JPH0529468U - 遮蔽体装置 - Google Patents

遮蔽体装置

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Publication number
JPH0529468U
JPH0529468U JP10006491U JP10006491U JPH0529468U JP H0529468 U JPH0529468 U JP H0529468U JP 10006491 U JP10006491 U JP 10006491U JP 10006491 U JP10006491 U JP 10006491U JP H0529468 U JPH0529468 U JP H0529468U
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JP
Japan
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thin film
film body
heating cooker
shield device
wall surface
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Pending
Application number
JP10006491U
Other languages
English (en)
Inventor
千夏 広瀬
Original Assignee
サンウエーブ工業株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 加熱調理器で調理したときに飛散する油等が
壁面や床面に付着して汚染するのを有効に防止する。 【構成】 加熱調理器に隣接する周側空間に薄膜体を移
動可能に配設した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、台所に据え付けられた加熱調理器の回りを清潔に保つことができ る遮蔽体装置に関する。
【0002】
【従来の技術とその課題】
従来、加熱調理器で油料理等をした場合には、油が飛散して加熱調理器回りの 壁面に付着し、該壁面を汚染するため、調理後、洗剤を使って該壁面を清掃しな ければならない、という不便さを有し、特に、加熱調理器を有するキャビネット の奥行寸法が大きくなっている現状では、上記清掃作業がしにくい、という問題 を有していた。
【0003】 この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであって、その目的とするとこ ろは、加熱調理器で調理したときに飛散する油等が壁面や床面等に付着して汚染 するのを有効に防止することができる取扱い至便な遮蔽体装置を提供しようとす るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この考案に係る遮蔽体装置は、加熱調理器に隣接す る周側空間に薄膜体を移動可能に配設したことを特徴とするものである。
【0005】
【実施例】
以下、添付図面に示す実施例に基づき、この考案を詳細に説明する。
【0006】 図1は、この考案の第1実施例に係る遮蔽体装置を示しており、この実施例に 係る遮蔽体装置は、キャビネット2に配設された加熱調理器1の背部に位置する 壁面Wに配設されている。
【0007】 この遮蔽体装置は、キャビネット2の天板の高さ位置に開設された空間部S に回転自在に収納されてなる下部ローラ3と、レンジフード4のほぼ真下となる 高さ位置に開設された空間部Sに回転自在に収納されてなる上部ローラ5と、 上記下部ローラ3と上部ローラ5との間の壁面表面側に展張され、かつ、上記上 部ローラ5に巻き取り自在に取り付けられてなる薄膜体6と、上記上部ローラ5 を薄膜体巻き取り方向に回転させるハンドル7と、から構成されている。
【0008】 下部ローラ3には、予め薄膜体6が所定長巻装されており、新しい薄膜体6を 上記空間部S内にセットする場合には、薄膜体6が巻装された下部ローラ3を 上記空間部S内に配設された支持体8に取り付けた後、上記薄膜体6を引き出 し、さらに、該薄膜体6の端部を上部ローラ5に固着する。
【0009】 このように薄膜体6の端部が固着された上部ローラ5は、公知のギア機構によ って作動的に接続された上記ハンドル7によって回転され、薄膜体6を巻き取る ように構成されていると共に、全ての薄膜体6を巻き取った後は、支持体9から 取り外されるように構成されている。尚、上記薄膜体6は、ステンレス箔やグラ スウール或は薄鋼板などの不燃材で薄膜状に形成されている。
【0010】 従って、この実施例に係る遮蔽体装置によれば、上記下部ローラ3と上部ロー ラ5間に展張された薄膜体6の表面に油等が飛散して付着しても、上記ハンドル 7を回して油が付着した薄膜体6の汚染面を上部ローラ5に巻き取り、薄膜体6 の新しい面を壁面Wの表面側に展張させることで、加熱調理器回りを常に清潔に 保つことができ、しかも、本実施例に係る遮薮体装置にあっては、構成が簡易な ので廉価に提供することもできる、という利点がある。勿論、上記ハンドル7に 代えて、上記上部ローラ5をモータ駆動によって回転させることで、上記薄膜体 6を巻き取るように構成することもできる。
