JPH05294341A - 紙製容器 - Google Patents
紙製容器Info
- Publication number
- JPH05294341A JPH05294341A JP11834992A JP11834992A JPH05294341A JP H05294341 A JPH05294341 A JP H05294341A JP 11834992 A JP11834992 A JP 11834992A JP 11834992 A JP11834992 A JP 11834992A JP H05294341 A JPH05294341 A JP H05294341A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- paperboard
- sheets
- case
- embossed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/80—Packaging reuse or recycling, e.g. of multilayer packaging
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Cartons (AREA)
- Buffer Packaging (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 断熱性および緩衝性に優れるにもかゝわら
ず、素材の特性から安価に提供できるとともに、リサイ
クルにも適した紙製容器を提供する。 【構成】 紙袋や板紙ケースの素材が、紙ないし板紙と
エンボス加工紙とを貼り合わせ、或いは交互に貼り合わ
せてなり、エンボス加工紙の凹凸により内部に空間を設
けた紙製容器を構成した。加えて、素材の少なくとも一
面に熱反射層を形成してさらに断熱性を高めることもあ
る。また、紙ないし板紙とエンボス加工紙との貼り合わ
せを部分接着にして断熱性および緩衝性を高めることも
ある。
ず、素材の特性から安価に提供できるとともに、リサイ
クルにも適した紙製容器を提供する。 【構成】 紙袋や板紙ケースの素材が、紙ないし板紙と
エンボス加工紙とを貼り合わせ、或いは交互に貼り合わ
せてなり、エンボス加工紙の凹凸により内部に空間を設
けた紙製容器を構成した。加えて、素材の少なくとも一
面に熱反射層を形成してさらに断熱性を高めることもあ
る。また、紙ないし板紙とエンボス加工紙との貼り合わ
せを部分接着にして断熱性および緩衝性を高めることも
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、紙袋や板紙ケース等
の紙製の容器に関する。
の紙製の容器に関する。
【0002】
【従来の技術】紙袋や板紙ケースは、素材が安価である
ばかりか、組み立てが容易であるために、各種商品や物
品の包装に広く使用されている。そして、外観の体裁を
高めるために、いずれの場合も、外面に印刷が施された
り、化粧紙が貼られたりすることがある。
ばかりか、組み立てが容易であるために、各種商品や物
品の包装に広く使用されている。そして、外観の体裁を
高めるために、いずれの場合も、外面に印刷が施された
り、化粧紙が貼られたりすることがある。
【0003】そのうち、紙袋は、紙を折り曲げて接着す
ることにより、上端のみを開放した組み立て形態であっ
て、セメント等の重量物を運搬する場合には、やゝ大き
さが異なる内外袋を重ね合わせて、二重袋として使用さ
れることがある。
ることにより、上端のみを開放した組み立て形態であっ
て、セメント等の重量物を運搬する場合には、やゝ大き
さが異なる内外袋を重ね合わせて、二重袋として使用さ
れることがある。
【0004】板紙ケースは、板紙を所定の型に裁断して
糊代を形成し、折り曲げて接着または針止めすることに
より組み立てられる。また、断熱性や緩衝性を高めるた
めに、上端で内側に折り曲げることにより、内部に空間
を有する二重壁に形成されることもある。
糊代を形成し、折り曲げて接着または針止めすることに
より組み立てられる。また、断熱性や緩衝性を高めるた
めに、上端で内側に折り曲げることにより、内部に空間
を有する二重壁に形成されることもある。
【0005】しかし、いずれにしても、紙素材のみでは
断熱性や緩衝性が得られないので、従来、一面にプラス
チックの発泡体のシートを貼り合わせることによりその
特性を高めていた。
断熱性や緩衝性が得られないので、従来、一面にプラス
チックの発泡体のシートを貼り合わせることによりその
特性を高めていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】断熱性や緩衝性は、空
気層の介在により顕著に向上するが、従来の紙製容器に
おいて、外面に化粧紙が貼られたものでは、面接着によ
り空気層が存在しないために、外面が美的に処理されて
も、断熱性や緩衝性については、化粧紙の厚みおよび材
質に相応する分において微小に得られるだけであって、
