JPH05294521A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05294521A
JPH05294521A JP9984792A JP9984792A JPH05294521A JP H05294521 A JPH05294521 A JP H05294521A JP 9984792 A JP9984792 A JP 9984792A JP 9984792 A JP9984792 A JP 9984792A JP H05294521 A JPH05294521 A JP H05294521A
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JP
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paper sheet
paper
image forming
manual feeding
head
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JP9984792A
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Kiyohisa Sugishima
喜代久 杉島
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の操作性を向上させ、誤った画
像形成を防ぐこと。 【構成】 画像形成装置において、操作者が手差し操作
を知らないときや前の操作者が手差し設定をしたまま解
除を忘れたときも手差しの解除を自動的に行う。また、
判定した用紙の種類と、設定した設定ボタンが違うとき
は警告表示をし、用紙種類によって動作不可能な設定が
されたときは警告表示して、機内の用紙を排出すること
ができるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像形成装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手差し給紙機能を有する画像形成
装置(以下第1従来例という)が数多く提案されてい
る。このような装置では画像形成時には、操作者がその
都度、手差しボタンおよび解除ボタンを操作して給紙モ
ードの設定を行うように構成されているものが多かっ
た。この場合、手差し給紙モードによる画像形成完了
後、解除ボタンを押すことを忘れ、手指し給紙モードが
設定されたまま放置され、次の操作者がその都度給紙モ
ードの解除等を行わねばならなかった。
【0003】また、従来、用紙の種類を判定できる機能
を有する画像形成装置(以下第2従来例という)も提案
されている。この第2従来例では、画像形成時、前記判
定機能で判定した画像を形成する用紙の種類と操作者が
設定した用紙の種類が一致しないことがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記第
1従来例においては、手差しの設定,解除は、操作者が
その都度操作するようになっているものが多いために、
作業完了後、解除操作を行うことを忘れ、次の操作者に
迷惑をかけるという課題(以下第1の課題という)があ
り、また、上記第2従来例においては、判定した用紙の
種類と操作者が設定した用紙の種類が一致しない恐れが
あるという課題(以下第2の課題という)があった。い
ずれの場合も操作性が無いものであった。
【0005】この発明は上記のような点に鑑みて操作性
の著しく向上した画像形成装置を提供することを目的と
し、第1の課題に対しては、操作者が手差し操作を知ら
ないときや前の操作者が手差し設定をしたまま解除を忘
れたときにも、手差しの解除を自動的に行う画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0006】また、第2の課題に対しては、判定した用
紙の種類と、操作者が設定した用紙の種類が異なるとき
は所定の制御信号を出力する画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、この発明の請
求項1においては、手差し給紙機能を有する画像形成装
置において、本装置の電源投入時、ドアの開閉時、もし
くは前記手差し給紙モードによる画像形成動作の開始後
のいずれかのときに、前記手差し給紙モードを自動的に
解除する画像形成装置により、前記第1の課題を解決
し、前記目的を達成しようとするものである。
