JPH05283891A - 電磁シールド材およびその製造法 - Google Patents
電磁シールド材およびその製造法Info
- Publication number
- JPH05283891A JPH05283891A JP4108368A JP10836892A JPH05283891A JP H05283891 A JPH05283891 A JP H05283891A JP 4108368 A JP4108368 A JP 4108368A JP 10836892 A JP10836892 A JP 10836892A JP H05283891 A JPH05283891 A JP H05283891A
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- JP
- Japan
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- coating
- magnetic material
- magnetic
- electromagnetic shield
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 形状の自由度が大きくかつ耐久性の向上した
電磁シールド材およびその製造法。 【構成】 ウレタンフォーム材に硬化すると弾性膜を形
成する液状磁性材料を含浸させ、磁性材料を気泡内面に
形成して成る電磁シールド材およびその製造法。
電磁シールド材およびその製造法。 【構成】 ウレタンフォーム材に硬化すると弾性膜を形
成する液状磁性材料を含浸させ、磁性材料を気泡内面に
形成して成る電磁シールド材およびその製造法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器あるいは建築
用壁材に使用する電磁シールド材、およびその製造法に
関するものである。
用壁材に使用する電磁シールド材、およびその製造法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の電磁シールド材料としては、特開
昭６０−２４９３９２号公開公報に示されるような有機
高分子材料に磁性粉や金属粉を分散せしめてなる組成物
より構成されたものが存する。あるいはまたプラスチッ
ク材料の表面に亜鉛溶射や導電性塗料の塗布等により導
電性皮膜を形成してシールド材料が構成されたものもあ
る。
昭６０−２４９３９２号公開公報に示されるような有機
高分子材料に磁性粉や金属粉を分散せしめてなる組成物
より構成されたものが存する。あるいはまたプラスチッ
ク材料の表面に亜鉛溶射や導電性塗料の塗布等により導
電性皮膜を形成してシールド材料が構成されたものもあ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法で製造され
た電磁シールド材では、柔軟性と通気性を有するものが
得がたく、放熱開口部のシールドが難しかったり、軽量
なものが得にくかった。
た電磁シールド材では、柔軟性と通気性を有するものが
得がたく、放熱開口部のシールドが難しかったり、軽量
なものが得にくかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、予め連
続気泡あるいは網目構造を有するウレタンフォーム材
に、液状の磁性材料を含浸あるいはコ−ティングし、こ
の気泡内面あるいは網目を形成する骨格に磁性材料の塗
膜を形成することにより、良好な電磁シールド特性を有
する弾性フォ−ムの電磁シールド材を製作する。
続気泡あるいは網目構造を有するウレタンフォーム材
に、液状の磁性材料を含浸あるいはコ−ティングし、こ
の気泡内面あるいは網目を形成する骨格に磁性材料の塗
膜を形成することにより、良好な電磁シールド特性を有
する弾性フォ−ムの電磁シールド材を製作する。
【０００５】
【実施例】ウレタンゴムを公知の焼結または結合等の方
法により平均気泡直径１mmのウレタンフォ−ム材とし、
このウレタンフォ−ム材に硬化すると弾性膜を形成する
液状磁性塗料を含浸させ、乾燥させて磁性材塗料を気泡
内面に硬化させて電磁シールド材を作製した。
法により平均気泡直径１mmのウレタンフォ−ム材とし、
このウレタンフォ−ム材に硬化すると弾性膜を形成する
液状磁性塗料を含浸させ、乾燥させて磁性材塗料を気泡
内面に硬化させて電磁シールド材を作製した。
【０００６】この液状磁性材塗料は、バインダーとなる
有機高分子材料として変成ウレタンを使用し、マンガン
−亜鉛系フェライト微粉体を50wt％含有し、導電性カー
ボン微粉体としてケッチェンブラックを20wt％含有し、
オーブン中で 120℃/hr 加熱することによりゴム状に硬
化するこの作製した電磁シールド材のシ−ルド効果を測
定したところ、次表１の結果を得た。
有機高分子材料として変成ウレタンを使用し、マンガン
−亜鉛系フェライト微粉体を50wt％含有し、導電性カー
ボン微粉体としてケッチェンブラックを20wt％含有し、
オーブン中で 120℃/hr 加熱することによりゴム状に硬
化するこの作製した電磁シールド材のシ−ルド効果を測
定したところ、次表１の結果を得た。
【０００７】
【表１】
【０００８】
【発明の効果】本発明の製造法によれば、磁性材料はフ
ォ−ム内面あるいは網目骨格に磁性膜を形成するので、
材料の使用量が少なくて済み安価な製品を製造でき、ま
た、硬度の低い、そしてフォ−ム状あるいは網目状なの
で形状の自由度が大きく、かつまた磁性材料としてフレ
キシブルなものを採択することで耐久性の向上したもの
等ができる。
ォ−ム内面あるいは網目骨格に磁性膜を形成するので、
材料の使用量が少なくて済み安価な製品を製造でき、ま
た、硬度の低い、そしてフォ−ム状あるいは網目状なの
で形状の自由度が大きく、かつまた磁性材料としてフレ
キシブルなものを採択することで耐久性の向上したもの
等ができる。
【０００９】また通気性が良好であるので放熱開口部の
電磁シ−ルド材として使用可能であり、断熱材あるいは
防音材の用途をも併用した使い方が可能である。
電磁シ−ルド材として使用可能であり、断熱材あるいは
防音材の用途をも併用した使い方が可能である。
【００１０】さらにまた、従来の磁性材料を充填する方
法に比べて含浸させるだけなので製造が簡単である。
法に比べて含浸させるだけなので製造が簡単である。
Claims (4)
- 【請求項１】 ポリマ−材料に連続気泡を形成し、液状
の磁性材料を含浸させ、気泡内面に磁性材料の膜を形成
させる電磁シールド材の製造法。 - 【請求項２】 ポリマ−材料を網目構造に形成し、その
骨格に磁性材料をコ−ティングする電磁シールド材の製
造法。 - 【請求項３】 磁性材料が硬化すると弾性を示す材料か
らなる請求項１または請求項２記載の電磁シールド材の
製造法。 - 【請求項４】 網目構造あるいは連続気泡を有するポリ
マ−材料の網目構造の骨格あるいは気泡内面に磁性材料
の膜が形成された電磁シールド材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108368A JPH05283891A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 電磁シールド材およびその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108368A JPH05283891A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 電磁シールド材およびその製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05283891A true JPH05283891A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14482998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108368A Pending JPH05283891A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 電磁シールド材およびその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05283891A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012227411A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Panasonic Corp | 磁性弾性体とその製造方法 |
| CN114261036A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-01 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种热塑性电磁屏蔽预浸料、制备方法及制得的复合材料 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4108368A patent/JPH05283891A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012227411A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Panasonic Corp | 磁性弾性体とその製造方法 |
| CN114261036A (zh) * | 2021-12-22 | 2022-04-01 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 一种热塑性电磁屏蔽预浸料、制备方法及制得的复合材料 |
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