JPH05281992A - 可搬性文書読み上げ装置 - Google Patents

可搬性文書読み上げ装置

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JPH05281992A
JPH05281992A JP4077094A JP7709492A JPH05281992A JP H05281992 A JPH05281992 A JP H05281992A JP 4077094 A JP4077094 A JP 4077094A JP 7709492 A JP7709492 A JP 7709492A JP H05281992 A JPH05281992 A JP H05281992A
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Toru Kitamura
徹 北村
Makoto Hashimoto
誠 橋本
Masayuki Iida
正幸 飯田
Norihiro Tatsuta
宣弘 竜田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、可搬性文書読み上げ装置に発声ス
イッチ手段、及びファイルタイトル発声スイッチ手段を
設け、ファイル内容、ファイルタイトルを適宜読み上げ
させることができることを目的とする。更に、可搬性の
記憶手段に記憶されている文書情報量を全て読み上げる
のに要する時間等も容量判別手段によって検索して規則
音声合成させることを目的とする。 【構成】 本発明は、ファイルタイトルの下に階層構造
的にファイル内容が分類された文書情報を記憶するIC
カードと、当該ICカードから転送された文書情報を記
憶するメモリ手段と、上記メモリ手段に記憶されたファ
イル内容を規則音声合成する際に押下される発声スイッ
チ手段と、上記メモリ手段に記憶されたファイルタイト
ルを規則音声合成する際に押下されるファイルタイトル
発声スイッチ手段と、当該発声スイッチ手段、又はファ
イルタイトル発声スイッチ手段からの指令に基づいて上
記メモリ手段に記憶されたファイルタイトル、又はファ
イル内容を検索する検索手段と、を具備することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワードプロセッサ、あ
るいは文字認識装置で入力したり、またオンラインに接
続されたホスト機から提供された文書情報等を一旦、I
Cカード等の可搬性の記憶手段に記憶させ、この情報を
任意の場所で規則音声合成により聞くことができる可搬
性の文書読み上げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の文書読み上げ装置は、特公昭62
−38716号公報に示すように、キー操作により、カ
ーソル位置を基準として、カーソル位置やその前後の文
節、列の文章を規則合成するもの、あるいは指示された
列から順次規則音声合成するものであった。従来の方法
ではワードプロセッサ等の文書作成・入力装置にオンラ
インに接続した状態で、文書読み上げ装置に文書情報を
送出した後、音声合成装置によって、その文書を順次規
則音声合成していた。
【0003】斯る文書読み上げ装置は、ワードプロセッ
サ等の文書作成装置とオンラインで接続されており、そ
のワードプロセッサ等との接続回路を切り離して、例え
ばヘッドフォンステレオ的に持ち運び乍ら聞くことは不
可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
に鑑み成されたもので、ワードプロセッサの文書作成装
置等で作成された文書情報、又はオンラインでホスト機
から提供された文書情報を可搬性の記憶手段に一旦記憶
させて、その情報を任意の場所で読み上げることが可能
な可搬性文書読み上げ装置を提供することを目的とす
る。
【0005】また、その可搬性文書読み上げ装置に発声
スイッチ手段、及びファイルタイトル発声スイッチ手段
を設け、ファイル内容、ファイルタイトルを適宜読み上
げさせることができることを目的とする。
【0006】更に、可搬性の記憶手段に記憶されている
文書情報量を全て読み上げるのに要する時間等も容量判
別手段によって検索して規則音声合成させることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の可搬性文書読み
上げ装置は、ファイルタイトルの下に階層構造的にファ
イル内容が分類された文書情報を記憶する可搬性の第1
記憶手段と、当該第1記憶手段から転送された文書情報
