JPH05292418A - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

Info

Publication number
JPH05292418A
JPH05292418A JP11320892A JP11320892A JPH05292418A JP H05292418 A JPH05292418 A JP H05292418A JP 11320892 A JP11320892 A JP 11320892A JP 11320892 A JP11320892 A JP 11320892A JP H05292418 A JPH05292418 A JP H05292418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
tuner
broadcast
channel
frequency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11320892A
Other languages
English (en)
Inventor
Misao Sugiyama
操 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP11320892A priority Critical patent/JPH05292418A/ja
Publication of JPH05292418A publication Critical patent/JPH05292418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フランスシステムL方式のテレビチャンネル
を汎用のチューナで受信できるようにする。 【構成】 チューナ1をコントロールするチューナーマ
イコン2から得られるバンド1の選択信号と、バンド1
のL−VHFテレビ放送を選局する選局電圧を判別回路
5に供給し、システムL方式のチャンネルが選局されて
いると判断された時には、スイッチS1、S2を切換
え、映像中間周波数信号処理回路2の共振回路2(A、
B)を切換えるとともに、音声キャリア周波数を選択す
るバンドパスフィルタ6(A、B)の切換えを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常のテレビ放送周波
数と異なるアロケーションを有する特異放送チャンネル
を、同一のチューナにより受信する際に有用なテレビジ
ョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般のテレビ放送電波は、映像信号を振
幅変調するための映像搬送波周波数と、音声信号を周波
数変調するための音声搬送波周波数を有し、所定のバン
ド幅となるように合成されている。そして、このような
テレビ放送電波は、通常、映像搬送波周波数fpが音声
搬送波周波数fsより4.5〜6MHZ低くなるように
設定されている。ところで、例えばフランスの放送電波
帯域は図4に示すように、ケーブルテレビやVHFロー
チャンネルの電波帯であるバンド1と、FM放送が占め
ている電波帯のバンド2と、VHFハイチャンネルの電
波帯であるバンド3、及びUHF放送となる電波帯バン
ド4に区別され、同じVHFテレビ放送チャンネルが異
なるバンド領域に設定されている。そして、特にバンド
1に設けられているLーVHFテレビ放送チャンネル
は、映像搬送波周波数fpが音声搬送波周波数fsに対
して高くなるように設定されている点に特徴がある。
【0003】つまり、図5の(A)に示すように通常の
テレビ放送チャンネルは、映像搬送波周波数fpに対し
て音声搬送波周波数fsが高くなっており、この放送電
波をアップコンバータによって中間周波数に変換する
と、各キャリヤ周波数の中間周波数fpiとfsiの高
さは逆転し、例えば38.9MHと32.4MHにな
る。これに対して、バンド1に配せられているLーVH
Fテレビ放送チャンネルでは図5の(B)に示すように
映像搬送波周波数fpが音声搬送波周波数fsより6.
