JPH05287886A - 一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル及びその製造方法 - Google Patents
一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル及びその製造方法Info
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- JPH05287886A JPH05287886A JP9108892A JP9108892A JPH05287886A JP H05287886 A JPH05287886 A JP H05287886A JP 9108892 A JP9108892 A JP 9108892A JP 9108892 A JP9108892 A JP 9108892A JP H05287886 A JPH05287886 A JP H05287886A
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- trim
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 廉価に製造することができ、一体型のトリム
を備えたアクセス型フロアパネルを提供する。 【構成】 アクセス型フロアパネル11は、ベースパネ
ル及びフロアタイル15を備える。フロアタイル15
は、一体型の縁部トリム17と、この縁部トリムによっ
て境界が画成され装飾的に着色された装飾層25と、こ
の装飾層を保護する保護層25とを備える。縁部トリム
17は凹陥した境界面を有する。該境界面は傾斜部29
とほぼ水平な面31とを備える。なお、境界面は、タイ
ルの装飾層25の彩色とは対照的な彩色により被覆され
る。境界面を金属製のベースパネルに接続した導電性の
コーティングで被覆することにより、帯電防止が可能と
なる。
を備えたアクセス型フロアパネルを提供する。 【構成】 アクセス型フロアパネル11は、ベースパネ
ル及びフロアタイル15を備える。フロアタイル15
は、一体型の縁部トリム17と、この縁部トリムによっ
て境界が画成され装飾的に着色された装飾層25と、こ
の装飾層を保護する保護層25とを備える。縁部トリム
17は凹陥した境界面を有する。該境界面は傾斜部29
とほぼ水平な面31とを備える。なお、境界面は、タイ
ルの装飾層25の彩色とは対照的な彩色により被覆され
る。境界面を金属製のベースパネルに接続した導電性の
コーティングで被覆することにより、帯電防止が可能と
なる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一体型の縁部トリムを
有するアクセス型フロアパネルに関する。
有するアクセス型フロアパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ室等においては、隆起した
フロアパネルすなわち「アクセス型のフロア」を用い、
HVAC機器、電気ケーブル及びこの隆起したフロアパ
ネルにより支持される装置に関連する他の機器のための
床下空間を提供することが一般的に行われている。その
ようなフロアパネルは往々にして、柱脚によって実際の
フロアの上方に支持された方形状の一連のモジュール型
のフロアパネルによって構成されている。代表的なパネ
ル構造は、平坦な上部プレートを有する金属シートのパ
ネルベースを含んでおり、上記上部プレートは底部プレ
ートに溶接されて2倍の厚みを有する周縁フランジをそ
なえたパネルベースを提供する。そのようなパネルベー
スの例は、米国特許第3,396,501号明細書に記
載されている。多くの場合においては、ビニールアスベ
スト・タイルあるいは高圧ラミネート(HPL)等のフロ
アカバーの方形体がパネルベースの頂部に固定され、こ
れにより、強度がありかつ耐摩耗性の装飾的なフロア表
面を提供している。タイルの周縁部が削れたりあるいは
他の損傷を受けたりするのを防止するために、アクセス
型フロアパネルには、パネルの周辺のベースフランジに
固定されてタイルの周部を保護しながらその境界を画成
する縁部トリム部片あるいは成形体が取り付けられてい
る。アクセス型パネルに別個の縁部トリム構造を採用す
る例は、米国特許第4,453,365号、同4,14
2,234号及び同第3,396,501号の各号明細
書に開示されている。そのような縁部トリムの使用によ
り、フロアタイルの周部を保護すると共に完成されたパ
ネルに好適な外観を与えることはできるが、縁部トリム
を設けることによりパネルのコストが増大し、また縁部
トリムとフロアタイルとの間の接合部に汚れ及び周囲の
湿気が蓄積することがある。