を記憶する第2記憶手段と、当該第2記憶手段に記憶さ
れた上記文書情報のアドレスを指定するアドレスポイン
ト手段と、上記第2記憶手段に記憶されたファイル内容
を規則音声合成する際に押下される発声スイッチ手段
と、上記第2記憶手段に記憶されたファイルタイトルを
規則音声合成する際に押下されるファイルタイトル発声
スイッチ手段と、上記発声スイッチ手段、又はファイル
タイ発声スイッチ手段からの指令に基づいて上記第2記
憶手段に記憶されたファイル内容、又はファイルタイト
ルを検索する検索手段と、当該検索手段の検索結果に従
って上記第2記憶手段から送出される文書情報に基づい
て規則音声合成を行なう規則合成回路と、を具備し、上
記発声スイッチ手段からの指令によってファイル内容を
規則音声合成させ、この後上記ファイルタイトル発声ス
イッチ手段からの指令があれば、上記ファイル内容の規
則音声合成に加えて上記ファイルタイトルも規則音声合
成させることを特徴とする。
【0008】更に、本発明の可搬性文書読み上げ装置
は、文書情報を記憶する可搬性の第1記憶手段と、当該
第1記憶手段から転送された文書情報を記憶する第2記
憶手段と、当該第2記憶手段に記憶された上記文書情報
のアドレスを指定するアドレスポイント手段と、上記第
2記憶手段に記憶された文書情報量を規則音声合成する
際に押下される容量発声スイッチ手段と、当該容量発声
スイッチ手段からの指令に基づいて上記第2記憶手段に
記憶された文書情報量を検索する容量判別手段と、当該
容量判別手段の検索結果に従って上記第2記憶手段に記
憶された文書情報量を規則音声合成する規則合成回路
と、を具備することを特徴とする。
【0009】
【作用】ファイルタイトル、ファイル内容のように分類
された文書情報をICカード等の可搬性の第1記憶手段
に記憶させ、その記憶手段に記憶された文書情報を可搬
性文書読み上げ装置内の第2記憶手段に転送し、発声ス
イッチ手段からの指令に基づいて第2記憶手段内のファ
イル内容を、またファイルタイトル発声スイッチ手段か
らの指令に基づいて第2記憶手段内のファイルタイトル
を検索し、ファイル内容、ファイルタイトルを規則音声
合成する。
【0010】更に、可搬性文書読み上げ装置に上記文書
情報全体を規則音声合成するのに要する時間を検索する
ことができる容量判別手段を設け、その時間も文書情報
と同様に規則音声合成する。
【0011】
【実施例】本発明の第1の実施例を図1、図5及び図6
に基づいて説明する。
【0012】図1において、1は例えば図5に示すよう
に、ファイルタイトル($1、$2、$3・・・)、及び
そのファイル内容(¥1、¥2、¥3・・・)からなる文
書情報を記憶している可搬性の記憶手段で、具体的には
ICカードが該当する。2はこのICカード1から転送
された文書情報を記憶しておく文書バッファメモリ、3
はこの文書バッファメモリ2内に記憶されている文書情
報のアドレスを指定すると共に、ファイルタイトル、及
びファイル内容の夫々の境界を指定するアドレスポイン
タ、4は文書バッファメモリ2から送出される文書情報
に基づいて規則合成音声を発声する規則合成回路、5a
1は文書バッファメモリ2内のファイルタイトル、及び
ファイル内容を規則音声合成する際に押下される発声ス
イッチ、6はこの発声スイッチ5a1が押下されたこと
を判別する押下スイッチ判別回路、7はこのスイッチ判
別回路6の判別結果に基づいて、文書バッファメモリ2
内のファイルタイトル($1、$2、#3・・・)、及び
そのファイル内容(¥1、¥2、¥3・・・)を検索する
検索回路、8は一定周期のクロック信号を発生させるク
ロック発生回路である。
【0013】斯る構成において、第1の実施例における
特徴は、発声スイッチ5a1を押下すると、ファイルタ
イトル並びにファイル内容の双方が順次読み上げせしめ
られることであり、その流れを図6のフローチャートに
基づいて説明する。
【0014】ステップS1において、発声スイッチ5a
1が押下されるとステップS2に進む。ステップS2に
おいて、文書バッファメモリ2内のファイルタイトルの
検索を行ない、またステップS3において、文書バッフ
ァメモリ2内のファイル内容の検索を行なう。ステップ
S4において、ステップS2、及びステップS3にて行
った検索結果を規則合成回路4にて順次規則音声合成さ
れる。
【0015】ステップS5において、未だ読み上げるフ
ァイルがあれば上述のステップS2に戻り、読み上げる
ファイルがないのであれば終了する。
【0016】次に、図5の文書の読み上げ動作を図1の
ブロック図に従って具体的に説明する。
