JPH0528735Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528735Y2 JPH0528735Y2 JP1290589U JP1290589U JPH0528735Y2 JP H0528735 Y2 JPH0528735 Y2 JP H0528735Y2 JP 1290589 U JP1290589 U JP 1290589U JP 1290589 U JP1290589 U JP 1290589U JP H0528735 Y2 JPH0528735 Y2 JP H0528735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pot
- oil
- support plate
- oil pot
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000029058 respiratory gaseous exchange Effects 0.000 claims description 15
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 7
- 239000002250 absorbent Substances 0.000 claims description 4
- 230000002745 absorbent Effects 0.000 claims description 4
- 239000003230 hygroscopic agent Substances 0.000 description 3
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 3
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 239000012780 transparent material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Transformer Cooling (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、油入電気機器に取付けられる吸湿呼
吸装置に関するものである。
吸装置に関するものである。
[従来技術]
吸湿呼吸装置は、油入電気機器の絶縁油の呼吸
に際し、該絶縁油が吸湿劣化しないようにするた
めのものである。
に際し、該絶縁油が吸湿劣化しないようにするた
めのものである。
従来のこの種の吸湿呼吸装置は、第5図に示す
ように、容器1内の通気性受け板2上に吸湿剤3
が収容され、容器1の底板4の下には有底筒状の
オイルポツト5が該底板4の吸排気口6に連通し
て設けられ、容器1の上部の蓋7の通気口8の部
分には図示しない油入電気機器の呼吸口に連通さ
せる通気連絡管9が設けられた構造になつてい
た。
ように、容器1内の通気性受け板2上に吸湿剤3
が収容され、容器1の底板4の下には有底筒状の
オイルポツト5が該底板4の吸排気口6に連通し
て設けられ、容器1の上部の蓋7の通気口8の部
分には図示しない油入電気機器の呼吸口に連通さ
せる通気連絡管9が設けられた構造になつてい
た。
該オイルポツト5を取付けるために、底板4の
下面には120°間隔で座板10が取付けられ、該座
板10には内周にネジが刻設されている連結リン
グ11が取付けられている。この連結リング11
にオイルポツト5がねじ込まれて取付けられてい
る。該オイルポツト5はアクリル樹脂等の透明材
で形成されている。オイルポツト5の上端には、
底板4と連結リング11との間に座板10をスペ
ーサとして通気口12が形成されている。オイル
ポツト5内の底側には、シール油13が収容され
ている。オイルポツト5内には、該オイルポツト
5の内径より小さな外径の吸排気管14が同心状
に配設されている。該吸排気管14の上端は吸排
気口6を包囲して底板4の下面に気密に取付けら
れ、下端はシール油13中に浸漬されている。
下面には120°間隔で座板10が取付けられ、該座
板10には内周にネジが刻設されている連結リン
グ11が取付けられている。この連結リング11
にオイルポツト5がねじ込まれて取付けられてい
る。該オイルポツト5はアクリル樹脂等の透明材
で形成されている。オイルポツト5の上端には、
底板4と連結リング11との間に座板10をスペ
ーサとして通気口12が形成されている。オイル
ポツト5内の底側には、シール油13が収容され
ている。オイルポツト5内には、該オイルポツト
5の内径より小さな外径の吸排気管14が同心状
に配設されている。該吸排気管14の上端は吸排
気口6を包囲して底板4の下面に気密に取付けら
れ、下端はシール油13中に浸漬されている。
なお、15は蓋7に設けられた吸湿剤投入筒
部、16は該投入筒部15のキヤツプ、17は傾
斜した通気性受け板2の傾斜下部に対応して容器
1の下部に設けられた吸湿剤取出し筒部、18は
該取出し筒部17のキヤツプである。
部、16は該投入筒部15のキヤツプ、17は傾
斜した通気性受け板2の傾斜下部に対応して容器
1の下部に設けられた吸湿剤取出し筒部、18は
該取出し筒部17のキヤツプである。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、オイルポツト5をねじ込みで取
付けると、締め過ぎて該オイルポツト5が、定期
的なシール油13の補充・交換時に取外しできな
くなることがあり、構造上締付けトルクの管理が
難しい問題点があつた。また、ねじ込みでは、オ
イルポツト5と連結リング11の熱膨脹係数差に