5MH高くなっているため、通常のアップコンバータで
中間周波数に変換すると、映像キャリア周波数fpiは
音声キャリア周波数fsiより低くなり、中間映像信号
系の周波数特性(同調周波数)を切換える必要があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、LーVHFテ
レビ放送チャンネルを受信するために、このバンド領域
のみをロアーコンバート方式(局部発振周波数を低い方
に設定する)のチューナに切換えることが考えられる
が、このような特殊な切替回路を有するチューナは高価
になるという問題がある。また、LーVHFテレビ放送
チャンネルの下側帯に、ケーブルテレビ放送チャンネル
がある場合は、ロアーコンバート方式はS/Nを悪化す
るという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる問題点
を解消するためにテレビ放送受信用チューナとして、例
えば3つのバンド切換(バンド1、H−VHF、UH
F)が可能な構成とし、かつ、L−VHF帯において上
記した特異なテレビ放送チャンネルが選択されている時
の選局信号と、上記L−VHF帯のバンド1が選択され
れいる時のバンド選局信号、および識別信号に基づいて
中間周波数回路の切換を行うための判別回路手段を備え
ている。
【0006】
【作用】チューナのチャンネル選局信号を参照すること
によって、中間周波数回路の周波数特性を切換える判断
が行われるため、例えばヨーロッパ向きの共通したチュ
ーナ(バンド1の周波数帯域が受信可能なチューナ)で
フランスのシステムL方式のテレビチャンネルが受信で
きる。
【0007】
【実施例】図1は本発明のテレビジョン受像機の概要図
を示したもので、1はL−VHF(バンド1)、H−V
HF、UHFの3バンドのテレビ放送帯を受信するため
のチューナ、2はチューナ1で周波数変換されたIF信
号を所定の周波数特性で選択し、増幅すると共に映像信
号を復調するIF信号処理回路、3は復調された映像信
号からカラー信号成分を分離し、ブラウン管のドライブ
信号(R、G、B)を形成するための映像信号処理回路
である。4は上記チューナ1に対して3バンドの受信周
波数帯域(バンド1、バンド3、バンド4)を選択し、
各バンド内の放送チャンネルを選局することができるチ
ューナーマイコンであり、操作パネル8、又はリモコン
9によって任意の放送チャンネルを選局するものであ
る。5は後で述べるようにフランスの放送バンド1に配
置されている特異放送チャンネルの受信状態を検出する
判断回路であり、この判断回路5の出力によってスイッ
チS1、S2が切換えるようになされている。スイッチ
S1は前記IF信号処理回路2に設けられている共振回
路2A、2Bの共振周波数を変換し、スイッチS2は音
声キャリヤ周波数を選択するバンドパスフィルタ6A、
6Bの入力を切換えるようにしている。なお、7は音声
信号処理回路、Pはスピーカを示す。
【0008】本発明のテレビジョン受像機は、上記した
ような構成をとることによって、フランス国で使用する
時はチューナーマイコン4から出力される識別信号SL
がLレべルとなるようにセットされる。そして、前述し
たフランスのテレビ放送帯に設けられている特異放送チ
ャンネルの受信状態でIF信号処理回路2の周波数特性
と、音声キャリア周波数の選択を以下に述べるように自
動的に行うことができる。すなわち、チューナーマイコ
ンがバンド3、又はバンド4のテレビ放送(H−VH
F、UHF)を受信している状態では、判別回路5は不
作動な状態になっており、2つの共振回路2A、2B
(Refernce、AFT)は、例えば38.9MH
Zであり、音声信号側はバンドパスフィルタ6Aが選択
され、例えば32.4MHZの音声キャリアが抽出され
る。
【0009】ところで、前述した特異放送バンド(以下
FシステムL)が選局される状態になると、Fシステム
Lの識別信号SL(Lレベル)とチューナマイコンから
出力されるL−VHF帯の選択信号(Lレベル)が上記
判別回路5に供給され、かつ、バンド1内のL−VHF
テレビ放送チャンネルを選局する時の選局電圧etも入
力される。選局電圧etはチャンネルを選局する時に変
化するため、この選局電圧etが或る値以下になると、
フランスのL−VHFチャンネルのテレビ放送(すなわ
ち、特異テレビ放送チャンネル)が選局状態になったこ
とを示す。判別回路5は上記した3つの条件が揃った時
にスイッチS1、S2を切換える信号を出力し、IF信
号処理回路2の共振回路2A、2Bは、例えば34.0
MHZに切換わり、音声信号のキャリア周波数はバンド
パスフィルタ6Bが選択されることによって40.5M
HZのキャリア周波数を選択する。つまり、Fシステム
Lの設定によって映像信号キャリア周波数と音声信号キ
ャリア周波数の位置が逆転している特異放送チャンネル
の受信状態では、自動的にIF信号回路、及び音声のキ
ャリア共振周波数の切換えが行われることになる。
【0010】図2は、本発明の他の実施例を示すブロッ
ク図で、図1と同一符合は同一部分を示している。この
実施例でもテレビジョン受像機がFシステムLとなるよ
うに設定されている時は、チューナーマイコンによって
受信バンド1が選択され、かつ、バンド1内のL−VH
