JPH05285709A - タレット刃物台 - Google Patents

タレット刃物台

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Publication number
JPH05285709A
JPH05285709A JP11997292A JP11997292A JPH05285709A JP H05285709 A JPH05285709 A JP H05285709A JP 11997292 A JP11997292 A JP 11997292A JP 11997292 A JP11997292 A JP 11997292A JP H05285709 A JPH05285709 A JP H05285709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turret
shaft
side clutch
clutch body
transmission case
Prior art date
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Pending
Application number
JP11997292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Murashima
久夫 村島
Hiroyuki Fujiki
博幸 藤木
Yasuhiko Tsuji
泰彦 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DMG Mori Co Ltd
Original Assignee
Mori Seiki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mori Seiki Co Ltd filed Critical Mori Seiki Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タレット刃物台の工具回転機構における出力
軸側クラッチ体とホルダ側クラッチ体との係合離脱機構
が簡単で、しかも作動が確実なタレット刃物台を提供す
ること。 【構成】 タレットヘッド2内に軸受を介して収容保持
される伝動ケース24の外周部に、出力軸側クラッチ体
56に隣接し、かつ環状に延びる案内体57が設けられ
ている。ホルダ側クラッチ体47は、タレットヘッド2
の旋回に伴い案内体57及び出力軸側クラッチ体56に
沿って移動し、使用する工具ホルダ45が旋回割出しさ
れたとき、そのホルダ側クラッチ体47が出力軸側クラ
ッチ体56と係合し、工具ホルダ45の回転軸46と出
力軸55とが連動連結される。タレットヘッド2が位置
決めクランプされたとき、伝動ケース24をタレットヘ
ッド2に固定するロック装置60が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タレット旋回機構と、
タレットヘッドの外周部に取り付けられた複数の工具ホ
ルダに装着した回転工具を回転駆動する工具回転機構を
備えたタレット刃物台に関し、特に工具回転機構に特徴
を有するタレット刃物台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のタレット刃物台の一例を
図6及び図7を用いて説明する。先ず、タレット旋回機
構について述べる。1は刃物台本体、2はタレットヘッ
ド、3はタレットヘッド2の旋回筒軸で、刃物台本体1
に軸受4及びスリーブ5を介して回転自在並びに軸方向
移動自在に支持され、前端のフランジ部3aにタレット
ヘッド2が固着されている。旋回筒軸3の中間部分には
伝動歯車6が嵌着固定されていて、刃物台本体1に付設
したタレット旋回駆動用モータ7により、その回転軸8
に設けたピニオン9、中間軸10に固着した中間歯車1
1,12及び歯車12に噛み合う歯車6を経て旋回筒軸
3が回転せしめられ、タレットヘッド2が旋回割出しさ
れる。また、旋回筒軸3には刃物台本体1との間に形成
したクランプシリンダ13のピストン14が嵌着固定さ
れていて、シリンダ13に圧油を供給することにより、
旋回筒軸3及びタレットヘッド2を軸方向に前進後退さ
せることができるようになっている。すなわち、クラン
プ用油供給口15を通じて圧油を供給すると、タレット
ヘッド2が後退し、タレットヘッド2の後部に固着した
