JPH05276066A - 広帯域スーパーヘテロダイン受信器 - Google Patents
広帯域スーパーヘテロダイン受信器Info
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- JPH05276066A JPH05276066A JP1563493A JP1563493A JPH05276066A JP H05276066 A JPH05276066 A JP H05276066A JP 1563493 A JP1563493 A JP 1563493A JP 1563493 A JP1563493 A JP 1563493A JP H05276066 A JPH05276066 A JP H05276066A
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/06—Receivers
- H04B1/16—Circuits
- H04B1/26—Circuits for superheterodyne receivers
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03J—TUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
- H03J5/00—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner
- H03J5/24—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection
- H03J5/242—Discontinuous tuning; Selecting predetermined frequencies; Selecting frequency bands with or without continuous tuning in one or more of the bands, e.g. push-button tuning, turret tuner with a number of separate pretuned tuning circuits or separate tuning elements selectively brought into circuit, e.g. for waveband selection or for television channel selection used exclusively for band selection
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Superheterodyne Receivers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】衛星から送出されるテレビジョン信号の受信装
置で使用され、例えば９５０〜２７５０ＭＨｚの広帯域
ＲＦを固定中間周波数に移し換えることによりこの帯域
ＲＦで前記信号を受信することができるスーパーヘテロ
ダイン受信器を提供する。 【構成】受信帯域全体にわたって同調可能な帯域フィル
タ３１と、局部発振器４０と、帯域フィルタの同調周波
数と局部発振器の周波数との間に周波数のビートが生じ
るように帯域フィルタ及び局部発振器を制御する制御手
段４１とを含んでおり、前記ビートが周波数ＦＩに対応
する。前記制御手段は、発振器によって走査される帯域
が受信帯域の１／２となり得るように、周波数ビートを
前記フィルタの特定同調周波数から方向転換させるよう
に構成されている。
置で使用され、例えば９５０〜２７５０ＭＨｚの広帯域
ＲＦを固定中間周波数に移し換えることによりこの帯域
ＲＦで前記信号を受信することができるスーパーヘテロ
ダイン受信器を提供する。 【構成】受信帯域全体にわたって同調可能な帯域フィル
タ３１と、局部発振器４０と、帯域フィルタの同調周波
数と局部発振器の周波数との間に周波数のビートが生じ
るように帯域フィルタ及び局部発振器を制御する制御手
段４１とを含んでおり、前記ビートが周波数ＦＩに対応
する。前記制御手段は、発振器によって走査される帯域
が受信帯域の１／２となり得るように、周波数ビートを
前記フィルタの特定同調周波数から方向転換させるよう
に構成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、広い周波数帯での信号
の受信が可能なスーパーヘテロダイン受信器に関する。
前記受信帯域は１ＧＨｚを大幅に上回る幅を有し得る。
