JPH0529206Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） この考案は、駐車禁止標識具に関するものであ
る。

（従来の技術） 従来、車の氾濫により駐車場が足りなくなつて
おり、他人の駐車場に勝手に入れられ、長時間に
渡つて不法に駐車されることがあり、自己の車を
入れる際極めて困る場合がある。

しかし、不法駐車を防止する装置は高く、ま
た、見た目に不快であるという欠点があつた。

（考案が解決しようとする問題点） そこでこの考案は、上記の欠点を除去し、不快
感がなく、また、安価に製造できる駐車禁止標識
具を提供するものである。

〔考案の構成〕

（問題点を解決するための手段） 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
すると、基板１を設け、該基板上に所定の間隔を
隔てて軸架部２，２を設け、該軸架部の間には下
端に転倒防止片３を有し、上端部には標識板４を
有する支柱５を設け、該支柱５の下端部付近にも
貫通穴５を設け、前記軸架部２，２に軸６を挿通
して軸６の一端部にはストツパー７他端部には鍵
８を設けたものより構成される。

尚、基板１は、地面に固定するよう基板１の四
隅にボルト穴９を設けてもよい。

また、標識板４には駐車禁止の標識や動物等の
顔やアニメのキヤラクター等の顔等を設けてもよ
い。

更に、軸６の長さは、軸架部２，２間の間隔よ
り長く、該軸に挿通される支柱５の下端に設ける
転倒防止片３は軸架部２と同方向に設ける。

（作用） 次に、この考案の作用を説明すると、この考案
は駐車上の入口に地面に固定しておき、自己の車
を駐車させる際には、支柱５に差し込んだ軸６の
鍵８を外し、軸６と両軸架部２，２より抜き、標
識板４を有する支柱５を取り外すものである。

そして、自己の車が駐車場より出る場合にこれ
と逆な作業をして標識板４を有する支柱５を起立
させておく。

〔考案の効果〕

この考案によると、標識板４を有する支柱５を
必要時〔自己の車が駐車しない場合〕には起立さ
せて不法な駐車を阻止し、不要時〔自己の車が駐
車している場合〕には取り外すしておくため、不
法駐車に対して効果があり、しかもチエーンやロ
ープ等で縛るような装置でないため不快感がな
く、その作業も簡単であり、また、支柱５が起立
している際に強引に車が入る場合には転倒防止片
３が作用して倒れることがなく、極めて有益な効
果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の一実施例を示す正面図、
第２図は、この考案の一実施例を示す側面図であ
る。 １……基板、２……軸架部、３……転倒防止
片、４……標識板、５……支柱、６……軸、７…
…ストツパー、８……鍵、９……ボルト穴。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 基板１を設け、該基板上に所定の間隔を隔てて
   軸架部２，２を設け、該軸架部の間には下端に転
   倒防止片３を有し、上端部には標識板４を有する
   支柱５を設け、該支柱５の下端部付近にも貫通穴
   ５を設け、前記軸架部２，２に軸６を挿通して軸
   ６の一端部にはストツパー７他端部には鍵８を設
   けたことを特徴とする駐車禁止標識具。