JPH05288495A - 弾道解析装置 - Google Patents
弾道解析装置Info
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- JPH05288495A JPH05288495A JP11530992A JP11530992A JPH05288495A JP H05288495 A JPH05288495 A JP H05288495A JP 11530992 A JP11530992 A JP 11530992A JP 11530992 A JP11530992 A JP 11530992A JP H05288495 A JPH05288495 A JP H05288495A
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- Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 舟艇あるいは特殊車両に装備された移動可能
の砲装置に適用される弾道解析装置に関するもので、砲
の発射時の砲の状態および環境諸元を検出して、それを
もとに自動的に弾道と弾着点とを計算できるようにする
ものである。 【構成】 移動可能の砲2から発射された弾の弾道を解
析すべく、発砲角検出装置3と、砲位置検出装置5と、
風向/風速計7,気圧計8および温湿度計9をそなえた
環境諸元検出装置10とをそなえるとともに、発砲角検出
装置3および砲位置検出装置5からの各検出信号を受け
て地球上の絶対座標系における発砲角を計算する発砲角
計算装置6と、同発砲角計算装置6からの出力信号と環
境諸元検出装置10からの検出信号とを受けて弾道を計算
する弾道計算装置11と、同弾道計算装置11からの出力信
号を受けて弾着点を計算する弾着計算装置12と、弾道計
算装置11および弾着計算装置12からの各出力信号を受け
て弾道および弾着点を表示する結果出力装置13とをそな
えて構成されている。これにより、自動的に瞬時に弾道
および弾着点の解析が可能となる。
の砲装置に適用される弾道解析装置に関するもので、砲
の発射時の砲の状態および環境諸元を検出して、それを
もとに自動的に弾道と弾着点とを計算できるようにする
ものである。 【構成】 移動可能の砲2から発射された弾の弾道を解
析すべく、発砲角検出装置3と、砲位置検出装置5と、
風向/風速計7,気圧計8および温湿度計9をそなえた
環境諸元検出装置10とをそなえるとともに、発砲角検出
装置3および砲位置検出装置5からの各検出信号を受け
て地球上の絶対座標系における発砲角を計算する発砲角
計算装置6と、同発砲角計算装置6からの出力信号と環
境諸元検出装置10からの検出信号とを受けて弾道を計算
する弾道計算装置11と、同弾道計算装置11からの出力信
号を受けて弾着点を計算する弾着計算装置12と、弾道計
算装置11および弾着計算装置12からの各出力信号を受け
て弾道および弾着点を表示する結果出力装置13とをそな
えて構成されている。これにより、自動的に瞬時に弾道
および弾着点の解析が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、艇あるいは特殊車両等
に装備された移動可能の砲装備に適用される弾道解析装
置に関する。
に装備された移動可能の砲装備に適用される弾道解析装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図9に示すように、砲の弾着位
置が物理的または光学的に計測され、上記弾着位置が人
手により記録されるのみであり、弾の弾道を解析して表
示するような装置は存在しなかった。
置が物理的または光学的に計測され、上記弾着位置が人
手により記録されるのみであり、弾の弾道を解析して表
示するような装置は存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、弾の弾道お
よび弾着点を解析により求める場合、上記の弾道および
弾着点が環境諸元(風,気圧,温度,湿度等)に影響さ
れるため、実際には弾を発射した結果からでないと、上
記の弾道および弾着点の解析は不可能であるという問題
点がある。
よび弾着点を解析により求める場合、上記の弾道および
弾着点が環境諸元(風,気圧,温度,湿度等)に影響さ
れるため、実際には弾を発射した結果からでないと、上
記の弾道および弾着点の解析は不可能であるという問題
点がある。
【0004】また、弾を発射した結果としての弾着点
は、物理的または光学的に計測されなければならないた