本発明は特に、約２ＧＨｚの幅を有する衛星帯域（ｂａ
ｎｄｅ ｓａｔｅｌｌｉｔｅ）ＫＵで送出された信号の
受信装置に適用される。前記帯域ＫＵの幅は現在、１
０．９５０ＧＨｚ〜１２．７５０ＧＨｚである。
の受信が可能なスーパーヘテロダイン受信器に関する。
前記受信帯域は１ＧＨｚを大幅に上回る幅を有し得る。
本発明は特に、約２ＧＨｚの幅を有する衛星帯域（ｂａ
ｎｄｅ ｓａｔｅｌｌｉｔｅ）ＫＵで送出された信号の
受信装置に適用される。前記帯域ＫＵの幅は現在、１
０．９５０ＧＨｚ〜１２．７５０ＧＨｚである。
【０００２】
【従来の技術】現在のところ、衛星帯域全体にわたって
受信を行うためには、少なくとも１つの９５０ＭＨｚ〜
１７５０ＭＨｚの帯域ＲＦ内に帯域ＫＵのサブバンドを
存在させる複数の低雑音変換器を備えたパラボラアンテ
ナに受信器を接続しなければならない。従って、前記帯
域ＲＦは１ＧＨｚ以下の幅を有する。帯域ＫＵ全体にわ
たる受信のためには、前記変換器が使用ＫＵサブバンド
に応じて順に切り替えられなければならず、従って受信
装置の使用が複雑になる。前記受信帯域ＲＦでの受信に
使用されている一般的な受信器は、受信帯域ＲＦ全体に
わたって同調できる帯域フィルタと、受信帯域からずれ
ている周波数帯を走査する局部発振器と、前記局部発振
器の周波数と前記帯域フィルタの同調周波数との間に周
波数のビートが発生するように前記帯域フィルタ及び前
記局部発振器を制御する制御手段とを含んでいる。前記
ビートは固定中間周波数ＦＩに対応する。発振器によっ
て走査される周波数帯の幅は通常、受信帯域の幅に等し
い。
受信を行うためには、少なくとも１つの９５０ＭＨｚ〜
１７５０ＭＨｚの帯域ＲＦ内に帯域ＫＵのサブバンドを
存在させる複数の低雑音変換器を備えたパラボラアンテ
ナに受信器を接続しなければならない。従って、前記帯
域ＲＦは１ＧＨｚ以下の幅を有する。帯域ＫＵ全体にわ
たる受信のためには、前記変換器が使用ＫＵサブバンド
に応じて順に切り替えられなければならず、従って受信
装置の使用が複雑になる。前記受信帯域ＲＦでの受信に
使用されている一般的な受信器は、受信帯域ＲＦ全体に
わたって同調できる帯域フィルタと、受信帯域からずれ
ている周波数帯を走査する局部発振器と、前記局部発振
器の周波数と前記帯域フィルタの同調周波数との間に周
波数のビートが発生するように前記帯域フィルタ及び前
記局部発振器を制御する制御手段とを含んでいる。前記
ビートは固定中間周波数ＦＩに対応する。発振器によっ
て走査される周波数帯の幅は通常、受信帯域の幅に等し
い。
【０００３】現在、帯域ＫＵを、例えば９５０ＭＨｚ〜
２７５０ＭＨｚ又は７００ＭＨｚ〜２７５０ＭＨｚの帯
域ＲＦに直接移し換えることが考えられている。これら
の周波数帯はその幅が１．８ＧＨｚを超えるため広帯域
と称される。このような受信帯域をカバーするために
は、幅が少なくとも１．８ＧＨｚに等しい周波数帯を走
査する局部発振器の使用が必要である。この種の発振器
は極めて高価であり、製造が難しく、いずれにしろ公共
のラジオ放送分野には適していない。
２７５０ＭＨｚ又は７００ＭＨｚ〜２７５０ＭＨｚの帯
域ＲＦに直接移し換えることが考えられている。これら
の周波数帯はその幅が１．８ＧＨｚを超えるため広帯域
と称される。このような受信帯域をカバーするために
は、幅が少なくとも１．８ＧＨｚに等しい周波数帯を走
査する局部発振器の使用が必要である。この種の発振器
は極めて高価であり、製造が難しく、いずれにしろ公共
のラジオ放送分野には適していない。
【０００４】公知のように、米国特許出願ＵＳ−Ａ−２
４６０９００号には、１０５２．５ＭＨｚ〜１１１２．
５ＭＨｚの広帯域で受信することができる中間周波数ス
ーパーヘテロダイン受信器が開示されている。
４６０９００号には、１０５２．５ＭＨｚ〜１１１２．
５ＭＨｚの広帯域で受信することができる中間周波数ス
ーパーヘテロダイン受信器が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、広周
波数帯での受信に使用される前記タイプのスーパーヘテ
ロダイン受信器であって、受信帯域より狭い幅の周波数
帯、特に１．１ＧＨｚ以下の幅の周波数帯を走査する局
部発振器を使用するスーパーヘテロダイン受信器を改良
することにある。幅が１．１ＧＨｚ以下の周波数帯をカ
バーする発振器は製造が容易であり、値段も安い。
波数帯での受信に使用される前記タイプのスーパーヘテ
ロダイン受信器であって、受信帯域より狭い幅の周波数
帯、特に１．１ＧＨｚ以下の幅の周波数帯を走査する局
部発振器を使用するスーパーヘテロダイン受信器を改良