ほとんど効果が期待できなかった。
気層の介在により顕著に向上するが、従来の紙製容器に
おいて、外面に化粧紙が貼られたものでは、面接着によ
り空気層が存在しないために、外面が美的に処理されて
も、断熱性や緩衝性については、化粧紙の厚みおよび材
質に相応する分において微小に得られるだけであって、
ほとんど効果が期待できなかった。
【0007】二重の紙袋においても同様であって、物を
詰めたときには、内袋と外袋とがその重圧により接合す
るために、それにより強度が向上しても断熱性や緩衝性
にほとんど影響がない。
詰めたときには、内袋と外袋とがその重圧により接合す
るために、それにより強度が向上しても断熱性や緩衝性
にほとんど影響がない。
【0008】二重壁の板紙ケースの場合であると、壁の
内部に空気層を有するために、その空気層によって断熱
性および緩衝性が高められる。しかし、材料の板紙の使
用量が二倍になるばかりでなく、組み立てが困難となる
ために、コスト高となることは避けられない。また、内
ケースの組み立てが不安定であるために、空気層を安定
して保持できないという問題もある。
内部に空気層を有するために、その空気層によって断熱
性および緩衝性が高められる。しかし、材料の板紙の使
用量が二倍になるばかりでなく、組み立てが困難となる
ために、コスト高となることは避けられない。また、内
ケースの組み立てが不安定であるために、空気層を安定
して保持できないという問題もある。
【0009】プラスチックの発泡体のシートを貼り合わ
せたものでは、これもコスト高となるばかりでなく、リ
サイクル不能となるために、省資源の観点から、今日に
おいては、末端の客においても敬遠される傾向にある。
せたものでは、これもコスト高となるばかりでなく、リ
サイクル不能となるために、省資源の観点から、今日に
おいては、末端の客においても敬遠される傾向にある。
【0010】この発明は、上記のような実情に鑑みて、
断熱性および緩衝性に優れるにもかゝわらず、素材の特
性から安価に提供できるとともに、リサイクルにも適し
た紙製容器を提供することを目的とした。
断熱性および緩衝性に優れるにもかゝわらず、素材の特
性から安価に提供できるとともに、リサイクルにも適し
た紙製容器を提供することを目的とした。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、紙袋や板紙ケースの素材が、紙ない
し板紙とエンボス加工紙とを貼り合わせ、或いは交互に
貼り合わせてなり、エンボス加工紙の凹凸により内部に
空間を設けた紙製容器を構成した。
めに、この発明は、紙袋や板紙ケースの素材が、紙ない
し板紙とエンボス加工紙とを貼り合わせ、或いは交互に
貼り合わせてなり、エンボス加工紙の凹凸により内部に
空間を設けた紙製容器を構成した。
【0012】加えて、素材の少なくとも一面に熱反射層
を形成してさらに断熱性を高めることもある。
を形成してさらに断熱性を高めることもある。
【0013】また、紙ないし板紙とエンボス加工紙との
貼り合わせを部分接着にして断熱性および緩衝性を高め
ることもある。
貼り合わせを部分接着にして断熱性および緩衝性を高め
ることもある。
【0014】
【作用】紙製容器を上記のように構成したから、紙ない
し板紙とエンボス加工紙との間には、エンボス加工の凹
凸に伴う空間が保持されるため、その空間によって断熱
性および緩衝性が高められる。殊に、交互の貼り合わせ
によるときは、その特性が顕著となる。
し板紙とエンボス加工紙との間には、エンボス加工の凹
凸に伴う空間が保持されるため、その空間によって断熱
性および緩衝性が高められる。殊に、交互の貼り合わせ
によるときは、その特性が顕著となる。
【0015】エンボス加工の特性として、凹凸の形状が
容易に変化しなく、変化しても復元性があるので、紙な
いし板紙の一面にエンボス加工紙が張り合わされる片面
構造であっても、空気が安定して保持される。まして、
交互に張り合わせた多層構造であるときには、その安定
性が強力に保持される。
容易に変化しなく、変化しても復元性があるので、紙な
いし板紙の一面にエンボス加工紙が張り合わされる片面
構造であっても、空気が安定して保持される。まして、
交互に張り合わせた多層構造であるときには、その安定
性が強力に保持される。
【0016】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0017】図1および図2は、紙袋として実施した一
例を示したもので、その紙袋Pは、折り畳み式の箱形で
あって、生鮮食品の持ち帰り用あるいは産地直送便用と
して想定される。しかし、一般的な封筒状であっても同
様に実施できる。なお、上端には手提げ紐の掛止孔8が
形成される。
例を示したもので、その紙袋Pは、折り畳み式の箱形で
あって、生鮮食品の持ち帰り用あるいは産地直送便用と
して想定される。しかし、一般的な封筒状であっても同
様に実施できる。なお、上端には手提げ紐の掛止孔8が
形成される。
【0018】紙袋Pに使用される素材1は、紙3と紙3
