JPH05290147A - 視点・光源機能の属性追加交換直接操作システム - Google Patents

視点・光源機能の属性追加交換直接操作システム

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JPH05290147A
JPH05290147A JP4083575A JP8357592A JPH05290147A JP H05290147 A JPH05290147 A JP H05290147A JP 4083575 A JP4083575 A JP 4083575A JP 8357592 A JP8357592 A JP 8357592A JP H05290147 A JPH05290147 A JP H05290147A
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Yasuhiro Nakamura
康浩 中村
Tetsuya Yoshimura
哲也 吉村
Masaki Sugiura
雅貴 杉浦
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視点や光源の制御機能を有する3次元情報処
理システムに於けるインタフェース方式に関するもの
で、視点や光源機能を3次元仮想空間で操作者の意図ど
おりに操作し難いという問題を解決し、操作者による3
次元仮想空間中の直接操作と各機能属性の3次元図形視
覚化により、これら機能の容易かつ迅速な操作を可能と
することを目的とする。 【構成】 物体、視点機能、光源機能という異なる種類
の対象物を、操作対象の切り替え指定なしにいつでも自
由に選択・操作するために、対象物の属性を3次元図形
として視覚化し、この形状の任意箇所を操作の基準点と
して選択できようにする2、3、4、6、7、8、9の
関係からなる各手段と、視点・光源機能の属性を表現し
た形状を仮想空間中で直に結合・追加することによりそ
の属性値を変更できるようにする7、8、10、10
1、102、11、14、17の関係からなる各手段を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3次元形状を高速に描
画できるコンピュータ・グラフィックス装置を用いた3
次元形状の工業意匠、建築、機械等の設計を支援する3
次元情報処理システムで使用される視点機能や光源機能
を容易かつ効率的に操作するためのインタフェース方式
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来には図9に示す表示装置91と2次
元入力装置92(マウス)とキーボード93を装備した
視点や光源の制御機能を有する3次元情報処理システム
が存在した。通常、このようなシステムを使用する操作
者94は、はじめに、2次元入力装置92を操作して、
表示装置91のスクリーン95上を水平・垂直方向にの
み動かすことができるカーソル96を操作対象指定メニ
ュー97上へ移動させ、自分の興味のある操作対象を指
定する。操作対象メニューには、物体操作98、視点操
作99、光源操作910があり、指定した対象物だけ
が、操作可能となる。操作対象が確定すると、各対象別
に階層サブメニューが、911に現れ、視点や光源属性
等の更に詳細な指定を行う。
【0003】図10は、従来の視点機能の操作画面の一
例である。操作者が視点操作メニュー105を指定する
と、表示画面101中のメイン描画ウィンドウ102に
視点変更機能を示すカメラ等の視点形状103が表示さ
れ、これと同時に、この形状の存在する位置から見た3
次元仮想空間中の景観が別のサブ描画ウィンドウ104
に表示される。操作者は、入力装置を用いてメイン描画
ウィンドウ102中にカーソル106を移動させ、この
形状を3次元仮想空間中で平行・回転移動させることに
よって、いろいろの位置・方向からの景観をサブ描画ウ
ィンドウ104に見ることができる。なお、この視点形
状の3次元仮想空間中の平行・回転の基準点は、システ
ムにより予め決められている。
【0004】視点形状の回転・平行移動操作は、キーボ
ード上の特定のキーや2次元入力装置に装備されている
特定のボタンを押しながら、2次元入力装置を卓上で前
後・左右に移動することによって行われる。このボタン
の押下操作と入力装置の移動操作の併用により、視点形
状をメイン描画ウィンドウ上で水平・垂直方向に平行移
動させたり、水平・垂直方向の軸回りに回転移動させた
り、操作者から表示装置に向かって奥行き方向に平行移
動させる。操作者は、これらの操作の組合せを考えなが
ら自分の意図する空間位置・方向へ視点形状を動かす。
【0005】図11は、従来の光源変更機能の操作画面
の一例である。光源種には、平行光源、点光源、スポッ
ト光源の3種類があり、図11(a)は平行光源形状
を、図11(b)は点光源形状を、図11(c)はスポ
ット光源形状を示している。
【0006】これらの光源種は、光源操作の指定後に表
示される階層サブメニュー11a11で指定する。各光
源の操作は、ほぼ同様であるため、以後、平行光源の場
合を中心に述べる。光源操作の指定後に表示される階層
サブメニュー11a11で、平行光源の操作を指定する
と、図11(a)に示すように、表示画面11a1中の
描画ウィンドウ11a2に、平行光源の方向を示す矢印
等の線画の光源形状11a3が表示され、これと同時
に、平行光源特性に従ったシーンが同一の描画ウィンド
ウ11a2中に描画される。
【0007】操作者は、入力装置を用いて、描画ウィン
ドウ中にカーソルを移動させて、平行光源形状11a3
を3次元仮想空間中で平行・回転移動させることによっ
て、いろいろの方向に平行光源を向けたときの光源シー
ンを見ることができる。なお、この光源形状の操作の基
準点は、視点操作の場合と同様にシステムによって決め
られている。基本操作は、視点機能と同じなので省略す
る。
【0008】図12は、前記した従来システムの構成を
示すブロック図である。図中、線と矢印は、データの流
れを示す。通常、入力装置制御手段121は、2次元入
力装置やキーボードを制御して、2次元入力装置からの
X,Yの2次元位置データやボタン情報を受け取る。こ
のデータの内、2次元位置データは、画像座標系変換処
理手段122により、表示装置の物理的なスクリーン位
置座標値に変換されると同時に、ここでカーソルの新し
い移動位置への描画がカーソル描画手段1216を用い
て行われる。
【0009】このスクリーン位置座標値と入力装置制御
手段121からの2次元入力装置やキーボードのボタン
情報によって、命令判別・実行処理手段123では、現
行の操作者からの指示が、操作対象の切り替え要求か、
操作対象の回転・平行移動操作要求か、操作対象の属性
変更要求かを判断し、各要求に従って、操作対象切り替
え処理手段124、操作対象制御手段126、操作対象
属性変更処理手段128のいずれかを起動する。
【0010】操作対象切り替え処理手段124に起動が
掛かると、命令判別・実行処理手段94から渡された操
作対象物の識別番号を操作対象物記録手段125に記録
する。
【0011】また、操作対象制御手段126に起動が掛
かると、まず、命令判別・実行処理手段123から渡さ
れた入力装置の2次元位置データを3次元座標系位置・
方向計算処理手段127を用いて、3次元仮想空間中の
座標値に変換する。次に、操作対象物記録手段125か
ら、現行の操作対象物識別番号を読み込んで、その識別
番号の示す操作対象物の位置・方向計算処理手段121
