JPH05293231A - 図柄表示装置付パチンコ機 - Google Patents

図柄表示装置付パチンコ機

Info

Publication number
JPH05293231A
JPH05293231A JP4122791A JP12279192A JPH05293231A JP H05293231 A JPH05293231 A JP H05293231A JP 4122791 A JP4122791 A JP 4122791A JP 12279192 A JP12279192 A JP 12279192A JP H05293231 A JPH05293231 A JP H05293231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
symbol display
symbol
special symbol
sound effect
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4122791A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeru Ichihara
茂 市原
Masao Ogata
昌生 大形
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP4122791A priority Critical patent/JPH05293231A/ja
Publication of JPH05293231A publication Critical patent/JPH05293231A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 図柄表示部の変動状態及び停止された図柄や
入賞口への遊技球の入賞態様に基づく遊技状態の変化に
対応して発生する効果音を切替えることにより、従来技
術と比較して、遊技内容を遊技者に分かりやすくし、遊
技意欲を惹起し、遊技者の満足感を得るようにした図柄
表示装置付パチンコ機を提供すること。 【構成】 遊技球を検出する第1の検出手段SW1を備
えた入賞口と、第1の検出手段SW1による遊技球の検
出に基づいて図柄を変動表示する図柄表示装置と、遊技
球の入賞を検出する第2の検出手段SW4を備えた可動
入賞口とを備えたパチンコ機において、第1の検出手段
SW1または第2の検出手段SW4による検出動作に起
因して、複数種類の音声を各別に切替えて出力する音声
切替え制御手段を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技球が始動口に入賞
することにより図柄表示部の各図柄が変動停止する図柄
表示装置と、図柄表示部の停止時における表示結果に基
づき遊技者にとって有利な状態に拡開する入賞口とを備
えて、図柄表示部の変動状態や入賞口の開放動作に関連
して効果音を発生するようにしたパチンコ機の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技球が始動口に入賞することに
より図柄表示部の各図柄が変動停止する図柄表示装置を
備え、図柄表示部の変動中に関連して効果音を発生し、
図柄表示部の停止時における表示結果が予め定められた
表示結果になった場合に、入賞口を遊技者にとって有利
な状態に拡開すると共に、図柄変動中に発生された効果
音とは異なる発音状態で効果音を発生するようにしたパ
チンコ機が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、従来のパチンコ
機においては、変動中の図柄表示部において、停止され
ている図柄の図柄合わせが部分的に予め定められた表示
状態と一致した場合に、停止されていない図柄の変動時
間を変化させることにより、遊技者に利益が与えられる
可能性が発生した事を報知させたり、また、図柄表示部
における特定される表示結果に基づいて遊技者に利益を
与えるべく拡開された入賞口内に特定入賞領域が設けら
れ、この特定入賞領域に遊技球が入賞すると、新たな遊
技価値が付与されるように構成されているのが一般的で
ある。
【0004】ところが、従来のパチンコ機においては、
図柄変動中に停止されていない図柄の変動時間を変化が
生じて遊技者に利益が与えられる可能性が発生した場合
であっても、変動中に発生される効果音がそのまま発生
されているだけであったり、また、図柄表示部における
特定される表示結果に基づいて、遊技者に利益を与える
べく拡開された入賞口内の特定入賞領域に遊技球が入賞
し、新たな遊技価値が付与されるような場合であって
も、入賞口を遊技者にとって有利な状態に拡開した時に
発生された効果音に変化がなかったために、遊技者は、
利益が与えられる可能性が発生する時点の遊技状態の変
化や遊技者にとって有利に遊技が展開する過程を気付か
ずに遊技の楽しみを逸してしまう場合があった。
【0005】本発明の目的は、図柄表示部の変動状態及
び停止された図柄や入賞口への遊技球の入賞態様に基づ
く遊技状態の変化に対応して発生する効果音を切替える
ことにより、従来技術と比較して、遊技内容を遊技者に
分かりやすくし、遊技意欲を惹起し、遊技者の満足感を
得るようにした図柄表示装置付パチンコ機を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
図柄表示装置付パチンコ機は、上記課題を解決するため
に、遊技球を検出する第1の検出手段を備えた入賞口
と、前記第1の検出手段による遊技球の検出に基づいて
図柄を変動表示する図柄表示装置と、遊技球の入賞を検
出する第2の検出手段を備えた可動入賞口とを備えたパ
チンコ機において、前記第1の検出手段または前記第2
の検出手段による検出動作に起因して、複数種類の音声
を各別に切替えて出力する音声切替え制御手段を設けた
ことを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2記載の図柄表示装置付パ
チンコ機は、上記課題を解決するために、遊技球を検出
する第1の検出手段を備えた始動口と、前記第1の検出
手段に連絡され、前記第1の検出手段による遊技球の検
出によって図柄表示部の各図柄を変動し、順次前記各図
柄を停止する図柄表示装置と、前記図柄表示装置に連絡
され、前記図柄表示装置により特定される図柄合わせに
基づいて拡開される入賞口と、前記入賞口内の特定の位
置を通過する遊技球を検出する第2の検出手段とを備え
たパチンコ機において、前記第1の検出手段と前記図柄
表示装置と前記第2の検出手段の各々に連絡され、前記
図柄表示装置が変動表示を開始する時点で表示される第
1の音声と、前記図柄表示装置が図柄変動を開始した場
合には前記図柄表示部の変動状態を表示する第2の音声
と、変動中の前記図柄表示部において、停止されている
図柄の図柄合わせが部分的に予め定められた表示状態と
一致した場合に、遊技者に利益が与えられる可能性が発
生した事を表示する第3の音声と、さらに前記図柄表示
部における特定される表示結果に基づいて遊技者に利益
を与えるべく拡開された前記入賞口に落入した遊技球の
前記入賞口内の特定の位置への通過時点で表示される第
4の音声とを出力する音声切替え制御手段を設けたこと
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の請求項1記載の図柄表示装置付パチン
コ機は、入賞口に遊技球が入賞すると、第1の検出手段
が遊技球を検出し、第1の検出手段の遊技球検出に基づ
いて図柄表示装置は図柄の変動表示し、可動入賞口に遊
技球が入賞すると、第2の検出手段が遊技球の入賞を検
出する。音声切替え制御手段は、第1の検出手段または
第2の検出手段による検出動作に起因して複数種類の音
声を各別に切替えて出力する。
【0009】本発明の請求項2記載の図柄表示装置付パ
チンコ機は、始動口に遊技球が入賞すると、第1の検出
手段が遊技球を検出し、第1の検出手段の遊技球検出に
基づいて図柄表示装置が図柄表示部の各図柄の変動を開
始し、順次各図柄を停止し、図柄表示部の停止した各図
柄が特定される図柄合わせとなった場合、入賞口が拡開
され、第2の検出手段が入賞口内の特定の位置を通過す
る遊技球を検出する。一方、音声切替え制御手段は、第
1の検出手段の遊技球検出に応じて図柄表示装置が変動
表示を開始する時点で第1の音声を出力し、図柄表示装
置が図柄変動を開始に応じて図柄表示部の変動状態を報
知する第2の音声を出力し、変動中の図柄表示部におい
て、停止されている図柄の図柄合わせと部分的に予め定
められた表示状態との一致に応じて、遊技者に利益が与
えられる可能性が発生した事を報知する第3の音声を出
力し、第2の検出手段の遊技球検出に応じて、入賞口内
の特定の位置への通過した時点で第4の音声を出力す
る。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0011】図2は、本発明の図柄表示装置付パチンコ
機を装着した一実施例の遊技盤1面を示した正面図であ
る。遊技盤1の前面には、遊技球の飛出しを防止する前
面ガラスが設けられているが、図示は省略されている。
以後、遊技盤1面から前面ガラスヘ向く方向を前方とい
い、遊技盤1から前面ガラスヘ向く方向と逆方向を奥方
ということにして説明する。
【0012】図2において、遊技盤1の略中央部には図
柄表示ユニット2が配備され、図柄表示ユニット2の中
央には、パチンコ機の図柄表示装置の一部である普通図
柄表示装置4が配設されると共に、普通図柄表示装置4
の下方にパチンコ機の図柄表示装置の一部である特別図
柄表示装置4が配設されている。図柄表示ユニット2の
左右には、普通図柄表示装置4の図柄変動の開始刺激と
なる普通作動口としての左ゲート11と、右ゲート12
の各々が配設され、左,右ゲート11,12の内方に
は、各ゲート11,12を通過する遊技球を検出する普
通図柄作動スイッチSW2,SW2が配備されている。
図柄表示ユニット2の下方には、特別図柄表示装置3の
図柄変動の開始刺激となる特定入賞口としての第1種始
動口10が配設されており、第1種始動口10はソレノ
イドで開閉駆動される普通電動役物17からなる。ま
た、第1種始動口10の奥方には、第1種始動口10に
入賞した遊技球を検出する第1種始動口入賞検出スイッ
チSW1が配備されている。なお、第1種始動口10の
開閉動作は、普通図柄表示装置4の図柄判定結果に基づ
く第1回目の開放動作より3連続開放動作を行い、第1
種始動口10の1開放動作の継続時間は1.1秒に設定
されている。
【0013】また、図柄表示ユニット2の下方で第1種
始動口10の上方の遊技盤1面には、飾りゲート22が
設けられ、飾りゲート22の内方には、第1種始動口1
0の上方近傍を通過する遊技球を検出し、パチンコ機の
効果音の発生刺激の一部である効果音出力スイッチSW
5が配備されている。なお、効果音は、図示されていな
いが、遊技盤1の下方の弾発する遊技球を載せたり、入
賞球に対して払出される賞品球を受ける上皿の底部に配
設されたスピーカーより出力される。
【0014】そして、第1種始動口10の下方には、図
柄表示ユニット2に連動し、ソレノイド等で開閉駆動さ
れるアタッカー形状の大入賞口8を備えた入賞装置9が
配設され、この入賞装置9には、大入賞口8の左方に普
通入賞口である左下入賞口57が配設され、大入賞口8
の右方に普通入賞口である右下入賞口58が配設されて
いる。
【0015】入賞装置9における大入賞口8の内部に
は、遊技球分け壁20,21によって3つの入賞領域に
区分され、遊技球分け壁20,21を両側とする中央の
入賞領域は、特別入賞領域としての特定領域14に設定
され、特定領域14の奥方には大入賞口8を連続開放さ
せる役物連続作動装置としての特定領域入賞検出スイッ
チSW4が配設されている。なお、大入賞口8の連続開
放動作は、特別図柄表示装置3の図柄一致に基づく第1
回目の開放動作と特定領域入賞検出スイッチSW4の作
動による連続開放動作とを合わせて最高10回までであ
る。大入賞口8の1開放動作の継続時間は29.5秒に
設定されているが、1開放動作中に大入賞口8に入賞し