フロアパネルすなわち「アクセス型のフロア」を用い、
HVAC機器、電気ケーブル及びこの隆起したフロアパ
ネルにより支持される装置に関連する他の機器のための
床下空間を提供することが一般的に行われている。その
ようなフロアパネルは往々にして、柱脚によって実際の
フロアの上方に支持された方形状の一連のモジュール型
のフロアパネルによって構成されている。代表的なパネ
ル構造は、平坦な上部プレートを有する金属シートのパ
ネルベースを含んでおり、上記上部プレートは底部プレ
ートに溶接されて2倍の厚みを有する周縁フランジをそ
なえたパネルベースを提供する。そのようなパネルベー
スの例は、米国特許第3,396,501号明細書に記
載されている。多くの場合においては、ビニールアスベ
スト・タイルあるいは高圧ラミネート(HPL)等のフロ
アカバーの方形体がパネルベースの頂部に固定され、こ
れにより、強度がありかつ耐摩耗性の装飾的なフロア表
面を提供している。タイルの周縁部が削れたりあるいは
他の損傷を受けたりするのを防止するために、アクセス
型フロアパネルには、パネルの周辺のベースフランジに
固定されてタイルの周部を保護しながらその境界を画成
する縁部トリム部片あるいは成形体が取り付けられてい
る。アクセス型パネルに別個の縁部トリム構造を採用す
る例は、米国特許第4,453,365号、同4,14
2,234号及び同第3,396,501号の各号明細
書に開示されている。そのような縁部トリムの使用によ
り、フロアタイルの周部を保護すると共に完成されたパ
ネルに好適な外観を与えることはできるが、縁部トリム
を設けることによりパネルのコストが増大し、また縁部
トリムとフロアタイルとの間の接合部に汚れ及び周囲の
湿気が蓄積することがある。
【0003】別個の縁部トリム要素を用いたフロアパネ
ルの設計に伴う問題を解消するために、一体の境界部を
有するタイルを備えたパネルが提案されている。米国特
許第4,625,491号明細書はそのようなフロアパ
ネルを開示しており、このフロアパネルには、特殊な高
圧ラミネートタイルが組み込まれている。このラミネー
ト構造は、装飾的な上側層と、この装飾的な層とは対照
的な選択された薄黒く均一な色を有する材料製の中間層
とを備えた特徴を有している。一体型のトリムは、対照
的な中間層を露出させるようにタイルをその周縁部に沿
って切除し、これにより、装飾的な層の周囲に、濃く、
薄黒い色の境界部を提供することによって、タイルに形
成される。そのような特殊なHPLタイルは比較的高価
なものとなり勝ちである。また、パネルに設けるべき種
々のトリムの色の各々に対して、適切に着色された中間
層を有する種々の特殊なHPLタイルを準備しなければ
ならない。これは、在庫の必要性を高めるので、パネル
のコストを更に増大させる傾向がある。
ルの設計に伴う問題を解消するために、一体の境界部を
有するタイルを備えたパネルが提案されている。米国特
許第4,625,491号明細書はそのようなフロアパ
ネルを開示しており、このフロアパネルには、特殊な高
圧ラミネートタイルが組み込まれている。このラミネー
ト構造は、装飾的な上側層と、この装飾的な層とは対照
的な選択された薄黒く均一な色を有する材料製の中間層
とを備えた特徴を有している。一体型のトリムは、対照
的な中間層を露出させるようにタイルをその周縁部に沿
って切除し、これにより、装飾的な層の周囲に、濃く、
薄黒い色の境界部を提供することによって、タイルに形
成される。そのような特殊なHPLタイルは比較的高価
なものとなり勝ちである。また、パネルに設けるべき種
々のトリムの色の各々に対して、適切に着色された中間
層を有する種々の特殊なHPLタイルを準備しなければ
ならない。これは、在庫の必要性を高めるので、パネル
のコストを更に増大させる傾向がある。
【0004】コンピュータ室において大量のフロアを用
いる際には常に、フロア被覆表面に静電気が発生するの
を防止するという課題がある。この問題を極力小さくす
るために、カーボン粒子あるいは金属繊維等の導電性の
材料でHPLタイルを含浸させ、これによりタイルを導
電性にしていた。この方法は、そのようなタイルのコス
トを増大させ、また所望の導電特性を一貫して得ること
ができない。ビニールあるいはこれと類似の高分子材料
製のタイルも導電性の材料で含浸され、その結果得られ
た製品は良好な導電特性を有している。しかしながら不
運にして、これらのタイルも通常のタイルに比較してよ
り高価になり勝ちであり、またこれらのタイルはHPL
タイルの強度及び耐摩耗性を欠くものである。
いる際には常に、フロア被覆表面に静電気が発生するの
を防止するという課題がある。この問題を極力小さくす
るために、カーボン粒子あるいは金属繊維等の導電性の
材料でHPLタイルを含浸させ、これによりタイルを導
