JPH05295722A - ディープウェル工法における地下水位管理方法及びその装置 - Google Patents

ディープウェル工法における地下水位管理方法及びその装置

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JPH05295722A
JPH05295722A JP11995192A JP11995192A JPH05295722A JP H05295722 A JPH05295722 A JP H05295722A JP 11995192 A JP11995192 A JP 11995192A JP 11995192 A JP11995192 A JP 11995192A JP H05295722 A JPH05295722 A JP H05295722A
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】地下水の安定水位を自動的に確認することがで
き、排水バルブの操作等の対応を迅速になし得るディー
プウェル工法における地下水位管理方法とそのための管
理装置を提供することにある。 【構成】地中に建て込まれたパイプ5を介してポンプ6
で地下水を汲み上げて水位を調整するディープウェル工
法において、地下水の安定水位HLの上限HAに配置さ
れた上限センサー1と下限HBに配置された下限センサ
ー2とにより上限水位と下限水位を検出し、それぞれの
センサーからの電気信号を管理盤3に取り出して表示又
は報知させ、これに基づいてバルブ6Bを操作し、ま
た、必要に応じてバルブ6Bの開閉度を制御するバルブ
制御器6Cを設けて遠隔操作でバルブ操作を行なう地下
水位管理方法とそのための装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディープウェル工法に
おいて、地下水位を自動的に管理することができる方法
及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビル建築や大型建設工事等においては地
中深く掘削して基礎工事を行なうが、この場合、地下水
の層までパイプを建て込み、該パイプ内に配置されたポ
ンプにより地下水を所定の安定水位まで排水して水位を
調節するディープウェル工法が行なわれている。従来の
ディープウェル工法を図3及び図4に基づいて説明す
る。図3はディープウェル工法の説明に供する概略断面
図であり、図4は図3におけるパイプを示す斜視図であ
る。図において、5はパイプ、6はポンプ、GLは地
表、Kは基礎、K1は根切底、Nは粘土層、HLは地下
水の安定水位、HAは地下水の安定水位の上限、HBは
地下水の安定水位の下限である。パイプ5は、鋼管部5
Aと網管部5Bとにより形成されるスクリーナーパイプ
が使用されており、鋼管部5Aは地上に突出し、網管部
5Bは基礎K、根切底K1、粘土層Nを通し地下水の安
定水位の下限HBより下の所定の深さの地点まで建て込
まれている。また、パイプ5の底部にはポンプ6が配置
されており、ポンプ6に接続されたホース6Aにより地
下水を地表GLの下水道に排水する。排水量はホース6
Aに取り付けられているバルブ6Bにより調節される。
また、安定水位HL及びその上限HA、下限HBは、工
事現場における地層、地下水等の状態により計算によっ
て求められる。
【0003】ディープウェル工法においては、ポンプ6
からの排水量が少ない場合には地下水位が安定水位の上
限HA以上となり、地下水の圧力により基礎Kの全体が
持ち上がってしまう、所謂、盤ぶくれ現象が起こり、こ
の現象は特に粘土層Nのように地下水を通しにくい層が
ある所では起き易く、また、ポンプ6からの排水量が多
い場合には地下水が安定水位の下限HB以下となり、基
礎建築現場だけでなく周囲の地盤までもが沈下するとい
う大事故が発生するおそれがある。
【0004】従って、このような大事故を防止するため
に、従来は、作業者が水位センサーを先端に取り付けた
コードを反応があるまでパイプ5内に降ろし、その後に
センサーを引き上げて反応地点までのコードの長さを測
る等して地下水位を測定し、バルブ6Bの開閉度で排水