た遊技球の総数が10個を越えた場合には、10個目の
入賞検出を以て1開放動作を完了するようになってい
る。
【0016】図2において、左入賞口55、右入賞口5
6、ランプ付風車59、風車60、アウト球受口61、
球誘導レール62、返しゴム63の各要素については周
知であるから説明を省略する。また、各符号50は表示
灯A,51は表示灯B,52は表示灯C,53は表示灯
D,54は装飾LEDである。
【0017】図柄表示ユニット2は、その頂部に天入賞
口23を備え、また、図柄表示ユニット2における特別
図柄表示装置3の下部には記憶数表示LED13が配設
されている。記憶数表示LED13は特別図柄表示装置
3の図柄の変動表示実行中もしくは大入賞口8の開放動
作中に第1種始動口10に入賞した遊技球の数を図柄合
わせの実行回数として最高4回まで点灯個数で表示して
遊技者に知らせる。普通図柄表示装置4の上縁にはアー
チ型の遊技球振り分け部24が突設され、遊技球の転動
による視認阻害や図柄表示ユニット2内部への不用意な
遊技球の侵入を防止している。
【0018】普通図柄表示装置4は、左普通図柄表示部
15と右普通図柄表示部16を備え、左,右普通図柄表
示部15,16は、左,右ゲート11,12への遊技球
通過に基づいて図柄変動を開始し、左,右の順で普通図
柄を停止する。停止された普通図柄の図柄合わせが“7
7”の場合に、第1種始動口10の開閉動作が行われ
る。
【0019】特別図柄表示装置3は、左特別図柄表示部
5と中特別図柄表示部6と右特別図柄表示部7とを備
え、第1種始動口10への遊技球入賞に基づいて図柄変
動を開始し、左,中,右の順に特別図柄を停止する。停
止された特別図柄の左,中,右の図柄合わせが同一図柄
となった場合には、大入賞口8の連続開放動作が行われ
る。
【0020】図1において、パチンコ機の制御部は、図
柄表示ユニット2の制御プログラム及び表示図柄のデー
タ等や音声切替え制御プログラム及び効果音のデータ等
を格納したROM31とデータの一時記憶等に用いられ
るRAM32及びROM31の制御プログラムに従って
図柄表示ユニット2の各部を駆動制御するCPU30に
よって構成され、該制御部は表示制御手段と条件検出手
段を兼ねる。なお、ここでいうROMは書き込みや書き
替えの不能な記憶手段を意味するものではない。
【0021】左ゲート11,右ゲート12,第1種始動
口10に配備された普通図柄作動スイッチSW2,SW
2,第1種始動口入賞検出スイッチSW1の各々と、大
入賞口入賞検出スイッチSW3,特定領域入賞検出スイ
ッチSW4,効果音出力スイッチSW5の各々は、スイ
ッチ検出部33を介してCPU30に接続され、また、
左,右普通図柄表示部15,16の各々と、左,中,右
特別図柄表示部5,6,7の各々と、装飾LED54及
び記憶数表示LEDの各々は、LED表示回路34を介
してCPU30により個別にまたは同時に駆動制御され
るようになっている。第1種始動口10を開閉駆動する
第1種始動口開閉ソレノイドSOL1と大入賞口9を開
閉駆動する大入賞口開閉ソレノイドSOL2の各々は、
ソレノイド駆動回路35を介しCPU30により個別に
または同時に駆動制御されるようになっている。効果音
を出力するスピーカー39が、効果音出力回路38を介
してCPU30に接続されている。また、クロック・リ
セット回路36はCPU30の処理周期を規定する。
【0022】CPU30は遊技盤1における各表示灯
A,B,C,E等の駆動制御手段をも兼ねるが、これら
各部材の駆動制御方式については周知であるから説明を
省略する。
【0023】図3は、実施例の効果音出力回路38の回
路図である。サウンドシェネレータIC21は、信号入
力線44と信号出力線45を介してCPU30に接続さ
れており、D0乃至D7の8ビット並列データバスによ
り、プログラム可能な3個のトーン発生器と1個のノイ
ズ発生器が内蔵されている。サウンドシェネレータIC
21は、CPU30から信号入力線44を介して効果音
の音程データと音量データが転送されると、効果音の音
程データと音量データとを組合せて所定の音声波を出力
線OUTよりアナログ波として出力する。なお、信号出
力線45は、1バイト音程データと1バイト音量データ
の読み込みタイミング信号をCPU30に対して出力す
る。
【0024】サウンドシェネレータIC21の出力線O
UTには、抵抗R1乃至R2及びコンデンサC1乃至C
2よりなる平滑回路40が接続され、出力線OUTより
アナログ波を波形整形する。平滑回路40には、抵抗R
4乃至R7とオペアンプOPよりなる電圧増幅回路41
が接続され、平滑回路40によって平滑されたアナログ
波が電圧増幅され、電圧増幅回路41に接続された抵抗
R8,コンデンサC4を介して電流増幅回路42に出力
される。電流増幅回路42は、抵抗R11乃至R16及
びトランジスタTR1乃至TR4により構成され、電圧
増幅回路41よりアナログ波を電流増幅し、出力端子に
コネクタ43を介して接続されたスピーカー38へ出力
する。
【0025】以下、ROM31に格納された制御プログ
ラムの要部を示すフローチャート(図12乃至図35)
を参照して本実施例におけるパチンコ機の処理動作を説
明する。なお、図12乃至図13に示すタスク1の処理
と図14乃至図19に示すタスク2の処理と、図20乃
至図32に示すタスク3の処理と、図33乃至図35に
示すタスク4の処理は、クロック・リセット回路36か
らの信号に応じ、CPU30が所定の処理周期(μsの
オーダー)ごとに並列的に繰り返し実行するものであ
る。
【0026】図12〜図13に示すタスク1の処理は、
左,中,右特別図柄表示部5,6,7の停止時の図柄を
ランダムにするための処理で、左特別図柄は12段階、
右特別図柄は12段階、中特別図柄は15段階の図柄デ
ータが設けられている。
【0027】CPU30は、所定処理周期毎に、左特別
図柄データ記憶レジスタr0,中特別図柄データ記憶レ
ジスタr1,右特別図柄データ記憶レジスタr2の各々
に記憶される内部処理指標の値を逐次変化させて左,
中,右特別図柄の組合せをランダムに作成する。
【0028】CPU30は、Rレジスタの2ビット目と
3ビット目(0〜3までの値)をレジスタR8に格納し
(ステップa1)、レジスタR8の値に1を加算し(ス
テップa2)、レジスタR8の値が4であるかを判別し
て(ステップa3)、4であればレジスタR8に0を格
納し(ステップa4)、4でなければそのままにして、
レジスタR8の値と左特別図柄データ記憶レジスタr0
の値(0〜11までの値)を加算して左特別図柄データ
記憶レジスタr0に格納し(ステップa5)、左特別図
柄データ記憶レジスタr0の値が12以上かどうかを判
別し(ステップa6)、12以上であればレジスタr0
の値より12を減算して左特別図柄データ記憶レジスタ
r0に格納する(ステップa7)。この結果、左特別図
柄データ記憶レジスタr0には0〜11までのどれかの
値がセットされる。
【0029】ここで、Rレジスタは、ROM31に格納
されたプログラムの1命令実行毎に実行結果の状態を記
憶するレジスタであって、CPU30がプログラムの命
令を1つ実行する毎に1つインクリメントされ、Rレジ
スタの内容が飽和状態に到達すると0クリアされる。ま
た、レジスタR8は、CPU30が内部処理に使用する
汎用レジスタである。
【0030】次に、これと同様のアルゴリズムでCPU
30は、Rレジスタの1ビット目と2ビット目(0〜3
までの値)をレジスタR8に格納し(ステップa8)、
レジスタR8の値に1を加算し(ステップa9)、レジ
スタR8の値が4であるかを判別して(ステップa1
0)、4であればレジスタR8に0を格納し(ステップ
a11)、4でなければそのままにして、レジスタR8
の値と中特別図柄データ記憶レジスタr1の値(0〜1
4までの値)を加算して中特別図柄データ記憶レジスタ
r1に格納し(ステップa12)、中特別図柄データ記
憶レジスタr1の値が15以上かどうかを判別し(ステ
ップa13)、15以上であればレジスタr1の値より
15を減算して中特別図柄データ記憶レジスタr1に格
納する(ステップa14)。この結果、中特別図柄デー
タ記憶レジスタr1には0〜14までのどれかの値がセ
ットされる。
【0031】さらに、CPU30は、Rレジスタの0ビ
ット目と1ビット目(0〜3までの値)をレジスタR8
に格納し(ステップa15)、レジスタR8の値に1を
加算し(ステップa16)、レジスタR8の値が4であ
るかを判別して(ステップa17)、4であればレジス
タR8に0を格納し(ステップa18)、4でなければ
そのままにして、レジスタR8の値と右特別図柄データ
記憶レジスタr2の値(0〜11までの値)を加算して
右特別図柄データ記憶レジスタr2に格納し(ステップ
a19)、右特別図柄データ記憶レジスタr2の値が1
2以上かどうかを判別し(ステップa20)、12以上
であればレジスタr1の値より12を減算して右特別図
柄データ記憶レジスタr2に格納する(ステップa2
1)。この結果、右特別図柄データ記憶レジスタr2に
は0〜12までのどれかの値がセットされる。
【0032】特別図柄データ記憶レジスタr0乃至r2
に記憶される内部処理指標の値と図柄の関係は表1乃至
表3に示す通りであって、左特別図柄および右特別図柄
に関する内部処理指標の取り得る値は0乃至11であ
り、中特別図柄に関する内部処理指標の取り得る値は0
乃至14である。従って図柄可能な全ての組合わせの図
柄を一巡して作成するためには122 ・15回の処理周
期が必要とされる。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】 図14〜図15に示すタスク2の処理は、左,右普通図
柄表示部15,16の停止時の図柄をランダムに作成
し、普通図柄作動口への遊技球の通過が検出されれば
左,右普通図柄表示部15,16の図柄変動を開始し、
停止された左,右普通図柄表示部15,16の図柄が
“77”である場合には、普通電動役物17の開閉動作
を行う処理である。
【0036】CPU30は、左普通図柄データ記憶レジ
スタr3,右普通図柄データ記憶レジスタr4の各々に
記憶される内部処理指標の値を逐次変化させて左,右普
通図柄の組合せをランダムに作成する。
【0037】CPU30は、Rレジスタの2ビット目と
3ビット目(0〜3までの値)をレジスタR8に格納し
(ステップb1)、レジスタR8の値に1を加算し(ス
テップb2)、レジスタR8の値が4であるかを判別し
て(ステップb3)、4であればレジスタR8に0を格
納し(ステップb4)、4でなければそのままにして、
レジスタR8の値と左普通図柄データ記憶レジスタr3
の値(0〜4までの値)を加算して左普通図柄データ記
憶レジスタr3に格納し(ステップb5)、左普通図柄
データ記憶レジスタr3の値が5以上かどうかを判別し
(ステップb6)、5以上であればレジスタr3の値よ
り5を減算して左普通図柄データ記憶レジスタr3に格
納する(ステップb7)。この結果、左普通図柄データ
記憶レジスタr3には0〜5までのどれかの値がセット
される。
【0038】また、CPU30は、Rレジスタの1ビッ
ト目と2ビット目(0〜3までの値)をレジスタR8に
格納し(ステップb8)、レジスタR8の値に1を加算
し(ステップb9)、レジスタR8の値が4であるかを
判別して(ステップb10)、4であればレジスタR8
に0を格納し(ステップb11)、4でなければそのま
まにして、レジスタR8の値と右普通図柄データ記憶レ
ジスタr4の値(0〜8までの値)を加算して右普通図
柄データ記憶レジスタr4に格納し(ステップb1
2)、右普通図柄データ記憶レジスタr4の値が9以上
かどうかを判別し(ステップb13)、9以上であれば
レジスタr4の値より9を減算して右普通図柄データ記
憶レジスタr4に格納する(ステップb14)。この結
果、右普通図柄データ記憶レジスタr4には0〜8まで
のどれかの値がセットされる。
【0039】CPU30は、この値を処理周期毎に逐次
個別に変化させることにより、図柄表示可能なすべての
組合わせ図柄を作成し、当該処理周期で作成された内部