電性にしていた。この方法は、そのようなタイルのコス
トを増大させ、また所望の導電特性を一貫して得ること
ができない。ビニールあるいはこれと類似の高分子材料
製のタイルも導電性の材料で含浸され、その結果得られ
た製品は良好な導電特性を有している。しかしながら不
運にして、これらのタイルも通常のタイルに比較してよ
り高価になり勝ちであり、またこれらのタイルはHPL
タイルの強度及び耐摩耗性を欠くものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の観点から、本発
明の一般的な目的は、一体型のトリムを有するフロアパ
ネル用のタイルを形成する改善された方法を提供するこ
とである。
明の一般的な目的は、一体型のトリムを有するフロアパ
ネル用のタイルを形成する改善された方法を提供するこ
とである。
【0006】本発明の他の目的は、一体型のトリムを備
えた比較的廉価なフロアタイルを提供することである。
えた比較的廉価なフロアタイルを提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、標準的な高圧ラミネ
ート型のフロアタイルから一体型のトリムを備えたフロ
アパネルを製造する方法を提供することである。
ート型のフロアタイルから一体型のトリムを備えたフロ
アパネルを製造する方法を提供することである。
【0008】本発明の更に別の目的は、帯電防止特性を
備えたフロアタイル及びフロアパネルを提供することで
ある。
備えたフロアタイル及びフロアパネルを提供することで
ある。
【0009】更に別の目的は、比較的廉価な帯電防止型
のフロアパネル用タイルを提供することである。
のフロアパネル用タイルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記及び他の目的及び効
果は、一体型のトリムを有するフロアタイルによって被
覆されたフロアパネルをその特徴とする本発明により達
成並びに提供される。このタイルは、高圧ラミネートあ
るいはこれと均等なタイルであるのが好ましく、また該
タイルは、その周囲が切除されて縁部トリム面を提供す
る装飾的な上面を有している。縁部トリム面は、装飾的
な面の周囲から伸長し、また該装飾的な面の高さよりも
低い位置で延在すると共にタイルの外縁部まで伸長する
ほぼ水平な部分を備えている。一体型のトリムを完成さ
せるために、装飾的な面とは対照的で濃く均一な色の彩
色コーティングをトリム面上に付与する。本発明の帯電
防止型の変形例においては、縁部トリムは導電性を有し
ており、またフロアタイルの垂直な外縁部は、パネルベ
ースの金属製の周縁フランジの外縁部にほぼ整合され、
導電性の彩色コーティングが、縁部トリム面を覆い、更
に下方に延在してタイルの外縁部、及び周縁フランジの
外縁部を覆う。
果は、一体型のトリムを有するフロアタイルによって被
覆されたフロアパネルをその特徴とする本発明により達
成並びに提供される。このタイルは、高圧ラミネートあ
るいはこれと均等なタイルであるのが好ましく、また該
タイルは、その周囲が切除されて縁部トリム面を提供す
る装飾的な上面を有している。縁部トリム面は、装飾的
な面の周囲から伸長し、また該装飾的な面の高さよりも
低い位置で延在すると共にタイルの外縁部まで伸長する
ほぼ水平な部分を備えている。一体型のトリムを完成さ
せるために、装飾的な面とは対照的で濃く均一な色の彩
色コーティングをトリム面上に付与する。本発明の帯電
防止型の変形例においては、縁部トリムは導電性を有し
ており、またフロアタイルの垂直な外縁部は、パネルベ
ースの金属製の周縁フランジの外縁部にほぼ整合され、
導電性の彩色コーティングが、縁部トリム面を覆い、更
に下方に延在してタイルの外縁部、及び周縁フランジの
外縁部を覆う。
【0011】
【実施例】次に図面を参照すると、図1は、金属製のベ
ースパネル13を備えると共に、本発明の一体型のトリ
ム17が設けられたフロアパネル用タイル15の特徴を
備えたフロアパネルのモジュール11を示している。ベ
ースパネル13は通常の金属シート構造のものであっ
て、図2に示す2倍の厚みの周縁フランジ19と、頂部
が平坦な上方プレート21とを有している。図面には金
属シート製のベースを示しているが、本発明は、スチー
ルで包装されたパーティクルボード、プラスチック繊維
ガラス、複合材料及びセメント材料等の他の種々のベー
スパネル構造に応用可能であることは理解されよう。こ
の好ましい実施例において用いられているタイル15及
びベースパネル13は、方形の形状を有しているが、本
発明の原理は矩形のパネルにも等しく応用することがで
きる。
ースパネル13を備えると共に、本発明の一体型のトリ