1、129または1213を起動する。
【0012】例えば、操作対象物識別番号が、物体を示
していた場合には物体移動位置・方向計算手段1211
を、視点機能を示していた場合には視野移動位置・方向
計算手段129を、光源機能を示していた場合には光源
移動位置・方向計算手段1213が起動される。各移動
位置・方向計算手段では、操作対象物識別番号と3次元
座標系位置・方向計算処理手段127で計算された3次
元座標データを基に、各操作対象の新しい空間位置・方
向を計算し、物体・視点・光源の各形状・属性記録手段
1212、1210または1214の位置・方向データ
を更新する。表示生成手段1215では、物体形状・属
性記録手段1212、視野形状・属性記録手段121
0、光源形状・属性記録手段1213からの形状幾何デ
ータや属性データを基に、3次元仮想空間中に存在する
全ての対象物を表示装置に描画する。
【0013】更に、操作対象属性変更処理手段128に
起動が掛かると、まず、操作対象物記録手段125か
ら、現行の操作対象物識別番号を読み込んで、その識別
番号に従った物体・視点・光源の各形状・属性記録手段
1212、1210または1214の中の現行の属性値
と入力装置制御手段121から入力され命令判別・実行
処理手段123を経由して入ってきた操作者指定の属性
値とを交換する。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の視点・光源機能の空間直接操作システムによる
視点や光源機能の操作では、これら機能が3次元仮想空
間に及ぼす影響範囲や空間的な位置・方向が視覚的に理
解しにくいため、視点や光源機能を表現した形状を操作
して希望の画像シーンや光源シーンを得ることが難しか
った。
【0015】また、同一3次元仮想空間中に存在する物
体や視点機能や光源機能という対象を操作する場合にも
メニュー等で対象の切り替えを指定してから行わなくて
はならないとか、各対象を空間操作する場合にX、Y軸
方向の回転や平行移動等の2次元操作の組合せを考えな
がら行わなくてはならないとか、各対象形状の操作基準
点はシステムにより決められており変更できない等の問
題により、容易に自分の思った空間位置・方向に物体や
視点・光源機能を操作することが難しかった。
【0016】更に、視野領域の大きさや光源強度等の属
性を変更して、自分の意図する視点・光源機能を仕立て
ようとする場合にも、属性変更結果の予測しにくい数値
や記号で属性値を変えて、属性変更後に視点・光源機能
を実際に操作してから変更内容が正しいかどうかを確認
していたために、操作者のイメージする属性をもつ視点
・光源機能を作り出すのに多くの時間を必要とした。
【0017】本発明は、上記課題に鑑み、視点・光源機
能の属性を3次元図形として視覚的に表現し、操作者が
この3次元図形の任意箇所を選択して直接的に空間操作
したり、またこの3次元形状を仮想空間中で直に結合・
交換することによってその属性値を変更することを可能
とし、視点・光源機能の形状の移動操作に追従して、各
機能効果の変化を即座に描画することにより、操作者の
頭の中でイメージする画像シーンや光源シーンを迅速か
つ容易に得られるようにするためのインタフェースを提
供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、3次元位置方向制御装置やキ
ーボードからの空間情報やボタン情報を入力する入力装
置制御手段と、前記入力制御手段からのデータを基にシ
ステムで取り扱っている3次元仮想空間座標系の空間位
置・方向データに変換する3次元座標系位置・方向変更
手段と、前記3次元座標系位置・方向変更手段からのデ
ータを基に3次元カーソルの新しい移動位置を計算し、
旧データを更新するカーソル移動位置方向計算手段と、
3次元カーソルの形状を記録したり、前記カーソル移動
位置方向計算手段からのデータを更新記録するカーソル
形状位置記録手段と、前記入力装置制御手段との関係に
より操作者からの対象選択/分離指示や属性追加/交換
指示等の命令を判別して適切な処理手段を実行する命令
判別・実行処理手段と、前記カーソル移動位置方向計算
手段からの要求によって前記カーソル形状位置記録手段
や各対象形状の位置データの記録してある物体形状位置
記録手段、視点機能形状位置記録手段、光源機能形状位
置記録手段からのデータを基に3次元カーソルと各対象
物との接触計算を行う対象選択位置計算処理手段と、前
記対象選択位置計算処理手段からの3次元カーソルと対
象物との接触の有無情報や選択対象物識別番号及び操作
対象制御手段からの対象物の選択状態や属性変更操作時
の選択可能対象物の識別番号を記録する選択状態対象物
記録手段と、前記命令判別・実行処理手段からの対象選
択または分離要求に従って前記選択状態対象物記録手段
からのデータを基に接触対象物の選択移動処理や分離処
理を実行する対象選択分離処理手段の制御を行ったり、
対象の選択・分離状態と選択された対象物の識別番号を
判断し前記選択状態対象物記録手段へ記録したり、操作
対象属性変更処理手段からの指示によって選択できる対
象を制限したりする選択対象制御手段と、前記操作対象
制御手段との関係により前記カーソル形状位置記録手段
と物体形状位置記録手段と視点機能形状位置記録手段と
光源機能形状位置記録手段からのデータを基に選択対象
物を3次元仮想空間中で3次元カーソルに追従させて移
動させたり、3次元カーソルと選択中の対象物を分離・
配置させる処理を行う対象選択分離処理手段と、前記命
令判別・実行処理手段からの属性の追加・交換要求と共
に渡される属性の変更を希望する物体、視点機能、光源
機能等の属性変更分類識別番号により、物体表現制御手
段や視点機能表現制御手段や光源機能表現制御手段や追
加交換属性管理記録手段や対象物間距離角度計算手段の
関係から、属性の追加・交換処理を行う操作対象属性変
更処理手段と、物体、視点機能、光源機能等の対象分類
別に追加及び交換可能な属性の識別番号を記録したり、
属性の追加または交換時の適合性を示したテーブルを管
理記録する追加交換属性管理記録手段と、指定された2
つの対象物間の距離・角度を計算する対象物間距離角度
計算処理手段と、前記操作対象属性変更処理手段からの
要求により物体属性記録手段や物体形状位置記録手段や
表示生成手段との関係から対象となっている物体の形状
データの一部を指定された属性形状データと交換した
り、対象となっている物体に指定された属性形状データ
を結合したり、この形状の変化に伴う属性値変更を行っ
たり、追加・交換される属性形状データ群を含めた物体
の表示・非表示を制御したりする物体表現制御手段と、
前記物体表現制御手段との関係により各物体の色、材質
感等の属性値を更新記録する物体属性記録手段と、前記
対象選択位置計算処理手段や前記対象選択分離処理手段
や前記物体表現制御手段との関係により物体及びこの物
体に交換・追加可能な属性の形状データや空間位置デー
タを更新記録する物体形状位置記録手段と、前記操作対
象属性変更処理手段からの要求により視点機能属性記録
手段や視点機能形状位置記録手段や表示生成手段との関
係から対象となっている視点機能を表現した形状データ
の一部を指定された属性形状データと交換したり、現行
の視点機能形状データに指定された属性形状データを結
合したり、これらの形状変化に伴う属性値を変更した
り、追加・交換される属性形状データ群を含めた視点機
能の表示・非表示を制御したりする視点機能表現制御手
段と、前記視点機能表現制御手段との関係により視野角