【0011】 また、上記ローラ3と上部ローラ5および両ローラ3,5間に展張された薄膜 体6並びにハンドル7からなる遮蔽体装置は、図2に示すように、壁面Wと加熱 調理器1との間に配設することもできる。
【0012】 このように遮蔽体装置をユニット化して配設することで、上記壁面Wに空間部 S,Sを開設するための工事も不要となり、また、設置作業が大幅に簡略化 される、という利点がある。
【0013】 図3は、この考案の第2実施例に係る遮蔽体装置を示しており、この実施例に 係る遮蔽体装置も、前記第1実施例と同様、加熱調理器1の背部に位置する壁面 Wの開口部Sに嵌合されている。
【0014】 この遮蔽体装置は、壁面Wの表面側上下部に配設された下部ローラ13及び上 部ローラ15と、この下部ローラ13と上部ローラ15間にエンドレス状に巻装 され展張されてなる薄膜体16と、この薄膜体16を洗浄する水槽11と、電磁 弁12の開閉によって上記水槽11内に洗剤を供給する洗剤タンク14と、上記 水槽11内に洗浄水を供給する電磁弁17と、上記水槽11内の水等を排水する 電磁弁18と、上記水槽11内に回転自在に軸支されてなるローラ19と、上記 水槽11内の水中に浸漬している薄膜体16を超音波で洗浄する超音波発振装置 20と、水槽11内で洗浄された薄膜体16に付着した水滴をふき取るふき取り ローラ21,22と、このふき取りローラ21,22に熱風を供給するファンヒ ータ23,24と、上記薄膜体16の曲げ位置に回転自在に配設された中継ロー ラ25,26,27,28と、上記下部ローラ13と上部ローラ15とを同期回 転させるサーボモータ29と、このサーボモータ29や上記電磁弁12,17, 18及び超音波発振装置20やファンヒータ23,24を駆動制御する制御装置 (CPU)と、スイッチSWと、から構成されている。尚、上記下部ローラ13 と上部ローラ15は、両ローラ13,15に懸架されたベルトVによって同期回 転するように構成されている。尚、図中符号Fは裏蓋であり、該裏蓋Fを室外か ら取り外すことで、該遮蔽体装置の保守・点検を容易に行うことができる。
【0015】 それ故、この実施例に係る遮蔽体装置にあっては、スタートスイッチSWをオ ンすると、制御装置からサーボモータ29起動の指令が発せられると同時に、電 磁弁12,17に『開』信号が発せられ、かつ、超音波発振装置20やファンヒ ータ23,24が起動される。
【0016】 これにより、サーボモータ29は薄膜体16を一定量巻き上げて、油等によっ て汚染された部分を水槽11内に浸漬させると同時に、汚れていない新しい面を 壁面Wの表面側に展張させる。
【0017】 また、水槽11内に浸漬された薄膜体16は、先ず、洗剤が一定量加えられた 水中で超音波洗浄された後、ふき取りローラ21,22によって表面に付着した 水滴が取り除かれて自動的に清掃される。勿論、上記ふき取りローラ21,22 は、ファンヒータ23,24によって常時乾燥状態に保たれる。
【0018】 このようにして薄膜体16の洗浄作業が終了した後は、制御装置が電磁弁18 を開放し、水槽11内の水を排水して、一連の洗浄作業が終了する。勿論、上記 一連の洗浄作業に、すすぎ工程を加えて構成することもできる。
【0019】 また、洗浄装置は、図4に示す構成とすることもできる。即ち、この実施例で は、薄膜体16の汚れた面に、洗剤噴射ノズル26から洗剤を一定量噴射させた 後、シャワーノズル27から洗浄水を噴射させて該汚れた面を洗浄し、洗浄排水 は、排水トレイ28から排水管(図示せず)へと排水するように構成し、これに より洗浄装置の部品点数を大幅に削減して、コストダウンを図ることができる、 という利点を有する。
【0020】 図5は、この考案の第3実施例を示すものであって、この実施例では、上記第 2実施例に係る洗浄装置部分Aをキャビネット2内に収納し、薄膜体16のみを 壁面Wの表面側に露出させるように構成した他は、他の構成・作用は、前記第2 実施例と同様であるので、その詳細な説明をここでは省略する。
【0021】 即ち、この実施例では、上部ローラ15をレンジフード4内の奥行側に回転自 在に軸支し、該上部ローラ15に薄膜体16を懸架することで、壁面工事を不要 とすることができる。
【0022】 図6は、この考案の第4実施例を示すものであって、この実施例では、薄膜体 16を、平面L字状に形成された壁面Wに沿って移動可能に懸架すると共に、洗 浄装置部分Aを図4に示したシャワー洗浄方式とした他は、他の構成・作用は、 前記第2実施例とほぼ同様であるので、図面には、第2実施例と同一の符号を付 してその詳細な説明をここでは省略する。
【0023】 即ち、この実施例では、前記洗浄装置部分Aを加熱調理器1の左側部の壁面W に開設された空間部に嵌合すると共に、薄膜体16を平面L字状に形成された壁 面Wの凹部30に垂直に軸支した中継ローラ31に懸架することで、上記薄膜体 16を水平方向に移動するように構成し、加熱調理器1の回りを一度で清潔にす ることができるように構成したものである。