ム17が設けられたフロアパネル用タイル15の特徴を
備えたフロアパネルのモジュール11を示している。ベ
ースパネル13は通常の金属シート構造のものであっ
て、図2に示す2倍の厚みの周縁フランジ19と、頂部
が平坦な上方プレート21とを有している。図面には金
属シート製のベースを示しているが、本発明は、スチー
ルで包装されたパーティクルボード、プラスチック繊維
ガラス、複合材料及びセメント材料等の他の種々のベー
スパネル構造に応用可能であることは理解されよう。こ
の好ましい実施例において用いられているタイル15及
びベースパネル13は、方形の形状を有しているが、本
発明の原理は矩形のパネルにも等しく応用することがで
きる。
【0012】フロアタイル15は、現在入手可能な通常
の高圧ラミネートタイルが示すような優れた強度及び耐
摩耗性を提供する構造を有するのが好ましく、上記高圧
ラミネートタイルは、樹脂含浸された紙、上部の装飾層
25、及び透明な保護層27から成る複数の層を備え、
これら総ての層が所望の特性を有する最終製品を提供す
るために通常の成形技術によって加圧及び加熱状態で積
層されているという特徴を有している。装飾層25は、
透明な保護層27を介して露出される。フロアタイル1
5は最初に、その上方の周縁部に沿って切除され、これ
により、傾斜した部分29及びほぼ水平な面31から成
る凹陥した境界面を提供している。本発明は、HPLタ
イルあるいは適当な物理的な特性を有しHPLタイルと
等価であるタイルの使用を効果的に可能とし、また中間
の紙の層23に着色を施すことを特に必要としない。図
2に示すように、適宜な接着剤33を用いてタイル15
を上部プレート21の頂部に固定し、また縁部35を周
縁フランジ19の外縁部38にほぼ整合させる。
の高圧ラミネートタイルが示すような優れた強度及び耐
摩耗性を提供する構造を有するのが好ましく、上記高圧
ラミネートタイルは、樹脂含浸された紙、上部の装飾層
25、及び透明な保護層27から成る複数の層を備え、
これら総ての層が所望の特性を有する最終製品を提供す
るために通常の成形技術によって加圧及び加熱状態で積
層されているという特徴を有している。装飾層25は、
透明な保護層27を介して露出される。フロアタイル1
5は最初に、その上方の周縁部に沿って切除され、これ
により、傾斜した部分29及びほぼ水平な面31から成
る凹陥した境界面を提供している。本発明は、HPLタ
イルあるいは適当な物理的な特性を有しHPLタイルと
等価であるタイルの使用を効果的に可能とし、また中間
の紙の層23に着色を施すことを特に必要としない。図
2に示すように、適宜な接着剤33を用いてタイル15
を上部プレート21の頂部に固定し、また縁部35を周
縁フランジ19の外縁部38にほぼ整合させる。
【0013】周面29、31にカラーコーティングを施
すことによって一体型のトリム17の製造が完了する
が、そのカラーコーティングは種々の方法で行うことが
できる。好ましい1つの方法は、フェルト製の先端を有
する工業用のアプリケータを用いて適宜な有機又は向き
の染料を塗布することである。そのようなアプリケータ
の1つは、ミズリー州セントルイス所在のダイケム社
(Dykem Corp.)からダイケム(DYKEM)の商標名で入手
することができる。他の好ましい方法は、カリフォルニ
ア州サウズアンド・オークス(Thousand Oaks)所在の
ビューグラー・ストライパー社(Beugler Striper C
o.)によってビューグラー(BEUGLER)の商標名で販売
されている如き、アプリケータホイールを装備した手持
ち型のピンストライパ装置で、アクリル、ウレタン、エ
ポキシあるいは他の適宜な塗装系を塗布する方法であ
る。カラーコーティングを、着色したホットメルト接着
剤の形態とすることもできる。通常のシルクスクリーニ
ング技術及びスプレ塗装技術を用いてカラーコーティン
グを付与することもでき、また当業者には他の適宜なカ
ラーコーティング技術が明らかであろう。濃くかつ均一
な彩色を選定し、一体型のトリム17にタイルの装飾層
25とは対照的な好適な色コントラストを与える。特殊
な内部着色を有するHPLタイルを在庫する必要はな
く、また各々の所望のトリムの彩色を施す必要もなく、
従って本発明によれば、上述の廉価なカラーコーティン
グ技術によって、選定した彩色がより経済的に提供され
る。
すことによって一体型のトリム17の製造が完了する
が、そのカラーコーティングは種々の方法で行うことが
できる。好ましい1つの方法は、フェルト製の先端を有
する工業用のアプリケータを用いて適宜な有機又は向き
の染料を塗布することである。そのようなアプリケータ
の1つは、ミズリー州セントルイス所在のダイケム社