との間にエンボス加工紙5を介在させ、接着したもの
で、エンボス加工の凹凸により、紙3とエンボス加工紙
5との間に空間4を有する。また、素材1の内面に、ア
ルミインク層7が熱反射層として印刷により形成されて
いる。エンボス加工紙5は、紙3,3に対して部分接着
により、例えば点々と接着がなされている。
との間にエンボス加工紙5を介在させ、接着したもの
で、エンボス加工の凹凸により、紙3とエンボス加工紙
5との間に空間4を有する。また、素材1の内面に、ア
ルミインク層7が熱反射層として印刷により形成されて
いる。エンボス加工紙5は、紙3,3に対して部分接着
により、例えば点々と接着がなされている。
【0019】図2に一点鎖線で示すように、素材1の両
面または一面にプラスチックフィルム9をラミネートす
ることもある。また、素材1は、紙3の一面にエンボス
加工紙5を貼り合わせた片面構造であっても良いし、図
3に示すように、紙3とエンボス加工紙5とを交互に接
着した多層構造であっても良い。そして、片面構造であ
ると、断熱性および緩衝性が非常に向上する。
面または一面にプラスチックフィルム9をラミネートす
ることもある。また、素材1は、紙3の一面にエンボス
加工紙5を貼り合わせた片面構造であっても良いし、図
3に示すように、紙3とエンボス加工紙5とを交互に接
着した多層構造であっても良い。そして、片面構造であ
ると、断熱性および緩衝性が非常に向上する。
【0020】図4ないし図6は、板紙ケースVとして実
施した一例を示したもので、その板紙ケースVは、身2
と蓋4とからなるものであるが、この発明では、素材1
に特徴があるので、ケース構造については、特に問うも
のではない。
施した一例を示したもので、その板紙ケースVは、身2
と蓋4とからなるものであるが、この発明では、素材1
に特徴があるので、ケース構造については、特に問うも
のではない。
【0021】素材1は、板紙6とエンボス加工紙5とが
交互に貼り合わせてある(図5)。また、その素材1の
内面にはアルミインク層7が印刷手法により形成され
る。なお、板紙(厚紙)一枚にエンボス加工紙と普通紙
(薄紙)とを交互に貼り合わせても良い。また、両面ま
たは一面にプラスチックフィルム9をラミネートするこ
ともある(図6を参照)。この場合のプラスチックフィ
ルム9は、ポバール系の水に溶け易いフィルムであれば
再生可能となる。また、素材1の内面がアルミインクの
印刷手段による熱反射層ではなく、アルミ蒸着されたフ
ィルム層によって形成された熱反射層であっても良い。
交互に貼り合わせてある(図5)。また、その素材1の
内面にはアルミインク層7が印刷手法により形成され
る。なお、板紙(厚紙)一枚にエンボス加工紙と普通紙
(薄紙)とを交互に貼り合わせても良い。また、両面ま
たは一面にプラスチックフィルム9をラミネートするこ
ともある(図6を参照)。この場合のプラスチックフィ
ルム9は、ポバール系の水に溶け易いフィルムであれば
再生可能となる。また、素材1の内面がアルミインクの
印刷手段による熱反射層ではなく、アルミ蒸着されたフ
ィルム層によって形成された熱反射層であっても良い。
【0022】素材1の他の構造としては、前記実施例に
おいて述べたように、板紙6にエンボス加工紙5を貼り
合わせた片面構造であっても良いし、板紙6とエンボス
加工紙5とを交互に貼り合わせた多層構造であっても良
い。特に、エンボス加工紙が三枚以上であればより効果
的である。また、図6に示すように、板紙6と紙3との
間に、エンボス加工紙5を挾み接着したものとすること
もできる(これは、紙袋Pの素材1としても使用可
能)。
おいて述べたように、板紙6にエンボス加工紙5を貼り
合わせた片面構造であっても良いし、板紙6とエンボス
加工紙5とを交互に貼り合わせた多層構造であっても良
い。特に、エンボス加工紙が三枚以上であればより効果
的である。また、図6に示すように、板紙6と紙3との
間に、エンボス加工紙5を挾み接着したものとすること
もできる(これは、紙袋Pの素材1としても使用可
能)。
【0023】さらに発展させて、内外板紙の間にエンボ
ス加工紙と紙とを交互に介在させたものとすることもで
きる。また、エンボス加工紙を多層に介在させることも
可能である。この場合には、部分接着とすることが望ま
しい。
ス加工紙と紙とを交互に介在させたものとすることもで
きる。また、エンボス加工紙を多層に介在させることも
可能である。この場合には、部分接着とすることが望ま
しい。
【0024】図7は、断熱性について、特殊なダンボー
ルケースとの比較において、前記板紙ケースVの性能を
示したグラフであって、比較対象としてのダンボールケ
ースは、ダンボールの内面に、アルミ蒸着フィルムがラ
ミネートされた2mm厚のプラスチック発泡体のシート
が貼り合わせられる。なお、このダンボールケースは、
断熱特性が非常に高いものとして評価されているもので
ある。
ルケースとの比較において、前記板紙ケースVの性能を
示したグラフであって、比較対象としてのダンボールケ
ースは、ダンボールの内面に、アルミ蒸着フィルムがラ
