エンジンは弁手段36とステアリング流制
御手段48とが第2図に示された状態にあるとき
に停止することができる。エンジンを止めると、
ポンプ20の作動とパイロツト流体流とが止ま
る。従つて、上行程起動アセンブリ28の比較的
強いばね114(第1図)は制御レバー22を最
大変位状態に移動する。更に、偏倚ばね104は
流量制御弁スプール38を第4図に示された起動
状態に移動する。
続いてエンジンを再始動してポンプ20を駆動
すると、ポンプは最大変位状態になる。比較的高
い流体圧が導管54内に蓄積される。しかし、導
管54はステアリング流制御手段48によつて遮
断される。従つて、導管54内の比較的高い流体
圧は圧力室64に伝達されて弁手段36を第4図
に示された起動状態から第5図に示された起動位
置へ押圧する。上行程起動アセンブリ28は次い
で上述した態様でリザーバ42と接続される。更
に、比較的高い流体圧が導管60を通して下行程
起動アセンブリ32に導かれる。従つて、ポンプ
20の吐出量はパイロツト流体流を供給するのに
必要な吐出量に相応する迄減少される。この吐出
量に達したとき弁手段36は第2図に示された中
間位置に起動されてポンプ20の吐出量がステア
リング作動を行うようになる迄一定に保持され
る。
上述の如く、本発明は可変吐出量のポンプ20
を備えるステアリング制御装置を提供することが
できる。ステアリング作動の開始時にポンプ20
の吐出量は弁手段36の起動を待つことなく迅速
に増大される。従つて、このポンプ20はステア
リング作動の最初の内に必要なパワーステアリン
グ流体量を満足させることができる。
弁手段36の起動を待つことなく、ポンプ20
の吐出量を迅速に増大するためにステアリング流
制御手段48はステアリング作動の開始時にモー
タ手段24の室110からのパイロツト流体流を
遮断する。この流れを遮断すると、室110の流
体圧が上昇してモータ手段24を作動しポンプ2
0の吐出量を増大する。パイロツト流体流は弁手
段36の起動を待つことなくステアリング流制御
手段48(第3図)によつて直ちに制限されるの
でポンプ20の吐出量はステアリング作動の開始
時に必要なステアリング流体量を満足するように
迅速に増大され得る。
上述の如く、第一、第二および第三の発明によ
れば、ステアリング作動の開始時にポンプの排出
を増大させることができるので応答性がきわめて
良好である。加えて、第一の発明によれば、ステ
アリング制御装置がポンプの吐出量を変化させる
弁手段を有しているためステアリング作動中の必
要流体流量に応じたポンプ吐出量の制御が可能で
ある。又、第二の発明によれば、第一の導管にチ
エツク弁が設けられ、このチエツク弁が第一の起
動手段の流体圧の上昇を第二の起動手段に伝達し
ないようにしたので第二の起動手段によつて第一
の起動手段の作動が妨げられることがない。更
に、第三の発明によれば、ポンプの吐出量を変え
るように第一の起動手段の作動をポンプに伝達す
る連結手段を設けたのでポンプの吐出量の変化を
簡単な構成によつて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るステアリング制御装置の
全体概略構成図、第2図はポンプ、弁手段および
ステアリング流制御手段の関係を示す概略図、第
3図はパイロツト流体流を遮断する状態のステア
リング流制御手段を示す概略図、第4図はステア
リング作動中起動状態にあるステアリング流制御
手段を示す第2図と同様の図、第5は起動状態に
ある弁手段を示す第4図と同様の図、第6図は第
1図の弁手段の一部の拡大図である。 20…ポンプ、24…モータ手段、36…弁手
段、48…ステアリング流制御手段、54,5
8,60,81…導管手段、106…制限手段、
110…可変容積室、206…絞り手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 操舵し得る車輪を回転するようにステアリン
    グモータの作動を行うステアリング制御装置であ
    つて、吐出量が可変なポンプ20と、前記ポンプ
    に接続され前記ステアリングモータに供給される
    流体圧の変化に応じて前記ポンプの吐出量を変え
    るモータ手段24と、該モータ手段に連通状態に
    接続されステアリング作動中に前記モータ手段に
    供給される流体圧を変化して前記ポンプの吐出量
    を変化させるように作動し得る弁手段36と、ス
    テアリング流制御手段48と、導管手段とを備
    え、該ステアリング流制御手段は前記ステアリン
    グモータの作動を制御し且つ前記ポンプの排出を
    増大するためステアリング作動の開始時、前記弁
    手段の作動から独立して前記モータ手段への流体
    を制御し、前記モータ手段が可変容積室を含み、
    前記導管手段はパイロツト流体を前記可変容積室
    から前記ステアリング流制御手段に導き、前記ス
    テアリング流制御手段は、ステアリング作動の開
    始時に応答してポンプの排出を増大させるために
    前記可変容積室の流体圧を増大するようにステア
    リング作動の開始時に可変容積室からのパイロツ
    ト流体流を制限する制限手段を備えていることを
    特徴とするステアリング制御装置。 2 弁手段36が該弁手段を第一の状態に作動し
    たとき可変容積室へ流体流を向け該弁手段を第二
    の状態に作動したとき前記可変容積室から流体流
    を引出す手段を備え、前記弁手段はステアリング
    作動中に必要な流体流量の変化の関数として変化
    する流体の影響の下に第一の状態と第二の状態と
    の間を移動可能である特許請求の範囲第1項の装
    置。 3 弁手段が流体圧応答起動手段90を有し、該
    流体圧応答起動手段は弁手段を第二の状態から第
    一の状態に作動して前記モータ手段に導かれる流
    体圧を変えてポンプの吐出量を増大し、ステアリ
    ング作動の開始前にパイロツト流体流を前記モー
    タ手段および弁手段から夫々ステアリング流制御