【0017】まず、ICカード1内の全ての文書情報を
文書バッファメモリ2に転送する。
【0018】この後に、発声スイッチ5a1が押下され
ると、発声スイッチ押下信号PU1がアドレスポインタ
3、及び押下スイッチ判別回路6に送出される。
【0019】アドレスポインタ3はその信号PU1に従
って$1、$2、$3、・・・のファイルタイトル、及び
¥1、¥2、¥3、・・・のファイル内容が記憶保持され
ているアドレスを指定するアドレス信号ASを文書バッ
ファメモリ2に送出する。
【0020】また、押下スイッチ判別回路6は発声スイ
ッチ5a1からの信号PU1を検知し、この判別回路6
から検索回路7に対して文書バッファメモリ2内のファ
イルタイトル$1、$2、$3、・・・、及びファイル内
容¥1、¥2、¥3、・・・を検索する検索信号SSを送
出する。文書バッファメモリ2においては、アドレス信
号AS、及び検索信号SSに基づいて、ファイルタイト
ル$1、$2、$3、・・・並びにファイル内容¥1、¥
2、¥3、・・・を順次検索していき、それらのファイル
タイトル、及びファイル内容が文書バッファメモリ2か
ら規則合成回路4に送出され、規則合成回路4において
「試験方法 朗読調の音声を合成する場合、・・・・・
試験結果 Fig.2に試験結果を示す。・・・・・」
のように規則音声合成される。
【0021】次に、第2の実施例を図2、図5及び図7
に基づいて説明する。第1の実施例と異なる点は、文書
バッファメモリ2内のファイル内容を規則音声合成する
際に押下される発声スイッチ5a2、及び文書バッファ
メモリ2内のファイルタイトルを規則音声合成する際に
押下されるファイルタイトル発声スイッチ5bを設ける
ことである。更に、その発声スイッチ5a2、又はファ
イルタイトル発声スイッチ5bのどちらが押下されたの
かを判別すると共に、ファイルタイトル発声スイッチ5
bが押下された回数をカウントする押下スイッチ判別回
路6を設けることである。具体的には、ファイルタイト
ル発声スイッチ5bを奇数回押下することによってファ
イルタイトルを読み上げる第1モードになり、また偶数
回押下することによってそれを読み上げない第2モード
になることであり、そのモード切り替えを図7のフロー
チャートに基づいて説明する。
【0022】ステップS1において、発声スイッチ5a
2が押下されるとステップS2に進む。ステップS2に
おいて、ファイルタイトル発声スイッチ5bが偶数回押
下されていれば(第2モード)、後述するステップS4
に進み、奇数回押下されていれば(第1モード)、ステ
ップS3に進む。ステップS3において、文書バッファ
メモリ2内のファイルタイトルを検索した後、ステップ
S4に進む。ステップS4において、文書バッファメモ
リ2内のファイル内容を検索した後、ステップS5に進
み、規則合成回路4に送られたファイルタイトル、ファ
イル内容が夫々順次規則音声合成される。
【0023】ステップS6において、未だ読み上げるフ
ァイルがあればステップS7に進み、読み上げるファイ
ルがないのであれば終了する。ステップS7において、
ファイルタイトル発声スイッチ5bが奇数回押下されて
いるのであれば(第1モード)、ステップS3に進み、
偶数回押下されていれば(第2モード)、上述のステッ
プS4に戻る。
【0024】図7の動作設定に従って、図5の文書の読
み上げ動作を図2のブロック図に基づいて、(A)、
(B)の2つの場合に分けて具体的に説明する。 (A)ファイル内容のみの読み上げ ICカード1内の全ての文書情報を文書バッファメモリ
2に転送する。
【0025】この後に、発声スイッチ5a2が押下され
ると、発声スイッチ押下信号PU1がアドレスポインタ
3、及び押下スイッチ判別回路6に送出される。アドレ
スポインタ3はその信号PU1に従って¥1、¥2、¥
3、・・・のファイル内容が記憶保持されているアドレス
を指定するアドレス信号ASを文書バッファメモリ2に
送出する。
【0026】押下スイッチ判別回路6は発声スイッチ5
a2からの信号PU1を検知し、この判別回路6から検
索回路7に対して文書バッファメモリ2内のファイル内
容¥1、¥2、¥3、・・・を検索する検索信号SSを送
出する。文書バッファメモリ2においては、アドレス信
号AS、及び検索信号SSに基づいて、ファイル内容¥
1、¥2、¥3、・・・を順次検索していき、そのファイ
ル内容が文書バッファメモリ2から規則合成回路4に送
出され、規則合成回路4において「朗読調の音声を合成
する場合、・・・・・FIG.2に試験結果を示す。・
・・・・」のように規則音声合成される。 (B)ファイルタイトル並びにファイル内容双方の読み