度や視野領域等の属性値を更新記録する視点機能属性記
録手段と、前記対象選択位置計算処理手段や前記対象選
択分離処理手段や前記視点機能表現制御手段との関係に
より視点機能や視点機能に追加・変更可能な属性を表現
する形状データや空間位置データを更新記録する視点機
能形状位置記録手段と、前記操作対象属性変更処理手段
からの要求により光源機能属性記録手段や光源機能形状
位置記録手段や表示生成手段との関係から対象となって
いる光源機能を表現した形状データの一部を指定された
属性形状データと交換したり、現行の光源機能形状デー
タに指定された属性形状データを結合したり、これらの
形状変化に伴う属性値を変更したり、追加・交換される
属性形状データ群を含めた光源機能の表示・非表示を制
御したりする光源機能表現制御手段と、前記光源機能表
現制御手段との関係により光源色や光源強度等の属性値
を更新記録する光源機能属性記録手段と、前記対象選択
位置計算処理手段や前記対象選択分離処理手段や前記光
源機能表現制御手段との関係により光源機能や光源機能
に追加・変更可能な属性を表現する形状データや空間位
置データを更新記録する光源機能形状位置記録手段と、
前記カーソル形状位置記録手段と前記物体表現制御手段
と前記視点機能表現制御手段と前記光源機能表現制御手
段からのデータを基に視点計算・光源計算を行い3次元
カーソルを含めた全対象物を表示装置に描画する表示生
成手段とからなる視点・光源機能の属性追加交換直接操
作システムを構成したことである。
【0019】
【作用】上記手段を用いた本発明に於いては、操作者は
3次元位置方向入力装置やキーボード等の入力装置を操
作することにより3次元カーソルを移動するために必要
な3次元位置・方向データや、3次元カーソルで対象物
を選択移動したり分離・配置する指示及び属性変更のた
めの追加・交換指示を入力する。入力装置制御手段は、
操作者の入力した3次元位置・方向データや種々の指示
情報を入力装置から読み取り、3次元位置・方向データ
を3次元座標系位置・方向変更手段へ、指示情報を命令
判別・実行処理手段へ渡す。
【0020】3次元座標系位置・方向変更手段では、3
次元位置方向入力装置からの3次元位置・方向データを
本実施例のシステムで取り扱っている論理的な3次元仮
想空間座標値に変換する。カーソル移動位置方向計算手
段では、前記3次元座標系位置・方向変更手段で変換さ
れた位置・方向データを基に、新しい3次元カーソルの
空間位置を計算すると共に、カーソル形状位置記録手段
に記録されている3次元カーソルの位置データを更新す
る。この後に、カーソル移動位置方向計算手段は、対象
選択位置計算処理手段を起動する。対象選択位置計算処
理手段では、前記カーソル形状位置記録手段からの3次
元カーソルの現行の空間位置データと物体形状位置記録
手段と視点機能形状位置記録手段と光源機能形状位置記
録手段からの3次元仮想空間中の全対象物の形状位置デ
ータを基に3次元カーソルと全対象物との接触計算を行
う。この計算の結果、接触の有無や接触している対象物
の識別番号を選択状態対象物記録手段へ記録する。
【0021】操作対象制御手段では、前記命令判別・実
行処理手段からの3次元カーソルと対象物との選択指示
や選択解除指示を受けると前記選択状態対象物記録手段
からの情報を基に、3次元カーソルによる対象物間の操
作状態の判定を行い、これら情報を前記選択状態対象物
記録手段へ記録すると共に、対象選択分離処理手段に対
象の選択移動または分離配置処理を要求する。また、属
性の追加・交換時には、操作対象属性変更処理手段から
渡される選択可能な対象物形状の識別番号を選択状態対
象物へ記録し、この対象以外の選択・移動処理を無効と
したり、指定された対象物を現在移動中の対象物と変更
したりする。
【0022】対象選択分離処理手段では、前記操作対象
制御手段から出力される要求及び指定対象物識別番号に
従い、3次元カーソルと指定対象物の位置関係を保持し
た指定対象物の移動を行なったり、3次元カーソルと指
定対象物とを分離・配置させるために、前記カーソル形
状位置記録手段から3次元カーソルの位置データを、物
体形状位置記録手段、視点機能形状位置記録手段または
光源機能形状位置記録手段の中から指定された対象物の
形状位置データを読み込んで、3次元幾何計算を行った
後に指定対象物の形状位置データを更新する。
【0023】操作対象属性変更処理手段では、前記命令
判別・実行処理手段から属性の追加または交換要求と共
に渡されるこの要求の対象となる物体、視点機能、光源
機能等の対象物分類識別番号を受け取ると、まず、追加
交換属性管理記録手段に指定対象物分類別に管理されて
いる追加または交換可能な属性の識別番号群を取り出し
て、この識別番号に対応した属性形状を指定対象物分類
識別番号の示す表現制御手段に要求を出して画面に表示
する。これと同時に、前記操作対象制御手段に選択可能
な対象は前記追加交換属性管理記録手段から抽出した属
性形状のみとすることを通知する。この後に、物体形状
位置記録手段や視点機能形状位置記録手段や光源機能形
状位置記録手段からの対象物の形状位置データを基に、
前記操作対象制御手段により選択移動されている属性形
状と画面に表示されている全対象物との位置関係を対象
物間距離角度計算手段を用いて計算する。この計算の結
果、任意の対象物と属性形状が接触、または追加・交換
可能な位置関係にあると判断した場合、次に、その対象
物と属性形状との前記追加・交換適合性を追加交換属性
管理記録手段に記録してある対象・属性間の適合性デー
タを基に判別する。適合性が確定された場合は、対象の
存在する表現制御手段に要求を出して属性形状及び属性
値の追加または交換処理を行う。
【0024】物体表現制御手段では、前記操作対象属性
変更処理手段からの要求により、物体形状位置記録手段
中の物体の形状データとその属性を表現した形状データ
との追加または交換処理のために各形状の位置データを
更新したり、この属性形状の変更に従って物体属性記録
手段中の指定物体の属性値を更新したりする。また、現
行で表示すべき物体を判断し、その物体の形状を表示す
るために必要な属性データや形状位置データを物体属性
記録手段や物体形状位置記録手段から読み込んで表示生
成手段へ渡す。
【0025】視点機能表現制御手段では、前記操作対象
属性変更処理手段からの要求により、視点機能形状位置
記録手段中の視点機能の形状データとその属性を表現し
た形状データとの追加または交換処理のために各形状の
位置データを更新したり、この属性形状の変更に従って
視点機能属性記録手段中の属性値を更新したりする。ま
た、現行アクティブな視点機能の属性を判断し、その視
点機能の形状表示及び視点計算処理を行うために必要な
視点機能の属性データや形状位置データを視点機能属性
記録手段や視点機能形状位置記録手段から読み込んで表
示生成手段へ渡す。
【0026】光源機能表現制御手段では、前記操作対象
属性変更処理手段からの要求により、光源機能形状位置
記録手段中の光源機能の形状データとその属性形状デー
タとの追加または交換処理のために各形状の位置データ
を更新したり、この属性形状の変更に従って光源機能属
性記録手段中の属性値を更新したりする。また、現行ア
クティブな光源種と属性を判断し、それら光源機能の形
状表示及び光源計算処理を行うために必要な各光源機能
の属性データや形状位置データを光源機能属性記録手段
や光源機能形状位置記録手段から読み出して表示生成手
段へ渡す。
【0027】表示生成手段では、前記カーソル形状位置
