JPH0529457Y2 - - Google Patents

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JPH0529457Y2
JPH0529457Y2 JP9132687U JP9132687U JPH0529457Y2 JP H0529457 Y2 JPH0529457 Y2 JP H0529457Y2 JP 9132687 U JP9132687 U JP 9132687U JP 9132687 U JP9132687 U JP 9132687U JP H0529457 Y2 JPH0529457 Y2 JP H0529457Y2
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drive voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、ドツトマトリクス型の液晶表示パネ
ルを用いた液晶表示装置の温度補償回路に関す
る。
[従来技術とその問題点] 従来、例えば液晶テレビ、小型ワードプロセツ
サ等の小型電子機器において、ドツトマトリクス
型の液晶表示装置が一般に用いられている。しか
して、液晶表示素子は、印加電圧の実効値に依存
してその明るさが変化し、また、同一実効値であ
つても温度により選択点の明るさが変化してしま
うという問題がある。このため液晶表示装置を用
いた電子機器では、一般に温度補償を行なつて安
定した表示が得られるようにしている。液晶表示
素子は、温度が低いほど暗くなるので、温度が低
くなるに従つて選択電極の印加電圧の実効値を上
げる必要がある。このため従来では液晶表示素子
に対し、第3図の,′に示すように最適バイ
アス比のまま印加電圧を変化させている。上記
は印加電圧V0,V1,V3,V4中のV0電圧
の変化、′はV1電圧の変化を示している。こ
の場合、動作温度範囲の下限例えば0℃を駆動回
路の耐圧の最大値V0maxとするので、通常使
用する温度、つまり、20℃付近では印加電圧V0
がV0maxより低くなり、コントラストが低下
してしまう。
一方、スレツシユホールドレベルVthの高い液
晶材料で、第3図の,′に示すように従来よ
り高い電圧で且つ最適バイアス比で駆動すること
により、オン/オフのコントラスト比が上がるも
のがある。この液晶材料を使用した場合、常温以
上では耐圧に余裕があるにも拘らず、常温以下に
なると印加電圧V0がV0maxより高くなり、
素子が破壊されてしまう。このため上記のような
液晶材料は、良好なコントラストが得られるもの
の実際には使用できないという問題がある。
また、従来では第3図の,′に示すように
V0電圧を温度に関係なく一定とし、バイアス比
を変えていくようにしたものもある。この場合、
V0電圧はV0maxに固定し、常温の時に最適
バイアス比とするので、常温付近以外ではコント
ラストが悪化するという欠点があつた。
[考案の目的] 本考案は上記実情に鑑みてなされたもので、液
晶表示素子の温度補償を確実に行ない得、広い温
度範囲に亙つて高いコントラストが得られる液晶
表示装置の温度補償回路を提供することを目的と
する。
[考案の要点] 本考案は、液晶表示素子を駆動する際、設定温
度より高い温度の時は最適バイアス比のまま印加
実効電圧を下げ、設定温度より低い温度の時は印
加電圧を一定値に保持してバイアス比を変えるこ
とにより、液晶表示装置の温度補償を行なうよう
にしたものである。
[考案の実施例] 以下、図面を参照して本考案の一実施例を説明
する。第1図において11はコンパレータで、+
端子にはVCC電源電圧を抵抗R1及び温度検知素
子例えばサーミスタR3の直列回路により分割し
た電圧VAが与えられ、−端子にはVCC電源電圧を
抵抗R2及び温度検知素子例えばサーミスタR4
の直列回路により分割した電圧VBが与えられる。
上記抵抗R1及びサーミスタR3の直列回路は
VCC電源と接地(V2電位)との間に設けられ、
抵抗R2及びサーミスタR4の直列回路はVCC
源と接地との間に設けられる。この場合、上記抵
抗R1,R2は、等しい値に設定される。又、サ
ーミスタR3,R4は、負特性を有し、温度が低
くなると抵抗値が大きくなるもので、R3の方が
R4より特性が急峻となつている。そして、上記
抵抗R1とサーミスタR3との分割点Aにおける
分割電圧VAは、アナログスイツチ12を介して
アンプ13の+端子に入力され、上記抵抗R2と
サーミスタR4との分割点Bにおける分割電圧
VEは、アナログスイツチ14を介してアンプ1