より、オイルポツト5の取外しが難しくなる問題
点があつた。更にねじ込みでは、オイルポツト5
の着脱作業に時間を要する問題点があつた。
付けると、締め過ぎて該オイルポツト5が、定期
的なシール油13の補充・交換時に取外しできな
くなることがあり、構造上締付けトルクの管理が
難しい問題点があつた。また、ねじ込みでは、オ
イルポツト5と連結リング11の熱膨脹係数差に
より、オイルポツト5の取外しが難しくなる問題
点があつた。更にねじ込みでは、オイルポツト5
の着脱作業に時間を要する問題点があつた。
本考案の目的は、オイルポツトの着脱を容易に
行うことができる吸湿呼吸装置を提供することに
ある。
行うことができる吸湿呼吸装置を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段]
上記の目的を達成するための本考案の構成を説
明すると、本考案は有底筒状の容器内に吸湿剤が
収容され、前記容器の底板の下にはオイルポツト
が前記底板の吸排気口に連通して設けられ、前記
容器の上部には油入電気機器の呼吸口に連通させ
る通気口が設けられている吸湿呼吸装置におい
て、前記オイルポツトはその上端が前記底板のポ
ツト当接座に当接され、前記容器の下には前記オ
イルポツトの周囲に垂下フレームが設けられ、前
記オイルポツトはその底部がポツト支え板で支持
され、前記ポツト支え板は前記垂下フレームに掛
け止め支持されていることを特徴とする。
明すると、本考案は有底筒状の容器内に吸湿剤が
収容され、前記容器の底板の下にはオイルポツト
が前記底板の吸排気口に連通して設けられ、前記
容器の上部には油入電気機器の呼吸口に連通させ
る通気口が設けられている吸湿呼吸装置におい
て、前記オイルポツトはその上端が前記底板のポ
ツト当接座に当接され、前記容器の下には前記オ
イルポツトの周囲に垂下フレームが設けられ、前
記オイルポツトはその底部がポツト支え板で支持
され、前記ポツト支え板は前記垂下フレームに掛
け止め支持されていることを特徴とする。
[作用]
このように、容器の底板の下面に設けられたポ
ツト当接座にオイルポツトの上端を当接し、該オ
イルポツトの底部をポツト支え板で支え、該ポツ
ト支え板を容器から垂下された垂下フレームに掛
け止め支持させる構造にすると、ポツト支え板を
外すことによりオイルポツトを容易に取外せるよ
うになる。またポツト支え板は、垂下フレームに
掛け止めしているので、該ポツト支え板の着脱も
容易である。
ツト当接座にオイルポツトの上端を当接し、該オ
イルポツトの底部をポツト支え板で支え、該ポツ
ト支え板を容器から垂下された垂下フレームに掛
け止め支持させる構造にすると、ポツト支え板を
外すことによりオイルポツトを容易に取外せるよ
うになる。またポツト支え板は、垂下フレームに
掛け止めしているので、該ポツト支え板の着脱も
容易である。
[実施例]
以下、本考案の実施例を第1図乃至第4図を参
照して詳細に説明する。なお、前述した第5図と
対応する部分には同一符号を付けて示している。
照して詳細に説明する。なお、前述した第5図と
対応する部分には同一符号を付けて示している。
図示のように本実施例の吸湿呼吸装置において
は、吸排気口6の回りの底板4の下面に120°間隔
でポツト当接座19が設けられ、これらポツト当
接座19にオイルポツト5の上端が当接されてい
る。容器1の下には、円筒状の垂下フレーム20
が取付けられている。本実施例では、この垂下フ
レーム20の上部に底板4が一体に設けられてい
る。オイルポツト5は、その底部を押し上げ付勢
する板ばねよりなるポツト支え板21で支持され
ている。該ポツト支え板21の一端には掛け金2
2が設けられ、該掛け金22は、垂下フレーム2
0にあけられた掛け止め穴23に挿入されて掛け
止め支持されている。ポツト支え板21の他端に
は、掛け止めピン24が設けられ、該掛け止めピ
ン24は垂下フレーム20に設けられた逆L字状
の掛け止めスリツト25に差込まれて掛け止めさ
れている。
は、吸排気口6の回りの底板4の下面に120°間隔
でポツト当接座19が設けられ、これらポツト当
接座19にオイルポツト5の上端が当接されてい
る。容器1の下には、円筒状の垂下フレーム20
が取付けられている。本実施例では、この垂下フ
レーム20の上部に底板4が一体に設けられてい
る。オイルポツト5は、その底部を押し上げ付勢
する板ばねよりなるポツト支え板21で支持され
ている。該ポツト支え板21の一端には掛け金2
2が設けられ、該掛け金22は、垂下フレーム2
0にあけられた掛け止め穴23に挿入されて掛け
止め支持されている。ポツト支え板21の他端に
は、掛け止めピン24が設けられ、該掛け止めピ
ン24は垂下フレーム20に設けられた逆L字状
の掛け止めスリツト25に差込まれて掛け止めさ
れている。
このような吸湿呼吸装置においては、ポツト支
え板21の掛け金22を予め掛け止め穴23に掛
け止めすることにより、ポツト支え板21を垂下
させておく。オイルポツト5の取付けは、該オイ
ルポツト5の上端をポツト当接座19に当接し、
該オイルポツト5の底部にポツト支え板21を当
て、掛け止めピン24を掛け止めスリツト25に
入れて上昇させ、上端で水平移動させて、スリツ
ト端部に下向きに設けられたトラツプ部25Aに
納めることにより行う。オイルポツト5の取外し
は、掛け止めピン24を持上げてトラツプ部25
Aから出し、該掛け止めピン24を前回とは逆向
きで水平移動させた後、下降させて掛け止めスリ
ツト25から脱出させ、ポツト支え板21を垂下
させることにより行う。
え板21の掛け金22を予め掛け止め穴23に掛
け止めすることにより、ポツト支え板21を垂下
