JPH05289470A - 接触帯電装置 - Google Patents

接触帯電装置

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JPH05289470A
JPH05289470A JP9043592A JP9043592A JPH05289470A JP H05289470 A JPH05289470 A JP H05289470A JP 9043592 A JP9043592 A JP 9043592A JP 9043592 A JP9043592 A JP 9043592A JP H05289470 A JPH05289470 A JP H05289470A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 斑点状帯電ムラをなくし、且つ、被帯電体の
表面電位変動の周期と画像パターン周期によるモアレの
発生を抑えた接触帯電装置を提供すること。 【構成】 基層3bと感光層3c等からなる感光体3に
は、ローラ状の帯電部材4が接触され、帯電部材4は外
部電源Eにより電圧を印加される芯金4aを有する。外
部電源Eは交流電源E1と定電圧直流電源E2とからな
り、交流電源E1には周波数可変装置Gが接続され、交
流電源E1の出力電圧は周波数可変装置Gにより周期を
適当な周波数範囲で1サイクル毎にランダムに変化す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触帯電装置に係り、
特に、外部より電圧を印加した帯電体を被帯電体に当接
させて帯電を行う接触帯電装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真装置における感光体の帯
電処理方式として、接触帯電方式が提案されている。
【0003】この接触帯電方式は、被帯電体たる感光体
表面に、1〜2kV程度の直流電圧を外部より印加した
導電性弾性ローラ等の帯電体(帯電部材)を接触させる
ことにより感光体表面に電荷を直接注入し、感光体面を
所定の電位に帯電させるものである。しかし、実際には
被帯電体たる感光体面を、上記接触帯電法により帯電処
理しても感光体面の各部は均一帯電なされず、「斑点状
の帯電ムラ」が生じる。これは電圧を印加した帯電体
と、それを接触させた感光体表面とが微視的には両表面
の凹凸によって理想的に密着面が得られにくい為と考え
られる。そして、その斑点状帯電ムラ状態の感光体面に
光像露光以下の作像プロセスを適用しても、出力画像は
斑点状帯電ムラに対応した斑点状の黒点画像となり、高
品位な画像は得られない。
【0004】この問題点を解決する方法として、直流電
圧を帯電部材に印加したときの帯電開始電圧の2倍以上
のピーク間電圧を有する振動電界を、帯電部材と被帯電
体との間に形成することにより、被帯電体の各部を均一
の所定電位で一様に帯電させる方法が提案されている
(特開昭63−149669号公報)。
【0005】特開昭63−149669号公報に係る従
来の接触帯電装置の一例としてローラ帯電装置について
説明する。図6に示すように、被帯電体(感光体)3
は、アルミニウムなどで構成される基層3bと、有機感
光体又はアモルファスシリコン又はセレン又はZnO等
からなる感光層3c等からなり、一定電位に均一に帯電
される帯電部材からなる。前記被帯電体3には、ローラ
ー状の帯電部材4が接触され、この帯電部材4は、中心
部に、外部よりコイルバネFを介して次に説明する外部
電源Eより電圧を印加される芯金4aを有する。この芯
金4aの周囲には、ゴムにカーボンを含有させた低抵抗
層4bが形成され、低抵抗層4bの周囲には、被帯電体
3上にピンホール等の欠陥があっても帯電不良を起こさ
せないための高抵抗層4cが形成されている。帯電部材
4は、コイルバネFにより被帯電体3に押圧されてい
る。ここに、電圧が印加された帯電部材4により感光体
表面が帯電される理由は、感光体3と帯電部材4との微
小隙間を介して放電がされるからであり、帯電部材4を
感光体3に接触させるのは、かかる微小隙間を作るため
である。即ち、帯電部材4の感光体3への接触によっ
て、上記微小隙間を維持する。
【0006】前記外部電源Eは、交流電源E1 と定電圧
直流電源E2 とならなる。交流電源E1 は、感光体3と
帯電部材4の隙間で放電が行われ帯電を開始する電圧V