Fのテレビ放送チャンネルを選局する選局電圧etが出
力された時に判別回路5が能動化されるように構成され
ている。しかしながら、判別回路5の出力はチューナか
ら出力され、IFの周波数を変換するコンバータ10内
のスイッチをコントロールする。
【0011】例えば、通常のテレビ電波帯を受信してい
る時は、上記スイッチがオンとなるように設定されてお
り、チューナ1の出力はスルーの状態でコンバータ10
を通過し、IF信号処理回路12に供給されるが、判別
回路がFシステムLのテレビ電波を受信する状態にある
ことを検知すると、チューナ1の出力周波数はコンバー
タ10によって再び周波数変換が行われ、音声キャリア
周波数と映像キャリア周波数が入れ換わるようにコンバ
ートされる。つまり、チューナ1でアップコンバートさ
れ、映像中間周波数のキャリアfpiが音声中間周波数
キャリアfsiより低い場合に、再びコンバータ10に
よって、アップコンバートすることによって元の周波数
アロケーションとなるように戻している。したがって、
本実施例の場合は図1のスイッチS1、S2を省略し、
1F信号処理回路2、及びバンドパスフィルタ6は正規
のテレビ放送電波受信時の特性と一致することになる。
【0012】図3は前記図1の回路の要部を具体的にし
た回路例を示すもので、Tr1、Tr2は中間映像信号
のバッファ用トランジスタ、Tr3は中間音声信号のバ
ッファ用トランジスタ、Tr4はチューナーマイコン4
から出力されるバンド1の選局信号(5V)をチューナ
1の信号電圧(12V)に変換するための出力トランジ
スタ、Tr5はチューナーマイコン4から出力される選
局信号(パルス密度変調信号)を所定の時定数で積分し
て0〜30Vの選局電圧に変換する出力トランジスタで
あり、出力された選局電圧etは抵抗R1、R2によっ
て分圧され、ダーリントン接続されている。エミッタホ
ロワトランジスタTr6に供給されている。このエミッ
タホロワトランジスタTr6の出力は逆接続となってい
るダイオードD1、D2の接続点に接続するとともに、
スイッチングトランジスタTr7、Tr8を制御する。
【0013】FシステムLに設定されたいる時は、チュ
ーナーマイコンの切換電圧は“L”レベルであり、バン
ド切換えがL−VHF(バンド1)となる時は、チュー
ナーマイコンの選局電圧は“L”レベルになる。したが
って、この状態、つまりL−VHFのバンド1が選択さ
れた状態で選局電圧etが或る値以下に低下するとエミ
ッタホロワトランジスタTr6のエミッタも“L”レベ
ルになり、スイッチングトランジスタTr7、Tr8は
オフとなる。その結果、ダイオードD3もオフとなり、
1F信号処理回路2のチューニングコイルL2が除かれ
て、共振周波数が、例えば34.0MHに低下する(こ
の例ではReference AFTの共振回路は共用
されている)。また、スイッチングトランジスタTr8
がオフとなることにより、スイッチングトランジスタT
r9、Tr11がオフとなり、Tr10はオンになる。
その結果、ダイオードD4がオフ、ダイオードD5がオ
ンになり、バンドパスフィルタ(BPF2)が選択され
て、例えば40.5MHの中間音声周波数キャリアが抽
出される。
【0014】なお、上記の動作で放送バンド選択信号が
L−VHFでないか、又はFシステムLが選択されてい
ない時はダイオードD1、、又はD2のいずれかがオン
となり、Hレベルの信号が供給されるためスイッチング
トランジスタTr7は必ずオン状態になる。そして、以
下のスイッチングトランジスタTr8、Tr9、Tr1
0、Tr11はすべて反転する。そして、通常のテレビ
電波の中間周波数に対応した共振周波数(38.9M
H)とバンドパスフィルタ(BPF1)が選択されるこ
とになる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のテレビジ
ョン受像機は特異放送チャンネルとされているFシステ
ムLのテレビ放送を受信する際に、従来のチューナーマ
イコンを変更することなく、自動的にこの放送チャンネ
ルを受信できるようにすることができる。また、バンド
1の放送チャンネルをカバーできるような受信範囲が広
い、一般的なヨーロッパ系のチューナを使用することが
できるので、チューナを共通化してコストダウンを計る
ことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン受像機のブロック図であ
る。
【図2】本発明のテレビジョン受像機の他の実施例を示
すブロック図である。
【図3】判別回路と切換回路を具体的な回路例で構成し
たテレビジョン受像機の回路図である。
【図4】フランス国における放送周波数の帯域を示す説
明図である。
【図5】映像信号と音声信号のキャリア周波数の位置を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 チューナ 2 中間周波数信号処理回路 3 映像信号処理回路 4 チューナーマイコン 5 判別回路 6(A、B) バンドパスフィルタ 7 音声信号処理回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号のキャリア周波数が音声信号の
    キャリア周波数より高くなっている特異放送チャンネル