ミネートされた2mm厚のプラスチック発泡体のシート
が貼り合わせられる。なお、このダンボールケースは、
断熱特性が非常に高いものとして評価されているもので
ある。
【0025】グラフにおいては、縦軸に時間を、横軸に
温度を取り、Vaが前記実施例の板紙ケースVの温度曲
線を、Cがダンボールケースの温度曲線を示す。そし
て、外気温が20℃において、1.5Kgのドライアイ
スを入れ、温度の上昇を調べた。その結果、同グラフに
見られるように、板紙ケースVは、特殊ダンボールとほ
とんど代わらない断熱特性を示した。
温度を取り、Vaが前記実施例の板紙ケースVの温度曲
線を、Cがダンボールケースの温度曲線を示す。そし
て、外気温が20℃において、1.5Kgのドライアイ
スを入れ、温度の上昇を調べた。その結果、同グラフに
見られるように、板紙ケースVは、特殊ダンボールとほ
とんど代わらない断熱特性を示した。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、次のような優れた効果がある。
ば、次のような優れた効果がある。
【0027】1)紙ないし板紙とエンボス加工紙との間
には、非常に安定した空間が保持されるために、断熱性
および緩衝性が非常に良好であって、殊に、紙ないし板
紙とエンボス加工紙とを交互に貼り合わせたときには、
その特性が顕著となり、生鮮食品や繊細な機械部品の包
装や梱包を簡単になし、低コストで安全に輸送し得る。
には、非常に安定した空間が保持されるために、断熱性
および緩衝性が非常に良好であって、殊に、紙ないし板
紙とエンボス加工紙とを交互に貼り合わせたときには、
その特性が顕著となり、生鮮食品や繊細な機械部品の包
装や梱包を簡単になし、低コストで安全に輸送し得る。
【0028】2)素材が紙の積層によるものであって、
それを単に普通の紙袋や板紙ケースとして組み立てるこ
とにより、優れた断熱性や緩衝性を有する紙製容器が得
られるため、安価に製造し提供することができる。
それを単に普通の紙袋や板紙ケースとして組み立てるこ
とにより、優れた断熱性や緩衝性を有する紙製容器が得
られるため、安価に製造し提供することができる。
【0029】3)断熱性および緩衝性の向上が、素材に
ついての紙の積層によるものであるので、プラスチック
の発泡体シートを積層することによるものとは違って、
断熱性および緩衝性の確保について、紙だけの製品化が
可能となるために、省資源に有効なリサイクルに適す
る。
ついての紙の積層によるものであるので、プラスチック
の発泡体シートを積層することによるものとは違って、
断熱性および緩衝性の確保について、紙だけの製品化が
可能となるために、省資源に有効なリサイクルに適す
る。
【0030】素材の少なくとも一面に熱反射層を形成し
たときには(請求項2)、さらに断熱性が向上する。な
お、その熱反射層の形成にアルミインク層やアルミ蒸着
フィルムが用いられても、プラスチックの発泡体シート
を使用するよりも、リサイクル処理が容易である。
たときには(請求項2)、さらに断熱性が向上する。な
お、その熱反射層の形成にアルミインク層やアルミ蒸着
フィルムが用いられても、プラスチックの発泡体シート
を使用するよりも、リサイクル処理が容易である。
【0031】紙ないし板紙とエンボス加工紙との貼り合
わせが部分接着であるときには(請求項3)、その間に
エンボス加工紙の凹凸による空間以外の空間が生じやす
いので、さらに断熱性および緩衝性が向上する。
わせが部分接着であるときには(請求項3)、その間に
エンボス加工紙の凹凸による空間以外の空間が生じやす
いので、さらに断熱性および緩衝性が向上する。
【図1】紙袋についての実施例を示す一部切欠した斜視
図である。
図である。
【図2】素材の断面説明図である。
【図3】他の素材の断面説明図である。
【図4】板紙ケースについての実施例を示す一部切欠し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】素材の断面説明図である。
【図6】他の素材の断面説明図である。
P 紙袋 V 板紙ケース 1 素材 3 紙 5 エンボス加工紙 6 板紙 7 熱反射層としてのアルミインク層
【手続補正書】
【提出日】平成5年2月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】紙袋についての実施例を示す一部切欠した斜視
図である。
図である。
【図2】素材の断面説明図である。
【図3】他の素材の断面説明図である。
【図4】板紙ケースについての実施例を示す一部切欠し
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】素材の断面説明図である。
【図6】他の素材の断面説明図である。
【図7】断熱性について、ダンボールケースとの比較に
おいて、実施例板紙ケースの性能を示したグラフであ
る。
おいて、実施例板紙ケースの性能を示したグラフであ
る。
【符号の説明】 P 紙袋 V 板紙ケース 1 素材 3 紙 5 エンボス加工紙 6 板紙 7 熱反射層としてのアルミインク層
