JPH05284997A - ナトリウムイオン測定用組成物 - Google Patents

ナトリウムイオン測定用組成物

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JPH05284997A
JPH05284997A JP8392092A JP8392092A JPH05284997A JP H05284997 A JPH05284997 A JP H05284997A JP 8392092 A JP8392092 A JP 8392092A JP 8392092 A JP8392092 A JP 8392092A JP H05284997 A JPH05284997 A JP H05284997A
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JP
Japan
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sodium ion
salt
glycerol
kinase
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JP8392092A
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Hiroe Nagao
洋絵 長尾
Hatsuichi Majima
肇一 馬島
Shinichi Tejima
真一 手嶋
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Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操業性、定量性、正確性に優れたナトリウム
イオン濃度の酵素的測定用組成物を提供する。 【構成】 下記の組成物A又は組成物A及び組成物Bを
含有してなることを特徴とするナトリウムイオン測定用
組成物。 A a)ピルビン酸キナーゼ、b)グリセロールキナーゼ、
c)グリセロール三リン酸オキシダーゼ、d)ペルオキ
シダーゼ、e)還元型色原体、f)アデノシン二リン酸
またはその塩及びg)フォスフォエノールピルビン酸ま
たはその塩を含有する組成物。 B a)グルタミン酸デヒドロゲナーゼ、b)グルコースデ
ヒドロゲナーゼ及びc)還元型ニコチンアデニンジヌク
レオシド(NADH)または還元型ニコチンアデニンジ
ヌクレオシドリン酸(NADPH)を含有する組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はナトリウムイオン測定用
組成物に関するものである。体液中のナトリウムイオン
測定は、水分および電解質代謝の失調をきたすような場
合、すなわち、飢餓、発汗、熱射病、下痢、下垂体副腎
皮質系機能障害、心不全、腎不全、ネフローゼ症候群、
ステロイドホルモン投与時、アシドーシスの有用な情報
を与えるものとして臨床意義が深い。
【0002】
【従来の技術】従来、ナトリウムイオンを含めて金属イ
オンの測定法としては、炎光光度計法、化学的測定法、
イオン選択電極法が用いられてきている。しかしなが
ら、炎光光度計法は操作が煩雑であり、試料の処理能力
に問題があった。化学的測定法は操作が煩雑な上に試薬
が高価であるという問題があり、臨床検査の現場で実際
には余り用いられていない。イオン選択電極法は、比較
的操作が簡単であるが、電極の劣化のため測定時に誤差
を生じるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
現状に鑑み、操作性、定量性、正確性に優れたナトリウ
ムイオン濃度の酵素的測定用組成物を提供することであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ナトリウ
ムイオンにより活性化される酵素を用いて検体中のナト
リウムイオン濃度を測定する方法を鋭意検討したとこ
ろ、ピルビン酸キナーゼを用いる反応により生じるアデ
ノシン三リン酸を、グリセロールキナーゼ、グリセロー
ル三リン酸オキシダーゼ、ペルオキシダーゼを用いて定
量することが可能であることを見いだした。
【0005】すなわち、本発明の第1の発明の要旨は、
a)ピルビン酸キナーゼ、b)グリセロールキナーゼ、
c)グリセロール三リン酸オキシダーゼ、d)ペルオキ
シダーゼ、e)還元型色原体、f)アデノシン二リン酸
またはその塩及びg)フォスフォエノールピルビン酸ま
たはその塩を含有することを特徴とするナトリウムイオ
ン測定用組成物に存する。
【0006】この測定系を用いて試料を測定した場合、
通常は何ら問題はないが過剰にアンモニウムイオンを添
加すると正の影響があることがわかった。そこで、アン
モニウムイオンの影響回避策を検討したところ、グルタ
ミン酸デヒドロゲナーゼを用いることにより、低濃度の
アンモニウムイオンを有効に消去できることを見いだし
た。しかしながら、高濃度のアンモニウムイオンが添加