記録手段と前記物体表現制御手段と前記視点機能表現制
御手段と前記光源機能表現制御手段からの各種データを
基に視点計算、光源計算処理を行い、3次元カーソルを
含めた全ての対象物を表示装置に描画する。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の実施例の構成を示す
ブロック図、図2は本発明の実施例に於ける構成装置例
と代表的な表示画面例、図3は本発明の実施例に於ける
代表的な操作画面例、図4、図5、図6は本発明の実施
例に於ける視点機能の属性の追加交換の操作画面例を示
す。図7及び図8は本発明の実施例に於ける光源機能の
属性の追加交換の操作画面例を示す。
【0029】図2(a)では、操作者27が3次元位置
方向制御装置23の3次元位置方向入力装置21を手に
持って移動させ、本実施例に於けるシステムに対して動
作指示を行っているところを示している。表示装置26
中の代表的な表示画面が図2(b)に示してある。3次
元原点指定部22と3次元位置方向入力装置21の実空
間での位置と方向の関係から3次元位置方向制御装置2
3で3次元位置・方向を計測し、グラフィックスコンピ
ュータ25が、このデータをコンピュータ内で取り扱っ
ている論理的な3次元仮想空間座標系での位置・方向デ
ータに変換して、表示装置26の画面中の3次元カーソ
ル2a1を3次元位置方向入力装置21の動きに追従し
て移動させる。図2(b)において、操作者の操作を希
望する3次元仮想空間中の物体2a2、2a3や視点機
能の空間位置を視覚化した視点位置形状2a4または光
源機能の種類と空間位置を視覚化した光源種位置形状2
a5などの対象物のいずれかを3次元カーソル2a1の
先端で触れ、装置構成例に示すキーボード24等から選
択指示を出すとその対象物が選択され、3次元カーソル
と共に3次元位置方向入力装置21の動きに追従して仮
想空間中を動く。
【0030】図2(b)に示す視点機能は、視点位置形
状2a4とこの形状の前方位置に固定された視点機能の
有効範囲を示す半透明の視点領域形状2a8により表現
されている。また、同画面中に示す光源機能は、光源種
位置形状2a5とこの形状の前方位置に固定された光源
機能の有効範囲を示す半透明円錐形の光源領域形状2a
9により表現されている。これらの各形状は、視野角
度、視界深度、光源種、光源強度等の視点や光源機能の
属性値により色や形状が変化する。
【0031】図2(b)中の視点位置形状2a4や光源
種位置形状2a5を3次元カーソル2a1で選択する
と、視点領域形状2a8や光源領域形状2a9も、視点
位置形状2a4や光源種位置形状2a5との接続位置関
係を保持して3次元仮想空間内で動き、これら形状の空
間的な位置関係にマッチした各機能の効果が画面中の各
ウィンドウにリアルタイムに表示される。視点位置形状
2a4を動かした場合は、視点領域形状2a8内の景観
があたかも視点位置形状2a4から操作者が見ているか
のごとくサブ描画ウィンドウ2a6中に表示され、光源
種位置形状2a5を動かした場合は、光源領域形状2a
9内の対象物にその光源特性が加味された景観が、メイ
ン描画ウィンドウ2a7とサブ描画ウィンドウ2a6に
直接表示される。同一3次元仮想空間中に存在する物体
2a2、2a3や視点位置形状2a4や光源種位置形状
2a5は、メニュー等による操作対象の切り替え指示無
しに、3次元カーソル2a1によりいつでも選択でき、
空間中での移動・回転操作という同一の方法で制御する
ことが可能である。
【0032】図3では、視点機能及び光源機能を操作し
ているときの本実施例に於ける画面表示と3次元位置入
力装置の関係を示している。図3(a)は、3次元位置
方向入力装置30を操作して、仮想空間中の3次元カー
ソル31を動かして、視点位置形状32を選択し、物体
36、37、38の内、物体36と37のみを見ようと
するために、視点位置形状32を移動させて画面に示す
位置・方向に視点領域形状33を配置したところであ
る。図3(b)は、視点機能を図3(a)の画面中で示
した位置・方向で固定させ、次に光源機能を操作するた
めに、まず視点位置形状32と3次元カーソル31との
分離指示を出した後に、3次元位置方向入力装置30を
矢印3b1のように操作して3次元カーソル31を図3
(b)の画面の位置に動かし、光源種位置形状34を選
択したところを示している。
【0033】図3(c)は、3次元位置方向入力装置3
0を矢印3c1のように移動操作して、スポット光源が
物体38の表示画面に向かって後方から手前に照射する
ように光源種位置形状34を移動したところである。こ
の時、光源種位置形状34及び光源領域形状35の仮想
空間内での空間的な位置・方向に従ったスポット光源機
能の効果がメイン描画ウィンドウ310と視点位置形状
から見た景観を表示しているサブ描画ウィンドウ311
に即座に表示される。再び、視点機能を操作したい場合
には、光源種位置形状34と3次元カーソル31の接続
を分離指定して、視点位置形状32の希望の箇所を選択
指示すればよい。
【0034】図4、図5及び図6を用いて、視点機能属
性の変換・追加操作についての実施例を述べる。図4で
は、視点機能を中心投影表示から平行投影表示へ変更す
る場合の属性変換の操作例を示している。操作者が属性
交換要求を発行すると、図4(a)の画面のメイン描画
ウィンドウ410中には、交換可能な属性値を3次元図
形として表現した形状44及び45が表示される。形状
44は遠近感の表示はしないが変形無しに正しく景観を
表示する平行投影法による表示を行うための視点領域形
状であり、形状45は魚眼レンズで見たような景観を表
示するための視点領域形状である。
【0035】操作者は3次元カーソル41で、平行投影
の視点領域形状44を選択し、視点位置形状42に現
在、接続されている中心投影の視点領域形状43の近傍
へ、矢印4a1のように移動させる。平行投影の視点領
域形状44の位置・方向が、視点位置形状42に接続さ
れている中心投影の視点領域形状43の位置・方向に対
して、属性形状交換のための有効範囲内に入った場合
に、これらの形状が自動的に交換される。
【0036】これにより、図4(b)の画面に示すよう
に、視点位置形状42の前方には平行投影を表現する形
状44が接続され、3次元カーソル41には、今まで視
点位置形状42に接続されていた中心投影を表現する形
状43が接続される。この属性形状の交換と同時に、シ
ステム内部で扱っている属性値も自動的に交換され、サ
ブ描画ウィンドウ410中には、この形状に従った属性
を持つ平行投影法による景観が表示される。
【0037】図5では、視点機能に新たな属性を追加す
る場合の実施例として、中心投影表示の視点機能に平行
投影表示機能を追加する時の操作を示している。図5
(a)の画面では、現在、中心投影表示機能をもつ視点
機能が視点位置形状52と視点領域形状53で表現さ
れ、この視点領域形状53内の物体55が中心投影表示
でサブ描画ウィンドウ511中に描かれている。
【0038】操作者は、3次元カーソル51で選択され
た平行投影の視点領域形状54を現行の視点機能に追加
するために、矢印5a1に示すように、視点位置形状5
2に移動しようとしている。この例の場合は、平行投影
の視点領域形状54を中心投影の視点領域形状53に対
して反対側の視点位置形状52の側面に接続しようとし
ている。視点位置形状52の表面に、平行投影の視点領
域形状54が接触すると、この機能が現行の視点機能に
追加され、図5(b)に示すように、平行投影による表