量を調節していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、地下水位の測
定、調節は、1日に何度か行なうものであり、さらに、
上記従来の方法においては、作業者は、確実な地下水位
を測定するためには上記作業を何度か繰り返してその平
均を求めなければならないため、多大の手間がかかって
いた。特に、台風等の気象状況下にあっては頻繁に地下
水の測定、調節を行なう必要があるため、困難をきわめ
ていた。また、建築しようとするビルの規模や建設場所
によっては、複数本のパイプ5を別々の場所に建て込ん
で排水作業を行なわなければならず、このような場合に
は、ディープウェル工法専用の作業者を配置しなければ
ならないため、多大の人件費がかかっていた。また、た
とえディープウェル工法専用の作業者を配置したとして
も、すべてのパイプ5を一日中監視することは困難であ
るため、地下水位が安定水位外の状態にある場合の発見
が遅れる可能性があり、迅速に対応できずに大事故につ
ながることがあった。
【0006】この発明の目的は、上記した従来の欠点を
解消し、地下水の安定水位を自動的に確認することがで
き、排水バルブの操作を迅速になし得るディープウェル
工法における地下水位管理方法とそのための管理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るディープ
ウェル工法における地下水位管理方法は、地中に建て込
まれたパイプを介してポンプで地下水を汲み上げて水位
を調整するディープウェル工法において、地下水の安定
水位の上限に配置された上限センサーと安定水位の下限
に配置された下限センサーとにより上限水位と下限水位
を検出し、それぞれのセンサーからの電気信号を管理盤
に取り出して表示又は報知させることにより地下水位の
状況を管理するものである。排水量はバルブでコントロ
ールされるが、バルブの開閉度を制御するバルブ制御器
を設けて管理盤に設けた操作部でバルブ制御器を遠隔操
作する方法が採られる。
【0008】また、この発明に係るディープウェル工法
における地下水位管理装置は、地下水の安定水位の上限
に配置された上限センサーと、安定水位の下限に配置さ
れた下限センサーと、該上限センサー及び下限センサー
により検出された上限水位及び下限水位を表示又は報知
する管理盤と、排水量を制御するバルブとを設け、該管
理盤には、地下水位が安定水位にある場合に点灯する安
定水位ランプと、地下水位が安定水位の上限以上の場合
に点灯する上限警報ランプと、地下水位が安定水位の下
限以下になった場合に点灯する下限警報ランプと、地下
水位が安定水位外の状態にある場合に鳴るブザーとを設
けたものである。地下水位が安定水位にある場合には排
水量を一定にし、地下水位が安定水位の上限以上の場合
には排水量を上記安定水位時より増加させ、地下水位が
安定水位の下限以下になった場合には排水を停止するか
又は排水量を上記安定水位時より減少させるようにバル
ブを制御するバルブ制御器を設け、このバルブ制御器を
管理盤に設けた操作部で遠隔操作するようにする。
【0009】
【作用】地下水位が安定水位にある場合には管理盤の安
定水位ランプが点灯しており、正常状態であることが確
認できる。安定水位の上限を越えると上限センサーで検
知されて上限警報ランプが点灯すると共にブザーが鳴
る。この場合には制御部でバルブ制御器を制御してバル
ブの開度を大きくして排水量を多くする。地下水位が安
定水位の下限を越えると下限センサーで検知されて下限
警報ランプが点灯すると共にブザーが鳴る。この場合に
はポンプを停止するか又はバルブ制御器によるバルブの
開度を小さくして排水量を少なくする。
【0010】
【実施例】この発明に係るディープウェル工法における
地下水位管理方法の実施例を実施に使用する装置と共に
説明する。図1はこの発明に係る地下水位管理装置の実
施例の概略断面図、図2は図1における管理盤の回路図
である。なお、図3及び図4において説明した従来例と
同一の構成部分については同一符号を付してその説明を
省略する。図1において、1はパイプ5内の安定水位H
Lの上限位置に配置された上限センサー、2はパイプ5
内の安定水位HLの下限位置に配置された下限センサー