3の+端子に入力される。上記アナログスイツチ
12はコンパレータ11の出力端Cより与えられ
る信号によつてオン/オフ制御され、アナログス
イツチ14はコンパレータ11よりインバータ1
5を介して与えられる信号によりオン/オフ制御
される。そして、上記アンプ13の出力端Eから
出力される電圧は、自己の−端子に入力されると
共に、液晶駆動電圧V1として取出される。ま
た、上記アンプ13の出力電圧は、抵抗R5を介
してアンプ16の−端子に入力される。このアン
プ16は、+端子が接地され、出力端子と−端子
との間に抵抗R6が接続される。そして、このア
ンプ16により反転増幅された電圧が液晶駆動電
圧V3として取出される。この液晶駆動電圧V3
は、V2電圧(接地電位)を中心としてV1電圧
を反転した電位となつている。
また、上記アンプ13の出力電圧は、抵抗R
7,R8により分割され、その分割点Fの電圧
VFが、アンプ17の+端子に入力される。この
アンプ17の+端子と接地との間には、ツエナー
ダイオード18が設けられ、上記F点の電圧VF
がツエナー降伏電圧でクリツプされる。また、上
記アンプ17は、出力端子と−端子との間に抵抗
R9が接続されると共に、−端子より抵抗R10
を介して接地される。そして、上記アンプ17の
出力電圧が液晶駆動電圧V0として取出されると
共に、抵抗R11を介してアンプ19の−端子に
入力される。このアンプ19は、+端子が接地さ
れると共に、出力端子と−端子との間に抵抗R1
2が接続される。そして、アンプ19の出力電圧
が液晶駆動電圧V4として取出される。この液晶
駆動電圧V4は、V2電圧を中心としてV0電圧
を反転した電位となつている。
そして、上記回路から出力される液晶駆動電圧
V1,V3,V0,V2,V4は、液晶駆動部へ
送られる。この液晶駆動部は、表示データに応じ
て上記の電圧を選択し、液晶表示パネルを駆動す
る。すなわち、液晶駆動部は、第2図に示すよう
にV1,V3電圧により液晶表示パネルのセグメ
ント電極を駆動し、V0,V2,V4電圧により
コモン電極を駆動する。
次に上記実施例の動作を説明する。今、上記第
1図における液晶駆動電圧発生回路の動作範囲を
0〜40℃とし、20℃を常温とする。しかして、サ
ーミスタR3,R4は、上記したように温度が低
いほど抵抗値が大きくなるもので、下式の条件を
満たすように抵抗値が設定される。
R3>R4(0〜20℃) ……(1) R3=R4(20℃) ……(2) R3<R4(20〜40℃) ……(3) そして、20℃の時に最もコントラストのある画
像を得る為には、液晶駆動電圧V0を「V0=V
0max」とし、且つ最適バイアス比とする必要
がある。このときの駆動電圧V1を「V120」と
し、 V120=V0max/b ……(4) 但しb=√(Nは時分割走査線数) とする必要がある。また、「R1=R2」として
いるので、20℃では「R3≒R4」であるので、
A点及びB点の電位は、「VA=VB」となる。この
ときコンパレータ11の出力によりアナログスイ
ツチ12,14の何れかがオンしてVAあるいは
VBがD点よりアンプ13に入力される。これに
よりアンプ13から駆動電圧V1が出力される
が、このときの駆動電圧V1がV120となるよう
に抵抗R1(R2)の値を設定する。上記アンプ
13から出力される駆動電圧V120は、抵抗R
7,R8で分割され、その分割点Fの電圧VFは、 VF={R8/(R7+R8)}V120 ……(5) となる、そして、この電圧VFがアンプ17で増
幅され、駆動電圧V0として出力される。このと
き駆動電圧V0がV0maxとなるようにアンプ
17のゲインGを設定する。すなわち、 {R8/(R7+R8)}V120・G=V0max
……(6) ∴{R8/(R7+R8)}G=b ……(7) となるようにゲインGを設定する。
そして、「20〜40℃」の温度では、A点の電位
VAよりB点の電位VBが高くなるので、コンパレ
ータ11の出力がローレベルとなり、アナログス
イツチ12がオフすると共にアナログスイツチ1
4がオンする。この結果、B点の電位VBがアナ
ログスイツチ14を介してD点に出力され、アン
プ13より駆動電圧V1として出力される。この
場合、温度が上昇するに従つてB点の電位VB
低下するので、駆動電圧V1のレベルも第3図
′に示すように温度上昇に伴つて低下する。ま
た、上記駆動電圧V1は抵抗R7,R8で分割さ
れ、F点の電位VFは VF={R8/(R7+R8)}V1 となる。このF点の電位VFは、アンプ17で増