Claims (3)
- 【請求項1】 紙袋や板紙ケースの素材が、紙ないし板
紙とエンボス加工紙とを貼り合わせ、或いは交互に貼り
合わせてなり、エンボス加工紙の凹凸により内部に空間
を設けたことを特徴とする紙製容器。 - 【請求項2】 素材の少なくとも一面に熱反射層を形成
したことを特徴とする請求項1記載の紙製容器。 - 【請求項3】 紙ないし板紙とエンボス加工紙との貼り
合わせが部分接着であることを特徴とする請求項2また
は3記載の紙製容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834992A JPH05294341A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 紙製容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11834992A JPH05294341A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 紙製容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05294341A true JPH05294341A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14734501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11834992A Pending JPH05294341A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 紙製容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05294341A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2446587B (en) * | 2007-02-14 | 2011-11-02 | Victor John Clement Adie | High bulk laminated board using embossed plies and the method of manufacture |
JP2016211192A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 株式会社日本アクア | 通気スペーサ、建設資材への遮熱機能の付与方法、および建築物の遮熱構造 |
JP2022506690A (ja) * | 2018-11-02 | 2022-01-17 | ライフ テクノロジーズ コーポレーション | 温度断熱梱包システムおよび関連する方法 |
US12129102B1 (en) | 2024-01-23 | 2024-10-29 | Dongguan Taihong Packaging Co., Ltd | High-strength packaging bag with effects of heat preservation and watertightness, and preparation process thereof |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP11834992A patent/JPH05294341A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2446587B (en) * | 2007-02-14 | 2011-11-02 | Victor John Clement Adie | High bulk laminated board using embossed plies and the method of manufacture |
JP2016211192A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 株式会社日本アクア | 通気スペーサ、建設資材への遮熱機能の付与方法、および建築物の遮熱構造 |
JP2022506690A (ja) * | 2018-11-02 | 2022-01-17 | ライフ テクノロジーズ コーポレーション | 温度断熱梱包システムおよび関連する方法 |
US12129102B1 (en) | 2024-01-23 | 2024-10-29 | Dongguan Taihong Packaging Co., Ltd | High-strength packaging bag with effects of heat preservation and watertightness, and preparation process thereof |
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