であり、変換器4を介して管理盤3に接続されている。
ここで、安定水位HL及びその上限HA、下限HBは、
上述のように、工事現場における地層、地下水等の状態
により計算によって求められるが、この実施例において
は、例えば、地表GLから15mの位置を安定水位HL
とし、その上下1mをそれぞれ上限HA、下限HBとす
る。なお、基礎Kの底面である根切底K1は地表GLか
ら8mであり、パイプは、直径500mmのものが基礎
Kの両端側に配置され、地表GLから地下21mの地点
まで建て込まれている。管理盤3には、地下水位が安定
水位HLにある場合に点灯する安定水位ランプL1と、
地下水位が安定水位の上限HA以上の場合に点灯する上
限警報ランプL2と、地下水位が安定水位の下限HB以
下の場合に点灯する下限警報ランプL3と、地下水位が
安定水位外の状態にある場合に鳴るブザーBZと、ブザ
ーストップスイッチBZ1と、電源ランプL4とが設け
られている。なお、暗闇でも容易に確認することができ
るように、安定水位ランプL1を青色、上限、下限警報
ランプL2,L3をそれぞれ赤色、電源ランプL4を黄
色の色彩ランプとする。このような構成の管理盤3は、
通常はパイプ5等から離れた場所に設置され、常時作業
者が待機している監督室に配置される。バルブ6Bはそ
の開度をコントロールするバルブ制御器6Cで開閉さ
れ、このバルブ制御器6Cを遠隔操作するための操作部
6Dが管理盤3に設けられている。
【0011】次に、管理盤3の回路の動作例を図2に基
づいて説明する。図2において、T1は上限センサー1
のスイッチ、T2は下限センサー2のスイッチ、R1,
R2,R3はリレー、r1A,r1B,r1Cはリレー
R1のスイッチ、r2A,r2B,r2CはリレーR2
のスイッチ、r3A,r3BはリレーR3のスイッチ、
BZはブザー、BZ1はブザーストップスイッチであ
る。なお、管理盤3にはバルブ制御器6Cを自動制御す
るマイクロプロセッサCPUを設けることもできる。上
記の構成において、地下水位の状態に応じてその動作を
以下に説明する。
【0012】地下水位が安定水位HLにある場合 上限センサー1は反応せず、下限センサー2が反応する
こととなる。従って、下限センサー2のスイッチT2が
接点Bから接点Aに切り換わり、リレーR2へ電流が流
れる。これによりリレーR2のスイッチr2A,r2
B,r2Cがそれぞれ接点Bから接点Aに切り換わる。
このとき、上限センサー1は無反応状態であるため、リ
レーR1に電流は流れず、そのスイッチr1A,r1
B,r1Cはすべて接点Bにある。従って、+B電源→
安定水位ランプL1→スイッチr2A→スイッチr1A
→アースの回路がオンとなり、安定水位ランプL1が点
灯する。この状態ではバルブ6への特別な制御は不要で
ある。
【0013】地下水位が安定水位の上限HA以上の場
合 上限センサー1及び下限センサー2が共に反応すること
となる。従って、上限センサー1及び下限センサー2の
スイッチT1,T2が接点Bから接点Aに切り換わり、
リレーR1,R2へ電流が流れる。これによりリレーR
1のスイッチr1A,r1B,r1C及びリレーR2の
スイッチr2A,r2B,r2Cが、それぞれ接点Bか
ら接点Aに切り換わる。従って、+B電源→上限警報ラ
ンプL2→スイッチr1B→アースの回路がオンとな
り、上限警報ランプL2が点灯する。また、同時に+B
電源→ブザーBZ→スイッチr3A→スイッチr1C→
アースが導通するからブザーBZで警報を発する。ブザ
ーBZは上限HA以上の場合だけでなく、次に説明する
下限HB以下の場合にも鳴るから、ブザー音だけでな
く、点灯しているランプが上限警報ランプL2であるこ
と、即ち、地下水位が安定水位の上限HA以上になって
いることを確認し、排水量が安定水位時より増加するよ
うにバルブ制御器6Cでバルブ6Bの開度を制御する。
【0014】その後、ノンロック方式の押しボタンスイ
ッチで構成したブザーストップスイッチBZ1をオンす
ると、+B電源→リレーR3→ブザーストップスイッチ
BZ1→スイッチr1C→アースが導通し、リレーR3
のスイッチr3Aが接点Bから接点Aに切り換わるた
め、ブザーBZが停止する。これと同時にリレーR3の