することにある。幅が１．１ＧＨｚ以下の周波数帯をカ
バーする発振器は製造が容易であり、値段も安い。
【０００６】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、特に衛
星から送出される信号の受信装置で使用するための固定
中間周波数広帯域スーパーヘテロダイン受信器であっ
て、幅Ｌの受信帯域全体にわたって同調可能な帯域フィ
ルタと、受信帯域の幅Ｌより狭い幅を有し且つ受信帯域
に対して中心周波数が合わされている周波数帯を走査す
る局部発振器と、帯域フィルタの同調周波数と局部発振
器の周波数との間に周波数のビートが生じるように帯域
フィルタ及び局部発振器を制御する制御手段とを含んで
おり、前記ビートが受信帯域の幅の１／４に等しい固定
中間周波数ＦＩに対応し、前記制御手段が更に、受信す
べき入力チャネル周波数を表す制御信号に応じて、チャ
ネル周波数が受信帯域の下部に存在する場合には局部発
振器の周波数を前記フィルタの同調周波数より大きい値
に維持し、且つ前記チャネル周波数が受信帯域の上部に
存在する場合には局部発振器の周波数を前記フィルタの
同調周波数より小さい値に維持するように構成されてい
ることを特徴とするスーパーヘテロダイン受信器を提供
する。
星から送出される信号の受信装置で使用するための固定
中間周波数広帯域スーパーヘテロダイン受信器であっ
て、幅Ｌの受信帯域全体にわたって同調可能な帯域フィ
ルタと、受信帯域の幅Ｌより狭い幅を有し且つ受信帯域
に対して中心周波数が合わされている周波数帯を走査す
る局部発振器と、帯域フィルタの同調周波数と局部発振
器の周波数との間に周波数のビートが生じるように帯域
フィルタ及び局部発振器を制御する制御手段とを含んで
おり、前記ビートが受信帯域の幅の１／４に等しい固定
中間周波数ＦＩに対応し、前記制御手段が更に、受信す
べき入力チャネル周波数を表す制御信号に応じて、チャ
ネル周波数が受信帯域の下部に存在する場合には局部発
振器の周波数を前記フィルタの同調周波数より大きい値
に維持し、且つ前記チャネル周波数が受信帯域の上部に
存在する場合には局部発振器の周波数を前記フィルタの
同調周波数より小さい値に維持するように構成されてい
ることを特徴とするスーパーヘテロダイン受信器を提供
する。
【０００７】この場合、局部発振器によってカバーされ
る周波数帯の幅をＬ’とすれば、Ｌ’は最大でＬ−２Ｆ
Ｉに等しい。従って、受信帯域ＲＦが例えば９５０ＭＨ
ｚ〜２７５０ＭＨｚであり且つ中間周波数が４５０ＭＨ
ｚの場合には、局部発振器によってカバーされる周波数
帯は１４００ＭＨｚ〜２３００ＭＨｚである。
る周波数帯の幅をＬ’とすれば、Ｌ’は最大でＬ−２Ｆ
Ｉに等しい。従って、受信帯域ＲＦが例えば９５０ＭＨ
ｚ〜２７５０ＭＨｚであり且つ中間周波数が４５０ＭＨ
ｚの場合には、局部発振器によってカバーされる周波数
帯は１４００ＭＨｚ〜２３００ＭＨｚである。
【０００８】中間周波数ＦＩが受信帯域の幅の１／４に
等しいため、受信帯域は同調可能フィルタによりその全
体にわたって連続的に、即ち該帯域のすきま（ｃｏｕｐ
ｕｒｅ）も重なり合い（ｃｈｅｖａｕｃｈｅｍｅｎｔ）
も伴わずに走査することができる。
等しいため、受信帯域は同調可能フィルタによりその全
体にわたって連続的に、即ち該帯域のすきま（ｃｏｕｐ
ｕｒｅ）も重なり合い（ｃｈｅｖａｕｃｈｅｍｅｎｔ）
も伴わずに走査することができる。
【０００９】
【実施例】本発明の他の特徴及び利点は、添付図面に基
づいて説明する以下の実施例を通して明らかにされよ
う。
づいて説明する以下の実施例を通して明らかにされよ
う。
【００１０】図１では、スーパーヘテロダイン受信器３
が低雑音単変換器（ｍｏｎｏｃｏｎｖｅｒｔｉｓｓｅｕ
ｒ ｆａｉｂｌｅ ｂｒｕｉｔ）２に接続されている。
この単変換器は、アンテナ１の入力帯域、例えば帯域Ｋ
Ｕを、前記受信器の受信帯域ＲＦ内に配置させる。アン
テナ１はパラボラアンテナであってもよく、入力帯域は
１０，７００ＧＨｚ〜１２，７５０ＧＨｚの範囲とする
ことができる。単変換器２は、前記入力帯域ＫＵを１０
ＧＨｚに直接移し換えることによって幅Ｌの帯域ＲＦ内
に配置する。帯域ＲＦは７００ＭＨｚ〜２７５０ＭＨ
ｚ、又は９５０〜２７５０ＭＨｚであり得る。
が低雑音単変換器（ｍｏｎｏｃｏｎｖｅｒｔｉｓｓｅｕ
ｒ ｆａｉｂｌｅ ｂｒｕｉｔ）２に接続されている。
この単変換器は、アンテナ１の入力帯域、例えば帯域Ｋ
Ｕを、前記受信器の受信帯域ＲＦ内に配置させる。アン
テナ１はパラボラアンテナであってもよく、入力帯域は
１０，７００ＧＨｚ〜１２，７５０ＧＨｚの範囲とする