カップリング17Aが刃物台本体1の前端部に固着した
カップリング17Bと噛み合ってタレットヘッド2が位
置決めクランプされる。一方、アンクランプ用油供給口
16を通じて圧油を供給すると、タレットヘッド2が前
進して、カップリング17Aがカップリング17Bから
離脱してタレットヘッド2が旋回可能となる。
【0003】次に、工具回転機構について説明する。旋
回筒軸3内には固定筒軸21と回転駆動軸22が同心状
に貫通して配設されている。固定筒軸21の前端フラン
ジ部21aにはタレットヘッド2内に軸受23を介して
収容保持した伝動ケース24が固着され、かつ後端部2
1bは刃物台本体1に固定した回り止めナット25にス
プライン嵌合して回転不可の状態に支持され、軸方向に
はタレットヘッド2と一緒に前進後退できるようになっ
ている。一方、回転駆動軸22は前後両端にスプライン
軸部26,27を有している。前端スプライン軸部26
は伝動ケース24に軸受28を介して支持したベベルギ
ヤ29にスプライン嵌合し、後端スプライン軸部27は
刃物台本体1に軸受30を介して支持した伝動筒軸31
にスプライン嵌合している。そして、工具回転駆動モー
タ32により、その回転軸33に設けたプーリ34と筒
軸31に設けたプーリ35との間に掛張したベルト36
を介して回転駆動軸22が回転せしめられ、ベベルギヤ
29に回転動力を伝達するようになっている。一方、伝
動ケース24内にはベベルギヤ29に噛み合うベベルギ
ヤ37を一体的に設けた筒軸38が半径方向に配設され
軸受39を介して支持されている。筒軸38には出力軸
40がスプライン嵌合され、該出力軸40は軸方向に摺
動自在で、かつばね41により伝動ケース24内方に付
勢されている。出力軸40の外端には、伝動ケース24
の外周部から突出し、後述する工具ホルダの回転軸と係
合して動力を伝達するクラッチ体42が固着されてい
る。また、出力軸40の内端には伝動ケース24に設け
たスライドシリンダ43のピストン44が固着されてい
て、シリンダ43に圧空気を供給することにより出力軸
40に設けたクラッチ体42をばね41に抗して伝動ケ
ース24の外側に押し出すようになっている。一方、タ
レットヘッド2の外周部には複数の工具ホルダ45が取
り付けられていて、各工具ホルダ45に装着した回転工
具(図示せず)を回転する回転軸46がそれぞれ半径方
向内方に延び、その内端に出力軸側クラッチ体42に係
合するホルダ側クラッチ体47が設けられている。
【0004】上記の構成を有するタレット刃物台は、図
6に示すクランプ状態からタレットヘッド2を旋回割出
しする場合、まずアンクランプ用油供給口16に圧油を
供給して旋回筒軸3と共にタレットヘッド2を前進さ
せ、カップリング17A,17Bを切り離す。同時にス
ライドシリンダ43の圧空気を解放し、ばね41により
出力軸40を伝動ケース24内方に引き戻して、図7に
示すように、出力軸側クラッチ体42をホルダ側クラッ
チ体47から切り離す。続いてタレットヘッド旋回用モ
ータ7が作動し、タレットヘッド2を旋回させ、次に使
用する工具ホルダ45を所定位置に割り出す。該工具ホ
ルダ45が割り出されタレットヘッド2が停止すると、
クランプ用油供給口15に圧油を供給してタレットヘッ
ド2を後退させ、カップリング17A,17Bを再び噛
み合わせてタレットヘッド2を位置決めクランプする。
しかるのち、スライドシリンダ43に圧空気を供給して
出力軸側クラッチ体42を伝動ケース24の外周部から
押し出し、ホルダ側クラッチ体47と係合させて出力軸
40と回転軸46を連動連結する。この状態で工具回転
駆動用モータ32が作動すると、回転駆動軸22からベ
ベルギヤ29,37及び出力軸40を経て回転軸46が
回転し、これによって工具ホルダ45に装着されている
回転工具が回転せしめられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のタレッ
ト刃物台では、タレットヘッド2を旋回割出しする際、
伝動ケース24内に設けた出力軸40を軸方向に移動さ
せることにより、その外端に設けたクラッチ体42をホ
ルダ側クラッチ体47に係合離脱するため、クラッチ体
42の作動機構が複雑で、特にスライドシリンダ43に
圧空気を供給する配管は旋回筒軸3内を通して配設する
必要があり、製作上大変困難であった。また、スプライ
ン軸部26,27のバックラッシュの影響を受け、かつ
ねじれ現象を起こす固定筒軸21によって伝動ケース2