スイッチr3Bが接点Bから接点Aに切り換わるため、
ブザーストップスイッチBZ1がオフに戻った後も、+
B電源→リレーR3→スイッチr3B→スイッチr1C
→アースが導通し、リレーR3のスイッチr3Aが接点
Bから接点Aに切り換わったままとなり、ブザーBZへ
の線路が遮断されたままとなる。しかし、ポンプ6によ
る排水が進んで地下水位が安定水位HLに戻ると、上限
センサー1は反応せず下限センサー2が反応する上記
の状態になるので、リレーR2のみに電流が流れること
になり、リレーR1のスイッチr1Cが接点Aから接点
Bに切り換わり、リレーR3への線路が遮断され、リレ
ーR3のスイッチr3A及びr3Bが接点Aから接点B
に切り換わり、ブザーストップスイッチ接点BZ1をオ
ンする前の状態にリセットされる。
【0015】地下水位が安定水位の下限HB以下の場
合 上限センサー1及び下限センサー2が共に反応しないこ
ととなる。従って、上限センサー1及び下限センサー2
のスイッチT1,T2は接点Bのままであるため、リレ
ーR1,R2には電流が流れない。従って、スイッチr
1A,r1B,r1C,r2A,r2B,r2Cは接点
Bのままであるため、+B電源→下限警報ランプL3→
スイッチr2A→アースが導通し、下限警報ランプL3
が点灯する。また、同時に+B電源→ブザーBZ→スイ
ッチr3A→スイッチr2C→アースが導通するからブ
ザーBZが鳴る。この場合には下限警報ランプL3が点
灯していること、即ち、地下水位が安定水位の下限HB
以下になっていることを確認し、ポンプ6を停止するか
又はその排水量が安定水位時より減少するようにバルブ
制御器6Cでバルブ6Bを制御する。その後、上記ブザ
ーストップスイッチBZ1で上記の場合と同様にして
リセットする。
【0016】以上3つの態様について説明したが、この
実施例においてはパイプが2本配置されているため、管
理盤3には上記図2の回路がパイプの数に対応して2回
路配置されている。また、実施例ではバルブ6の開閉を
バルブ制御器6Cを用いて操作部6Dで遠隔操作するよ
うにしたが、現場において手動操作することができるの
は勿論である。また、図2の点線で示すように、安定水
位ランプL1、上限,下限警報ランプL2,L3からの
信号をコントロール回路(例えばマイクロプロセッサ)
CPUに入力し、該コントロール回路CPUでバルブ制
御器6Cを自動制御するように構成することも可能であ
る。
【0017】
【発明の効果】この発明に係るディープウェル工法にお
ける地下水位管理方法によれば、地下水が安定水位にあ
る場合は勿論、安定水位の上限を越えた際及び安定水位
の下限を越えた際に、管理盤に配置したランプやブザー
で自動的に表示又は報知されるから、その態様に応じて
排水の停止やバルブの開度調節を迅速に行うことがで
き、盤ぶくれ現象や地盤沈下等の事故を防止することが
できる。また、バルブ操作は管理盤に設けた操作部から
遠隔操作でバルブ制御器を操作して行われるから、従来
のように現場に出向いての頻繁な計測やバルブ操作は不
要であり、著しく省力化を図ることができると共に台風
時等の危険性を回避することができる。この発明に係る
ディープウェル工法における地下水位管理装置によれ
ば、構成が簡単で多大の設備費を要することなく設置す
ることができ、しかも地下水の水位を正確かつ確実に知
ることができるから、排水制御を迅速かつ適切に行うこ
とができる。更に、バルブの開閉度調節はバルブ制御器
で行われ、地下水位が安定水位にある場合には排水量を
一定にし、地下水位が安定水位の上限以上の場合には排
水量を上記安定水位時より増加させ、地下水位が安定水
位の下限以下になった場合には排水を停止するか又は排
水量を上記安定水位時より減少させるように、上記バル
ブ制御器を遠隔操作で操作することができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るディープウェル工法における地
下水位管理装置の実施例を示す概略断面図である。
【図2】図1における管理盤の回路図である。
【図3】従来のディープウェル工法を説明するための概
略断面図である。