め効率的ではないうえに、このような計測手段では、最
終の弾着点のみを知ることはできるが途中の弾の飛行経
路(弾道)を解析することは不可能であるという問題点
がある。
は、物理的または光学的に計測されなければならないた
め効率的ではないうえに、このような計測手段では、最
終の弾着点のみを知ることはできるが途中の弾の飛行経
路(弾道)を解析することは不可能であるという問題点
がある。
【0005】本発明は、このような問題点の解決をはか
ろうとするもので、砲の発射時の砲の状態を検出する手
段として、発砲角検出装置、砲位置検出装置および発砲
角計算装置を設けるとともに、発射時の環境諸元を検出
する手段として環境諸元検出装置を設け、また発砲角と
環境諸元の関数として弾道の時間軸基準のデータベース
を持つ弾道計算装置、弾道と地球面との交点を求める弾
着計算装置およびこれらの計算装置からの計算結果を表
示する結果出力装置をそなえることにより、自動的に弾
道および弾着点を計算できるようにした弾道解析装置を
提供することを目的とする。
ろうとするもので、砲の発射時の砲の状態を検出する手
段として、発砲角検出装置、砲位置検出装置および発砲
角計算装置を設けるとともに、発射時の環境諸元を検出
する手段として環境諸元検出装置を設け、また発砲角と
環境諸元の関数として弾道の時間軸基準のデータベース
を持つ弾道計算装置、弾道と地球面との交点を求める弾
着計算装置およびこれらの計算装置からの計算結果を表
示する結果出力装置をそなえることにより、自動的に弾
道および弾着点を計算できるようにした弾道解析装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の弾道解析装置は、移動可能の砲から発射さ
れた弾の弾道を解析すべく、発砲角検出装置と、砲位置
検出装置と、風向/風速計,気圧計および温湿度計をそ
なえた環境諸元検出装置とをそなえるとともに、上記の
発砲角検出装置および砲位置検出装置からの各検出信号
を受けて地球上の絶対座標系における発砲角を計算する
発砲角計算装置と、同発砲角計算装置からの出力信号と
上記環境諸元検出装置からの検出信号とを受けて弾道を
計算する弾道計算装置と、同弾道計算装置からの出力信
号を受けて弾着点を計算する弾着計算装置と、上記の弾
道計算装置および弾着計算装置からの各出力信号を受け
て弾道および弾着点を表示する結果出力装置とをそなえ
て構成されたことを特徴としている。
め、本発明の弾道解析装置は、移動可能の砲から発射さ
れた弾の弾道を解析すべく、発砲角検出装置と、砲位置
検出装置と、風向/風速計,気圧計および温湿度計をそ
なえた環境諸元検出装置とをそなえるとともに、上記の
発砲角検出装置および砲位置検出装置からの各検出信号
を受けて地球上の絶対座標系における発砲角を計算する
発砲角計算装置と、同発砲角計算装置からの出力信号と
上記環境諸元検出装置からの検出信号とを受けて弾道を
計算する弾道計算装置と、同弾道計算装置からの出力信
号を受けて弾着点を計算する弾着計算装置と、上記の弾
道計算装置および弾着計算装置からの各出力信号を受け
て弾道および弾着点を表示する結果出力装置とをそなえ
て構成されたことを特徴としている。
【0007】
【作用】前述の本発明の弾道解析装置では、次のような
作用が行なわれる。
作用が行なわれる。
【0008】まず、発砲角検出装置では、自動的に砲の
角度を検出しその結果としての検出信号は発砲角計算装
置に入力される。また、砲位置検出装置では、砲の地球
上の絶対座標系における位置と、砲自体の地球水平面に
対する偏向角度の大きさとが検出され、その結果として
の検出信号も発砲角計算装置に入力される。入力された
信号に基づき発砲角計算装置では、最終的な発砲角を計
算し、その計算結果としての出力信号は弾道計算装置に
入力される。一方、環境諸元検出装置で、風,気圧,温
湿度の諸元が収集されこの収集結果としての検出信号が
弾道計算装置に入力される。そして、弾道計算装置では
入力された信号に基づき内蔵されているプログラムおよ
びデータベースにより弾道を計算する。さらに、弾着計
算装置では、計算された上記弾道と地球面との交点が弾
着点として計算される。
角度を検出しその結果としての検出信号は発砲角計算装
置に入力される。また、砲位置検出装置では、砲の地球
上の絶対座標系における位置と、砲自体の地球水平面に
対する偏向角度の大きさとが検出され、その結果として
の検出信号も発砲角計算装置に入力される。入力された
信号に基づき発砲角計算装置では、最終的な発砲角を計
算し、その計算結果としての出力信号は弾道計算装置に
