JPH05285774A - Xy座標位置決め装置 - Google Patents

Xy座標位置決め装置

Info

Publication number
JPH05285774A
JPH05285774A JP11550492A JP11550492A JPH05285774A JP H05285774 A JPH05285774 A JP H05285774A JP 11550492 A JP11550492 A JP 11550492A JP 11550492 A JP11550492 A JP 11550492A JP H05285774 A JPH05285774 A JP H05285774A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
axis direction
cam
axis
link mechanism
drive cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11550492A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yoshimura
礼彦 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Elemex Corp
Sansei Denshi Co Ltd
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Elemex Corp
Sansei Denshi Co Ltd
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Elemex Corp, Sansei Denshi Co Ltd, Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Ricoh Elemex Corp
Priority to JP11550492A priority Critical patent/JPH05285774A/ja
Publication of JPH05285774A publication Critical patent/JPH05285774A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Machine Tool Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御部の構成を簡素化するとともに、その動
作制御を容易にし、しかも外乱による誤動作もないXY
座標位置決め装置を提供する。 【構成】 同軸16で回転されるX軸方向駆動カム17
x及びY軸方向駆動カム17yと、X軸方向駆動カムと
係合され、該カムの回転により揺動されてX軸スライド
部をX軸方向へスライドさせるX軸方向リンク機構21
xと、該X軸方向リンク機構に連結されてX軸方向カム
に対するX軸方向リンク機構の押し付けとその解放を切
り換えることができるX軸方向シリンダ29a・29b
と、Y軸方向駆動カム17yと係合され、該カムの回転
により揺動されてY軸スライド部10yをY軸方向へス
ライドさせるY軸方向リンク機構21yと、該Y軸方向
リンク機構に連結されてY軸方向駆動カムに対するY軸
方向リンク機構の押し付けとその解放を切り換えること
ができるY軸方向シリンダ32a・32bとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パレタイジング装置等
に使用されるXY座標位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例を示す。従来は、位置決
めヘッド(テーブル)1をX軸方向及びY軸方向に移動
させるに当たり、X軸方向サーボモータ2とY軸方向サ
ーボモータ3をそれぞれ備え、X軸方向サーボモータ2
でX軸方向ボールネジ4を回転させてX軸スライド部5
をX軸方向へスライドさせ、またY軸方向サーボモータ
3でY軸方向ボールネジ6を回転させてY軸スライド部
7をY軸方向へスライドさせていた。なお、8はコント
ローラ、9・10は該コントローラ8の制御によりX軸
方向サーボモータ2及びY軸サーボモータ3をそれぞれ
駆動するモータドライバである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなサ
ーボモータによるXY座標位置決め装置では、次のよう
な問題点があった。 (1) 制御部分等の構成部品のコストが高い。 (2) 外部ノイズで誤動作を発生する恐れがある。 (3) 制御部が複雑で修理が困難である。 (4) 特別の動作ソフトが必要である。
【0004】本発明は、従来のこのような問題点に鑑
み、特に制御部の構成を簡素化するとともに、その動作
制御を容易にし、しかも外乱による誤動作もないXY座
