JPH05284960A - 組織培養培地面成形器具 - Google Patents
組織培養培地面成形器具Info
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- JPH05284960A JPH05284960A JP11677192A JP11677192A JPH05284960A JP H05284960 A JPH05284960 A JP H05284960A JP 11677192 A JP11677192 A JP 11677192A JP 11677192 A JP11677192 A JP 11677192A JP H05284960 A JPH05284960 A JP H05284960A
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- JP
- Japan
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- explant
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- tissue culture
- culture
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- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/02—Form or structure of the vessel
- C12M23/08—Flask, bottle or test tube
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M21/00—Bioreactors or fermenters specially adapted for specific uses
- C12M21/08—Bioreactors or fermenters specially adapted for specific uses for producing artificial tissue or for ex-vivo cultivation of tissue
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/38—Caps; Covers; Plugs; Pouring means
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- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 組織培養する外植体の形状に合致する先端面
形状を有し組織培養容器の深さよりも小さい長さを有す
る成形用ロッドを、組織培養容器の蓋となり得る部材の
内面に着脱可能なように固定し、固形培地を調製すると
き成形用ロッドの上記先端面が固形培地に僅かに進入す
るようにして培地表面にくぼみを形成させる。 【効果】 熟練者でなくても外植体や培地面を損傷する
おそれなしに容易に理想的な状態に置床することができ
るようになる。
形状を有し組織培養容器の深さよりも小さい長さを有す
る成形用ロッドを、組織培養容器の蓋となり得る部材の
内面に着脱可能なように固定し、固形培地を調製すると
き成形用ロッドの上記先端面が固形培地に僅かに進入す
るようにして培地表面にくぼみを形成させる。 【効果】 熟練者でなくても外植体や培地面を損傷する
おそれなしに容易に理想的な状態に置床することができ
るようになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、固形培地を用いて植物
の組織培養を行う場合に外植体の置床を容易にするくぼ
みを培地面に付けるための、培地面成形器具に関するも
のである。
の組織培養を行う場合に外植体の置床を容易にするくぼ
みを培地面に付けるための、培地面成形器具に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】植物の組織培養を固形培地で行う場合、
外植体としては一般に柔らかい葉組織を用いることが多
く、これを、つぶさないように鋭利な刃物で、通常５mm
角程度に切断する。得られた葉片を、適当な容器たとえ
ば直径２５mm程度、長さ１００mm程度の試験管状ガラス
容器中に用意された固形培地（培養に必要な養分等の水
溶液を寒天等の固化剤で固化させたもの）の上に置いて
軽く押圧する。このとき葉片は、切断面全体が培地に接
触する状態になることが望ましいが、全体が培地に埋没
してはならない。置床と呼ばれるこの操作は熟練を必要
とし、不適当な置床状態はその後の生育および歩留まり
を著しく悪くする。
外植体としては一般に柔らかい葉組織を用いることが多
く、これを、つぶさないように鋭利な刃物で、通常５mm
角程度に切断する。得られた葉片を、適当な容器たとえ
ば直径２５mm程度、長さ１００mm程度の試験管状ガラス
容器中に用意された固形培地（培養に必要な養分等の水
溶液を寒天等の固化剤で固化させたもの）の上に置いて
軽く押圧する。このとき葉片は、切断面全体が培地に接
触する状態になることが望ましいが、全体が培地に埋没
してはならない。置床と呼ばれるこの操作は熟練を必要
とし、不適当な置床状態はその後の生育および歩留まり
を著しく悪くする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的
は、熟練者でなくても外植体や培地面を損傷するおそれ
なく容易に理想的な状態に置床することを可能にし、そ
れにより組織培養の効率向上を可能にすることにある。
は、熟練者でなくても外植体や培地面を損傷するおそれ
