JPH0528261U - 花 瓶 - Google Patents

花 瓶

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JPH0528261U
JPH0528261U JP8632191U JP8632191U JPH0528261U JP H0528261 U JPH0528261 U JP H0528261U JP 8632191 U JP8632191 U JP 8632191U JP 8632191 U JP8632191 U JP 8632191U JP H0528261 U JPH0528261 U JP H0528261U
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盈 永島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】例えば、冬の寒い時期に花瓶を屋外に置いてお
く場合等、花瓶の内部に溜った水が凍結したときにも氷
の膨張圧力を和らげることができるようにして、花瓶が
割れるのを防止する。 【構成】花瓶(1) の内部に、水を吸収せず、外力が作用
することにより体積が縮小する構造で、水が凍結すると
きの膨張圧力を緩衝するエアセルマット(15)が配置して
ある花瓶。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は花瓶に関するものである。更に詳しくは、内部の水が凍結して氷にな ったときにその膨張圧力でも割れることのない花瓶に関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題点】
花瓶の中でも、例えば陶磁器製の仏花瓶は、室内の仏壇の中の他に、屋外の墓 の脇等に置かれることが多い。このため、冬の寒い時期に花瓶の内部に溜った水 が凍結した場合、その膨張圧力で割れてしまうことがあった。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。すなわち 本考案は、 第1の考案にあっては、 花瓶の内部に、水が氷になるときの膨張圧力を緩衝する緩衝材が配置してあり 、この緩衝材は水を吸収せず、外力が作用することにより体積が縮小する構造で ある花瓶である。 第2の考案にあっては、 緩衝材に、緩衝材を拡開方向に付勢する付勢体を付設した第1の考案にかかる 花瓶である。 第3の考案にあっては、 緩衝材がエアセルマットである第1または第2の考案にかかる花瓶である。 エアセルマットは、合成樹脂製シートの片面または両面に、密閉された気泡体 を多数配列したものである。 緩衝材としては、エアセルマットの他、例えば独立気泡フォームのシートある いは表面に防水加工を施したスポンジ体等があげられる。 なお緩衝材は、水を吸収せず、外力が加わることにより体積が縮小するもので あれば、これらに限定されるものではない。更には、緩衝材は外力が解除された ときに元の体積に復帰する構造であるのが望ましいが、限定はしない。 また、本考案にいう緩衝とは、水が氷になるときに膨張する際の膨張圧力を和 らげるという意味である。
【0004】
【実施例】
本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。 図1は一実施例を示す一部を切欠した斜視図である。 符号1は仏花瓶で、陶器または磁器製である。仏花瓶1の胴部11は上部側が やや径大となって張り出した卵型である。 胴部11の上部には、筒状で上部が開口した首部12が連設されている。首部 12は、胴部11より細く形成してあり、その側壁には二個の取手14が設けて ある。 胴部11の底部には、仏花瓶1を安定よく据えるための台部13が形成してあ る。 胴部11の内部には、緩衝材であるエアセルマット15が収容されている。エ アセルマット15は、合成樹脂製シート150に密閉された気泡体151を多数 配列した構造で、長方形のシート状に形成されたものを丸めて筒状に形成してあ る。エアセルマット15のうち、密閉された気泡体151を有さない面には、付 勢体である弾性を有する合成樹脂板16が貼着してある。
【0005】 胴部11の内部にエアセルマット15を収容するにあたっては、合成樹脂板1 6を内側にしてエアセルマット15を丸めて筒状にし、仏花瓶1内に挿入する。 これによって、エアセルマット15は胴部11内で円環状に拡開し、合成樹脂板 16の弾発力によって、エアセルマット15を胴部11の内壁に当接して、動き にくくなり、ほぼ固定される。 また、収容されたエアセルマット15の直径は、仏花瓶1の首部12の内径よ り大きくなる。これによって、胴部11に水を入れたときエアセルマット15に 浮力が働いても、前記合成樹脂板16との相乗作用で浮き上がらず、胴部11か ら外部へ排出されることはない。 なお、エアセルマット15の直径を、予め仏花瓶1の首部12の内径よりやや 大きく形成しておき、変形させながら胴部11に挿入しておくこともできる。 この場合も同様に、水を入れたときエアセルマット15に浮力が働いても、浮 き上がって胴部11から外部へ排出されることはない。
【0006】 (作 用) 図1を参照して本実施例の作用を説明する。 まず、仏花瓶1の内部に水が入れられる。水は胴部11にほぼ一杯になるよう に入れられる。そして、この状態で仏花瓶1に花が差され、例えば室内の仏壇や 屋外の墓の脇等に供えられる。 冬の寒い時期には屋外は特に冷えるので、屋外に置かれた仏花瓶1の内部の水 が凍結することがある。しかし、仏花瓶1の内部の水が凍結し、体積が膨張した 場合でも、その膨張変位および膨張圧力はエアセルマット15が変形することに より緩衝されるので、胴部11には、これを破壊するような圧力は作用せず、仏 花瓶1が割れることはない。 なお、本考案は図示の実施例に限定されるものではなく、実用新案登録請求の 範囲の記載内において種々の変形が可能である。
【0007】
【考案の効果】
本考案によれば、花瓶の内壁部に、水が氷になるときの膨張圧力を緩衝する緩 衝材を配置したので、冬の寒い時期に花瓶の内部に溜った水が凍結した場合でも 、膨張圧力は緩衝材が体積を縮小することにより緩衝される。従って花瓶には、 花瓶を破壊するような圧力は作用せず、花瓶が割れることを防止できる。 また、付勢体を付設した緩衝材を使用した花瓶にあっては、付勢体の弾発力に より花瓶内に容易に固定され、水の浮力で浮き上がることがないので作用が確実 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例を示す一部を切欠した斜視図である。
【符号の説明】
1 仏花瓶 15 エアセルマット 16 合成樹脂板

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花瓶の内部に、水が氷になるときの膨張
    圧力を緩衝する緩衝材が配置してあり、この緩衝材は水
    を吸収せず、外力が作用することにより体積が縮小する
    構造であることを特徴とする花瓶。
  2. 【請求項2】 緩衝材に、緩衝材を拡開方向に付勢する
    付勢体を付設したことを特徴とする請求項1記載の花
    瓶。
  3. 【請求項3】 緩衝材がエアセルマットであることを特
    徴とする請求項1または2記載の花瓶。
JP1991086321U 1991-09-25 1991-09-25 花 瓶 Expired - Lifetime JP2569354Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0246765U (ja) * 1988-09-21 1990-03-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0246765U (ja) * 1988-09-21 1990-03-30

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