(Dykem Corp.)からダイケム(DYKEM)の商標名で入手
することができる。他の好ましい方法は、カリフォルニ
ア州サウズアンド・オークス(Thousand Oaks)所在の
ビューグラー・ストライパー社(Beugler Striper C
o.)によってビューグラー(BEUGLER)の商標名で販売
されている如き、アプリケータホイールを装備した手持
ち型のピンストライパ装置で、アクリル、ウレタン、エ
ポキシあるいは他の適宜な塗装系を塗布する方法であ
る。カラーコーティングを、着色したホットメルト接着
剤の形態とすることもできる。通常のシルクスクリーニ
ング技術及びスプレ塗装技術を用いてカラーコーティン
グを付与することもでき、また当業者には他の適宜なカ
ラーコーティング技術が明らかであろう。濃くかつ均一
な彩色を選定し、一体型のトリム17にタイルの装飾層
25とは対照的な好適な色コントラストを与える。特殊
な内部着色を有するHPLタイルを在庫する必要はな
く、また各々の所望のトリムの彩色を施す必要もなく、
従って本発明によれば、上述の廉価なカラーコーティン
グ技術によって、選定した彩色がより経済的に提供され
る。
【0014】図3は、導電性の縁部トリム51を特徴と
する本発明の変形例を示している。この変形例は、HP
Lタイルの縁部55と共に周縁フランジ59の金属製の
縁部57を覆う導電性の彩色コーティング53によって
提供される。コーティング53は、タイルから金属製の
ベースパネルへ更にその下側のフロアパネル用の金属製
の支持構造体へと接地する静電除去導電路を確保する。
金属シート以外のベースパネル構造は、上記構造体が十
分な導電性を有している限り、うまく機能することを注
記しておく。適当な彩色媒体は、硬化コーティングにお
いて必要とされる導電性を与えるカーボン粒子あるいは
金属繊維で十分に含浸された塗料を含む。シルクスクリ
ーニング法、スプレ塗装法及びピンストライプ工具の使
用は、上述の如き導電性のコーティングを付与するため
の適当な手段の例である。幾つかの適当な導電性の塗料
の例としては、マサチューセッツ州ウオバーン(Wobur
n)所在のグレース社(Grace Company)の一部門である
コメリックス(Chomerics)から入手可能な導電性のア
クリルコーティングがある。
する本発明の変形例を示している。この変形例は、HP
Lタイルの縁部55と共に周縁フランジ59の金属製の
縁部57を覆う導電性の彩色コーティング53によって
提供される。コーティング53は、タイルから金属製の
ベースパネルへ更にその下側のフロアパネル用の金属製
の支持構造体へと接地する静電除去導電路を確保する。
金属シート以外のベースパネル構造は、上記構造体が十
分な導電性を有している限り、うまく機能することを注
記しておく。適当な彩色媒体は、硬化コーティングにお
いて必要とされる導電性を与えるカーボン粒子あるいは
金属繊維で十分に含浸された塗料を含む。シルクスクリ
ーニング法、スプレ塗装法及びピンストライプ工具の使
用は、上述の如き導電性のコーティングを付与するため
の適当な手段の例である。幾つかの適当な導電性の塗料
の例としては、マサチューセッツ州ウオバーン(Wobur
n)所在のグレース社(Grace Company)の一部門である
コメリックス(Chomerics)から入手可能な導電性のア
クリルコーティングがある。
【0015】本発明の特定の実施例を説明したが、本発
明から逸脱することなく当業者は種々の変更及び変形を
容易に行うことができるので、本発明を上記実施例に限
定する意図はない。従って、特許請求の範囲に記載され
る本発明の精神及び範囲の中に入るそのような変形及び
変更の総ては、本発明の範囲に含まれるものである。
明から逸脱することなく当業者は種々の変更及び変形を
容易に行うことができるので、本発明を上記実施例に限
定する意図はない。従って、特許請求の範囲に記載され
る本発明の精神及び範囲の中に入るそのような変形及び
変更の総ては、本発明の範囲に含まれるものである。
【図1】本発明の一体型のトリムを備えたフロアパネル
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1の線2−2に沿って取った拡大部分断面図
である。
である。
【図3】本発明の変形例を示す拡大断面図である。
11 フロアパネル 13 ベースパネ
ル 15 フロアタイル 17 トリム 19 縁部フランジ 21 上部プレー
ト 25 装飾層 27 保護層 53 導電性のコーティング
ル 15 フロアタイル 17 トリム 19 縁部フランジ 21 上部プレー
ト 25 装飾層 27 保護層 53 導電性のコーティング
Claims (17)
- 【請求項1】 装飾的で主要な上面及び一体の縁部トリ