【0008】また、この発明の請求項2においては、所
望の用紙の種類を設定する設定手段と、用紙の種類を判
定する判定手段と、前記判定手段により判定した用紙の
種類と前記設定手段により設定された用紙の種類が一致
しないとき所定の制御信号を出力する制御手段と、を具
備して成る画像形成装置により、前記第2の課題を解決
し、前記目的を達成しようとするものである。
【0009】また、この発明の請求項3においては、請
求項2において前記所定の制御信号に基づいて、機内の
前記用紙を排出する排出手段を具備して成る画像形成装
置により、前記第2の課題を解決し、前記目的を達成し
ようとするものである。
【0010】
【作用】この発明の請求項1の画像形成装置は、本装置
の電源投入時、ドアの開閉時、もしくは手差し給紙モー
ドによる画像形成動作の開始後のいずれかのときに、手
差し給紙モードを自動的に解除する。
【0011】また、この発明の請求項2の画像形成装置
は、設定手段で所望の用紙の種類を設定し、判定手段に
より用紙の種類を判定し、前記判定手段により判定した
用紙の種類と、前記設定手段により設定された用紙の種
類が一致しないとき、制御手段により、所定の制御信号
を出力する。
【0012】また、この発明の請求項3の画像形成装置
は、請求項2において、所定の制御信号に基づいて、排
出手段により、機内の用紙を排出する。
【0013】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、この発明の一実施例である画像形成装置
(以下本装置という)を用いたフルカラー複写機(以下
本機という)について図1および図2を用いて説明す
る。
【0014】図1はこの発明の一実施例であるフルカラ
ー複写機の側断面図、図2は図1の本機の正面図であ
る。図1および図2において、この実施例を用いた本機
は大別して原稿を読み取る読み取り部20(以下スキャ
ナ部という)と用紙に原稿像を印字するプリンタ部1で
構成されている。前記スキャナ部20は原稿載置用のプ
ラテンガラス21(図1)上の原稿を、照明ランプ23
で照明し、その反射光をレンズ24を介して、光電変換
素子25上に結像し、原稿情報を得るように構成されて
いる。
【0015】尚、光電変換素子25はモータ(図示せ
ず)により原稿(図示せず)の下を図1の右方向から左
方向に移動して画像情報を順次得ることができる。ま
た、光電変換素子(以下イメージセンサと称す)25
は、微細な素子が一列に並び、それぞれにR(赤),G
(緑),B(青)のフィルタを付加して3つの素子で一
画素を表わすフルカラー読み取り素子であり、400ド
ット/インチの解像度を有し、144画素分の素子が並
んでいる。従って、一回左右に動いてから、図1の奥方
向に、プリントした画素分移動して次のラインを読む。
これを原稿の大きさ分、繰り返して原稿全体の画像信号
を得る。
【0016】一方、光電変換素子により得た画像信号
は、色味合わせ等の画像処理をし、輝度濃度変換して濃
度補正し、プリンタのインクの色である、シアン
(C),マゼンタ(M),イエロー(Y),ブラック
(K)の2値の信号になって、プリンタ部1のヘッド2
aに送られる。
【0017】プリンタ部1では、用紙カセット3の用紙
Pを給紙ローラ5で給紙し、給紙センサ19,給紙ガイ
ド6,7の間を通って、搬送ローラ8,9に到達する。
搬送ローラ8,9により搬送された用紙はプラテン15
に達する。
【0018】搬送された用紙は、プラテン15上で、印
字ヘッド2aにより、スキャナ部20からの画像情報に
もとづいて、インクタンク2内のインクをノズルより吐
出して、画像を形成する。印字ヘッド2aは128ノズ
ルが一列に並んだものであり、1度に約8mmの幅で印字
ができる。そして、印字ヘッド2aはスキャナ部20の
光電変換素子と同期して図1の奥の方に印字しながら移
動して1バンド分の画像を形成する。尚、本実施例で
は、印字ヘッドは熱エネルギーを用いてインクに状態変
化を生起させることによりインクを吐出する方式のもの
である。
【0019】そして、1バンド分の幅に応じた距離用紙
を搬送ローラ8,9,10,13のそれぞれにより搬送
し、次のバンドの印字に備える。1枚分の印字が終わっ
たら、排紙トレイ12上に排紙する。
【0020】搬送ローラ13は、機械的な構成により、
13aの位置の場合と、13bの位置の場合がある。図
2は、図1のフルカラー複写機の正面図であり、手差し
ボタン17は手差しコピーをするときに使用し、OHP