TH(以下帯電開始電圧VTHと称す)の2倍以上のピーク
間電圧を有する交流電圧を発生する。定電圧直流電源E
2 は、所定の一定電圧を発生する定電圧直流電源であ
り、これにより被帯電体3上の帯電電位が決定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の接触帯電装置(ローラ帯電装置)には以下の問題点
があった。
【0008】図7に、上記ローラ帯電装置を用いた場合
に、外部電源Eにより「供給される電圧」と被帯電体上
に形成される「表面電位」の関係を示す。外部電源Eか
ら供給される電圧を「実線」で示す。外部電圧Eの出力
電圧は、定電圧直流電源E2 の出力電圧VDCに、交流電
源E1 から出力されるピーク間電圧VP-P (VP-P ≧2
×VTH)が重畳されている。
【0009】以下に、被帯電体3に表面電位が形成され
る過程を説明する。表面電位の生じていない(即ち、0
V)被帯電体3に対して帯電部材4に印加された電圧
(外部電源Eからの供給電圧)が帯電開始電圧VTHより
大きくなる(図7の符号a)と被帯電体3表面に帯電が
開始し、印加電圧が高くなるにつれて表面電位(「破
線」で示す)が上昇し、印加電圧が最大電圧Vmax (V
DC−VP- P /2)になると表面電位は(VDC−VP-P
2+VTH)まで達する(図6の符号b)。次に、印加電
圧は低くなり初期段階は放電は生じないが、印加電圧と
表面電位の差がVTHを越えると再び放電を開始し(図7
の符号c)、印加電圧が最小電圧Vmin (VDC+VP-P
/2)になるに従い表面電位は徐々に低くなり、(VDA
+VP-P /2−VTH)となる(図7の符号d)。そし
て、再び印加電圧が高くなり、表面電位との差がVTH
越えると再度放電を開始する(図7の符号e)。
【0010】このように交流電圧の重畳された印加電圧
で帯電を行うことにより被帯電体に表面電位が形成され
る。従って、被帯電体の表面には図7の「破線」で示す
ように、交流電源の出力電圧の周波数と被帯電体の回転
周速度に応じた空間周波数の表面電位変動が生じる。な
お、図7に示す符号b〜符号eで示す表面電位の変化が
周期的に繰り返される。
【0011】上記表面電位変動を有する被帯電体に露光
を行い潜像形成を行う場合、露光の行われない部分の電
位(以下、暗電位と記す)に電位変動を有するのはもち
ろんであるが、露光が行われた部分の電位(以下、明電
位と記す)にも暗電位の電位変動ほどではないが若干の
電位変動が残る。従って、表面電位の高い部分での明電
位と低い部分での明電位の差により、現像時のトナーの
付着量に影響が生じる。
【0012】例えば、1ラインおきに主走査方向の直線
を繰り返し描画する場合、その直線の潜像のエッジ部が
表面電位変動による電位の高い部分であるのか、または
低い部分であるのかにより、線幅が若干変わる。この
為、直線の繰り返し描画による被帯電帯の潜像の空間周
波数と表面電位の電位変動の空間周波数が等しい場合、
あるいは整数倍の場合で微妙にその周波数に差がある場
合、隣接する線の線幅の太り/細りの位置が微妙にずれ
る。これにより直線の繰り返し描画の周波数より低い周
期の濃度ムラが生じる(図8参照)。この干渉ムラを一
般にモアレと呼び、このモアレによる濃度差により高品
位な画像が得られない場合があった。
【0013】かかるモアレ発生の防止手段として、表面
電位の変動の空間周波数が直線の繰り返し描画の空間周
波数より高くなるように設定する手段、およびそれより
低い周波数でモアレの生じない領域に設定する手段があ
る。かかる手段を採用するためには、プリンタ装置(電
子写真装置)の高解像度化に伴い帯電の交流電源の周波
数を高くする必要があり、このため交流電流が大きくな
り交流電源の大容量化が必要となる。また、帯電部材が
その周波数により振動し、その振動が可聴周波数に達し
雑音源となる場合もある。
【0014】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、斑点状帯電ムラをなく
し、且つ、被帯電体の表面電位変動の周期と画像パター
ン周期によるモアレの発生を抑えた接触帯電装置を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧を
有する脈流電圧を脈流電圧発生装置から帯電体に印加