させておく。オイルポツト5の取付けは、該オイ
ルポツト5の上端をポツト当接座19に当接し、
該オイルポツト5の底部にポツト支え板21を当
て、掛け止めピン24を掛け止めスリツト25に
入れて上昇させ、上端で水平移動させて、スリツ
ト端部に下向きに設けられたトラツプ部25Aに
納めることにより行う。オイルポツト5の取外し
は、掛け止めピン24を持上げてトラツプ部25
Aから出し、該掛け止めピン24を前回とは逆向
きで水平移動させた後、下降させて掛け止めスリ
ツト25から脱出させ、ポツト支え板21を垂下
させることにより行う。
なお、上記実施例では、オイルポツト5の押し
上げ付勢を板ばねよりなるポツト支え板21の弾
性を利用して行つたが、オイルポツト5の底部と
ポツト支え板21との間にゴム等の弾性材を介在
させてその弾性を利用して行つてもよい。
上げ付勢を板ばねよりなるポツト支え板21の弾
性を利用して行つたが、オイルポツト5の底部と
ポツト支え板21との間にゴム等の弾性材を介在
させてその弾性を利用して行つてもよい。
[考案の効果]
以上説明したように本考案に係る吸湿呼吸装置
では、容器の底板の下面に設けられたポツト当接
座にオイルポツトの上端を当接し、該オイルポツ
トの底部をポツト支え板で支え、該ポツト支え板
を容器から垂下された垂下フレームに掛け止め支
持させる構造にしたので、ポツト支え板を外すこ
とによりオイルポツトを容易に取外すことができ
る。またポツト支え板は、垂下フレームに掛け止
めしているので、該ポツト支え板の着脱も容易に
行うことができる。
では、容器の底板の下面に設けられたポツト当接
座にオイルポツトの上端を当接し、該オイルポツ
トの底部をポツト支え板で支え、該ポツト支え板
を容器から垂下された垂下フレームに掛け止め支
持させる構造にしたので、ポツト支え板を外すこ
とによりオイルポツトを容易に取外すことができ
る。またポツト支え板は、垂下フレームに掛け止
めしているので、該ポツト支え板の着脱も容易に
行うことができる。
第1図は本考案に係る吸湿呼吸装置の一実施例
の要部縦断面図、第2図はポツト支え板の一端の
掛け止め状態を示す側面図、第3図はポツト支え
板の他端の掛け止め状態を示す側面図、第4図は
第1図のX−X線断面図、第5図は従来の吸湿呼
吸装置の一部破断側面図である。 1……容器、2……通気性受け板、3……吸湿
剤、4……底板、5……オイルポツト、6……吸
排気口、7……蓋、8……通気口、9……通気連
絡管、12……通気口、13……シール油、14
……吸排気管、19……ポツト当接座、20……
垂下フレーム、21……ポツト支え板、22……
掛け金、23……掛け止め穴、24……掛け止め
ピン、25……掛け止めスリツト、25A……ト
ラツプ部。
の要部縦断面図、第2図はポツト支え板の一端の
掛け止め状態を示す側面図、第3図はポツト支え
板の他端の掛け止め状態を示す側面図、第4図は
第1図のX−X線断面図、第5図は従来の吸湿呼
吸装置の一部破断側面図である。 1……容器、2……通気性受け板、3……吸湿
剤、4……底板、5……オイルポツト、6……吸
排気口、7……蓋、8……通気口、9……通気連
絡管、12……通気口、13……シール油、14
……吸排気管、19……ポツト当接座、20……
垂下フレーム、21……ポツト支え板、22……
掛け金、23……掛け止め穴、24……掛け止め
ピン、25……掛け止めスリツト、25A……ト
ラツプ部。
Claims (1)
- 有底筒状の容器内に吸湿剤が収容され、前記容
器の底板の下にはオイルポツトが前記底板の吸排
気孔に連通して設けられ、前記容器の上部には油
入電気機器の呼吸口に連通させる通気口が設けら
れている吸湿呼吸装置において、前記オイルポツ
トはその上端が前記底板のポツト当接座に当接さ
れ、前記容器の下には前記オイルポツトの周囲に
垂下フレームが設けられ、前記オイルポツトはそ
の底部がポツト支え板で支持され、前記ポツト支
え板は前記垂下フレームに掛け止め支持されてい
ることを特徴とする吸湿呼吸装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290589U JPH0528735Y2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1290589U JPH0528735Y2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02104613U JPH02104613U (ja) | 1990-08-20 |
JPH0528735Y2 true JPH0528735Y2 (ja) | 1993-07-23 |
Family
ID=31222762
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1290589U Expired - Lifetime JPH0528735Y2 (ja) | 1989-02-06 | 1989-02-06 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528735Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-02-06 JP JP1290589U patent/JPH0528735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02104613U (ja) | 1990-08-20 |
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