なく容易に理想的な状態に置床することを可能にし、そ
れにより組織培養の効率向上を可能にすることにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すること
に成功した本発明は、組織培養する外植体の形状に合致
する先端面形状を有し組織培養容器の深さよりも小さい
長さを有する成形用ロッドを組織培養容器の蓋となり得
る部材（以下、蓋材という）の内面に着脱可能なように
固定してなる組織培養培地面成形器具を提供するもので
ある。
に成功した本発明は、組織培養する外植体の形状に合致
する先端面形状を有し組織培養容器の深さよりも小さい
長さを有する成形用ロッドを組織培養容器の蓋となり得
る部材（以下、蓋材という）の内面に着脱可能なように
固定してなる組織培養培地面成形器具を提供するもので
ある。
【０００５】
【作用】上記本発明による培地面成形器具を用いると、
外植体置床に好適なくぼみを固形培地調製過程で培地面
に形成させることができる。すなわち、寒天等の固化剤
を添加した固形培地形成用培養液を固化前に組織培養容
器に所定量注入し、成形用ロッドを取り付けた蓋材で蓋
をする。蓋材内面に取り付けられた成形用ロッドは容器
内で蓋材に懸垂した状態になる。そのとき、成形用ロッ
ドの先端が固形培地形成用培養液に約１〜２mm進入する
ように、注入する培養液の量を選定しておく。あるい
は、注入する培養液の量によって決まる蓋材と培養液液
面間の距離に合わせて成形用ロッドの長さを調整してお
く。その状態で容器を冷却し、培養液を固化させたのち
蓋材を取り去ると、形成された固形培地の表面には取り
去られた成形用ロッドの先端の跡が浅いくぼみとなって
残る。
外植体置床に好適なくぼみを固形培地調製過程で培地面
に形成させることができる。すなわち、寒天等の固化剤
を添加した固形培地形成用培養液を固化前に組織培養容
器に所定量注入し、成形用ロッドを取り付けた蓋材で蓋
をする。蓋材内面に取り付けられた成形用ロッドは容器
内で蓋材に懸垂した状態になる。そのとき、成形用ロッ
ドの先端が固形培地形成用培養液に約１〜２mm進入する
ように、注入する培養液の量を選定しておく。あるい
は、注入する培養液の量によって決まる蓋材と培養液液
面間の距離に合わせて成形用ロッドの長さを調整してお
く。その状態で容器を冷却し、培養液を固化させたのち
蓋材を取り去ると、形成された固形培地の表面には取り
去られた成形用ロッドの先端の跡が浅いくぼみとなって
残る。
【０００６】このくぼみの形状が外植体の形状と一致す
るよう成形用ロッドの先端面形状を選んでおき、くぼみ
部分に外植体を置床すれば、誰でも容易に前述の最適状
態に置床することができる。蓋材は、成形用ロッドを外
せば培養中培養容器のキャップとして使用することがで
きる。
るよう成形用ロッドの先端面形状を選んでおき、くぼみ
部分に外植体を置床すれば、誰でも容易に前述の最適状
態に置床することができる。蓋材は、成形用ロッドを外
せば培養中培養容器のキャップとして使用することがで
きる。
【０００７】
【実施例】図示した実施例は、ガラス製の培養容器１、
培養容器１の開口部を覆うキャップ状の蓋材２、および
成形用ロッド３からなる。蓋材２および成形用ロッド３
は、蒸気滅菌処理が可能で弾力性のある合成樹脂（たと
えばポリプロピレン）からなる。蓋材２の内面には環状
突起４があり、該環状突起４はその外径が培養容器１の
内径に合わせてあって培養容器１に密に嵌合し封止状態
を形成可能である。環状突起４の先端部分４ａは環の内
側に向かって僅かに突き出している。
培養容器１の開口部を覆うキャップ状の蓋材２、および
成形用ロッド３からなる。蓋材２および成形用ロッド３
は、蒸気滅菌処理が可能で弾力性のある合成樹脂（たと
えばポリプロピレン）からなる。蓋材２の内面には環状
突起４があり、該環状突起４はその外径が培養容器１の
内径に合わせてあって培養容器１に密に嵌合し封止状態
を形成可能である。環状突起４の先端部分４ａは環の内
側に向かって僅かに突き出している。
【０００８】成形用ロッド３は、培養容器１の深さの約
７０％の長さを有する断面正方形の棒状体５の一端を成
形用端面６とし他端に掛止部７を設けたもので、図２に
示したように、円板状の掛止部７が棒状体５と一体に成
形されている。掛止部７は、その直径が蓋材２の環状突
起４の内径よりやや小さいが内方突出部を有する環状突
起先端部分４ａにおける内径よりも大きい。したがっ
て、環状突起４に弾性変形を生じさせることにより掛止
部７を環状突起４に嵌合させ、成形用ロッド３全体を蓋
材２に懸垂させた図１の状態にすることができ、さらに
取り外すこともできる。
７０％の長さを有する断面正方形の棒状体５の一端を成
形用端面６とし他端に掛止部７を設けたもので、図２に
示したように、円板状の掛止部７が棒状体５と一体に成
形されている。掛止部７は、その直径が蓋材２の環状突
起４の内径よりやや小さいが内方突出部を有する環状突
起先端部分４ａにおける内径よりも大きい。したがっ
て、環状突起４に弾性変形を生じさせることにより掛止
部７を環状突起４に嵌合させ、成形用ロッド３全体を蓋
材２に懸垂させた図１の状態にすることができ、さらに
取り外すこともできる。
【０００９】この培地面成形器具を用いて培地面を成形
するときは、まず常法により調製した任意の組成の固形
培地形成用溶液８の所定量を培養容器１に注入する。次
いで、成形用ロッド３の掛止部７を環状突起４に嵌合さ
せた蓋材２を、培養容器１に嵌着して図１の状態にす
る。このとき成形用ロッド３の先端１〜２mm程度が培地
形成用溶液８に進入するように、棒状体５の長さを選定
しておく。そのまま静置し冷却して培地形成用溶液８を
固化させ、その後に蓋材２を外すと、形成された固形培
地の表面には成形用端面６の跡が正方形の浅いくぼみと
なって残る。