処理指標の組合わせが当り図柄に関するものであるか外
れ図柄に関するものであるかを判別して(ステップb1
5)、当り図柄であれば各内部処理指標のr3乃至r4
の現在値を左,右当り普通図柄データ記憶レジスタr3
a乃至r4aの各々に格納し(ステップb16)、ま
た、当該処理周期で作成された内部処理指標の組合わせ
が外れ図柄に関するものであれば各内部処理指標r3乃
至r4の現在値を左,右外れ普通図柄データ記憶レジス
タr3b乃至r4bの各々に格納する(ステップb1
7)。
【0040】左,右普通図柄記憶レジスタr3乃至r4
に記憶される内部処理指標の値と図柄の関係は表4乃至
表5に示す通りであって、左普通図柄に関する内部処理
指標の取り得る値は0乃至4であり、右図柄に関する内
部処理指標の取り得る値は0乃至8である。従って図柄
可能な全ての組合わせの図柄を一巡して作成するために
は5・9回の処理周期が必要とされる。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】 また、左,右当たり普通図柄データ記憶レジスタr3a
乃至r4aに記憶される図柄の組合わせは“77”、即
ち、左普通図柄に関する内部処理指標の値と右普通図柄
に関する内部処理指標の値が共に等しく、かつ0である
場合のみであり、それ以外の組合わせは全て左,右外れ
普通図柄データ記憶レジスタr3b乃至r4bに記憶さ
れることになる。この場合には、組合せは1通りであ
り、従って、表示上の当りがでる確率は、当り図柄の組
合わせ数を図柄の総組合わせ数で除した値1/45とな
る。
【0043】次いで、CPU30は、タスク2の処理を
実行する毎に、普通図柄当り判定用乱数レジスタVの値
を0乃至90の範囲で逐次インクリメントし(ステップ
b18)、普通図柄当り判定用乱数レジスタVの値が9
0に到達しているか否かを判別し(ステップb19)、
普通図柄当り判定用乱数レジスタVの値が90に到達す
る毎にレジスタVの値を0に初期化すると共に(ステッ
プb20)、右普通図柄変動乱数レジスタUの値を0乃
至7の範囲でインクリメントし(ステップb21)、右
普通図柄変動乱数レジスタUの値が8に到達しているか
否かを判定して(ステップb22)、右普通図柄変動乱
数レジスタUの値が8に到達する毎にレジスタUの値を
0に初期化し(ステップb23)、ステップb24に移
行する。なお、ステップb20乃至ステップb23の処
理は、ステップb19の判別処理において、普通図柄当
り判定用乱数レジスタVの値が90に到達していない場
合には、実行されず、そのままステップb24に移行す
る。
【0044】CPU30は、ステップb1乃至ステップ
b23の処理によって、左,右普通図柄表示部15,1
6の停止時の図柄をランダムに作成し、左,右普通図柄
表示部15,16の図柄停止時に用いる普通図柄当り判
定用乱数と右普通図柄表示部16の図柄変動時に用いる
右普通図柄変動乱数の値を作成する。CPU30は、所
定のタスク2の処理周期毎にステップb1よりステップ
b24に至る処理を実行するので、以下の説明では省略
する。
【0045】次に、ステップb24以降の処理について
説明する。ステップb24以降の処理では、CPU30
は、普通図柄動作フラグfaの現在値に従って、普通図
柄作動口への遊技球の通過が検出されれば左,右普通図
柄表示部15,16の図柄変動を開始し、停止された
左,右普通図柄表示部15,16の図柄が“77”であ
る場合には、普通電動役物17の開閉動作を行う。
【0046】普通図柄動作フラグfaの値は、0で左,
右ゲート11,12への遊技球の通過待ち、1で左,右
普通図柄表示部15,16の変動処理中、2で右普通図
柄表示部16の変動処理中、3で普通電動役物17の開
閉動作処理中を規定するものである。CPU30は、普
通図柄動作フラグfaの現在値をステップb24,ステ
ップb25及びステップb26の判別処理により判定す
る。
【0047】CPU30は、まず普通図柄の変動を行う
ことが可能であるか否かを、普通図柄動作フラグfaの
値が0であるか否かを判別することにより判定する(ス
テップb24)。普通図柄動作フラグfaの値が0であ
れば、左,右ゲート11,12への遊技球の通過待ちで
あるので、普通図柄作動スイッチSW2,SW2のいず
れかからの信号入力があるか否かを判別し(ステップb
27)、普通図柄作動スイッチSW2よりの信号入力が
ある場合には、普通図柄の変動を開始するべく、変動時
間を規定するパラメータt1に所定値aを設定すると共
に(ステップb28)、タイマT1を作動させて経過時
間の測定を開始し(ステップb29)、普通図柄動作フ
ラグfaの値を1に切替え(ステップb30)、左,右
普通図柄の変動処理を開始し(ステップb31)、当該
周期の処理を終了する。
【0048】ステップb27の判別処理において、普通
図柄作動スイッチSW2,SW2のいずれかからの信号
入力が検出されない場合には、CPU30は、当該周期
のタスク2の処理を終了する。この場合には、普通図柄
の図柄変動は行われない。
【0049】普通図柄の変動処理を開始した場合には、
CPU30は、図4に示すタイミングチャートに従って
左,右普通図柄表示部15,16の図柄変動処理を行う
こととなる。なお、左,右普通図柄の移行順序は図5に
示す通りである。次周期以降の処理では、普通図柄動作
フラグfaの値が1となっているので、CPU30は、
ステップb24の処理とステップb25の判別処理後、
ステップb32に移行し、変動表示開始後の経過時間T
1がパラメータt1にセットされた値aに達するまでの
間、ステップb24およびステップb25乃至ステップ
b32の判別処理と左,右の普通図柄表示部15,16
の変動に関するステップb41の処理を所定の処理周期
で繰り返し実行することとなる。実施例の場合、パラメ
ータt1にセットされる値を5.040秒としている、
変動表示開始後の経過時間T1がパラメータt1の値a
に達すると(ステップb32)、CPU30は、普通図
柄当り判定用乱数レジスタVの現在値が所定値88また
は89と一致するか否かを判別し(ステップb33〜ス
テップb34)、普通図柄当り判定用乱数レジスタVの
値が所定値88,89のいずれかに一致すれば、左,右
当たり普通図柄データ記憶レジスタr3a乃至r4aの
各値を左,右表示普通図柄データ記憶レジスタr3c乃
至r4cに格納する一方(ステップb35)、普通図柄
当り判定用乱数レジスタVの値が所定値88,89のい
ずれかと一致しなければ、左,右外れ普通図柄データ記
憶レジスタr3b乃至r4bの各値を左,右表示普通図
柄データ記憶レジスタr3c乃至r4cの各々に格納し
て(ステップb36)、変動停止時に左,右普通図柄表
示部15,16に表示すべき図柄を確定する。
【0050】CPU30は、左普通図柄表示部15に左
表示普通図柄データ記憶レジスタr3cの内部処理指標
に対応する図柄が表示されるように左普通図柄に関する
表示指標jlの値を設定変更して左普通図柄表示部15
の変動を停止する(ステップb37)。この時点で左表
示普通図柄データ記憶レジスタr3cに記憶された内部
処理指標に対応する図柄が静止表示されることとなる。
【0051】次いで、CPU30は、右普通図柄変動乱
数レジスタUの現在値に応じて、表6に示されるような
ROM31の選択条件ファイルに基いて変動継続時間を
選択してパラメータt2に設定し(ステップb38)、
タイマT1を作動させて右普通図柄の変動処理の継続時
間の測定を開始し(ステップb39)、普通図柄動作フ
ラグfaの値を2に切替え(ステップb40)、当該周
期の処理を終了する。左普通図柄表示部15の変動時間
が固定的な値であるのに対し、右普通図柄表示部16の
変動時間は右普通図柄変動乱数レジスタUの現在値によ
るのでランダムなものである。
【0052】
【表6】 次周期以降の処理では、普通図柄動作フラグfaの値が
2となっているので、CPU30は、ステップb24の
処理とステップb25及びステップb26の判別処理
後、ステップb42に移行し、変動表示開始後の経過時
間T1がパラメータt2にセットされた値に達するまで
の間、ステップb24,ステップb25およびステップ
b26乃至ステップb42の判別処理と右普通図柄表示
部16の変動に関するステップb49の処理を所定の処
理周期で繰り返し実行することとなる。
【0053】変動表示開始後の経過時間T1がパラメー
タt2にセットされた値に達すると(ステップb4
2)、CPU30は、右普通図柄表示部16に右表示普
通図柄データ記憶レジスタr4cの内部処理指標に対応
する図柄が表示されるように右普通図柄に関する表示指
標jrの値を設定変更して右普通図柄表示部16の変動
を停止する(ステップb43)。この時点で右表示普通
図柄データ記憶レジスタr4cに記憶された内部処理指
標に対応する図柄が静止表示されることとなる。
【0054】次いで、CPU30は、変動表示を停止し
た左普通図柄表示部15と右普通図柄表示部16の図柄
組合せが当り図柄の組合せの“77”であるか否かを比
較判定し(ステップb44)、判定結果が当り図柄の組
合せの“77”でない場合には、外れとなり、普通図柄
動作フラグfaの値を0セットして初期化して(ステッ
プb50)、処理を終了する。
【0055】ステップb44の判別処理で、判定結果が
当り図柄の組合せの“77”と判定された場合には当り
となり、CPU30は、普通電動役物17の開閉動作に
関する普通電動役物動作カウンタC1を0セットし(ス
テップb45)、図6に示される動作タイミングチャー
トに従って開閉動作を行う特別図柄変動の第1種始動口
としての普通電動役物17の開放開始までの待機時間A
1をパラメータt3に設定し(ステップb46)、タイ
マT1を作動して経過時間の計時を開始し(ステップb
47)、普通図柄動作フラグfaの値を3に切替え(ス
テップb48)、当該周期の処理を終了する。
【0056】左,右普通図柄表示部15,16の停止図
柄が“77”となると、当りとなって普通図柄動作フラ
グfaに3がセットされ、普通電動役物17の開閉動作
が行われることとなる。また、この場合、普通図柄動作
フラグfaが3であるため、左,右普通図柄の図柄変動
は行われない。
【0057】当りとなった場合には、次周期以降の処理
では、普通図柄動作フラグfaが3となっているため、
CPU30は、ステップb24の処理とステップb25
及びステップb26の判別処理後、ステップb51に移
行し、停止図柄判定後の経過時間T1がパラメータt3
にセットされた値A1に達するまでの間、ステップb2
4,ステップb25およびステップb26乃至ステップ
b51の判別処理を所定の処理周期で繰り返し実行する
こととなる。
【0058】変動表示開始後の経過時間T1がパラメー
タt2にセットされた値に達すると(ステップb4
2)、CPU30は、普通電動役物動作カウンタC1の
値を1つインクリメントし(ステップb52)、次い
で、普通電動役物動作カウンタC1の値が動作回数6に
達しているか否かを判別する(ステップb53)。普通
電動役物動作カウンタC1の値は、普通電動役物17が
拡開及び閉鎖される毎に1つ更新されるものである。
【0059】ステップb53の判別処理において、普通
電動役物動作カウンタC1の値が動作回数6に達してい
ない場合には、CPU30は、普通電動役物動作カウン
タC1の値に応じ、図6の動作タイミングチャートに示
される開放時間または閉鎖待機時間を表9に示されるよ
うなROM31の選択条件ファイルに基いて選択してパ
ラメータt3に設定し(ステップb54)、普通電動役
物動作カウンタC1の値が奇数か否かを判別し(ステッ
プb55)、普通電動役物動作カウンタC1の値が奇数
であれば第1種始動口開閉ソレノイドSOL1の励磁指
令を出力する一方(ステップb56)、普通電動役物動
作カウンタC1の値が奇数でないならば第1種始動口開
閉ソレノイドSOL1の励磁解除指令を出力して(ステ
ップb57)、当該周期の処理を終了する。
【0060】
【表9】 普通電動役物動作カウンタC1の値が奇数であれば、開
放時間1.100秒が設定されて第1種始動口10が拡
開され、遊技球の入賞確率が増大するとともに特別図柄