し、前記脈流電圧が印加された帯電体を被帯電体に当接
せしめて帯電を行う接触帯電装置において、前記脈流電
圧発生装置は、当該脈流電圧発生装置が発生した脈流電
圧の周期を、時間的に変化せしめる脈流電圧周期可変装
置を備えて構成した。
【0016】また、前記脈流電圧周期可変装置は、脈流
電圧の周期を1サイクル毎にランダムに変化せしめる脈
流電圧周期ランダム変化装置を備えて構成した。
【0017】
【作用】脈流電圧周期可変装置により脈流電圧の周期を
変化させつつ接触帯電処理を行うと、表面電位変動の周
期が変化する。従って、かかる表面電位状態の被帯電体
を例えばレーザー照射しても、レーザ照射により形成さ
れる潜像のエッジ部分の電位が高い部分であるのか低い
部分であるのかによる線幅の太り/細りの発生箇所はば
らつき、モアレの発生を抑えることが可能となる。
【0018】また、脈流電圧周期ランダム変化装置によ
り、周期をランダムに変化させるので、被帯電体の表面
電位変動が不規則になり、モアレの発生を抑制する。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。先ず、本発明の接触帯電装置を説明
し、次いで、本発明の接触帯電装置を適用した画像形成
装置(プリンタ装置)の一例を説明する。
【0020】図1に接触帯電装置の構成図を示す。な
お、既に説明した部分には同一符号を付し、重複記載を
省略する。図1に示すように、従来のローラ転写方式の
接触帯電装置(図5参照)に交流電圧の周波数可変装置
Gが追加されて構成されている。周波数可変装置Gは、
交流電圧の周期を適当な周波数範囲で1サイクル毎にラ
ンダムに変化することが可能である。
【0021】この周波数可変装置Gにより被帯電体に帯
電を行った場合、図2に示すように、被帯電体の表面電
位の電位変動の周期がランダムとなる。このランダムな
周期で形成された表面電位に対して、例えば1ラインお
きに主走査方向の直線を繰り返し描画する場合、その直
線の潜像のエッジ部が表面電位変動の高い部分(符号
C)か低い部分(符号D)かで線幅が若干変わるが、表
面電位の電位変動がランダムなため隣接する線の線幅の
太り/細りの位置が大きくずれる。従って、ランダムな
ため繰り返し周期とならず、モアレの原因となる線幅の
太り/細りは解決されないもののモアレは非常に目立ち
難くなる(図3参照)。
【0022】ここで、前記周波数可変装置Gの構成を図
4を参照して説明する。周波数可変装置Gは、CPU5
1、乱数発生装置52、周波数テーブル53、周波数設
定部54等を有して構成され、CPU51には、乱数発
生装置52と周波数テーブル53が接続されている。周
波数テーブル53は、複数の数値と複数の周波数データ
とを1対1に対応付けて記憶するROMからなる。CP
U51は、また、周波数設定部54を介して交流電源E
1 が接続されている。そして、CPU51は、乱数発生
装置52が出力する乱数に対応する周波数データを周波
数テーブル53から読出して、周波数設定部54に出力
する。周波数設定部54は、入手した周波数データに基
づいて周波数を設定し、その周波数を有する交流電圧を
交流電源E1 に出力させる。このように周波数可変装置
Gにより周波数がランダムに変化する交流電圧が交流電
源E1 から出力される。
【0023】次に、本発明の接触帯電装置を適用した画
像形成装置を説明する。図5に示すように、前記画像形
成装置は、シート材給送部Aとレーザビームプリンタ部
Bとを組み合わせてなる。
【0024】先ず、レーザビームプリンタ部Bを説明す
る。プリンタ部Bは、プリンタ外装筺1の内部に収納さ
れ、プリンタ外装筺1の上端面側が装置の前面(手前
面)である。プリンタ外装筺1の右方には、プリンタ前
面板1Aが備えられ、前面板1Aはプリンタ外装筺1に
対して下辺側のヒンジ軸1Bを中心に、2点鎖線で示す
ように「倒し開き操作」、実線で示すように「起し閉じ
操作」が自由になるように構成されている。ここに、プ
リンタ装置に対するプロセスカートリッジ2の着脱操作
やプリンタ装置内部の点検・保守等は、前面板1Aを
「倒し開いて」プリンタ装置内部を大きく開放すること
により行われる。
【0025】即ち、プロセスカートリッジ2は、カート
リッジハウジング2aに感光ドラム31、帯電ローラ4
1、現像器5、クリーナ6の4つの作像プロセス機器を