示を示すサブ描画ウィンドウ512が開かれて、視点領
域形状54内の物体56がこの形状に従った属性を持つ
平行投影法でウィンドウ中に表示される。以後、視点位
置形状52の移動操作に追従して、2方向を見た2種類
の投影方法による表示が、それぞれのサブ描画ウィンド
ウにリアルタイムに表示される。
【0039】この例では、真反対に平行投影の属性機能
を追加したが、視点位置形状を構成する面ならどこへで
も接続可能である。例えば、図5(a)の画面中、中心
投影の視点領域形状53の接続されている同一の位置・
方向へ平行投影の視点領域形状54を追加することもで
きる。この場合は、同一位置・方向からみた、違う表示
方法の景観を操作者は見ることができるようになる。
【0040】図6では、映像録画機能を視点機能に追加
する例を示している。図6(a)及び図6(b)の画面
では、3次元カーソル61で選択した映像録画機能を視
覚化した3次元形状62(映像録画機能を操作者が類推
しやすいようにビデオデッキをイメージした形状を採
用)を視点位置形状63へ移動・接続した状態を示して
いる。この後は、この視点機能で見る全ての映像が記録
可能となる。
【0041】図7及び図8を用いて、光源機能属性の変
換・追加操作についての実施例を述べる。図7では、点
光源の場合を例として、その光源色と光源強度の違う属
性を交換する場合を示している。機能属性交換要求を指
定した後に、図7(a)の画面に示すように、3次元カ
ーソル71で、交換したい点光源の属性を表現した光源
領域形状74を選択し、矢印7a1のように点光源の光
源種位置形状72を中心とする位置へ移動する。属性形
状の交換可能な位置に光源領域形状74が移動したとき
に、新しい光源領域形状74が以前の光源領域形状73
と変換され、7bの画面に示すように、新しい光源領域
形状73が光源種位置形状72を中心とした位置に配置
され、以前の光源領域形状73が3次元カーソル71に
接続されて移動される。
【0042】これと同時に、新しい光源領域形状に従っ
た光源属性が計算され、図7(b)の画面に示すように
色の変化した光源強度の低い点光源の景観が表示され
る。
【0043】図8では、スポット光源機能に、色をペイ
ントする機能を追加する場合の例を示している。図8
(a)に示すように、3次元カーソル81でペイント機
能を表現した3次元形状82(この機能を操作者が類推
しやすいようにスプレーペイントの形状を採用)を選択
し、矢印8a1のように移動させる。そして、図8
(b)に示すように、点光源の光源種位置形状83にペ
イント形状82を接続すると、スポット光源機能にペイ
ントの機能が追加され、図8(c)に示すように、スポ
ット光源の形状を移動させても、このスポット光で照射
していた領域の光源特性表示84が残留する。
【0044】次に、図1を参照しながら本実施例の構成
と動作を説明する。図1において、各ブロックは処理手
段を示し、線と矢印はデータや信号の流れを示す。ま
ず、構成について述べる。図中、1は3次元位置方向制
御装置やキーボードからの空間情報やボタン情報を入力
する入力装置制御手段、2は3次元位置方向制御装置か
らのデータを基にシステムで取り扱っている3次元仮想
空間座標系の空間位置・方向データに変換する3次元座
標系位置・方向変更手段、3は3次元座標系位置・方向
変更手段2からのデータを基に3次元カーソルの新しい
移動位置を計算し、旧データを更新するカーソル移動位
置方向計算手段、4は3次元カーソルの形状を記録した
り、カーソル移動位置方向計算手段からのデータを更新
記録するカーソル形状位置記録手段、5は入力装置制御
手段との関係により操作者からの対象選択/分離指示や
属性追加/交換指示等の命令を判別して適切な処理手段
を実行する命令判別・実行処理手段、6はカーソル移動
位置方向計算手段3からの要求によってカーソル形状位
置記録手段4や各対象形状の位置データの記録してある
各対象物の形状位置記録手段13、16、19からのデ
ータを基に3次元カーソルと各対象物との接触計算を行
う対象選択位置計算処理手段、7は対象選択位置計算処
理手段6からの3次元カーソルと対象物との接触の有無
情報や選択対象物識別番号及び操作対象制御手段8から
の対象物の選択状態や属性変更操作時の選択可能対象物
の識別番号を記録する選択状態対象物記録手段、8は命
令判別・実行処理手段5からの対象選択または分離要求
に従って選択状態対象物記録手段7からのデータを基に
接触対象物の選択移動処理や分離処理を実行する対象選
択分離処理手段9の制御を行ったり、対象の選択・分離
状態と選択された対象物の識別番号を選択状態対象物記
録手段7へ記録したり、操作対象属性変更処理手段10
からの指示によって選択できる対象を制限したりする選
択対象制御手段、9は操作対象制御手段8との関係によ
りカーソル形状位置記録手段4や各対象物の形状位置記
録手段13、16、19からのデータを基に選択対象物
を3次元仮想空間中で3次元カーソルに追従させて移動
させたり、3次元カーソルと選択中の対象物を分離・配
置させる処理を行う対象選択分離処理手段、10は命令
判別・実行処理手段5からの属性の追加・交換要求と共
に渡される属性の変更を希望する物体、視点機能、光源
機能等の属性変更分類識別番号により、各表現制御手段
11、14、17や追加交換属性管理記録手段101や
対象物間距離角度計算手段102の関係から、属性の追
加・交換処理を行う操作対象属性変更処理手段、101
は物体、視点機能、光源機能等の対象分類別に追加及び
交換可能な属性の識別番号を記録したり、属性の追加ま
たは交換時の適合性を示したテーブルを管理記録する追
加交換属性管理記録手段、102は指定された2つの対
象物間の距離・角度を計算する対象物間距離角度計算処
理手段、11は操作対象属性変更処理手段10からの要
求により物体属性記録手段12や物体形状位置記録手段
13や表示生成手段20との関係から対象となっている
物体の形状データの一部を指定された属性形状データと
交換したり、対象となっている物体に指定された属性形
状データを結合したり、この形状の変化に伴う属性値変
更を行ったり、追加・交換される属性形状データ群を含
めた物体の表示・非表示を制御したりする物体表現制御
手段、12は物体表現制御手段11との関係により各物
体の色、材質感等の属性値を更新記録する物体属性記録
手段、13は対象選択位置計算処理手段6や対象選択分
離処理手段9や物体表現制御手段11との関係により物
体及びこの物体に交換・追加可能な属性の形状データや
空間位置データを更新記録する物体形状位置記録手段、
14は操作対象属性変更処理手段10からの要求により
視点機能属性記録手段15や視点機能形状位置記録手段
16や表示生成手段20との関係から対象となっている
視点機能を表現した形状データの一部を指定された属性
形状データと交換したり、現行の視点機能形状データに
指定された属性形状データを結合したり、これらの形状
変化に伴う属性値を変更したり、追加・交換される属性
形状データ群を含めた視点機能の表示・非表示を制御し
たりする視点機能表現制御手段、15は視点機能表現制
御手段14との関係により視野角度や視野領域等の属性
値を更新記録する視点機能属性記録手段、16は対象選
択位置計算処理手段6や対象選択分離処理手段9や視点
機能表現制御手段14との関係により視点機能や視点機
能に追加・変更可能な属性を表現する形状データや空間
位置データを更新記録する視点機能形状位置記録手段、
17は操作対象属性変更処理手段10からの要求により