の図柄変動の発生確率が増大することとなり、普通電動
役物動作カウンタC1の値が奇数でなければ、閉鎖待機
時間4.600秒が設定されて第1種始動口10が通常
の入賞状態となる。
【0061】CPU30は、開閉動作の実行回数が6に
達するまで普通電動役物17の開閉動作を繰り返し実行
し、ステップb53の判別処理において、判定結果が真
となると普通図柄動作フラグfaの値を0セットして初
期化し(ステップb58)、第1種始動口開閉ソレノイ
ドSOL1の励磁解除指令を出力して(ステップb5
9)、当該周期の処理を終了する。
【0062】図20〜図32に示すタスク3の処理は、
左,右,中特別図柄表示部5,7,6の特別図柄の停止
時の図柄判定に使用する大当り判定用乱数の作成と、第
1種始動口10への遊技球の入賞に応じて大当り判定用
乱数の値を記憶する処理と、左,右,中特別図柄表示部
5,7,6の変動処理と、記憶された大当り判定用乱数
の値に基づいて大当りの判定を行って、大当りの場合に
は大入賞口8の連続開閉動作を行う処理である。
【0063】タスク3の処理を開始したCPU30は、
まず、タスク1の処理で作成した特別図柄データ記憶レ
ジスタr0乃至r2に記憶された内部処理指標の値の全
一致不一致を比較判定し(ステップc1)、特別図柄デ
ータ記憶レジスタr0乃至r2に記憶された内部処理指
標の値がすべて一致した場合には、各内部処理指標のr
0乃至r2の現在値を左,中,右大当り特別図柄データ
記憶レジスタr0a乃至r2aの各々に格納し(ステッ
プc2)、また、作成された内部処理指標の組合わせが
不一致であり外れ図柄に関するものであれば各内部処理
指標r0乃至r2の現在値を左,中,右外れ特別図柄デ
ータ記憶レジスタr0b乃至r2bの各々に格納する
(ステップc3)。
【0064】次に、CPU30は、大当り用乱数記憶レ
ジスタWの値を0乃至720の範囲で逐次インクリメン
トし(ステップc4)、大当り用乱数記憶レジスタWの
値が720に到達しているか否かを判別し(ステップc
5)、大当り用乱数記憶レジスタWの値が720に到達
する毎にレジスタWの値を0に初期化する(ステップc
6)。
【0065】さらに、CPU30は、左,中,右特別図
柄の高速変動時間に関する高速時間判定タイマGOTM
の値が0となっているか否かを判定する。高速時間判定
タイマGOTMの値は、第1種始動口10への遊技球の
入賞に応じて記憶する大当り判定用乱数の記憶数が1で
ある場合に所定の値がセットされ、この後、所定の処理
周期で実行されるタスク3の処理毎に、値を1つデクリ
メントされるものである。CPU30は、高速時間判定
タイマGOTMの値が0でない場合に、高速時間判定タ
イマGOTMの値を1つデクリメントする(ステップc
8)。
【0066】そして、CPU30は、第1種始動口10
への遊技球の入賞があるか否かを、第1種始動口入賞検
出スイッチSW1よりの信号入力があるか否かにより判
別し(ステップc9)、第1種始動口入賞検出スイッチ
SW1よりの信号入力がある場合には、入賞記憶数カウ
ンタCの値を1つインクリメントすると共に(ステップ
c10)、入賞記憶数カウンタCの値が規定の入賞記憶
数5に達しているか否かを判別し(ステップc11)、
5に達していなければ入賞記憶数カウンタCの現在値が
1であるか否かを判別し(ステップc101)、入賞記
憶数カウンタCの現在値が1であれば、高速時間判定タ
イマGOTMに所定の値をセットする一方(ステップc
12)、入賞記憶数カウンタCの現在値が1でなければ
そのままステップc13に移行し、入賞記憶数カウンタ
Cの現在値に対応して、確定乱数記憶レジスタR1乃至
R4に大当り用乱数記憶レジスタWの値を格納して記憶
し(ステップc13〜ステップc19)、ステップc2
0以降の処理に移行する。この結果、第1種始動口10
への遊技球の入賞がある場合には、確定乱数記憶レジス
タR1乃至R4に大当り用乱数記憶レジスタWの値が最
高4個まで記憶されることとなる。
【0067】また、ステップc9の判別処理において、
第1種始動口入賞検出スイッチSW1よりの信号入力が
検出されなかった場合には、CPU30はステップc2
0以降の処理に移行し、ステップc11の判別処理にお
いて、入賞記憶数カウンタCの現在値が5以上であった
場合にもCPU30は、ステップc20以降の処理に移
行する。
【0068】CPU30は、ステップc1よりステップ
c19に至る処理によって、左,右,中特別図柄表示部
5,7,6の特別図柄の停止時の図柄判定に使用する大
当り判定用乱数の作成し、第1種始動口10への遊技球
の入賞に応じて大当り判定用乱数の値を記憶する。CP
U30は、所定のタスク3の処理周期毎にステップc1
よりステップb20に至る処理を実行するので、以下の
説明では省略する。
【0069】次に、ステップc20以降の処理について
説明する。CPU30は、ステップc20乃至ステップ
c25までの判別処理において、特別図柄動作フラグF
aの現在値を判別し、特別図柄動作フラグFaの現在値
に応じて左,右,中特別図柄表示部5,7,6の変動処
理と、記憶された大当り判定用乱数の値に基づいて大当
りの判定を行って、大当りの場合には大入賞口8の連続
開閉動作を行う。特別図柄動作フラグFaの値は、0で
第1種始動口10への入賞検出待ち状態、1で左,中,
右特別図柄表示部5,6,7の変動中、2で右,中特別
図柄表示部6,7の変動中、3で中特別図柄表示部6の
変動中、4で大入賞口8の開放までの待機中、5で大入
賞口8の開放中、6で大入賞口8の閉鎖中を規定するも
のである。また、各特別図柄の変動停止は、左、右、中
の順で行われる。
【0070】第1種始動口10への遊技球の入賞がなく
左,右,中の特別図柄表示部5,7,6の図柄変動が開
始されていなければ、特別図柄動作フラグFaの現在値
は0となっており、CPU30は、ステップc20の判
別処理において、真と判定してステップc26に移行
し、入賞数記憶カウンタCの現在値が0であるか否かを
判別し(ステップc26)、入賞数記憶カウンタCの値
が0以外の値である場合には、入賞数記憶カウンタの値
を1つデクリメントし(ステップc27)、確定乱数記
憶レジスタR1乃至R4のデータを確定値記憶レジスタ
R0および確定乱数記憶レジスタR1乃至R3に順次シ
フトして、確定乱数記憶レジスタR4に0をセットして
初期化する(ステップc28)。一方、ステップc26
の判別処理において、入賞数記憶カウンタCの値が0で
ある場合には、第1種始動口10への遊技球の入賞が検
出されなかったこととなるので、この場合には、CPU
30は特別図柄の図柄変動を行わずに、タスク3の処理
を終了する。
【0071】ステップc28の処理を実行した場合に
は、CPU30は、高速時間判定タイマGOTMの現在
値が0となっているか否かを判別し(ステップc2
9)、高速時間判定タイマGOTMの値が0ならば、左
特別図柄の高速変動時間としてパラメータtに所定値F
を設定する一方(ステップc30)、高速時間判定タイ
マGOTMの値が0以外の値であれば、パラメータtに
所定値Eを設定し(ステップc31)、次いで、タイマ
T2を作動して計時を開始し(ステップc32)、特別
図柄動作フラグFaの値を1に切替えて左,右,中特別
図柄の変動処理の開始を記憶し(ステップc33)、変
動状態フラグFbに1をセットし(ステップc34)、
図7に示される、左,右,中特別図柄の図柄変動処理の
タイミングチャートに従って左,右,中特別図柄に関す
る高速変動処理を開始し(ステップc35)、この周期
の処理を終了する。
【0072】ここで、変動状態フラグFbの値は、各特
別図柄表示部5,6,7の特別図柄の変動状態を規定す
るフラグであり、0で停止、1で高速変動中、2で中速
変動中、3で低速変動を規定するものである。また、各
特別図柄の移行順序は、図8に示す通りであり、各特別
図柄の移行速度は、各図柄共に高速時は、0.064秒
/図柄、中速時は、0.256秒/図柄、低速時は、
0.512秒/図柄となっている。
【0073】次周期以降の処理では、CPU30は特別
図柄動作フラグFaの値1に基づいて、ステップc36
に移行し、変動状態フラグFbの値1に応じて、変動表
示開始後の経過時間T2がパラメータtに設定した値に
達するまでの間、ステップc20,ステップc21およ
びステップc36乃至ステップc37の判別処理と左,
右,中の各特別図柄表示部5,6,7の高速変動に関す
るステップc46の処理を所定の処理周期で繰り返し実
行することとなる。
【0074】このようにして各特別図柄の高速変動処理
を繰り返し実行する間に変動表示開始後の経過時間T2
がパラメータtに設定した値に達すると(ステップc3
7)、CPU30は、確定値記憶レジスタR0の値が設
定値εと一致するか否か、即ち、今回の特別図柄変動処
理の開始刺激となった第1種始動口10への入賞検出時
点における大当り用乱数記憶レジスタWの値が大当りに
対応する設定値εと一致するか否かを判別し(ステップ
c38)、確定値記憶レジスタR0の値が設定値εと一
致すれば、左,中,右大当たり特別図柄データ記憶レジ
スタr0a乃至r3aの各値を左,中,右表示特別図柄
データ記憶レジスタr0c乃至r3cに格納する一方
(ステップc39)、確定値記憶レジスタR0の値が設
定値εと一致しなければ、左,中,右外れ特別図柄デー
タ記憶レジスタr0b乃至r3bの各値を左,中,右表
示特別図柄データ記憶レジスタr0c乃至r3cの各々
に格納して(ステップc40)、変動停止時に左,中,
右特別図柄表示部5,6,7に表示すべき図柄を確定す
る。なお、本実施例では、当り判定に用いる設定値εを
11,13,15,17の4個としているので、確定値
記憶レジスタR0の値がこれら4個の値のうちのいずれ
かと一致すれば、左,中,右大当たり特別図柄データ記
憶レジスタr0a乃至r3aの各値が左,中,右表示特
別図柄データ記憶レジスタr0c乃至r3cに格納され
る。
【0075】次いで、CPU30は、左特別図柄の変動
停止時間tc時に左表示特別図柄データ記憶レジスタr
0cの内部処理指標に対応する図柄が表示されるように
左特別図柄に関する表示指標ilの値を設定変更して
(ステップc41)、左特別図柄の中速変動時間として
パラメータtに所定値Aを設定し(ステップc42)、
タイマT2を作動して計時を開始し(ステップc4
3)、変動状態記憶フラグFbに2をセットして(ステ
ップc44)、左特別図柄表示部5の変動速度を高速変
動から中速変動に切り替え(ステップc45)、この周
期のタスク3の処理を終了する。
【0076】ta時における左特別図柄表示部5の表示
指標ilの値は自明でないが、左特別図柄表示部5の中
速および低速変動時間tc−ta=A+Bの値は予め設
定されており、また、左特別図柄表示部5の低速変動速
度は一定であるから、左特別図柄表示部5の変動停止時
間tc時に左特別図柄表示部5に表示すべき図柄の表示
指標の情報のみに基いて、表示指標ilの設定変更値を
求めることができる。
【0077】実施例の処理タイミングによれば、高速変
動から中速変動への切り替えに際し、表示指標ilの現
在値が変動停止時に左特別図柄表示部5に表示すべき図
柄の表示指標よりも3図柄前の表示指標となるようにi
lの値を設定変更することにより、変動停止時にr0c
の図柄を得ることができる。
【0078】次周期以降の処理では、CPU30はステ
ップc20,ステップc21及びステップc36の判別
処理実行後ステップc47に移行し、以下、変動状態記
憶フラグFbの現在値2に応じて、中速変動表示開始後
の経過時間T2がパラメータtの値に達するまでの間、
ステップc20,ステップc21,ステップc36およ
びステップc47乃至ステップc48の判別処理と、左
特別図柄表示部5の中速変動に関する処理および中,右
の各特別図柄表示部6,7の高速変動に関するステップ
c53の処理を所定の処理周期で繰り返し実行すること
となる。
【0079】そして、中速変動表示開始後の経過時間T
2がパラメータtの値に達すると(ステップc48)、
CPU30は、左特別図柄の低速変動時間としてパラメ
ータtに所定値Bを設定し(ステップc49)、タイマ