幅されて駆動電圧V0となるので、アンプ17の
ゲインをGとした時 G・VF=G・{R8/(R7+R8)}V1=V0
……(8) となる。そして、この(8)式及び上記(7)式より V1=(1/b)V0 となり、最適バイアス比が得られる。また、上記
駆動電圧V1,V0は、それぞれアンプ16,1
9で反転増幅され、駆動電圧V3,V4として取
出される。
また、「0〜20℃」の温度では、A点の電位VA
がB点の電位VBより高くなるので、コンパレー
タ11の出力がハイレベルとなり、アナログスイ
ツチ12がオンすると共にアナログスイツチ14
がオフする。この結果、A点の電位VAがアナロ
グスイツチ12を介してD点に出力され、アンプ
13より駆動電圧V1として出力される。この場
合、温度が上昇するに従つてA点の電位VAが低
下するので、駆動電圧V1のレベルも第3図′
に示すように温度上昇に伴つて低くなる。そし
て、上記駆動電圧V1は抵抗R7,R8で分割さ
れ、分割点における電位VFがアンプ17に入力
される。このとき上記F点の電位VFは、20℃の
時より高くなろうとするが、ツエナーダイオード
18により、その降伏電圧VZ (VZ={R8/(R7+R8)}V120)にクリツプ
される。このためアンプ17から出力される駆動
電圧V0は、第3図のに示すように温度が「0
〜20℃」の範囲では、 「V0=V0max」に保持される。
上記のように常温より高い温度の時は最適バイ
アス比のまま駆動電圧V0(|V4|)を下げ、
常温より低い場合は駆動電圧V0(|V4|)を
耐圧最大値に保持したままバイアス比を変えるこ
とにより、温度補償を行なつている。
なお、以上の説明では、20℃においてコンパレ
ータ11の出力レベルが切換わるようにしたが、
このままでは20℃付近の動作が不安定になるの
で、実際には例えば温度上昇時は20.5℃、温度下
降時は19.5℃で切換わるようにコンパレータ11
にヒステリシス特性を持たせる。このようにコン
パレータ11にヒステリシス特性を持たせること
により、20℃付近においても安定した動作を行な
わせることができる。
[考案の効果] 以上詳記したように本考案によれば、液晶表示
素子を駆動する際、設定温度より高い温度のとき
は液晶駆動電圧を下げ、設定温度より低い温度の
時はバイアス比を変えることにより、液晶表示装
置の温度補償を行なうようにしたので、コントラ
スト比の高い液晶表示素子を使用して温度補償を
確実に行ない得、常温付近だけでなく、広い温度
範囲に亙つて高いコントラストを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による液晶表示装置
の温度補償回路を示す回路構成図、第2図は同実
施例における液晶表示電極に対する選択時及び非
選択時の駆動信号波形を示す図、第3図は従来及
び本考案における温度補償動作を説明するための
温度と液晶駆動電圧V0,V1との関係を示す図
である。 11……コンパレータ、12,14……アナロ
グスイツチ、13,16,17,19……アン
プ、18……ツエナーダイオード、R3,R4…
…サーミスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 液晶駆動電圧発生回路と、温度を検知する温度
    検知素子と、温度が設定温度より上昇した際、上
    記液晶駆動電圧発生回路から出力される液晶駆動
    電圧を上記温度検知素子の検知出力に応じて低下
    させる手段と、温度が設定温度より低下した際、
    上記温度検知素子の検知出力に応じてバイアス比
    を変える手段とを具備したことを特徴とする液晶
    表示装置の温度補償回路。
JP9132687U 1987-06-16 1987-06-16 Expired - Lifetime JPH0529457Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9132687U JPH0529457Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JP9132687U JPH0529457Y2 (ja) 1987-06-16 1987-06-16

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JPS63200819U JPS63200819U (ja) 1988-12-23
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