入力される。一方、環境諸元検出装置で、風,気圧,温
湿度の諸元が収集されこの収集結果としての検出信号が
弾道計算装置に入力される。そして、弾道計算装置では
入力された信号に基づき内蔵されているプログラムおよ
びデータベースにより弾道を計算する。さらに、弾着計
算装置では、計算された上記弾道と地球面との交点が弾
着点として計算される。
【0009】また、結果出力装置では、上記の弾道計算
結果と弾着点計算結果とが表示される。
結果と弾着点計算結果とが表示される。
【0010】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
弾道解析装置について説明すると、図1はそのブロック
図、図2〜8は図1の各装置の機能構成図であり、それ
ぞれ図2は発砲角検出装置の機能構成図、図3は砲位置
検出装置の機能構成図、図4は発砲角計算装置の機能構
成図、図5は環境諸元検出装置の機能構成図、図6は弾
道計算装置の機能構成図、図7は弾着計算装置の機能構
成図、図8は結果出力装置の機能構成図である。
弾道解析装置について説明すると、図1はそのブロック
図、図2〜8は図1の各装置の機能構成図であり、それ
ぞれ図2は発砲角検出装置の機能構成図、図3は砲位置
検出装置の機能構成図、図4は発砲角計算装置の機能構
成図、図5は環境諸元検出装置の機能構成図、図6は弾
道計算装置の機能構成図、図7は弾着計算装置の機能構
成図、図8は結果出力装置の機能構成図である。
【0011】図1に示すように、本実施例の弾道解析装
置1は、砲2の旋回角や俯仰角等の角度信号を検出する
発砲角検出装置3と、ジャイロ4からの船体運動信号等
により、砲そのものの位置の動きを検出する砲位置検出
装置5と、発砲角検出装置3および砲位置検出装置5か
らの各検出信号を受けて座標系変換を行なって地球上の
絶対座標系における発砲角を計算する発砲角計算装置6
と、風向/風速計7、気圧計8、温湿度計9等によって
環境諸元を検出する環境諸元検出装置10と、予め設定さ
れたデータベースとプログラムにより、上記発砲角計算
装置6によって計算された発砲角信号と環境諸元検出装
置10からの環境諸元についての検出信号とに基づき、弾
道を計算する(発砲角/環境諸元による)弾道計算装置
11と、弾着点を計算する弾着計算装置12と、弾道計算装
置11と弾着計算装置12とにおける計算結果を出力する結
果出力装置13から構成されいる。
置1は、砲2の旋回角や俯仰角等の角度信号を検出する
発砲角検出装置3と、ジャイロ4からの船体運動信号等
により、砲そのものの位置の動きを検出する砲位置検出
装置5と、発砲角検出装置3および砲位置検出装置5か
らの各検出信号を受けて座標系変換を行なって地球上の
絶対座標系における発砲角を計算する発砲角計算装置6
と、風向/風速計7、気圧計8、温湿度計9等によって
環境諸元を検出する環境諸元検出装置10と、予め設定さ
れたデータベースとプログラムにより、上記発砲角計算
装置6によって計算された発砲角信号と環境諸元検出装
置10からの環境諸元についての検出信号とに基づき、弾
道を計算する(発砲角/環境諸元による)弾道計算装置
11と、弾着点を計算する弾着計算装置12と、弾道計算装
置11と弾着計算装置12とにおける計算結果を出力する結
果出力装置13から構成されいる。
【0012】そして図2に示すように、発砲角検出装置
3は、砲からの旋回角をディジタル信号化する旋回角A/
D変換部31と、変換されたディジタル信号を他の構成装
置が使用できるように数値変換する旋回角処理部32と、
同様に砲からの俯仰角をディジタル信号化する俯仰角A/
D変換部33と、変換されたディジタル信号を数値変換す
る俯仰角処理部34と、旋回角処理部32および俯仰角処理
部34で処理された旋回角および俯仰角についての信号を
メモリに格納し、他の構成装置に供給する出力部35から
構成されている。
3は、砲からの旋回角をディジタル信号化する旋回角A/
D変換部31と、変換されたディジタル信号を他の構成装
置が使用できるように数値変換する旋回角処理部32と、
同様に砲からの俯仰角をディジタル信号化する俯仰角A/
D変換部33と、変換されたディジタル信号を数値変換す
る俯仰角処理部34と、旋回角処理部32および俯仰角処理
部34で処理された旋回角および俯仰角についての信号を
メモリに格納し、他の構成装置に供給する出力部35から
構成されている。
【0013】また、図3に示すように、砲位置検出装置
5は、艦載または車載のジャイロ装置4等から入力され
る位置信号、針路信号、速度信号、ロール信号、ピッチ