上げ ICカード1内の全ての文書情報を文書バッファメモリ
2に転送する。
【0027】この後に、発声スイッチ5a2が押下され
ると、発声スイッチ押下信号PU1がアドレスポインタ
3、及び押下スイッチ判別回路6に送出される。また、
ファイルタイトル発声スイッチ5bが1回押下されると
(第1モード)、ファイルタイトル発声スイッチ押下信
号PU2がアドレスポインタ3、及び押下スイッチ判別
回路6に送出される。
【0028】アドレスポインタ3はそれらの信号PU
1、PU2に従ってファイルタイトル、及びファイル内
容が記憶保持されているアドレスを指定するアドレス信
号ASを文書バッファメモリ2に送出する。また、押下
スイッチ判別回路6は発声スイッチ5a2、及びファイ
ルタイトル発声スイッチ5bからの信号PU1、PU2
を検知し、この判別回路6から検索回路7に対して文書
バッファメモリ2内のファイルタイトル、及びファイル
内容を検索する検索信号SSを送出する。文書バッファ
メモリ2においては、アドレス信号AS、及び検索信号
SSに基づいて、ファイルタイトル、及びファイル内容
を順次検索していき、それらのファイルタイトル、及び
ファイル内容が文書バッファメモリ2から規則合成回路
4に送出され、規則合成回路4において「試験方法 朗
読調の音声を合成する場合、・・・・・試験結果 Fi
g.2に試験結果を示す。・・・・・」のように規則音
声合成される。
【0029】なお、上述においてファイルタイトル発声
スイッチ5bは発声スイッチ5a2の押下直後に押下さ
れ、最初からファイルタイトル、及びファイル内容の双
方が読み上げられているが、発声スイッチ5a2の押下
の後にファイル内容の読み上げを行っている最中にファ
イルタイトル発声スイッチ5bが1回押下された場合で
あってもそれ以降のファイルタイトル、及びファイル内
容の双方が読み上げられる。
【0030】更に、ファイルタイトル、及びファイル内
容の双方が読み上げせしめられる最中にファイルタイト
ル発声スイッチ5bが更に1回押下されると、ファイル
内容のみが読み上げられる。
【0031】次に、第3の実施例を図3、図5及び図8
に基づいて説明する。第2の実施例と異なる点は、ファ
イルタイトル発声スイッチ5bの押下に従い、押下スイ
ッチ判別回路6から現在読み上げせしめている文の文末
に優先して、その文のファイル内容のファイルタイトル
を規則合成回路4に送出すると共に、ファイルタイトル
発声スイッチ5bが押下された際に読み上げを行ってい
た文のアドレスを記憶する信号をアドレスポインタ3に
送出する文章境界判別回路9を設けることであり、その
流れを図8に基づいて説明する。
【0032】ステップS1において、発声スイッチ5a
2が押下されるとステップS2に進む。ステップS2に
おいて、文書バッファメモリ2内のファイル内容の検索
を行ない、一文毎に文書バッファメモリ2から規則合成
回路4にファイル内容を送出する。ステップS3におい
て、規則合成回路4に送られた内容が一文毎に規則音声
合成される。
【0033】ステップS4において、未だ読み上げるフ
ァイルがあればステップS5に進み、読み上げるファイ
ルがないのであれば終了する。ステップS5において、
ファイルタイトル発声スイッチ5bが奇数回押下されて
いるのであればステップS6に進み、偶数回押下されて
いれば上述のステップS2に戻る。
【0034】ステップS6において、ファイル内容の音
声合成を一時中断し、ステップS7に進み、ステップS
6において中断した際のファイル内容のファイルタイト
ルの検索を行なった後、ステップS2に戻り、これ以降
は上述と同じ動作を行なう。
【0035】図8の動作設定に従って、図5の文書の読
み上げ動作を図3のブロック図に基づいて具体的に説明
する。
【0036】同図において、ICカード1内の全ての文
書情報を文書バッファメモリ2に転送する。
【0037】この後に、発声スイッチ5a2が押下され
ると、発声スイッチ押下信号PU1がアドレスポインタ
3、及び押下スイッチ判別回路6に送出される。アドレ
スポインタ3はその信号PU1に従ってのファイル内容
が記憶保持されているアドレスを指定するアドレス信号
ASを文書バッファメモリ2に送出する。押下スイッチ
判別回路6は発声スイッチ5a2からの信号PU1を検
知し、この判別回路6から検索回路7に対して文書バッ
ファメモリ2内のファイル内容を検索する検索信号SS
を送出する。文書バッファメモリ2においては、アドレ
ス信号AS、及び検索信号SSに基づいて、ファイル内
容を順次検索していき、そのファイル内容が文書バッフ