された試料を測定する場合、完全にアンモニウムイオン
を消去するためには、高濃度のNADHあるいはNAD
PHの添加が必要であることがわかった。NADHまた
はNADPHは、還元作用を有するため、高濃度のNA
DHあるいはNADPHの存在はペルオキシダーゼを用
いる発色反応系に負の影響を与え十分な感度が得られな
くなる。
【0007】そこでさらに検討した結果、グルタミン酸
デヒドロゲナーゼを用いる反応により酸化されるNAD
HあるいはNADPHをグルコースデヒドロゲナーゼを
用いる反応に利用することが可能であることを見いだし
た。つまり、NADHあるいはNADPHをリサイクル
させることにより低濃度のNADHまたはNADPHを
用いて高濃度のアンモニウムイオンを効果的に消去する
反応系を完成するに至った。
【0008】さらに、このアンモニウムイオン消去反応
系を、上記のナトリウムイオンの測定系に組み込むこと
により、より正確性の高いナトリウムイオン測定系を完
成するに至った。
【0009】すなわち、本発明の第2の発明の要旨は、
下記の組成物A及び組成物Bを含有してなることを特徴
とするナトリウムイオン測定用組成物に存する。 A a)ピルビン酸キナーゼ、b)グリセロールキナーゼ、
c)グリセロール三リン酸オキシダーゼ、d)ペルオキ
シダーゼ、e)還元型色原体、f)アデノシン二リン酸
またはその塩及びg)フォスフォエノールピルビン酸ま
たはその塩を含有する組成物。 B a)グルタミン酸デヒドロゲナーゼ、b)グルコースデ
ヒドロゲナーゼ及びc)還元型ニコチンアデニンジヌク
レオシド(NADH)または還元型ニコチンアデニンジ
ヌクレオシドリン酸(NADPH)を含有する組成物。 上記組成物Bは、アンモニウムイオン消去用の組成物で
あって、高濃度のアンモニウムイオンを効果的に消去す
ることができる。
【0010】ピルビン酸キナーゼを用いてナトリウムイ
オンを測定する方法としては、ピルビン酸キナーゼを用
いる反応により生じるピルビン酸をピルビン酸オキシダ
ーゼを利用し過酸化水素を生成させ色原体とペルオキシ
ダーゼ共存下、キノイド色素を生成させ比色定量する方
法があるが、この方法は、内因性のピルビン酸の影響を
受けやすく、またピルビン酸オキシダーゼのコストが高
いため、商業的に利用することが困難である。
【0011】また本発明以外の組成物を用いてアンモニ
ウムイオンを消去する方法としては、グルタミン酸デヒ
ドロゲナーゼとイソクエン酸デヒドロゲナーゼを組合わ
せてアンモニウムイオンを消去する方法が挙げられる
が、この方法においては有効にアンモニウムイオンを消
去することができるもののイソクエン酸デヒドロゲナー
ゼの基質となるイソクエン酸がグルコースより高価であ
り、またイソクエン酸デヒドロゲナーゼの反応を停止す
るため、金属キレート剤の添加が必要であるが、金属キ
レート剤の添加はナトリウムイオンの測定に負の影響を
与えるため、ナトリウムイオンの測定に留まらず金属イ
オンの測定においてはできるかぎり添加を制限する必要
がある。
【0012】したがって、ナトリウムイオン測定におい
てこれらの方法の利用は商業的に困難であり、本発明の
組成物を用いてナトリウムイオンを測定する方法が、正
確性、精度、簡便性、コスト的に優れている。
【0013】上記の組成物を利用して、試料中のナトリ
ウムイオンを測定する方法としては以下に例示される反
応系を利用するものが挙げられる。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】 PEP フォスフォエノールピルビン酸 GK グリセロールキナーゼ ADP アデノシンジフォスフェート G3POD グリセロール三リン酸オキシダーゼ ATP アデノシントリフォスフェート POD ペルオキシダーゼ 4−AA 4−アミノアンチピリン G1DH グルタミン酸デヒドロゲナーゼ α−KG α−ケトグルタル酸 GLDH グルコースデヒドロゲナーゼ PK ピルビン酸キナーゼ
【0016】本発明に用いられるピルビン酸キナーゼの
起源は特に限定されるものではなく、例えばウサギ筋肉
あるいは牛の筋肉より得られるものを用いてよい。好適
にはウサギ筋肉由来のものが用いられる。本発明に用い
られるグリセロールキナーゼの起源は特に限定されるも
のではなく、例えばカンジダ マイコデルマ(CandidaMy
coderma )由来のものやセルロモナス エスピー(Cellu
lomonas sp.)由来のものが用いられる。好適には、Cell
ulomonas sp.由来のものが用いられる。本発明に用いら
れるグリセロール三リン酸オキシダーゼの起源は特に限
定されるものではないが、好適には微生物由来のものが
用いられる。本発明に用いられるペルオキシダーゼの由
来は特に限定されるものではないが、好適には西洋ワサ
ビ由来のものが用いられる。本発明に用いられるグルタ
ミン酸デヒドロゲナーゼの起源は特に限定されるもので
はなく細菌、酵母、牛の肝由来のものが用いられるが、