するときは、まず常法により調製した任意の組成の固形
培地形成用溶液８の所定量を培養容器１に注入する。次
いで、成形用ロッド３の掛止部７を環状突起４に嵌合さ
せた蓋材２を、培養容器１に嵌着して図１の状態にす
る。このとき成形用ロッド３の先端１〜２mm程度が培地
形成用溶液８に進入するように、棒状体５の長さを選定
しておく。そのまま静置し冷却して培地形成用溶液８を
固化させ、その後に蓋材２を外すと、形成された固形培
地の表面には成形用端面６の跡が正方形の浅いくぼみと
なって残る。
【００１０】所定の寸法に裁断された外植体と合致する
くぼみがこのとき形成されるように成形用端面６の寸法
を選定しておけば、このくぼみに外植体をはめ込むよう
に置くだけで、最適状態の置床が達成される。外植体を
正方形以外の形状に（たとえば円形に）調製する場合
は、その形状に合わせて成形用ロッド３の成形用端面６
を成形しておけばよい。培養容器１は、培養中は別の蓋
で蓋しても差し支えないが、成形用ロッド３を外した蓋
材２を蓋として使用することができる。
くぼみがこのとき形成されるように成形用端面６の寸法
を選定しておけば、このくぼみに外植体をはめ込むよう
に置くだけで、最適状態の置床が達成される。外植体を
正方形以外の形状に（たとえば円形に）調製する場合
は、その形状に合わせて成形用ロッド３の成形用端面６
を成形しておけばよい。培養容器１は、培養中は別の蓋
で蓋しても差し支えないが、成形用ロッド３を外した蓋
材２を蓋として使用することができる。
【００１１】
【発明の効果】上述のように、本発明の培地面成形用器
具を使用すると固形培地形成過程で外植体の寸法・形状
と合致するくぼみを培地面におのずから形成させること
ができるので、これを置床に利用することにより、熟練
者でなくても容易に理想的な状態に置床することがで
き、組織培養の能率と歩留まりを顕著に向上させること
ができる。
具を使用すると固形培地形成過程で外植体の寸法・形状
と合致するくぼみを培地面におのずから形成させること
ができるので、これを置床に利用することにより、熟練
者でなくても容易に理想的な状態に置床することがで
き、組織培養の能率と歩留まりを顕著に向上させること
ができる。
【図１】 本発明実施例の使用状態を示す断面図。
【図２】 図１の実施例の成形用ロッド３を示す斜視
図。
図。
１：培養容器 ２：蓋材 ３：成形用ロッド ４：環状突起 ６：成形用端面
Claims (1)
- 【請求項１】 組織培養する外植体の形状に合致する先
端面形状を有し組織培養容器の深さよりも小さい長さを
有する成形用ロッドを組織培養容器の蓋となり得る部材
の内面に着脱可能なように固定してなる組織培養培地面
成形器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11677192A JPH05284960A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 組織培養培地面成形器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11677192A JPH05284960A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 組織培養培地面成形器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05284960A true JPH05284960A (ja) | 1993-11-02 |
Family
ID=14695323
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11677192A Pending JPH05284960A (ja) | 1992-04-10 | 1992-04-10 | 組織培養培地面成形器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05284960A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6925797B2 (en) | 2000-06-22 | 2005-08-09 | Mazda Motor Corporation | Apparatus for purifying exhaust gas of engine |
| US8642786B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-02-04 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Process for producing thiophene compound and intermediate thereof |
-
1992
- 1992-04-10 JP JP11677192A patent/JPH05284960A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6925797B2 (en) | 2000-06-22 | 2005-08-09 | Mazda Motor Corporation | Apparatus for purifying exhaust gas of engine |
| US8642786B2 (en) | 2008-02-29 | 2014-02-04 | Nissan Chemical Industries, Ltd. | Process for producing thiophene compound and intermediate thereof |
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