標位置決め装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、位置決めヘッ
ドを、X軸スライド部でX軸方向に、Y軸スライド部で
Y軸方向にスライドさせるXY座標位置決め装置におい
て、同軸で回転されるX軸方向駆動カム及びY軸方向駆
動カムと、該X軸方向駆動カムと係合され、該カムの回
転により揺動されてX軸スライド部をX軸方向へスライ
ドさせるX軸方向リンク機構と、該X軸方向リンク機構
にピストンロッドを連結され、その伸縮により前記X軸
方向駆動カムに対するX軸方向リンク機構の押し付けと
その解放を切り換えることができるX軸方向シリンダ
と、Y軸方向駆動カムと係合され、該カムの回転により
揺動されてY軸スライド部をY軸方向へスライドさせる
Y軸方向リンク機構と、該Y軸方向リンク機構にピスト
ンロッドを連結され、その伸縮によりY軸方向駆動カム
に対するY軸方向リンク機構の押し付けとその解放を切
り換えることができるY軸方向シリンダとを備えたこと
を特徴とする。
【0006】
【作用】X軸方向とY軸方向のそれぞれにおいて、シリ
ンダでリンク機構を駆動カムに押し付けたときには、駆
動カムの回転によりリンク機構が揺動されてスライド部
へ伝達されるが、その押し付けを解放したときはリンク
機構がフリーになるため伝達されない。X軸方向駆動カ
ム及びY軸方向駆動カムは、同軸回転されるため、X軸
方向とY軸方向の駆動源を一つにできる。
【0007】
【実施例】次に、本発明によるXY座標位置決め装置の
一実施例を、図面に従い詳細に説明する。図1におい
て、位置決めヘッド10は、X軸ビームレール11に沿
ってX軸方向にスライドするX軸スライド部10xと、
Y軸ビームレール12に沿ってY軸方向にスライドする
Y軸スライド部10yとを一体的に連結してなる。X軸
ビームレール11は、Y軸レール13に沿ってY軸方向
にスライドできるように水平に装架されている。Y軸ビ
ームレール12は、両側のX軸支持レール14に沿って
X軸方向にスライドできる一対のX軸方向スライドブロ
ック15上に水平に架設されている。
【0008】このXY座標位置決め装置では、図示しな
い1つの駆動源(例えばモータ)で位置決めヘッド10
をX軸方向及びY軸方向へ移動させるため、その駆動源
で回転されるX・Y共通の1本の駆動軸16に、X軸方
向駆動カム17xとY軸方向駆動カム17yとを上下に
所要の間隔をおいて固着している。そして、X軸方向駆
動カム17xの回転は、一対のカムアーム18a・18
bと1本の揺動アーム19と連結ロッド20とで構成さ
れたX軸方向リンク機構21xを介して、後述のように
X軸方向スライドブロック15に直線運動に変換して伝
達される。また、Y軸方向駆動カム17yの回転は、同
様に一対のカムアーム22a・22bと1本の揺動アー
ム23と連結ロッド24とで構成されたY軸方向リンク
機構21yを介して、後述のようにX軸ビームレール1
1に直線運動に変換して伝達される。
【0009】一対のカムアーム18a・18bは、X軸
方向駆動カム17xの両側においてそれぞれ支点25a
・25bを中心に水平回動自在に枢着され、また互いに
交差し、その交差部分において、X軸方向駆動カム17
xに係合するカムフォロア26a・26bをそれぞれ軸
支している。そして、これら両カムアーム18a・18
bの遊端部は、揺動アーム19に対しその両端部に設け
られて長孔27a・27bにおいてピン連結されてい
る。連結ロッド20は、その一端を、該揺動アーム19
の中点よりやや一方側に偏倚した部分とピン連結され、
また他端を、X軸方向スライドブロック15に固着され
たブラケット28とピン連結されている。
【0010】また、揺動アーム19の両端部には、平行
配置された一対のX軸方向シリンダ(空気圧シリンダ)
29a・29bのピストンロッド30a・30bの先端
部がピン連結されている。これらX軸方向シリンダ29
a・29bは、そのピストンロッド30a・30bが空
気圧によって伸長されているときは、揺動アーム19の
両端部をX軸方向駆動カム17x側へ真っ直ぐ押動し、
両カムアーム18a・18bを同じ力で押してそれらの
カムフォロア26a・26bをX軸方向駆動カム17x
に押し付ける。
【0011】この状態のとき、X軸方向駆動カム17x
が回転すると、両カムアーム18a・18bが同時に同
じ角度回動され、揺動アーム19がカム17xのカム曲
線に従ってそのまま前後に揺動される。その揺動は連結
ロッド20を介してX軸方向スライドブロック15に伝
達され、位置決めブロック10がX軸方向に移動され
る。いま、このとき図2において揺動アーム19と連結
ロッド20との連結点が点P1から点P4まで距離Xだけ
移動されたものとする。
【0012】ところが、一方のX軸方向シリンダ29a
には空気圧を供給してそのピストンロッド30aを伸長