T2を作動して計時を開始し(ステップc50)、変動
状態記憶フラグFbに3をセットして(ステップc5
1)、左特別図柄表示部5の変動速度を中速変動から低
速変動に切り替え(ステップc52)、この周期のタス
ク3の処理を終了する。
【0080】次周期以降の処理では、CPU30はステ
ップc20,ステップc21,ステップc36およびス
テップc47の判別処理実行後ステップc54に移行
し、以下、変動状態記憶フラグFbの現在値3に応じ
て、低速変動表示開始後の経過時間T2がパラメータt
の値に達するまでの間、ステップc20,ステップc2
1,ステップc36,ステップc47およびステップc
54の判別処理と、左特別図柄表示部5の低速変動およ
び中,右の各特別図柄表示部6,7の高速変動に関する
ステップc62の処理を所定の処理周期で繰り返し実行
することとなる。
【0081】そして、低速変動表示開始後の経過時間T
2がパラメータtの値に達すると(ステップc54)、
CPU30は、左特別図柄の低速変動停止する(ステッ
プc55)。この時点で左表示特別図柄データ記憶レジ
スタr0cに記憶された指標に対応する図柄が静止表示
されることとなる。次いで、CPU30は、右特別図柄
表示部7の変動停止時間te時に右表示特別図柄データ
記憶レジスタr2cの内部処理指標に対応する図柄が表
示されるように右特別図柄に関する表示指標irの値を
3図柄前の値に設定変更して(ステップc56)、右特
別図柄の中速変動時間としてパラメータtに所定値Aを
設定し(ステップc57)、タイマT2を作動して計時
を開始し(ステップc58)、特別図柄動作フラグFa
の値を2に切替え(ステップc59)、変動状態記憶フ
ラグFbに2をセットして(ステップc59)、右特別
図柄表示部7の変動速度を高速変動から中速変動に切り
替え(ステップc61)、この周期のタスク3の処理を
終了する。
【0082】次の処理周期では、特別図柄動作フラグF
aの値が2となるため、CPU30は特別図柄動作フラ
グFaの値2に基づいて、ステップc20及びステップ
c21の判別後、ステップc22に移行し、変動状態フ
ラグFbの値2に応じて、右特別図柄の中速変動表示開
始後の経過時間T2がパラメータtの値に達するまでの
間、ステップc20,ステップc21,ステップc22
およびステップc63乃至ステップc64の判別処理と
右特別図柄表示部7の中速変動および中特別図柄表示部
6の高速変動に関するステップc69の処理を所定の処
理周期で繰り返し実行することとなる。
【0083】そして、右特別図柄の中速変動表示開始後
の経過時間T2がパラメータtの値に達すると(ステッ
プc64)、CPU30は、右特別図柄の低速変動時間
としてパラメータtに所定値Bを設定し(ステップc6
5)、タイマT2を作動して計時を開始し(ステップc
66)、変動状態記憶フラグFbに3をセットして(ス
テップc67)、右特別図柄表示部7の変動速度を中速
変動から低速変動に切り替え(ステップc68)、この
周期のタスク3の処理を終了する。
【0084】次周期以降の処理では、CPU30は、変
動状態フラグFbの値が3となっているため、ステップ
c20,ステップc21,ステップc22およびステッ
プc63の判別処理実行後ステップc70に移行し、以
下、変動状態記憶フラグFbの現在値3に応じて、右特
別図柄の低速変動表示開始後の経過時間T2がパラメー
タtの値に達するまでの間、ステップc20,ステップ
c21,ステップc22,ステップc63及びステップ
c70の判別処理と、右特別図柄表示部7の低速変動お
よび中特別図柄表示部6の高速変動に関するステップc
83の処理を所定の処理周期で繰り返し実行することと
なる。
【0085】そして、右特別図柄の低速変動表示開始後
の経過時間T2がパラメータtの値に達すると(ステッ
プc70)、CPU30は、右特別図柄の低速変動停止
する(ステップc71)。この時点で右表示特別図柄デ
ータ記憶レジスタr2cに記憶された指標に対応する図
柄が静止表示されることとなる。
【0086】次いで、CPU30は、左特別図柄表示部
5の表示指標ilの現在値と右特別図柄表示部7の表示
指標irの現在値とが一致しているか否か、即ち、変動
表示を停止した左特別図柄表示部5と右特別図柄表示部
7の図柄組合せが大当り図柄の組合せの必要条件を満足
しているか否かを比較判定し(ステップc72)、判定
結果に応じて、te時以降の図柄変動処理、即ち、中特
別図柄表示部6の低速変動の時間設定に必要とされる各
種のデータを設定することとなる。
【0087】まず、ステップc30の判別結果が偽とな
った場合、即ち、左特別図柄表示部5の停止図柄と右特
別図柄表示部7の停止図柄とが一致していず、大当りの
発生する確率が皆無の場合には、CPU30は、中特別
図柄表示部6の変動停止時間tg時に中表示特別図柄デ
ータ記憶レジスタr1cの内部処理指標に対応する図柄
が表示されるように中特別図柄に関する表示指標icの
値を3図柄前の値に設定変更し(ステップc77)、中
特別図柄の中速変動時間としてパラメータtに予め決め
られた値Aを設定して(ステップc78)、ステップc
79に移行する。
【0088】また、ステップc72の判別結果が真とな
った場合、即ち、左特別図柄表示部5の停止図柄と右特
別図柄表示部7の停止図柄とが一致して大当り図柄の組
合わせの必要条件を満足するリーチとなった場合には、
CPU30は、リーチフラグreに1をセットし(ステ
ップc73)、Rレジスタの0乃至3ビットまで(0〜
15までの値)を中特別図柄変動用乱数レジスタZに格
納し(ステップc74)、ついで中特別図柄変動用乱数
レジスタZの現在値に応じて、表7に示されるようなR
OM31の選択条件ファイルに基いて中特別図柄の中速
変動時間hを選択してパラメータtに設定し(ステップ
c75)、さらに、中特別図柄変動用乱数レジスタZの
現在値に応じて、表7に示されるようなROM31の選
択条件ファイルに基いて、図柄変動数、即ち、変動継続
時間内に変動される図柄の変動数を選択し、選択した図
柄変動数に基づき、中特別図柄表示部6の変動停止時間
tg時に中表示特別図柄データ記憶レジスタr1cの内
部処理指標に対応する図柄が表示されるように中特別図
柄に関する表示指標icの値を設定変更し(ステップc
76)、ステップc79に移行する。
【0089】
【表7】 例えば、中特別表示図柄データ記憶レジスタr1cの値
が3の時に、中特別図柄変動用乱数レジスタZの値が6
であれば、表7より、変動時間として3.360sが選
択されてパラメータtに設定され、また、この間に変動
する中特別図柄の図柄変動数14が選択されるが、表2
より停止時に表示される中特別図柄は9であるので、高
速変動から中速変動への切り替えに際し、表示指標ic
の現在値が14図柄前の図柄“F”を表示する値に切り
替えられて中速変動に移行することとなる。
【0090】ステップ79に移行したCPU30は、タ
イマT2を作動して計時を開始し(ステップc79)、
特別図柄動作フラグFaの値を3に切替え(ステップc
80)、変動状態記憶フラグFbに2をセットして(ス
テップc81)、中特別図柄表示部7の変動速度を高速
変動から中速変動に切り替え(ステップc82)、この
周期のタスク3の処理を終了する。
【0091】次の処理周期では、特別図柄動作フラグF
aの値が3となるため、CPU30は特別図柄動作フラ
グFaの値3に基づいて、ステップc20,ステップc
21,ステップc22,ステップc23の判別後、ステ
ップc84に移行し、以下、変動状態フラグFbの値2
に応じて、中特別図柄の中速変動表示開始後の経過時間
T2がパラメータtの値に達するまでの間、ステップc
20,ステップc21,ステップc22,ステップc2
3およびステップc84乃至ステップc85の判別処理
と中特別図柄表示部6の中速変動に関するステップc9
0の処理を所定の処理周期で繰り返し実行することとな
る。
【0092】そして、中特別図柄の中速変動表示開始後
の経過時間T2がパラメータtの値に達すると(ステッ
プc85)、CPU30は、中特別図柄の低速変動時間
としてパラメータtに所定値Bを設定し(ステップc8
6)、タイマT2を作動して計時を開始し(ステップc
87)、変動状態記憶フラグFbに3をセットして(ス
テップc88)、中特別図柄表示部6の変動速度を中速
変動から低速変動に切り替え(ステップc89)、この
周期のタスク3の処理を終了する。
【0093】次周期以降の処理では、CPU30は、変
動状態フラグFbの値が3となっているため、ステップ
c20,ステップc21,ステップc22,ステップc
23およびステップc84の判別処理実行後ステップc
91に移行し、以下、変動状態記憶フラグFbの現在値
3に応じて、中特別図柄の低速変動表示開始後の経過時
間T2がパラメータtの値に達するまでの間、ステップ
c20,ステップc21,ステップc22,ステップc
84及びステップc91の判別処理と、中特別図柄表示
部6の低速変動に関するステップc97の処理を所定の
処理周期で繰り返し実行することとなる。
【0094】そして、中特別図柄の低速変動表示開始後
の経過時間T2がパラメータtの値に達すると(ステッ
プc91)、CPU30は、中特別図柄の低速変動停止
する(ステップc92)。この時点で中表示特別図柄デ
ータ記憶レジスタr1cに記憶された指標に対応する図
柄が静止表示されることとなる。
【0095】左,右,中の各特別図柄を停止表示したC
PU30は、左特別図柄表示部5の表示指標ilの現在
値と右特別図柄表示部7の表示指標irの現在値と中特
別図柄表示部6の表示指標icの現在値とが一致してい
るか否か、即ち、変動表示を停止した左,右,中特別図
柄表示部5,7,6の図柄組合せが大当り図柄の組合せ
であるか否かを比較判定し(ステップc93)、判定結
果に応じて、大入賞口8の開閉動作処理に必要とされる
各種のデータを設定することとなる。
【0096】まず、ステップc93の判別処理におい
て、停止した左,右,中特別図柄表示部5,7,6の図
柄組合せが大当り図柄の組合せでない場合には、CPU
30は、特別図柄動作フラグFaの値を0セットして初
期化し(ステップc95)、変動状態フラグFbの値を
0セットして初期化し(ステップc96)、この周期の
タスク3の処理を終了する。この場合には、特別図柄動
作フラグFaの値が0とされるため次周期でのタスク3
の処理では、CPU30は、ステップc20の判別処理
後ステップc26に移行し、第1種始動口10への入賞
記憶があれば新たな特別図柄の図柄変動処理が開始され
ることとなる。
【0097】一方、ステップc93の判別処理におい
て、停止した左,右,中特別図柄表示部5,7,6の図
柄組合せが大当り図柄の組合せである場合には、図9に
示すタイミングチャートに従って大入賞口8の開閉動作
処理が実行されることとなり、CPU30は、変動状態
フラグFbの値を0セットして初期化し(ステップc9
8)、リーチフラグreを0セットして初期化し(ステ
ップc99)、次いで大当りフラグf1に1をセットし
て大当り状態となったことを記憶し(ステップd1)、
大入賞口8の開放迄の待機時間としてパラメータtに所
定値Aを設定し(ステップd2)、タイマT2を作動し
て計時を開始し(ステップd3)、特別図柄動作フラグ
Faの値に4をセットして大入賞口8の開閉動作処理の
開始を記憶し(ステップd4)、この周期のタスク3の
処理を終了する。この場合には、特別図柄動作フラグF
aの値が4とされるため次周期以降でのタスク3の処理
では、CPU30は、ステップc20乃至ステップc2
4の判別処理後ステップd5に移行し、以下、特別図柄
判定後の経過時間T2がパラメータtの値に達するまで
の間、ステップc20,ステップc21,ステップc2
2,ステップc23,ステップc24およびステップd
5の判別処理を所定の処理周期で繰り返し実行すること
となる。
【0098】そして、特別図柄判定後の経過時間T2が
パラメータtの値に達すると(ステップd5)、CPU
30は、大入賞口8の開放動作の実行回数を計数する連
続回数カウンタC2に1をセットし(ステップd6)、
特定領域通過フラグf2に0セットして初期化し(ステ
