JPH0528478U - プツシユプル型集塵装置 - Google Patents

プツシユプル型集塵装置

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Publication number
JPH0528478U
JPH0528478U JP8627291U JP8627291U JPH0528478U JP H0528478 U JPH0528478 U JP H0528478U JP 8627291 U JP8627291 U JP 8627291U JP 8627291 U JP8627291 U JP 8627291U JP H0528478 U JPH0528478 U JP H0528478U
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JP
Japan
Prior art keywords
push
pull
hood
dust collector
type dust
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Pending
Application number
JP8627291U
Other languages
English (en)
Inventor
真人 井上
Original Assignee
新東ダストコレクタ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新東ダストコレクタ株式会社 filed Critical 新東ダストコレクタ株式会社
Priority to JP8627291U priority Critical patent/JPH0528478U/ja
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  • Prevention Of Fouling (AREA)
  • Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大型の作業室内で発生する粉塵を効率的且つ
経済的に集塵処理することができるプッシュプル型集塵
装置を提供する。 【構成】 作業室1内にプルフード4を複数個配列する
とともに所要のプルフード4に対向する位置まで移動可
能なプッシュフード2を設けてその組合せにより作業室
1内の含塵ガスを特定のプルフード4より吸引処理する
ようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、大型の作業室内で発生する粉塵を移動式プッシュフードを用いて効 率的且つ経済的に集塵処理することができるプッシュプル型集塵装置に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、船舶のような大きな被加工物を切断したり溶接したりする際に発生す る大量の粉塵を集塵処理する方法として、作業室の上部に設けたプッシュフード と作業室の下部に設けたプルフードとを組合せて該プルフードで吸引した含塵ガ スをバグフィルタ式の集塵機へ導いて集塵処理する方法が知られている。
【0003】 ところが、従来の処理方法において用いられるこの種プッシュプル型集塵装置 は、プッシュフードとプルフードとをそれぞれ1個ずつ固定して設けたものであ るために、大きな作業室全体にプルフードへ向けて流れる空気流を形成するには プッシュフードから大容量の空気を噴出させる必要があり、設備費およびランニ ングコスト等が高くなるという問題点があり、また、作業室の隅部において加工 処理を行った場合には発生した粉塵を十分に吸引することができず、作業室をク リーンな状態に保てないという問題点もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記のような従来の問題点を解決して、大きな作業室であっても少な い風量で的確に粉塵の吸引を行うことができるようにして常に作業室内をクリー ンな状態に保つことができ、しかも、設備費およびランニングコストも極めて安 く経済的に集塵処理を行うことができるプッシュプル型集塵装置を提供すること を目的として完成されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 上記の課題を解決するためになされた本考案のプッシュプル型集塵装置は、作 業室内をプッシュフードとこれに対向するプルフードにより集塵するようにした プッシュプル型集塵装置において、前記プルフードが作業室内に複数個配列され ていて前記プッシュフードは所要のプルフードに対応する位置に移動可能として あることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】
このように構成された本考案においては、作業室内で発生した粉塵をプッシュ フードとプルフードとのプッシュプル方式により集塵機へ導いて集塵処理を行う ものである点は従来のこの種プッシュプル型集塵装置と同様であるが、前記プッ シュフードは移動式となっているので発塵部分に近い所要のプルフードに対向す るように移動させてこのプッシュフードと1個のプルフードにより部分的な集塵 を行えばよい。
【0007】
【実施例】
次に、本考案を図示の実施例について詳細に説明する。 図面は被加工物であるFRP製のボートAをトリミング加工するための集塵装 置を示すものであって、図中1は作業室であって、実施例においては3つの作業 室1が連続的に設けられている。2は各作業室1の上部に設けられたプッシュフ ード、3は該プッシュフード2を移動自在に懸吊するクレーン、4は各作業室1 の床面に配置されたプルフードである。
【0008】 前記した各作業室1の床面は、例えば6つのセクションに区分けされていると ともに各セクション毎にプルフード4が開口するよう設けられ、床面を通じて粉 塵がプルフード4に吸引されるよう開口部には通気孔を有するグレーチング5が 敷設されている。また、各プルフード4はダンパーのような開閉弁6を介し該開 閉弁6の開閉操作により選択的に排気ダクト7に連通できるよう構成されており 、また、排気ダクト7は更にバグフィルタ式の集塵機などの集塵機8に連結され ている。
【0009】 一方、前記プッシュフード2は6個のプルフード4のいずれにも対応して真上 の位置まで移動できるようクレーン3で懸吊されているとともに、伸縮自在な蛇 腹式ダクト9により図示しない送風機に連結されるか、図3に示されるように搭 載板10上にエアフィルタ付きの送風機11とともに設置しておくものとし、こ のように搭載板10上に並置しておくときは該搭載板10をクレーン3により移 動自在に懸吊したものとする。
【0010】 以上のように構成されたものにおいては、作業室1の上部に設けられたプッシ ュフード2により下方に向けて送風が行われるとともに、床面に開口するよう配 置されたプルフード4により含塵ガスが吸引され排気ダクト7を通じて集塵機8 へ導かれ集塵処理が行われるものである点は従来のこの種プッシュプル型集塵装 置と同様であるが、本考案では前記プッシュフード2がクレーン3に懸吊されて 作業室1内を自在に移動できるよう構成されているので、プッシュフード2を発 塵源である特定セクションの真上まで移動して下方に向けて送風を行うとともに 、各セクションに対応して設けられた6個のプルフード4のうち、発塵源に対応 した特定セクションのプルフード4のみが集塵機8に連通されるように所要の開 閉弁6を開いて排気ダクト7と選択的に連通させれば、発塵源に対応した特定セ クションのプルフード4とその真上位置まで移動されたプッシュフード2との間 でプッシュプル方式の送風が行われることとなり、発生した粉塵は直下にあるプ ルフード4より効率よく吸引され排気ダクト7を通じて集塵機8へ導かれ集塵処 理が行われることとなる。
【0011】 このように本考案においては、発塵源に対応してその真上に位置するプッシュ フード2と真下にある特定のプルフード4との間に空気の流れを形成して集塵処 理を行うものであるので、少ない風量で確実に集塵処理を行うことができるうえ に、作業室1の隅部で加工処理を行う場合であっても確実に粉塵を吸引すること ができ常に作業室1内をクリーンな状態に保持することができることとなる。
【0012】 なお、実施例においては作業室1を3室設けてあるので、各室においてそれぞ れ同時に加工処理を施すことができるが、この作業室1の室数あるいは室内を区 分けするセクションの個数等については装置の規模に応じて任意に設計変更でき ることは勿論である。また、実施例では1つの作業室1にプッシュフード2を1 個のみ設けているが、プルフード4の数よりも少ない複数個のプッシュフードを 設けてもよく、さらに、前記プッシュフード2とプルフード4との関係は実施例 のような上下関係ではなく左右関係のものにも利用できる。
【0013】
【考案の効果】
以上の説明からも明らかなように本考案は、大きな作業室であっても少ない風 量で的確に粉塵の吸引を行うことができ常に作業室内をクリーンな状態に保つこ とができるとともに、設備費およびランニングコストも極めて安く経済的に集塵 処理を行うことができるものである。 よって本考案は従来の問題点を一掃したプッシュプル型集塵装置として、その 実用的価値は極めて大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す斜視図である。
【図2】本考案の実施例を示す要部の一部切欠側面図で
ある。
【図3】本考案におけるプッシュフードの他の実施例を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 作業室2 プッシュフード 3 クレーン 4 プルフード 6 開閉弁 7 排気ダクト 8 集塵機 9 蛇腹式ダクト 11 送風機

