JPH0528388Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0528388Y2 JPH0528388Y2 JP1987199078U JP19907887U JPH0528388Y2 JP H0528388 Y2 JPH0528388 Y2 JP H0528388Y2 JP 1987199078 U JP1987199078 U JP 1987199078U JP 19907887 U JP19907887 U JP 19907887U JP H0528388 Y2 JPH0528388 Y2 JP H0528388Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating body
- floating
- waves
- wave
- generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 238000010248 power generation Methods 0.000 claims description 13
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 10
- 230000005611 electricity Effects 0.000 claims description 5
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 3
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 3
- 241001481833 Coryphaena hippurus Species 0.000 description 5
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 208000031361 Hiccup Diseases 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 2
- 241000272525 Anas platyrhynchos Species 0.000 description 1
- 241000277284 Salvelinus fontinalis Species 0.000 description 1
- 208000003028 Stuttering Diseases 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、浮体式波浪発電装置に関するもの
である。
である。
〔従来の技術〕
近時、海洋における波浪のエネルギーを利用し
て発電させるための波浪発電装置の開発が各方面
で行なわれている。
て発電させるための波浪発電装置の開発が各方面
で行なわれている。
第２図は、従来知られている浮体式波浪発電装
置の一例を示す概略正面図である。第２図に示す
ように、従来の浮体式波浪発電装置は、ドルフイ
ン２に係留された波浪エネルギーを吸収するため
の浮体１′と、ドルフイン２上に設けられた発電
機３と、波浪による浮体１′の上下変位を発電機
３に伝達し、発電機３を駆動せしめるための伝達
杆４とからなつている。浮体１′は第３図イに示
すような箱形状または同図ロに示すようなソルタ
ーダツク形状になつており、海面５下の形状は一
定である。
置の一例を示す概略正面図である。第２図に示す
ように、従来の浮体式波浪発電装置は、ドルフイ
ン２に係留された波浪エネルギーを吸収するため
の浮体１′と、ドルフイン２上に設けられた発電
機３と、波浪による浮体１′の上下変位を発電機
３に伝達し、発電機３を駆動せしめるための伝達
杆４とからなつている。浮体１′は第３図イに示
すような箱形状または同図ロに示すようなソルタ
ーダツク形状になつており、海面５下の形状は一
定である。
ドルフイン２に係留され海面５上に浮遊してい
る浮体１′は、波浪によつて上下に変位する。こ
のような浮体１′の変位は、伝達杆４によつて発
電機３に伝達され、発電機３を駆動せしめる。か
くして発電機３により発電が行なわれる。
る浮体１′は、波浪によつて上下に変位する。こ
のような浮体１′の変位は、伝達杆４によつて発
電機３に伝達され、発電機３を駆動せしめる。か
くして発電機３により発電が行なわれる。
従来の浮体式波浪発電装置は、上述したように
海面５下の形状が一定の箱形状またはソルターダ
ツク形状の浮体１′によつて波浪エネルギーを吸
収している。従つて、浮体１′の吃水が一定のた
めその上下揺固有周期も一定である。この結果、
浮体１′が波に同調するのは、波のある定つた周
期のみとなり、その周期以外の波に対しては浮体
１′は同調せず、従つて、波浪エネルギーの吸収
効率即ち発電効率が悪い問題がある。
海面５下の形状が一定の箱形状またはソルターダ
ツク形状の浮体１′によつて波浪エネルギーを吸
収している。従つて、浮体１′の吃水が一定のた
めその上下揺固有周期も一定である。この結果、
浮体１′が波に同調するのは、波のある定つた周
期のみとなり、その周期以外の波に対しては浮体
１′は同調せず、従つて、波浪エネルギーの吸収
効率即ち発電効率が悪い問題がある。
従つて、この考案の目的は、広範囲の周期の波
に対し浮体が自動的に同調する、波浪エネルギー
の吸収効率即ち発電効率の高い浮体式波浪発電装
置を提供することにある。
に対し浮体が自動的に同調する、波浪エネルギー
の吸収効率即ち発電効率の高い浮体式波浪発電装
置を提供することにある。
この考案は、海面上に浮かぶ波浪エネルギーを
吸収するための浮体と、波浪による前記浮体の上