ップd7)、入賞個数カウンタC3を0セットして初期
化し(ステップd8)、大入賞口8の開放時間としてパ
ラメータtに所定値Xを設定し(ステップd9)、タイ
マT2を作動して経過時間の計時を開始し(ステップd
10)、大入賞口開放ソレノイドSOL2の励磁指令を
出力して大入賞口8を開放し(ステップd11)、特別
図柄動作フラグFaの値に5をセットして大入賞口8の
開放開始を記憶し(ステップd12)、この周期のタス
ク3の処理を終了する。
【0099】次周期以降でのタスク3の処理では、特別
図柄動作フラグFaの値が5となっているため、CPU
30は、ステップc20乃至ステップc25の判別後、
ステップd13に移行し、以下、特別図柄動作フラグF
aの値5に応じて、大入賞口8の開放後の経過時間T2
がパラメータtの値に達するまでの間、ステップc20
乃至ステップc25およびステップd13の判別処理と
ステップ18乃至ステップd23の特定領域通過検出と
大入賞口8の開放回数及び入賞個数に関する判別処理を
所定の処理周期で繰り返し実行することとなる。
【0100】ステップd18に移行したCPU30は、
開放中の大入賞口8の特定領域14への入賞球の通過が
あるか否かを特定領域通過検出スイッチSW4からの信
号入力があるか否かにより判別し(ステップd18)、
特定領域通過検出スイッチSW4からの信号入力がある
場合には、連続回数カウンタC2の現在値が規定の開放
回数10回に達しているか否かを判別し(ステップd1
9)、連続回数カウンタC2の現在値が10に達してい
なければ、特定領域通過フラグf2に1をセットして特
定領域14への入賞球の通過を記憶し(ステップd2
0)、ステップd21に移行する一方、ステップd19
の判別処理において、連続回数カウンタC2の現在値が
10に達していなければ、そのままステップd21に移
行する。また、ステップd18の判別処理において、特
定領域通過検出スイッチSW4からの信号入力がない場
合にも、CPU30は、ステップd21に移行する。
【0101】ステップd21に移行したCPU30は、
大入賞口入賞検出スイッチSW3よりの信号入力がある
か否か、即ち、開放中の大入賞口8へ落入した遊技球が
検出されたか否かを判別し、大入賞口入賞検出スイッチ
SW3よりの信号入力がある場合には、入賞個数カウン
タC3の値を1つインクリメントし(ステップd2
3)、次いで、入賞個数カウンタC3の値が規定入賞個
数10に達しているか否かを判別し(ステップd2
3)、入賞個数カウンタC3の値が規定入賞個数10に
達していなければ、この周期のタスク3の処理を終了す
る一方、ステップd23の判別処理において、入賞個数
カウンタC3の値が規定入賞個数10に達している場合
には、ステップd14に移行して、大入賞口開放ソレノ
イドSOL2の励磁解除指令を出力して大入賞口8を閉
鎖し(ステップd14)、大入賞口8の閉鎖継続時間と
してパラメータtに所定値Bを設定し(ステップd1
5)、タイマT2を作動して経過時間の計時を開始し
(ステップd16)、特別図柄動作フラグFaの値に6
をセットして大入賞口8の閉鎖開始を記憶し(ステップ
d17)、この周期のタスク3の処理を終了する。
【0102】また、ステップd21の判別処理におい
て、大入賞口入賞検出スイッチSW3よりの信号入力が
ない場合には、CPU30は、この周期のタスク3の処
理を終了する。
【0103】ステップd23の判別処理において、入賞
個数カウンタC3の値が規定入賞個数10に達したこと
が検出される以外には、大入賞口8の開放後の経過時間
T2がパラメータtの値に達するまでの間、ステップd
18乃至ステップd23の処理が所定の処理周期で実行
されることとなる。
【0104】そして、大入賞口8の開放後の経過時間T
2がパラメータtの値に達すると(ステップd13)、
CPU30は、前述したステップd14乃至ステップd
17の処理を実行後、この周期のタスク3の処理を終了
する。
【0105】次周期以降のタスク3の処理では、特別図
柄動作フラグFaの値が6となっているため、CPU3
0は、ステップc20乃至ステップc25の判別後、ス
テップd24に移行し、以下、大入賞口8の閉鎖後の経
過時間T2がパラメータtの値に達するまでの間、ステ
ップc20乃至ステップc25及びステップd24の判
別処理を所定の処理周期で繰り返し実行することとな
る。
【0106】そして、大入賞口8の閉鎖後の経過時間T
2がパラメータtの値に達すると(ステップd24)、
CPU30は、連続回数カウンタC2の現在値が規定の
開放回数10回に達しているか否かを判別し(ステップ
d25)、連続回数カウンタC2の現在値が10に達し
ていなければ、連続回数カウンタC2の値を1つインク
リメントし(ステップd26)、次に、特定領域通過フ
ラグf2の値が1であるか否か、即ち、入賞球の特定領
域14への通過に基づく大入賞口8の連続開放を行うか
否かを判別し(ステップd27)、特定領域通過フラグ
f2が1であれば、ステップd7以降の処理を実行して
再度大入賞口8の開放を開始する一方、ステップd27
の判別処理において、特定領域通過フラグf2の値が1
でない場合には、特別図柄動作フラグFaの値を0セッ
トして初期化し(ステップd28)、大当りフラグf1
を0セットして初期化し(ステップd28)、特定領域
通過フラグf2の値を0セットして初期化し(ステップ
d29)、この周期のタスク3の処理を終了する。
【0107】また、ステップd25の判別処理におい
て、連続回数カウンタC2の現在値が10に達している
場合には、ステップd28乃至ステップd30の処理を
実行した後、この周期のタスク3の処理を終了する。
【0108】特定領域通過フラグf2の値が0セットさ
れて初期化される場合には、次周期以降のタスク3の処
理では、CPU30は、ステップc20の判別処理後ス
テップc26に移行し、第1種始動口10への入賞記憶
があれば新たな特別図柄の図柄変動処理が開始されるこ
ととなる。
【0109】図33乃至図35に示すタスク4の処理
は、CPU30がタスク2またはタク3の処理によって
設定される大当りフラグf1、特定領域通過フラグf
2、特別図柄動作フラグFaの各値、普通図柄動作フラ
グfaおよび効果音出力スイッチSW5の検出の有無に
対応して、遊技盤1面における遊技状態に対して表示す
べき効果音1乃至7の優先順位判別し、判定結果に基づ
いて表8に示すように遊技盤1面の遊技状態に応じて表
示すべき効果音を選択して出力する処理であり、タスク
4の処理は、所定周期毎に実行される。
【0110】
【表8】 タスク4の処理を開始したCPU30は、まず、ステッ
プe1乃至ステップe7の各判別処理において、遊技盤
1面において、現在、特定の遊技状態となっているか否
かを判別する。すなわち、CPU30は、ステップe1
においては、大当りフラグf1の現在値が大当りの状態
を規定する値1となっているか否か、即ち、大入賞口8
が現在開閉動作中であるか否かを判別し(ステップe
1)、ステップe1の判別結果が真の時、即ち、特別図
柄の全一致に基づいて大入賞口8が開放されている時の
みステップe2に移行して、特定領域通過フラグf2の
現在値が大入賞口8の今回閉鎖後の大入賞口8の次回の
開放動作を継続許可する値1となっているか否かを判別
し(ステップe2)、一方、ステップe1の判別結果が
偽の時には、ステップe3に移行し、ステップe3にお
いては、特別図柄動作フラグFaの現在値が4であるか
否か、即ち、特別図柄の全一致状態より大入賞口8の開
放開始までの待機中であるか否かを判別し(ステップe
3)、ステップe3の判別結果が偽の時には、ステップ
e4に移行し、ステップe4においては、リーチフラグ
reの現在値が1であるか否か、即ち、変動表示を停止
した左特別図柄と右特別図柄の図柄組合せが大当り図柄
の組合せの必要条件を満足し、大当り発生の可能性があ
るか否かを判別し(ステップe4)、ステップe4の判
別結果が偽の時には、ステップe5乃至ステップe7の
各判別処理に移行し、ステップe5乃至ステップe7の
各判別処理においては、特別図柄動作フラグFaの現在
値が特別図柄に関する図柄変動中を規定する各値1,
2,3のいずれかとなっているか否かを判別し(ステッ
プe5〜ステップe7)、ステップe5乃至ステップe
7の各判別処理における判定結果がいずれも偽となった
場合に、ステップe8に移行して、ステップe8におい
ては、普通図柄動作フラグfaの現在値が3が否か、即
ち、普通電動役物17の開閉動作中であるか否かを判別
し(ステップe8)、ステップe8の判別結果が偽の時
には、ステップe9に移行し、効果音出力スイッチSW
5よりの信号入力があるか否かを判別する(ステップe
9)。
【0111】CPU30は、ステップe2の判別処理に
おいて、特定領域通過フラグf2の現在値が大入賞口8
の今回閉鎖後の大入賞口8の次回の開放動作を継続許可
する値1となっている場合には、効果音番号レジスタB
に特定領域14通過時の効果音の番号7をセットする一
方(ステップe10)、特定領域通過フラグf2の現在
値が1でない場合には、効果音番号レジスタBに大当り
中の効果音の番号6をセットし(ステップe11)、ス
テップe18に移行する。
【0112】また、ステップe3に移行して、ステップ
e3の判別処理において、特別図柄動作フラグFaの現
在値が4であると判定された場合には、CPU30は、
効果音番号レジスタBに大入賞口8の開放までの効果
音、即ち、パチンコ遊技における大当り確定を報知する
効果音の番号5をセットし(ステップe12)、ステッ
プe18に移行する。
【0113】また、ステップe4に移行して、ステップ
e3の判別処理でリーチフラグreの現在値が1である
と判定される場合には、CPU30は、効果音番号レジ
スタBに、変動表示を停止した左特別図柄と右特別図柄
の図柄組合せが大当り図柄の組合せ必要条件を満足して
大当りの可能性が発生したことを表示する効果音の番号
3をセットし(ステップe13)、ステップe18に移
行する。
【0114】また、ステップe5乃至ステップe7の各
判別処理に移行し、ステップe5乃至ステップe7の各
判別処理における判定結果のいずれかが真である場合に
は、CPU30は、特別図柄変動中を表示する効果音の
番号2を効果音番号レジスタBにセットし(ステップe
14)、ステップe18に移行する。
【0115】また、ステップe5乃至ステップe7の各
判別処理における判定結果がいずれも偽となり、後続す
るステップe8の判別処理において、普通図柄動作フラ
グfaの現在値が3であると判定された場合には、CP
U30は、効果音番号レジスタBに第1種始動口10へ
遊技球が入賞する確率が増大したことを表示する効果音
番号4をセットし(ステップe15)、ステップe18
に移行する。
【0116】また、ステップe9のスイッチ検出処理に
おいて、効果音出力スイッチSW5よりの信号入力が検
出された場合には、CPU30は、効果音番号レジスタ
Bに、第1種始動口10の上方近傍を遊技球が通過した
時に表示する装飾的な効果音の番号1をセットする一方
(ステップe16)、ステップe9の判別処理におい
て、効果音出力スイッチSW5よりの信号入力が検出さ
れない場合には、効果音番号レジスタBに効果音出力な
しを規定する値0をセットし(ステップe17)、ステ
ップe18に移行する。
【0117】ステップe1乃至ステップe9の遊技状態
判別処理においては、まず、特定領域14への入賞球通
過が最優先に検出され、次いで、大当りに関する大入賞
口8の開閉動作の実行中が検出され、第3の順位とし
て、パチンコ遊技における大当り確定が検出され、第4
の順位として、左,右の特別図柄の一致が検出され、第
5の順位として、左,右,中特別図柄表示部5,6,7
の図柄変動中が検出され、第6の順位として、第1種始
動口10の開閉動作が検出され、第7の順位として装飾
的な効果音発生条件が検出され、これらの各判別処理の
優先順位に従い、状態検出がなされると効果音番号レジ
スタBに効果音番号がセットされる。
【0118】従って、遊技盤1面において、例えば、特
定領域14に入賞球が通過した場合には、並列的に他の