光源機能属性記録手段18や光源機能形状位置記録手段
19や表示生成手段20との関係から対象となっている
光源機能を表現した形状データの一部を指定された属性
形状データと交換したり、現行の光源機能形状データに
指定された属性形状データを結合したり、これらの形状
変化に伴う属性値を変更したり、追加・交換される属性
形状データ群を含めた光源機能の表示・非表示を制御し
たりする光源機能表現制御手段、18は光源機能表現制
御手段17との関係により光源色や光源強度等の属性値
を更新記録する光源機能属性記録手段、19は対象選択
位置計算処理手段6や対象選択分離処理手段9や光源機
能表現制御手段17との関係により光源機能や光源機能
に追加・変更可能な属性を表現する形状データや空間位
置データを更新記録する光源機能形状位置記録手段、2
0はカーソル形状位置記録手段4と物体表現制御手段8
と視点機能表現制御手段14と光源機能表現制御手段1
7からのデータを基に視点計算・光源計算を行い3次元
カーソルを含めた全対象物を表示装置に描画する表示生
成手段である。
【0045】次に、各構成間の動作について述べる。操
作者は3次元位置方向入力装置やキーボード等の入力装
置を操作することにより3次元カーソルを移動するため
に必要な3次元位置・方向データや、3次元カーソルで
対象物を選択移動したり、分離・配置する指示及び属性
変更のための追加・交換指示を入力する。入力装置制御
手段1は、操作者の入力した3次元位置・方向データや
種々の指示情報を入力装置から読み取り、3次元位置・
方向データを3次元座標系位置・方向変更手段2へ、指
示情報を命令判別・実行処理手段5へ渡す。
【0046】3次元座標系位置・方向変更手段2では、
3次元位置方向入力装置からの3次元位置・方向データ
を本実施例のシステムで取り扱っている論理的な3次元
仮想空間座標値に変換する。カーソル移動位置方向計算
手段3では、3次元座標系位置・方向変更手段2で変換
された位置・方向データを基に、新しい3次元カーソル
の空間位置を計算すると共に、カーソル形状位置記録手
段4に記録されている3次元カーソルの位置データを更
新する。
【0047】この後に、カーソル移動位置方向計算手段
3は、対象選択位置計算処理手段6を起動する。対象選
択位置計算処理手段6では、カーソル形状位置記録手段
4からの3次元カーソルの現行の空間位置データと各対
象物の形状位置記録手段13、16、19から3次元仮
想空間中の全対象物の形状位置データを基に3次元カー
ソルと全対象物との接触計算を行う。この計算の結果、
接触の有無や接触している対象物の識別番号を選択状態
対象物記録手段7へ記録する。
【0048】操作対象制御手段8では、命令判別・実行
処理手段5からの3次元カーソルと対象物との選択指示
や選択解除指示を受けると選択状態対象物記録手段7か
らの情報を基に、3次元カーソルによる対象物間の操作
状態の判定を行い、これら情報を選択状態対象物記録手
段7へ記録すると共に、対象選択分離処理手段9に対象
の選択または分離処理を要求する。
【0049】また、属性の追加・交換時には、操作対象
属性変更処理手段10から渡される選択可能な対象物形
状の識別番号を選択状態対象物へ記録し、この対象以外
の選択・移動処理を無効としたり、指定された対象物を
現在移動中の対象物と変更したりする。
【0050】対象選択分離処理手段9では、操作対象制
御手段8から出力される要求及び指定対象物識別番号に
従い、3次元カーソルと指定対象物の位置関係を保持し
た指定対象物の移動を行なったり、3次元カーソルと指
定対象物とを分離・配置させるために、カーソル形状位
置記録手段4から3次元カーソルの位置データを、各形
状位置記録手段13、16または19の中から指定され
た対象物の形状位置データを読み込んで、3次元幾何計
算を行った後に指定対象物の形状位置データを更新す
る。
【0051】操作対象属性変更処理手段10では、命令
判別・実行処理手段5から属性の追加または交換要求と
共に渡されるこの要求の対象となる物体、視点機能、光
源機能等の対象物分類識別番号を受け取ると、まず、追
加交換属性管理記録手段101に指定対象物分類別に管
理されている追加または交換可能な属性の識別番号群を
取り出して、この識別番号に対応した属性形状を指定対
象物分類識別番号の示す表現制御手段に要求を出して画
面に表示する。これと同時に、操作対象制御手段8に選
択可能な対象は追加交換属性管理記録手段101から抽
出した属性形状のみとすることを通知する。この後に、
物体形状位置記録手段13や視点機能形状位置記録手段
16や光源機能形状位置記録手段19からの対象物の形
状位置データを基に、操作対象制御手段8により選択移
動されている属性形状と画面に表示されている全対象物
との位置関係を対象物間距離角度計算手段102を用い
て計算する。
【0052】この計算の結果、任意の対象物と属性形状
が接触、または追加・交換可能な位置関係にあると判断
した場合、次に、その対象物と属性形状との追加・交換
適合性を追加交換属性管理記録手段101に記録してあ
る対象・属性間の適合性データを基に判別する。適合性
が確定された場合は、対象の存在する表現制御手段に要
求を出して属性形状及び属性値の追加または交換処理を
行う。
【0053】物体表現制御手段11では、操作対象属性
変更処理手段10からの要求により、物体形状位置記録
手段13中の物体の形状データとその属性を表現した形
状データとの追加または交換処理のために各形状の位置
データを更新したり、この属性形状の変更に従って物体
属性記録手段12中の指定物体の属性値を更新したりす
る。また、現行で表示すべき物体を判断し、その物体の
形状を表示するために必要な属性データや形状位置デー
タを物体属性記録手段12や物体形状位置記録手段13
から読み込んで表示生成手段20へ渡す。
【0054】視点機能表現制御手段14では、操作対象
属性変更処理手段10からの要求により、視点機能形状
位置記録手段16中の視点機能の形状データとその属性
を表現した形状データとの追加または交換処理のために
各形状の位置データを更新したり、この属性形状の変更
に従って視点機能属性記録手段15中の属性値を更新し
たりする。また、現行アクティブな視点機能の属性を判
断し、その視点機能の形状表示及び視点計算処理を行う
ために必要な視点機能の属性データや形状位置データを
視点機能属性記録手段15や視点機能形状位置記録手段
16から読み込んで表示生成手段20へ渡す。
【0055】光源機能表現制御手段17では、操作対象
属性変更処理手段10からの要求により、光源機能形状
位置記録手段19中の光源機能の形状データとその属性
形状データとの追加または交換処理のために各形状の位
置データを更新したり、この属性形状の変更に従って光
源機能属性記録手段18中の属性値を更新したりする。
また、現行アクティブな光源種と属性を判断し、それら
光源機能の形状表示及び光源計算処理を行うために必要
な各光源機能の属性データや形状位置データを光源機能
属性記録手段18や光源機能形状位置記録手段19から
読み出して表示生成手段20へ渡す。
【0056】表示生成手段20では、カーソル形状位置
記録手段4と物体表現制御手段11と視点機能表現制御
手段14と光源機能表現制御手段17からの各種データ
を基に視点計算、光源計算処理を行い、3次元カーソル
を含めた全ての対象物を表示装置に描画する。
【0057】以上本実施例によれば視点・光源機能の空
間直接操作システムで視点機能や光源機能の属性を操作
者に視覚的に3次元形状で提示できると共に、物体の操