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業室(1) 内をプッシュフード(2) とこ
    れに対向するプルフード(4) により集塵するようにした
    プッシュプル型集塵装置において、前記プルフード(4)
    が作業室(1) 内に複数個配列されていて前記プッシュフ
    ード(2) は所要のプルフード(4) に対応する位置に移動
    可能としてあることを特徴とするプッシュプル型集塵装
    置。
  2. 【請求項2】 プルフード(4) が作業室(1) の床面を区
    画するように配列されて排気ダクト(7) を介して集塵機
    (8) に連結される一方、プッシュフード(2)は作業室(1)
    の上部にクレーン(3) により移動可能に懸吊されてい
    る請求項1に記載のプッシュプル型集塵装置。
  3. 【請求項3】 各プルフード(4) がそれぞれ開閉弁(6)
    を介して排気ダクト(7) と選択的に連通するよう構成さ
    れている請求項2に記載のプッシュプル型集塵装置。
  4. 【請求項4】 プッシュフード(2) が伸縮自在な蛇腹式
    ダクト(9)により送風機(11)に連結されている請求項1
    または2または3に記載のプッシュプル型集塵装置。
  5. 【請求項5】 プッシュフード(2) が送風機(11)ととも
    にクレーン(3) に懸吊されている請求項1または2また
    は3に記載のプッシュプル型集塵装置。
JP8627291U 1991-09-26 1991-09-26 プツシユプル型集塵装置 Pending JPH0528478U (ja)

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JPH0528478U true JPH0528478U (ja) 1993-04-16

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ID=13882190

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JP8627291U Pending JPH0528478U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 プツシユプル型集塵装置

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JP (1) JPH0528478U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07214327A (ja) * 1994-01-25 1995-08-15 Takenaka Komuten Co Ltd プッシュプル式換気装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970926