ことができる。単変換器２は、前記入力帯域ＫＵを１０
ＧＨｚに直接移し換えることによって幅Ｌの帯域ＲＦ内
に配置する。帯域ＲＦは７００ＭＨｚ〜２７５０ＭＨ
ｚ、又は９５０〜２７５０ＭＨｚであり得る。
【００１１】いわゆる受信器３は、同調可能入力段４
と、固定中間周波数フィルタリング段５と、ベースバン
ド信号を再生する復調段６とで構成されている。この受
信器はＴＶＲＯ（Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｒｅｃｅｐｔ
ｉｏｎ Ｏｎｌｙ）、ＤＡＴＡＲＯ（Ｄａｔａ Ｒｅｃ
ｅｐｔｉｏｎ Ｏｎｌｙ）等の用途で使用できるため、
ベースバンド信号はビデオ及び音声信号又はデジタルデ
ータであり得る。
と、固定中間周波数フィルタリング段５と、ベースバン
ド信号を再生する復調段６とで構成されている。この受
信器はＴＶＲＯ（Ｔｅｌｅｖｉｓｉｏｎ Ｒｅｃｅｐｔ
ｉｏｎ Ｏｎｌｙ）、ＤＡＴＡＲＯ（Ｄａｔａ Ｒｅｃ
ｅｐｔｉｏｎ Ｏｎｌｙ）等の用途で使用できるため、
ベースバンド信号はビデオ及び音声信号又はデジタルデ
ータであり得る。
【００１２】同調可能入力段は、入力が単変換器２の出
力に接続されている一般的な前置増幅器３０と、受信帯
域全体にわたって入力チャネル周波数に同調できる帯域
フィルタ３１と、局部発振器４０と、前記局部発振器の
周波数と前記帯域フィルタの同調周波数との間に周波数
のビートを常に同一固定中間周波数ＦＩに対応するよう
に発生させるために前記帯域フィルタ及び局部発振器を
制御する管理装置４１とを含んでいる。フィルタ３１の
同調周波数は入力チャネル周波数に対応する。フィルタ
３１の出力及び発振器４０の出力は公知タイプの混合器
３２の入力に送られ、この混合器は混合信号を送出す
る。
力に接続されている一般的な前置増幅器３０と、受信帯
域全体にわたって入力チャネル周波数に同調できる帯域
フィルタ３１と、局部発振器４０と、前記局部発振器の
周波数と前記帯域フィルタの同調周波数との間に周波数
のビートを常に同一固定中間周波数ＦＩに対応するよう
に発生させるために前記帯域フィルタ及び局部発振器を
制御する管理装置４１とを含んでいる。フィルタ３１の
同調周波数は入力チャネル周波数に対応する。フィルタ
３１の出力及び発振器４０の出力は公知タイプの混合器
３２の入力に送られ、この混合器は混合信号を送出す
る。
【００１３】本発明の本質的特徴として、発振器４０
は、受信帯域より狭く且つ受信帯域に対して中心周波数
が合わされている周波数帯を走査する。また、入力チャ
ネル周波数を表す信号を受け取る管理装置４１は、入力
チャネル周波数が受信帯域の下部にある時には局部発振
器４０の周波数Ｆｈをフィルタ３１の同調周波数Ｆｓよ
り上に維持するように構成されている。この場合、管理
装置４１はＦＩ＝Ｆｈ−Ｆｓに対応する下位周波数ビー
ト（ｂａｔｔｅｍｅｎｔ ｄｅ ｆｒｅｑｕｅｎｃｅ
ｉｎｆｅｒｉｅｕｒ）を発生させる。受信帯域の下部は
受信帯域の低周波数に対応する。管理装置４１はまた、
入力チャネル周波数が受信帯域の上部にある時には周波
数Ｆｈを周波数Ｆｓより下に維持するように構成されて
いる。この場合、管理装置４１はＦＩ＝Ｆｓ−Ｆｈに対
応する上位周波数ビート（ｂａｔｔｅｍｅｎｔ ｄｅ
ｆｒｅｑｕｅｎｃｅ ｓｕｐｅｒｉｅｕｒ）を発生させ
る。受信帯域の上部は受信帯域の高周波数に対応し、場
合によっては受信帯域の下部と重なり得る。下位ビート
及び上位ビートは常に同一固定中間周波数に対応する。
は、受信帯域より狭く且つ受信帯域に対して中心周波数
が合わされている周波数帯を走査する。また、入力チャ
ネル周波数を表す信号を受け取る管理装置４１は、入力
チャネル周波数が受信帯域の下部にある時には局部発振
器４０の周波数Ｆｈをフィルタ３１の同調周波数Ｆｓよ
り上に維持するように構成されている。この場合、管理
装置４１はＦＩ＝Ｆｈ−Ｆｓに対応する下位周波数ビー
ト（ｂａｔｔｅｍｅｎｔ ｄｅ ｆｒｅｑｕｅｎｃｅ
ｉｎｆｅｒｉｅｕｒ）を発生させる。受信帯域の下部は
受信帯域の低周波数に対応する。管理装置４１はまた、
入力チャネル周波数が受信帯域の上部にある時には周波
数Ｆｈを周波数Ｆｓより下に維持するように構成されて
いる。この場合、管理装置４１はＦＩ＝Ｆｓ−Ｆｈに対
応する上位周波数ビート（ｂａｔｔｅｍｅｎｔ ｄｅ
ｆｒｅｑｕｅｎｃｅ ｓｕｐｅｒｉｅｕｒ）を発生させ
る。受信帯域の上部は受信帯域の高周波数に対応し、場
合によっては受信帯域の下部と重なり得る。下位ビート
及び上位ビートは常に同一固定中間周波数に対応する。
【００１４】図２に示すように、中間周波数ＦＩは、発