遊技状態が発生した場合であっても、効果音番号レジス
タBには、効果音の番号7が優先してセットされる。
【0119】ステップe18に移行したCPU30は、
次に、効果音番号レジスタBにセットされた値が確定効
果音記憶レジスタB1の値と等しいか否かを判別し(ス
テップe18)、判定結果が等しくない場合には、効果
音番号レジスタBの現在値を確定効果音記憶レジスタB
1に格納し(ステップe19)、ステップe20に移行
する一方、効果音番号レジスタBにセットされた値が確
定効果音記憶レジスタB1の値と等しければ、そのまま
ステップe22に移行する。
【0120】効果音番号レジスタBにセットされた値が
確定効果音記憶レジスタB1の値と等しい場合には、既
に、前回までの処理周期のタスク4の処理のステップe
1乃至ステップe9の判別処理における遊技状態の検出
によって、出力すべき効果音の番号が確定されて確定効
果音記憶レジスタB1にセットされていることとなる。
【0121】図10は、ROM31に記憶された効果音
データの構成の一例を示す図であり、効果音データが記
憶された先頭エリアには、各効果音番号0乃至7に対応
した効果音データの先頭アドレスが記憶された効果音テ
ーブルが形成され、次いで、各効果音データ1乃至7ま
での各音データが順次記憶されている。また、図11に
示されるように、各音データの先頭1バイトは、1つの
音データの出力時間を規定する値が記憶され、残りの後
半3バイトには、音程データ及び音量データが記憶され
ている。CPU30は、効果音出力回路38に対して、
1つの音データにおいては、計3バイトの音程データ及
び音量データを順次1バイトづつ出力する。なお、効果
音番号0に対応する効果音データは、効果音なしの効果
音クリアーデータに設定され、効果音出力回路38に対
してCPU30が出力を行うときは、4バイトの効果音
クリアーデータを順次1バイトづつ出力するようになっ
ている。
【0122】ステップe20に移行したCPU30は、
1つの音データを効果音出力回路38に出力する毎にイ
ンクリメントされる効果音カウンタC4をセットして初
期化し(ステップe20)、1つの音データの出力時間
が設定される効果音タイマT3に0をセットして初期化
し(ステップe21)、確定効果音記憶レジスタB1の
現在値が0であるか否かを判別する(ステップe2
2)。
【0123】ステップe22の判別処理において、確定
効果音記憶レジスタB1の現在値が0であれば、効果音
の出力なしであるので、CPU30は、確定効果音記憶
レジスタB1の現在値に基づいて、ROM31に格納さ
れた効果音データテーブルより効果音クリアーデータの
アドレスを検索して設定アドレス記憶レジスタHLに格
納し(ステップe23)、効果音出力回路38に対する
1バイト毎の出力回数を設定する出力回数カウンタCd
に4をセットして(ステップe24)、ステップe25
に移行し、設定アドレス記憶レジスタHLに格納された
アドレスより出力回数カウンタCdの値分だけ効果音出
力回路38に対して効果音クリアーデータを出力する
(ステップe25)。このため、スピーカー39より効
果音が出力されている場合には、効果音が停止されるこ
ととなる。
【0124】遊技盤1面において、効果音が発生される
べく遊技状態が発生した場合には、ステップe22の判
別処理において、確定効果音記憶レジスタB1の現在値
が0以外の値となるため偽と判定され、CPU30は、
ステップe26に移行する。CPU30は、まず、効果
音タイマT3の現在値が0であるか否かを判別する(ス
テップe26)。
【0125】効果音を出力する初期段階では効果音タイ
マT3の現在値は0となっているため、CPU30は、
ステップe27に移行し、確定効果音記憶レジスタB1
の現在値及び効果音カウンタC4の現在値に基づいて、
ROM31に格納された効果音データより効果音出力回
路38に対して出力すべき効果音データの先頭データ1
バイト分を検索し(ステップe27)、次いで、検索し
た先頭データが値“FF”に等しいか否かを判別する
(ステップe28)。ROM31に格納された各効果音
データの最後の1バイト分には、各効果音データの最終
を現すデータが記憶されており、本実施例においては、
効果音1,効果音4及び効果音5の最後の1バイト分に
は値“FF”が記憶され、また、効果音2,効果音3,
効果音6及び効果音7の最後の1バイト分には値“8
0”が記憶されている。CPU30は、ステップe28
の判別処理では、検索した先頭データが効果音1,効果
音4及び効果音5のデータの最終であるか否かを判別す
ることとなる。
【0126】効果音を出力する初期段階では、効果音カ
ウンタC4の現在値は0となっているため、各効果音デ
ータの先頭1バイトが比較判定され、CPU30は偽と
判定してステップe29に移行し、次いで、検索した先
頭データが値“80”に等しいか否かを判別する(ステ
ップe29)。即ち、ステップe29の判別処理におい
ては、検索した先頭データが効果音2,効果音3,効果
音6及び効果音7のデータの最終であるか否かを判別す
ることとなる。CPU30は、偽と判定してステップe
30に移行し、検索した先頭データを効果音タイマT3
にセットし(ステップe30)、効果音カウンタC4の
値を1つインクリメントし(ステップe31)、効果音
出力回路38に対して出力すべき効果音データの後半3
バイト分の先頭アドレスをを検索して設定アドレス記憶
レジスタHLに格納し(ステップe32)、効果音出力
回路38に対する1バイト毎の出力回数を設定する出力
回数カウンタCdに3をセットして(ステップe3
3)、ステップe25に移行し、設定アドレス記憶レジ
スタHLに格納されたアドレスより出力回数カウンタC
dの値分だけ効果音出力回路38に対して効果音データ
を出力する(ステップe25)。こうして、スピーカー
39より効果音番号に対応した効果音の先頭の音データ
が出力されることとなる。
【0127】例えば、遊技盤1面において、入賞球が特
定領域14を通過している場合には、効果音番号7の効
果音7が出力され、大入賞口8の開閉動作が行われてい
れば、効果音6が出力され、特別図柄が一致して大当り
となった状態であれば効果音5が出力されることとな
る。
【0128】次周期以降のタスク4の処理では、CPU
30は、ステップe1乃至ステップe9のいずれかの処
理において、真と判定してステップe18に移行し、以
下、確定効果音記憶レジスタB1の現在値に基づき、ス
テップe18の判定結果を真と判定して、ステップe2
2に移行し、ステップe22の判定結果を偽と判定して
ステップe26に移行し、ステップe26の判別処理に
おいて、効果音タイマT3の値が0でないので偽と判定
してステップe34に移行し、効果音タイマT3の値を
1つデクリメントし(ステップe34)、この周期のタ
スク4の処理を終了する。CPU30は、効果音タイマ
T3の値が0となるまでの間、CPU30は、ステップ
e1乃至ステップe9までのいずれかの判別処理で真と
判定した後、ステップe18,ステップe22及びステ
ップe26の判別処理と、ステップe34の効果音タイ
マT3のデクリメント処理を所定処理周期で繰り返し実
行する。この間、スピーカー39からは、ステップe1
乃至ステップe9のいずれかの遊技状態判別処理におい
て確定効果音記憶レジスタB1にセットされた効果音番
号に対応する効果音の先頭の音データが出力されている
こととなる。
【0129】そして、ステップe26の判別処理におい
て、効果音タイマT3の値が0に達したことが検出され
ると、CPU30は、再びステップe27の処理を実行
し、効果音出力回路38に対して出力すべき次の効果音
データの先頭データ1バイト分を検索し、ステップe2
8乃至ステップe33の各処理及びステップe25の処
理を実行して、スピーカー39から確定効果音記憶レジ
スタB1にセットされた効果音番号に対応する効果音の
先頭の次の音データを出力する。
【0130】こうして、効果音番号に対応する効果音
が、効果音タイマT3の値及び効果音カウンタC4の値
が更新されるごとに順次音データがスピーカー39から
出力される。そして、各効果音の最終のデータが検出さ
れると、例えば、特別図柄が一致して大当りとなった状
態の時の効果音5が出力されている場合には、ステップ
e28の判別処理において、最終データ“FF”が検出
され、CPU30は、確定効果音記憶レジスタB1の値
を0セットして初期化し(ステップe35)、効果音カ
ウンタC4の値を0セットして初期化し(ステップe3
6)、この周期のタスク4の処理を終了する。この場合
には、次周期でのタスク4の処理では、確定効果音記憶
レジスタB1の値が0となっているため、ステップe1
乃至ステップe9の遊技状態判別処理において確定効果
音記憶レジスタB1に新たな値がセットされなければ、
CPU30は、ステップe23乃至ステップe25の処
理を実行するため、スピーカー39からの効果音が停止
されることとなる。
【0131】また、各効果音の最終のデータが検出され
る場合において、例えば、大入賞口8の開閉動作中の効
果音6が出力されている場合には、ステップe29の判
別処理において、最終データ“80”が検出され、CP
U30は、効果音カウンタC4の値を0セットして初期
化し(ステップe36)、この周期のタスク4の処理を
終了する。
【0132】この場合には、効果音カウンタC4の値の
み初期化されているため次周期以降でのタスク4の処理
では、確定効果音記憶レジスタB1の現在値が変わらな
いため、ステップe1乃至ステップe9の遊技状態判別
処理において確定効果音記憶レジスタB1に新たな値が
セットされなければ、CPU30は、ステップe26の
判別処理後、ステップe27の処理を実行するため、ス
ピーカー39から確定効果音記憶レジスタB1にセット
された効果音番号に対応する効果音が、再度先頭の音デ
ータより順次出力されていることとなる。
【0133】ところで、遊技盤1面においては、刻々と
遊技状態が変化するが、遊技盤1面における遊技状態に
応じてタスク2及びタスク3の各処理で普通図柄動作フ
ラグfa、大当りフラグf1、特定領域通過フラグf
2、特別図柄動作フラグFaの各値が切替えられている
ので、遊技状態が変化するとステップe1乃至ステップ
e9の遊技状態判別処理において遊技状態が上位に移行
した場合には優先的に検出されて、確定効果音記憶レジ
スタB1に新たな値がセットされる。このため、今回処
理周期のタスク4の処理で優先順位が下位の効果音がス
ピーカー39より出力されている場合であっても、次周
期以降のタスク4処理では、確定効果音記憶レジスタB
1の値が上位の番号に切替えられて、優先順位が上位の
効果音がスピーカー39より出力されることとなる。
【0134】本実施例においては、第1種始動口10の
上方近傍への遊技球通過と、第1種始動口10の開閉動
作と、特別図柄の図柄変動または大入賞口8の特定領域
通過を含む開閉動作とは、遊技盤1面において並列的に
起こり得る状態であるが、この時には優先順位の上位の
遊技状態の効果音が出力される。例えば、大入賞口8が
開放中であって、入賞球が特定領域14を通過した場合
であれば、普通図柄が変動中であっても大入賞口8の特
定領域通過時の効果音7がスピーカー39より出力され
る。
【0135】遊技盤1面において、パチンコ遊技が開始
され、転動した遊技球が普通電動役物17よりなる第1
種始動口10の上方近傍を通過すると、まず効果音1が
出力される。また、遊技球が左ゲート11もしくは右ゲ
ートのいずれかを通過すると、普通図柄表示装置4が図
柄変動を開始し、左右の順で普通図柄が停止される。停
止された左右の図柄が“77”であれば、普通電動役物
17が開閉動作を行って第1種始動口10が3回開閉さ
れると共に、効果音4が出力される。
【0136】また、第1種始動口10に遊技球が落入す
ると、特別図柄表示装置3が図柄変動を開始すると共
に、効果音2が出力される。変動されている特別図柄
は、左,右,中の順で順次停止されるが、停止された左
特別図柄と右特別図柄が同一図柄であった場合には、中
特別図柄の変動時間が変化すると共に、出力される効果
音が効果音2より効果音3に切り替わる。そして、中特