内包されてなり、プリンタ前面板1Aを2点鎖線で示す
ように「倒し開いて」プリンタ外装筺1内の所定の収納
部に対して着脱自在である。プロセスカートリッジ2
は、プリンタ装置内に正規に装着されることにより、プ
ロセスカートリッジ側とプリンタ装置側の両者の機械的
駆動系統・電気回路系統が相互にカップリング部材(不
図示)を介して結合され、機械的・電気的に一体化され
る。尚、本実施例ではプロセスカートリッジ内に感光ド
ラム、帯電ローラ、現像器、クリーナを一体的に備えた
場合を示したが、これに限らず、少なくとも感光ドラム
と帯電ローラとが一体的に支持されていて、本体装置に
対して着脱可能となっていればよい。
【0026】プリンタ外装筺1内の奥側には、レーザビ
ームスキャナ部7が配設され、このスキャナ部7は半導
体レーザ、スキャナモータ7a、ポリゴンミラー7b、
レンズ系7c等から構成されている。前記スキャナ部7
aから発せられるレーザビームLは、プリンタ装置内に
装着されているカートリッジを収納するカートリッジハ
ウジング2aの露光窓2bからハウジング2a内にほぼ
水平に進入し、ハウジング内に上下に配設されているク
リーナ6と現像器5との間の通路を通って感光ドラム3
1の左側面の露光部3aに入射し、感光ドラム31面の
母線方向に走査露光する。
【0027】プリンタ前面板1Aの下辺側の外方へ突出
され、且つ前上がりに傾斜されてマルチフィードトレイ
8が配設され、このトレイ8には複数枚のシート材Sを
同時にセット可能である。
【0028】プリンタ前面板1Aの内側の下方には、シ
ート材供給ローラ10が配設され、この供給ローラ10
の左方に接触されて搬送ローラ12が配設されている。
プリンタ前面板1Aの内側の前記供給ローラ10の上方
には転写ローラ13が配設され、転写ローラ13の上方
には定着ローラ対15a・15bが配設されている。前
記転写ローラ13と定着ローラ対15a・15bとの間
には、シート材ガイド板14が配設され、定着ローラ対
15a・15bのシート材出口側には材排出ローラ16
が配設され、その右方には排出シート材受けトレイ17
が配設されている。
【0029】次に、動作を説明する。プリンタの制御系
(図示せず)に画像形成スタート信号が入力されると、
感光ドラム31が矢示の反時計方向に所定の周速度で回
転駆動され、その周面が帯電ローラ41で正又は負の所
定の極性に一様帯電される。帯電ローラ41は所定の電
圧を印加した帯電体であり、感光ドラム31は該ローラ
により所謂接触(又は直接)帯電方式で帯電処理され
る。該帯電ローラ41は感光ドラム31に従動回転させ
てもよいし、逆方向に回転させてもよいし、非回転のも
のにしてもよい。なお、以上の構成の本発明の要旨に係
る接触帯電装置については、後述する。
【0030】次いで、前記感光ドラム31の一様帯電面
に露光部3aにおいて、前記レーザビームスキャナ部7
から出力される画像情報の時系列電気画像信号に対応し
た画素レーザ光Lが入射して、ドラム3面がドラム母線
方向に順次に該レーザ光Lによる主走査を受けることに
より、感光ドラム31面の画像情報の静電潜像が形成さ
れていく。
【0031】そのドラム3面の形成潜像は、現像器5の
現像スリーブ(又はローラ)5aに担持されている現像
剤により順次にトナー現像されていく。現像剤(トナ
ー)tは、収納室5bに収納されている。
【0032】一方、マルチフィードトレイ8上にセット
されたシート材(転写用紙)Sのうち最上位のシート材
が矢示方向に回転駆動された給送ローラ10からプリン
タ装置内の引き込まれ、引続き給紙ローラ10と搬送ロ
ーラ12のニップ部に挟まれて感光ドラム31と転写ロ
ーラ13との対向接触部(転写部)へ向けて感光ドラム
31の回転周速度と同じ一定速度で給送されていく。
【0033】前記転写部へ給送されたシート材は、感光
ドラム31と転写ローラ13の間を順次通過していく過
程で転写ローラ13に印加される電圧(トナーとは逆極
性の電圧)と転写ローラ13と感光ドラム31に対する
圧接力とにより感光ドラム31面側のトナー像の転写を
順次に受ける。転写ローラ13への電圧印加は、給送シ
ート材の先端辺が感光ドラム31と転写ローラ13との
接触部(転写部)に到達したとき行われる。
【0034】前記転写部を通過したシート材Sは、感光
ドラム31面から分離されてガイド板14に案内されて