    手段へ導く導管81,93,92が設けられてお
    り、前記ステアリング流制御手段は前記導管81
    を通るパイロツト流体流を制限する制限手段10
    6と前記導管93を通るパイロツト流体流を制限
    する絞り手段206とを備え、該制限手段および
    絞り手段はステアリング作動の開始時にポンプの
    吐出量を増大し且つ弁手段を第二の状態から第一
    の状態に作動させる流体圧を供給するようにした
    特許請求の範囲第1項の装置。 4 モータ手段が流体圧の上昇に応答してポンプ
    の吐出量を増大する第一の起動手段28と流体圧
    の上昇に応答してポンプの吐出量を減少する第二
    の起動手段32とステアリングモータに必要な流
    体流量の関数としてステアリング作動中に変化す
    る流体圧を前記第一および第二の起動手段に導く
    第一の導管54,58,60,58aと前記第一
    の起動手段から前記ステアリング流制御手段へパ
    イロツト流体流を導く第二の導管81とを備えて
    おり、前記ステアリング流制御手段はステアリン
    グ作動の開始時前記第二の導管を通るパイロツト
    流体流を制限して前記第一の起動手段の流体圧を
    増大する制限手段106を含み、前記第一の導管
    にはチエツク弁138が接続され該チエツク弁は
    前記第一の起動手段における流体圧の上昇がパイ
    ロツト流体流の制限時に第二の起動手段に伝達す
    るのを遮断する特許請求の範囲第1項の装置。 5 第一の導管が弁手段を介して前記第一の起動
    手段に連通して接続され、前記弁手段は、第一の
    導管から第一の起動手段に流体流を向けて第一の
    起動手段の流体圧を増大する第一の状態と、第一
    の起動手段から流体流を引き出して該第一の起動
    手段の流体圧を減少する第二の状態との間を移動
    可能である特許請求の範囲第4項の装置。 6 弁手段が加圧流体を保持する圧力室66を備
    え、該圧力室は第一の導管の流体圧の変化の関数
    として変化する流体圧力の下に弁手段を第一の状
    態に向つて押圧する特許請求の範囲第5項の装
    置。 7 操舵し得る車輪を回転するようにステアリン
    グモータの作動を行うステアリング制御装置であ
    つて、吐出量が可変なポンプ20と、流体圧の増
    大に応じてポンプの吐出量を増大する第一の起動
    手段28および流体圧の増大に応じてポンプの吐
    出量を減少する第二の起動手段32を含むモータ
    手段24と、前記ポンプおよびステアリングモー
    タに連通状態に接続されステアリング作動中ステ
    アリングモータに流体を向けるステアリング流制
    御手段48と、前記第一および第二の起動手段に
    連通状態で接続されてステアリングモータの必要
    な流体流量の変化の関数として変化する流体圧を
    供給する第一の導管54,58,60,58a
    と、前記第一の起動手段とステアリング流制御手
    段とに連通状態で接続され前記第一の起動手段か
    らステアリング流制御手段にパイロツト流体流を
    供給して第一の起動手段の流体圧を減少させる第
    二の導管81とを備え、前記ステアリング流制御
    手段は、ステアリング作動の開始時にパイロツト
    流体流を制限して第一の起動手段の流体圧を増大
    し且つポンプの吐出量を増大するように第一の起
    動手段の作動を開始する制限手段106を含み、
    前記第一の導管にはチエツク弁138が接続され
    該チエツク弁は、前記ステアリング流制御手段に
    よつてパイロツト流体流を制限するとき前記第一
    の起動手段の流体圧の上昇が前記第二の起動手段
    に伝達するのを遮断するステアリング制御装置。 8 第一の導管および第一の起動手段に連通状態
    で接続された弁手段36が設けられ、該弁手段は
    ステアリングモータが必要な流体流量の関数とし
    て前記第一の起動手段の流体圧を変化する特許請
    求の範囲第7項の装置。 9 吐出量が可変なポンプ20と、該ポンプに接
    続されたモータ手段24と、車輪を回動するステ
    アリングモータの作動を制御するステアリング流
    制御手段48とを備え、前記モータ手段がこれに
    導かれる流体圧の変化に応答してポンプの吐出量
    を変化させるものから成り、且つ該モータ手段が
    流体圧の増加に応答して容積を増加する可変容積
    室を形成する第一の起動手段28と前記可変容積
    室の容積の増加に応答してポンプの吐出量を変え
    るように前記第一の起動手段の作動を前記ポンプ
    に伝達する連結手段22,30とを有するステア
    リング制御装置において、前記可変容積室からス
    テアリング流制御手段に流体を導く第二の導管8
    1が設けられ、前記ステアリング流制御手段はス
    テアリング作動の開始時に前記可変容積室の容積
    を増加するように前記可変容積室からの流体を制
    限する制限手段106を含んでいるステアリング
    制御装置。 10 ポンプと可変容積室とに接続された弁手段
    36を備え、該弁手段はステアリング作動中、前
    記可変容積室の流体圧を変化させて可変容積室の
    容積を変えてポンプの吐出量を変える特許請求の
    範囲第9項の装置。
JP58088353A 1982-05-19 1983-05-19 ステアリング制御装置 Granted JPS5926362A (ja)

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US06/379,968 US4507920A (en) 1982-05-19 1982-05-19 Steering control apparatus
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