下変位をエネルギー源として発電する発電機とか
らなる浮体式波浪発電装置において、 前記浮体を、その軸線に沿つて貫通孔が形成さ
れた中空の円錘台形状となし、このような円錘台
形状の浮体を人工島のパイルに上下動自在に挿入
し、前記人工島に、波浪による前記浮体の上下変
位をエネルギー源として発電する発電機および前
記浮体に対するバラスト水の注排水機構を設け、
前記浮体の近傍の海面に波高計を浮設し、前記波
高計によつて計測された波の周期に基づいて前記
注排水機構を作動させ、前記浮体内にバラスト水
を注排水することにより、その吃水を変化させ、
前記浮体の上下揺固有周期を波の周期に同調させ
るようにしたことに特徴を有するものである。
吸収するための浮体と、波浪による前記浮体の上
下変位をエネルギー源として発電する発電機とか
らなる浮体式波浪発電装置において、 前記浮体を、その軸線に沿つて貫通孔が形成さ
れた中空の円錘台形状となし、このような円錘台
形状の浮体を人工島のパイルに上下動自在に挿入
し、前記人工島に、波浪による前記浮体の上下変
位をエネルギー源として発電する発電機および前
記浮体に対するバラスト水の注排水機構を設け、
前記浮体の近傍の海面に波高計を浮設し、前記波
高計によつて計測された波の周期に基づいて前記
注排水機構を作動させ、前記浮体内にバラスト水
を注排水することにより、その吃水を変化させ、
前記浮体の上下揺固有周期を波の周期に同調させ
るようにしたことに特徴を有するものである。
次に、この考案の装置を、図面を参照しながら
説明する。第１図は、この考案の装置の一実施態
様を示す概略正面図である。第１図に示すよう
に、この考案の装置における浮体１は、バラスト
水が注排水自在な中空の円錘台形状からなつてい
る。浮体１には、その軸線に沿つて貫通孔１ａが
形成されている。このような浮体１は、海域に設
置された人工島６のパイル７に、貫通孔１ａによ
つて上下動自在に挿入されている。
説明する。第１図は、この考案の装置の一実施態
様を示す概略正面図である。第１図に示すよう
に、この考案の装置における浮体１は、バラスト
水が注排水自在な中空の円錘台形状からなつてい
る。浮体１には、その軸線に沿つて貫通孔１ａが
形成されている。このような浮体１は、海域に設
置された人工島６のパイル７に、貫通孔１ａによ
つて上下動自在に挿入されている。
人工島６上には、発電機３が設けられており、
発電機３と浮体１とは、波浪による浮体１の上下
変位を発電機３に伝達し、発電機３を駆動せしめ
るための伝達杆４によつて連結されている。
発電機３と浮体１とは、波浪による浮体１の上下
変位を発電機３に伝達し、発電機３を駆動せしめ
るための伝達杆４によつて連結されている。
人工島６上には、給排水管９を有するポンプ８
が設けられており、浮体１の上面に設けられた孔
１０に、給排水管９が挿入されている。ポンプ８
の駆動により、給排水管９および孔１０を通し
て、浮体１内にバラスト水としての海水が供給さ
れ、また、浮体１内の海水が排出される。
が設けられており、浮体１の上面に設けられた孔
１０に、給排水管９が挿入されている。ポンプ８
の駆動により、給排水管９および孔１０を通し
て、浮体１内にバラスト水としての海水が供給さ
れ、また、浮体１内の海水が排出される。
浮体１の近傍の海面５には、波の高さを計測す
るための波高計１１が人工島６に取り付けられて
いる。人工島６上には、波高計１１によつて計測
された波の高さに基づいて波の周期を解析するた
めの周波数解析器１２、および、周波数解析器１
２によつて解析された波の周期に基づいて、浮体
１内にバラスト水を注排水するようにポンプ８に
駆動指令を与えるための制御器１３が設けられて
いる。
るための波高計１１が人工島６に取り付けられて
いる。人工島６上には、波高計１１によつて計測
された波の高さに基づいて波の周期を解析するた
めの周波数解析器１２、および、周波数解析器１
２によつて解析された波の周期に基づいて、浮体
１内にバラスト水を注排水するようにポンプ８に
駆動指令を与えるための制御器１３が設けられて
いる。
波浪による浮体１の上下変位をＺとし、浮体１
の吃水をｄとし、浮体１の水線面積を吃水ｄの関
数としてAW（ｄ）とし、そして、浮体の排水量を
吃水ｄの関数としてＷ（ｄ）とすると、波浪によ
る浮体１の上下揺固有周期TZは、下記の式によ
つて表わされる。
の吃水をｄとし、浮体１の水線面積を吃水ｄの関
数としてAW（ｄ）とし、そして、浮体の排水量を
吃水ｄの関数としてＷ（ｄ）とすると、波浪によ
る浮体１の上下揺固有周期TZは、下記の式によ
つて表わされる。
但し、ｇ：重力加速度
上記から、ポンプ８によつて浮体１内のバラス
ト水を排水し、浮体１の吃水ｄを小さくすると、
その排水量Ｗ（ｄ）は小さくなり、浮体１が台形
状のためその水線面積AW（ｄ）は大きくなる結
果、浮体１の上下揺固有周期TZは小さくなる。
一方、ポンプ８によつて浮体１内にバラスト水を
注水し、浮体１の吃水ｄを大きくすると、その排
水量Ｗ（ｄ）は大きくなり、浮体１が台形状のた
めその水線面積AW（ｄ）は小さくなる結果、浮体
１の上下揺固有周期TZは大きくなる。
ト水を排水し、浮体１の吃水ｄを小さくすると、
その排水量Ｗ（ｄ）は小さくなり、浮体１が台形
状のためその水線面積AW（ｄ）は大きくなる結
果、浮体１の上下揺固有周期TZは小さくなる。
一方、ポンプ８によつて浮体１内にバラスト水を
注水し、浮体１の吃水ｄを大きくすると、その排
水量Ｗ（ｄ）は大きくなり、浮体１が台形状のた
めその水線面積AW（ｄ）は小さくなる結果、浮体
１の上下揺固有周期TZは大きくなる。
従つて、波高計１１および周波数解析器１２に