4が支持されている上、両クラッチ体42,47の位置
決め機構がないため、噛み合わないおそれがあった。そ
して、両クラッチ対42,47が、山当たりの状態で回
転した場合、回転状態で両クラッチ42,47が噛み合
うので、クラッチ体42,47が欠ける等の問題があっ
た。さらに、切削負荷等により工具ホルダ45に大きな
負荷がかかった場合、出力軸40がホルダ側クラッチ体
47から離脱するように、伝動ケース24に回転方向の
力が作用するので、該出力軸40を支持する伝動ケース
24及び固定筒軸21にねじり力がかかり振動や騒音の
原因にもなっていた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決すべくな
されたものであり、工具回転機構における出力軸側クラ
ッチ体とホルダ側クラッチ体との係合離脱機構が簡単
で、しかも作動が確実なタレット刃物台を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のタレット刃物台においては、前記伝動ケー
スの外周部に前記出力軸側クラッチ体に隣接し、かつ環
状に延びる案内体が設けられ、前記ホルダ側クラッチ体
は、前記タレットヘッドの旋回に伴い前記案内体及び出
力軸側クラッチ体に沿って移動し、前記工具ホルダが旋
回割出しされたとき、前記ホルダ側クラッチ体が前記出
力軸側クラッチ体と係合して、前記工具ホルダの回転軸
と前記出力軸とが連動連結するように構成されている。
【0008】また、本発明によるタレット刃物台は、前
記タレットヘッドが旋回割出しされ、位置決めクランプ
されたとき、これに連動して前記伝動ケースを前記タレ
ットヘッドに固定するロック機構が設けられている。
【0009】
【作用】上記構成により、タレットヘッドが旋回して、
使用する回転工具を装着した工具ホルダが所定位置に割
り出されると、前記ホルダ側クラッチ体が自動的に前記
出力軸側クラッチ体に係合して、前記出力軸から前記工
具ホルダの回転軸に動力が伝達可能となる。また、前記
タレットヘッドが位置決めクランプされると、前記伝動
ケースが該タレットヘッドに固定される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0011】図1は、本発明に係るタレット刃物台を示
しており、タレット旋回機構及び工具回転機構の基本的
な構成は、図6に示した従来のタレット刃物台と共通し
ているので、同一の構成部分については、同一の符号を
付して説明を省略する。
【0012】回転駆動軸22の前端部分は軸受50を介
して伝動ケース24に支持され、その前端にベベルギヤ
51が固定されている。ベベルギヤ51は軸受52を介
して伝動ケース24に支持されている。出力軸55はベ
ベルギヤ51に噛み合うベベルギヤ53と一体に形成さ
れ、軸受54を介して伝動ケース24に支持されてい
る。該出力軸55は半径方向に延びて伝動ケース24の
外周部24aから突出し、突出端部に凹状断面の出力軸
側クラッチ体56が設けられている。また、伝動ケース
24の外周部24aにはクラッチ体56の凹状断面と合
致する凹状断面の案内体57が固着突設されている。該
案内体57は、図2に良く示されているように、クラッ
チ体56を含む円周面上に沿って環状に延び端部がクラ
ッチ体56に隣接しており、クラッチ体56の凹溝56
aと案内体57の凹溝57aとによって、環状案内溝が
形成されている。なお、図5(a)に示すようにクラッ
チ体56の凹溝56aが案内体57の凹溝57aに合致
するように位置決めするため、回転駆動軸22後端のス
プライン軸部27にスプライン嵌合した伝動プーリ35
に工具回転駆動用モータ32をオリエンテーションする
ための回転検出器58が取り付けられている。一方、各
工具ホルダ45の回転軸46の内端に設けられるホルダ
側クラッチ体47はクラッチ体56の凹溝56a及び案
内体57の凹溝57aに係合する凸状体に形成されてい
る。
【0013】而して、タレットヘッド2が旋回する際に
は、各工具ホルダ45の凸状クラッチ体47は凹溝56
aと凹溝57aとによって形成される環状案内溝に沿っ
て両側から案内されて移動し、使用する工具ホルダ45
が旋回割出しされると、そのクラッチ体47が出力軸側
クラッチ体56の凹溝56aに係合した位置で停止し、
両クラッチ体56,47を介して出力軸55と前記工具
ホルダ45の回転軸46が連動連結する。この状態で工
具回転駆動用モータ32が作動すると、回転駆動軸22