ァメモリ2から文章境界判別回路9を介して規則合成回
路4に一文毎に送出され、規則合成回路4において「朗
読調の音声を合成する場合、ピッチが変化する範囲は、
約1.3オクターブ程度と考えられる。」のように規則
音声合成される。
【0038】一方、ファイル内容の規則音声合成中に、
ファイルタイトル発声スイッチ5bが押下されると、フ
ァイルタイトル発声スイッチ押下信号PU2がアドレス
ポインタ3、及び押下スイッチ判別回路6に送出され、
検索回路7は文書バッファメモリ2に検索信号SSを送
出する。
【0039】押下スイッチ判別回路6は、ファイルタイ
トル発声スイッチ押下信号PU2に従い文章境界判別回
路9に現在読み上げているファイル内容中の文の次にそ
のファイル内容のファイルタイトルの読み上げを優先的
に行わせる信号を送出する。これに従い文章境界判別回
路9はアドレスポインタ3に、読み上げを行っていた文
の文末のアドレスを記憶しておく信号を送出する。
【0040】アドレスポインタ3はその信号に従って、
ファイルタイトル発声スイッチ5bが押下されたときに
音声合成されていた文の直前のファイルタイトルが記憶
保持されているアドレスを指定するアドレス信号ASを
文書バッファメモリ2に送出する。
【0041】これによって、文書バッファメモリ2に送
られたアドレス信号AS、及び検索信号SSに基づい
て、ファイルタイトルが検索され、この検索結果が文章
境界判別回路9に送出される。この文章境界判別回路9
は、先ほど読み上げを行っていた文の次にファイルタイ
トルをファイル内容に優先して規則合成回路4に送出し
「試験方法」のように規則音声合成する。
【0042】この後、アドレスポインタ3に記憶されて
いる最後に読み上げられた文の文末のアドレスを基準に
して、その次のアドレスに位置する文を検索し、上述の
如くファイル内容を規則合成回路4にて「このため、原
声音に対し、−0.6オクターブ〜+0.6オクターブ
の間で、・・・・・」のように規則音声合成する。
【0043】このように第3の実施例では、発声スイッ
チ5a2を押下すると、ファイル内容が順次一文づつ読
み上げせしめられ、この読み上げの最中にファイルタイ
トル発声スイッチ5bが押下されると、そのスイッチ5
bが押下された際に読み上げを行っていたその文の文末
で読み上げを一時中断して、その文のファイル内容のフ
ァイルタイトルの読み上げを行った後、先ほど中断した
文に続けて次の文を読み上げることができる。
【0044】ところで、上述の如く、ICカード1内に
は図5の如き文書が記憶保持されており、この文書情報
がICカード1内の全容量に対して使用している使用容
量、又はその文書情報全体を規則音声合成するのに要す
る時間の目安を知る方法を図4に従って説明する。
【0045】図4において、5cは文書がICカード1
内で使用している使用容量を規則音声合成させる場合に
押下される容量発声スイッチ、10は容量発声スイッチ
5cの押下に伴ってICカード1の全容量に対する文書
情報の使用容量をチェックすると共にその使用容量を文
字コード化する容量判別回路であり、その他の構成に関
する説明は第1の実施例と同一であるので割愛する。
【0046】同図において、ICカード1の文書情報を
文書バッファメモリ2に転送する。容量発声スイッチ5
cが押下されると、容量発声スイッチ押下信号CA1を
アドレスポインタ3、及び容量判別回路10に送出す
る。容量判別回路10は文書バッファメモリ2に容量判
別信号CCを送出すると共に、アドレスポインタ3はク
ロック発生回路8の同期にともなって文書バッファメモ
リ2内のアドレスを順次インクリメントしていき、文書
バッファメモリ2内に使用されている容量をチェック
し、これらの容量を容量判別回路10に送出する。容量
判別回路10ではその容量を一旦文字コードに変換した
後、規則合成回路4にそのデータを送出することによっ
て規則合成回路4にて、例えば「使用容量は1.5メガ
バイトです。」、又は「ICカードの全文書情報を読み
上げるのに要する時間は1時間です。」というように規
則音声合成され、ICカード1の使用容量も文書情報と
同様に音声として聞くことができる。
【0047】なお、上述においては文書情報の使用容
量、又はその文書情報全体の読み上げに要する時間を規
則音声合成する際に、容量発声スイッチ5cを押下する
ことによって行っていたが、これには限られず、例えば
ICカード1を本発明の可搬性文書読み上げ装置にセッ
ティングした際に自動的に容量発声スイッチ5cが押下
されて、規則音声合成するように構成してもよいことは
云うまでもない。