させる一方、他方のX軸方向シリンダ29bは空気圧を
抜いてそのピストンロッド30bを収縮させたときは、
一方のカムアーム18aは、そのカムフォロア26aが
X軸方向駆動カム17xに押し付けられるため、該カム
17xが回転するとそれに従って回動されるが、他方の
カムアーム18bは、そのカムフォロア26bがX軸方
向駆動カム17xに押し付けられないので、該カム17
xの回転に従って回動されない。その結果、揺動アーム
19は、図2の実線で示すような斜めの状態で揺動さ
れ、上記連結点が点P1から点P3まで距離Xの2/3だ
けX軸方向へ移動する。
【0013】逆に、一方のX軸方向シリンダ29aは空
気圧を抜いてそのピストンロッド30aを収縮させ、他
方のX軸方向シリンダ29bには空気圧を供給してその
ピストンロッド30bを伸長させたときは、一方のカム
アーム18aは、そのカムフォロア26aがX軸方向駆
動カム17xに押し付けられないので、該カム17xの
回転に従って回動されないが、他方のカムアーム18b
は、そのカムフォロア26bがX軸方向駆動カム17x
に押し付けられるため、該カム17xが回転するとそれ
に従って回動される。その結果、揺動アーム19は、上
記とは逆の斜め状態で揺動され、上記連結点が点P1
ら点P2まで距離Xの1/3だけX軸方向へ移動する。
【0014】従って、一対のX軸方向シリンダ29a・
29bの動作を例えば電磁弁で制御することにより、位
置決めヘッド10をX軸方向に4段階に位置決めできる
ことになる。
【0015】Y軸方向リンク機構21yもX軸方向リン
ク機構21xと同様に構成され、揺動アーム23の両端
部にピストンロッド31a・31bを連結した一対のY
軸方向シリンダ32a・32bによって、位置決めヘッ
ド10をY軸方向に4段階に位置決めできるようになっ
ている。なお、33a・33bは、カムアーム22a・
22bにそれぞれ軸支されたカムフォロアである。
【0016】従って、位置決めヘッド10は、X軸方向
及びY軸方向それぞれ4段階に移動できることにより、
マトリックス上に合計16のポイントに位置決めできる
ことになる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、X軸方向とY軸方向の
それぞれにおいて、シリンダのピストンロッドを伸長さ
せるか収縮させるかにより、X軸方向及びY軸方向共通
の軸で回転される駆動カムの回転力を、X軸方向及びY
軸方向それぞれのスライド部に、直線運動に変換して伝
達するかしないかを切り換えることができる。従って、
次のような効果を期待できる。
【0018】 X軸方向及びY軸方向のそれぞれにつ
いて、従来のようにサーボモータ、そのコントローラ、
ドライバを用意する必要がなく、制御部分の構成部品の
コストダウンが図れる。 動作するところがほとんど機械的構成となり、制御
するものも電磁弁等に限られるので、外乱により誤動作
がなくなる。
【0019】 制御部分が単純で保守修理が容易であ
り、また機械的駆動部分が主になっているので、不具合
の発見がし易い。 電磁弁のオン・オフで位置決め制御できるので、特
別な動作ソフトが不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるXY座標位置決め装置の一例の斜
視図である。
【図2】同装置の動作説明図である。
【図3】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
10 位置決めヘッド 10x X軸スライド部 10y Y軸スライド部 16 駆動軸 17x X軸方向駆動カム 17y Y軸方向駆動カム 18a・18b カムアーム 19 揺動アーム 20 連結ロッド 21x X軸方向リンク機構 21y Y軸方向リンク機構 22a・22b カムアーム 23 揺動アーム 24 連結ロッド 29a・29b X軸方向シリンダ 30a・30b ピストンロッド 31a・31b ピストンロッド 32a・32b Y軸方向シリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置決めヘッドを、X軸スライド部でX
    軸方向に、Y軸スライド部でY軸方向にスライドさせる
    XY座標位置決め装置において、同軸で回転されるX軸
    方向駆動カム及びY軸方向駆動カムと、前記X軸方向駆
    動カムと係合され、該カムの回転により揺動されて前記
    X軸スライド部をX軸方向へスライドさせるX軸方向リ
    ンク機構と、該X軸方向リンク機構にピストンロッドを
    連結され、その伸縮により前記X軸方向駆動カムに対す
    るX軸方向リンク機構の押し付けとその解放を切り換え
    ることができるX軸方向シリンダと、前記Y軸方向駆動
    カムと係合され、該カムの回転により揺動されて前記Y
    軸スライド部をY軸方向へスライドさせるY軸方向リン