【0024】 図7は、この考案の第5実施例を示すものであって、この実施例では、遮蔽体 装置を、シンクや加熱調理器1が壁面から離れた位置に配設された所謂「アイラ ンドキッチン」に適用した場合を示している。
【0025】 即ち、上記「アイランドキッチン」の場合には、加熱調理器1の回りを遮蔽す る壁等が存在しないため、該「アイランドキッチン」の加熱調理器1で油料理を した場合、油が床面に飛散して汚染することから、遮蔽体装置を構成する薄膜体 16A,16B,16Cを、上記加熱調理器1の真上に配設されたレンジフード 4の内側三辺に引き下げ・巻き上げ自在に配設し、上記薄膜体16A,16B, 16Cを引き下して上記加熱調理器1の回りを画成することで、油が床面に飛散 しないように構成されている。この場合、各薄膜体16A,16B,16Cを引 き下げ或は巻き上げる機構は、バネを利用した公知の機構を用いることができる ので、その詳細な説明をここでは省略する。また、この実施例においては、上記 各薄膜体16A,16B,16Cの配設位置をレンジフード4の外側とすること もでき、また、「アイランドキッチン」の設置態様によっては、二辺を画成する ように構成することもできるとともに、上記各薄膜体16A,16B,16Cを 着脱自在とすることで、容易に洗浄することができるように構成することもでき る。勿論、この実施例の場合、安全性および防火の目的から、各薄膜体16A, 16B,16Cは、グラスウールなどで形成するのが望ましい。
【0026】
【考案の効果】
この考案は、以上説明したように、加熱調理器に隣接する周側空間に薄膜体を 移動可能に配設したので、加熱調理器で調理したときに飛散する油等が壁面や床 面に付着して汚染するのを有効に防止することができると共に、取り扱いが簡便 であるため、容易に加熱調理器回りの壁面や床面を清潔に保つことができる、と いう優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例に係る遮蔽体装置の構成
を示す断面図である。
【図2】同遮蔽体装置の他の取り付け例を示す断面図で
ある。
【図3】この考案の第2実施例に係る遮蔽体装置の構成
を示す断面図である。
【図4】洗浄装置部分の他例を示す構成説明図である。
【図5】この考案の第3実施例に係る遮蔽体装置の構成
を示す断面図である。
【図6】この考案の第4実施例に係る遮蔽体装置の構成
を示す断面図である。
【図7】この考案の第5実施例に係る遮蔽体装置の配設
状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 加熱調理器 3,13 下部ローラ 5,15 上部ローラ 6,16,16A,16B,16C 薄膜体 7 ハンドル 29 サーボモータ W 壁面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理器に隣接する周側空間に薄膜体
    を移動可能に配設してなる遮蔽体装置。
JP10006491U 1991-09-30 1991-09-30 遮蔽体装置 Pending JPH0529468U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006491U JPH0529468U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 遮蔽体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006491U JPH0529468U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 遮蔽体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0529468U true JPH0529468U (ja) 1993-04-20

Family

ID=14264041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10006491U Pending JPH0529468U (ja) 1991-09-30 1991-09-30 遮蔽体装置

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JP (1) JPH0529468U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255004B2 (ja) * 1979-05-02 1987-11-18 Dotsuasu Fuasunaa Yoorotsupu Ltd

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255004B2 (ja) * 1979-05-02 1987-11-18 Dotsuasu Fuasunaa Yoorotsupu Ltd

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