振器によって走査される帯域が受信帯域の１／２となる
ように、受信帯域の幅の１／４に等しい値に選択され
る。このようにするとビートの方向転換が受信帯域の中
央で発生可能となり、そのため受信帯域がしゃ断も重な
り合いも伴わずに連続的に走査される。例えば、受信帯
域が９５０〜２７５０ＭＨｚの場合には中間周波数ＦＩ
が４５０ＭＨｚに等しく、ビートの方向転換に対応する
周波数が１８５０ＭＨｚに等しく、発振器によってカバ
ーされる帯域が１４００〜２３００ＭＨｚである。受信
帯域が７００〜２７５０ＭＨｚの場合には、中間周波数
ＦＩが５１２．５ＭＨｚに等しく、ビートの方向転換に
対応する周波数が１７５０ＭＨｚに等しく、発振器によ
ってカバーされる帯域が１２１２．５〜２２３７．５Ｍ
Ｈｚである。
振器によって走査される帯域が受信帯域の１／２となる
ように、受信帯域の幅の１／４に等しい値に選択され
る。このようにするとビートの方向転換が受信帯域の中
央で発生可能となり、そのため受信帯域がしゃ断も重な
り合いも伴わずに連続的に走査される。例えば、受信帯
域が９５０〜２７５０ＭＨｚの場合には中間周波数ＦＩ
が４５０ＭＨｚに等しく、ビートの方向転換に対応する
周波数が１８５０ＭＨｚに等しく、発振器によってカバ
ーされる帯域が１４００〜２３００ＭＨｚである。受信
帯域が７００〜２７５０ＭＨｚの場合には、中間周波数
ＦＩが５１２．５ＭＨｚに等しく、ビートの方向転換に
対応する周波数が１７５０ＭＨｚに等しく、発振器によ
ってカバーされる帯域が１２１２．５〜２２３７．５Ｍ
Ｈｚである。
【００１５】ここで、ビートの方向転換が自動的に行わ
れる本発明の受信器の実施例を、受信帯域が９５０〜２
７５０ＭＨｚであり中間周波数が４５０ＭＨｚである場
合を例にとって説明する。前述の構成は、ビートの方向
転換に対応する周波数を適合させさえすれば、受信帯域
が７００〜２７５０ＭＨｚの場合にも直接適用できる。
れる本発明の受信器の実施例を、受信帯域が９５０〜２
７５０ＭＨｚであり中間周波数が４５０ＭＨｚである場
合を例にとって説明する。前述の構成は、ビートの方向
転換に対応する周波数を適合させさえすれば、受信帯域
が７００〜２７５０ＭＨｚの場合にも直接適用できる。
【００１６】そのためには、局部発振器４０及び同調可
能フィルタ３１を、管理装置４１の一部分をなす公知タ
イプの合成器によって供給される制御電圧により同期的
に制御するようにし得る。合成器によって供給される電
圧は０〜１２ボルトで変化し得る。この制御電圧は局部
発振器４０の制御入力に直接与えられ、該局部発振器は
この制御電圧に応答して１４００〜２３００ＭＨｚの周
波数帯を走査する。尚、発振器４０は、０ボルトの電圧
への応答では１４００ＭＨｚの周波数を発生させ、１２
ボルトの電圧への応答では２３００ＭＨｚの周波数を発
生させる。前記制御電圧はまた、電圧適合手段３９の入
力にも送られる。この適合手段は前記制御電圧から第２
の制御電圧を発生させ、これを同調可能フィルタ３１の
制御入力に送る。フィルタ３１はこの第２の制御電圧に
応答して９５０〜２７５０ＭＨｚの受信帯域を走査す
る。この実施例では、第２の制御電圧が下記のように０
〜２４ボルトで変化する。一般的なテレビ受像機で広く
使用されており且つマイクロプロセッサを含んでいる管
理装置４１は、受信帯域内の入力チャネル周波数を表す
信号ＦＣを受け取り、このチャネル周波数を周波数ビー
トの方向転換周波数と比較し、この比較の結果を表す２
つの状態を有する信号を送出するように構成されてい
る。特に、前記比較信号の第１の状態は１８５０ＭＨｚ
より低いチャネル周波数に対応し、第２の状態は１８５
０ＭＨｚ以上のチャネル周波数に対応する。管理装置４
１は受け取ったチャネル周波数を周波数１８５０ＭＨｚ
と比較した後、前記２つの状態のうちの１つにある比較
信号と０〜１２ボルトの制御電圧とを発生させる。管理
装置は、合成器を介して、チャネル周波数が９５０〜１
８５０ＭＨｚで変化する場合又はチャネル周波数が１８
５０〜２７５０ＭＨｚで変化する場合に制御電圧のレベ
ルが０〜１２ボルトの間で直線的に変化するように前記
制御電圧を発生するように構成されている。従って、制
御電圧のレベルは、受信帯域の下部の走査の場合（チャ
ネル周波数１８５０以下）又は受信帯域の上部の走査の
場合に０〜１２ボルトの範囲で同様に変化する。
能フィルタ３１を、管理装置４１の一部分をなす公知タ
イプの合成器によって供給される制御電圧により同期的
に制御するようにし得る。合成器によって供給される電
圧は０〜１２ボルトで変化し得る。この制御電圧は局部
発振器４０の制御入力に直接与えられ、該局部発振器は