ム領域を有するアクセス型フロアパネル用のタイルを形
成する方法において、 a)前記タイルの周縁領域を切除し、前記装飾的な面と
境界を接しかつ前記装飾的な面よりも低い位置に延在す
る一体の縁部トリム面を提供する段階と、 b)前記装飾的な面の彩色とは対照的な濃い色を有する
彩色コーティングを前記トリム面に付与する段階と、 を備える一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロア
パネルの製造方法。 - 【請求項2】 請求項1の方法において、前記タイルが
高圧ラミネート構造を有することを特徴とする一体型の
縁部トリムを有するアクセス型フロアパネルの製造方
法。 - 【請求項3】 請求項2の方法において、前記縁部トリ
ム面が、前記装飾的な面から下方に湾曲することを特徴
とする一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパ
ネルの製造方法。 - 【請求項4】 請求項1の方法において、前記コーティ
ングがアクリル系であることを特徴とする一体型の縁部
トリムを有するアクセス型フロアパネルの製造方法。 - 【請求項5】 請求項1の方法において、前記コーティ
ングがエポキシ系であることを特徴とする一体型の縁部
トリムを有するアクセス型フロアパネルの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1の方法において、前記コーティ
ングがホットメルト接着剤であることを特徴とする一体
型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネルの製造
方法。 - 【請求項7】 請求項1の方法において、前記コーティ
ングが染料であることを特徴とする一体型の縁部トリム
を有するアクセス型フロアパネルの製造方法。 - 【請求項8】 請求項1の方法において、前記コーティ
ングが湿分活性化されたウレタン系であることを特徴と
する一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネ
ルの製造方法。 - 【請求項9】 平坦な上面と、ほぼ垂直な周縁部をそな
えた周縁フランジとを有する導電性のベースパネルを備
えた帯電防止特性を有するアクセス型パネルアセンブリ
を形成する方法において、 a)主要な上面及び垂直な外縁部を有するフロアタイル
の周縁領域を切除し、前記主要な面と境界を接すると共
に前記主要な面よりも低い位置に延在する一体の縁部ト
リム面を提供する段階と、 b)前記タイルを前記ベースパネルの前記上面に接着
し、前記タイルの周縁部を前記フランジの周縁部にほぼ
整合させる段階と、 c)前記一体の縁部トリム面、前記タイルの外縁部及び
前記フランジの前記縁部上に延在する導電性のコーティ
ングを行い、これにより、前記タイルの主要な面から前
記ベースパネルまでの導電路を提供する段階とを備える
一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネルの
製造方法。 - 【請求項10】 装飾的な主要な上面及び一体のトリム
部分を有するアクセス型パネルタイルにおいて、 前記一体のトリム部分は、前記装飾的な面を包囲すると
共に、前記装飾的な面の周囲から延在しかつ前記装飾的
な面よりも低い位置において延在するトリム面を備え、
前記トリム面は、前記装飾的な面の色とは対照的な濃い
色の彩色コーティングにより被覆されていることを特徴
とする一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパ
ネル用タイル。 - 【請求項11】 請求項10のフロアパネル用タイルに
おいて、該フロアパネル用タイルは高圧ラミネート構造
を有することを特徴とする一体型の縁部トリムを有する
アクセス型フロアパネル用タイル。 - 【請求項12】 請求項10のフロアパネル用タイルに
おいて、前記トリム面は、前記装飾的な面の周辺部から
下方に傾斜する第1の面と、ほぼ水平な第2の面とを有
することを特徴とする一体型の縁部トリムを有するアク
セス型フロアパネル用タイル。 - 【請求項13】 請求項10のフロアパネル用タイルに
おいて、前記彩色コーティングがホットメルト接着剤で
あることを特徴とする一体型の縁部トリムを有するアク
セス型フロアパネル用タイル。 - 【請求項14】 請求項10のフロアパネル用タイルに
おいて、前記コーティングが塗料であることを特徴とす
る一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル
用タイル。 - 【請求項15】 平坦な頂部、及び周縁部を備えた周縁
フランジを有する導電性のベースパネルと、主要な上面