    を含んだ第1の放送バンドと、第1の放送バンドと異な
    る周波数帯の放送バンドを受信することができるチュー
    ナを備えているテレビジョン受像機において、 上記チューナに対して、上記放送バンドの中の1つを選
    択するバンド選局信号と、受信された放送バンド内にあ
    る所望の放送チャンネルを選択するチャンネル選局信号
    を出力するチューナ制御部と、 上記チューナ制御部から出力される上記第1の放送バン
    ドを選択するバンド選択信号と、上記チャンネル選局信
    号が供給されている判別回路を備え、 上記判別回路は上記第1の放送バンドを選択し、かつ、
    第1の放送バンド内で上記特異放送チャンネルが受信さ
    れていると判断したときに、当該特異放送チャンネルに
    対応するように上記テレビジョン受像機内の回路素子を
    切換える信号を出力することを特徴とするテレビジョン
    受像機。
JP11320892A 1992-04-07 1992-04-07 テレビジョン受像機 Pending JPH05292418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11320892A JPH05292418A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 テレビジョン受像機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11320892A JPH05292418A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 テレビジョン受像機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05292418A true JPH05292418A (ja) 1993-11-05

Family

ID=14606303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11320892A Pending JPH05292418A (ja) 1992-04-07 1992-04-07 テレビジョン受像機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05292418A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0157413B1 (ko) 지상 am 및 위성 fm-tv 방송 신호 수신기
US5164830A (en) Audio level equalization of television sound, broadcast fm and national weather service fm radio signals
EP0470481A2 (en) Stereo FM radio receiver in a television receiver
US5146338A (en) Fixed rf agc of a television tuner for fm reception in a television receiver
JPH05252466A (ja) テレビジョン受像機
US7016435B2 (en) Broadcast receiver having automatic gain control function
JP3054964B2 (ja) テレビジョン装置
KR100211412B1 (ko) Fm 라디오를 포함하는 텔레비젼 수상기
EP1197071B1 (en) Television receiver for digital signals with offset tuning provisions
US7239358B1 (en) Television receiver for digital signals with offset tuning provisions
JPH04302225A (ja) 受信機
JP3064351B2 (ja) Bsチューナ
KR890000648B1 (ko) 텔레비젼 음성신호 수신기
EP1171998B1 (en) If signal processing apparatus
US5144440A (en) National weather radio reception by synthesizing only center frequency
KR100211620B1 (ko) 텔레비젼 수상기의 fm 라디오에 사용된 고정된 제2하프-if 트랩을 갖는 제1 if 필터
JPH04262685A (ja) テレビジョン受像機
JPH05292418A (ja) テレビジョン受像機
KR940008909B1 (ko) 위성 방송 수신기의 화질 개선 회로
KR950011660B1 (ko) 멀티시스템 및 스테레오 겸용 tv 수신회로
JPH08237646A (ja) チューナ装置
JPH0450707Y2 (ja)
JPH05276066A (ja) 広帯域スーパーヘテロダイン受信器
JPH1022856A (ja) 放送受信機
JPH06165081A (ja) テレビジョン受像機