ボタン18は、OHP用紙にコピーするときに使用する
ボタンである。
【0021】この場合は、OHPボタン18によりOH
Pモードが選択されているかどうかで位置が13aか1
3bのように異なる。OHP用紙は通常の用紙に比べ
て、インクが用紙に吸収されるのに時間がかかるので、
OHPボタン18が押されOHPモードが選択される
と、ローラが機械的に13b(図1の破線)の位置にな
り、用紙の印字面に触れないようにする。従って用紙の
搬送は、給紙ローラ8,9のみにより行われる。又、O
HPモードが選択されていなければローラは13a(図
1の実線)の位置になる。
【0022】又、搬送路11も同様に、11a,11b
の位置の場合がある。この場合は、図2に示す手差しボ
タン17のオン・オフによってその位置が異なる。即
ち、手差しボタン17が押されて手差しモードが選択さ
れていると、搬送路11は11bの位置になり、手差し
モードが選択されていない場合は、搬送路11は11a
の位置になる。
【0023】次に手差し動作について説明する。本機の
手差し動作は、前記のように搬送が11bの位置にいる
ときに、排紙口より用紙を挿入し、排紙センサ16が搬
送路上の用紙を検知して一定時間、オンになったら、搬
送ローラ13を逆回転し、用紙を本機内に入れる。そし
て、用紙の先頭がプラテン15の位置にきたら、通常と
同様に印字を開始する。搬送路11は搬送ローラ10が
通常方向に回転したら、11aの位置になる。又、手差
しボタンがオンになっている場合もオフになる。次に本
機の画像処理系の回路構成を図3を用いて説明する。図
3において、イメージセンサ25からは、各色8ビット
で構成されるR,G,Bそれぞれの信号が出力される。
これらを画像処理回路301において、輝度濃度変換で
ある対数変換、色味合わせのマスキング、黒色をくっき
り出すための黒生成,変倍等のそれぞれを行って、C,
M,Y,Kそれぞれ8ビットの信号に変換する。そし
て、ヘッドの濃度補正であるヘッドシェーディングを各
色ごと、即ち、各ヘッドごとに行って、2値化回路30
6ないし309のそれぞれで2値化し、各ヘッド310
ないし313(図1の印字ヘッド2aに相当する)のそ
れぞれでその信号にもとづいて、インクを吐出する。
【0024】次に本機の全体の制御回路について図4を
用いて説明する。図4において、CPU401は、制御
プログラムを格納したROM402のプログラムにもと
づいて、作業用データの格納用RAM403等を用いて
本機の制御を行う。ここで操作部406は種々のキーに
よりコピースタートや各種機能の設定を行う。I/0
1,I/02は、それぞれ各駆動部分の制御を行う入出
力回路で、I/01は、スキャナ部の照明用ランプ41
5や、カラーセンサを移動するスキャナ主走査モータ4
16、スキャナ副走査モータ417を制御する。また、
I/02はプリンタ部のヘッドや紙の移動を行うプリン
タ主走査モータ418やプリンタ副走査モータ419、
排紙センサや給紙センサ等の各種センサ420の入力等
を行う。
【0025】また、CPU401のバスは画像処理回路
や二値化回路等にもつながっており、それらを制御して
いる。
【0026】次にこの実施例である本機の動作を図5を
用いて説明する。図5はこの実施例の動作を制御するフ
ローチャートである。図5において、コピー制御スター
トし、本機の電源オン後か(STP501)前ドアを1
回開けた後のドア閉か(STP502)判定し、そうな
らば、手差しボタン17が入っているか判定する(ST
P503)。
【0027】STP503で手差しボタン17がオンな
らば、プリンタの副走査モータ419を回転して、手差
しボタン17をオフにする(STP504)。
【0028】次に、手差しボタン17をチェックし(S
TP505)、そのオン/オフにより、手差し可能フラ
グをオン(STP507)かオフ(STP506)にす
る。手差し可能フラグがオンで排紙センサ16が用紙を
検知している場合(STP508)、コピー動作を行
う。まず、プリンタ部の副走査モータ419を逆回転し
(STP509)、排紙センサ16がオフになるまで動
作させ、排出口より手差し挿入された用紙を機内に取り
込む(STP510)。そして、プリンタ副走査モータ
419を停止しコピー動作を行う(STP511,ST
P512)。
【0029】手差しボタン17がオンではない場合(S
TP505)、または手差し可能であっても、排紙セン
サ16が用紙を検知していない場合は(STP50
8)、操作部406からのコピースタートキーの入力を