からベベルギヤ51,53及び出力軸55を経て回転軸
46が回転し、これによって工具ホルダ45に装着され
ている回転工具(図示せず)が回転せしめられる。
【0014】図4は、伝動ケース24の外周部に設ける
案内体58が、ホルダ側クラッチ体47を片側からのみ
案内する凸状断面に形成された例を示している。このよ
うな凸状案内体58を採用すると、図5(c)のよう
に、出力軸側クラッチ体56の凹溝56aが若干傾いて
位置ずれしている場合でも、クラッチ体47をスムーズ
に凹溝56aに係合させることができる。
【0015】タレットヘッド2と伝動ケース24には、
位置決めクランプ時に伝動ケース24をタレットヘッド
2に固定するためのロック装置60が組み込まれてい
る。該ロック装置60は、図3に良く示されているよう
に、伝動ケース24に旋回筒軸3と平行に摺動可能に配
設され、かつばね62によりタレットヘッド2の後方に
付設されているロックピン61と、伝動ケース24とピ
ン64を介して回動自在に取り付けられ、先端部63a
がロックピン61の後端面に当接する可動レバー63
と、伝動ケース24にロックピン61と平行にかつ摺動
自在に配設され、ばね66により可動レバー63の後端
部63bを押圧して、先端部63aが常時ロックピン6
1に当接するように付勢されているフォローピン65
と、タレットヘッド2の後側壁を貫通して旋回筒軸3と
平行に摺動自在に配設され、かつばね68により後方に
付勢されている作動ピン67と、タレットヘッド2の前
側壁の内壁面に設けられたロックピン61の係合穴69
とからなり、作動ピン67と係合穴69はそれぞれ、タ
レットヘッド2の各割出しステーションに対応して複数
箇所に設けられている。
【0016】而して、図1のように、タレットヘッド2
が旋回割出しされ、かつ刃物台本体1に対し後退して位
置決めクランプされると、刃物台本体1に当接している
作動ピン67がタレットヘッド2の内方に押し込まれ、
その先端で可動レバー63をロックピン61側に押圧す
ることにより、ロックピン61がばね62に抗して伝動
ケース24から押し出され、係合穴69に係合すること
により伝動ケース24がタレットヘッド2に固定され
る。したがって、工具ホルダ45にかかる負荷が直接出
力軸側クラッチ体55に作用し、該クラッ体55が外れ
るのを有効に防ぐことができる。一方、タレットヘッド
2が刃物台本体1に対して前進し、カップリング17
A,17Bを切り離したアンクランプ状態になると、図
3に示すように、ロックピン61がばね62により伝動
ケース24内に引き戻されると共に、作動ピン67もば
ね68によってタレットヘッド2の内壁面より後方に引
き戻されるので、伝動ケース24に対してタレットヘッ
ド2が回転可能になる。このとき、可動レバー63はフ
ォローピン65によりロックピン61の後端面に押し付
けられた状態を維持しているので、がた付いてタレット
ヘッド2の内壁面に接触するおそれはない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
工具回転機構における出力軸側クラッチ体とホルダ側ク
ラッチ体の係合離脱構造が非常に簡単で、従来のように
出力軸側クラッチ体を前進後退させるための複雑な構造
及びその作動手段であるシリンダ装置などが不要であ
る。しかも、クラッチ接続は確実である。
【0018】また、請求項4のロック機構を採用する
と、タレットヘッドの位置決めクランプ時には、伝動ケ
ースが前記タレットヘッドに固定されるので、工具ホル
ダ側の負荷によって、前記両クラッチ体が外れるのを有
効に防ぐことができ、かつ振動や騒音の発生も少なくす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタレット刃物台の縦断側面図であ
る。
【図2】同タレットヘッドの一部切欠き正面図である。
【図3】同アンクランプ状態を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】別の実施例を示す要部拡大断面図である。
【図5】案内体とクラッチ体の係合状態を示す説明図で
ある。
【図6】従来のタレット刃物台を示す縦断側面図であ
る。