    ク機構と、該Y軸方向リンク機構にピストンロッドを連
    結され、その伸縮により前記Y軸方向駆動カムに対する
    Y軸方向リンク機構の押し付けとその解放を切り換える
    ことができるY軸方向シリンダとを備えたことを特徴と
    する、XY座標位置決め装置。
  2. 【請求項2】 前記X軸方向リンク機構及びY軸方向リ
    ンク機構のそれぞれが、前記X軸方向駆動カム又はY軸
    方向駆動カムに係合してその回転により回動される一対
    のカムアームと、これらカムアームの遊端に連結された
    揺動アームと、該揺動アームと前記X軸スライド部又は
    Y軸スライド部とを連結する連結ロッドとで構成され、
    前記X軸方向シリンダ及びY軸方向シリンダがそれぞれ
    一対ずつ設けられ、そのピストンロッドがX軸方向及び
    Y軸方向のそれぞれにつき前記揺動アームの両端部に連
    結されていることを特徴とする、請求項1に記載のXY
    座標位置決め装置。
JP11550492A 1992-04-08 1992-04-08 Xy座標位置決め装置 Pending JPH05285774A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11550492A JPH05285774A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 Xy座標位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11550492A JPH05285774A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 Xy座標位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05285774A true JPH05285774A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14664160

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11550492A Pending JPH05285774A (ja) 1992-04-08 1992-04-08 Xy座標位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05285774A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7707907B2 (en) Planar parallel mechanism and method
US4042122A (en) Reorientation device for an object manipulator
US4696503A (en) Pneumatic actuated cam driven parallel gripper
US5339749A (en) Table positioning mechanism
RU2037697C1 (ru) Рычажное устройство с подвижной опорой и пресс
CN100423220C (zh) 电子元件压接装置
US5919014A (en) Device for machining and/or assembling of workpieces
CN108705517A (zh) 一体化柔性抓取平台系统
EP1378315A9 (en) Machine for machining large parts
US5738483A (en) Lift and invert mechanism
JPH10277985A (ja) 位置決め装置
JPH05285774A (ja) Xy座標位置決め装置
US5890396A (en) Arm mechanism with independent control of position and orientation
US20020003413A1 (en) Table positioning device
JPH1094983A (ja) アクチュエータ機構
JP2850555B2 (ja) ワーク搬送装置
JPH01228200A (ja) 吸着ノズル切換装置
JPH0611721Y2 (ja) 姿勢変更位置決め装置
CN220649364U (zh) 一种辅助定位装置
JPH04159041A (ja) テーブルの位置決め機構
JP2672796B2 (ja) 搬送位置決め装置
JPH0663667A (ja) プレス機械のトランスファ装置
JPH0711898Y2 (ja) シリンダ装置
US4947018A (en) Retracting rocker unit
JPH0533233Y2 (ja)