待って(STP513)、コピースタートキーの入力が
あれば、OHPスイッチ18がオフか判断し、オフであ
ればコピー動作を行う(STP514)。もし、コピー
キーが押されても、OHPスイッチがオンならば、その
旨を告げる警告表示を行う(STP515)。
【0030】次にコピー動作について説明する。まず、
この実施例のヘッドシェーディングについて図6を用い
て説明する。図6はこの実施例のヘッドシェーディング
を示す模式図であり、(a)はヘッド吐出模式図、
(b)はヘッドシェーディングテーブル、(c)はヘッ
ドシェーディング補正の回路を示す回路図である。この
実施例で使用しているインクジェット方式のヘッドは、
63.5μmの大きさのノズルが128個並んで、ヘッ
ドを構成している。
【0031】ヘッドの大きさは均一であるはずである
が、製造工程のばらつき等により、図6(a)に示した
ように、ヘッドから吐出されるインク滴は、大きさが異
なったり、用紙への着弾が水平でなかったりする。この
ため、この実施例のように、128のノズルで1バンド
を印字して、そのバンドを複数集めて1枚のコピーにす
る場合は、インク滴の小さいところや、水平に着弾して
いないところは、黒いすじになったり白いすじになった
りする不具合が生じる。
【0032】そこで、印字すべきデータを増減してそれ
を2値化することにより前記すじをめだたなくすること
が既に提案されている。この実施例においても、図6
(b)に示すようなデータの増減をするテーブルを有
し、(このテーブルは、白すじや、黒すじの程度により
複数を有する)図6(c)に示すような回路で補正を行
っている。
【0033】この補正を図6(c)の回路図により説明
する。図6(c)において、輝度濃度変換された画像デ
ータは、あらかじめヘッドのノズル毎に決められた図6
(b)に示したテーブルナンバーとデータにより、シェ
ーディングテーブルによりデータ変換を行って、その後
2値化し、ヘッドに与えられる。ヘッド毎のテーブルナ
ンバーを読みだす為のヘッドノズルカウンタ1とヘッド
にデータを与えるヘッドノズルカウンタ2は、128個
のノズルの印字毎にクリアされ、データに同期したクロ
ックでカウントアップする。
【0034】次にこの実施例の画像ずらしの制御につい
て、図1および図7を用いて説明する。図7はこの実施
例の画像ずらしを示す模式図である。先ず、図1におい
て、プリンタ部1の印字プラテン15上で、ヘッド2a
よりインクを吐出して、1バンド分の印字を行う。その
とき、用紙はローラ8,9それぞれとローラ10,13
それぞれにより挾持されている。そして、ヘッド2aに
用紙が触れることがないように張られている。つまり、
ローラ10,13の方で用紙を引っ張るようにして用紙
の搬送を行っている。したがって、ローラ10,13と
ローラ8,9両方に用紙が挾持されているときは、用紙
の1バンド毎の搬送は均一に行われるが、用紙がローラ
8,9から抜けると、引っ張る力が不均一になる。そこ
で、両方にはさまれていたときと同様に用紙搬送や印字
を行うと、白すじや、黒すじになる可能性がある。
【0035】このため、この実施例では、用紙の搬送を
監視し、用紙の搬送状態によって、搬送量や印字量を変
える制御を行い、白すじや黒すじがでるのを防止してい
る。図7はその制御の概略を示している。
【0036】以下、この制御について説明する。先ず、
この実施例では、用紙がローラ8,9(図1)を抜けた
ら用紙の送りを少なくし、画像の印字も少なくするよう
にしている。その送り量と、印字量は、機械的な搬送ス
ピード、用紙搬送用ステッピングモータ(副走査モータ
419)の1パルスでの搬送量等により、機械的に求め
られている。
【0037】そこで、イメージセンサ25で読み取った
画像をずらしてヘッド2aで印字する場合、図7に示す
ように、イメージセンサ25の画素に対応した各センサ
の出力をずらしたノズルに対するヘッドシェーディング
データを用いてデータ変換し、2値化してから、ヘッド
2a上のノズルを変えて印字ことにより実現している。
【0038】このヘッドシェーディングデータとヘッド
の位置(ノズル)のずらしは、図6で示したヘッドノズ
ルカウンタの初期値を変更することによって行ってい
る。
【0039】この実施例では、A4の用紙にコピーする
場合は、35バンド印字するが、33バンド目で給紙セ
ンサから用紙が抜けるので、33バンド目は、通常の1
28画素印字、用紙の送りは96パルス(ステッピング
モータのパルス数)で、34バンド目が、127画素印