好適には細菌由来のものが用いられる。本発明に用いら
れるグルコースデヒドロゲナーゼの起源は特に限定され
るものではないが、好適には微生物由来のものが用いら
れる。
【0017】本発明に用いられる還元型色原体として
は、特に限定されるものではない。例えば4−アミノア
ンチピリン、3−メチル−2−ベンゾチアゾリンヒドラ
ゾン等のカップラーとフェノール、2−クロロフェノー
ル、4−クロロフェノール、2,4−ジクロロフェノー
ル等のフェノール誘導体もしくはアニリン、N,N−ジ
メチル−m−アニシジン、N−エチル−N−(3−メチ
ルフェニル)−N′−アセチルエチレンジアミン、N−
エチル−N−(β−ヒドロキシエチル)−m−トルイジ
ン、N−エチル−N−(ヒドロキシ−3−スルホプロピ
ル)−m−トルイジン、N−エチル−N−スルホプロピ
ル−m−トルイジン、N−エチル−N−スルホプロピル
−3,5−ジメトキシアニリン、N−エチル−N−(2
−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3,5−ジメト
キシアニリン、N−エチル−N−スルホプロピル−m−
アニシジン、N−エチル−N−(3−メチルフェニル)
−N′−サクシニルエチレンジアミン、N−エチル−N
−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−m−アニ
シジン等のアニリン誘導体の組合せ、または10−N−
メチルカルバモイル−3,7−ジメチルアミノ−10H
−フェノチアジン、ビス〔3−ビス(4−クロロフェニ
ル)メチル−4−ジメチル−アミノフェニル〕アミン、
4,4−ビス(ジメチルアミノ)ジフェニル−(2,7
−ジヒドロキシ−1−ナフチル)メタン等のロイコ色素
が挙げられる。
【0018】本発明に用いられるアデノシン二リン酸
塩、フォスフォエノールピルビン酸塩は、ナトリウムイ
オンを含んでいないものなら特に限定されず、ナトリウ
ム塩、トリスヒドロキシメチルアミノメタン塩、シクロ
ヘキシルアミン塩等が挙げられる。還元型ニコチンアデ
ニンジヌクレオシド(NADH)、還元型ニコチンアデ
ニンジヌクレオシドリン酸(NADPH)は特に限定さ
れるものでなく、ナトリウムイオンを含有していないも
のなら如何なるものでも使用することができる。
【0019】本発明の試薬のpHは緩衝液により、pH
6〜9に保たれているのが好ましく、緩衝液はナトリウ
ムイオンを含有しないものであればいかなるものでもよ
い。例えばトリエタノールアミン緩衝液、GOOD緩衝
液、トリス緩衝液が挙げられる。
【0020】本発明の試薬は必要により、界面活性剤、
防腐剤、安定化剤、酵素賦活剤等を加えてもよい。界面
活性剤としては、非イオン界面活性剤が好適に用いられ
る防腐剤としては、NaN3 、抗生物質が好適に用いら
れる。安定化剤、酵素賦活剤として効果を示すものであ
れば特に限定されない。例えばアルブミン、FAD、マ
グネシウムイオン等が挙げられる。また、測定に影響を
与える金属イオンを除去する目的で、クラウンエーテル
やクリプタンド等のキレート剤や、アルカリ金属トラッ
パー、アルカリ土類金属トラッパーを添加することがよ
り好ましい。
【0021】本発明に用いられるピルビン酸キナーゼの
酵素濃度は測定に適した濃度であれば特に制限されるも
のではないが、0.01〜10u/mlの範囲で好適に
用いられる。ピルビン酸オキシダーゼは、1〜30u/
mlの範囲で好適に用いられる。グリセロールキナーゼ
は、0.05〜50u/mlの範囲で好適に用いられ
る。グリセロール三リン酸オキシダーゼは、0.1〜5
0u/mlの範囲で好適に用いられる。ペルオキシダー
ゼは、1〜100u/mlの範囲で好適に用いられる。
フォスフォエノールピンビン酸またはその塩、アデノシ
ン二リン酸またはその塩、還元型色原体は、測定に適し
た濃度であれば特に制限されるのではないが、フォスフ
ォエノールピルビン酸またはその塩は0.5〜5mMの
範囲で好適に用いられ、アデノシン二リン酸またはその
塩は1〜20mMの範囲で好適に用いられる。還元型色
原体は0.01〜10mMの範囲で好適に用いられる。
還元型ニコチンアデニンジヌクレオシド(NADH)、
還元型ニコチンアデニンジヌクレオシドリン酸(NAD
PH)は測定に適した濃度であれば特に制限はされない
が好適には、0.005〜0.5mMの範囲で用いられ
る。
【0022】本発明のナトリウムイオン測定用組成物を
用いて、ナトリウムイオンを測定する方法は、前記のご
とく試料をピルビン酸キナーゼ、グリセロールキナー
ゼ、グリセロール三リン酸オキシダーゼ、を含有する試
薬と反応させて生成するH2 2 を色原体とペルオキシ
ダーゼ共存下、キノイド色素を生成させ比色定量する方
法がある。また本第2発明の組成物Aと組成物Bは最初
から混合しておいて一液型の試薬として使用してもよい
し、あるいは別々に二液型の試薬として使用してもよ
い。本発明の組成物を用いて測定する条件としては、特
に厳密に規制するものではないが、反応温度は、10〜