作と同様に視点や光源機能の形状の任意箇所を仮想空間
内で直接、選択し移動するという簡単かつ一貫した操作
で、しかも操作対象の切り替え指定無しにいつでも任意
の対象物を選択することができる。また、視点機能形状
や光源機能形状の空間操作に対応した各機能効果もリア
ルタイムに表示することが可能となる。更に、メニュー
等から数値や記号を入力するのではなく、追加または交
換可能な属性を視覚化した形状を3次元仮想空間内で直
接的に操作して、属性を変更したい視点機能や光源機能
の形状の任意箇所に結合したり、任意の属性形状部分を
交換したりすることによって、その属性値を変更するこ
とができる。これらの機能により、従来の視点機能や光
源機能の操作をサポートした3次元情報処理システムに
比べると、操作者は3次元仮想空間中での視点機能や光
源機能の属性内容、及び機能と対象物との間の空間的位
置関係を直観的に把握できるようになり、自分の意図す
る位置・方向へ各機能を容易かつ迅速に操作できるよう
になる。また、操作者は、属性変更結果を予測しにくい
数値や記号で属性値を変更すること無しに、属性の視覚
化した形状を直に結合・交換操作することによって、視
覚的に属性値を変更できるために、直観的かつ容易な機
能の属性変更が可能となる。
【0058】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば3次元情報処理システムで視点機能や光源機能の
操作に必要な属性を3次元形状として操作者に視覚的に
表現でき、その形状の任意箇所を3次元仮想空間内で直
接的に選択・移動できる。また、この操作に追従してイ
ンターラクティブに各操作機能の効果が表示されるため
に、3次元仮想空間中で、視点機能や光源機能の属性や
対象物とこれら機能との間の空間的位置関係を直観的に
把握できるようになり、操作者は日常的に実世界でビデ
オ等の視覚装置やランプ等の照明装置を操作するよう
に、視点機能や光源機能を自分の意図する位置・方向へ
容易かつ迅速に操作できるようになる。
【0059】更に、操作者は属性変更結果を予測しにく
い数値や記号で入力しなくても、直に属性を視覚化した
形状どうしを結合・交換することができるために、直観
的かつ容易な属性変更も行うことができる。
【0060】これにより、操作者は、頭の中のイメージ
する画像シーンや光源シーンを容易に作り出せるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における視点・光源機能の
属性追加変換直接操作システムの構成を示すブロック図
【図2】 本発明の一実施例におけるシステムの装置構
成図と表示画面図
【図3】 本発明の一実施例における代表的な操作画面
【図4】 本発明の一実施例における視点機能の視野領
域属性の交換操作画面図
【図5】 本発明の一実施例における視点機能の視野領
域属性の追加操作画面図
【図6】 本発明の一実施例における視点機能の映像録
画属性の追加操作画面図
【図7】 本発明の一実施例における光源機能の光源領
域属性の交換操作画面図
【図8】 本発明の一実施例における光源機能へのペイ
ント機能属性の追加操作画面図
【図9】 従来の実施例における装置構成図と表示画面
【図10】 従来の実施例における視点機能の操作画面
【図11】 従来の実施例における光源機能の操作画面
【図12】 従来の実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1 入力装置制御手段 2 3次元座標系位置・方向変更手段 3 カーソル移動位置方向計算手段 4 カーソル形状位置記録手段 5 命令判別・実行処理手段 6 対象選択位置計算処理手段 7 選択状態対象物記録手段 8 操作対象制御手段 9 対象選択分離処理手段 10 操作対象属性変更処理手段 101 追加交換属性管理記録手段 102 対象物間距離角度計算手段 11 物体表現制御手段 12 物体属性記録手段 13 物体形状位置記録手段 14 視点機能表現制御手段 15 視点機能属性記録手段 16 視点機能形状位置記録手段 17 光源機能表現制御手段 18 光源機能属性記録手段 19 光源機能形状位置記録手段 20 表示生成部 21 3次元位置方向入力装置 22 3次元原点指定部 23 3次元位置方向制御装置 24 キーボード 25 グラフィックス・コンピュータ 26 グラフィックス表示装置 2a1 3次元カーソル 2a2 立方体 2a3 四面体 2a4 視点位置形状 2a5 光源種位置形状 2a6 描画ウィンドウ 2a7 メイン描画ウィンドウ 2a8 視点領域形状 2a9 光源領域形状 3b1 軌跡 3c1 軌跡 30 3次元位置方向入力装置 31 3次元カーソル 32 視点位置形状 33 視点領域形状 34 光源種位置形状 35 光源領域形状 36 立方体 37 四面体 38 3角柱体 310 メイン描画ウィンドウ 311 サブ描画ウィンドウ 4a1 道程 41 3次元カーソル 42 視点位置形状 43 形状例 44 形状例 45 魚眼表示属性の形状例 410 メイン描画ウィンドウ 411 サブ描画ウィンドウ 5a1 道程 51 3次元カーソル 52 視点位置形状 53 視点領域形状例 54 平行投影表示属性の形状 55 立方体 56 三角柱体 510 メイン描画ウィンドウ 511 サブ描画ウィンドウ 512 サブ描画ウィンドウ 61 3次元カーソル 62 3次元形状 63 視点位置形状 7a1 道程 71 3次元カーソル 72 光源種位置形状 73 光源領域形状 8a1 道程 81 3次元カーソル 82 ペイント機能属性の3次元形状 83 光源種位置形状 84 ペイント機能で残留している領域 91 表示装置 92 2次元入力装置 93 キーボード 94 操作者 95 表示スクリーン 96 2次元カーソル 97 メニュー領域 98 物体操作指示メニュー例 99 視点操作指示メニュー 910 光源操作指示メニュー 911 階層メニュー領域 101 表示画面 102 メイン描画ウィンドウ 103 視点機能を表現した形状 104 サブ描画ウィンドウ 105 メニュー項目例 11a1 表示スクリーン 11a2 描画ウィンドウ 11a3 平行光源を表現した形状 11a11 階層メニュー領域 11b1 点光源を表現した形状 11c1 スポット光源を表現した形状 121 入力装置制御手段 122 画面座標系変換処理手段 123 命令判別・実行処理手段 124 操作対象切り替え処理手段 125 操作対象物記録手段 126 操作対象制御手段 127 3次元座標系位置・方向計算処理手段 128 操作対象属性変更処理手段 129 視点移動位置方向計算手段 1210 視点形状・属性記録手段 1211 物体移動位置方向計算手段 1212 物体形状・属性記録手段 1213 光源移動位置方向計算手段 1214 光源形状・属性記録手段 1215 表示生成手段 1216 カーソル描画手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空間情報及び命令を入力する入力装置制
    御手段と、前記入力制御手段からのデータを基に次元仮
    想空間座標系の空間位置・方向データに変換する3次元
    座標系位置・方向変更手段と、前記3次元座標系位置・
    方向変更手段からのデータを基に3次元カーソルの新し
    い移動位置を計算し旧データを更新するカーソル移動位
    置方向計算手段と、3次元カーソルの形状を記録し前記