【図7】同クラッチ体を離脱した状態を示す要部拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 刃物台本体 2 タレットヘッド 3 旋回筒軸 13 クランプシリンダ 17A,17B カップリング 21 固定筒軸 22 回転駆動軸 24 伝動ケース 40,55 出力軸 42,56 出力軸側クラッチ体 45 工具ホルダ 46 回転軸 47 ホルダ側クラッチ体 57,58 案内体 60 ロック装置 61 ロックピン 63 可動レバー 65 フォローピン 67 作動ピン 69 係合穴

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タレット旋回機構が、 刃物台本体に回転割出し可能、かつ位置決めクランプ可
    能に支持された旋回筒軸と、該旋回筒軸の前端に固着さ
    れ、外周部に複数の工具ホルダを取り付けたタレットヘ
    ッドとからなり、 工具回転機構が、 前記旋回筒軸内に同心状に配設された固定筒軸及び回転
    駆動軸と、前記固定筒軸の前端に固着され、かつ前記タ
    レットヘッド内に軸受を介して保持されている伝動ケー
    スと、該伝動ケースに軸受を介して支持され、半径方向
    に延び前記伝動ケースの外周部に突出する一方、前記伝
    動ケースに内蔵した回転伝動装置を介して前記回転駆動
    軸に連動連結されている出力軸と、該出力軸の突出端部
    に設けられ、前記タレットヘッドの旋回により旋回割出
    しされた前記工具ホルダの回転軸の内端に設けたホルダ
    側クラッチ体に係合する出力軸側クラッチ体とからなる
    タレット刃物台において、 前記伝動ケースの外周部に、前記出力軸側クラッチ体に
    隣接し、かつ環状に延びる案内体が設けられ、 前記ホルダ側クラッチ体は、前記タレットヘッドの旋回
    に伴い前記案内体及び出力軸側クラッチ体に沿って移動
    し、前記工具ホルダが旋回割出しされたとき、前記ホル
    ダ側クラッチ体が前記出力軸側クラッチ体と係合して、
    前記工具ホルダの回転軸と前記出力軸とが連動連結する
    ように構成されていることを特徴とするタレット刃物
    台。
  2. 【請求項2】 前記案内体が、前記ホルダ側クラッチ体
    を両側から案内する凹状断面に形成されている請求項1
    記載のタレット刃物台。
  3. 【請求項3】 前記案内体が、前記ホルダ側クラッチ体
    を片側から案内する凸状断面に形成されている請求項1
    記載のタレット刃物台。
  4. 【請求項4】 タレット旋回機構が、 刃物台本体に回転割出し可能、かつ位置決めクランプ可
    能に支持された旋回筒軸と、該旋回筒軸の前端に固着さ
    れ、外周部に複数の工具ホルダを取り付けたタレットヘ
    ッドとからなり、 工具回転機構が、 前記旋回筒軸内に同心状に配設された固定筒軸及び回転
    駆動軸と、前記固定筒軸の前端に固着され、かつ前記タ
    レットヘッド内に軸受を介して保持されている伝動ケー
    スと、該伝動ケースに軸受を介して支持され、半径方向
    に延び前記伝動ケースの外周部に突出する一方、前記伝
    動ケースに内蔵した回転伝動装置を介して前記回転駆動
    軸に連動連結されている出力軸と、該出力軸の突出端部
    に設けられ、前記タレットヘッドの旋回により旋回割出
    しされた前記工具ホルダの回転軸の内端に設けたホルダ
    側クラッチ体に係合する出力軸側クラッチ体とからなる
    タレット刃物台において、 前記タレットヘッドが旋回割出しされ、位置決めクラン
    プされたとき、これに連動して前記伝動ケースを前記タ
    レットヘッドに固定するロック機構が設けられているタ
    レット刃物台。
JP11997292A 1992-04-13 1992-04-13 タレット刃物台 Pending JPH05285709A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7506424B2 (en) 2006-10-11 2009-03-24 Okuma Corporation Rotary tool-equipped tool rest
KR101245913B1 (ko) * 2005-12-28 2013-03-20 두산인프라코어 주식회사 밀링 터렛의 클러치 위상 조절기구
US10960505B2 (en) * 2016-09-03 2021-03-30 Sauter Feinmechanik Gmbh Coupling device

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