40℃の間で好ましくは25℃あるいは37℃が用いら
れる。反応時間は、0〜10分の間が好適に用いられ
る。測定波長としては発色した色素のλmax 付近で測定
されることが望ましい。
【0023】
【実施例】
実施例1 試料中のナトリウムイオン濃度を以下の測定法により測
定した。また、対照として電極法で同一サンプルを測定
した。 試薬A 0.1M トリエタノールアミン−HCl緩衝
液 pH 7.6 0.1% Triton X−100 5mM MgCl2 0.2M グリセリン 4mM ADP 0.7mM PEPトリス塩 0.5mM 4−アミノアンチピリン 2mM フェノール 0.4u/ml ピルビン酸キナーゼ 3.0u/ml グリセロールキナーゼ 10u/ml グリセロール三リン酸オキシダーゼ 30u/ml ペルオキシダーゼ
【0024】試薬B 0.1M トリエタノールアミン−HCl緩衝
液 pH 7.6 0.1% Triton X−100 5mM MgCl2 0.2M グリセリン 4mM ADP 0.7mM PEPトリス塩 0.5mM 4−アミノアンチピリン 2mM フェノール 0.4u/ml ピルビン酸キナーゼ 3.0u/ml グリセロールキナーゼ 10u/ml グリセロール三リン酸オキシダーゼ 30u/ml ペルオキシダーゼ 50mM グルコース 5mM α−ケトグルタル酸 0.2mM NADPH 50u/ml グルタミン酸デヒドロゲナーゼ 10u/ml グルコースデヒドロゲナーゼ
【0025】測定方法 塩化ナトリウム水溶液200mMの10段階希釈液と血
清10段階希釈液をそれぞれ試料とし、各40μlを採
取し、これに上記試薬4mlを加えて、37℃で10分
間反応させて、400nmにおけるタイムコース(測定
波長において、酵素反応が進んでいる挙動)と1分間の
吸光度変化を求めた。なお、ブランクはナトリウムイオ
ン含有被検液の代わりに蒸留水を用いた。図1に200
mM塩化ナトリウム水溶液と血清試料のタイムコース
を、図2及び図3に200mM塩化ナトリウム水溶液と
血清試料の希釈直線性を示す。図より明らかなように、
塩化ナトリウム水溶液血清を試料として用いても、本発
明では短時間に正確かつ簡単にナトリウムイオンを測定
することができる。さらに、塩化アンモニウム水溶液2
00mMの10段階希釈液を試料として同様に測定を行
った。図4及び図5に200mM塩化ナトリウム水溶液
と200mM塩化アンモニウム水溶液のタイムコースを
示す。
【0026】表1及び表2は各サンプルを試薬A,B及
び電極法で測定した結果を示す。
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】表3は生血清に200mM塩化ナトリウム
水溶液と200mMの塩化アンモニウム水溶液を添加し
たサンプルを試薬A,B及び電極法で測定した結果を示
す。
【表3】
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、操作性、定量性、正確
性に優れたナトリウムイオン濃度の酵素的測定用組成物
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】200mM塩化ナトリウム水溶液と血清試料の
タイムコースを示す。
【図2】200mM塩化ナトリウム水溶液の希釈直線性
を示す。
【図3】血清試料の希釈直線性を示す。
【図4】試薬Aを使用した場合の200mM塩化ナトリ
ウム水溶液と200mMの塩化アンモニウム水溶液のタ
イムコースを示す。
【図5】試薬Bを使用した場合の200mM塩化ナトリ
ウム水溶液と200mMの塩化アンモニウム水溶液のタ
イムコースを示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)ピルビン酸キナーゼ、b)グリセロ
    ールキナーゼ、c)グリセロール三リン酸オキシダー
    ゼ、d)ペルオキシダーゼ、e)還元型色原体、f)ア
    デノシン二リン酸またはその塩及びg)フォスフォエノ
    ールピルビン酸またはその塩を含有することを特徴とす
    るナトリウムイオン測定用組成物。
  2. 【請求項2】 下記の組成物A及び組成物Bを含有して
    なることを特徴とするナトリウムイオン測定用組成物。 A a)ピルビン酸キナーゼ、b)グリセロールキナーゼ、
    c)グリセロール三リン酸オキシダーゼ、d)ペルオキ
    シダーゼ、e)還元型色原体、f)アデノシン二リン酸
    またはその塩及びg)フォスフォエノールピルビン酸ま
    たはその塩を含有する組成物。 B a)グルタミン酸デヒドロゲナーゼ、b)グルコースデ
    ヒドロゲナーゼ及びc)還元型ニコチンアデニンジヌク
    レオシド(NADH)または還元型ニコチンアデニンジ
    ヌクレオシドリン酸(NADPH)を含有する組成物。
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