【図4】図3におけるパイプを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 上限センサー 2 下限センサー 3 管理盤 4 変換器 5 パイプ 6 ポンプ 6A ホース 6B バルブ 6C バルブ制御器 6D 操作部 L1 安定水位ランプ L2 上限警報ランプ L3 下限警報ランプ BZ ブザー BZ1 ブザーストップスイッチ HL 安定水位 HA 安定水位の上限 HB 安定水位の下限 R1 リレー R2 リレー R3 リレー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中に建て込まれたパイプ(5)を介し
    てポンプ(6)で地下水を汲み上げて水位を調整するデ
    ィープウェル工法において、 地下水の安定水位(HL)の上限(HA)に配置された
    上限センサー(1)と安定水位(HL)の下限(HB)
    に配置された下限センサー(2)とにより上限水位と下
    限水位を検出し、それぞれのセンサー(1,2)からの
    電気信号を管理盤(3)に取り出して表示又は報知させ
    ることにより地下水位の状況を管理することを特徴とす
    るディープウェル工法における地下水位管理方法。
  2. 【請求項2】 バルブ(6B)の開閉度を制御するバル
    ブ制御器(6C)を設けて管理盤に設けた操作部(6
    D)でバルブ制御器(6C)を遠隔操作することを特徴
    とする請求項1記載のディープウェル工法における地下
    水位管理方法。
  3. 【請求項3】 地中に建て込まれたパイプ(5)を介し
    てポンプ(6)で地下水を汲み上げて水位を調整するデ
    ィープウェル工法に使用する地下水位管理装置であっ
    て、 地下水の安定水位(HL)の上限(HA)に配置された
    上限センサー(1)と、安定水位(HL)の下限(H
    B)に配置された下限センサー(2)と、該上限センサ
    ー(1)及び下限センサー(2)により検出された上限
    水位及び下限水位を表示又は報知する管理盤(3)と、
    排水量を制御するバルブ(6B)とを備え、該管理盤
    (3)には、地下水位が安定水位(HL)にある場合に
    点灯する安定水位ランプ(L1)と、地下水位が安定水
    位の上限(HA)以上の場合に点灯する上限警報ランプ
    (L2)と、地下水位が安定水位の下限(HB)以下に
    なった場合に点灯する下限警報ランプ(L3)と、地下
    水位が安定水位外の状態にある場合に鳴るブザー(B
    Z)とが設けられていることを特徴とするディープウェ
    ル工法における地下水位管理装置。
  4. 【請求項4】 地下水位が安定水位にある場合には排水
    量を一定にし、地下水位が安定水位の上限(HL)以上
    の場合には排水量を上記安定水位時より増加させ、地下
    水位が安定水位の下限(HB)以下になった場合には排
    水を停止するか又は排水量を上記安定水位時より減少さ
    せるようにバルブ(6B)を制御するバルブ制御器(6
    C)が設けられ、管理盤(3)に設けた操作部(6D)
    でバルブ制御器(6C)を遠隔操作するように構成され
    ていることを特徴とする請求項3記載のディープウェル
    工法における地下水位管理装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101294937B1 (ko) * 2011-10-14 2013-08-08 한국석유공사 지하수 수위의 관리방법
JP2018193823A (ja) * 2017-05-22 2018-12-06 株式会社大林組 サクション基礎の貫入方法及び貫入管理装置

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JPS63176517A (ja) * 1987-01-13 1988-07-20 Shimizu Constr Co Ltd 地下水位制御警報システム

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