信号を各々信号変換する位置情報A/D変換部51と、針路
/速度A/D変換部52およびロール/ピッチA/D変換部53
と、これらの同各A/D変換部51〜53で信号変換されたデ
ータをそれぞれ処理する位置情報処理部54、針路/速度
処理部55およびロール/ピッチ処理部56、同各処理部54
〜56で処理されたデータをメモリに格納し、他の構成装
置に供給する出力部57とから構成される。
5は、艦載または車載のジャイロ装置4等から入力され
る位置信号、針路信号、速度信号、ロール信号、ピッチ
信号を各々信号変換する位置情報A/D変換部51と、針路
/速度A/D変換部52およびロール/ピッチA/D変換部53
と、これらの同各A/D変換部51〜53で信号変換されたデ
ータをそれぞれ処理する位置情報処理部54、針路/速度
処理部55およびロール/ピッチ処理部56、同各処理部54
〜56で処理されたデータをメモリに格納し、他の構成装
置に供給する出力部57とから構成される。
【0014】さらに、図4に示すように発砲角計算装置
6は、発砲角検出装置3からの旋回角/俯仰角について
の検出信号および砲位置検出装置5からの針路、ロー
ル、ピッチについての検出信号を地球上の絶対座標系に
おける信号に変換処理する絶対座標系変換部61と、砲位
置検出装置5からの位置、速度についての検出信号を一
時格納する情報格納部62と、絶対座標系変換部61および
情報格納部62からの出力信号に基づき、他の構成装置に
地球上の絶対座標系における発砲角に関する信号を供給
する出力部63とから構成される。
6は、発砲角検出装置3からの旋回角/俯仰角について
の検出信号および砲位置検出装置5からの針路、ロー
ル、ピッチについての検出信号を地球上の絶対座標系に
おける信号に変換処理する絶対座標系変換部61と、砲位
置検出装置5からの位置、速度についての検出信号を一
時格納する情報格納部62と、絶対座標系変換部61および
情報格納部62からの出力信号に基づき、他の構成装置に
地球上の絶対座標系における発砲角に関する信号を供給
する出力部63とから構成される。
【0015】また、図5に示すように、環境諸元検出装
置10は、風向/風速計7からの検出信号を変換・処理す
る風向/風速A/D変換部101および風向/風速処理部104
と、気圧計8からの検出信号を変換処理する気圧A/D変
換部102および気圧処理部105と、温湿度計9からの検出
信号を変換処理する温湿度A/D変換部103および温湿度処
理部106と、各処理部104〜106からの環境諸元に関する
出力信号を他の構成装置に供給する出力部107とから構
成される。
置10は、風向/風速計7からの検出信号を変換・処理す
る風向/風速A/D変換部101および風向/風速処理部104
と、気圧計8からの検出信号を変換処理する気圧A/D変
換部102および気圧処理部105と、温湿度計9からの検出
信号を変換処理する温湿度A/D変換部103および温湿度処
理部106と、各処理部104〜106からの環境諸元に関する
出力信号を他の構成装置に供給する出力部107とから構
成される。
【0016】さらに、図6に示すように、(発砲角/環
境諸元による)弾道計算装置11は、旋回角および俯仰角
の発砲角と、風向風速等の環境諸元と、弾の飛行時間と
をパラメータとして、各々の時間ごとの弾の位置が予め
計算されて3次元座標の形式で格納されているデータベ
ース部111と、同データベース部の値に基づいて、現状
の発砲角諸元である発砲角計算装置6からの出力信号お
よび現状の環境諸元である環境諸元検出装置10からの検
出信号から現状の弾道を計算処理する弾道計算処理部11
2と、同弾道計算処理部112からの出力信号に、砲の位
置,速度の運動情報に基づいて補正を加え、弾道計算結
果を出力する位置,速度補正処理部113とから構成され
る。
境諸元による)弾道計算装置11は、旋回角および俯仰角
の発砲角と、風向風速等の環境諸元と、弾の飛行時間と
をパラメータとして、各々の時間ごとの弾の位置が予め
計算されて3次元座標の形式で格納されているデータベ
ース部111と、同データベース部の値に基づいて、現状
の発砲角諸元である発砲角計算装置6からの出力信号お
よび現状の環境諸元である環境諸元検出装置10からの検
出信号から現状の弾道を計算処理する弾道計算処理部11
2と、同弾道計算処理部112からの出力信号に、砲の位
置,速度の運動情報に基づいて補正を加え、弾道計算結
果を出力する位置,速度補正処理部113とから構成され
る。
【0017】そして、図7に示すように、弾着計算装置