よつて波の周期を計測し、その周期に合致するよ
うにポンプ８を駆動して、浮体１内にバラスト水
を注排水し、浮体１の上下揺固有周期TZを調整
すれば、浮体１は広範囲の波の周期に自動的に同
調し、波浪エネルギーの吸収効率即ち発電効率を
高めることができる。
よつて波の周期を計測し、その周期に合致するよ
うにポンプ８を駆動して、浮体１内にバラスト水
を注排水し、浮体１の上下揺固有周期TZを調整
すれば、浮体１は広範囲の波の周期に自動的に同
調し、波浪エネルギーの吸収効率即ち発電効率を
高めることができる。
以上述べたように、この考案の装置によれば、
浮体の垂直断面形状が台形であり、且つ、波の周
期に合致するように浮体の上下揺固有周期が常に
調整されるため、広範囲の周期の波に対し浮体が
自動的に同調し、従つて、波浪エネルギーの吸収
効率即ち発電効率を高めることができ、しかも浮
体は人工島の多数本のパイルの各々に上下動自在
に挿入されているので、その支持が確実であり、
これによつて大量の電力が得られる等、多くの工
業上有用な効果がもたらされる。
浮体の垂直断面形状が台形であり、且つ、波の周
期に合致するように浮体の上下揺固有周期が常に
調整されるため、広範囲の周期の波に対し浮体が
自動的に同調し、従つて、波浪エネルギーの吸収
効率即ち発電効率を高めることができ、しかも浮
体は人工島の多数本のパイルの各々に上下動自在
に挿入されているので、その支持が確実であり、
これによつて大量の電力が得られる等、多くの工
業上有用な効果がもたらされる。
第１図はこの考案の装置の一実施態様を示す概
略正面図、第２図は従来の装置の一例を示す概略
正面図、第３図イ，ロは従来の浮体の一例を示す
斜視図である。図面において、 １，１′……浮体、２……ドルフイン、３……
発電機、４……伝達杆、５……海面、６……人工
島、７……パイル、８……ポンプ、９……給排水
管、１０……孔、１１……波高計、１２……周波
数解析器、１３……制御器。
略正面図、第２図は従来の装置の一例を示す概略
正面図、第３図イ，ロは従来の浮体の一例を示す
斜視図である。図面において、 １，１′……浮体、２……ドルフイン、３……
発電機、４……伝達杆、５……海面、６……人工
島、７……パイル、８……ポンプ、９……給排水
管、１０……孔、１１……波高計、１２……周波
数解析器、１３……制御器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 海面上に浮かぶ波浪エネルギーを吸収するため
の浮体と、波浪による前記浮体の上下変位をエネ
ルギー源として発電する発電機とからなる浮体式
波浪発電装置において、 前記浮体を、その軸線に沿つて貫通孔が形成さ
れた中空の円錘台形状となし、このような円錘台
形状の浮体を人工島のパイルに上下動自在に挿入
し、前記人工島上に、波浪による前記浮体の上下
変位をエネルギー源として発電する発電機および
前記浮体に対するバラスト水の注排水機構を設
け、前記浮体の近傍の海面に波高計を浮設し、前
記波高計によつて計測された波の周期に基づいて
前記注排水機構を作動させ、前記浮体内にバラス
ト水を注排水することにより、その吃水を変化さ
せ、前記浮体の上下揺固有周期を波の周期に同調
させるようにしたことを特徴とする浮体式波浪発
電装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987199078U JPH0528388Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987199078U JPH0528388Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103773U JPH01103773U (ja) | 1989-07-13 |
| JPH0528388Y2 true JPH0528388Y2 (ja) | 1993-07-21 |
Family
ID=31489548
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987199078U Expired - Lifetime JPH0528388Y2 (ja) | 1987-12-29 | 1987-12-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0528388Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL1015196C2 (nl) * | 2000-05-12 | 2001-11-19 | Zakaria Khalil Doleh | Inrichting voor het opslaan van potentiÙle energie. |
| JP2009542964A (ja) * | 2006-07-11 | 2009-12-03 | オーストラリアン サステイナブル エナジー コーポレーション プロプライアタリー リミテッド | 波エネルギー変換機 |
| JP6582295B2 (ja) * | 2016-03-24 | 2019-10-02 | 株式会社三井Ｅ＆Ｓマシナリー | 波力発電装置とその制御方法 |
-
1987
- 1987-12-29 JP JP1987199078U patent/JPH0528388Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01103773U (ja) | 1989-07-13 |
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