字の95パルス送り、35バンド目が128画素印字で
95パルス送りとなっている。
【0040】次にこのようなずらし制御を行うコピー動
作について図8のフローチャートを用いて説明する。図
8において、コピースタートが要求されると、給紙動作
を行い(STP801)、用紙が印字プラテン15上に
きたら、紙幅検知を行う(STP802)。この実施例
では、ヘッド2aを搬送するキャリッジに反射型センサ
を装備しており、その出力に基づいて用紙の幅を検出す
る。この動作の詳細については後述する。
【0041】そして検出した用紙の幅や操作部より入力
された倍率等により、イメージセンサで読み取る領域を
計算する(STP803)。又、読み取り領域と倍率に
より、用紙上の印字領域を計算する(STP804)。
【0042】そして、ライン数を数えるラインカウン
タ、ずらしの時使用するずらしステータスをクリアする
(STP805,806)。ずらしステータスが0か1
かを判定し(STP807)、0か1ならば、ずらしが
発生していないので、ヘッドシェーディングのずらしと
ヘッドのずらしは0にする(STP808,809)。
ずらしステータスが2ならば、前述した34ライン目な
ので、ヘッドシェーディングは1ずらし、ヘッドも1ず
らす(STP810,811,812)。そうでなけれ
ば、最終ラインの35ライン目であるので、ヘッドシェ
ーディングのずらしは0に、ヘッドのずらしも0にする
(STP813,814)。そして、イメージセンサ2
5で1行スキャンしながら読取った画像データに基づき
ヘッド2aで画像を印字する(STP815)。
【0043】次にラインカウンタを1アップして(ST
P816)、最初に計算した量のコピーが終われば(S
TP817)用紙を搬送,排出し(STP818)、イ
メージセンサ25とヘッド2aをホームポジションに戻
してコピーを終了する(STP819)。
【0044】コピーが終了していなければ、スキャナの
イメージセンサ25を1スキャン分移動する(STP8
20)。この時、ずらしが発生していれば、その画素分
少なく移動する。つまり、通常は128画素分移動する
が、ずらしが入ったら127画素分の移動となる。
【0045】それから、プリンタ部の用紙も決められた
分搬送する(STP821)。そして給紙センサ19を
監視し(STP822)、給紙センサ19がオフしてい
れば、ずらしステータスを1アップする(STP82
3)。そして、次のバンドの印字に戻る。
【0046】次にこの実施例の紙幅検知動作について図
9を用いて詳細に説明する。図9はこの実施例の紙幅検
知動作を制御するフローチャートである。図9におい
て、前述したように、ヘッド2aのキャリッジについて
いるフォトセンサにより、プラテン15上の反射データ
を取り込む(STP901)。
【0047】そのデータをチェックし、紙種を判定す
る。即ち、OHPシートの場合は、用紙が透明に近いの
で、プラテンの色のデータになり、紙の場合は、白色の
データが入ってくるので、それにより判定する(STP
902)。
【0048】次に、検知された用紙の種類とOHPボタ
ン18の状態が一致しているか判定し(STP90
3)、違っていれば、ユーザーのオペレーションミスの
可能性があるので、用紙種類違いのメッセージを操作部
406上の所定の表示部に表示し(STP904)、用
紙を排出して(STP908)、コピー動作を終了する
(STP909)。
【0049】用紙種類と、OHPボタン18の状態があ
っていれば、OHPモードか判定し(STP905)、
OHPモードであれば、OHPで動作可能な機能かチェ
ックする(STP906)。この実施例の複写機は、種
々の機能を持っており、たとえば、変倍,色変換,イメ
ージリピート,拡大連写等の機能を有している。それら
の機能のなかで、たとえば、一枚の原稿を拡大して複数
の用紙に出力する拡大連写の機能は、OHPモードは手
差し給紙でしかコピーできず、連続コピーができないた
め、OHPモードでは拡大連写はできない。従ってOH
Pモードで実行できない機能が設定されている場合、例
えば拡大連写が設定されている場合は、OHPモードで
は拡大連写ができない旨のメッセージを操作部406上
の表示部に表示して(STP908)、用紙を排出して
(STP909)、コピー動作を終了する。用紙の種類
と、機能の矛盾がなければ、用紙のサイズを決定し(S
TP907)、コピー動作に戻る。
【0050】なお、前記実施例では、複写機について説
明したが、この発明はホストコンピュータ等からの出力