12は、弾道計算装置11からの弾道計算結果としての出力
信号を使用して、弾道と地球面との交点を計算して、交
点を弾着点として出力する弾着点計算処理部121により
構成されている。
12は、弾道計算装置11からの弾道計算結果としての出力
信号を使用して、弾道と地球面との交点を計算して、交
点を弾着点として出力する弾着点計算処理部121により
構成されている。
【0018】さらに、図8に示すように、結果出力装置
13は、最終結果としての弾道計算装置11および弾着計算
装置12から各出力信号を受けて弾道および弾着点を3次
元的に画像処理し表示すべく、入力部131と3次元表示
処理部132とをそなえるとともに、同3次元表示処理部1
32からの出力信号の出力装置としてのCRT表示部133
とプリンタ出力部134とを装備している。
13は、最終結果としての弾道計算装置11および弾着計算
装置12から各出力信号を受けて弾道および弾着点を3次
元的に画像処理し表示すべく、入力部131と3次元表示
処理部132とをそなえるとともに、同3次元表示処理部1
32からの出力信号の出力装置としてのCRT表示部133
とプリンタ出力部134とを装備している。
【0019】以上の構成により、本実施例の弾道解析装
置では次のような作用・効果が得られる。すなわち、発
砲角検出装置3、砲位置検出装置5、発砲角計算装置6
により発砲時の砲の諸元が自動的に検出・計算されると
ともに、環境諸元検出装置10により、弾道計算に必要な
環境諸元が自動計測され、弾道計算および弾着計算に必
要となる全ての諸元が自動的に収集される。
置では次のような作用・効果が得られる。すなわち、発
砲角検出装置3、砲位置検出装置5、発砲角計算装置6
により発砲時の砲の諸元が自動的に検出・計算されると
ともに、環境諸元検出装置10により、弾道計算に必要な
環境諸元が自動計測され、弾道計算および弾着計算に必
要となる全ての諸元が自動的に収集される。
【0020】また、上記の全ての諸元から(発砲角/環
境諸元による)弾道計算装置11により、弾道が自動計算
され、さらにまた、弾着計算装置12により弾着が自動計
算されて、これらの結果が結果出力装置13に表示される
ことになる。
境諸元による)弾道計算装置11により、弾道が自動計算
され、さらにまた、弾着計算装置12により弾着が自動計
算されて、これらの結果が結果出力装置13に表示される
ことになる。
【0021】このようにして、本実施例では弾道および
弾着点を瞬時に解析することが可能となる。
弾着点を瞬時に解析することが可能となる。
【0022】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の弾道解析
装置によれば、発砲角検出装置、砲位置検出装置および
発砲角計算装置によって自動的に検出・計算される発砲
時の砲の諸元と、環境諸元検出装置により自動計測され
る弾道計算に必要な環境諸元とにより弾道計算および弾
着計算が行なわれるので、他の物理的、光学的手段を用
いることなく弾道および弾着点が瞬時に解析されるとい
う効果が得られる。
装置によれば、発砲角検出装置、砲位置検出装置および
発砲角計算装置によって自動的に検出・計算される発砲
時の砲の諸元と、環境諸元検出装置により自動計測され
る弾道計算に必要な環境諸元とにより弾道計算および弾
着計算が行なわれるので、他の物理的、光学的手段を用
いることなく弾道および弾着点が瞬時に解析されるとい
う効果が得られる。
【0023】
【図1】本発明の一実施例としての弾道解析装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【0024】
【図2】図1における発砲角検出装置の機能構成図であ
る。
る。
【0025】
【図3】図1における砲位置検出装置の機能構成図であ
る。
る。
【0026】
【図4】図1における発砲角計算装置の機能構成図であ
る。
る。
【0027】
【図5】図1における環境諸元検出装置の機能構成図で
ある。
ある。
【0028】
【図6】図1における弾道計算装置の機能構成図であ
る。
る。
【0029】
【図7】図1における弾着計算装置の機能構成図であ
る。
る。
【0030】
【図8】図1における結果出力装置の機能構成図であ
る。
る。
【0031】
【図9】従来の弾着解析手段の概念図である。
【0032】