【0048】
【発明の効果】以上の次第により、本発明によれば、フ
ァイルタイトル、及びファイル内容からなる文書情報を
ICカード等の可搬性の記憶手段に一旦記憶させ、その
文書情報を可搬性文書読み上げ装置に転送し、その装置
に設けられた発声スイッチ手段からの指令に基づいてフ
ァイル内容を読み上げ、この後ファイルタイトル発声ス
イッチ手段からの指令があれば、そのファイル内容の読
み上げに加えてそのファイル内容のファイルタイトルを
適宜読み上げさせることができるので、効率よく文書情
報を聞くことができる。
【0049】更に、本発明の装置においては、可搬性の
記憶手段にどれくらいの文書情報が記憶されているかを
容量判別手段に従って容易に検索することができるの
で、オペレータのスケジュールに合わせて文書情報の飛
ばし聞きが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファイルタイトル、及びファイル内容の読み上
げを行わせる第1ブロック図
【図2】ファイル内容の読み上げに加えてファイルタイ
トルの読み上げを適宜行わせる第2ブロック図
【図3】ファイル内容の読み上げを一時中断してファイ
ルタイトルの読み上げを行わせる第3ブロック図
【図4】可搬性の記憶手段に記憶された文書情報量をチ
ェックする第4ブロック図
【図5】ファイルタイトル、及びファイル内容の読み上
げ文書例
【図6】ファイルタイトル、及びファイル内容の読み上
げを行わせる第1ブロック図に係るフローチャート
【図7】ファイル内容の読み上げに加えてファイルタイ
トルの読み上げを適宜行わせる第2ブロック図に係るフ
ローチャート
【図8】ファイル内容の読み上げを一時中断してファイ
ルタイトルの読み上げを行わせる第3ブロック図に係る
フローチャート
【符号の説明】
1 ICカード 2 文書バッファメモリ 3 アドレスポインタ 4 規則合成回路 5a1、5a2 発声スイッチ 5b ファイルタイトル発声スイッチ 6 押下スイッチ判別回路 7 検索回路 8 クロック発生回路 9 文章境界判別回路 10 容量判別回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竜田 宣弘 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファイルタイトルの下に階層構造的にフ
    ァイル内容が分類された文書情報を記憶する可搬性の第
    1記憶手段と、当該第1記憶手段から転送された文書情
    報を記憶する第2記憶手段と、当該第2記憶手段に記憶
    された上記文書情報のアドレスを指定するアドレスポイ
    ント手段と、上記第2記憶手段に記憶されたファイル内
    容を規則音声合成する際に押下される発声スイッチ手段
    と、上記第2記憶手段に記憶されたファイルタイトルを
    規則音声合成する際に押下されるファイルタイトル発声
    スイッチ手段と、上記発声スイッチ手段、又はファイル
    タイ発声スイッチ手段からの指令に基づいて上記第2記
    憶手段に記憶されたファイル内容、又はファイルタイト
    ルを検索する検索手段と、当該検索手段の検索結果に従
    って上記第2記憶手段から送出される文書情報に基づい
    て規則音声合成を行なう規則合成回路と、を具備し、上
    記発声スイッチ手段からの指令によってファイル内容を
    規則音声合成させ、この後上記ファイルタイトル発声ス
    イッチ手段からの指令があれば、上記ファイル内容の規
    則音声合成に加えて上記ファイルタイトルも規則音声合
    成させることを特徴とする可搬性文書読み上げ装置。
  2. 【請求項2】 文書情報を記憶する可搬性の第1記憶手
    段と、当該第1記憶手段から転送された文書情報を記憶
    する第2記憶手段と、当該第2記憶手段に記憶された上
    記文書情報のアドレスを指定するアドレスポイント手段
    と、上記第2記憶手段に記憶された文書情報量を規則音
    声合成する際に押下される容量発声スイッチ手段と、当
    該容量発声スイッチ手段からの指令に基づいて上記第2
    記憶手段に記憶された文書情報量を検索する容量判別手
    段と、当該容量判別手段の検索結果に従って上記第2記
    憶手段に記憶された文書情報量を規則音声合成する規則
    合成回路と、を具備することを特徴とする可搬性文書読
    み上げ装置。
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