データに基づいて印字を行うプリンタ等にも応用するこ
とができる。
【0051】又、この実施例では、搬送ローラを回転す
ることにより、手差しを解除することができるので、操
作部やホストコンピュータからの解除コマンドにより、
手差しを解除するようにしてもよい。
【0052】また、この実施例では、用紙の種類と機能
の組合せで説明したが、たとえば、ビデオ入力装置や、
フィルムプロジェクタ等の画像入力装置と、機能の組み
合わせを判定し、警告表示を出すようにしてもよい。つ
まり、画像入力装置からの画像と原稿の画像信号に対す
る色調整処理は、係数が違うことが多いので、どちらか
で登録した色を他の入力装置の画像に使うときは警告を
する必要がある。
【0053】また、この実施例では、用紙の種類と、操
作者が設定したOHPボタンが違えば排出するようにし
たが、排出せずに警告を出し、操作者に排出か、その用
紙でコピーするか選択させてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明では、電
源投入時、ドアの開閉時、もしくは手差し給紙モードに
よる画像形成動作の開始時のいずれかのときに手差し給
紙モードを自動的に解除することにより、操作者が手差
しを知らないときや前の操作者が手差し設定をしたまま
解除を忘れたときにも手差しの解除を自動的に行う画像
形成装置を提供でき、また、判定した用紙の種類と、操
作者が設定した用紙の種類が異なるときは所定の制御信
号を出力する画像形成装置が提供でき、また、前記制御
信号により、機内の用紙を排出する画像形成装置が提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例であるフルカラー複写機
の側断面図
【図2】 図1のフルカラー複写機の正面図
【図3】 本機の画像処理回路を示す回路図
【図4】 本機の制御回路を示す制御回路図
【図5】 この実施例の動作を制御するフローチャート
【図6】 この実施例のヘッドシェーディングを示す模
式図
【図7】 この実施例の画像ずらしを示す模式図
【図8】 コピー動作を示すフローチャート
【図9】 この実施例の紙幅検知動作を制御するフロー
チャート
【符号の説明】
1 プリンタ部 2 インクタンク 2a 印字ヘッド 5 給紙ローラ 8,9,10,13 搬送ローラ 15 プラテン 16 排紙センサ 17 手差しボタン 18 OHPボタン 20 スキャナ なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手差し給紙機能を有する画像形成装置に
    おいて、本装置の電源投入時、ドアの開閉時、もしくは
    前記手差し給紙モードによる画像形成動作の開始後のい
    ずれかのときに、前記手差し給紙モードを自動的に解除
    することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 所望の用紙の種類を設定する設定手段
    と、用紙の種類を判定する判定手段と、前記判定手段に
    より判定した用紙の種類と前記設定手段により設定され
    た用紙の種類が一致しないとき所定の制御信号を出力す
    る制御手段と、を具備して成ることを特徴とする画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の制御信号に基づいて、機内の
    前記用紙を排出する排出手段を具備して成ることを特徴
    とする請求項2記載の画像形成装置。
JP9984792A 1992-04-20 1992-04-20 画像形成装置 Withdrawn JPH05294521A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9984792A JPH05294521A (ja) 1992-04-20 1992-04-20 画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7409175B2 (en) 2005-02-07 2008-08-05 Samsung Electronics Co., Ltd. Image forming apparatus and image reading apparatus with locking unit for locking movable object

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