この制御電圧に応答して１４００〜２３００ＭＨｚの周
波数帯を走査する。尚、発振器４０は、０ボルトの電圧
への応答では１４００ＭＨｚの周波数を発生させ、１２
ボルトの電圧への応答では２３００ＭＨｚの周波数を発
生させる。前記制御電圧はまた、電圧適合手段３９の入
力にも送られる。この適合手段は前記制御電圧から第２
の制御電圧を発生させ、これを同調可能フィルタ３１の
制御入力に送る。フィルタ３１はこの第２の制御電圧に
応答して９５０〜２７５０ＭＨｚの受信帯域を走査す
る。この実施例では、第２の制御電圧が下記のように０
〜２４ボルトで変化する。一般的なテレビ受像機で広く
使用されており且つマイクロプロセッサを含んでいる管
理装置４１は、受信帯域内の入力チャネル周波数を表す
信号ＦＣを受け取り、このチャネル周波数を周波数ビー
トの方向転換周波数と比較し、この比較の結果を表す２
つの状態を有する信号を送出するように構成されてい
る。特に、前記比較信号の第１の状態は１８５０ＭＨｚ
より低いチャネル周波数に対応し、第２の状態は１８５
０ＭＨｚ以上のチャネル周波数に対応する。管理装置４
１は受け取ったチャネル周波数を周波数１８５０ＭＨｚ
と比較した後、前記２つの状態のうちの１つにある比較
信号と０〜１２ボルトの制御電圧とを発生させる。管理
装置は、合成器を介して、チャネル周波数が９５０〜１
８５０ＭＨｚで変化する場合又はチャネル周波数が１８
５０〜２７５０ＭＨｚで変化する場合に制御電圧のレベ
ルが０〜１２ボルトの間で直線的に変化するように前記
制御電圧を発生するように構成されている。従って、制
御電圧のレベルは、受信帯域の下部の走査の場合（チャ
ネル周波数１８５０以下）又は受信帯域の上部の走査の
場合に０〜１２ボルトの範囲で同様に変化する。
【００１７】電圧加算器からなる電圧適合手段３９は比
較信号によって制御され、合成器からの制御電圧と補助
電圧Ｖとを受け取る。この手段３９は、比較信号が第１
の状態にある時は、受け取った制御電圧と同じ第２の制
御電圧を出力で再生する。この場合は、第２の制御電圧
のレベルが０〜１２ボルトの範囲で変化する。手段３９
は、比較信号が第２の状態にある時は、受け取った制御
電圧に補助電圧Ｖを加えたものに対応する第２の制御電
圧を出力で再生する。前記補助電圧は１２ボルトであ
り、同調フィルタ３１に１８５０〜２７５０ＭＨｚのサ
ブバンドを走査させる。これに対し、発振器は１４００
〜２３００ＭＨｚの帯域を走査する。この場合は、第２
の制御電圧のレベルが１２〜２４ボルトの範囲で変化す
る。例えば、選択したチャネル周波数が１８５０ＭＨｚ
より小さい場合には、管理装置が、前記発振器の周波数
と前記フィルタの同調周波数との間に下位周波数ビート
を発生させるべく局部発振器４０及び帯域フィルタ３１
を制御する。チャネル周波数が１８５０ＭＨｚ以上の場
合には、管理装置が、発振器の周波数とフィルタの同調
周波数との間に上位周波数ビートを発生させるべく局部
発振器４０及び帯域フィルタ３１を制御する。このよう
な構造では、局部発振器が同じ周波数帯を２度走査する
のに対し、同調フィルタは受信帯域を１度走査するだけ
である。
較信号によって制御され、合成器からの制御電圧と補助
電圧Ｖとを受け取る。この手段３９は、比較信号が第１
の状態にある時は、受け取った制御電圧と同じ第２の制
御電圧を出力で再生する。この場合は、第２の制御電圧
のレベルが０〜１２ボルトの範囲で変化する。手段３９
は、比較信号が第２の状態にある時は、受け取った制御
電圧に補助電圧Ｖを加えたものに対応する第２の制御電
圧を出力で再生する。前記補助電圧は１２ボルトであ
り、同調フィルタ３１に１８５０〜２７５０ＭＨｚのサ
ブバンドを走査させる。これに対し、発振器は１４００
〜２３００ＭＨｚの帯域を走査する。この場合は、第２
の制御電圧のレベルが１２〜２４ボルトの範囲で変化す
る。例えば、選択したチャネル周波数が１８５０ＭＨｚ
より小さい場合には、管理装置が、前記発振器の周波数
と前記フィルタの同調周波数との間に下位周波数ビート
を発生させるべく局部発振器４０及び帯域フィルタ３１
を制御する。チャネル周波数が１８５０ＭＨｚ以上の場
合には、管理装置が、発振器の周波数とフィルタの同調
周波数との間に上位周波数ビートを発生させるべく局部
発振器４０及び帯域フィルタ３１を制御する。このよう
な構造では、局部発振器が同じ周波数帯を２度走査する
のに対し、同調フィルタは受信帯域を１度走査するだけ
である。
【００１８】中間周波数が受信帯域の幅の１／４に等し
くない場合には、前述の構造を変える必要があり、特に
管理装置は、チャネル周波数がビートの方向転換に関し