1 弾道解析装置 2 砲 3 発砲角検出装置 4 ジャイロ 5 砲位置検出装置 6 発砲角計算装置 7 風向/風速計 8 気圧計 9 温湿度計 10 環境諸元検出装置 11 (発砲角/環境諸元による)弾道計算装置 12 弾着計算装置 13 結果出力装置 31 旋回角A/D変換部 32 旋回角処理部 33 俯仰角A/D変換部 34 俯仰角処理部 35 出力部 51 位置情報A/D変換部 52 針路/速度A/D変換部 53 ロール/ピッチA/D変換部 54 位置情報処理部 55 針路/速度処理部 56 ロール/ピッチ処理部 57 出力部 61 絶対座標係変換部 62 情報格納部 63 出力部 101 風向/風速A/D変換部 102 気圧A/D変換部 103 温湿度A/D変換部 104 風向/風速処理部 105 気圧処理部 106 温湿度処理部 107 出力部 111 データベース部 112 弾道計算処理部 113 位置・速度補正処理部 121 弾着点計算処理部 131 入力部 132 3次元表示処理部 133 CRT表示部 134 プリンタ出力部
Claims (1)
- 【請求項1】 移動可能の砲から発射された弾の弾道を
解析すべく、発砲角検出装置と、砲位置検出装置と、風
向/風速計,気圧計および温湿度計をそなえた環境諸元
検出装置とをそなえるとともに、上記の発砲角検出装置
および砲位置検出装置からの各検出信号を受けて地球上
の絶対座標系における発砲角を計算する発砲角計算装置
と、同発砲角計算装置からの出力信号と上記環境諸元検
出装置からの検出信号とを受けて弾道を計算する弾道計
算装置と、同弾道計算装置からの出力信号を受けて弾着
点を計算する弾着計算装置と、上記の弾道計算装置およ
び弾着計算装置からの各出力信号を受けて弾道および弾
着点を表示する結果出力装置とをそなえて構成されたこ
とを特徴とする、弾道解析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11530992A JPH05288495A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 弾道解析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11530992A JPH05288495A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 弾道解析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05288495A true JPH05288495A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14659437
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11530992A Withdrawn JPH05288495A (ja) | 1992-04-08 | 1992-04-08 | 弾道解析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05288495A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1997037193A1 (en) * | 1996-03-29 | 1997-10-09 | Accuracy International Ltd. | Ballistic calculator |
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WO2019190019A1 (ko) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 육군사관학교 산학협력단 | 가상 현실에서 실제 개인화기의 사격 환경을 적용하여 탄도 궤도 및 탄착점의 정밀성을 향상시키기 위한 탄착점 분석 장치 및 이를 이용한 가상 사격 훈련 시뮬레이션 |
KR20220119803A (ko) * | 2021-02-22 | 2022-08-30 | 주식회사 풍산 | 발사체의 사격제원계산 시스템과 사격제원 계산 방법 |
KR102480563B1 (ko) * | 2022-06-23 | 2022-12-22 | 한화시스템(주) | 함포 대공 사격 탄착점 산출 및 전시 시스템, 및 그 방법 |
-
1992
- 1992-04-08 JP JP11530992A patent/JPH05288495A/ja not_active Withdrawn
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