定着ローラ対15a・15bへ導入される。定着ローラ
対15a・15bのうちシート材Sの像転写面に接触す
る側のローラ15aにはハロゲンヒータが内蔵された加
熱ローラであり、シート材Sの裏面側に接触する側のロ
ーラ15bは弾性体製の加圧ローラである。前記像転写
を受けたシート材Sは該ローラ体15a・15bを通過
していく過程で転写されているトナー像が熱と圧力でシ
ート材面に定着され、排出ローラ16でトレイ17上に
画像形成物(プリント)として排出される。
【0035】トナー像転写後の感光ドラム31面はクリ
ーナ6のクリーニングブレード6aにより転写残りトナ
ー分やその他の汚染物の拭掃除去を受けて清浄面化され
繰り返して像形成に供される。
【0036】また、マルチフィードトレイ8を使用する
かわりにシート材給送装置Aのカセット40から給紙さ
れた場合、カセット40に積まれたシート材Sのうち最
上位のシート材がピックアップローラ26によりレジス
トローラ28、55に送られ矢印方向に進み、前述した
ようにシート材Sは給送ローラ10と搬送ローラ12と
の間に給送されていく。
【0037】なお、前記帯電部材はローラに限らず、ブ
レード、ブラシ、ベルト等でも良い。また、交流電圧の
周波数もランダムな変化だけに限らず、連続的に変化す
る場合もその変化がある一定の変化率以上の場合に同様
の効果が得られる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の接触帯電装置によれば、被帯電体の表面電位に
は一定性がなくなるので、斑点状帯電ムラをなくし、且
つ従来モアレが発生する為使用されなかった低周波数領
域で帯電を行っても被帯電体の表面電位変動の周期と画
像パターン周期によるモアレの発生を抑えることが可能
となる。従って、交流電源装置を小型にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の構成図である。
【図2】前記実施例において表面電位をランダムに変化
させた状態を示す図である。
【図3】前記実施例においてモアレが防げる状況を示す
概念図である。
【図4】前記実施例における周波数可変装置の具体例を
示すブロック図である。
【図5】本発明の接触帯電装置を用いたレーザビームプ
リンタの断面図である。
【図6】従来の接触帯電装置の構成図である。
【図7】従来の接触帯電装置における帯電の生じる過程
を示す図である。
【図8】モアレが発生する状況を示す概念図である。
【符号の説明】
3…感光ドラム(被帯電体) 4…帯電体 31…感光ドラム 41…帯電ローラ E…電源 E1 …交流電源(脈流電圧発生装置) E2 …定電圧直流電源 G…周波数可変装置(脈流電圧周期可変装置)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電開始電圧の2倍以上のピーク間電圧
    を有する脈流電圧を脈流電圧発生装置から帯電体に印加
    し、前記脈流電圧が印加された帯電体を被帯電体に当接
    せしめて帯電を行う接触帯電装置において、 前記脈流電圧発生装置は、当該脈流電圧発生装置が発生
    した脈流電圧の周期を、時間的に変化せしめる脈流電圧
    周期可変装置を備えたことを特徴とする接触帯電装置。
  2. 【請求項2】 前記脈流電圧周期可変装置は、脈流電圧
    の周期を1サイクル毎にランダムに変化せしめる脈流電
    圧周期ランダム変化装置を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の接触帯電装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000214661A (ja) * 1999-01-22 2000-08-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の接触帯電装置
US8023845B2 (en) 2006-11-20 2011-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with a control unit that controls a charging bias voltage

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