て選択された周波数より小さいか又は大きいかに応じ
て、種々の電圧範囲に含まれる制御電圧を発生するよう
にしなければならない。このようにすると管理装置４１
の機能が複雑になる。
くない場合には、前述の構造を変える必要があり、特に
管理装置は、チャネル周波数がビートの方向転換に関し
て選択された周波数より小さいか又は大きいかに応じ
て、種々の電圧範囲に含まれる制御電圧を発生するよう
にしなければならない。このようにすると管理装置４１
の機能が複雑になる。
【００１９】混合器３２によって供給された混合信号は
フィルタリング段５でフィルタリングにかけられる。こ
のフィルタリング段は、公知タイプのものと同様に、中
間周波数ＦＩで混合信号を通過させる選択的フィルタ３
４の出力に接続されている自動利得制御型増幅器３３を
含んでいる。フィルタ３４の出力は、ベースバンド信号
を発生する復調段６を構成し例えばフェーズロックルー
プを含んでいる復調器３５の入力に接続されている。復
調器３５の出力は、並列に接続された一対の増幅器３
６、３７に接続されている。これらの増幅器のうち増幅
器３７はスペクトル反転器である。増幅器３６、３７の
出力はスイッチ３８に送られ、このスイッチは、復調器
によって供給されるベースバンド信号の極性が周波数ビ
ートの方向に関係なく一定に維持されるように、比較信
号に応答して増幅器３６又は３７の出力の１つを選択す
る。特にこのスイッチは、上位周波数ビートの場合に
は、反転増幅器３７の出力を選択する。
フィルタリング段５でフィルタリングにかけられる。こ
のフィルタリング段は、公知タイプのものと同様に、中
間周波数ＦＩで混合信号を通過させる選択的フィルタ３
４の出力に接続されている自動利得制御型増幅器３３を
含んでいる。フィルタ３４の出力は、ベースバンド信号
を発生する復調段６を構成し例えばフェーズロックルー
プを含んでいる復調器３５の入力に接続されている。復
調器３５の出力は、並列に接続された一対の増幅器３
６、３７に接続されている。これらの増幅器のうち増幅
器３７はスペクトル反転器である。増幅器３６、３７の
出力はスイッチ３８に送られ、このスイッチは、復調器
によって供給されるベースバンド信号の極性が周波数ビ
ートの方向に関係なく一定に維持されるように、比較信
号に応答して増幅器３６又は３７の出力の１つを選択す
る。特にこのスイッチは、上位周波数ビートの場合に
は、反転増幅器３７の出力を選択する。
【００２０】勿論、本発明は以上説明してきた実施例に
は限定されず、その範囲を逸脱せずに様々な変形が可能
である。
は限定されず、その範囲を逸脱せずに様々な変形が可能
である。
【図１】本発明のスーパーヘテロダイン受信器を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】周波数のビートとその方向転換とを示す説明図
である。
である。
３ 受信器、 ４ 同調可能入力段、 ５ 固定中間周波数フィルタリング段、 ６ 復調段、 ３１ 同調可能帯域フィルタ、 ３９ 電圧適合手段、 ４０ 局部発振器、 ４１ 制御手段。
Claims (6)
- 【請求項１】 特に衛星から送出される信号の受信装置
で使用するための固定中間周波数広帯域スーパーヘテロ
ダイン受信器であって、幅Ｌの受信帯域全体にわたって
同調可能な帯域フィルタと、受信帯域の幅Ｌより狭い幅
を有し且つ受信帯域に対して中心周波数が合わされてい
る周波数帯を走査する局部発振器と、帯域フィルタの同
調周波数と局部発振器の周波数との間に周波数ビートが
生じるように帯域フィルタ及び局部発振器を制御する制
御手段とを含んでおり、前記ビートが受信帯域の幅の１
／４に等しい固定中間周波数ＦＩに対応し、前記制御手
段が更に、受信すべき入力チャネル周波数を表す制御信
号に応じて、チャネル周波数が受信帯域の下部に存在す
る場合には局部発振器の周波数を前記フィルタの同調周
波数より上に維持し、且つ前記チャネル周波数が受信帯
域の上部に存在する場合には局部発振器の周波数を前記
フィルタの同調周波数より下に維持するように構成され
ていることを特徴とする固定中間周波数広帯域スーパー
ヘテロダイン受信器。 - 【請求項２】 制御手段が、受信帯域の中央で周波数ビ
ートの方向を転換させるように構成されている請求項１
に記載の受信器。 - 【請求項３】 更に電圧適合手段をも含んでおり、前記
制御手段が、ビートの方向を表す比較信号と、局部発振
器及び同調可能フィルタを制御する第１の制御電圧とを
発生するように構成されており、前記発振器が前記第１
の制御電圧を直接受け取り、前記同調可能フィルタが前