別図柄が停止され、停止された左,右,中の特別図柄が
すべて同一図柄であると、大当りを報知する効果音5が
出力され、大入賞口8が開放が開始されると効果音6が
出力される。
【0137】開放された大入賞口8に遊技球が入賞し、
この時中央の特定領域14を入賞球が通過すると、出力
されている効果音が効果音6から効果音7へ切り替わっ
て今回大入賞口8の閉鎖後に次回の大入賞口8の開放が
確約されたことを遊技者に知らせるものである。
【0138】
【発明の効果】本発明の図柄表示装置付パチンコ機は、
遊技球を検出する第1の検出手段を備えた入賞口と、第
1の検出手段による遊技球の検出に基づいて図柄を変動
表示する図柄表示装置と、遊技球の入賞を検出する第2
の検出手段を備えた可動入賞口とを備えたパチンコ機に
おいて、第1の検出手段または第2の検出手段による検
出動作に起因して、複数種類の音声を各別に切替えて出
力する音声切替え制御手段を設けたので、図柄表示部の
変動状態及び停止された図柄や入賞口への遊技球の入賞
態様に基づく遊技状態の変化に対応して発生する効果音
を切替えることにより、従来技術と比較して、利益が与
えられる可能性が発生する時点の遊技状態の変化や遊技
者にとって有利に遊技が展開する過程を優先的に適時に
表示して、遊技盤における遊技状態に即した遊技の楽し
みを与えると共に、遊技内容を遊技者に分かりやすく
し、遊技意欲を惹起し、遊技者に満足感を与えることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のの図柄表示装置付パチンコ機の制御部
を示した要部ブロック図
【図2】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチンコ
機の遊技盤を示す正面図
【図3】実施例における効果音出力回路の回路図
【図4】実施例における普通図柄表示装置の図柄表示部
の図柄変動処理を示すタイミングチャート
【図5】実施例における普通図柄表示装置の図柄表示部
の図柄の移行順序を示す図
【図6】実施例における第1種始動口の開閉動作処理を
示すタイミングチャート
【図7】実施例における特別図柄表示装置の図柄表示部
の図柄変動処理を示すタイミングチャート
【図8】実施例における特別図柄表示装置の図柄表示部
の図柄の移行順序を示す図
【図9】実施例における大入賞口の開閉動作処理を示す
タイミングチャート
【図10】ROMに格納された効果音データファイルを
示す図
【図11】効果音データにおけるデータの記憶状態を示
す図
【図12】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチン
コ機に配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図13】図12のフロー図のつづき
【図14】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチン
コ機に配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図15】図14のフロー図のつづき
【図16】図15のフロー図のつづき
【図17】図16のフロー図のつづき
【図18】図16のフロー図のつづき
【図19】図16のフロー図のつづき
【図20】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチン
コ機に配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図21】図20のフロー図のつづき
【図22】図21のフロー図のつづき
【図23】図22のフロー図のつづき
【図24】図22のフロー図のつづき
【図25】図24のフロー図のつづき
【図26】図24のフロー図のつづき
【図27】図22のフロー図のつづき
【図28】図27のフロー図のつづき
【図29】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチン
コ機に配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図30】図22のフロー図のつづき
【図31】図22のフロー図のつづき
【図32】図22のフロー図のつづき
【図33】本発明の実施例に係る図柄表示装置付パチン
コ機に配備したCPUによる処理の一部を示すフロー図
【図34】図33のフロー図のつづき
【図35】図34のフロー図のつづき
【符号の説明】
1 遊技盤 2 図柄表示ユニット 3 特別図柄表示装置 4 普通図柄表示装置 5 左特別図柄表示部 6 中特別図柄表示部 7 右特別図柄表示部 8 大入賞口 9 入賞装置 10 第1種始動口 11 左ゲート始動口 12 右ゲート始動口 13 記憶数表示LED 14 特定領域 15 左普通図柄表示部 16 右普通図柄表示部 17 左特別図柄表示部 18 中特別図柄表示部 19 右特別図柄表示部 20 遊技球振り分け片 21 遊技球振り分け片 22 飾りゲート 23 天入賞口 24 遊技球振り分け部 30 CPU 31 ROM 32 RAM 33 スイッチ検出部 34 LED表示回路 35 ソレノイド駆動回路 36 クロック・リセット回路 38 効果音出力回路 39 スピーカー 50 表示灯A 51 表示灯B 52 表示灯C 53 表示灯D 54 装飾LED 55 左入賞口 56 右入賞口 57 左下入賞口 58 右下入賞口 59 ランプ付風車 60 風車 61 アウト球受口 62 球誘導レール 63 返しゴム SW1 第1種始動口入賞検出スイッチ SW2 普通図柄作動スイッチ SW3 大入賞口入賞検出スイッチ SW4 特定領域入賞検出スイッチ SW5 効果音出力スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球を検出する第1の検出手段を備え
    た入賞口と、前記第1の検出手段による遊技球の検出に
    基づいて図柄を変動表示する図柄表示装置と、遊技球の
    入賞を検出する第2の検出手段を備えた可動入賞口とを
    備えたパチンコ機において、前記第1の検出手段または
    前記第2の検出手段による検出動作に起因して、複数種
    類の音声を各別に切替えて出力する音声切替え制御手段
    を設けたことを特徴とする図柄表示装置付パチンコ機。
  2. 【請求項2】 遊技球を検出する第1の検出手段を備え
    た始動口と、前記第1の検出手段に連絡され、前記第1
    の検出手段による遊技球の検出によって図柄表示部の各
    図柄を変動し、順次前記各図柄を停止する図柄表示装置
    と、前記図柄表示装置に連絡され、前記図柄表示装置に
    より特定される図柄合わせに基づいて拡開される入賞口
    と、前記入賞口内の特定の位置を通過する遊技球を検出
    する第2の検出手段とを備えたパチンコ機において、前
    記第1の検出手段と前記図柄表示装置と前記第2の検出
    手段の各々に連絡され、前記図柄表示装置が変動表示を
    開始する時点で表示される第1の音声と、前記図柄表示
    装置が図柄変動を開始した場合には前記図柄表示部の変
    動状態を表示する第2の音声と、変動中の前記図柄表示
    部において、停止されている図柄の図柄合わせが部分的
    に予め定められた表示状態と一致した場合に、遊技者に
    利益が与えられる可能性が発生した事を表示する第3の
    音声と、さらに前記図柄表示部における特定される表示
    結果に基づいて遊技者に利益を与えるべく拡開された前
    記入賞口に落入した遊技球の前記入賞口内の特定の位置
    への通過時点で表示される第4の音声とを出力する音声
    切替え制御手段を設けたことを特徴とする図柄表示装置
    付パチンコ機。
JP4122791A 1992-04-17 1992-04-17 図柄表示装置付パチンコ機 Pending JPH05293231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4122791A JPH05293231A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 図柄表示装置付パチンコ機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4122791A JPH05293231A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 図柄表示装置付パチンコ機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05293231A true JPH05293231A (ja) 1993-11-09

Family

ID=14844714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4122791A Pending JPH05293231A (ja) 1992-04-17 1992-04-17 図柄表示装置付パチンコ機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05293231A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000070447A (ja) * 1999-09-20 2000-03-07 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2000189568A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Aoi:Kk パチンコ機の入賞装置
JP2021132937A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000189568A (ja) * 1998-12-28 2000-07-11 Aoi:Kk パチンコ機の入賞装置
JP2000070447A (ja) * 1999-09-20 2000-03-07 Takao:Kk 弾球遊技機
JP2021132937A (ja) * 2020-02-27 2021-09-13 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05293231A (ja) 図柄表示装置付パチンコ機
JP2916204B2 (ja) 弾球遊技機
JP5205199B2 (ja) 遊技情報管理装置
JPH09117559A (ja) パチンコゲーム機の管理装置
JP3987973B2 (ja) 弾球遊技機
JP2020174839A (ja) 遊技機
JP3311785B2 (ja) パチンコ機
JP3045342B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH11319241A (ja) パチンコ遊技機
JP3855230B2 (ja) パチンコ遊技機
JPH0671040A (ja) カード式パチンコ機
JP3704060B2 (ja) パチンコ機
JP3321444B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3286659B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3704066B2 (ja) パチンコ機
JPH0654951A (ja) パチンコ機の図柄表示装置
JP3035019B2 (ja) パチンコ遊技機
JP3855229B2 (ja) パチンコ遊技機
JP5592774B2 (ja) 遊技場用システム
JP4338149B1 (ja) スロットマシン
JP2558196Y2 (ja) 遊技機の稼働管理装置
JPH0531234A (ja) パチンコ機
JP6506188B2 (ja) 遊技機
JP2004065789A (ja) 遊技機に接続して用いる表示装置
JP2020174842A (ja) 遊技機