を有し前記パネルの頂部に接合されたフロアタイルとを
備える帯電防止型のアクセス型フロアパネルにおいて、 該フロアタイルは、前記上面と境界を接しかつ前記主要
な面よりも低い位置において延在する一体のトリム面を
有しており、また前記タイルは、前記フランジの前記縁
部にほぼ整合されて延在する外縁部と、前記トリム面、
前記タイルの外縁部及び前記フランジの縁部を覆う導電
性の彩色コーティングとを有することを特徴とする一体
型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル。 - 【請求項16】 請求項15のフロアパネルにおいて、 前記コーティングが導電性の塗料であることを特徴とす
る一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネ
ル。 - 【請求項17】 請求項15フロアパネルにおいて、前
記タイルが高圧ラミネート構造を有することを特徴とす
る一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9108892A JPH05287886A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9108892A JPH05287886A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05287886A true JPH05287886A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14016771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9108892A Pending JPH05287886A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 一体型の縁部トリムを有するアクセス型フロアパネル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05287886A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003064786A1 (en) * | 2002-02-01 | 2003-08-07 | Kingspan Holdings (Irl) Limited | A floor panel and method for manufacturing of such panel |
KR100688353B1 (ko) * | 2006-02-22 | 2007-03-08 | 주식회사 일호산업 | 슈퍼 갈륨을 이용한 건물용 바닥재 |
JP2011149273A (ja) * | 1999-11-05 | 2011-08-04 | Industrias Auxilliares Faus Slu | ラミネートされた床用製品 |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP9108892A patent/JPH05287886A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011149273A (ja) * | 1999-11-05 | 2011-08-04 | Industrias Auxilliares Faus Slu | ラミネートされた床用製品 |
WO2003064786A1 (en) * | 2002-02-01 | 2003-08-07 | Kingspan Holdings (Irl) Limited | A floor panel and method for manufacturing of such panel |
GB2399835A (en) * | 2002-02-01 | 2004-09-29 | Kingspan Holdings | A floor panel and method for manufacturing of such panel |
GB2399835B (en) * | 2002-02-01 | 2005-10-05 | Kingspan Holdings | A floor panel and method for manufacturing of such panel |
KR100688353B1 (ko) * | 2006-02-22 | 2007-03-08 | 주식회사 일호산업 | 슈퍼 갈륨을 이용한 건물용 바닥재 |
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