記第１の制御電圧と前記比較信号とに応答して前記電圧
適合手段により供給される第２の制御電圧を受け取る請
求項１又は２に記載の受信器。 - 【請求項４】 受信器の出力に供給される信号の極性を
周波数ビートの方向に関係なく一定に維持するための手
段をも含んでいる請求項１から３のいずれか一項に記載
の受信器。 - 【請求項５】 受信帯域が９５０ＭＨｚ〜２７５０ＭＨ
ｚであり、中間周波数が４５０ＭＨｚに等しい請求項１
から４のいずれか一項に記載の受信器。 - 【請求項６】 受信帯域が７００ＭＨｚ〜２７５０ＭＨ
ｚであり、中間周波数が５１２．５ＭＨｚに等しい請求
項１から５のいずれか一項に記載の受信器。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9201277A FR2687029A1 (fr) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | Recepteur superheterodyne large bande. |
| FR9201277 | 1992-02-05 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05276066A true JPH05276066A (ja) | 1993-10-22 |
Family
ID=9426350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1563493A Pending JPH05276066A (ja) | 1992-02-05 | 1993-02-02 | 広帯域スーパーヘテロダイン受信器 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0555132A1 (ja) |
| JP (1) | JPH05276066A (ja) |
| FI (1) | FI930438A (ja) |
| FR (1) | FR2687029A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08507431A (ja) * | 1993-12-24 | 1996-08-06 | フィリップス エレクトロニクス エヌ ベー | 高周波数広帯域チューナー |
| GB2338853B (en) | 1998-06-18 | 2002-11-06 | Ericsson Telefon Ab L M | Radio receiver |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2460900A (en) * | 1943-12-31 | 1949-02-08 | Philco Corp | Wide-band superheterodyne receiver |
| US4152652A (en) * | 1976-12-30 | 1979-05-01 | Gte Sylvania Incorporated | Apparatus for and method of measuring radio frequency signals |
| KR910003234B1 (ko) * | 1988-05-18 | 1991-05-24 | 삼성전자 주식회사 | 위성방송 수신용 저잡음 블럭 변환기 |
-
1992
- 1992-02-05 FR FR9201277A patent/FR2687029A1/fr not_active Withdrawn
-
1993
- 1993-02-01 EP EP93400239A patent/EP0555132A1/fr not_active Withdrawn
- 1993-02-01 FI FI930438A patent/FI930438A/fi not_active Application Discontinuation
- 1993-02-02 JP JP1563493A patent/JPH05276066A/ja active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| EP0555132A1 (fr) | 1993-08-11 |
| FI930438A0 (fi) | 1993-02-01 |
| FR2687029A1 (fr) | 1993-08-06 |
| FI930438A (fi) | 1993-08-06 |
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