    カーソル移動位置方向計算手段からのデータを更新記録
    するカーソル形状位置記録手段と、前記入力装置制御手
    段からの命令を判別し処理手段を実行する命令判別・実
    行処理手段と、前記カーソル移動位置方向計算手段から
    の要求によって前記カーソル形状位置記録手段及び各対
    象形状の位置データの記録してある物体形状位置記録手
    段、視点機能形状位置記録手段、光源機能形状位置記録
    手段からのデータを基に3次元カーソルと各対象物との
    接触計算を行う対象選択位置計算処理手段と、前記対象
    選択位置計算処理手段からの3次元カーソルと対象物と
    の接触の有無情報と選択対象物識別番号及び操作対象制
    御手段からの対象物の選択状態及び属性変更操作時の選
    択可能対象物の識別番号を記録する選択状態対象物記録
    手段と、前記命令判別・実行処理手段からの指示に従っ
    て前記選択状態対象物記録手段からのデータを基に接触
    対象物の選択移動処理と分離処理を実行する対象選択分
    離処理手段の制御を行とともに、対象の選択・分離状態
    と選択された対象物の識別番号を判断し前記選択状態対
    象物記録手段へ記録し、操作対象属性変更処理手段から
    の指示によって選択できる対象を制限する選択対象制御
    手段と、前記操作対象制御手段との関係により前記カー
    ソル形状位置記録手段と物体形状位置記録手段と視点機
    能形状位置記録手段と光源機能形状位置記録手段からの
    データを基に選択対象物を3次元仮想空間中で3次元カ
    ーソルに追従させて移動させ、3次元カーソルと選択中
    の対象物を分離・配置させる処理を行う対象選択分離処
    理手段と、前記命令判別・実行処理手段からの属性の追
    加・交換要求と共に渡される属性の変更を希望する物体
    及び視点機能及び光源機能の属性変更分類識別番号によ
    り、物体表現制御手段と視点機能表現制御手段と光源機
    能表現制御手段と追加交換属性管理記録手段と対象物間
    距離角度計算手段の関係から属性の追加・交換処理を行
    う操作対象属性変更処理手段と、物体及び視点機能及び
    光源機能の対象分類別に追加及び交換可能な属性の識別
    番号を記録し、属性の追加及び交換時の適合性を示した
    テーブルを管理記録する追加交換属性管理記録手段と、
    指定された2つの対象物間の距離・角度を計算する対象
    物間距離角度計算処理手段と、前記操作対象属性変更処
    理手段からの要求により物体属性記録手段と物体形状位
    置記録手段と表示生成手段との関係から対象となってい
    る物体の形状データの一部の指定された属性形状データ
    との交換及び、対象となっている物体に指定された属性
    形状データのを結合及び、形状の変化に伴う属性値変更
    及び、追加・交換される属性形状データ群を含めた物体
    の表示・非表示を制御する物体表現制御手段と、前記物
    体表現制御手段との関係により各物体の属性値を更新記
    録する物体属性記録手段と、前記対象選択位置計算処理
    手段と前記対象選択分離処理手段と前記物体表現制御手
    段との関係により物体及びこの物体に交換・追加可能な
    属性の形状データや空間位置データを更新記録する物体
    形状位置記録手段と、前記操作対象属性変更処理手段か
    らの要求により視点機能属性記録手段と視点機能形状位
    置記録手段と表示生成手段との関係から対象となってい
    る視点機能を表現した形状データの一部の指定された属
    性形状データとの交換及び現行の視点機能形状データに
    指定された属性形状データの結合及び形状変化に伴う属
    性値の変更及び、追加・交換される属性形状データ群を
    含めた視点機能の表示・非表示を制御する視点機能表現
    制御手段と、前記視点機能表現制御手段との関係により
    視野角度や視野領域等の属性値を更新記録する視点機能
    属性記録手段と、前記対象選択位置計算処理手段と前記
    対象選択分離処理手段と前記視点機能表現制御手段との
    関係により視点機能及び視点機能に追加・変更可能な属
    性を表現する形状データ及び空間位置データを更新記録
    する視点機能形状位置記録手段と、前記操作対象属性変
    更処理手段からの要求により光源機能属性記録手段と光
    源機能形状位置記録手段と表示生成手段との関係から対
    象となっている光源機能を表現した形状データの一部の
    指定された属性形状データとの交換、及び現行の光源機
    能形状データに指定された属性形状データの結合、及び
    形状変化に伴う属性値を変更し、追加・交換される属性
    形状データ群を含めた光源機能の表示・非表示を制御す
    る光源機能表現制御手段と、前記光源機能表現制御手段
    との関係により光源機能の属性値を更新記録する光源機
    能属性記録手段と、前記対象選択位置計算処理手段と前
    記対象選択分離処理手段と前記光源機能表現制御手段と
    の関係により光源機能及び光源機能に追加・変更可能な
    属性を表現する形状データと空間位置データを更新記録
    する光源機能形状位置記録手段と、前記カーソル形状位
    置記録手段と前記物体表現制御手段と前記視点機能表現
    制御手段と前記光源機能表現制御手段からのデータを基
    に視点計算・光源計算を行い3次元カーソルを含めた全
    対象物を表示装置に描画する表示生成手段とからなる視
    点・光源機能の属性追加交換直接操作システム。
  2. 【請求項2】 対象選択分離処理手段がカーソル形状位
    置記録手段と前記物体形状位置記録手段と視点機能形状
    位置記録手段と光源機能形状位置記録手段からのデータ
    を基に、3次元カーソルで選択した対象物の属性を視覚
    化した3次元図形の任意位置を基準点として操作するこ
    と特徴とする請求項1記載の視点・光源機能の属性追加
    変換直接操作システム。
  3. 【請求項3】 操作対象制御手段により選択状態対象物
    記録手段からのデータを基に、画面中に3次元図形とし
    て表示された物体と視点と光源機能を含む異なる種類の
    対象物を直接選択・移動することを特徴とする請求項1
    記載の視点・光源機能の属性追加変換直接操作システ
    ム。
  4. 【請求項4】 操作対象属性変更処理手段が物体表現制
    御手段と視点機能表現制御手段と光源機能表現制御手段
    と操作対象制御手段と追加交換属性管理記録手段と対象
    物間距離角度計算手段との関係より、3次元仮想空間中
    に存在する対象物の属性を視覚化した3次元図形どうし
    を直接、3次元カーソルを用いて追加及び交換すること
    により属性値を変更することを特徴とする請求項1記載
    の視点・光源機能の属性追加変換直接操作システム。
  5. 【請求項5】 視点機能の属性を3次元図形で表現する
    ことを特徴する請求項1記載の視点・光源機能の属性追
    加変換直接操作システム。
  6. 【請求項6】 光源機能の属性を3次元図形で表現する
    ことを特徴する請求項1記載の視点・光源機能の属性追
    加変換直接操作システム。
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